gateway
特定のゲートウェイを管理しているコールエージェントのグループを指定するには、MGCP マップ コンフィギュレーション モードで gateway コマンドを使用します。設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
gateway ip_address [ group_id ]
構文の説明
gateway |
特定のゲートウェイを管理するコール エージェント グループ。 |
group_id |
コール エージェント グループの ID(0 ~ 2147483647)。 |
ip_address |
ゲートウェイの IP アドレス。 |
コマンド デフォルト
このコマンドは、デフォルトでディセーブルになっています。
コマンド モード
次の表に、コマンドを入力できるモードを示します。
コマンドモード |
ファイアウォールモード |
セキュリティコンテキスト |
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ルーテッド |
トランスペアレント |
シングル |
マルチ |
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コンテキスト |
システム |
||||
MGCP マップ コンフィギュレーション |
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— |
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
---|---|
7.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
特定のゲートウェイを管理しているコール エージェントのグループを指定するには、gateway コマンドを使用します。>ip_address オプションを使用して、ゲートウェイの IP アドレスを指定します。>group_id オプションには 0 ~ 4294967295 の数字を指定します。この数字は、ゲートウェイを管理しているコールエージェントの >group_id に対応している必要があります。1 つのゲートウェイは 1 つのグループだけに所属できます。
例
次に、コール エージェント 10.10.11.5 および 10.10.11.6 にゲートウェイ 10.10.10.115 の制御を許可し、コール エージェント 10.10.11.7 および 10.10.11.8 にゲートウェイ 10.10.10.116 および 10.10.10.117 の制御を許可する例を示します。
ciscoasa(config)# mgcp-map mgcp_policy
ciscoasa(config-mgcp-map)# call-agent 10.10.11.5 101
ciscoasa(config-mgcp-map)# call-agent 10.10.11.6 101
ciscoasa(config-mgcp-map)# call-agent 10.10.11.7 102
ciscoasa(config-mgcp-map)# call-agent 10.10.11.8 102
ciscoasa(config-mgcp-map)# gateway 10.10.10.115 101
ciscoasa(config-mgcp-map)# gateway 10.10.10.116 102
ciscoasa(config-mgcp-map)# gateway 10.10.10.117 102