LDAP プロファイルの設定
LDAP プロファイルをプロビジョニングできます。1 つのプライマリ LDAP サーバと 2 つのバックアップ サーバを各プロファイルに含めることができます。また、1 人または複数のユーザをこのプロファイルに追加することもできます。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
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LDAP プロファイルを追加する |
a. [アプリケーション(Application)] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [LDAP プロファイル(LDAP Profile)] の順に選択します。 b. [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
LDAP プロファイルを更新する |
a. 「LDAP プロファイルの検索」の説明に従ってレコードを検索します。 b. 必要に応じてレコードを編集します。 |
ステップ 2 表 24-2 の説明に従って LDAP プロファイルの設定値を入力します。
表 24-2 LDAP プロファイルの設定パラメータ
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名前(Name) |
LDAP プロファイルの名前を指定します。 最大文字数:128 |
説明(Description) |
LDAP プロファイルの一般的な説明を指定します。 最大文字数:128 |
バインド識別名(Bind Distinguished Name (DN)) |
管理者レベルのアカウント情報を useraccount@domain.com の形式で指定します。これは、認証済みバインドに対する Distinguished Name(DN; 識別名)を表します。 最大文字数:128
(注) [匿名バインド(Anonymous Bind)] をオンにすると、このフィールドが無効になります。
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パスワード(Password) |
LDAP 管理者のユーザ名に対するパスワードを指定します。 最大文字数:128
(注) [匿名バインド(Anonymous Bind)] をオンにすると、このフィールドが無効になります。
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パスワードの確認(Confirm Password) |
LDAP 管理者のユーザ名に対するパスワードを確認します。 最大文字数:128 |
[匿名バインド(Anonymous Bind)] チェックボックス |
[匿名バインド(Anonymous Bind)] チェックボックスをオンにすると、ユーザはこの LDAP サーバに読み取り専用アクセスで匿名ログインできます。ユーザの信用証明書を使用してこの LDAP サーバにログインする場合は、[匿名バインド(Anonymous Bind)] チェックボックスをオフにします。 |
検索コンテキスト(Search Context) |
すべての LDAP ユーザが存在する場所をコンテナまたはディレクトリで指定します。 最大文字数:128 |
[再帰検索(Recursive Search)] チェックボックス |
検索ベースで始まるディレクトリの再帰検索を実行する場合は、[再帰検索(Recursive Search)] チェックボックスをオンにします。 |
プライマリ LDAP サーバ(Primary LDAP Server) |
プライマリ LDAP サーバを指定します。リスト ボックスにある定義済みの LDAP サーバの中から選択できます。 |
バックアップ LDAP サーバ(Backup LDAP Server) |
バックアップ LDAP サーバを指定します。リスト ボックスにある定義済みの LDAP サーバの中から選択できます。バックアップ LDAP サーバは 2 つ指定できます。 |
これをシステムのデフォルト LDAP プロファイルに設定します(Make this the default LDAP Profile for the system) |
このプロファイルをシステムのデフォルト プロファイルにする場合にオンにします。
(注) システムのデフォルト プロファイルにすることを選択した場合は、Cisco Unified Communications Manager から Cisco Unified Presence に同期化されたユーザがすべてこのデフォルト プロファイルに自動的に追加されます。このデフォルト プロファイルに追加されるのは、デフォルト プロファイルの選択(および Sync Agent のアクティブ化)が終了した後で同期化されたユーザだけです。すでに Cisco Unified Presence に存在するユーザのプロファイル設定は変更されません。このため、デフォルト プロファイルの選択と設定が終了するまで Sync Agent をアクティブ化しないことを推奨します。
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ステップ 3 ユーザを LDAP プロファイルに関連付けるには、[プロファイルにユーザを追加(Add Users to Profile)] をクリックします。
ステップ 4 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 6 に進みます。
ステップ 5 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 6 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 7 表示されるレコードのリストから、次の操作を実行します。
a. LDAP プロファイルに追加するユーザを選択します。
b. [すべてを選択(Select All)] をクリックします。
ステップ 8 [選択項目の追加(Add Selected)] をクリックして、LDAP プロファイルにユーザを追加します。
ステップ 9 [閉じる(Close)] をクリックして、[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウを終了します。
ステップ 10 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
LDAP プロファイルの検索
ネットワークに複数の LDAP プロファイルが存在する場合があるため、Cisco Unified Presence では、具体的な検索条件に基づいて特定の LDAP プロファイルを検索できます。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [LDAP プロファイル(LDAP Profile)] の順に選択します。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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レコードを表示する |
該当するレコードのリンクをクリックします。 |
レコード リストのソート順序を逆にする |
リストのヘッダーにある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。 |
関連項目
「Web ブラウザ セッション」