システム トポロジ インターフェイス
システム トポロジ インターフェイスを使用すると、Cisco Unified Presence システムで複数のサブクラスタを設定できます(各サブクラスタは 1 つまたは 2 つのノードで構成されます)。Cisco Unified Presence の各ユーザをプレゼンス サービス用の 1 つのサブクラスタに割り当てることができます。
Cisco Unified Presence のシステム トポロジ(図 2-1 を参照)は、次のフレームを含むグラフィカル フレームセットで表示されます。
• 左フレーム
このフレームはナビゲーション フレームであり、サブクラスタ、ノード、およびユーザで構成された階層ツリーとしてシステム トポロジが表示されます。
• 右フレーム
このフレームはコンテンツ フレームであり、トポロジの詳細が図で示されます。
図 2-1 Cisco Unified Presence システム トポロジのナビゲーション
左フレームでツリー階層を展開し、ナビゲーション コントロールを選択できます。
• システム トポロジ
– サブクラスタ。 をクリックします。
– ノード。 をクリックします。
– ユーザ。 をクリックします。
(注) デフォルトでは、右フレームにシステム トポロジ全体が表示されます。ノードに星型のアイコンが表示されている場合は、そのノードが Cisco Unified Presence パブリッシャ ノードであることを示します。
左フレームでナビゲーション コントロールを選択すると、右フレームにその詳細が表示されます。これにより、選択した要素の設定を表示して操作できます。このページでは、ノードをサブクラスタまでドラッグ アンド ドロップできます。
メイン ウィンドウの右上隅に [関連リンク(Related Links)] というリスト ボックスがあります。このリスト ボックス内の設定オプションにアクセスするには、必要なオプションを選択して [移動(Go)] をクリックします。このリスト ボックス内の選択肢として、次の設定可能な項目があります。
• システム トポロジ:デフォルトの Cisco Unified Presence トポロジが表示されます。[システム トポロジ(System Topology)] ウィンドウを使用して、Cisco Unified Presence のサブクラスタ、ノード、およびユーザを設定します。
• ユーザの割り当て:[すべての未割り当てユーザ(All Unassigned Users)] ウィンドウに移動します。このウィンドウでは、Cisco Unified Presence ノードにまだ割り当てられていないユーザを特定して設定します。
• 新規サブクラスタの追加:[新規サブクラスタの追加(Add New Subcluster)] ページに移動します。このウィンドウでは、Cisco Unified Presence のシステム トポロジに新規のサブクラスタを設定できます。
• 新規ノードの追加:[新規ノードの追加(Add New Node)] ウィンドウに移動します。このウィンドウでは、Cisco Unified Presence のシステム トポロジに新規のノードを設定して管理できます。
関連項目
「ユーザ割り当ての設定」
「サブクラスタの設定」
「ノードの設定」
Cisco Unified Presence サブクラスタの操作方法
サブクラスタとは、1 つのクラスタ内のノードをグループ分けするための論理コンテナのことです。サブクラスタは、次の状態にすることができます。
• 空:今後の割り当てのためのプレースホルダ
• 1 つのノードを含む:シングル ノード サブクラスタでは、ユーザに High Availability(HA; 高可用性)/冗長性が提供されません。
• 2 つのノードを含む:デュアル ノード サブクラスタでは、サブクラスタのペアによってユーザに HA/冗長性が提供されます。
HA でない展開の場合は、シングル ノード サブクラスタを 6 つまで構成できます。デュアル ノード サブクラスタを 3 つまで構成できる HA 展開を推奨します。具体的なマルチノード展開戦略、および高可用性を実現するためのシスコの推奨事項については、『 Cisco Unified Presence Deployment Guide 』を参照してください。
• 「サブクラスタの設定」
• 「サブクラスタの削除」
サブクラスタの設定
サブクラスタの追加や更新は、Cisco Unified Presence データベースで実行できます。
手順
ステップ 1 次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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サブクラスタを追加する |
次のいずれかの操作を実行します。 • [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [新規サブクラスタの追加(Add New Subcluster)] をクリックします。 • [関連リンク(Related Links)] リスト ボックスから [新規サブクラスタの追加(Add New Subcluster)] を選択します。 • [移動(Go)] をクリックします。 [新規サブクラスタの追加(Add New Subcluster)] ウィンドウが作成モードで表示されます。 |
サブクラスタを更新する |
更新するサブクラスタに対して [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [編集(Edit)] をクリックします。 [サブクラスタの詳細(Subcluster Detail)] ウィンドウが編集モードで表示されます。 |
ステップ 2 表 2-1 の説明に従って適切なサブクラスタの設定値を入力します。
表 2-1 Cisco Unified Presence サブクラスタの設定値
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名前(Name) |
(作成または編集)サブクラスタに一意の名前を入力します。 |
説明(Description) |
(作成または編集)サブクラスタの説明を入力します。 |
割り当て済みユーザ(Assigned Users) |
(編集のみ)このハイパーリンクをクリックすると、サブクラスタ ユーザ割り当て(存在する場合)に移動します。 |
ノード スロット1(Node Slot 1) |
(編集のみ)このハイパーリンクをクリックすると、プライマリ ノードの詳細(存在する場合)に移動します。 |
ノード スロット2(Node Slot 2) |
(編集のみ)このハイパーリンクをクリックすると、バックアップ ノードの詳細(存在する場合)に移動します。 |
サブクラスタの SRV を使用する(Use SRV for subcluster) |
(編集のみ - オプション)SRV レコードを使用して、サーバ アドレスがそのドメインの他のどのサーバ アドレスとも異なるようにします。 (注) このフィールドを設定すると、DNS でプロビジョニングされた重み付けとプライオリティに従ってプロキシから着信先サブクラスタ内のノードに SUBSCRIBE 要求と MESSAGE 要求が送信されます。これにより、高度な負荷分散オプションの指定が可能になります。たとえば、1 つのノードがメッセージのうちの 75% を受信し、それ以外のノードが残りの 25% を受信するようにプロビジョニングできます。このフィールドを未設定のままにすると、サブクラスタ内の 2 つのノードのうちのいずれか一方を任意に選択してメッセージごとに負荷分散が適用されます(ノードごとに 50%)。具体的なマルチノード展開戦略については、『Cisco Unified Presence Deployment Guide』を参照してください。高可用性を使用することを推奨します。 |
サブクラスタ SRV アドレス(Subcluster SRV Address) |
(編集のみ - オプション)該当するホストに対して DNS 内の SRV レコードの値を指定します。DNS は必要ありません。このフィールドを空白のままにすると、Cisco Unified Presence により、サブクラスタ内の両方のノードにクラスタ間トラフィックが均等に負荷分散されます。 (注) DNS が必要な場合は、このパラメータを有効にして DNS アドレスを指定します。 |
ステップ 3 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
• 設定したサブクラスタは、[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウにシステム トポロジの一部として組み込まれます。
• システム ダッシュボードを使用して、システム トポロジのサブクラスタ、ノード、およびユーザを表示することもできます。[診断(Diagnostics)] > [システム ダッシュボード(System Dashboard)] の順に選択します。
サブクラスタの削除
[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウでサブクラスタを削除できます。削除するサブクラスタの隣にある [削除(Delete)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
削除できるのは、空のサブクラスタだけです。サブクラスタにノードが含まれている場合は、必ずノードの割り当て解除または再割り当てを行ってからサブクラスタを削除してください。
関連項目
「ノードの割り当て」
Cisco Unified Presence ノードの操作方法
Cisco Unified Presence では、60 秒おきにシステム トポロジのステータスが監視され、[システム トポロジ(System Topology)] ウィンドウにポーリングの結果が返されます。クラスタ内のすべてのノードの情報を取得するために AJAX 要求が Cisco Unified Presence サーバに送信されます。
このウィンドウを閉じると、ノード ステータスのポーリングが終了します。
[システム トポロジ(System Topology)] ウィンドウの下部にあるリスト ボックスからポーラーを有効または無効にすることができます。[ステータス ポーリング有効(Status Polling Enabled)] または [ステータス ポーリング無効(Status Polling Disabled)] を選択します。
• 「ノードの設定」
• 「ノードの割り当て」
• 「ノードの移動」
• 「ノードの削除」
ノードの設定
ノードの追加や更新は、Cisco Unified Presence データベースで実行できます。
始める前に
• [システム トポロジ(System Topology)] ウィンドウに新規のノードを追加すると、そのノードが Cisco Unified Communications Manager アプリケーション サーバ リストに自動的に追加されます。逆に、[システム トポロジ(System Topology)] ウィンドウで Cisco Unified Presence から既存のノードを削除すると、そのノードが Cisco Unified Communications Manager アプリケーション サーバ リストから自動的に削除されます。
• シングル ノード構成のサブクラスタの場合、そのノードに割り当てられたユーザには、フェールオーバーの対象となるもう一方のノードが存在しないことに注意してください。フェールオーバーを実現するには、サブクラスタをデュアル ノード構成にします。ノード構成に関するシスコの推奨事項を確認してください。
• 大規模な展開の場合は、すべてのノードの設定が完了した後で、システム サービスを開始してください。詳細については、『 Cisco Unified Presence Deployment Guide 』を参照してください。
• クラスタ内のすべてのノードは同じハードウェア タイプである必要があります。
手順
ステップ 1 次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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ノードを追加する |
次のいずれかの操作を実行します。 • [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [新規ノードの追加(Add New Node)] をクリックします。 • [関連リンク(Related Links)] リスト ボックスから [新規ノードの追加(Add New Node)] を選択します。 • [移動(Go)] をクリックします。 [新規ノードの追加(Add New Node)] ウィンドウが作成モードで表示されます。 |
ノードを更新する |
更新するノードに対して [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [編集(Edit)] をクリックします。 [ノードの詳細(Node Detail)] ウィンドウが編集モードで表示されます。 |
ステップ 2 表 2-2 の説明に従って適切なノードの設定値を入力します。
表 2-2 Cisco Unified Presence ノードの設定値
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名前(Name) |
(作成または編集)該当するノードに一意の名前(ホスト名、FQDN、ドット付き IP アドレス、または DNS-srv)を 255 文字以内で入力します。 (注) デフォルトのノード名は、インストール時に入力したホスト名になります(例:cup1)。目的に応じて、ノード名をドット付き IP アドレスまたは FQDN(例:192.168.0.1 または cup1.acme.com)に変更できます。ただし、ホスト名または FQDN を使用する場合は、Cisco Unified Presence サーバおよび Cisco Unified Personal Communicator クライアント コンピュータから解決可能であることを確認してください。Cisco Unified Presence サーバでも Cisco Unified Personal Communicator クライアント コンピュータでもホスト名と FQDN を解決できない場合は、IP アドレスをノード名として使用する必要があります。 |
説明(Description) |
(作成または編集)該当するノードの説明を 50 文字以内で入力します。 |
割り当て済みサブクラスタ(Assigned Subcluster) |
(編集のみ)ノードが動的に割り当てられる親サブクラスタを更新します。更新しないと、ノードが未割り当てのままになります。 |
パブリッシャ ノード(Publisher Node) |
(編集のみ)このパラメータは設定不可オプションであり、該当するノードがパブリッシャ ノードの場合は、[はい(Yes)] と表示されます。該当するノードがサブスクライバ ノードの場合は、[いいえ(No)] と表示されます。
(注) Cisco Unified Presence クラスタごとにパブリッシャ ノードは 1 つしか存在しません。このノードには、星マークが付いています。
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割り当て済みユーザ(Assigned Users) |
(編集のみ)このハイパーリンクをクリックすると、[ユーザ割り当て(User Assignment)] ウィンドウに移動します。このウィンドウには、該当するノードに現在割り当てられているユーザの数が表示され、必要に応じてユーザをさらに割り当てることができます。 |
ステップ 3 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 4 表 2-3 に記載されているノード サービス ステータスの要約を確認してください。
表 2-3 ノード ステータスの要約
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CUP インストールの確認(Verify CUP Installed) |
成功した場合は、そのノードに Cisco Unified Presence がインストールされていることを示します。失敗した場合、そのノードはインストールされていません。 |
ノードの到達可能性(ping 可能)の確認(Verify Node Reachable (pingable)) |
成功した場合、そのノードは到達可能(ping 可能)です。失敗した場合、そのノードは到達不可です。 |
SIP プロキシ(SIP Proxy) |
成功した場合は、そのノード上で SIP プロキシ サービスが稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、SIP プロキシ サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 |
プレゼンス エンジン(Presence Engine) |
成功した場合は、そのノード上でプレゼンス エンジン サービスが稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、プレゼンス エンジン サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 |
プレゼンス エンジン データベース(Presence Engine Database) |
成功した場合は、そのノード上でプレゼンス エンジン データベース サービスが稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、プレゼンス エンジン データベース サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 |
CUP データベース(CUP Database) |
成功した場合は、そのノード上で Cisco Unified Presence データベース サービスが稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、Cisco Unified Presence データベース サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 |
Sync Agent |
成功した場合は、そのノード上で Cisco Unified Presence Sync Agent サービスが稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、Cisco Unified Presence Sync Agent サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 (注) これは、Cisco Unified Presence パブリッシャ ノードに関してだけ表示されます。 |
Inter-Cluster Sync Agent |
成功した場合、Cisco Unified Presence Intercluster Sync Agent サービスはこのノードで稼動しています。サービスの開始時刻と進捗時間が表示されます。失敗した場合は、Cisco Unified Presence Intercluster Sync Agent サービスが起動していないか、アクティブ化されていません。 (注) これは、Cisco Unified Presence パブリッシャ ノードに関してだけ表示されます。 |
トラブルシューティングのヒント
• Cisco Unified Presence サーバからノード名解決テストを実施するには、CLI コマンド utils network ping <node_name> を使用します。
• 設定したノードは、[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウにシステム トポロジの一部として組み込まれます。マウスを使用して該当するノードにカーソルを合せると、そのノードの到達可能性とサービス ステータスに関するツールチップ情報を表示できます。
• システム ダッシュボードを使用して、システム トポロジのサブクラスタ、ノード、およびユーザを表示することもできます。[診断(Diagnostics)] > [システム ダッシュボード(System Dashboard)] の順に選択します。
関連項目
『 Deployment Guide for Cisco Unified Presence 』
ノードの割り当て
[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウでは、ドラッグ アンド ドロップ機能を使用して、必要に応じてノードの割り当てと割り当て解除を行うことができます。
始める前に
サブクラスタからノードを割り当て解除する前に、そのノードからすべてのユーザを削除しておく必要があります。
手順
ステップ 1 右側のフレームに [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウを表示します。
ステップ 2 ノード割り当て条件を設定します。
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Cisco Unified Presence サブクラスタにノードを割り当てる |
[使用可能なノード(Available Nodes)] から必要なサブクラスタの空きスロットまでノードをドラッグ アンド ドロップします。 |
Cisco Unified Presence サブクラスタからノードの割り当て解除 |
サブクラスタから [使用可能なノード(Available Nodes)] の空きスロットまでノードをドラッグ アンド ドロップします。 |
関連項目
「システム トポロジ インターフェイス」
ノードの移動
始める前に
ノードを移動できるのは、そのノードにユーザが割り当てられていない場合だけです。あるサブクラスタから別のサブクラスタまでノードを移動する前に、そのノードからすべてのユーザを削除しておきます。
手順
ステップ 1 右側のフレームに [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウを表示します。
ステップ 2 サブクラスタから必要なピア サブクラスタの空きスロットまでノードをドラッグ アンド ドロップします。
関連項目
「システム トポロジ インターフェイス」
ノードの削除
ノードの削除は、[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウで実行できます。削除するノードの隣にある [削除(Delete)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
削除できるのは、未割り当てノードだけです。削除対象のノードがサブクラスタに割り当てられている場合は、そのノードを割り当て解除してから削除する必要があります。
関連項目
「ノードの割り当て」
Cisco Unified Presence ユーザの操作方法
• 「ユーザ割り当ての設定」
• 「マルチノード展開でのユーザの分散」
• 「デフォルト ユーザ割り当てのアクティブ化と非アクティブ化」
• 「ユーザの割り当て解除」
• 「ユーザの再割り当て」
(注) Cisco Unified Presence の一括管理ツールを使用すると、ノード間でユーザの割り当てと移動を一括して実行したり、Cisco Unified Presence サブクラスタでユーザ割り当てに関する情報をエクスポートしたりすることができます。
ユーザ割り当ての設定
特定のサブクラスタまたは Cisco Unified Presence データベース内の特定のノードに対して、クラスタ全体での未割り当てユーザのユーザ割り当てを設定できます。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• [トポロジ ナビゲーション(Topology Navigation)] 左フレーム内の[すべての未割り当てユーザ(All Unassigned Users)] をクリックします。
• [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザの割り当て(Assign Users)] の順に選択します。
• [関連リンク(Related Links)] リスト ボックスから [ユーザの割り当て(Assign Users)] を選択します。
– [移動(Go)] をクリックします。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次の操作を実行します。
• リスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、ユーザ割り当て条件を決定します。
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リストにあるユーザを選択して Cisco Unified Presence ノードに割り当てる |
a. 割り当てるレコードのチェックボックスをオンにします。 b. [選択したユーザの割り当て(Assign Selected Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザの割り当て先を指定します。 – 特定のノード – 特定のサブクラスタ(自動割り当て) – すべてのサブクラスタ(自動割り当て) d. [保存(Save)] をクリックします。 |
リストにあるすべてのユーザを Cisco Unified Presence ノードに割り当てる |
a. すべてのレコードのチェックボックスをオンにするか、[すべてを選択(Select All)] をクリックします。 b. [すべてのユーザの割り当て(Assign All Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザの割り当て先を指定します。 – 特定のノード – 特定のサブクラスタ(自動割り当て) – すべてのサブクラスタ(自動割り当て) d. [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
次の操作
「デフォルト ユーザ割り当てのアクティブ化と非アクティブ化」
トラブルシューティングのヒント
• レコードをフィルタリングする場合に検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。検索条件を追加すると、指定したすべての検索条件に一致するレコードが検索されます。検索条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして、最後に追加した検索条件を削除します。または、[フィルタのクリア(Clear Filter)] をクリックして、追加した検索条件をすべて削除します。
• 一致するレコードが表示されたら、[ページあたりの行数(Rows per Page)] リスト ボックスから別の値を選択して、各ウィンドウに表示される項目の数を変更できます。
• 設定したユーザは、[トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウにシステム トポロジの一部として組み込まれます。
• システム ダッシュボードを使用して、システム トポロジのサブクラスタ、ノード、およびユーザを表示することもできます。[診断(Diagnostics)] > [システム ダッシュボード(System Dashboard)] の順に選択します。
マルチノード展開でのユーザの分散
Cisco Unified Presence のシステム トポロジでノード間のユーザの再分散または再割り当てを実行できます。次の 3 つの方法のいずれかに従って、Cisco Unified Presence の管理ページにあるユーザ割り当てモード サービス パラメータを設定してユーザを分散できます。
• アクティブ/スタンバイ:各サブクラスタの最初のノードにだけユーザを割り当てるか、またはサブクラスタに 1 つのノードしか存在しない場合は、そのノードにユーザを割り当てます。
• 平衡化:サブクラスタまたはクラスタ内のすべてのノードに均等にユーザを割り当てます。
• 割り当てなし:サブクラスタにもノードにもユーザを割り当てません。
次の表の説明に従って、要件に合ったタスクを実行します。
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サブクラスタ内の最初のノードにだけすべてのユーザを割り当て直す 例: 2 つのノードを含む 1 つのサブクラスタで構成された 1 つのクラスタがあるとします。それぞれのノードには 2500 のユーザが含まれています。 |
[Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] ウィンドウで次の操作を実行します。 a. [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。 b. [サーバ(Server)] リスト ボックスから該当するサーバを選択します。 c. [サービス(Service)] リスト ボックスから Cisco UP Sync Agent サービスを選択します。 d. ユーザ割り当てモード パラメータで [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] を選択します。 e. ユーザ割り当てモードを [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] に切り替えたら、次の操作を実行します。 – [システム(System)] > [トポロジ(Topology)] の順に選択します。 – [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [ユーザの再平衡化(Rebalance Users)] をクリックします。 |
分散モードを [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] に設定して [ユーザの再平衡化(Rebalance Users)] をクリックすると、システム トポロジに定義された各サブクラスタの最初のノードにすべてのユーザが移動します。この例では、サブクラスタの最初のノードに 5000 のユーザが含まれます。 |
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サブクラスタかノードを追加または削除し、システム トポロジに割り当てられた各ノードにユーザを均等に分散し直す 例: 2 つのノードを含む 1 つのサブクラスタで構成された 1 つのクラスタがあるとします。最初のノードに 5000 のユーザが含まれており、2 番目のノードにユーザが含まれていません。ユーザ割り当てモードは [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] に設定されています。ここで、2 つのノードを含むもう 1 つのサブクラスタを追加し、ユーザ割り当てモードを [平衡化(Balanced)] に切り替えます。 |
トポロジにサブクラスタまたはノードを追加したら、[Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] ウィンドウで次の操作を実行します。 a. [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。 b. [サーバ(Server)] リスト ボックスから該当するサーバを選択します。 c. [サービス(Service)] リスト ボックスから Cisco UP Sync Agent サービスを選択します。 d. ユーザ割り当てモード パラメータで [平衡化(Balanced)] を選択します。 e. 次の操作を実行します。 – [システム(System)] > [トポロジ(Topology)] の順に選択します。 – [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [ユーザの再平衡化(Rebalance Users)] をクリックします。 |
分散モードを [平衡化(Balanced)] に設定して [ユーザの再平衡化(Rebalance Users)] をクリックすると、最初のノードに含まれているユーザがシステム トポロジに定義されている 4 つのノードに均等に分散されます。この例では、各ノードにユーザが 2500 ずつ分散されます。 |
現在のユーザ割り当てモードの切り替えなしでサブクラスタまたはノードを追加または削除する 例: 2 つのノードを含む 1 つのサブクラスタで構成された 1 つのクラスタがあるとします。ユーザ割り当てモードは [平衡化(Balanced)] に設定されています。それぞれのノードには 5000 のユーザが含まれています。ここで、2 つのノードを含むもう 1 つのサブクラスタを追加します。 |
トポロジにサブクラスタまたはノードを追加したら、[Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] ウィンドウで次の操作を実行します。 a. [システム(System)] > [トポロジ(Topology)] の順に選択します。 b. [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウの [ユーザの再平衡化(Rebalance Users)] をクリックします。 |
4 つのノードにそれぞれ、ユーザが 2500 ずつ分散されます。 |
トラブルシューティングのヒント
ノードを単に追加または削除するときに、ユーザ割り当てモード サービス パラメータがすでに [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] または [平衡化(Balanced)] に設定されている場合、このサービス パラメータをリセットする必要はありません。
関連項目
• 「ユーザ割り当ての設定」
• 「Cisco Unified Presence の管理ページでのサービス パラメータの設定」
• 『Deployment Guide for Cisco Unified Presence』
• 『 Serviceability Configuration and Maintenance Guide for Cisco Unified Presence』
次の操作
「デフォルト ユーザ割り当てのアクティブ化と非アクティブ化」
デフォルト ユーザ割り当てのアクティブ化と非アクティブ化
始める前に
Cisco Unified Presence の管理ページで希望のユーザ割り当て分散モードを設定します。
次の表の説明に従って、要件に合ったタスクを実行します。
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Cisco Unified Presence の管理ページにあるユーザ割り当てモード パラメータで設定した動作に応じて、自動的にユーザが負荷分散されます。 |
希望のユーザ割り当て分散モードを設定したら、Cisco Unified Presence の Sync Agent をアクティブにします。 (注) ユーザ割り当てモードを [平衡化(Balanced)] に設定すると、Cisco Unified Presence によって、自動的にシステム トポロジ内の各ノードにユーザが均等に割り当てられます。ユーザ割り当てモードを [アクティブスタンバイ(Active/Standby)] に設定すると、各サブクラスタ内の最初のノードにだけユーザが割り当てられます。 |
ユーザ割り当てモード サービス パラメータを無効にします。この場合は、ユーザ割り当てを手動で管理します。 |
ユーザ割り当てを手動で管理する場合は、次の手順に従って、Sync Agent によって自動的にユーザがノードに割り当てられないようにします。 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] ウィンドウで次の操作を実行します。 a. [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] の順に選択します。 b. [サーバ(Server)] リスト ボックスから該当するサーバを選択します。 c. [サービス(Service)] リスト ボックスから Cisco UP Sync Agent サービスを選択します。 d. ユーザ割り当てモード パラメータで [なし(None)] を選択します。 |
関連項目
• 「ユーザの割り当て解除」
• 『Deployment Guide for Cisco Unified Presence』
• 『 Serviceability Configuration and Maintenance Guide for Cisco Unified Presence』
ユーザの割り当て解除
Cisco Unified Presence データベース内の特定のサブクラスタまたは特定のノードから(現在割り当てられている)ユーザを割り当て解除できます。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• [トポロジ ナビゲーション(Topology Navigation)] 左フレーム内の [すべての割り当て済みユーザ(All Assigned Users)] をクリックします。
• 更新するノードの隣にある [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• リスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、ユーザ割り当て条件を決定します。
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リストにあるユーザを選択して Cisco Unified Presence ノードから割り当て解除する |
a. 割り当て解除するレコードのチェックボックスをオンにします。 b. [選択したユーザの割り当て(Assign Selected Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザを次のユーザとして指定します。 – 未割り当てユーザ d. [保存(Save)] をクリックします。 |
リストにあるすべてのユーザを Cisco Unified Presence ノードから割り当て解除する |
a. すべてのレコードのチェックボックスをオンにするか、[すべてを選択(Select All)] をクリックします。 b. [すべてのユーザの割り当て(Assign All Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザを次のユーザとして指定します。 – 未割り当てユーザ d. [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
• レコードをフィルタリングする場合に検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。検索条件を追加すると、指定したすべての検索条件に一致するレコードが検索されます。検索条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した検索条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして追加したすべての検索条件を削除します。
• 一致するレコードが表示されたら、[ページあたりの行数(Rows per Page)] リスト ボックスから別の値を選択して、各ウィンドウに表示される項目の数を変更できます。
• 割り当て解除したユーザが [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウ内のシステム トポロジから除外されます。
ユーザの再割り当て
(現在割り当てられている)ユーザを Cisco Unified Presence データベース内の特定のサブクラスタから別のサブクラスタに割り当て直したり、特定のノードから別のノードに割り当て直したりすることができます。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• [トポロジ ナビゲーション(Topology Navigation)] 左フレーム内の [すべての割り当て済みユーザ(All Assigned Users)] をクリックします。
• 更新するノードの隣にある [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次の操作を実行します。
• リスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、ユーザ割り当て条件を決定します。
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リストにあるユーザを選択して Cisco Unified Presence ノードから別のノードに移動させる |
a. 割り当て解除するレコードのチェックボックスをオンにします。 b. [選択したユーザの割り当て(Assign Selected Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザの移動先を指定します。 – 特定のノード – 特定のサブクラスタ d. [保存(Save)] をクリックします。 |
リストにあるすべてのユーザを Cisco Unified Presence ノードから移動させる |
a. すべてのレコードのチェックボックスをオンにするか、[すべてを選択(Select All)] をクリックします。 b. [すべてのユーザの割り当て(Assign All Users)] をクリックします。 c. [割り当ての変更(Change Assignment)] フレーム内のリスト ボックスを使用して、ユーザの移動先を指定します。 – 特定のノード – 特定のサブクラスタ d. [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 データを保存するには、次のいずれかの操作を実行します。
a. ウィンドウの左上隅にあるツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックします。
b. ウィンドウの下部にある [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
• レコードをフィルタリングする場合に検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。検索条件を追加すると、指定したすべての検索条件に一致するレコードが検索されます。検索条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した検索条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして追加したすべての検索条件を削除します。
• 一致するレコードが表示されたら、[ページあたりの行数(Rows per Page)] リスト ボックスから別の値を選択して、各ウィンドウに表示される項目の数を変更できます。
• 割り当て直したユーザが [トポロジの詳細(Topology Detail)] ウィンドウ内のシステム トポロジに反映されます。