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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、C で始まる Cisco NX-OS の Quality of Service(QoS)コマンドについて説明します。
コントロール プレーン ポリシー マップにコントロール プレーン クラス マップを指定するには、 class コマンドを使用します。コントロール プレーン ポリシー マップからコントロール プレーン クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class { class-map-name [ insert-before class-map-name2 ]}
(任意)コントロール プレーン ポリシー マップの別のコントロール プレーン クラス マップの前にコントロール プレーン クラス マップを挿入します。クラス マップ名には英数字を使用します。大文字と小文字が区別され、最大文字数は 64 です。 |
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このコマンドでコントロール プレーン ポリシー マップを指定する前にコントロール プレーン クラス マップを作成します。
次に、コントロール プレーン ポリシー マップのクラス マップを設定する例を示します。
次に、コントロール プレーン ポリシー マップのクラス マップを設定し、既存のクラス マップの前に挿入する例を示します。
次に、コントロール プレーン ポリシー マップからクラス マップを削除する例を示します。
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ポリシー マップで既存の QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class [ type qos ] class-map-name
クラス マップを参照します。クラス マップ名には最大 40 文字を使用できます。名前は大文字と小文字が区別され、英字、数字、ハイフン、下線だけを含めることができます。 |
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トラフィック タイプと最初に一致したクラスに基づいて、ポリシーのアクションが実行されます。
デフォルトで、QoS タイプの class-default クラスはシステムで QoS タイプの各ポリシー マップで作成され、QoS グループ 0 にマッピングされます。このマッピングは変更できません。
QoS タイプの class-default は削除できません。class-default クラスを削除しようとすると、スイッチはエラー メッセージを返します。
次に、ポリシー マップで最後の QoS クラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、ポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
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どのトラフィック クラスにも一致しないシステムのデフォルト クラスへの参照を追加するには、 class class-default コマンドを使用します。ポリシー マップからシステムのデフォルト クラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
QoS ポリシー マップ コンフィギュレーション モード
コントロール プレーン ポリシー マップ コンフィギュレーション モード
スイッチ プロファイル コンフィギュレーション モードでの QoS ポリシー マップ
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どのクラスにも一致しないトラフィックは、class-default と呼ばれるデフォルトのトラフィック クラスに割り当てられます。このクラスを削除することはできません。
次に、スイッチ プロファイルのポリシー マップの最後にあるシステムのデフォルト クラスを参照する例を示します。
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ポリシー マップで既存のネットワーク QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type network-qos コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type network-qos class-map-name
no class type network-qos class-map-name
ネットワーク QoS クラス マップを参照します。クラス マップ名には最大 40 文字を使用できます。名前は大文字と小文字が区別され、英字、数字、ハイフン、下線だけを含めることができます。 |
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
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ポリシー マップで既存のキューイング クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type queuing コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type queuing class-map-name
no class type queuing class-map-name
キューイング クラス マップを参照します。クラス マップ名には最大 40 文字を使用できます。名前は大文字と小文字が区別され、英字、数字、ハイフン、下線だけを含めることができます。 |
キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、キューイング タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
次に、キューイング タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
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クラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map [ type qos ] [ match-all | match-any ] class-map-name
no class-map [ type qos ] [ match-all | match-any ] class-map-name
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QoS ポリシーで使用される各トラフィックのクラスにクラス マップを定義できます。
match コマンドでこのクラス マップに設定された基準のいずれかにパケットが一致した場合、このクラス マップがパケットに適用されます。実行計画を指定しない(match-any または match-all)と、match-any のデフォルト値がトラフィック クラスに適用されます。
次に、QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_class1
次に、すべてのトラフィック パケットに一致する QoS クラス マップを作成する例を示します。
switch(
config)#
class-map type qos match-all my_class2
switch(
config)#
no class-map my_class1
次に、class-fcoe クラス マップを削除しようとしたときに表示されるエラー メッセージの例を示します。
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コントロール プレーン クラス マップを作成または指定して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map type control-plane コマンドを使用します。コントロール プレーン クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map type control-plane [ match-any ] class-map-name
no class-map type control-plane [ match-any ] class-map-name
クラス マップ名です。名前には英数字を使用します。大文字と小文字が区別され、 最大で 64 文字の長さまで指定可能です。 |
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コントロール プレーン クラス マップの名前として、match-any または class-default は使用できません。
コントロールプレーン タイプのダイナミック クラスマップだけを削除できます。コントロールプレーン タイプのスタティック クラスマップは削除できません。
次に、コントロール プレーン クラス マップを指定して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
次に、コントロール プレーン クラス マップを削除する例を示します。
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トラフィックのネットワーク QoS クラスを定義するクラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map type network-qos コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map type network-qos class_map_name
no class-map type network-qos class_map_name
クラス マップに割り当てられた名前。class-default という名前は予約されています。最大 40 文字までの名前を指定できます。名前は大文字と小文字が区別され、英数字、ハイフン、下線だけを含めることができます。 |
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ネットワーク QoS タイプのクラス マップは、 match qos-group コマンドだけをサポートしています。 match コマンドでこのクラス マップに設定された条件のいずれかにトラフィック パケットが一致した場合、このクラス マップがパケットに適用されます。デフォルトでは、トラフィックは暗黙の match-any オプションを使用してフィルタ処理されます。
次に、my_class1 という名前のネットワーク QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map type network-qos my_class1
次に、ネットワーク QoS クラス マップを削除する例を示します。
switch(
config)#
no class-map my_class1
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キューイング トラフィック クラスを定義し、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するクラス マップを作成または変更するには、 class-map type queuing コマンドを使用します。キューイング クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map type queuing class_map_name
no class-map type queuing class_map_name
クラス マップに割り当てられた名前、またはシステムで定義されたキューイング クラス マップ名。class-default という名前は予約されています。最大 40 文字までの名前を指定できます。名前は大文字と小文字が区別され、英数字、ハイフン、下線だけを含めることができます。 |
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キューイング タイプのクラス マップを修正する場合、指定したポート タイプの全ポートの設定も変更されます。
システムで定義されたキューイング クラス マップ名は削除できません。
キューイング タイプのクラス マップは、 match qos-group コマンドだけをサポートしています。 match コマンドでこのクラス マップに設定された条件のいずれかにトラフィック パケットが一致した場合、このクラス マップがパケットに適用されます。デフォルトでは、トラフィックは暗黙の match-any オプションを使用してフィルタ処理されます。
次に、キューイング タイプのクラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map type queuing my_class1
次に、class-default という名前のシステム定義のキューイング クラス マップを変更する例を示します。
switch(
config)#
class-map type queuing match-any class-default
次に、キューイング タイプのクラス マップを削除する例を示します。
switch(
config)#
no class-map type queuing my_class1
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コントロール プレーン ポリシング(CoPP)統計情報をクリアするには、 clear copp statistics コマンドを使用します。
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デバイスのコントロール プレーンに関連付けられている属性を関連付けることができるコントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開始するには、 control-plane コマンドを使用します。
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control-plane コマンドを使用した後、コントロール プレーン宛てのすべてのトラフィックをポリシングするためのサービス ポリシーを関連付けることができます。
次に、コントロール プレーン コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
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