この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「10/100」
10/100 イーサネット ポートには、標準の RJ-45 コネクタと内部で交差したイーサネット ピン割り当てが使用されています。これらのポートでは、送信(TD)信号と受信(RD)信号が内部で交差されているため、ツイストペア ストレート ケーブルとアダプタを接続できます。
10/100 ポートにサーバ、ワークステーション、ルータなどの装置を接続する場合は、10BASE-T および 100BASE-TX 用に配線された 2 または 4 ツイストペア ストレート ケーブルを使用します。図 B-5 に、2 ツイストペア ストレート ケーブルの配線を示します。図 B-7 に、4 ツイストペア ストレート ケーブルの配線を示します。
ポートにスイッチやリピータなどの装置を接続する場合は、2 ツイストペア クロス ケーブルまたは 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。図 B-6 に、2 ツイストペア クロス ケーブルの配線を示します。図 B-8 に、4 ツイストペア クロス ケーブルの配線を示します。
auto-MDIX がディセーブルになっている場合は、どちらかのポートにのみ X のラベルが付いているポート同士をストレート ケーブルで接続します。クロス ケーブルを使用するのは、両方のポートに X のラベルが付いている場合、または、どちらのポートにも X のラベルが付いていない場合です。
10BASE-T 対応装置と接続する場合は、カテゴリ 3、4、または 5 のケーブルを使用できます。100BASE-TX 対応装置と接続する場合は、カテゴリ 5 以上のケーブルを使用する必要があります。
(注) CLI で mdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Automatic Medium-Dependent Interface crossover(auto-MDIX)機能をイネーブルにすることができます。Auto-MDIX 機能を有効にすると、スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、それに応じてインターフェイスを設定します。したがって、スイッチ上の 10/100、10/100/1000、または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのいずれも使用できます。
図 B-2 光ファイバ SFP モジュールの LC コネクタ
警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051
デュアルパーパス ポートの 10/100/1000 イーサネット ポートでは、RJ-45 コネクタを使用します。
アラーム ポートには RJ-45 コネクタが使用されています。詳細については、『「アラーム ポート」』を参照してください。
(注) RJ-45 の設計(コネクタ ピンの間隔)により、アラーム出力は AC 電圧をサポートしません。
各ポートはケーブルの両端の波長仕様が一致している必要があります。また、通信の信頼性を高めるため、ケーブル長は制限値を超えないものとします。銅線 1000BASE-T SFP トランシーバには、長さが 328 フィート(100 m)以下で、カテゴリ 5 以上の標準的な 4 対のツイストペア ケーブルを使用します。
(注) スイッチの最大動作温度は、使用している SFP モジュールのタイプによって異なります。サポートされる温度範囲については、表 1-2 を参照してください。
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(ナノメーター) |
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722 フィート(220 m) |
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43.4 ~ 62 マイル |
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G.6523 |
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1804 フィート(550 m)1804 フィート(550 m)1804 フィート(550 m) |
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722 フィート(220 m) |
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1.モード帯域幅は、マルチモード ファイバにのみ適用されます。 2.1000BASE-ZX SFP モジュールは、分散シフト型 SMF または低減衰 SMF を使用することにより、最大 62 マイル(100 km)までデータを送信できます。この距離は、光ファイバの品質、接合の数、およびコネクタの数によって異なります。 |
(注) 光ファイバ ケーブルの長さが 15.43 マイル(25 km)未満の場合は、光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX SFP モジュールの受信ポートの間に、5 dB または 10 dB のインライン光減衰器を取り付けます。
図 B-5 10/100 ポート用の 2 対のツイストペア ストレート ケーブルの配線
図 B-6 10/100 ポート用の 2 対のツイストペア クロス ケーブルの配線
図 B-7 1000BASE-T ポート用の 4 対のツイストペア ストレート ケーブルの配線
図 B-8 1000BASE-T ポート用の 4 対のツイストペア クロス ケーブルの配線
クロス ケーブルかどうかを判断するには、タブを後ろにして、ケーブル端を並べて持ちます。左側のピン 1 に接続するワイヤは、右側のピン 3 に接続するワイヤと同じ色にする必要があります。左側のピン 2 に接続するワイヤは、右側のピン 6 に接続するワイヤと同じ色にする必要があります。
コンソール ポートでは 8 ピン RJ-45 コネクタを使用します( 表 B-2 および 表 B-3 を参照)。コンソール ケーブルを注文しなかった場合は、RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルでスイッチのコンソール ポートと PC のコンソール ポートを接続する必要があります。スイッチのコンソール ポートを端末に接続する場合は、RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタが必要です。アダプタは発注できます(部品番号 ACS-DSBUASYN=)。コンソール ポートおよびアダプタのピン割り当てについては、 表 B-2 および 表 B-3 を参照してください。
表 B-2 に、コンソール ポート、RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル、およびコンソール装置のピン割り当てを示します。
ポート(DTE) |
ターミナル アダプタ |
デバイス |
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表 B-3 に、スイッチ コンソール ポート、RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタ、およびコンソール デバイスのピン割り当てを示します。
(注) RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタが別途必要です。このアダプタはシスコに発注できます(部品番号 ACS-DSBUASYN=)。
コンソール ポート(DTE) |
ア ダプタ |
デバイス |
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