概要
Cisco APIC サーバ M3 および L3(APIC-SERVER-M3 および APIC-SERVER-L3)ースモール フォームファクタ(SFF)ドライブ(10 ドライブバックプレーン付き)最大 10 台の 2.5 インチ SAS/SATA ドライブをサポート。ドライブベイ 1 および 2 は NVMe SSD をサポート。
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco APIC サーバ M3 および L3(APIC-SERVER-M3 および APIC-SERVER-L3)ースモール フォームファクタ(SFF)ドライブ(10 ドライブバックプレーン付き)最大 10 台の 2.5 インチ SAS/SATA ドライブをサポート。ドライブベイ 1 および 2 は NVMe SSD をサポート。
このトピックでは、各サーバー バージョンの外部機能について説明します。
次の図に、小型フォームファクタのドライブ バージョンのサーバの前面パネルの機構を示します。
1 |
ドライブ ベイ 1 ~ 10 は SAS/SATA ハード ディスク ドライブ(HDD)およびソリッド ステート ドライブ(SSD)をサポート。 |
7 |
ファン ステータス LED |
2 |
|
8 |
ネットワーク リンク アクティビティ LED |
3 |
電源ボタン/電源ステータス LED |
9 |
温度ステータス LED |
4 |
ユニット識別ボタン/LED |
10 |
引き抜きアセットタグ |
5 |
システム ステータス LED |
11 |
KVM コネクタ (DB-15 VGA 1 個、DB-9 シリアル 1 個、および USB コネクタ 2 個を装備した KVM ケーブルとともに使用) |
6 |
電源ステータス LED |
- |
背面パネルの機能は、サーバのバージョンすべてで同一です。
1 |
USB 3.0 ポート(2 個) |
6 |
背面ユニット識別ボタン/LED |
2 |
デュアル 1 Gb/10 Gb イーサネット ポート(LAN1 と LAN2) デュアル LAN ポートは、リンク パートナーの機能に応じて 1 Gbps および 10 Gbps をサポートできます。 |
7 |
電源装置(2、1+1 として冗長) |
3 |
VGA ビデオ ポート(DB-15 コネクタ) |
8 |
PCIe ライザー 2/スロット 2(x16 レーン) |
4 |
1 Gb イーサネット専用管理ポート |
9 |
VIC 1455(外部 10/25-Gigabit イーサネット ポート(4)付き) |
5 |
シリアルポート(RJ-45 コネクタ) |
10 |
デュアルホール アース ラグ用ネジ穴 |
(注) |
VIC 1455 には、4 個のポート、ポート 1、ポート 2、ポート 3、およびポート 4 が左から右にあります。 |
すべてのポートの速度は、10 ギガビットまたは 25 ギガビットのいずれかにする必要があります。
ポート 1 とポート 2 は、APIC 上の eth2 に対応する 1 個のペアであり、ポート 3 とポート 4 は、APIC 上の eth2 に対応する別のペアです。各ペアに対して許可される接続は 1 つだけです。たとえば、1 本のケーブルをポート 1 またはポート 2 に接続し、別のケーブルをポート 3 またはポート 4 に接続することができます (ペアで 2 本のケーブルを接続しないでください)。
ここでは、前面、背面、および内部の LED の状態について説明します。
LED 名 |
状態 |
|||
1 SAS |
SAS/SATA ドライブの障害
|
|
||
2 SAS |
SAS/SATA ドライブ アクティビティ LED |
|
||
1 NVMe |
NVMe SSD ドライブ障害
|
|
||
2 NVMe |
NVMe SSD アクティビティ |
|
||
3 |
電源ボタン/LED |
|
||
4 |
ユニット識別 |
|
||
5 |
システム ヘルス |
|
||
6 |
電源の状態 |
|
||
7 |
ファンの状態 |
|
||
8 |
ネットワーク リンク アクティビティ |
|
||
9 |
温度 |
|
LED 名 |
状態 |
|
1 |
1 Gb/10 Gb イーサネット リンク速度(LAN1 と LAN2 の両方) |
|
2 |
1 Gb/10 Gb イーサネット リンク ステータス(LAN1 と LAN2 の両方) |
|
3 |
1 Gb イーサネット専用管理リンク速度 |
|
4 |
1 Gb イーサネット専用管理リンク ステータス |
|
5 |
背面ユニット識別 |
|
6 |
電源ステータス(各電源装置に 1 つの LED) |
AC 電源装置:
DC 電源装置:
|
サーバーには、CPU、DIMM、およびファンモジュールの内部障害 LED があります。
1 |
ファンモジュール障害 LED(マザーボード上の各ファンコネクタの後方に 1 つ)
|
3 |
DIMM 障害 LED(マザーボード上の各 DIMM ソケットの後方に 1 つ) これらの LED は、サーバーがスタンバイ電源モードの場合にのみ動作します。
|
2 |
CPU 障害 LED(マザーボード上の各 CPU ソケットの後方に 1 つ) これらの LED は、サーバーがスタンバイ電源モードの場合にのみ動作します。
|
- |
ここでは、フィールドで交換可能なコンポーネントとサービス関連の品目の場所を示します。次の図に、上部カバーを取り外した状態のサーバーを示します。
1 |
フロントロード ドライブ ベイ 1 ~ 10 は SAS/SATA ドライブをサポート。 |
9 |
RTC バッテリ、垂直ソケット |
2 |
冷却ファンモジュール(7 個、ホットスワップ可能) |
10 |
電源ユニット(1+1 冗長の場合にホットスワップ可能) |
3 |
Supercap ユニット取り付けブラケット(RAID バックアップ) |
11 |
マザーボード上のトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)ソケット(図示されず) |
4 |
マザーボード上の DIMM ソケット(CPU あたり12 個) |
12 |
PCIe ライザー 1/スロット 1(フルハイト、x16 レーン) フロントロード NVMe SSD(x8 レーン)用の PCIe ケーブル コネクタが付属 |
5 |
CPU およびヒートシンク(最大 2) |
13 |
VIC 1455(外部 10/25-Gigabit イーサネット ポート(4)付き) |
6 |
ミニ ストレージ モジュール ソケット 2 つの SD カードスロットを装備した SD カードモジュール、または 2 つの NVMe または SATA M.2 SSD スロットを装備した M.2 モジュールをサポート。 |
14 |
使用可能な(空の)PCIeスロット |
7 |
シャーシ侵入スイッチ(任意) |
15 |
PCIe ライザー 2 のフロントロード NVMe SSD 用の PCIe ケーブルコネクタ |
8 |
マザーボード上の内部 USB 3.0 ポート |
16 |
PCIe ライザー 1 の microSD カード ソケット |
以下の表に、サーバ機能の概要を示します。
機能 |
説明 |
---|---|
シャーシ |
1ラックユニット(1RU)シャーシ |
セントラル プロセッサ |
最大 2 個のインテル Xeon スケーラブル・プロセッサ ファミリー CPU。これには次のシリーズの CPU が含まれます。
|
メモリ |
マザーボード上に 24 個の DDR4 DIMM ソケット搭載(CPU あたり 12 個)。 |
マルチビット エラー保護 |
マルチビット エラー保護をサポートします。 |
ベースボード管理 |
BMC は、Cisco IMC(Cisco Integrated Management Controller)ファームウェアを動作させます。 Cisco IMC の設定に応じて、1 GB 専用管理ポート、1 Gb/10 Gb イーサネット LAN ポート、または、シスコ仮想インターフェイス カードを利用して Cisco IMC にアクセスできます。 |
ネットワークおよび管理 I/O |
背面パネル:
前面パネル:
|
モジュラ LOM |
背面パネルの追加接続用に、mLOM カードを追加するために使用できる専用ソケット(X 16 PCIe レーン)X 1。 |
WoL |
2 個の 1 Gb/10 Gb BASE-T イーサネット LAN ポートで Wake-on-LAN(WoL)規格をサポートします。 |
電力 |
2 基の電源装置。1+1 で冗長構成。
|
ACPI |
Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)4.0 規格をサポートしています。 |
冷却 |
ホットスワップ可能なファン モジュール(前面から背面に向かう冷却用)X 7。 |
PCIe I/O |
2 つの水平 PCIe 拡張スロット(PCIe ライザーアセンブリ上)。 |
InfiniBand |
このサーバの PCIe バス スロットで InfiniBand アーキテクチャをサポートします。 |
ストレージ、前面パネル |
Cisco APIC M3 および L3(APIC-SERVER-M3 および APIC-SERVER-L3)ー10ドライブ バックプレーン付き小型フォームファクタ(SFF)ドライブ。最大 10 台の 2.5 インチ SAS/SATA ドライブをサポート。ドライブベイ 1 および 2 は NVMe SSD をサポート。 |
ストレージ、内部 |
サーバには、以下の内蔵ストレージ オプションがあります。
|
ストレージ管理 |
サーバには、次のいずれかのストレージ コントローラ オプションをサポートする専用の内部 mRAID ライザーがあります。
|
RAID バックアップ |
サーバには、Cisco モジュラ RAID コントローラ カードで使用される SuperCap ユニットの冷却ファンの近くに取り付けブラケットがあります。 |
統合ビデオ |
統合 VGA ビデオ。 |