Cisco Unified Presence での IPPM の管理方法
• 「IPPM エンドユーザ ステータスの検索」
• 「IPPM エンドユーザのログアウト」
• 「ブロードキャスト メッセージの送信」
IPPM エンドユーザ ステータスの検索
IPPM ステータスを使用すると、IPPM ユーザのログイン ステータスを表示できます。ネットワークに複数の IPPM ユーザが存在する場合があるため、Cisco Unified Presence では、具体的な検索条件に基づいて特定の IPPM ユーザを検索できます。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [IP Phone Messenger] > [ステータス(Status)] の順に選択します。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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レコードを表示する |
該当するレコードのリンクをクリックします。 |
レコード リストのソート順序を逆にする |
リストのヘッダーにある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。 |
関連項目
「Web ブラウザ セッション」
IPPM エンドユーザのログアウト
1 人または複数のユーザを IPPM サービスから強制的にログアウトさせることができます。
手順
ステップ 1 IPPM エンドユーザを検索します。
ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。
a. ログアウトさせるエンドユーザを選択します。
b. [すべてを選択(Select All)] をクリックします。
ステップ 3 [ログアウト(Logout)] をクリックします。
ステップ 4 ユーザをログアウトさせるかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、次のいずれかの操作を実行します。
a. ユーザをログアウトさせる場合は、[OK] をクリックします。
b. ユーザをログアウトさせずに終了する場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
関連項目
「IPPM エンドユーザ ステータスの検索」
ブロードキャスト メッセージの送信
1 人または複数の IPPM エンドユーザにブロードキャスト メッセージを送信できます。
手順
ステップ 1 IPPM エンドユーザを検索します。
ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。
a. ブロードキャスト メッセージの送信先とするエンドユーザを選択します。
b. [すべてを選択(Select All)] をクリックします。
ステップ 3 [メッセージ(Message)] ボックスにブロードキャスト メッセージのテキストを入力します。
ステップ 4 [ブロードキャスト(Broadcast)] をクリックします。
ステップ 5 ブロードキャスト メッセージを送信するかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、次のいずれかの操作を実行します。
a. ブロードキャスト メッセージを送信する場合は、[OK] をクリックします。
b. ブロードキャスト メッセージを送信せずに終了する場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
関連項目
「IPPM エンドユーザ ステータスの検索」
Cisco Unified Presence での IPPM の設定値の設定
IPPM 設定では、IPPM ユーザに適用する設定値を設定したり、IPPM アプリケーションをグローバルに有効または無効にしたりすることができます。
始める前に
IPPM アプリケーションを設定する場合は、IPPM アプリケーションのユーザ名とパスワードが、Cisco Unified Communications Manager で設定済みのアプリケーションのユーザ名とパスワードと一致している必要があります。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [IP Phone Messenger] > [設定(Settings)]の順に選択します。
ステップ 2 表 25-1 の説明に従って IPPM の設定値を入力します。
表 25-1 IPPM の設定値
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IPPM アプリケーション ステータス(IPPM Application Status) |
IPPM アプリケーションのオン/オフを切り替えます。 |
アプリケーション ユーザ名(Application Username) |
デフォルトのアプリケーション ユーザ名を指定します。
(注) ここで入力した値は、関連付けられた Cisco Unified Communications Manager クラスタでのアプリケーション ユーザ名と一致する必要があります。
最大文字数:255 |
アプリケーション パスワード(Application Password) |
デフォルトのアプリケーション パスワードを指定します。
(注) ここで入力した値は、関連付けられた Cisco Unified Communications Manager クラスタでのアプリケーション パスワードと一致する必要があります。
最大文字数:255 |
最大インスタント メッセージ履歴サイズ(Max Instant Message History Size) |
Cisco Unified Presence にユーザごとに保存されるインスタント メッセージの最大数を指定します。 範囲:1 ~ 1000 メッセージ デフォルト:25 メッセージ |
サブスクリプションのタイムアウト(秒)(Subscription Timeout (seconds)) |
該当するサブスクリプションのタイムアウト値、つまり該当するサブスクリプションの TTL(有効期間)の値を指定します。 範囲:100 ~ 86400 秒 デフォルト:3600 秒 |
パブリッシュのタイムアウト(秒)(Publish Timeout (seconds)) |
該当するパブリッシュのタイムアウト値、つまり該当するパブリッシュの TTL(有効期間)の値を指定します。 範囲:300 ~ 86400 秒 デフォルト:3600 秒 |
ステップ 3 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
また、システム ダッシュボードを使用すると、Cisco Unified Presence で有効になっている IPPM ユーザを表示することもできます。[診断(Diagnostics)] > [システム ダッシュボード(System Dashboard)] の順に選択します。
Cisco Unified Presence での IP Phone 応答メッセージの設定方法
• 「応答メッセージの設定」
• 「応答メッセージの検索」
• 「応答メッセージの削除」
応答メッセージの設定
事前に定義されている一連の応答メッセージを IPPM で表示するように設定できます。応答メッセージには、次のものがあります。
• 電話中、少々お待ちください。(On the phone, hold on)
• 電話中、後で電話ください。(On the phone, call later)
• 使用できません(Not available)
• はい(Yes)
これらの応答メッセージを使用すると、電話機ユーザは着信電話メッセージにすばやく応答できます。また、カスタム メッセージを事前に定義したり、電話機にメッセージが表示される順序の制御と変更を行ったりすることもできます。
始める前に
事前定義済みの応答メッセージは 10 件まで設定できます。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
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応答メッセージを追加する |
a. [アプリケーション(Application)] > [IP Phone Messenger] > [応答メッセージ(Response Messages)] の順に選択します。 b. [新規追加(Add New)] をクリックします。 |
応答メッセージを更新する |
「IPPM エンドユーザ ステータスの検索」の説明に従ってレコードを検索します。 |
ステップ 2 メッセージのテキストを入力または変更します。
ステップ 3 表示順序を変更するメッセージの隣にある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 4 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
応答メッセージの検索
ネットワークに IPPM 応答メッセージが複数存在する場合があるため、Cisco Unified Presence では、具体的な検索条件に基づいて特定の IPPM 応答メッセージを検索できます。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [IP Phone Messenger] > [応答メッセージ(Response Messages)] の順に選択します。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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レコードを表示する |
該当するレコードのリンクをクリックします。 |
レコード リストのソート順序を逆にする |
リストのヘッダーにある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。 |
関連項目
「Web ブラウザ セッション」
応答メッセージの削除
手順
ステップ 1 応答メッセージを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除する応答メッセージを選択します。
ステップ 3 応答メッセージを削除するには、次のいずれかの操作を実行します。
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選択したレコードを削除する |
a. 該当するレコードをオンにします。 b. 次のいずれかの操作を実行します。 • ウィンドウの下部にある [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。 • ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] アイコンをクリックします。 |
すべてのレコードを削除する |
a. [すべてを選択(Select All)] をオンにします。 b. [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。 |
関連項目
「IPPM エンドユーザ ステータスの検索」
Cisco Unified Presence での会議通知の設定値の設定
会議通知の設定値を使用して、会議通知機能を設定します。これにより、ユーザは IPPM に対応した Cisco Unified IP Phone で Microsoft Outlook 予定表から着信会議通知を受信できます。
会議通知には、会議の説明と開始時刻が記載されています。また、オプションで参加コールバック ボタンが含まれています。
始める前に
Cisco Unified Presence では、Cisco Unified MeetingPlace Express がサポートされていません。
手順
ステップ 1 [アプリケーション(Application)] > [会議通知(Meeting Notification)] > [設定(Settings)]の順に選択します。
ステップ 2 表 25-2 の説明に従って会議通知の設定値を入力します。
表 25-2 会議通知の設定値
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MeetingPlace アドレス(MeetingPlace Address) |
Cisco MeetingPlace サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 |
MeetingPlace ポート(MeetingPlace Port) |
Cisco MeetingPlace のポート番号を入力します。 デフォルト:80(SSL 非対応)または 443(SSL 対応) |
信頼証明書件名 CN(Trust Certificate Subject CN) |
Cisco MeetingPlace の件名 CN を入力します。 |
[SSL を使用(Use SSL)] チェックボックス |
[SSL を使用(Use SSL)] チェックボックスをオンにして、Cisco MeetingPlace との接続で Transport Layer Security(TLS; トランスポート レイヤ セキュリティ)を使用するように指定します。 会議通知用のセキュリティ証明書の設定方法については、『Deployment Guide for Cisco Unified Presence』を参照してください。 (注) SSL を有効にすると、[MeetingPlace 件名 CN(MeetingPlace Subject CN)] フィールドがアクティブになり、[MeetingPlace ポート(MeetingPlace Port)] フィールドがデフォルトで 443 に設定されます。SSL を無効にすると、[MeetingPlace 件名 CN(MeetingPlace Subject CN)] フィールドが非アクティブになり、[MeetingPlace ポート(MeetingPlace Port)] フィールドがデフォルトで 80 に設定されます。 |
ステップ 3 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。