tls-proxy
TLS コンフィギュレーション モードで TLS プロキシ インスタンスを設定したり、最大セッション数を設定したりするには、グローバル コンフィギュレーション モードで tls-proxy コマンドを使用します。設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
tls-proxy [ maximum-sessions max_sessions | proxy_name ][ noconfirm ]
no tls-proxy [ maximum-sessions max_sessions | proxy_name ][ noconfirm ]
構文の説明
max_sessions max_sessions |
プラットフォームでサポートする TLS プロキシ セッションの最大数を指定します。 |
noconfirm |
確認を要求せずに tls-proxy コマンドを実行します。 |
proxy_name |
TLS プロキシ インスタンスの名前を指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの動作や値はありません。
コマンド モード
次の表に、コマンドを入力できるモードを示します。
コマンドモード |
ファイアウォールモード |
セキュリティコンテキスト |
|||
---|---|---|---|---|---|
ルーテッド |
トランスペアレント |
シングル |
マルチ |
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コンテキスト |
システム |
||||
グローバル コンフィギュレーション |
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|
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— |
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
---|---|
8.0(2) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
tls-proxy コマンドを使用して TLS プロキシ コンフィギュレーション モードを開始し、TLS プロキシ インスタンスを作成したり、プラットフォームでサポートされる最大セッション数を設定したりできます。
例
次の例では、TLS プロキシ インスタンスを作成する方法を示します。
ciscoasa(config)# tls-proxy my_proxy
ciscoasa(config-tlsp)# server trust-point ccm_proxy
ciscoasa(config-tlsp)# client ldc issuer ldc_server
ciscoasa(config-tlsp)# client ldc keypair phone_common