Cisco Nexus 5000 シリーズ イーサネット show コマンド
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチで使用可能な Cisco NX-OS イーサネット show コマンドについて説明します。
show interface mac-address
MAC アドレスに関する情報を表示するには、 show interface mac-address コマンドを使用します。
show interface [ type slot / port ] mac-address
シンタックスの説明
type slot / port |
(任意)MAC アドレスを表示する対象のインターフェイスを指定します。タイプは、ethernet または vethernet のいずれかにできます。適切なスロット番号または仮想インターフェイス グループ番号、およびポート番号を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
インターフェイスを指定しない場合は、すべての MAC アドレスが表示されます。
例
次に、スイッチ全体の MAC アドレスの情報を表示する例を示します。
switch# show interface mac-address
関連コマンド
|
|
mac-address-table static |
MAC アドレス テーブルにスタティック エントリを追加するか、アドレスの Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)スヌーピングがディセーブルになっているスタティック MAC アドレスを設定します。 |
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルの情報を表示します。 |
show interface private-vlan mapping
プライマリ VLAN のインターフェイスのプライベート VLAN マッピングに関する情報を表示するには、 show interface private-vlan mapping コマンドを使用します。
show interface private-vlan mapping
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
プライベート VLAN を設定する前に、 feature private-vlan コマンドを使用してイネーブルにしてください。プライベート VLAN をイネーブルにするまで、プライベート VLAN の設定コマンドは表示されません。
このコマンドは、プライマリおよびセカンダリ VLAN がプライマリ VLAN の VLAN インターフェイスを共有できるようになる、 両方の VLAN の間のマッピングに関する情報を表示します。
例
次に、プライマリおよびセカンダリ プライベート VLAN マッピングに関する情報を表示する例を示します。
switch# show interface private-vlan mapping
関連コマンド
|
|
feature private-vlan |
プライベート VLAN をイネーブルにします。 |
show interface switchport |
プライベート VLAN 内のポートも含め、ポートに関する情報を表示します。 |
show vlan |
すべての VLAN に関する要約情報を表示します。 |
show vlan private-vlan |
デバイス上のすべてのプライベート VLAN に関する情報を表示します。 |
show interface switchport
すべてのスイッチ ポート インターフェイスに関する情報を表示するには、 show interface switchport コマンドを使用します。
show interface switchport
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、すべてのイーサネット インターフェイスおよび仮想イーサネット インターフェイスの情報を表示する例を示します。
switch# show interface switchport
関連コマンド
|
|
switchport access vlan |
インターフェイスがアクセス モードの場合にアクセス VLAN を設定します。 |
show interface vlan
指定の VLAN についての簡潔な説明を表示するには、 show interface vlan コマンドを使用します。
show interface vlan vlan_id [brief | description | private-vlan mapping]
シンタックスの説明
vlan_id |
VLAN の 番号。有効値の範囲は、1 ~ 4094 です。 |
brief |
(任意)指定の VLAN の要約情報 |
description |
(任意)指定の VLAN の説明 |
private-vlan mapping |
(任意)指定の VLAN のプライベート VLAN マッピング情報(存在する場合) |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
feature interface-vlan または svi enable コマンドを使用して、インターフェイス VLAN をイネーブルにする必要があります。この機能をイネーブルにするまで、インターフェイス VLAN の設定コマンドは表示されません。
このコマンドにより、プライベート VLAN も含め、指定の VLAN の説明が表示されます。
プライマリ プライベート VLAN を指定した場合にのみ、 show interface vlan vlan_id private-vlan mapping コマンドの出力がスイッチによって表示されます。セカンダリ プライベート VLAN を指定した場合には、出力はブランクになります。
例
次に、指定の VLAN に関する情報を表示する例を示します。
switch# show interface vlan 5
次に、指定の VLAN の簡潔な説明を表示する例を示します。
switch# show interface vlan 5 brief
次に、指定の VLAN の説明を表示する例を示します。
switch# show interface vlan 5 description
次に、VLAN のプライベート VLAN マッピング情報を表示する例を示します(存在する場合)。
switch# show interface vlan 5 private-vlan mapping
プライマリ VLAN を指定すると、そのプライマリ VLAN にマッピングされたすべてのセカンダリ VLAN がスイッチによって表示されます。
次に、VLAN のステータスを表示する例を示します。
switch# show interface vlan 5 status
関連コマンド
|
|
show interface switchport |
プライベート VLAN 内のポートも含め、ポートに関する情報を表示します。 |
show vlan |
すべての VLAN に関する要約情報を表示します。 |
show vlan private-vlan |
すべてのプライベート VLAN の要約情報を表示します。 |
show ip igmp snooping
スイッチの IGMP スヌーピング設定を表示するには、 show ip igmp snooping コマンドを使用します。
show ip igmp snooping [explicit-tracking vlan vlan_id | groups [detail | vlan vlan_id ] | mrouter [vlan vlan_id ] | querier [vlan vlan_id ] | vlan vlan_id ]
シンタックスの説明
explicit-tracking |
(任意)IGMPv3 ホストの Explicit Host Tracking(EHT)ステータスに関する情報を表示します。このキーワードを指定する場合は、VLAN を指定する必要があります。 |
vlan vlan_id |
(任意)VLAN を指定します。有効な値は、1 ~ 4094 です。 |
groups |
(任意)IGMP グループ アドレスの情報を表示します。 |
detail |
(任意)グループの詳細情報を表示します。 |
mrouter |
(任意)ダイナミックに検出されたマルチキャスト ルータに関する情報を表示します。 |
querier |
(任意)スヌーピング クエリアに関する情報を表示します(定義されている場合)。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、スイッチの IGMP スヌーピング設定を表示する例を示します。
switch# show ip igmp snooping
show lacp
Link Aggregation Control Protocol(LACP)情報を表示するには、 show lacp コマンドを使用します。
show lacp {counters | interface ethernet slot / port | neighbor [interface port-channel number ] | port-channel [interface port-channel number ] | system-identifier}
シンタックスの説明
counters |
LACP トラフィック統計情報に関する情報を表示します。 |
interface ethernet slot / port |
特定のインターフェイスの LACP 情報を表示します。 |
neighbor [ interface port-channel number ] |
LACP ネイバーに関する情報を表示します。オプションでポート チャネル番号を指定します。 |
port-channel [ interface port-channel number ] |
ポート チャネルに関する情報を表示します。オプションでポート チャネル番号を指定します。 |
system-identifier |
LACP システム ID を表示します。ID は、ポート プライオリティとデバイスの MAC アドレスが組み合わされています。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
ネットワークの LACP に関する問題のトラブルシューティングを行うには、 show lacp コマンドを使用します。
例
次に、LACP システム ID を表示する例を示します。
switch# show lacp system-identifier
show mac-address-table aging-time
MAC アドレス テーブルのタイムアウト値に関する情報を表示するには、 show mac-address-table aging-time コマンドを使用します。
show mac-address-table aging-time [vlan vlan_id ]
シンタックスの説明
vlan vlan_id |
(任意)特定の VLAN に関する情報を表示します。有効値の範囲は、1 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、MAC アドレスのエージング タイムを表示する例を示します。
switch# show mac-address-table aging-time
関連コマンド
|
|
mac-address-table aging-time |
MAC アドレス テーブル エントリのエージング タイムを設定します。 |
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 |
show mac-address-table count
MAC アドレス テーブル内の現在のエントリ数を表示するには、 show mac-address-table count コマンドを使用します。
show mac-address-table count [address EEEE.EEEE.EEEE ] [dynamic | static] [interface { type slot / port | port-channel number }] [vlan vlan_id ]
シンタックスの説明
address EEEE.EEEE.EEEE |
(任意)特定のアドレスの MAC アドレス テーブル エントリの数を表示します。 |
dynamic |
(任意)ダイナミック MAC アドレスの数を表示します。 |
static |
(任意)スタティック MAC アドレスの数を表示します。 |
interface type slot / port | port-channel number |
(任意)インターフェイスを指定します。インターフェイスのタイプ(ethernet または vethernet)、スロット番号、ポート番号、またはポート チャネル番号を使用します。 |
vlan vlan_id |
(任意)特定の VLAN に関する情報を表示します。有効値の範囲は、1 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、MAC アドレス テーブルの現在のダイナミック エントリの数を表示する例を示します。
switch# show mac-address-table count dynamic
関連コマンド
|
|
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 |
show mac-address-table notification
MAC アドレス テーブルについての通知を表示するには、 show mac-address-table notification コマンドを使用します。
show mac-address-table notification {mac-move | threshold}
シンタックスの説明
mac-move |
移動された MAC アドレスについての通知メッセージを表示します。 |
threshold |
MAC アドレス テーブルのしきい値を超えたときに送信される通知メッセージを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、MAC アドレス移動通知を表示する例を示します。
switch# show mac-address-table notification mac-move
関連コマンド
|
|
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 |
show mac-address-table
MAC アドレス テーブルに関する情報を表示するには、 show mac-address-table コマンドを使用します。
show mac-address-table [address mac_address ] [dynamic | multicast | static] [interface { type slot / port | port-channel number }] [vlan vlan_id ]
シンタックスの説明
address mac_address |
(任意)特定の MAC アドレスに関する情報を表示します。 |
dynamic |
(任意)ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリのみに関する情報を表示します。 |
interface type slot / port | port-channel number |
(任意)インターフェイスを指定します。インターフェイスのタイプ(ethernet または vethernet)、スロット番号とポート番号、またはポート チャネル番号を使用します。 |
multicast |
(任意)マルチキャスト MAC アドレス テーブル エントリのみに関する情報を表示します。 |
static |
(任意)スタティック MAC アドレス テーブル エントリのみに関する情報を表示します。 |
vlan vlan_id |
(任意)特定の VLAN に関する情報を表示します。有効値の範囲は、1 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチでは、スタートアップ コンフィギュレーションに保存されたスタティック MAC アドレス エントリは再起動後も保持され、ダイナミック エントリはフラッシュされます。
例
次に、MAC アドレス テーブル エントリに関する情報を表示する例を示します。
switch# show mac address-table
次に、特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブル エントリに関する情報を表示する例を示します。
switch# show mac address-table address 0018.bad8.3fbd
次に、MAC アドレス テーブルのダイナミック エントリに関する情報を表示する例を示します。
switch# show mac address-table dynamic
次に、特定のインターフェイスの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示する例を示します。
switch# show mac address-table interface ethernet 1/3
次に、MAC アドレス テーブルのスタティック エントリを表示する例を示します。
switch# show mac address-table static
次に、特定の VLAN の MAC アドレス テーブル エントリを表示する例を示します。
switch# show mac address-table vlan 5
関連コマンド
|
|
mac address-table static |
MAC アドレス テーブルにスタティック エントリを追加するか、アドレスの IGMP スヌーピングがディセーブルになっているスタティック MAC アドレスを設定します。 |
show mac-address-table aging-time |
MAC アドレス テーブルのタイムアウト値に関する情報を表示します。 |
show mac-address-table count |
MAC アドレス テーブルの現在のエントリの数を表示します。 |
show mac-address-table notifications |
MAC アドレス テーブルについての通知に関する情報を表示します。 |
show monitor session
Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)セッションに関する情報を表示するには、 show monitor session コマンドを使用します。
show monitor session [ session | all [brief] | range range [brief] | status]
シンタックスの説明
session |
(任意)セッション番号。有効な値は、1 ~ 18 です。 |
all |
(任意)すべてのセッションを表示します。 |
brief |
(任意)情報の簡潔な要約を表示します。 |
range range |
(任意)セッション範囲を表示します。有効な値は、1 ~ 18 です。 |
status |
(任意)すべてのセッションの動作ステートを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、SPAN セッション 1 に関する情報を表示する例を示します。
switch# show monitor session 1
次に、SPAN セッション範囲を表示する例を示します。
switch# show monitor session range 1-4
関連コマンド
|
|
monitor session |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。 |
show running-config
現在の実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、 show running-config コマンドを使用します。
show running-config [all]
シンタックスの説明
all |
(任意)デフォルト設定も含め、すべての動作情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、実行コンフィギュレーションの情報を表示する例を示します。
switch# show running-config
次に、実行コンフィギュレーションの詳細情報を表示する例を示します。
switch# show running-config all
関連コマンド
|
|
show startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。 |
show running-config spanning-tree
Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)の実行コンフィギュレーションを表示するには、 show running-config spanning-tree コマンドを使用します。
show running-config spanning-tree [all]
シンタックスの説明
all |
(任意)デフォルト設定も含め、現在の STP 動作情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、STP の実行コンフィギュレーションの情報を表示する例を示します。
switch# show running-config spanning-tree
次に、STP の実行コンフィギュレーションの詳細情報を表示する例を示します。
switch# show running-config spanning-tree all
(注) Rapid per VLAN Spanning Tree Plus(Rapid PVST+)と Multiple Spanning Tree(MST)のいずれを実行しているかによって、表示される出力は若干異なります。
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show running-config vlan
指定の VLAN の実行コンフィギュレーションを表示するには、 show running-config vlan コマンドを使用します。
show running-config vlan vlan_id
シンタックスの説明
vlan_id |
VLAN 番号または VLAN 範囲。有効な番号は、1 ~ 4096 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにより、プライベート VLAN も含め、指定の VLAN の情報が表示されます。
表示は、使用しているコンフィギュレーションによって異なります。VLAN 名、シャットダウン ステータス、または一時停止ステータスを設定している場合は、それらの情報も表示されます。
例
次に、VLAN 5 の実行コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch# show running-config vlan 5
関連コマンド
|
|
show vlan |
スイッチ上のすべての VLAN に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree
STP に関する情報を表示するには、 show spanning-tree コマンドを使用します。
show spanning-tree [blockedports | inconsistentports | pathcost method]
シンタックスの説明
blockedports |
(任意)STP によってブロックされた代替ポートを表示します。 |
inconsistentports |
(任意)不整合 STP ステートになっているポートを表示します。 |
pathcost method |
(任意)ショートまたはロング パス コスト方式のいずれが使用されているかを表示します。方式は、Rapid PVST+(設定可能、デフォルトはショート)および MST(設定不可、動作値は常にロング)の場合で異なります。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
STP ポート タイプは、ポートを STP エッジ ポートまたは STP ネットワーク ポートとして設定している場合にのみ表示されます。STP ポート タイプを設定していない場合には、ポート タイプは表示されません。
例
次に、スパニング ツリー情報を表示する例を示します。
switch# show spanning-tree
次に、スパニング ツリーでブロックされたポートを表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree blockedports
次に、不整合 STP ステートになっているポートがないか判別する例を示します。
switch# show spanning-tree inconsistentports
次に、パス コスト方式を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree pathcost method
表3-1 に、 show spanning-tree コマンド出力で表示されるフィールドの説明を示します。
表3-1 show spanning-tree コマンド出力のフィールド
|
|
Role |
ポートの現在の STP ロール。有効な値は、次のとおりです。 • Desg(指定) • Root(ルート) • Altn(代替) • Back(バックアップ) |
Sts |
ポートの現在の STP ステート。有効な値は、次のとおりです。 • BLK(ブロッキング) • DIS(ディセーブル) • LRN(ラーニング) • FWD(フォワーディング) |
Type |
ステータス情報。有効な値は、次のとおりです。 • P2p/Shr ― スパニング スリーは、このインターフェイスを(共有された)point-to-point(p2p; ポイントツーポイント)インターフェイスとみなします。 • Edge ― ポートは、STP エッジ ポートとして、( default コマンドを使用してグローバルに、またはインターフェイス上で直接)設定され、BPDU は受信しません。 • Network ― ポートは、STP ネットワーク ポートとして、( default コマンドを使用してグローバルに、またはインターフェイス上で直接)設定されます。 • *ROOT_Inc、*LOOP_Inc、*PVID_Inc、*BA_Inc、および *TYPE_Inc ― ポートは、不整合が原因で中断ステート(BKN*)になっています。中断ステートは、ルート不整合、ループ ガード不整合、PVID 不整合、ブリッジ保証不整合、またはタイプ不整合です。 |
(注) Rapid per VLAN Spanning Tree Plus(Rapid PVST+)と Multiple Spanning Tree(MST)のいずれを実行しているかによって、表示される出力は若干異なります。
関連コマンド
|
|
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree active
STP アクティブ インターフェイスのみの STP 情報を表示するには、 show spanning-tree active コマンドを使用します。
show spanning-tree active [brief | detail]
シンタックスの説明
brief |
(任意)STP インターフェイス情報の簡潔な要約を表示します。 |
detail |
(任意)STP インターフェイス情報の詳細な要約を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、STP アクティブ インターフェイスの STP 情報を表示する例を示します。
switch# show spanning-tree active
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge
ローカル ブリッジのステータスおよび設定を表示するには、 show spanning-tree bridge コマンドを使用します。
show spanning-tree bridge [address | brief | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | priority [system-id] | protocol]
シンタックスの説明
address |
(任意)STP ローカル ブリッジの MAC アドレスを表示します。 |
brief |
(任意)STP ブリッジのステータスおよび設定の簡潔な要約を表示します。 |
detail |
(任意)STP ブリッジのステータスおよび設定の詳細な要約を表示します。 |
forward-time |
(任意)ブリッジの STP 転送遅延インターバルを表示します。 |
hello-time |
(任意)ブリッジの STP hello タイムを表示します。 |
id |
(任意)ブリッジの STP ブリッジ ID を表示します。 |
max-age |
(任意)ブリッジの STP 最大エージング タイムを表示します。 |
priority |
(任意)このブリッジのブリッジ プライオリティを表示します。 |
system-id |
(任意)このブリッジのブリッジ プライオリティおよびシステム ID 拡張を表示します。 |
protocol |
(任意)Rapid PVST+ または MST プロトコルがアクティブかどうかを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、ブリッジの STP 情報を表示する例を示します。
switch# show spanning-tree bridge
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree brief
スイッチ上の STP ステータスおよび設定の簡潔な要約を表示するには、 show spanning-tree brief コマンドを使用します。
show spanning-tree brief [active]
シンタックスの説明
active |
(任意)STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、STP 情報の簡潔な要約を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree brief
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree detail
スイッチ上の STP ステータスおよび設定の詳細情報を表示するには、 show spanning-tree detail コマンドを使用します。
show spanning-tree detail [active]
シンタックスの説明
active |
(任意)STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、STP コンフィギュレーションの詳細情報を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree detail
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree interface
指定のインターフェイス上の STP インターフェイス ステータスおよび設定の情報を表示するには、 show spanning-tree interface コマンドを使用します。
show spanning-tree interface { interface slot / port | port-channel number } [active [brief | detail] | brief [active] | cost | detail [active] | edge | inconsistency | priority | rootcost | state]
シンタックスの説明
interface type slot / port | port-channel number |
インターフェイスを指定します。インターフェイスのタイプ(ethernet または vethernet)、スロット番号とポート番号、またはポート チャネル番号を使用します。 |
active |
(任意)指定のインターフェイス上の STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
brief |
(任意)指定のインターフェイスの STP 情報の簡潔な要約を表示します。 |
detail |
(任意)指定のインターフェイスに関する詳細な STP 情報を表示します。 |
cost |
(任意)指定のインターフェイスの STP パス コストを表示します。 |
edge |
(任意)指定のインターフェイスの STP タイプ エッジ ポート情報を表示します。 |
inconsistency |
(任意)指定のインターフェイスのポート不整合 STP ステートを表示します。 |
priority |
(任意)指定のインターフェイスの STP ポート プライオリティを表示します。 |
rootcost |
(任意)指定のインターフェイスのルートまでのパス コストを表示します。 |
state |
ポートの現在の STP ステート。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
STP ポート タイプは、ポートを STP エッジ ポートまたは STP ネットワーク ポートとして設定している場合にのみ表示されます。STP ポート タイプを設定していない場合には、ポート タイプは表示されません。
STP を実行していないインターフェイスを指定すると、スイッチからエラー メッセージが返されます。
MST を実行している場合に、このコマンドを使用すると、PVST シミュレーション設定が表示されます。
(注) MST を実行している場合に、指定のインターフェイスの詳細を表示するには、show spanning-tree mst コマンドを使用します。
例
次に、指定のインターフェイスの STP 情報を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree interface ethernet 1/3
次に、指定のインターフェイスの詳細な STP 情報を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree interface ethernet 1/3 detail
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree mst
MST ステータスおよび設定の情報を表示するには、 show spanning-tree mst コマンドを使用します。
show spanning-tree mst [ instance_id [detail | interface { interface slot / port | port-channel number } [detail]]
show spanning-tree mst [configuration [digest]]
show spanning-tree mst [detail | interface { interface slot / port | port-channel number }} [detail]]
シンタックスの説明
instance_id |
(任意)表示する MST インスタンス範囲。たとえば、「0-3,5,7-9」(0 ~ 3、5、7 ~ 9)と指定できます。 |
detail |
(任意)詳細な MST 情報を表示します。 |
interface slot / port | port-channel number |
(任意)インターフェイスを指定します。インターフェイスのタイプ(ethernet または vethernet)、スロット番号とポート番号、またはポート チャネル番号を使用します。 |
configuration |
(任意)全 VLAN の VLAN とインスタンスのマッピングも含め、現在の MST リージョン情報を表示します。 |
digest |
(任意)MD5 ダイジェストに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの入力時に、スイッチが STP MST モードで実行されていない場合は、次のメッセージが返されます。
ERROR: Switch is not in mst mode
例
次に、現在アクティブになっている VLAN ポートの MST インスタンス情報に関する STP 情報を表示する例を示します。
switch# show spanning-tree mst
次に、特定の MST インスタンスに関する STP 情報を表示する例を示します。
switch)# show spanning-tree mst 0
次に、MST プロトコルに関する詳細な STP 情報を表示する例を示します。
switch)# show spanning-tree mst detail
次に、指定の MST インターフェイスに関する STP 情報を表示する例を示します。
switch)# show spanning-tree mst interface ethernet 8/2
次に、MST コンフィギュレーションに関する情報を表示する例を示します。
switch)# show spanning-tree mst configuration
次に、現在の MST コンフィギュレーションに含まれる MD5 ダイジェストを表示する例を示します。
switch)# show spanning-tree mst configuration digest
表3-1 に、 show spanning-tree コマンド出力で表示されるフィールドの説明を示します。
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree root
ルート ブリッジのステータスおよび設定を表示するには、 show spanning-tree root コマンドを使用します。
show spanning-tree root [address | brief | cost | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | port | priority [system-id]]
シンタックスの説明
address |
(任意)STP ルート ブリッジの MAC アドレスを表示します。 |
brief |
(任意)ルート ブリッジのステータスおよび設定の簡潔な要約を表示します。 |
cost |
(任意)ルートからこのブリッジまでのパス コストを表示します。 |
detail |
(任意)ルート ブリッジのステータスおよび設定の詳細な情報を表示します。 |
forward-time |
(任意)ルート ブリッジの STP 転送遅延インターバルを表示します。 |
hello-time |
(任意)ルート ブリッジの STP hello タイムを表示します。 |
id |
(任意)ルート ブリッジの STP ブリッジ ID を表示します。 |
max-age |
(任意)ルート ブリッジの STP 最大エージング タイムを表示します。 |
port |
(任意)どのポートがルート ポートであるかを表示します。 |
priority |
(任意)ルート ブリッジのブリッジ プライオリティを表示します。 |
system-id |
(任意)ルート ブリッジのブリッジ ID およびシステム ID 拡張を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、ルート ブリッジの情報を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree root
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP 情報の簡潔な要約を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree summary
スイッチの STP 情報の要約を表示するには、 show spanning-tree summary コマンドを使用します。
show spanning-tree summary [totals]
シンタックスの説明
totals |
(任意)STP 情報の合計のみを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
Rapid PVST+ または MST を実行している場合では、このコマンドの表示出力が異なります。
例
次に、スイッチの STP 情報の要約を表示する例を示します。
switch(config)# show spanning-tree summary
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP 情報の簡潔な要約を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree vlan |
指定の VLAN の STP 情報を表示します。 |
show spanning-tree vlan
指定の VLAN の STP 情報を表示するには、 show spanning-tree vlan コマンドを使用します。
show spanning-tree vlan { vlan_id } [active [brief | detail]]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [blockedports]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [bridge [address] | brief | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | priority [system-id] | protocol]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [brief [active]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [detail [active]]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [inconsistentports]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [interface { interface slot / port | port-channel number } [active [brief | detail]] | brief [active] | cost | detail [active] | edge | inconsistency | priority | rootcost | state]]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [root [address | brief | cost | detail | forward-time | hello-time | id | max-age | port | priority [system-id]]
show spanning-tree vlan { vlan_id } [summary]
シンタックスの説明
vlan_id |
表示する VLAN または VLAN 範囲を指定します。 |
active |
(任意)STP VLAN および アクティブ ポートに関する情報を表示します。 |
brief |
(任意)指定の VLAN の STP 情報の簡潔な要約を表示します。 |
detail |
(任意)指定の VLAN の詳細な STP 情報を表示します。 |
blockedports |
(任意)ブロックされたステートになっている指定の VLAN の STP 代替ポートを表示します。 |
bridge |
(任意)指定の VLAN のブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
address |
(任意)指定の VLAN の指定の STP ブリッジの MAC アドレスを表示します。 |
forward-time |
(任意)指定の VLAN のブリッジの STP 転送遅延インターバルを表示します。 |
hello-time |
(任意)指定の VLAN のブリッジの STP hello タイムを表示します。 |
id |
(任意)指定の VLAN の STP ブリッジ ID を表示します。 |
max-age |
(任意)指定の VLAN の STP 最大エージング タイムを表示します。 |
priority |
(任意)指定の VLAN の STP プライオリティを表示します。 |
system-id |
(任意)指定の VLAN に追加されたシステム ID を持つブリッジ ID を表示します。 |
protocol |
(任意)スイッチ上でどの STP プロトコルがアクティブであるかを表示します。 |
inconsistentports |
(任意)指定の VLAN で不整合 STP ステートになっているポートを表示します。 |
interface slot / port | port-channel number |
(任意)インターフェイスを指定します。インターフェイスのタイプ(ethernet または vethernet)、スロット番号とポート番号、またはポート チャネル番号を使用します。 |
cost |
(任意)指定の VLAN の STP パス コストを表示します。 |
edge |
(任意)指定の VLAN の指定のインターフェイスの STP タイプ エッジ ポート情報を表示します。 |
inconsistency |
(任意)指定の VLAN の指定のインターフェイスの不整合 STP ポート ステートを表示します。 |
priority |
(任意)指定の VLAN の STP プライオリティを表示します。 |
rootcost |
(任意)指定の VLAN の指定のインターフェイスのルートまでのパス コストを表示します。 |
state |
ポートの現在の STP ステート。有効な値は、blocking、disabled、learning、および forwarding です。 |
port |
(任意)指定の VLAN のルート ポートに関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)指定の VLAN の STP 情報の要約を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、VLAN 1 の STP 情報を表示する例を示します。
switch# show spanning-tree vlan 1
関連コマンド
|
|
show spanning-tree |
STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree active |
STP アクティブ インターフェイスのみに関する情報を表示します。 |
show spanning-tree bridge |
スイッチ上のローカル ブリッジのブリッジ ID、タイマー、プロトコルを表示します。 |
show spanning-tree brief |
STP に関する簡潔な要約情報を表示します。 |
show spanning-tree detail |
STP に関する詳細情報を表示します。 |
show spanning-tree interface |
指定のインターフェイスの STP インターフェイス ステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree mst |
MST STP に関する情報を表示します。 |
show spanning-tree root |
このスイッチが属する STP インスタンスのルート ブリッジのステータスおよび設定を表示します。 |
show spanning-tree summary |
STP に関する要約情報を表示します。 |
show startup-config
現在のスタートアップ コンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、 show startup-config コマンドを使用します。
show startup-config
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの情報を表示する例を示します。
switch# show startup-config
関連コマンド
|
|
show running-config |
現在の実行コンフィギュレーション ファイルの内容を表示します。 |
show vlan
VLAN 情報を表示するには、 show vlan コマンドを使用します。
show vlan [brief | name { name } | summary]
シンタックスの説明
brief |
(任意)各 VLAN について、VLAN、ステータス、およびポートを 1 行で表示します。 |
name name |
(任意)VLAN 名で指定された 1 つの VLAN に関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)スイッチ上の既存の VLAN の数を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにより、プライベート VLAN も含め、スイッチ上のすべての VLAN の情報が表示されます。
各アクセス ポートは、1 つのみの VLAN に属すことができます。トランク ポートは、複数の VLAN に存在できます。
(注) ポートは、アクセス VLAN、ネイティブ VLAN、あるいはトランクが許可されるポートの 1 つとして VLAN に関連付けられる可能性がありますが、ディスプレイのポートの下に表示されるのはアクセス VLAN だけです。
state suspend または state active コマンドを使用して VLAN をシャットダウンすると、ステータス フィールドに次の値が表示されます。
• suspended ― VLAN が一時停止されています。
• active ― VLAN がアクティブです。
shutdown コマンドを使用して VLAN をシャットダウンすると、ステータス フィールドに次の値が表示されます。
• act/lshut ― VLAN ステータスはアクティブですが、ローカルにシャットダウンされています。
• sus/lshut ― VLAN ステータスは一時停止ですが、ローカルにシャットダウンされています。
VLAN が内部的にシャットダウンされている場合は、ステータス フィールドに次の値が表示されます。
• act/ishut ― VLAN ステータスはアクティブですが、内部的にシャットダウンされています。
• sus/ishut ― VLAN ステータスは一時停止されていますが、内部的にシャットダウンされています。
VLAN がローカルおよび内部的にシャットダウンされている場合、ステータス フィールドに表示される値は act/ishut または sus/ishut です。VLAN がローカルでのみシャットダウンされている場合、ステータス フィールドに表示される値は act/lshut または sus/lshut です。
例
次に、スイッチ上のすべての VLAN の情報を表示する例を示します。
次に、VLAN 名、ステータス、および関連付けられているポートのみを表示する例を示します。
次に、名前で指定した VLAN の VLAN 情報を表示する例を示します。
switch# show vlan name test
次に、スイッチ上の設定済みの VLAN の数に関する情報を表示する例を示します。
switch# show vlan summary
関連コマンド
|
|
show interface switchport |
プライベート VLAN 内のポートも含め、ポートに関する情報を表示します。 |
show vlan private-vlan |
プライベート VLAN 情報を表示します。 |
show vlan id
個々の VLAN または VLAN 範囲の情報および統計情報を表示するには、 show vlan id コマンドを使用します。
show vlan id { vlan_id }
シンタックスの説明
vlan_id |
表示する VLAN または VLAN 範囲を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
プライベート VLAN も含め、個々の VLAN または VLAN 範囲の情報および統計情報を表示するには、このコマンドを使用します。
(注) また、show vlan name コマンドを使用して、個々の VLAN に関する情報を表示できます。
例
次に、VLAN 5 の情報を表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
show vlan |
スイッチ上の VLAN に関する情報を表示します。 |
show vlan private-vlan
プライベート VLAN 情報を表示するには、 show vlan private-vlan コマンドを使用します。
show vlan [id { vlan_id }] private-vlan [type]
シンタックスの説明
id vlan_id |
(任意)指定の VLAN のプライベート VLAN 情報を表示します。 |
type |
(任意)プライベート VLAN タイプ(プライマリ、独立、コミュニティ)を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが導入されました。 |
例
次に、スイッチ上のすべてのプライベート VLAN の情報を表示する例を示します。
switch(config)# show vlan private-vlan
次に、特定のプライベート VLAN の情報を表示する例を示します。
switch(config)# show vlan id 42 private-vlan
次に、スイッチ上のすべてのタイプのプライベート VLAN の情報を表示する例を示します。
switch(config)# show vlan private-vlan type
次に、指定のプライベート VLAN のタイプに関する情報を表示する例を示します。
switch(config)# show vlan id 42 private-vlan type
関連コマンド
|
|
show interface private-vlan mapping |
プライマリ VLAN とセカンダリ VLAN の間のプライベート VLAN マッピングに関する情報を表示して、両方の VLAN が同じプライマリ VLAN インターフェイスを共有するようにします。 |
show interface switchport |
プライベート VLAN 内のポートも含め、ポートに関する情報を表示します。 |
show vlan |
スイッチ上のすべての VLAN に関する情報を表示します。 |