この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Presence は、パフォーマンス カウンタ(PerfMon カウンタと呼ばれる)を直接更新します。カウンタは、アクティブ化されたサブスクリプションの数や、処理される PUBLISH メッセージの数などの単純で有益な情報を示します。
RTMT を使用して任意のオブジェクトのカウンタを選択することで、システムのコンポーネントとシステム上のアプリケーションのコンポーネントのパフォーマンスをモニタできます。各オブジェクトのカウンタは、フォルダを展開すると表示されます。
コンピュータで perfmon カウンタをローカルに記録し、RTMT でパフォーマンス ログ ビューアを使用して、収集した perfmon CSV ログ ファイルまたは Realtime Information Server Data Collection(RISDC)の perfmon ログを表示することができます。
Troubleshooting perfmon データ ロギングを有効にして、システム状態の総合的な情報を示す一連の perfmon カウンタから自動的に統計情報を収集することもできます。Troubleshooting perfmon データ ロギングを有効にすると、サーバ上のシステム パフォーマンスが影響を受ける場合があることに注意してください。
• 「Perfmon カウンタからのデータをローカルに記録する方法」
• 「Troubleshooting Perfmon データ ロギング」
• 「Perfmon ログ ビューアおよび Microsoft パフォーマンス ツールでのログ ファイルの表示について」
Real-Time Monitoring Tool は、perfmon カウンタをチャート形式または表形式で表示します。チャート形式では、perfmon カウンタ情報が折れ線グラフを使用して表示されます。作成した各カテゴリ タブの [RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインに最大 6 つのチャートを表示でき、1 つのチャートに最大 3 つのカウンタを表示できます。
デフォルトでは、perfmon カウンタはチャート形式で表示されます。また、perfmon カウンタを表形式で表示するように選択することもできます。perfmon カウンタを表形式で表示するには、新しいカテゴリを作成するときに [データを表形式で表示する(Present Data in Table View)] チェックボックスをオンにする必要があります。
機能ベースのカウンタのセットを表示し、1 つのカテゴリに保存するように、perfmon カウンタを整理できます。RTMT プロファイルを保存した後は、関心のあるカウンタにすばやくアクセスできます。カテゴリを作成した後で、チャート形式から表形式に、またはその逆に表示を変更することはできません。
パフォーマンス カウンタの表示に関する情報を参照してください。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 モニタするカウンタを追加するサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
• [RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインでは、1 つのチャートに最大 3 つのカウンタを表示できます。チャートに別のカウンタを追加するには、カウンタを選択して [RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインにドラッグします。この操作を繰り返して、最大 3 つまでカウンタを追加します。
• カウンタを表形式で表示した後にチャート形式で表示するには、カテゴリ タブを右クリックして [カテゴリの削除(Remove Category)] を選択し、新しいカテゴリを作成します。このとき、[データを表形式で表示する(Present Data in Table View)] が選択されていないことを確認し、カウンタをチャート形式で表示する手順(前述の ステップ 3)を実行します。
perfmon カウンタがよく見えるようにするには、[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインで perfmon モニタ カウンタを拡大します。
ステップ 1 [RTMT パフォーマンス モニタリング(RTMT Performance Monitoring)] ペインで、次のいずれかの操作を実行します。
• 拡大するカウンタを選択し、[システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [チャートの拡大(Zoom Chart)] を選択します。
• 「パフォーマンス モニタリング カウンタのポーリング レートの設定」
システム パフォーマンスの問題をトラブルシューティングするには、perfmon オブジェクトに関連付けられたカウンタを [RTMT パフォーマンス モニタリング(RTMT performance monitoring)] ペインに追加し、カウンタに関するチャートを表示します。
カウンタを追加する前に、カテゴリに関する情報を参照してください。カテゴリ タブには、最大 6 つの perfmon カウンタ チャートが含まれます。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 モニタするカウンタを追加するサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
ステップ 3 次のいずれかの操作を実行して、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
• パフォーマンス モニタリングのツリー階層で、パフォーマンス モニタリング カウンタをダブルクリックします。
• パフォーマンス モニタリングのツリー階層でパフォーマンス モニタリング カウンタを右クリックし、[カウンタ モニタリング(Counter Monitoring)] を選択します。
不要になったカウンタは、[RTMT パフォーマンス モニタリング(RTMT Performance Monitoring)] ペインから削除できます。
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行して、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
• 削除するカウンタを右クリックし、[削除(Remove)] を選択します。
• 削除するカウンタを選択し、[システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [チャート/表エントリの削除(Remove Chart/Table Entry)] を選択します。
Cisco Unified Presence は、パフォーマンス カウンタをポーリングして、ステータス情報を収集します。RTMT モニタリング ペインで、作成した各カテゴリ タブのパフォーマンス カウンタに対するポーリング間隔を設定します。頻度の高いポーリング レートを設定すると、サーバ上のパフォーマンスに影響します。チャート形式でパフォーマンス カウンタをモニタするための最小ポーリング レートは 5 秒です。表形式でパフォーマンス カウンタをモニタするための最小レートは 1 秒です。いずれもデフォルト値は 10 秒です。
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行して、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 デバイスを選択し、[編集(Edit)] > [ポーリング レート(Polling Rate)] を選択します。
ステップ 3 ポーリング レート フレームで使用する時間を指定します。
頻度の高いポーリング レートを設定すると、Cisco Unified Presence のパフォーマンスが低下する場合があります。チャート形式でパフォーマンス カウンタをモニタするための最小ポーリング レートは 5 秒です。表形式でパフォーマンス カウンタをモニタするための最小ポーリング レートは 1 秒です。いずれもデフォルト値は 10 秒です。デバイスに対するデフォルト値は 10 分です。
カウンタのプロパティを使用して、パフォーマンス カウンタの説明を表示し、データサンプリング パラメータを設定できます。
[カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウには、カウンタのデータ サンプルを設定するためのオプションがあります。[RTMT パフォーマンス モニタリング(RTMT performance monitoring)] ペインに表示されるパフォーマンス カウンタには、経時的なデータのサンプルが緑色の点で表示されます。収集するデータ サンプルの数やチャートに表示するデータ点の数は設定することができます。データ サンプルを設定した後は、[すべてのデータを表示/現在のデータを表示(View All Data/View Current Data)] メニュー オプションを使用して perfmon カウンタに収集されたすべてのデータを表示することで、情報を表示します。[すべてのデータを表示/現在のデータを表示(View All Data/View Current Data)] メニュー オプションにアクセスするには、必要なチャートを選択し、そのチャートを右クリックします。ポップアップ メニューに表示されるオプションは、現在の表示によって異なります。
[カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウには、カウンタの説明が表示されます。この説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、およびカウンタの内容の概要が含まれます。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
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b. [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [カウンタの説明(Counter Description)] を選択します。 |
パフォーマンス カウンタについて収集されたデータを表示できます。カウンタ チャートには、サンプリングされたすべてのデータが表示されます。緑色の点は近接して表示され、ほぼ実線のようになります。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
ステップ 3 [RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインで、データ サンプルを表示するカウンタのカウンタ チャートを右クリックします。
ステップ 4 [すべてのデータを表示(View All Data)] を選択します。
ステップ 5 現在表示されているカウンタを右クリックします。
ステップ 6 [現在のデータを表示(View Current)] を選択します。
カウンタのデータ サンプルを設定し、表示することができます。[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインに表示される perfmon カウンタには、経時的なデータのサンプルが緑色の点で表示されます。収集するデータ サンプルの数やチャートに表示するデータ点の数は設定することができます。データ サンプルを設定した後は、[すべてのデータを表示/現在のデータを表示(View All Data/View Current Data)] メニュー オプションを使用して情報を表示できます。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
• データ サンプル情報が必要な対象のカウンタを右クリックし、チャート形式を使用している場合は [モニタリングのプロパティ(Monitoring Properties)]、表形式を使用している場合は [プロパティ(Properties)] を選択します。
• データ サンプル情報が必要な対象のカウンタを選択し、[システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [モニタリングのプロパティ(Monitoring Properties)] を選択します。
ステップ 4 [データ サンプル(Data Sample)] タブを選択して、カウンタのデータ サンプル数を設定します。
ステップ 5 [データ サンプル数(No. of data samples)] リスト ボックスからサンプルの数(100 ~ 1000)を選択します。デフォルトは 100 です。
ステップ 6 [チャートに表示するデータ点の数(No. of data points shown on chart)] リスト ボックスから、チャートに表示するデータ点の数(10 ~ 50)を選択します。デフォルトは 20 です。
表 4-1 に、データ サンプル パラメータの説明を示します。
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ステップ 8 [OK] を選択して [カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウを閉じ、[RTMT Perfmon モニタリング(RTMT Perfmon Monitoring)] ペインに戻ります。
[カウンタのプロパティ(Counter Property)] ウィンドウには、カウンタの説明のほか、データ サンプルを設定するためのタブが表示されます。この説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、およびカウンタの内容の概要が含まれます。
サーバ データは、5 分ごとに単一レコードとしてファイルに記録されます。次に示すカウンタのデータが、それぞれの計算に基づいて 5 分ごとに記録されます。
• cpuUsage:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均
• MemoryInUse:最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均
• DiskSpaceInUse:アクティブ パーティションについて最後の 5 分間に収集されたすべての値の平均
Cisco AMC サービスは、サーバ データを CSV 形式で記録します。ログのヘッダーは、タイム ゾーン情報と、Cisco Unified Presence ノードに関する以前のカウンタを示したカラムのセットで構成されます。これらのカラムのセットは、各ノードに対して繰り返されます。
サーバ ログのファイル名には、ServerLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv という形式が適用されます。各ログ ファイルの最初の行はヘッダーです。ローカル コンピュータで表示するためにサーバ ログをダウンロードするには、「RTMT の Trace and Log Central の設定」を参照してください。
Real-Time Monitoring Tool の使用により、異なる perfmon カウンタを選択して、perfmon カウンタ データをローカルの CSV ログ ファイルに記録することができます。その perfmon CSV ログのデータは、パフォーマンス ログ ビューアを使用して表示できます。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックします。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
a. perfmon カウンタをチャート形式で表示している場合は、データ サンプル情報が必要な対象のチャートを右クリックし、[カウンタ ロギングの開始(Start Counter(s) Logging)] を選択します。
b. 画面上のすべてのカウンタを記録するには(チャート形式および表形式のいずれも)、ウィンドウの一番下にあるカテゴリ名タブを右クリックして、[カウンタ ロギングの開始(Start Counter(s) Logging)] を選択します。
ステップ 4 [ログ ファイル名(Log File Name)] フィールドにファイル名を入力します。
• Real-Time Monitoring Tool は、ユーザのホーム ディレクトリにある .jrtmt ディレクトリ内のログ フォルダに CSV ログ ファイルを保存します。たとえば、Windows ではパスが D:¥Documents and Settings¥userA¥.jrtmt¥log となり、Linux では /users/home/.jrtmt/log となります。
• ファイルの数とサイズを制限するには、トレース出力設定で最大ファイル サイズと最大ファイル数のパラメータを指定します([システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [カウンタ ロギングの設定(Counter Logging Configuration)])。
• 『Serviceability Configuration and Maintenance Guide for Cisco Unified Presence』
この手順は、カウンタ ログを実行していることが前提となります。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
a. perfmon カウンタをチャート形式で表示している場合は、カウンタ ロギングが開始されているチャートを右クリックし、[カウンタ ロギングの停止(Stop Counter(s) Logging)] を選択します。
b. 画面上のすべてのカウンタのロギングを停止するには(チャート形式および表形式のいずれも)、ウィンドウの一番下にあるカテゴリ名タブを右クリックして、[カウンタ ロギングの停止(Stop Counter(s) Logging)] を選択します。
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能は、Cisco TAC がシステムの問題を識別する際に役立ちます。Troubleshooting perfmon データ ロギングを有効にすると、選択したノードでの Cisco Unified Presence とオペレーティング システムのパフォーマンス統計情報の収集が開始されます。収集された統計情報には、システム診断に使用できる総合的な情報が含まれます。
Troubleshooting perfmon データ ロギングは、システムの状態に関する総合的な情報を提供する一連の perfmon カウンタから統計情報を収集するように、自動的に設定されます。Troubleshooting Perfmon データ ロギングが有効である場合、CPU 使用率の増加は 5 パーセント未満であり、使用されるメモリ量にも目立った増加はなく、毎日約 50 MB の情報がログ ファイルに書き込まれることが推測されます。
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能を使用して、次の管理タスクを実行できます。
• Troubleshooting perfmon データ ロギング用のトレース フィルタを有効または無効にする。
• 各サーバで事前に定義されたシステムと Cisco Unified Presence のパフォーマンス オブジェクトおよびカウンタをモニタする。
• モニタされたパフォーマンス データをサーバ上のアクティブ ログ パーティションの var/log/active/cm/log/ris/csv ディレクトリに CSV ファイル形式で記録する。ログ ファイルに使用される命名規則は PerfMon_<node>_<month>_<day>_<year>_<hour>_<minute>.csv です。たとえば、PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv となります。ポーリング レートを指定する。このレートは、パフォーマンス データが収集され、ログに記録されるレートを示します。ポーリング レートは 5 秒まで縮めることができます。デフォルトのポーリング レートは 15 秒です。
• Microsoft Windows パフォーマンス ツールを使用するか、Real-Time Monitoring Tool のパフォーマンス ログ ビューアを使用して、ログ ファイルをグラフィック形式で表示する。
• ディスクに保存するログ ファイルの最大数を指定する。この制限を超えると、最も古いログ ファイルが削除される方法でログ ファイルは自動的にパージされます。デフォルトは 50 ファイルです。
• メガバイト単位の最大ファイル サイズに基づいて、ログ ファイルのロールオーバー基準を指定する。デフォルト値は 2 MB です。
• Real-Time Monitoring Tool の Trace & Log Central 機能またはコマンドライン インターフェイスを使用して、Cisco RIS Data Collector PerfMonLog ログ ファイルを収集する。
Troubleshooting perfmon データ ロギング機能は、perfmon オブジェクト内のカウンタから情報を収集します。
カウンタの説明については、 付録 A「システムのパフォーマンス オブジェクトとカウンタ」 を参照してください。
• RISDC perfmon ロギングも Troubleshooting Perfmon データ ロギングとして知られています。RISDC perfmon ロギングを有効にすると、サーバは問題のトラブルシューティングに使用されるパフォーマンス データを収集します。
• RIS Data Collector(RISDC)perfmon ログを有効にすると、Cisco Unified Presence は、Cisco Unified Presence サーバに書き込まれるログからシステムの情報を収集します。Cisco Unified Presence の管理ページで [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameter)] を選択し、[サービス(Service)] リスト ボックスから [Cisco RIS Data Collector] サービスを選択することにより、RISDC perfmon ログを有効または無効にできます。デフォルトでは、RISDC perfmon ロギングは有効になります。
ステップ 1 Cisco Unified Presence の管理ページで、[システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(Server)] リスト ボックスで、サーバを選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)] リスト ボックスから [Cisco RIS Data Collector] を選択します。
ステップ 4 次の表の説明に従って、適切な設定を入力します。
RTMT を使用してログ ファイルをダウンロードすることにより、サーバ上の Cisco RIS Data Collector サービスに関するログ ファイルを収集できます。CLI を使用してログ ファイルをダウンロードする場合は、『 Cisco Unified Communications Operating System Maintenance Guide for Cisco Unified Presence』を参照してください。ログ ファイルを収集した後は、RTMT でパフォーマンス ログ ビューアを使用するか、Microsoft Windows パフォーマンス ツールを使用してログ ファイルを表示できます。
パフォーマンス ログ ビューアには、選択したカウンタのデータを示すチャートが表示されます。下部のペインには、選択したカウンタ、それらのカウンタの色凡例、表示オプション、平均値、最小値、および最大値が表示されます。
表 4-3 に、パフォーマンス ログ ビューアで使用できる各ボタンの機能の説明を示します。
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パフォーマンス ログ ビューアに表示するカウンタの追加を可能にします。カウンタを表示しない場合は、カウンタの横にある [表示(Display)] カラムのチェックマークを外します。 |
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• 「Perfmon ログ ビューアでのログ ファイルの表示」
• 「Microsoft パフォーマンス ツールを使用した Perfmon ログ ファイルの表示」
パフォーマンス ログ ビューアには、perfmon CSV ログ ファイルからのカウンタのデータがグラフィック形式で表示されます。パフォーマンス ログ ビューアを使用して、収集したローカル perfmon ログのデータを表示することも、Real-time Information Server Data Collection(RISDC)perfmon ログのデータを表示することもできます。
ローカル perfmon ログは、コンピュータで選択し、ローカルに保存したカウンタのデータで構成されます。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックしてパフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス ログ ビューア(Performance Log Viewer)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)]> [パフォーマンス ログ ビューアを開く(Open Performance Log Viewer)] を選択します。
ステップ 2 表示する perfmon ログのタイプを選択します。
• RisDC Perfmon ログについては、次の手順を実行します。
a. [Perfmon ログの場所の選択(Select Perfmon Log Location)] セクションでいずれかの RisDC Perfmon ログを選択します。
d. ファイルを選択し、[ファイルを開く(Open File)] を選択します。
• ローカルに保存されたデータについては、次の操作を実行します。
a. [ローカル Perfmon ログ(Local Perfmon Logs)] を選択します。
d. 表示するファイルを選択するか、ファイル名フィールドにファイル名を入力します。
• Real-Time Monitoring Tool は、ユーザのホーム ディレクトリにある .jrtmt ディレクトリ内のログ フォルダに perfmon CSV ログ ファイルを保存します。Windows ではパスが D:¥Documents and Settings¥userA¥.jrtmt¥log となり、Linux では /users/home/.jrtmt/log となります。
• RISDC perfmon ロギングは、Troubleshooting Perfmon データ ロギングとしても知られています。RISDC perfmon ロギングを有効にすると、サーバは問題のトラブルシューティングに使用されるデータを収集します。Cisco Unified Presence は短期間に大量のデータを収集するので、RISDC perfmon データ ロギング(Troubleshooting perfmon データ ロギング)を有効にする時間を制限するようにしてください。
• カラムの見出しを選択することにより、各カラムを整理できます。カラムの見出しを最初に選択したときは、レコードが昇順で表示されます。上向きの小さい三角形が、昇順を示します。カラムの見出しを再び選択すると、レコードは降順で表示されます。下向きの小さい三角形が、降順を示します。カラムの見出しをもう一度選択すると、レコードのソートは解除されます。
パフォーマンス ログ ビューアには、チャートの一部を拡大および縮小できるズーム機能が備わっています。
– ツリー階層で、[パフォーマンス(Performance)] をダブルクリックして、パフォーマンス アイコンを表示します。
– [パフォーマンス(Performance)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [パフォーマンス(Performance)] > [パフォーマンス モニタリングを開く(Open Performance Monitoring)] を選択します。
ステップ 2 カウンタが配置されているサーバの名前を選択します。
ツリー階層が拡大し、そのノードのすべての perfmon オブジェクトが表示されます。
ステップ 3 モニタするパフォーマンス カウンタをダブルクリックします。
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ステップ 1 [スタート(Start)] > [設定(Settings)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [パフォーマンス(Performance)] を選択します。
ステップ 2 アプリケーション ウィンドウで次の操作を実行します。
b. [プロパティ(Properties)] を選択します。
ステップ 3 [システム モニタのプロパティ(System Monitor Properties)] ダイアログボックスで [ソース(Source)] タブを選択します。
ステップ 4 perfmon ログ ファイルをダウンロードしたディレクトリを参照し、perfmon csv ファイルを選択します。ログ ファイルに使用される命名規則は PerfMon_<node>_<month>_<day>_<year>_<hour>_<minute>.csv です。たとえば、PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv となります。
ステップ 6 [時間の範囲(Time Range)] を選択します。表示する perfmon ログ ファイルで時間の範囲を指定するには、適切な開始時刻と終了時刻までバーをドラッグします。
ステップ 7 [カウンタの追加(Add Counters)] ダイアログボックスを開くには、[データ(Data)] タブを選択し、[追加(Add)] を選択します。
ステップ 8 [パフォーマンス オブジェクト(Performance Object)] リスト ボックスから、perfmon オブジェクトを選択します。オブジェクトに複数のインスタンスがある場合は、[すべてのインスタンス(All instances)] を選択するか、表示するインスタンスだけを選択します。
ステップ 9 [すべてのカウンタ(All Counters)] を選択することも、表示するカウンタだけを選択することもできます。
ステップ 10 [追加(Add)] を選択して、選択したカウンタを追加します。
ステップ 11 カウンタの選択が終了したら、[閉じる(Close)] を選択します。
• [パフォーマンス(Performance)] にアクセスする方法は、コンピュータにインストールされている Windows のバージョンによって異なります。
表 4-4 に、syslog メッセージ内の機能の説明を示します。
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ヒント [自動更新(Auto Refresh)] チェックボックスをオンにすることにより、SysLog ビューアで自動的に syslog メッセージが更新されるように設定できます。 | |
• クイック起動チャネルで、[ツール(Tools)] タブを選択します。
– [SysLog ビューア(SysLog Viewer)] を選択します。
– [SysLog ビューア(SysLog Viewer)] アイコンを選択します。
• [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [SysLog ビューア(SysLog Viewer)] > [SysLog ビューアを開く(Open SysLog Viewer)] を選択します。
ステップ 2 [ノードの選択(Select a Node)] リスト ボックスから、表示するログが保存されているサーバを選択します。
ステップ 4 ログ アイコンをダブルクリックして、同じウィンドウ内にファイル名を表示します。
ステップ 5 ファイル名を選択して、ウィンドウの一番下にファイルの内容を表示します。
ステップ 7 syslog メッセージをダブルクリックして、完全な syslog メッセージを表示します。 表 4-4 に説明のあるボタンを使用して、syslog メッセージを表示することもできます。
• カラムを拡大または縮小するには、2 つのカラムの見出しの間にマウス ポインタを置いたときに表示される矢印をドラッグします。
• カラムの見出しを選択することにより、メッセージを整理できます。カラムの見出しを最初に選択したときは、レコードが昇順で表示されます。上向きの小さい三角形が、昇順を示します。カラムの見出しを再び選択すると、レコードは降順で表示されます。下向きの小さい三角形が、降順を示します。カラムの見出しをもう一度選択すると、レコードのソートは解除されます。
• [フィルタの条件(Filter By)] リスト ボックスのオプションを選択して、結果をフィルタに掛けることができます。フィルタを解除するには、[フィルタのクリア(Clear Filter)] を選択します。フィルタをクリアした後は、すべてのログが表示されます。