Cisco Unified Presence での Cisco Unified Personal Communicator サーバの設定値の設定
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [設定(Settings)]の順に選択します。
ステップ 2 表 20-1 の説明に従って、Cisco Unified Personal Communicator に適したグローバルな設定値を入力します。
表 20-1 Cisco Unified Personal Communicator の設定値
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プロキシ リスナー(Proxy Listener) |
リスト ボックスからプロキシ リスナーを選択します。 デフォルトのリスナー タイプ:Default Cisco SIP Proxy TCP Listener
(注) このリスナーは、Cisco Unified Personal Communicator のすべてのユーザに適用されます。
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プライマリ TFTP サーバ(Primary TFTP Server) |
プライマリ TFTP サーバのアドレスを完全修飾ドメイン名または IP アドレスのいずれかで指定します。 最大文字数:128 |
バックアップ TFTP サーバ(Backup TFTP Server) |
バックアップ TFTP サーバのアドレスを完全修飾ドメイン名または IP アドレスのいずれかで指定します。 最大文字数:128 |
ディレクトリ サーバのタイプ(Directory Server Type) |
Microsoft Active Directory を適切なディレクトリ サーバ タイプとして指定します。 |
ステップ 3 使用環境に適した LDAP アトリビュート名を入力し、 表 20-2 の説明に従って、特定の Cisco Unified Personal Communicator アトリビュート名にマッピングします。
表 20-2 デフォルトの LDAP アトリビュート マッピング
Cisco Unified Personal Communicator のユーザ フィールド
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Microsoft Active Directory のデフォルトの LDAP マッピング名
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Netscape または Sun ONE のデフォルトの LDAP マッピング名
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UserID |
sAMAccountName |
uid |
FirstName |
givenName |
givenName |
LastName |
sn |
sn |
MiddleName |
middleName |
initials |
Nickname |
Nickname |
Nickname |
Photo |
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jpegPhoto |
Title |
title |
title |
DisplayName |
displayName |
displayName |
NamePrefix |
namePrefix |
namePrefix |
NameSuffix |
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Gender |
gender |
gender |
BusinessEMail |
mail |
mail |
BusinessPhoneNumber |
telephoneNumber |
telephoneNumber |
BusinessVoiceMail |
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voicemail |
BusinessMobilePhone |
mobile |
mobile |
BusinessPager |
pager |
pager |
BusinessFax |
facsimileTelephoneNumber |
facsimileTelephoneNumber |
BusinessOtherPhone |
otherTelephone |
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HomeEMail |
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HomeMobilePhone |
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HomeFax |
pager |
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URL |
url |
labeledURI |
ステップ 4 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
選択したディレクトリ サーバ タイプのアトリビュート マッピング フィールドをデフォルトに戻すには、[デフォルトに戻す(Restore Defaults)] をクリックします。
Cisco Unified Presence での Cisco Unified Personal Communicator ユーザの設定値の設定方法
• 「Cisco Unified Personal Communicator ユーザの設定」
• 「Cisco Unified Personal Communicator ユーザの検索」
• 「ユーザの削除」
Cisco Unified Personal Communicator ユーザの設定
Cisco Unified Personal Communicator ユーザに対してユーザ単位の設定値を設定できます。それぞれの Cisco Unified Personal Communicator ユーザを複数のアプリケーション プロファイルに割り当てることができます。これらのプロファイルには、次のものがあります。
• ボイスメール
• 会議
• CTI ゲートウェイ
• LDAP
これらの 4 つのカテゴリのプロファイルに [デフォルト(Default)] マークが付いている場合は、後から Cisco Unified Personal Communicator に対して有効になったすべてのユーザにこれらのデフォルト設定が割り当てられます。パフォーマンスとスケーラビリティに基づいて Cisco Unified Personal Communicator ユーザを区分できます。
始める前に
更新する Cisco Unified Personal Communicator ユーザを検索します。
手順
ステップ 1 表 20-3 の説明に従ってユーザ設定パラメータを入力します。
表 20-3 ユーザ設定パラメータ
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ボイスメール プロファイル(Voicemail Profile) |
使用可能な Cisco ボイスメール プロファイルのリスト ボックスで構成されます。このリストが空の場合は、Cisco Unified Personal Communicator のボイスメール プロファイルを設定する必要があります。 |
会議プロファイル(Conferencing Profile) |
使用可能な Cisco 会議プロファイルのリスト ボックスで構成されます。このリストが空の場合は、Cisco Unified Personal Communicator の会議プロファイルを設定する必要があります。 |
CTI ゲートウェイ プロファイル(CTI Gateway Profile) |
使用可能な Cisco CTI ゲートウェイ プロファイルのリスト ボックスで構成されます。このリストが空の場合は、Cisco Unified Personal Communicator の Cisco CTI ゲートウェイ プロファイルを設定する必要があります。 |
LDAP プロファイル(LDAP Profile) |
使用可能な Cisco LDAP プロファイルのリスト ボックスで構成されます。このリストが空の場合は、Cisco Unified Personal Communicator の Cisco LDAP プロファイルを設定する必要があります。 |
ステップ 2 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
また、システム ダッシュボードを使用すると、Cisco Unified Presence で有効になっている Cisco Unified Personal Communicator ユーザを表示することもできます。[診断(Diagnostics)] > [システム ダッシュボード(System Dashboard)] の順に選択します。
関連項目
• 「Cisco Unified Personal Communicator ユーザの検索」
• 第 21 章「Cisco Unified Presence の管理ページでのボイスメール サーバ、ボイスメール プロファイル、およびメールストアの設定」
• 第 22 章「Cisco Unified Presence の管理ページでの会議サーバおよびプロファイルの設定」
• 第 23 章「Cisco Unified Presence の管理ページでの Cisco Unified Personal Communicator CTI ゲートウェイの設定値の設定」
• 第 24 章「Cisco Unified Presence の管理ページでの LDAP サーバおよびプロファイルの設定」
Cisco Unified Personal Communicator ユーザの検索
ネットワークにユーザが複数存在する場合があるため、Cisco Unified Presence では、具体的な検索条件に基づいて特定のユーザを検索できます。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [Cisco Unified Personal Communicator] > [ユーザ設定(User Settings)] の順に選択します。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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レコードを表示する |
該当するレコードのリンクをクリックします。 |
レコード リストのソート順序を逆にする |
リストのヘッダーにある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。 |
関連項目
「Web ブラウザ セッション」
ユーザの削除
手順
ステップ 1 Cisco Unified Personal Communicator ユーザを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するユーザを選択します。
ステップ 3 ユーザを削除するには、次のいずれかの操作を実行します。
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選択したレコードを削除する |
a. 該当するレコードをオンにします。 b. 次のいずれかの操作を実行します。 • ウィンドウの下部にある [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。 • ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] アイコンをクリックします。 |
すべてのレコードを削除する |
a. [すべてを選択(Select All)] をオンにします。 b. [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。 |
トラブルシューティングのヒント
ユーザが使用中でない場合は、Cisco Unified Presence により削除されます。使用中の場合は、メッセージが表示されます。
関連項目
「Cisco Unified Personal Communicator ユーザの検索」