Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 CLI コン フィギュレーション ガイド
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年6月8日
章のタイトル： データのバックアップおよび復元
データのバックアップおよび復元
（注） バックアップ サーバの設定は、初期設定のプロセスで行います。まだ行っていない場合は、 バックアップ パラメータの設定を参照してください。
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「関連項目」
データのバックアップおよび復元について
Cisco Unified SIP Proxy のバックアップ機能および復元機能は、FTP サーバを使用してデータの保存および取得を行います。バックアップ機能によって、ファイルは Cisco Unified SIP Proxy モジュールから FTP サーバにコピーされます。復元機能によって、ファイルは FTP サーバから Cisco Unified SIP Proxy アプリケーションにコピーされます。FTP サーバは、バックアップ機能および復元機能が IP アドレスまたはホスト名を使用して FTP サーバにアクセスできる限り、ネットワークの任意の場所に配置できます。
システム ファイルやアプリケーション ファイルに変更を加えた場合は、設定ファイルを常にバックアップすることを推奨します。コンフィギュレーション データを保持するためにバックアップを定期的に行ってください。
システムでは、次のタイプのバックアップがサポートされています。
• すべて：すべてのファイルおよびデータをバックアップします。
データのバックアップおよび復元に関する制約事項
• システムのバックアップおよび復元を行うときは、オフライン モードになっている必要があります。そのため、コール トラフィックに最も影響を与えないときにこれらのタスクを実行することを推奨します。オフライン モードでは、すべてのコールが終了します。
• Cisco Unified SIP Proxy では、次のバックアップおよび復元機能はサポートされていません。
– バックアップ操作および復元操作のスケジュール。バックアップおよび復元の手順は、適切なコマンドを入力したときに開始されます。
– メッセージ格納域の配置の一元化。Cisco Unified SIP Proxy バックアップ ファイルをその他のメッセージ ストアと併用または統合することはできません。
– 選択的なバックアップおよび復元。完全バックアップ機能と完全復元機能のみが使用できます。個々のメッセージやその他の特定のデータを格納または取得することはできません。
ファイルのバックアップ
• 「手順の概要」
• 「手順の詳細」
• 「例」
ファイルのバックアップについて
Cisco Unified SIP Proxy は、各バックアップにバックアップ ID を自動的に割り当てます。バックアップには 3 種類ありますが、システムでバックアップ ID が生成されるときにバックアップの種類は考慮されません。したがって、2 つのバックアップが、一方がコンフィギュレーション ファイルで、他方がデータ ファイルであるとしても、同じバックアップ ID を持つということはありません。
復元するファイルのバックアップ ID を判別するには、EXEC モードまたはオフライン モードで show backup server コマンドまたは show backup history コマンドを使用します。これらのコマンドによって、リモート バックアップ サーバにあるすべての使用可能なバックアップのコピーと、それぞれのバックアップ ID が表示されます。
手順の概要
手順の詳細
例
次の例では、 show backup history コマンドおよび show backup server コマンドの出力を示します。
ファイルの復元
• 「手順の概要」
• 「手順の詳細」
ファイルの復元について
バックアップ ファイルを作成した後は、必要に応じてファイルを復元できます。復元はオフライン モードで行います。これによってすべてのコールが終了します。したがって、コール トラフィックに最も影響を与えないときにファイルを復元する必要があります。
復元するファイルのバックアップ ID を判別するには、EXEC モードまたはオフライン モードで show backup server コマンドまたは show backup history コマンドを使用します。
手順の概要
3. restore id backup_ID category { all | configuration | data }
手順の詳細
関連項目
• 初期設定のプロセスで行うバックアップ サーバの設定については、 バックアップ パラメータの設定を参照してください。
• コンフィギュレーションのバックアップおよび復元に使用される CLI コマンドについては、『 CLI Command Reference for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
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