icpif
ダイヤルピアによって送信されるコールの Calculated Planning Impairment Factor(ICPIF)を指定するには、ダイヤルピア コンフィギュレーション モードで icpif コマンドを使用します。デフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
icpif number
no icpif
構文の説明
number |
ICPIF 値を指定する整数(装置の減損係数単位)。範囲は 0 ~ 55 です。デフォルトは 20 です。 |
コマンド デフォルト
20
コマンド モード
ダイヤルピア コンフィギュレーション(config-dial-peer)
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
---|---|
11.3(1)T |
このコマンドが Cisco 3600 シリーズに導入されました。 |
12.0(7)XK |
このコマンドが Cisco MC3810 に導入されました。 |
12.1(2)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(2)T に統合されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドの数値のデフォルト値が 30 から 20 に変更されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、VoIP ダイヤルピアにのみ適用できます。
このコマンドを使用して、選択したダイヤルピアによって送信される音声コールの最大許容減損係数を指定します。
例
次の例では、 icpif コマンドを無効化しています。
dial-peer voice 10 voip
icpif 0