isdn bind-l3
シグナリングバックホール用に ISDN D チャネル シリアルインターフェイスを設定し、それをセッションセットに関連付けるには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで isdn bind l3 コマンドを使用します。ISDN D チャネル シリアルインターフェイスでシグナリングバックホールを無効化するには、このコマンドの no 形式を使用します。
isdn bind-l3 set-name
no isdn bind-l3
構文の説明
set -name |
D チャネルインターフェイスを関連付けるセッションセット。 |
コマンド デフォルト
ISDN D チャネルは、シグナリングバックホール用には設定されておらず、セッションセットに関連付けられていません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション(config-if)
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.1(1)T |
このコマンドが Cisco AS5300 に導入されました。 |
12.2(4)T |
このコマンドが Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、Cisco MC3810 のプラットフォームに導入されました。 |
12.2(2)XB1 |
このコマンドが Cisco AS5850 で実装されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドが Cisco IAD2420 シリーズ IAD に導入されました。Cisco AS5300、Cisco AS5350、Cisco AS5400、Cisco AS5850 ではサポートされていません。 |
12.2(11)T |
このコマンドが Cisco AS5350、Cisco AS5400、Cisco AS5850 のプラットフォームに導入されました。 |
例
次の例では、T1 シグナリングチャンネル Serial 0:23 をシグナリングバックホールに設定し、D チャネルを「Set1」というセッションセットに関連付けています。
Router(config)# interface s0:23
Router(config-if)# isdn bind-L3 set1
Router(config-if)# exit
次の例では、E1 シグナリングチャンネル Serial 0:15 をシグナリングバックホールに設定し、D チャネルを「Set3」というセッションセットに関連付けています。
Router(config)# interface s0:15
Router(config-if)# isdn bind-L3 set3
Router(config-if)# exit