この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)ピアの説明を設定するには、 ip msdp description コマンドを使用します。ピアの説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp description peer-address text
no ip msdp description peer-address [ text ]
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switch(
config)#
ip msdp description 192.168.1.10 engineering peer
switch(
config)#
no ip msdp description 192.168.1.10
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)イベント履歴バッファのサイズを設定するには、 ip msdp event-history コマンドを使用します。デフォルトのバッファ サイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp event-history { cli | events | msdp-internal | routes | tcp } size buffer-size
no ip msdp event-history { cli | events | msdp-internal | routes | tcp } size buffer-size
バッファ サイズ。値は disabled 、 large 、 medium 、 small のいずれかです。デフォルトのバッファ サイズは small です。 |
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次の例では、MSDP イベント履歴バッファのサイズを設定する方法を示します。
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)プロセスが再起動されるときにルートをフラッシュするには、 ip msdp flush-routes コマンドを使用します。ルートをそのままにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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フラッシュ ルートが設定されているかどうかを表示するには、次のコマンドラインを使用します。
switch(
config)#
show running-config | include flush-routes
次の例では、MSDP プロセスが再起動されたときにルートをフラッシュするように設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp flush-routes
次の例では、MSDP プロセスが再起動されたときにルートをそのままにするように設定する方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp flush-routes
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指定したプレフィックスに対してソフトウェアが作成する Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)の(S, G)エントリの最大数を設定するには、 ip msdp group-limit コマンドを使用します。グループの制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp group-limit limit source prefix
no ip msdp group-limit limit source prefix
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次の例では、送信元に対して作成する(S, G)エントリの最大数を設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp group-limit 4000 source 192.168.1.0/24
次の例では、作成するエントリの制限を削除する方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp group-limit 4000 source 192.168.1.0/24
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)ピアのキープアライブ インターバルとタイムアウトを設定するには、 ip msdp keepalive コマンドを使用します。タイムアウトとインターバルをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp keepalive peer-address interval timeout
no ip msdp keepalive peer-address [ interval timeout ]
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次の例では、MSDP ピアのキープアライブ インターバルとタイムアウトを設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp keepalive 192.168.1.10 60 80
次の例では、キープアライブ インターバルとタイムアウトをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp keepalive 192.168.1.10
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)のメッシュ グループにピアを設定するには、 ip msdp mesh-group コマンドを使用します。1 つまたは全部のメッシュ グループからピアを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp mesh-group peer-address name
no ip msdp mesh-group peer-address [ name ]
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次の例では、メッシュ グループにピアを設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp mesh-group 192.168.1.10 my_admin_mesh
次の例では、メッシュ グループからピアを削除する方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp mesh-group 192.168.1.10 my_admin_mesh
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Source-Active メッセージ エントリの RP フィールドで使用する IP アドレスを設定するには、 ip msdp originator-id コマンドを使用します。値をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp originator-id { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number | vlan vlan-id }
no ip msdp originator-id [ { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number | vlan vlan-id } ]
イーサネット インターフェイス、およびスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
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EtherChannel インターフェイスおよび EtherChannel 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
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次の例では、SA メッセージの RP フィールドで使用する IP アドレスを設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp originator-id loopback0
次の例では、RP アドレスをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp originator-id loopback0
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)の MD5 パスワードをピアに対してイネーブルにするには、 ip msdp password コマンドを使用します。ピアに対する MD5 パスワードをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp password peer-address password
no ip msdp password peer-address [ password ]
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次の例では、ピアに対して MD5 パスワードをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp password 192.168.1.10 my_password
次の例では、ピアに対して MD5 パスワードをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp password 192.168.1.10
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指定したピア IP アドレスの Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)ピアを設定するには、 ip msdp peer コマンドを使用します。MDSP ピアを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp peer peer-address connect-source { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number | vlan vlan-id } [ remote-as asn ]
no ip msdp peer peer-address [ connect-source { ethernet slot / port | loopback if_number | port-channel number | vlan vlan-id } ] [ remote-as asn ]
イーサネット インターフェイス、およびスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
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EtherChannel インターフェイスおよび EtherChannel 番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 |
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ソフトウェアは、インターフェイスの送信元 IP アドレスを使用して、ピアとの TCP 接続を行います。AS 番号がローカル AS と同じ場合、ピアは Protocol Independent Multicast(PIM)ドメイン内にあります。それ以外の場合、ピアは PIM ドメインの外部にあります。
switch(
config)#
ip msdp peer 192.168.1.10 connect-source ethernet 1/0 remote-as 8
switch(
config)#
no ip msdp peer 192.168.1.10
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TCP 接続の再接続間隔を設定するには、 ip msdp reconnect-interval コマンドを使用します。再接続間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp reconnect-interval interval
no ip msdp reconnect-interval [ interval ]
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次の例では、TCP 接続の再接続間隔を設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp reconnect-interval 20
次の例では、再接続間隔をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp reconnect-interval
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ソフトウェアが Source-Active(SA)メッセージを送信する間隔を設定するには、 ip msdp sa-interval コマンドを使用します。間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip msdp sa-interval [ interval ]
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SA 間隔コンフィギュレーション コマンドを表示するには、次のコマンドラインを使用します。
switch(
config)#
show running-config | include sa-interval
switch(
config)#
ip msdp sa-interval 100
switch(
config)#
no ip msdp sa-interval
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ピアから受け入れる(S, G)エントリの数に対する制限を設定するには、 ip msdp sa-limit コマンドを使用します。制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp sa-limit peer-address limit
no ip msdp sa-limit peer-address [ limit ]
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次の例では、Source-Active(SA)制限をピアに設定する方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp sa-limit 192.168.1.10 5000
switch(
config)#
no ip msdp sa-limit 192.168.1.10
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着信する Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)Source-Active(SA)メッセージのフィルタリングをイネーブルにするには、 ip msdp sa-policy in コマンドを使用します。フィルタリングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp sa-policy peer-address policy-name in
no ip msdp sa-policy peer-address policy-name in
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次の例では、着信 SA メッセージのフィルタリングをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp sa-policy 192.168.1.10 my_incoming_sa_policy in
次の例では、フィルタリングをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp sa-policy 192.168.1.10 my_incoming_sa_policy in
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発信する Source-Active(SA)メッセージのフィルタリングをイネーブルにするには、 ip msdp sa-policy out コマンドを使用します。フィルタリングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip msdp sa-policy peer-address policy-name out
no ip msdp sa-policy peer-address policy-name out
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次の例では、SA メッセージのフィルタリングをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp sa-policy 192.168.1.10 my_incoming_sa_policy out
次の例では、フィルタリングをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp sa-policy 192.168.1.10 my_incoming_sa_policy out
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Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)ピアをシャットダウンするには、 ip msdp shutdown コマンドを使用します。ピアをイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip msdp shutdown peer-address
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次の例では、MSDP ピアをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
ip msdp shutdown 192.168.1.10
次の例では、MSDP ピアをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip msdp shutdown 192.168.1.10
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