この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチから Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを管理するために使用する、P で始まる Cisco NX-OS コマンドについて説明します。
静的にピン接続されたアップリンクの数を指定するには、 pinning max-links コマンドを使用します。デフォルト設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アップリンクの数。指定できる範囲は 1 ~ 8 です。デフォルトは 1 です。 このコマンドは、ファブリック エクステンダが 1 つ以上の静的にピン接続されたファブリック インターフェイスを使用して親スイッチに接続されている場合だけ、適用できます。 |
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(注) Cisco NX-OS Release 4.2(1)N1(1) よりも前のリリースでは、アップリンクの最大数は 4 でした。 |
いくつかのピン接続ファブリック インターフェイス接続を作成し、親スイッチがホスト インターフェイスの配信を決定できるようにするために、 pinning max-links コマンドを使用します。ホスト インターフェイスは uplinks で指定した数で分割され、それに従って配信されます。
次に、ファブリック エクステンダの静的にピン接続されたアップリンクの数を指定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
pinning max-links 4
次に、ファブリック エクステンダのアップリンク数をデフォルトに戻す例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
no pinning max-links
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シャーシ スロットでモジュールを事前プロビジョニングするには、 provision コマンドを使用します。事前プロビジョニングしたモジュールをスロットから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no provision model [ model-name ]
スロット コンフィギュレーション モード
スイッチ プロファイル コンフィギュレーション モード
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このコマンドは、事前プロビジョニングするモジュール(ラインカードまたは Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダ)を定義するために使用します。カード タイプがスロットのカードと一致しない場合またはモジュールがシャーシと互換性がない場合、次のメッセージが表示されます。
モジュールをスイッチのシャーシに挿入する前にモジュールの機能またはインターフェイス(イーサネット、ファイバ チャネル)を設定できます。また、このコマンドを使用して、障害またはスケジュール済みのダウン タイムが原因でモジュールがオフラインの場合にこれらの機能またはインターフェイスの設定を管理できます。これらの設定は、モジュールがオンラインになったときに適用されます。
モジュールのタイプを指定してモジュールを事前プロビジョニングすると、プラットフォーム マネージャは、一致するタイプのモジュールだけをオンラインにすることを許可します。モジュール タイプを指定せずにモジュールのインターフェイスを設定すると、設定はモジュールがオンラインになったときにモジュール タイプにかかわらず適用されます。
スイッチ プロファイルのモジュールおよびインターフェイスを事前プロビジョニングできます。モジュールとインターフェイスは、スイッチ プロファイルを適用(コミット)したときに事前プロビジョニングされます。モジュールを挿入してインターフェイスを作成したら、事前プロビジョニング モジュールは、インターフェイスが起動する前に各アプリケーションに設定を渡します。
相互排他とは、スイッチ プロファイルに含まれない設定はスイッチ プロファイルで許可されないメカニズム(およびその逆の場合も同様)です。この要件は、スイッチ プロファイルの設定を両方のスイッチでまったく同じにするためのものです。事前プロビジョニングされた設定は、モジュールがオンラインのときの設定と同じなので、相互排他チェックは正常に適用され続けます。
事前プロビジョニングをサポートする Cisco NX-OS Release 5.0(2)N1(1) から、モジュールの事前プロビジョニングをサポートしていない Cisco NX-OS の以前のリリースにダウングレードすると、スイッチに設定した事前プロビジョニング設定を削除するように求められます。
次に、シャーシのスロット 2 でモジュールを事前プロビジョニングする例を示します。
次に、シャーシ スロットから事前プロビジョニングしたモジュールを削除する例を示します。
次に、シャーシ スロットから事前プロビジョニングしたすべてのモジュールまたはラインカードを削除する例を示します。
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