この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
新しい Cisco Unified Wireless IP Phone を社内ワイヤレス ネットワークおよび IP テレフォニー ネットワークに接続するのはシステム管理者です。
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G の電源は再充電可能リチウム イオン バッテリです。電話機を使用する前に、このバッテリを電話機に取り付け、充電する必要があります。使用するバッテリのタイプにより、完全に充電されたバッテリの駆動時間は以下のとおりになります。
• 標準バッテリの通話時間は最大 9.5 時間、スタンバイ時間は最大 180 時間です。
• 拡張バッテリの通話時間は最大 13 時間、スタンバイ時間は最大 240 時間です。
(注) Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを使用すると、どちらのタイプのバッテリでも通話時間とスタンバイ時間が短くなります。さらに、システム管理者が電話機を設定する方法もバッテリ寿命に影響を与えます。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
このセクションでは、電話機のバッテリの取り付け方法について説明します。以下の図を参照して以下の手順を実行してください。
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バッテリをバッテリ コンパートメントの下部に合わせて、電話機の金属接点とバッテリが互いに向き合っていることを確認します。 |
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バッテリを、しっかり収まるまでバッテリ コンパートメントに押しこみます。バッテリが電話機にしっかり合っていることを確認します。 |
電話機のカバーを取り付ける場合、下図の手順に従ってください。
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ワイヤレス IP 電話でバッテリを充電するには、AC 電源または USB ケーブルを電話機に接続します。詳細については、以下のセクションを参照してください。
• 「USB ケーブルと PC の USB ポートを使用してバッテリを充電」
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(注) デスクトップ チャージャまたはマルチチャージャを使用してバッテリを充電することも可能です。詳細については、『Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G, 7925G-EX, and 7926G Accessory Guide』を参照してください。
AC 電源を電話機に接続することによってバッテリを素早く充電できます。異なる AC 電源レセプタクルに対応するには、AC 電源に適切な AC プラグ アダプタに挿入する必要があります。
電話機はバッテリの充電中にも使用できます。バッテリが充電された後、電源コードを外しても、電話機に電源コードを差し込んだままにしてもかまいません。
(注) 設定によっては、電話機を AC 電源に接続すると、電話機の電源が自動的にオフになる場合もあります。AC 電源には、電源、デスクトップ チャージャ、またはマルチチャージャなどがあります。電話機を AC 電源に接続したまま使用している場合(コール中または XML 電話サービスの使用中)、コール後や電話サービスの終了後に電話機の電源がオフになります。
詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
AC 電源を使用して電話機内のバッテリを充電する場合、以下の図の手順に従ってください。
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USB ケーブル付きの電話機と PC の USB ポートを接続することによって、電話機内のバッテリを充電できます。PC の USB ポートを使用してバッテリを充電する場合、充電時間が長くなります。
USB ケーブルと USB ポートを使用してバッテリを充電する場合、以下の図を参照して手順に従ってください。
バッテリを充電した後、コールを発信および受信するには、電話機の電源をオンにする必要があります。
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1. 電話機の電源がオンになるまで (赤いボタン)を押し続けます。 2. ワイヤレス ネットワークにアクセスするためにユーザ名とパスワードを入力する必要がある場合があります。詳細については、「ユーザ名とパスワードの設定」を参照してください。 3. Cisco Unified Communications Manager での認証および登録が完了すると、電話機にメイン画面が表示されコールの発信または受信ができるようになります。 |
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アイコンが、ワイヤレス アクセス ポイントと電話機の間の信号の強さを示します。電話機がコールを発信または受信するには少なくとも 1 本のバーが表示されている必要があります。 電話機を信号範囲の外に移動すると、ワイヤレス LAN との接続が失われます。 が表示され、ステータス行に「サービス圏外に接近中(Leaving service area)」と表示されます。 |
一定の時間が経過すると、アイドル状態の電話スクリーンがオフになる場合があります。電話機の電源がまだオンであり、バッテリ電源の使用中にワイヤレス ネットワークに接続されていることを警告するため、インジケータ ライトが 2 秒おきに緑で点滅します。
ネットワーク内で初めて電話機の電源をオンにする場合、ワイヤレス ネットワークにアクセスするためにユーザ名とパスワードを設定する必要がある場合があります。不明な点については、システム管理者にお問い合わせください。
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1. [ (設定(Settings))] > [ネットワーク プロファイル(Network Profile)] を選択します。 2. 現在のプロファイル名( が表示されています)を強調表示して、[表示(View)] を押します。 アイコンは、この画面がロックされていることを示します。不明な点については、システム管理者に問い合わせてください。3. [WLAN の設定(WLAN Configuration)] を強調表示して、[表示(View)] を押します。 4. [ユーザ名(Username)] または [パスワード(Password)] までスクロールして、 を押します。 5. キーパッドを使用して、[新規ユーザ名(New Username)] または [新規パスワード(New Password)] フィールドにユーザ名またはパスワード入力します。 不明な点については、「テキストの入力と編集」を参照してください。 (注) EAP/LEAP パスワードには、最大 32 文字の英数字を使用できます。 |
パスワードには、文字、数字、および特殊文字を入力できます。キーパッドで数字キーを押すと、テキスト バブルにそのキーが制御するすべての文字および記号が表示されます。押すたびに別の文字オプションに移動します。
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[オプション(Options)] > [キャンセル(Cancel)] を選択して、メニュー オプションまたはメイン画面に戻ります。 |
電話機をワイヤレス LAN ネットワークに接続した後、システム管理者が Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS; 内線番号自動登録システム)を使用して電話機の自動登録を指示する場合があります。TAPS は、電話機を新たに導入する場合にも、既存の電話機を入れ替える場合にも使用できます。
TAPS に登録するには、システム管理者から提供された TAPS 内線番号を入力し、ボイス プロンプトに従います。地域コードを含む、完全な内線番号を入力するように指示される場合があります。電話機に確認メッセージが表示されたら、接続解除します。電話機が再起動します。
警告 危険な場所では、CSA または ATEX 認定の付属品と共に Cisco Unified IP Wireless Phone 7925G-EX を使用してください。
付属品の完全なリストと説明については、『 Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G, 7925G-EX, and 7926G Accessory Guide 』を参照してください 。
ヘッドセットの使用については、「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用」を参照してください。シスコでは、サードパーティ製の有線および Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの、Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G との併用について、社内テストを実施しておりますが、ヘッドセットまたはハンドセット ベンダ製の製品の保証またはサポートは行いません。Cisco Unified IP Phone の展開場所では、環境やハードウェアによるそれぞれ固有の不整合が発生する場合があるので、すべての環境に共通して適用できる「最良の」解決策を 1 つだけ見出すことは不可能です。ネットワークにヘッドセットを多数展開する前に、お客様の環境での使用に最適かどうか、それらのヘッドセットについてテストすることをお勧めします。
シスコでは、不要な Radio Frequency(RF; 無線周波数)および Audio Frequency(AF; 可聴周波数)が遮蔽された高品質のヘッドセットなどの外部デバイスの使用を推奨しています。これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。詳細については、「外部デバイスの使用方法」を参照してください。
特定のヘッドセットが Cisco Unified IP Phone とは合わない主要な理由は、ハム音の発生です。ハム音は、相手方だけに聞こえる場合もあれば、相手方と Cisco IP Phone のユーザの両方に聞こえる場合もあります。雑音やビープ音には、電灯、電気モーターの付近、または大型の PC モニタなどの外的要因によって起こるものもあります。また、ヘッドセットの力学または電子工学的な要素が原因となって、Cisco Unified IP Phone ユーザと会話したときにリモートの相手に本人のエコーが聞こえることもあります。
Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを使用すると、電話機におけるバッテリの電気消費量が増加することが多く、その結果、バッテリの寿命が短くなる可能性があります。
Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを動作させるには、電話機から可視範囲内にヘッドセットを直接設置する必要はありませんが、壁やドアといった障害物や電気製品からの干渉が接続に影響する場合があります。
物理的、機械的、および技術的な性能以上に、ヘッドセットの音質がユーザと通話相手の双方にとって良質である必要があります。音質は主観的なものであり、シスコは、いかなるヘッドセットの音質も保証できませんが、下記のサイトのヘッドセットのなかには、Cisco Unified IP Phone で良好な音質を提供すると報告されているものがあります。
ただし、最終的には、その機器がお客様の環境で適切な音質を実現するかどうかのテストは、お客様自身が行う必要があります。
電話機の有線および Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットについては、『 Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G, 7925G-EX, and 7926G Accessory Guide 』および以下の Web サイトを参照してください。
シスコからロック セットを購入することによって、電話機をデスクトップに固定することができます。詳細については、『 Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G, 7925G-EX, and 7926G Accessory Guide 』を参照してください 。
ロック セットを取り付ける場合、図を参照して、以下の手順に従ってください。
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1. 安全ケーブルをデスクトップのポストに巻きつけるか、穴に通します。安全ケーブルの両端の輪を C リングに通します。 2. ケーブルの輪が通された C リングを電話機の背面にあるスロットに通します。 |