address family ipv4 unicast (mpls-static)
特定の IPv4 ユニキャストの宛先アドレスプレフィックスおよびフォワーディング ネクストホップ アドレスでスタティック MPLS ラベルバインディングをイネーブルにするには、MPLS スタティック コンフィギュレーション モードで address-family ipv4 unicast コマンドを使用します。MPLS スタティックバインディングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
address-family ipv4 unicast local-label label_value allocate [per-prefix ipv4_prefix_value] forward path path_value nexthop nexthop_information interface-type interface-path-id out-label {label_value | pop | exp-null}
no address-family ipv4 unicast
構文の説明
local-label label_value |
スタティック バインディングとフォワーディングに MPLS ローカル ラベル値を指定します。範囲は 16 ~ 1048575 です。 |
allocate |
ローカル ラベルの割り当てオプションを表示します。 |
per-prefix ipv4_prefix_value |
指定した MPLS ラベルを静的にバインドする IPv4 プレフィックス値を指定します。 |
forward |
スタティック MPLS ラベルを使用してトラフィックに転送を設定します。 |
path path-value |
MPLS 相互接続パスに パス ID を指定します。 |
nexthop nexthop_information |
ネクストホップ情報を指定します。IP アドレスまたはインターフェイスのいずれかです。 |
interface-type interface-id |
インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
out-label label_value |
出力パケットのスタティック バインディングに MPLS ローカル ラベル値を指定します。 |
pop |
出力パケットからラベルを削除します。 |
exp-null |
出力パケットに明示的ヌル ラベルを適用します。 |
コマンド デフォルト
なし
コマンド モード
MPLS スタティック コンフィギュレーション
コマンド履歴
リリース | 変更内容 |
---|---|
リリース 5.1.1 |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID
タスク ID | 動作 |
---|---|
mpls-static |
読み取り |
例
次に、IP プレフィックスにローカル ラベルを指定し、LSP を定義するコマンド シーケンスを示します。
RP/0/RP0/cpu 0: router#configure
RP/0/RP0/cpu 0: router(config)#mpls static
RP/0/RP0/cpu 0: router(config-mpls-static)#address-family ipv4 unicast
RP/0/RP0/cpu 0: router(config-mpls-static-af)#local-label 30500 allocate per-prefix 10.1.1.1/24 forward path 1 nexthop 12.2.2.2 out-label 30600