この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco 819 サービス統合型ルータは、環境温度のモニタリングおよび温度のロギングのため、30 秒ごとにルータ本体にセンサーが装備されています。ルータ シャーシの四隅に 4 つのセンサーがあります。さらにシステム アンビエント センサーおよび 3G センサーがあります。
• コンソールへのエラー メッセージ:温度範囲が設定されている温度しきい値を外れると、モニタにエラー メッセージを表示します。ルータの異なる SKU ごとに違う温度範囲が設定されています。
• SNMP トラップ:syslog メッセージは、温度が指定範囲外の場合に作成されます。
• サーバの「Call Home」機能:サーバの CallHome 機能は、非常に高温または低温になった場合に、Cisco TAC にすでに問い合わせできるようになっています。
コーナー センサーに加えて、システム周囲センサーと 3G センサーでも 30 秒おきに温度をブートフラッシュ メモリに記録されます。
温度が上限しきい値を超えたり、下限しきい値を下回ったりすると、温度情報が不揮発性メモリ領域に保存され、この出力の一部として表示されます。
ルータの動作温度を確認するには、show environment コマンドを使用します。または最後に装置の電力使用量および電力消費量を表示するには、このコマンドを使用できます。
次に、show environment コマンドの出力例を示します。
(注) モデムの温度が、非強化バージョンの場合は 85 度まで、強化バージョンでは 90 度まで上がると、警告メッセージが表示されます。温度が 108 度を超えた場合、ルータは自動的にシャットダウンします。
Cisco 819 ISR には、電力消費を減らすためのハードウェアおよびソフトウェア機能があります。ハードウェア機能としては、高性能 AC 電源および RAM 選択やクロック ゲーティングなど、省電力機能を内蔵した電気部品があります。詳細については、『Cisco 819 Integrated Services Router Hardware Installation Guide』を参照してください。
ソフトウェア機能には、未使用のモジュールの電源を切り、ルータのモジュールおよび周辺機器への未使用のクロックをディセーブルにする電力効率管理機能である Cisco EnergyWise があります。
Cisco 819 ISR で EnergyWise をサポートするには、Cisco IOS Release 15.0(1)M 以降を実行している必要があります。
詳細な設定手順については、『Cisco EnergyWise Configuration Guide, EnergyWise Phase 1』および『Cisco EnergyWise Configuration Guide, EnergyWise Phase 2』を参照してください。