2022 年 8 月

今回のリリースでの新機能

ロケーション階層

Cisco Smart ワークスペースのユースケースをサポートするために、次の新機能がロケーション階層に導入されました。

次のロケーション階層のバックグラウンド同期がサポートされるようになりました。

  • Meraki ネットワークまたはフロアロケーションでの Meraki MT センサーデバイスの同期。

  • Cisco Webex デバイスと会議室およびデスクとの同期。

このリリースでの変更点

Cisco Spaces パートナーダッシュボード

Cisco Spaces パートナーダッシュボードでは、次の機能強化が加えられました。

[Events] セクションに NETWORK_STATUS_UPDATE という新しいイベントが追加されました。このイベントは、ステータス、最終検知日、タイプ、コネクタ名、IP アドレスなどのネットワーク情報を提供します。

Cisco Spaces ダッシュボード

Cisco Spaces ダッシュボードでは、次の機能強化が加えられました。

OpenRoaming SDK プロファイル

Cisco Spaces は、[Menu]([Integrations] > [Cisco Spaces SDK] > [Configure Profile] ウィンドウを使用した OpenRoaming Wi-Fi プロファイルの構成をサポートするようになりました。[Configure Profile] ウィンドウで指定した値に基づいて、特定のテナントの顧客固有のプロファイルを作成できます。

この機能強化の前は、プロファイルはバックエンドで手動で更新されていました。

データ エクスポート

データエクスポート設定で、次の追加のデータエクスポートタイプがサポートされるようになりました。

  • キャプティブポータル:顧客獲得

  • Right Now:人数(カメラ)


(注)  


Cisco Spaces ダッシュボード SEE ライセンスの顧客アカウントの場合、キャプティブポータル、エンゲージメントおよびロケーションペルソナなどのデータエクスポートタイプはエクスポートできません。ACT ライセンスの顧客アカウントの場合、すべてのデータタイプをエクスポートできます。


ロケーション階層

バックグラウンド同期プロセス中に、構成テンプレートネットワークの Meraki スキャン API 通知 URL が自動的に更新されます。

Firehose API

Firehose API の Wi-Fi イベント用に新しいフィールド openRoamingUserId が追加されました。このフィールドには、SDK によってオンボーディングされた OpenRoaming ユーザーの ID が含まれます。それ以外の場合、このフィールドの値は nil です。

マップサービス

マップサービス API のパフォーマンスが強化され、インポートの履歴とステータスを取得できるようになりました。

問題

「問題」では、Cisco Spaces アプリケーションでの予期しない動作について説明します。「解決済みの問題」と「未解決の問題」の項に、このリリースの問題が一覧表示されています。

各問題について、次の情報が提供されます。

  • 識別子:各問題には、一意の識別子(ID)が割り当てられます。識別子は CSCxxNNNNN というパターンで、x は任意の文字(a ~ z)、N は任意の数字(0 ~ 9)です。これらの ID は、セキュリティアドバイザリ、フィールド通知、その他のシスコのサポートドキュメントなど、シスコのマニュアルでよく使用されます。Cisco Technical Assistance Center(TAC)エンジニアまたはその他のシスコのスタッフからも、特定の問題の ID が提供されます。

  • 説明:問題が発生したときに観察された内容の説明。