Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ のアップグレード

この章では、Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ のアップグレードについて説明します。次の項を含みます。

リリース 12.1.2e へのアップグレード パス

次のセクションは、リリース 12.1.2eへのアップグレード パスについての情報について提供します。

Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.1c または 2.3.2b は Cisco NDFC リリース 12.1.2e でサポートされていますが、Cisco NDFC リリース 12.1.2e で Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。

  • Cisco NDFC リリース 12.1.1e から NDFC リリース 12.1.2e 12.1.2e にアップグレードする場合は、Cisco NDFC リリースを備えた Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。詳細については、「リリース 12.1.2e へのアップグレード パス」を参照してください。

  • NDFC リリース 12.1.2e へのアップグレードまたは新規インストールの一部として Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.1c または 2.3.2b にすでにアップグレードしていて、Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.2d にアップグレードする場合は、それを個別に行う必要があります。 詳細については、「Nexus ダッシュボード 2.3.1c または 2.3.2b から 2.3.2d へのアップグレード情報」を参照してください。

Nexus ダッシュボード 2.3.1c の情報

Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.1c にアップグレードした場合、アップグレード後に NDFC リリース 12.0.2f または 12.1.1e を削除してはいけないという制限が適用されます。Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.1c にアップグレードした場合、NDFC 12.0.2f または 12.1.1e を削除すると、Nexus ダッシュボード クラスタの再起動時に問題が発生します。問題が生じたら、解決策について TAC にお問合せください。

Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.2b または 2.3.2d にアップグレードする場合、この制限は適用されないことに注意してください。推奨される Nexus ダッシュボード バージョン 2.3.2d へのアップグレード手順については、Nexus ダッシュボード 2.3.1c または 2.3.2b から 2.3.2d へのアップグレード情報 を参照してください。

Nexus ダッシュボード 2.3.1c または 2.3.2b から 2.3.2d へのアップグレード情報

これらの手順は、すでに Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ リリース 12.1.2e にアップグレードしているが、Nexus ダッシュボード リリース 2.3.1c または 2.3.2b にアップグレードしており、推奨される Nexus ダッシュボード リリース 2.3.2d にアップグレードする場合に特に当てはまります。

  1. Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラをバックアップします:

    オペレーション > Backup and Restore

  2. Nexus ダッシュボードの Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ サービスを無効にします。

  3. Nexus ダッシュボードのバージョンを 2.3.1c または 2.3.2b から 2.3.2d にアップグレードします。

    手順については、「Nexus Dashboard のアップグレード」を参照してください。

  4. Nexus ダッシュボードで Nexus ダッシュボード ファブリックコントローラサービスを有効にする

リリース 12.1.2e へのアップグレード パス

次の表は、リリース 12.1.2e にアップグレードするために従う必要があるアップグレードのタイプをまとめたものです。

[ソフトウェアのダウンロード(Software Download)] に移動して、アップグレード ツール スクリプトをダウンロードします。


(注)  


アップグレードの前に、現在の NDFC 構成のバックアップを取り、安全なリモート ロケーションに保存して、データを保護し、潜在的なリスクを最小限に抑えることをお勧めします。


現在のリリース番号 展開タイプ 現在のリリースでの互換性のある Nexus Dashboard バージョン リリース 12.1.2e にアップグレードするアップグレード タイプ

12.1.1e

すべて

2.2.1h

  1. [Web UI] > [操作(Operations)] > [バックアップと復元(Backup&Restore)] でのバックアップ

  2. [Nexus Dashboard] [Nexus Dashboard ファブリックコントローラ(Nexus Dashboard Fabric Controller)] サービスを無効にする

  3. [Nexus ダッシュボード] バージョンを 2.3.2d にアップグレード

    (注)  

     

    2.3.1c または 2.3.2b もサポートされているアップグレードですが、この手順で Nexus ダッシュボード バージョンを 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。

  4. [NDFC] アプリケーションを 12.1.2e にアップグレード

詳細な手順については、Cisco NDFC リリース 12.1.2e12.1.1e から NDFC リリース へのアップグレードを参照してください。

12.0.2f

すべて

2.1.2d

  1. [Web UI] > [操作(Operations)] > [バックアップと復元(Backup&Restore)] でのバックアップ

  2. [Nexus Dashboard] [Nexus Dashboard ファブリックコントローラ(Nexus Dashboard Fabric Controller)] サービスを無効にする

  3. [Nexus ダッシュボード] バージョンを 2.3.2d にアップグレード

    (注)  

     

    2.3.1c または 2.3.2b もサポートされているアップグレードですが、この手順で Nexus ダッシュボード バージョンを 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。

  4. [NDFC] アプリケーションを 12.1.2e にアップグレード

詳細な手順については、Cisco NDFC 12.1.2e リリース 12.0.2f から NDFC リリース へのアップグレードを参照してください。

12.0.1a

いずれか(Any)

2.1.1e

直接アップグレードはサポートされていません。

11.5(4)

すべて

該当なし

  1. DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISOを使用してバックアップする

  2. Nexus Dashboard バージョン 2.3.2d をインストールする

  3. [NDFC] リリース 12.1.2e のインストール

  4. [Web UI] > [操作(Operations)] > [バックアップと復元(Backup&Restore)] での復元

詳細な手順については、Cisco DCNM 11.5(4)から Cisco NDFC リリース 12.1.2e へのアップグレードを参照してください。

Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ アップグレード ツールのダウンロード

Cisco DCNM から Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ にアップグレードするアップグレード ツールをダウンロードするには、次の手順を実行します。

始める前に

  • Cisco DCNM リリース 11.5(x) セットアップの展開タイプを特定します。

手順


ステップ 1

次のサイトに移動します:https://software.cisco.com/download/

ダウンロード可能な Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ の最新リリース ソフトウェアのリストが表示されます。

ステップ 2

最新のリリース リストで、リリース 12.1.2e を選択します。

ステップ 3

Cisco DCNM 11.5(x) の展開タイプに基づいて、DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool を見つけ、[ダウンロード(Download)] アイコンをクリックします。

次の表に、DCNM 11.5(x) 展開タイプと、ダウンロードする必要がある対応する Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ アップグレード ツールを示します。

表 1. 『DCNM 11.5(x) Deployment type and Upgrade Tool Compatibility Matrix』

DCNM 11.5(x) 展開タイプ

アップグレード ツール名

ISO/OVA

DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISO

Linux

DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN.zip

Windows

DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN.zip

ステップ 4

sysadmin クレデンシャルを使用して、11.5(x) サーバに適切なアップグレード ツールを保存します。


アップグレード ツールを使用したバックアップ

大規模な DCNM のバックアップ スクリプトを実行する前に、Performance Management の収集を停止します。Performance Management の収集を停止するには、次の手順を実行します。

  • [管理 (Administration)] > > [DCNM サーバ (DCNM Server)]> > [サーバ ステータス (Server Status)] を選択します。

  • Performance Collector [サービスの停止] をクリックし、数秒待ちます。

  • ステータスを確認するには、右上の更新アイコンをクリックします。Stopped と表示されていることを確認します。

バックアップ ツールは、過去 90 日間の Performance Management データを収集します。

DCNM 11.5 上のすべてのアプリケーションとデータのバックアップを取得するために DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool を実行するには、次の作業を実行します。

始める前に

  • Cisco DCNM リリース 11.5(1) では、バックアップを実行する前に、各ファブリックを検証してください。[Cisco DCNM [Web UI]-[管理(Administration)]-[クレデンシャル管理(Credentials Management)]-[SANクレデンシャル(SAN Credentials)]を選択します。各ファブリックを選択し、[検証(Validate)] をクリックしてクレデンシャルを検証してからバックアップを作成します。

  • 適切なアップグレード ツールを DCNM 11.5(x) セットアップのサーバにコピーしたことを確認します。

手順


ステップ 1

Cisco DCNM リリース 11.5(x) アプライアンス コンソールにログインします。

ステップ 2

次のコマンドを実行してスクリーン セッションを作成します。

dcnm# screen

これにより、コマンドを実行できるセッションが作成されます。このコマンドは、ウィンドウが表示されていない場合、または切断された場合でも実行し続けます。

ステップ 3

su コマンドを使用して、/root/ ディレクトリにログオンします。

dcnm# su
Enter password: <<enter-password>>
[root@dcnm]#

ステップ 4

./DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool 個マンdのを使用してアップグレード ツールを実行します。

アップグレード ツールの実行権限が有効になっていることを確認します。実行可能権限を有効にするために chmod +x . を使用します。

OVA / ISO の場合:

[root@dcnm]# chmod +x ./DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISO
[root@dcnm]# ./DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISO /* for OVA/ISO

Windows/Linux の場合:

[root@dcnm]# chmod +x ./DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN
root@dcnm]# unzip DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN.zip
[root@dcnm-rhel]# cd DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/
[root@dcnm-rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ls
DCNMBackup.bat  DCNMBackup.sh  jar
[root@rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ./DCNMBackup.sh        /* Enter this command for Linux appliance */
OR
[root@rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ./DCNMBackup.bat        /* Enter this command for Windows appliance */

アップグレード ツールは DCNM アプライアンスのデータを分析し、Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ Release 12.1.2e にアップグレードできるかどうかを判断します。

(注)  

 

このツールを使用して生成されたバックアップは、NDFC 12.1.2e上にのみデータを復元するために使用できます。

ステップ 5

バックアップを続行するプロンプトで、y を押します。

*******************************************************************************
Welcome to DCNM-to-NDFC Upgrade Tool for OVA/ISO.
This tool will analyze this system and determine whether you can move to NDFC 12.1.2e or not.
If upgrade to NDFC 12.1.2e is possible, this tool will create files to be used for performing the upgrade.
NOTE: only backup files created by this tool can be used for upgrading, older backup files created with 'appmgr backup'
CAN NOT be used for upgrading to NDFC 12.1.2e
Thank you!
*******************************************************************************

Continue? [y/n]: y

Collect operational data (e.g. PM, EPL)? [y/n]: y

Does this DCNM 11.5(1) have DCNM Tracker feature enabled on any switch on any fabric? [y/n]: n

ステップ 6

バックアップ ファイルに対する暗号キーを入力します。

(注)  

 

バックアップ ファイルを復元するときに、この暗号キーを指定する必要があります。暗号キーは安全な場所に保存してください。暗号キーを失うと、バックアップを復元できません。

Sensitive information will be encrypted using an encryption key.
This encryption key will have to be provided when restoring the backup file generated by this tool.

Please enter the encryption key:      /* enter the encryption key for the backup file */
Enter it again for verification:      /* re-enter the encryption key for the backup file */

...
...
Creating backup file
Done.
Backup file: backup11_dcnm-172-23-87-224_20210928-093355.tar.gz        /* backup file name*/
[root@dcnm]#

暗号化されたバックアップ ファイルが作成されます。

ステップ 7

バックアップ ファイルを安全な場所にコピーし、アプリケーション 11.5(x) DCNM アプライアンスをシャットダウンします。


DCNM バックアップ ツールを使用したバックアップの例
  • DCNM 11.5(x) OVA/ISO アプライアンスでのバックアップの取得

    [root@dcnm]# chmod +x DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISO
    [root@dcnm]# ./DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_OVA_ISO
    *******************************************************************************
    
    Welcome to DCNM-to-NDFC Upgrade Tool for OVA/ISO.
    
    This tool will analyze this system and determine whether you can move to 
    NDFC 12.1.2e or not.
    
    If upgrade to NDFC 12.1.2e is possible, this tool will create files 
    to be used for performing the upgrade.
    
    NOTE:
    only backup files created by this tool can be used for upgrading, 
    older backup files created with 'appmgr backup' CAN NOT be used 
    for upgrading to NDFC 12.1.2e
    
    Thank you!
    
    *******************************************************************************
    
    Continue? [y/n]: y
    
    Collect operational data (e.g. PM, EPL)? [y/n]: y
    
    Does this DCNM 11.5(1) have DCNM Tracker feature enabled on any switch on any fabric? [y/n]: n
    
    Sensitive information will be encrypted using an encryption key.
    This encryption key will have to be provided when restoring 
    the backup file generated by this tool.
    
    Please enter the encryption key:      /* enter the encryption key for the backup file */
    Enter it again for verification:      /* re-enter the encryption key for the backup file */
    
    Adding backup header
    Collecting DB table data
    Collecting DB sequence data
    Collecting stored credentials
    Collecting Custom Templates
    Collecting CC files
    Collecting L4-7-service data
    Collecting CVisualizer data
    Collecting EPL data
    Collecting PM data - WARNING: this will take a while!
    Collecting AFW app info
    Decrypting stored credentials
    Creating backup file
    Done.
    Backup file: backup11_dcnm-172-23-87-224_20210913-012857.tar.gz        /* backup file name*/
    [root@dcnm]#
    
  • DCNM 11.5(x) Windows/Linux アプライアンスでのバックアップの実行

    [root@dcnm]# chmod +x DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN
    [root@dcnm]# unzip DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN.zip
    Archive:  DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN.zip
        creating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/
        creating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/bcprov-jdk15on-1.68.jar 
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/DCNMBackup.java
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/sequences.info.oracle
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/slf4j-simple-1.7.21.jar
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/jnm.jar
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/not-going-to-be-commons-ssl-0.3.20.jar
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/tables.info.postgres
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/jarchivelib-0.7.1-jar-with-dependencies.jar
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/tables.info.oracle
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/sequences.info.postgres
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/jar/log4j.properties
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/DCNMBackup.sh
       inflating: DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/DCNMBackup.bat
    
    [root@dcnm-rhel]# cd DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN/
    [root@dcnm-rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ls
    DCNMBackup.bat  DCNMBackup.sh  jar
    [root@rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ./DCNMBackup.sh        /* Enter this command for Linux appliance */
    OR
    [root@rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]# ./DCNMBackup.bat        /* Enter this command for Windows appliance */
    
    Enter DCNM root directory [/usr/local/cisco/dcm]:
    
    Initializing, please wait...
    
    Note: ./jar/DCNMBackup.java uses unchecked or unsafe operations.
    Note: Recompile with -Xlint:unchecked for details.
    *******************************************************************************
    
    Welcome to DCNM-to-NDFC Upgrade Tool for Linux/Windows.
    
    This tool will analyze this system and determine whether you can move to NDFC 12.1.2e or not.
    
    If upgrade to NDFC 12.1.2e is possible, this tool will create files to be used for performing the upgrade.
    
    Thank you!
    
    *******************************************************************************
    
    This tool will backup config data. Exporting Operational data like Performance(PM) might take some time.
    
    Do you want to export operational data also? [y/N]: y
    *******************************************************************************
    
    Sensitive information will be encrypted using an encryption key.
    This encryption key will have to be provided when restoring the backup file generated by this tool.
    
    Please enter the encryption key:       /* enter the encryption key for the backup file */
    Enter it again for verification:       /* re-enter the encryption key for the backup file */
    2021-09-13 14:36:31 INFO  DCNMBackup:223 - Inside init() method
    2021-09-13 14:36:31 INFO  DCNMBackup:245 - Loading properties....
    2021-09-13 14:36:31 INFO  DCNMBackup:301 - Inside checkLANSwitches...
    2021-09-13 14:36:32 INFO  DCNMBackup:315 - LAN Switch count: 0
    2021-09-13 14:36:32 INFO  DCNMBackup:342 - Inside exportDBTables...
    2021-09-13 14:36:32 INFO  DCNMBackup:358 - Exporting ---------> statistics
    2021-09-13 14:36:32 INFO  DCNMBackup:358 - Exporting ---------> sequence
    ...
    ...
    ...
    2021-09-13 14:49:48 INFO  DCNMBackup:1760 - ###### Total time to export Hourly data: 42 seconds.
    
    
    2021-09-13 14:49:48 INFO  DCNMBackup:1767 - Exporting SanPort Daily entries.
    2021-09-13 14:49:48 INFO  DCNMBackup:1768 - Total number of ports: 455
    2021-09-13 14:49:48 INFO  DCNMBackup:1769 - This might take a while, please wait...
    2021-09-13 14:50:23 INFO  DCNMBackup:1791 - Total number of Json data entries in backup/es/pmdb_sanportratedata_daily.data ==> 13751
    2021-09-13 14:50:23 INFO  DCNMBackup:1795 - ###### Total time to export Daily data: 34 seconds.
    
    
    2021-09-13 14:50:23 INFO  DCNMBackup:1535 - ###### Total time to export PM data: 81 seconds.
    
    
    2021-09-13 14:50:23 INFO  DCNMBackup:879 - Creating final tar.gz file....
    2021-09-13 14:50:30 INFO  DCNMBackup:892 - Final tar.gz elapsed time: 7049 in ms
    2021-09-13 14:50:30 INFO  DCNMBackup:893 - Backup done.
    2021-09-13 14:50:30 INFO  DCNMBackup:894 - Log file: backup.log
    2021-09-13 14:50:30 INFO  DCNMBackup:895 - Backup file: backup11_rhel77-160_20210913-149215.tar.gz        /* backup file name*/
    [root@rhel DCNM_To_NDFC_Upgrade_Tool_LIN_WIN]#
    

Cisco NDFC リリース 12.1.2e12.1.1e から NDFC リリース へのアップグレード

この手順では、NDFC リリース 12.1.2e 12.1.1e から Cisco NDFC リリースにアップグレードする方法について説明します。

始める前に

  • Cisco Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.1c、2.3.2b、または 2.3.2d でアップグレードする場合は、他のアプリケーションを Nexus ダッシュボードにインストールする前に、Nexus ダッシュボードで NDFC を有効にしてください。それ以外の場合、外部 IP アドレスが他のアプリケーションに割り当てられている場合、NDFC は機能不全になります。

  • Cisco NDFC 12.1.2e は、Nexus ダッシュボード リリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2dとの互換性があります。しかし、Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。

    手順については、「Nexus Dashboard のアップグレード」を参照してください。


    (注)  


    アップグレードを開始する前に、Nexus ダッシュボードで、[操作(Operations)] > [ファームウェア管理(Firmware Management )] > [イメージ(Images)] タブに移動し、古い Nexus ダッシュボード バージョンを削除します。


  • Nexus Dashboard で複数のバージョンの NDFC サービスを使用することはできません。アップグレードに進む前に、現在の運用バージョンを保持し、Nexus Dashboard で他の NDFC バージョンを削除します。

    NDFC バージョンの数を確認するには、[Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [インストール済みサービス(Installed Services)] を選択します。バージョンの数は、[バージョン(Versions)] の下の NDFC サービスに表示されます。

    省略記号 (…) アイコンをクリックし、[利用可能なバージョン] を選択します。NDFC バージョンが表示されます。バージョンが 1 つの場合、[使用可能なバージョン(Available Versions)] オプションはドロップダウンリストに表示されないことに注意してください。

    NDFC サービスを削除するには、削除アイコンをクリックします。確認メッセージで [削除(Delete)] をクリックします。

  • 12.1.1e でプレビュー機能を有効にしている場合は、それらの機能を無効化する必要があります。

    • [設定(Settings)] > [機能管理(Feature Management)] を選択します。ベータ機能をオフにしてください。

    • Fablic Controller 用に、Web UI で、[設定(Settings)] > [サーバー設定(Server Settings)] > [LAN ファブリック(LAN Fablic)] タブを選択します。[プレビュー機能の有効化(Enable Preview Features)] チェックボックスがオフになっていることを確認します。

手順


ステップ 1

[Web UI] > [操作(Operations)] > [バックアップと復元(Backup & Restore)] で NDFC データのバックアップを取ります。

NDFC リリース 12.1.1e が稼働していることを確認し、バックアップを取ります。

  • ローカル バックアップを取得する場合、後程コピーの使用が必要な場合に応じてコピーをダウンロードして保存します。

  • リモート バックアップを取得する場合、安全なリモート ロケーションにバックアップ ファイルを保存します。

詳細については、『Cisco NDFC コンフィギュレーション ガイド』の「バックアップと復元」の章を参照してください。

(注)  

 

Nexus Dashboard に NDFC のバージョンが 1 つだけであることを確認します。

ステップ 2

Nexus Dashboard Fabric Controller カードで、省略記号()アイコンをクリックします。ドロップダウンリストから、[無効化(Disable)] を選択します。

注意    

 

Nexus ダッシュボード クラスタ をアップグレードする前に NDFC 12.1.1e サービスが無効になっていない場合、アップグレードは失敗します。

ステップ 3

Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2d にアップグレードします。

Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2d にアップグレードすることができても Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。手順については、「Nexus Dashboard のアップグレード」を参照してください。

(注)  

 

Nexus Dashboard のアップグレードの進行中は、Nexus Dashboard または他のサービスで操作を実行しないでください。

ステップ 4

アップグレードが完了したら、[Nexus Dashboard] を起動します。

[Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ(Nexus Dashboard Fabric Controller)] カードは、次のエラーを表示します。無視して次のステップへ進みます。

ステップ 5

Nexus Dashboard に NDFC リリース 12.1.2e サービスをインストールします。

Cisco App Store から NDFC 12.1.2eをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. [Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [App Store] タブで、[Nexus Dashboard Fabric Controller] サービスを見つけます。

    [Update] をクリックします。

  2. [ライセンス契約(License Agreement)] ウィンドウで、[同意してダウンロード(Agree and Download)] をクリックしてダウンロードを開始します。

    NDFC12.1.2e サービスがダウンロードされ、Nexus Dashboard にインストールされます。

  3. Nexus Dashboard Fablic Controller サービス カードに [インストール済み(Installed)] と表示されたら、[インストール済みサービス(Installed Services)] タブをクリックします。

[Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [アクション(Actions)] > [サービスのアップロード(Upload Service)] から NDFC をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. [Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] タブで、[アクション(Actions)] ドロップダウン リストから、[サービスのアップロード(Upload Service)] を選択します。

  2. Cisco DC App Center に移動して、NDFC サービスを表示およびダウンロードします。

    Cisco DC App Center で、バージョン 12.1.2e の Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ カードを識別します。

  3. ダウンロード アイコンをクリックして、NDFC サービスをダウンロードします。

  4. [同意してダウンロードする(Agree and Download)] をクリックして [ライセンス契約(License Agreement)] に同意します。

    Cisco-ndfc-12.1.2e.nap ファイルをローカル ディレクトリまたはリモート ディレクトリに保存します。

  5. [ロケーション(Location)] トグルボタンを選択し、[リモート(Remote)] または [ローカル(Local)] を選択します。

    リモート ディレクトリまたはローカル ディレクトリからサービスをアップロードできます。

    • [リモート(Remote)] を選択した場合は、[URL] フィールドに、NDFC アプリケーションが保存されているディレクトリへの絶対パスを入力します。

    • [ローカル(Local)] を選択した場合は、[参照(Browse)] をクリックして、 NDFC アプリケーションが保存されている場所に移動します。アプリケーションを選択し、[開く(Open)] をクリックします。

  6. [アップロード(Upload)] をクリックします。

    サービス カタログに、別の Nexus Dashboard Fablic Controller アプリケーションが表示されます。進捗バーにアップロード ステータスが表示されます。アプリケーションが Nexus Dashboard にダウンロードされ、展開されるまで待ちます。

    アプリケーションがすべてのノードおよびすべてのサービスに完全に展開されるまでには、最大 30 分かかります。

    インストール後、Nexus Dashboard Fabric Controller サービスが [サービス カタログ(Services Catalog)]に表示されます。Nexus Dashboard Fabric Controller カードには、バージョンが 2 と表示されるようになりました。

ステップ 6

[Nexus Dashboard Fabric Controller] カードで、省略記号(…)アイコンをクリックします。

ドロップダウンリストから [利用可能なバージョン(Available Versions)] を選択します。

ステップ 7

Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ 12.1.2e バージョンで [有効化(Enable)] をクリックして、アップグレードのアクティブ化を開始します。

(注)  

 

[使用可能なバージョン(Available Versions)] の NDFC 12.1.1e を削除しないでください。12.1.1e を削除すると、NDFC アプリケーション データが失われます。

サービスが有効になると、Nexus Dashboard ファブリック コントローラ カードのボタンに [開く(Open)] と表示されます。

すべてのポッドとコンテナが稼働するまで待ちます。

ステップ 8

[開く(Open)] をクリックして、Cisco Nexus Dashboard Fablic Controller リリース 12.1.2e の Web UI を起動します。

(注)  

 

シングル サインオン(SSO)機能を使用すると、Nexus Dashboard で使用したものと同じログイン情報を使用してアプリケーションにログインできます。

注意    

 
アップグレード後に NDFC リリース 12.1.1e を削除しないでください。

(注)  

 

NDFC 12.1.1e を削除すると、Nexus ダッシュボード クラスタの再起動時に問題が発生します。問題が生じたら、解決策について TAC にお問合せください。


Cisco NDFC 12.1.2e リリース 12.0.2f から NDFC リリース へのアップグレード

これらの手順では、NDFC 12.1.2e リリース 12.0.2f から Cisco NDFC リリースにアップグレードする方法について説明します。

始める前に


(注)  


NDFC リリース 12.0.1a からリリース12.1.2eへの直接アップグレードはサポートされていません。


  • バックアップを取得している最中、NDFC リリース 12.0.2f が稼働していることを確認します。

  • Cisco NDFC 12.1.2e は、Nexus ダッシュボード リリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2dとの互換性があります。しかし、Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。

    手順については、Nexus Dashboard のアップグレードを参照してください。


    (注)  


    アップグレードを開始する前に、Nexus ダッシュボードで、[操作(Operations)] > [ファームウェア管理(Firmware Management )] > [イメージ(Images)] タブに移動し、古い Nexus ダッシュボード バージョンを削除します。


  • Nexus Dashboard で複数のバージョンの NDFC サービスを使用することはできません。アップグレードに進む前に、現在の運用バージョンを保持し、Nexus Dashboard で他の NDFC バージョンを削除します。

    NDFC バージョンの数を確認するには、[Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [インストール済みサービス(Installed Services)] を選択します。バージョンの数は、[バージョン(Versions)] の下の NDFC サービスに表示されます。

    省略記号 (…) アイコンをクリックし、[利用可能なバージョン] を選択します。NDFC バージョンが表示されます。バージョンが 1 つの場合、[使用可能なバージョン(Available Versions)] オプションはドロップダウンリストに表示されないことに注意してください。

    NDFC サービスを削除するには、削除アイコンをクリックします。確認メッセージで [削除(Delete)] をクリックします。

  • 12.0.2f でプレビュー機能を有効にしている場合は、それらの機能を無効化する必要があります。

    • [設定(Settings)] > [機能管理(Feature Management)] を選択します。ベータ機能をオフにしてください。

    • Fablic Controller 用に、Web UI で、[設定(Settings)] > [サーバー設定(Server Settings)] > [LAN ファブリック(LAN Fablic)] タブを選択します。[プレビュー機能の有効化(Enable Preview Features)] チェックボックスがオフになっていることを確認します。

手順


ステップ 1

[Web UI] > [操作(Operations)] > [バックアップと復元(Backup & Restore)] で NDFC データのバックアップを取ります。

NDFC リリース12.1.2eが稼働していることを確認し、バックアップを取ります。

  • ローカル バックアップを取得する場合、後程コピーの使用が必要な場合に応じてコピーをダウンロードして保存します。

  • リモート バックアップを取得する場合、安全なリモート ロケーションにバックアップ ファイルを保存します。

詳細については、『Cisco NDFC コンフィギュレーション ガイド』の「バックアップと復元」の章を参照してください。

(注)  

 

Nexus Dashboard で有効になっている NDFC のバージョンが 1 つだけであることを確認します。

ステップ 2

Nexus Dashboard Fabric Controller カードで、省略記号()アイコンをクリックします。ドロップダウンリストから、[無効化(Disable)] を選択します。

注意    

 

Nexus Dashboard をアップグレードする前に NDFC 12.0.2f サービスが無効になっていない場合、アップグレードは失敗します。

ステップ 3

Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2d にアップグレードします。

Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.1c、2.3.2b または、2.3.2d にアップグレードすることができても Nexus ダッシュボードをリリース 2.3.2d にアップグレードすることをお勧めします。手順については、「Nexus Dashboard のアップグレード」を参照してください。

(注)  

 

Nexus Dashboard のアップグレードの進行中は、Nexus Dashboard または他のサービスで操作を実行しないでください。

ステップ 4

アップグレードが完了したら、[Nexus Dashboard] を起動します。

[Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ(Nexus Dashboard Fabric Controller)] カードは、次のエラーを表示します。無視して次のステップへ進みます。

ステップ 5

Nexus Dashboard に NDFC リリース 12.1.2e サービスをインストールします。

Cisco App Store から NDFC 12.1.2eをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. [Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [App Store] タブで、[Nexus Dashboard Fabric Controller] サービスを見つけます。

    [Update] をクリックします。

  2. [ライセンス契約(License Agreement)] ウィンドウで、[同意してダウンロード(Agree and Download)] をクリックしてダウンロードを開始します。

    NDFC12.1.2e サービスがダウンロードされ、Nexus Dashboard にインストールされます。

  3. Nexus Dashboard Fablic Controller サービス カードに [インストール済み(Installed)] と表示されたら、[インストール済みサービス(Installed Services)] タブをクリックします。

  4. NDFC カードで、省略記号(...)アイコンをクリックし、[無効化(Disable)] を選択します。

    確認画面で [無効化(Disable)] をクリックして、以前のバージョンを無効にします。

    [Nexus Dashboard Fabric Controller] サービス カードには、バージョンが 12.1.2e として表示されるようになりました。

[Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] > [アクション(Actions)] > [サービスのアップロード(Upload Service)] から NDFC をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. [Nexus Dashboard] > [サービス(Services)] タブで、[アクション(Actions)] ドロップダウン リストから、[サービスのアップロード(Upload Service)] を選択します。

  2. Cisco DC App Center に移動して、NDFC サービスを表示およびダウンロードします。

    Cisco DC App Center で、バージョン 12.1.2e の Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ カードを識別します。

  3. ダウンロード アイコンをクリックして、NDFC サービスをダウンロードします。

  4. [同意してダウンロードする(Agree and Download)] をクリックして [ライセンス契約(License Agreement)] に同意します。

    Cisco-ndfc-12.1.2e.nap ファイルをローカル ディレクトリまたはリモート ディレクトリに保存します。

  5. [ロケーション(Location)] トグルボタンを選択し、[リモート(Remote)] または [ローカル(Local)] を選択します。

    リモート ディレクトリまたはローカル ディレクトリからサービスをアップロードできます。

    • [リモート(Remote)] を選択した場合は、[URL] フィールドに、NDFC アプリケーションが保存されているディレクトリへの絶対パスを入力します。

    • [ローカル(Local)] を選択した場合は、[参照(Browse)] をクリックして、 NDFC アプリケーションが保存されている場所に移動します。アプリケーションを選択し、[開く(Open)] をクリックします。

  6. [アップロード(Upload)] をクリックします。

    サービス カタログに、別の Nexus Dashboard Fablic Controller アプリケーションが表示されます。進捗バーにアップロード ステータスが表示されます。アプリケーションが Nexus Dashboard にダウンロードされ、展開されるまで待ちます。

    アプリケーションがすべてのノードおよびすべてのサービスに完全に展開されるまでには、最大 30 分かかります。

    インストール後、Nexus Dashboard Fabric Controller サービスが [サービス カタログ(Services Catalog)]に表示されます。Nexus Dashboard Fabric Controller カードには、バージョンが 2 と表示されるようになりました。

ステップ 6

[Nexus Dashboard Fabric Controller] カードで、省略記号(…)アイコンをクリックします。

ドロップダウンリストから [利用可能なバージョン(Available Versions)] を選択します。

ステップ 7

Nexus ダッシュボード ファブリック コントローラ 12.1.2e バージョンで [有効化(Enable)] をクリックして、アップグレードのアクティブ化を開始します。

(注)  

 

[使用可能なバージョン(Available Versions)] の NDFC 12.0.2f を削除しないでください。12.0.2f を削除すると、NDFC アプリケーション データが失われます。

サービスが有効になると、Nexus Dashboard ファブリック コントローラ カードのボタンに [開く(Open)] と表示されます。

すべてのポッドとコンテナが稼働するまで待ちます。

ステップ 8

[開く(Open)] をクリックして、Cisco Nexus Dashboard Fablic Controller リリース 12.1.2e の Web UI を起動します。

(注)  

 

シングル サインオン(SSO)機能を使用すると、Nexus Dashboard で使用したものと同じログイン情報を使用してアプリケーションにログインできます。

注意    

 
アップグレード後に NDFC リリース 12.0.2f を削除しないでください。

(注)  

 

NDFC 12.0.2f を削除すると、Nexus ダッシュボード クラスタの再起動時に問題が発生します。問題が生じたら、解決策について TAC にお問合せください。


Cisco DCNM 11.5(4)から Cisco NDFC リリース 12.1.2e へのアップグレード

DCNM リリース 11.5(4)から Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラリリース12.1.2e にアップグレードするには、次の手順を実行します。

ここにコンテキストを表示

始める前に

手順


ステップ 1

正しいログイン情報を使用して Cisco Nexus ダッシュボード Web UI にログオンします。

ステップ 2

One ViewドロップダウンリストからNexusダッシュボード ファブリック コントローラを選択します。

Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ Web UI では、[フィーチャ管理(Feature Management)] 画面が表示されます。

新しくインストールされた Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ でペルソナが選択されていないことに注意してください。

ステップ 3

[復元(Restore)] をクリックします。

[オペレーション(Operations)] > [バックアップと復元(Backup&Restore)] ウィンドウが開きます。

ステップ 4

[復元(Restore)] をクリックします。

[今すぐ復元(Restore now)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 5

[種類(Type)] で、復元する形式を選択します。

(注)  

 

DCNM リリース 11.5(4)で作成されたバックアップに基づいて、[構成のみ(Config only)] または [完全(Full)] を選択します。

  • 設定データのみを復元するには、[設定のみ(Config only)] を選択します。

    [構成のみ(Config only)] または [完全(Full)] バックアップ ファイルのいずれかを選択できます。

  • このアプリケーションに以前のバージョンのデータをすべて復元するには、[完全(Full)] を選択します。

    [完全(Full)] バックアップ ファイルを選択する必要があります。

ステップ 6

バックアップ ファイルを保存した適切な宛先を選択します。

  • ファイルがローカル ディレクトリに保存されている場合は、[ファイルのアップロード(Upload File)] を選択します。

    1. バックアップ ファイルが保存されるディレクトリ

    2. バックアップ ファイルを [今すぐ復元(Restore now)] ウィンドウにドラッグアンドドロップします。

      または

      [参照(Browse)]をクリックします。バックアップ ファイルが保存されるディレクトリに移動します。バックアップ ファイルを選択して、[開く(Open)]をクリックします。

    3. バックアップ ファイルに対する暗号キーを入力します。

  • バックアップファイルがリモート ディレクトリに保存されている場合は、[SCP サーバーからインポート(Import from SCP Server)] または [SFTP サーバーからインポート(Import from SFTP Server)] を選択します。

    1. [サーバー(Server)] フィールドに、サーバーの IP アドレスを入力します。

    2. [ファイル パス(File Path)] フィールドに、バックアップ ファイルへの相対ファイル パスを入力します。

    3. ユーザ名パスワードを該当するフィールドに入力します。

    4. [暗号キー(Encryption Key)] フィールドにバックアップ ファイルに対する暗号キーを入力します。

ステップ 7

(任意) [外部サービスの IP 構成を無視する(Ignore External Service IP Configuration)] チェックボックスをオンにします。

[外部サービスの IP 設定を無視する(Ignore External Service IP Configuration)] チェック ボックスがオンになっている場合、外部サービスの IP 設定は無視されます。この選択により、システムでバックアップを作成し、それを別の管理サブネットやデータサブネットを持つ別のシステムに復元することができます。

このオプションは、Cisco DCNM 11.5(4)から Cisco NDFC へのアップグレード中には影響しません。

ステップ 8

[復元(Restore)] をクリックします。

進行状況バーが表示され、完了したパーセンテージ、操作の説明が表示されます。アップグレードの進行中は、Web UI がロックされます。復元が完了すると、バックアップ ファイルが [バックアップと復元(Backup&Restore)] 画面のテーブルに表示されます。復元に必要な時間は、バックアップ ファイルのデータによって異なります。

(注)  

 

Cisco Nexus ダッシュボードで IP プール アドレスを割り当てていない場合は、エラーが表示されます。詳細については、『Cisco Nexus Dashboard User Guide』の「Cluster Configuration」の項を参照してください。

正常に復元されると、次のような通知バナーが表示されます。

Reload the page to see latest changes.

[ページの再ロード(Reload the page)] をクリックするか、ブラウザ ページを更新して復元を完了し、Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ Web UIの使用を開始します。


Cisco DCNM 11.5(4)アップグレード中の NDFC 12.1.2e との互換性

アップグレードのペルソナ互換性

適切なアップグレード ツールを使用することで、次の表に示すように、新しく展開された Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラにペルソナの DCNM リリース 11.5(4)からバックアップされたデータを復元できます:

DCNM 11.5(4)からのバックアップ アップグレード後の NDFC12.1.2e でのペルソナの有効化
OVA/ISO/SE での DCNM 11.5(4)ローカル エリア ネットワーク(LAN)ファブリックの展開 ファブリック コントローラ + ファブリック ビルダー
OVA/ISO/SE でのDCNM 11.5(4)PMN の展開 ファブリック コントローラ +メディアの IP ファブリック(IPFM)
OVA/ISO/SE での DCNM 11.5(4)SAN の展開 SAN コントローラ
Linux での DCNM 11.5(4)SAN の展開 SAN コントローラ
Windows での DCNM 11.5(4)SAN の展開 SAN コントローラ

アップグレード後の機能の互換性

次の表に、12.1.2e、リリース 12.1.2e へのアップグレード後に DCNM 11.5(4)バックアップから復元される機能に関連する警告を示します。

DCNM 11.5(4)の機能

アップグレードのサポート

構成された Nexus Dashboard Insights

詳細については、[Cisco Nexus ダッシュボード ユーザー ガイド(Cisco Nexus Dashboard User Guide)]を参照してください。

サポート対象

コンテナ オーケストレータ (K8s) ビジュアライザ

サポート対象

vCenter による VMM の可視性

サポート対象

構成された Nexus Dashboard Orchestrator

未サポート

設定されたプレビュー フィーチャー

サポート対象外

SAN インストールの LAN スイッチ

サポート対象外

IPv6 で検出されたスイッチ

サポート対象外

DCNM トラッカー

サポート対象外

ファブリックのバックアップ

未サポート

レポート定義とレポート

未サポート

スイッチのイメージとイメージ管理ポリシー

サポート対象外

SAN CLI テンプレート

11.5(4)から繰り越されない 12.1.2e

イメージ/イメージ管理データの切り替え

11.5(4)から繰り越されない 12.1.2e

低速ドレイン データ

11.5(4)から繰り越されない 12.1.2e

Infoblox 設定

11.5(4)から繰り越されない 12.1.2e

エンドポイント ロケーションの設定

リリース 12.1.2e へのアップグレード後に、エンドポイント ロケータ(EPL)を再構成する必要があります。ただし、履歴データは最大 500 MB まで保持されます。

アラーム ポリシーの設定

11.5(4)から繰り越されない 12.1.2e

パフォーマンス管理データ

アップグレード後、最大 90 日間の CPU/メモリ/インターフェイス統計情報が復元されます。


(注)  


SAN インサイトおよび VMM ビジュアライザの機能は、復元後に有効になりません。[設定(Settings)] > [機能管理(Feature Management)] のチェック ボックスをオンにして、[保存(Save)] をクリックして、復元後にこれらの機能を有効にする必要があります。


Feature Manager

展開のタイプに基づいてバックアップを復元した後、リリースは次のいずれかのパーソナリティで展開されます。Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ12.1.2e

  • ファブリック コントローラ

  • SAN コントローラ

Feature Management のステータスが [開始中(Starting)] に変わります。また、有効にするフィーチャを選択できます。[フィーチャ(Feature)] チェックボックスと [保存して続行(Save & Continue)] をクリックします。


(注)  


NDFC リリース 12.1.2e へのアップグレードに関して、DCNM 11.5(x) で有効になっているフィーチャに関連する警告があります。詳細については、 を参照してください。


機能セット全体での変更

Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ 12では、ある機能セットから別の機能セットに切り替えることができます。[設定(Settings)] > [機能管理(Feature Management)] を選択します。次の表で、目的の機能セットとアプリケーションを選択します。[保存して続行(Save and Continue)] をクリックします。ブラウザを更新して、新しい機能セットとアプリケーションでシスコ Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ の使用を開始します。

特定の展開でサポートされる機能/アプリケーションがいくつかあります。機能セットを変更すると、これらの機能の一部は新しい展開でサポートされません。次の表に、機能セットを変更できる前提条件と基準の詳細を示します。

表 2. 展開間でサポートされるスイッチング

送信元/宛先

ファブリック検出

ファブリック コントローラ

SAN コントローラ

ファブリック検出

-

ファブリック検出の展開では、モニタ モード ファブリックのみがサポートされます。機能セットを変更すると、ファブリック コントローラ導入でファブリックを使用できます。

サポート対象外

ファブリック コントローラ

ファブリック セットを変更する前に、既存のファブリックを削除する必要があります。

Easy Fabric から IPFM ファブリック アプリケーションに変更する場合は、既存のファブリックを削除する必要があります。

サポート対象外

SAN コントローラ

サポート対象外

サポート対象外

-

アップグレード後の作業

次の項では、Cisco NDFC、リリース 12.1.2e へのアップグレード後に実行する必要があるタスクについて説明します。

SAN コントローラのアップグレード後のタスク

バックアップからデータを復元すると、すべての server-smart ライセンスが OutofCompliance になります。

ポリシーを使用してスマートライセンスに移行するには、Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ を起動します。Web UI で、[オペレーション (Operations)] > [ライセンス管理 (License Management)] > [スマート (Smart)] タブの順に選択します。SLP を使用して CCSM との信頼を確立します。手順については、 『Cisco Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ Configuration Guides』の「License Management」の章を参照してください。

ファブリック コントローラのアップグレード後のタスク

DCNM 11.5(x) から Cisco NDFC 12.1.2e にアップグレードする場合、次の機能は引き継がれません。

  • エンドポイント ロケータを再設定する必要があります

  • IPAM 統合を再設定する必要があります

  • アラーム ポリシーを再設定する必要があります

  • カスタム トポロジを再作成して保存する必要があります

  • ファブリックで PM 収集を再度有効にする必要があります

  • スイッチ イメージをアップロードする必要があります

Nexus ダッシュボードでのトラップ IP の管理 Nexusダッシュボード ファブリック コントローラ

リリース 11.5(x) の展開タイプ

11.5(x) では、トラップ IP アドレスは

LAN デバイス管理の接続性

12.1.2e では、トラップ IP アドレスはに属します

結果

LAN ファブリック

メディア コントローラ

eth1(または HA システムの場合は vip1)

管理

管理サブネットに属する

Honored

構成の違いは、ありません。対応不要です。

LAN ファブリック

メディア コントローラ

eth0(または HA システムの場合は vip0)

管理

管理サブネットに属していない

無視されます。管理プールの別の IP がトラップ IP として使用されます。

構成の違いが作成されます。Web UIの[LAN]-[Fabrics]-[Fabrics] で、[Fabric]をダブルクリックして[Fabric Overview] を表示します。[ファブリック アクション(Fabrics Actions)]ドロップダウン リストから、[設定の再計算(Recalculate Config)] を選択します。[構成の展開(Deploy Config)] をクリックします。

LAN ファブリック

メディア コントローラ

eth0(または HA システムの場合は vip0)

データ

データ サブネットに属する

Honored

構成の違いは、ありません。対応不要です。

LAN ファブリック

メディア コントローラ

eth0(または HA システムの場合は vip0)

データ

データ サブネットに属していない

無視されます。データ プールの別のIPがトラップ IP として使用されます

構成の違いが作成されます。Web UIの[LAN]-[Fabrics]-[Fabrics] で、[Fabric]をダブルクリックして[Fabric Overview] を表示します。[ファブリック アクション(Fabrics Actions)]ドロップダウン リストから、[設定の再計算(Recalculate Config)] を選択します。[構成の展開(Deploy Config)] をクリックします。

SAN 管理

OVA/ISO –

  • trap.registaddress(設定されている場合)

  • eth0(trap.registaddress が設定されていない場合)

Windows/Linux –

  • trap.registaddress(設定されている場合)

  • イベント-マネージャ アルゴリズムに基づくインターフェイス(trap.registaddressが設定されていない場合)

N/A

データ サブネットに属する

Honored

構成の違いは、ありません。対応不要です。

N/A

データ サブネットに属していない

無視されます。データ プールの別のIPがトラップ IP として使用されます