この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G および 7926G は、高機能電話機であり、認定 Bluetooth ワイヤレス デバイス(Qualified Device ID(QDID) B014396)です。この電話機は、コンピュータが使用するものと同じワイヤレス LAN を使用して音声によるコミュニケーションを提供するものであり、電話機のコールの発信や受信、保留、転送、会議の開催などが可能です。
この電話機を使用すると、基本的なコール処理機能に加えて、コール処理機能を拡張し生産性を高めることができます。
• ハンズフリー コール機能を含む、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用
• 最大 200 の連絡先を保存可能なローカルな電話帳、および電話帳の連絡先に割り当て可能なスピード ダイヤル ホット キー
• ネットワーク データ、XML アプリケーションおよび Web ベースのサービスへのアクセス
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G-EX は、Atmospheres Explosibles (ATEX) Zone 2/Class 22 および Canadian Standards Association (CSA) Division 2/Class 1 認定の高機能電話機です。この電話機は、ガス、オイル、および化学製品製造現場における爆発を誘発しやすい環境に加え、ほこりが充満した環境での使用が認められています。この電話機は、防水保護された防塵機器であることを示す保護等級 64(IP 64)レベルの保護がされています。この電話機は、緊急事態に見つけやすいように業界標準の黄色のスタイルとなっています。この電話機は、認定 Bluetooth ワイヤレス デバイス(Qualified Device ID (QDID) B014396)です。この電話機は、コンピュータが使用するものと同じワイヤレス LAN を使用して音声によるコミュニケーションを提供するものであり、電話機のコールの発信や受信、保留、転送、会議の開催などが可能です。
この電話機を使用すると、基本的なコール処理機能に加えて、コール処理機能を拡張し生産性を高めることができます。
• ハンズフリー コール機能を含む、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用
• 最大 200 の連絡先を保存可能なローカルな電話帳、および電話帳の連絡先に割り当て可能なスピード ダイヤル ホット キー
• ネットワーク データ、XML アプリケーションおよび Web ベースのサービスへのアクセス
• 電話機能のオンライン カスタマイズおよびユーザ オプション Web ページからのサービス
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G-EX は、ATEX Zone 2 および CSA Class 1 Division II 認定機器です。つまり、この電話機を操作できるのは、通常では爆発性ガス雰囲気が発生する可能性が少ない、発生する場合でもめったに発生せず、短期間しか続かない(たとえば、1 年に 10 時間未満)領域です。さらに、この電話機は、爆発しやすい、または引火しやすい混合ガスが発生させるのに十分な量の引火性のガスまたは煙が空気中に存在する可能性がある場所、分類済みの危機は通常は存在しないが、異常な条件下では存在する可能性がある場所でも操作できます。
電話機のボタンとハードウェアを特定するには、次の図を参照してください。
|
• 赤の点灯:電話機が AC 電源に接続され、バッテリの充電中です。 • 緑の点灯:電話機が AC 電源に接続され、バッテリは完全に充電されています。 • 赤の高速点滅:着信コール。電話機は、充電中か、または完全に充電されています。 • 赤の低速点滅:ボイス メッセージ。電話機を AC 電源に接続すると、赤いライトが、バッテリだけを使用しているときより長く表示されます。 • 緑の低速点滅(2 秒ごと):電話機がバッテリ電源だけを使用しています。電話機がワイヤレス ネットワークに登録され、サービス カバレッジ領域内にあります。 |
|
|
||
|
||
|
ソフトキーのリストへアクセスするためのオプション メニューをアクティブにします。ソフトキー ラベルが表示される場合もあります。 |
|
|
メニューを上下にスクロールして、オプションを強調表示し、各電話番号およびテキスト エントリの間を左右に移動することができます。 |
|
|
||
|
||
|
||
|
番号のダイヤル時に「0」を入力します。テキストの入力中に、スペースまたは以下の特殊文字を入力できます。 |
|
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||
|
電話機がアイドル状態の時に、呼出音の音量を制御したり、振動オプションをオンにしたり、呼出音をオフにできます。 |
|
|
Push to Talk やその他のサービスなどの、XML アプリケーションで使用します。詳細については、「Push to Talk サービスの使用」を参照してください。 |
|
|
Java MIDlet アプリケーションで使用して、バーコードをスキャンすることができます。 (注) 使用できるのは Cisco Unified IP Phone 7926G のみです。 |
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G にはソフトキー ボタンが 2 つしかないので、[オプション(Options)] ソフトキーには、その電話機で使用できる機能オプションのリストが表示されます。[オプション(Options)] リスト内の機能は、その電話機がアイドル状態なのか、アクティブ コール中なのかで異なります。以下に、[オプション(Options)] が開いた状態のメイン画面を示します。
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||
|
ホーム スクリーンは、アイドル状態のときに電話スクリーンに表示されます。ホーム スクリーンはメイン画面または回線表示になります。システム管理者が、電話機におけるホーム スクリーンの表示方法を決定します。
以下に、メイン画面が表示されたホーム スクリーンを示します。
以下に回線表示内のホーム スクリーンを示します。メイン画面にアクセスするには、 を押します。
メイン画面から、ナビゲーション ボタンを使用して機能メニューにアクセスできます。
|
|
---|---|
ナビゲーション ボタンの矢印を押して、メイン画面から以下のメニューのいずれかにアクセスします。 |
|
を押します。 | |
この電話機には、オンライン ヘルプ システムが用意されています。ヘルプの項目はスクリーンに表示されます。
|
|
---|---|
電話機のキーパッドとボタンには、よく使用する機能へのショートカットが用意されています。
回線 と コール という用語は混乱を招く場合があります。以下に、これらの用語を明確に説明します。
• 回線 :各回線は、他人が自分へのコールに使用できる電話番号またはインターコム番号にそれぞれ対応しています。 電話機は最大 6 つの回線をサポートします。使用している電話機の回線を表示するには、 を押して、 回線表示を開きます。回線表示リスト内で電話回線アイコン が付いている電話番号の数と同じ数の回線があります 。
• コール : 各回線は、複数のコール(一般的には最大 4 つ)をサポートできます。電話機は最大 24 の接続コールをサポートできますが、システム管理者が、ユーザの必要に応じて、その数を調整する場合があります。ある時点では 1 コールだけがアクティブになることができ、他のコールは自動的に保留になります。
以下に、2 つのアクティブ コールがあった場合のメイン画面の表示を示します。1 つは保留中(23827)で、もう 1 つは接続中(3956933)です。
|
||
|
||
|
||
|
電話機には、以下のアイコンが表示され、回線およびコールの状態を確認できます。
|
|
|
---|---|---|
着信コール、または Busy Lamp Field(BLF; ビジー ランプ フィールド):モニタされた回線は呼出中(BLF ピックアップ) |
「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。 |
|
「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。 |
||
「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。 |
||
「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。 |
||
「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。 |
||
共有回線はリモートで使用中です。「共有回線の使用」 を参照してください。 |
||
このコールが保留にされています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。 |
||
プライマリ回線が転送されました。「別の電話番号へのコールの転送」 を参照してください。 |
||
「不審なコールのトレース」 を参照してください。 |
||
「不審なコールのトレース」 を参照してください。 |
||
インターコム回線は使用されていません。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。 |
||
インターコム回線が一方向のオーディオを送信中または受信中です。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。 |
||
受信者が、インターコム回線で発信者との双方向通話をアクティブにしました。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。 |
システム管理者は、ワイヤレス ネットワークの範囲外になったときにオーディオ アラート(ビープ音)が鳴るように電話機を設定することができます。アラートが鳴ると、電話スクリーンに アイコン(信号なし)が表示されます。
ワイヤレス ネットワークの範囲外になると、コールの発信および受信など、ワイヤレス ネットワークとの接続が必要な機能のために電話機を使用することができなくなります。
システム管理者が、範囲外のアラートを有効にすると、設定によって、ワイヤレス ネットワークの範囲内に戻るまでビープ音が 1 回だけ、10 秒おき、30 秒おき、または 60 秒おきに鳴ります。
アラートが鳴った後にワイヤレス ネットワークに再接続するには、電話画面に信号アイコン が再び表示されるまで、別の場所に移動してください。
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G の操作方法と、使用できる機能は、企業が使用するコール処理エージェント、さらには、企業の電話機サポート チームが電話システムをどのように設定したかによって異なります。そのため、このマニュアルで説明する機能の中には、使用できないものや、実際の電話システムでは異なる動作を見せるものがある可能性があります。操作方法や機能のアベイラビリティについては、お客様の社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合わせください。
Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G では、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを使用できます。ヘッドセットの使用については、「ヘッドセットについて」と「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用」を参照してください。
電話機では、ハンズフリー プロファイルの一部の機能がサポートされています。ハンズフリー プロファイルは標準の機能セットであり、ハンズフリー デバイス(Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットなど)を使用して、電話機を操作することなく特定のタスクを実行し、「ハンズフリー」の状態になることができます。たとえば、電話機の [リダイヤル(Redial)] を押すことなく、ハンドセット メーカーの手順書に従って、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットから番号をリダイヤルすることが可能です。
以下のハンズフリー機能が、Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G、7925G-EX、および 7926G で使用されている Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットで使用できます
• 着信コールの拒否:即転送オプションを使用して、コールをボイスメールに直接転送します。
• スリーウェイ コール発信:アクティブ コールの他に、着信コールまたは保留中のコールがある場合、以下の 2 つの方法のいずれかでそのコールを処理することができます。
– アクティブ コールを終了させ、待機中のコールに応答するか、復帰させます。
– アクティブ コールを保留中にして、待機中のコールに応答するか、復帰させます。
(注) 各種ハンズフリー デバイスは、それぞれ機能のアクティブ化方法が異なります。ハンズフリー デバイスのメーカーが、同じ機能を指す上で異なる用語を使用している可能性もあります。
ハンズフリー機能の使用の詳細については、デバイスのメーカーが提供するマニュアルを参照してください。
電話スクリーンを、柔らかい乾いた布か湿らせたティッシュでそっと拭いてください。
(注) Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G および 7926G は、ほこりや水に強い構造となっていますが、電話機の保護を強化したい場合、専用のシリコン ケースを購入できます。詳細については、『Cisco Unified Wireless IP Phone 7925G, 7925G-EX, and 7926G Accessory Guide』を参照してください。