この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
リリース 3.2（1）以降、マルチサイト オーケストレータ は Cisco Nexus ダッシュボードのアプリケーションとして展開する必要があります。以前サポートされていた VMware ESX 仮想アプライアンスおよび Cisco Application Services Engine フォームファクタのサポートは廃止されました。
次のサブセクションでは、VMware ESX VM または Cisco アプリケーション サービス エンジンに導入されている既存の Cisco マルチサイト オーケストレータを Cisco Nexus ダッシュボードに移行する方法について説明します。
すでに Cisco Nexus ダッシュボードで MSO クラスタを展開している場合は、代わりに 概要 に記載されている手順に従ってください。
新しいプラットフォームは、クラスタリングとインフラストラクチャ、サイト管理、およびユーザー管理の実装方法が大きく異なるため、移行プロセスでは、新しい Nexus ダッシュボード プラットフォームを並行展開することと、既存の Multi-Site Orchestrator（ MSO）クラスタから現在の設定データベースを手動で転送することが必要になります。
既存のクラスタを Nexus ダッシュボードに移行する前には、次の作業を実行します。
最初に、Cisco Nexus Dashboard Deployment Guide およびこのドキュメントのマルチサイト オーケストレータを展開章で説明されている、Nexus Dashboard プラットフォームおよび全体的な導入の概要とガイドラインを理解しておいてください。
現在の MSO クラスタが正常であることを確認します。
構成のバックアップを作成する時に使用します。そして、Nexus Dashboard 内の新しく展開した MSO アプリケーション内にインポートします。
ファブリックが Cisco APIC リリース 4.2（4）以降にアップグレードされていることを確認してください。
サイト管理は、MSO UI から、リリース 4.2（6）以降をサポートする Nexus ダッシュボード共通サイト管理に移動しました。ファブリックのアップグレードの詳細については、Cisco APIC Installation, Upgrade, and Downgrade Guide を参照してください。
Cisco Nexus ダッシュボード導入ガイドの説明に従って、新しい Nexus ダッシュボード クラスタを導入し、ファブリック接続を設定します。
Nexus Dashboard へのアップグレードを計画している MSO アプリケーションを含む既存の アプリケーション サービス エンジン クラスタがある場合は、最初に、そこで実行されている MSO アプリケーションを無効にしてアンインストールする必要があります。次に、Cisco Nexus ダッシュボード導入ガイドの説明に従って、クラスタを Nexus ダッシュボードにアップグレードできます。
マルチサイト オーケストレータを展開の説明に従って、Nexus ダッシュボードに MSO アプリケーションをインストールします。
同じ Nexus ダッシュボード クラスタで複数のアプリケーションを共同ホストすることを計画している場合は、クラスタ サイズがファブリック サイズとアプリケーション数に基づいて適切にスケーリングされていることを確認する必要があります。Cisco Nexus ダッシュボード キャパシティ プランニング ツールは、特定のユース ケースに必要なクラスタ サイズを提供できます。MSO アプリケーションの付属をサポートするためにクラスタを拡張する必要がある場合は、追加のワーカー ノードの展開について、Cisco Nexus ダッシュボード ユーザー ガイドを参照してください。
MSO アプリケーションから管理したいすべてのサイトが Nexus ダッシュボードに組み込まれていることを確認してください。
サイト管理は、MSO UI から Nexus ダッシュボードの共通サイト管理に移動されました。したがって、サイトの追加と削除 に説明されているように、既存の設定を新しいクラスタに移行する前に、同じサイトと Nexusダッシュボードと同じ名前を使用して GUI にオンボードする必要があります。バックアップに存在するサイトが Nexus ダッシュボードに存在しない場合、復元は失敗し、[復元前チェックに失敗しました（Pre-restore check failed）]というエラー メッセージが表示されます。
 （注） |
Nexus ダッシュボードにサイトを追加した後は、MSO アプリケーションでそれらを |
MSO で構成したすべてのリモート ユーザーが Nexus ダッシュボードに追加されていることを確認します。
ユーザー管理は、MSO UI から Nexus ダッシュボードの共通ユーザー管理に移動されました。そのため、Cisco Nexus Dashboard User Guide の説明に従って、同じリモート ユーザーと認証サーバーを Nexus ダッシュボードに追加する必要があります。
管理者が以前に MSO で直接設定したローカル ユーザーは、既存の設定バックアップをインポートすると、Nexus ダッシュボードに自動的に追加されます。
この項では、既存のクラスタの設定をバックアップする方法について説明します。
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ステップ 1 |
既存の展開設定をバックアップします。  |
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ステップ 2 |
既存のオーケストレータからバックアップファイルをコピーします。 リモート ロケーションを使用してバックアップを作成した場合は、この手順をスキップできます。 メイン ウィンドウで、ダウンロードするバックアップの隣のアクション ( |
ここでは、以前の設定を復元するために使用する、新しい Nexus ダッシュボード クラスタと MSO アプリケーションを展開して設定する方法について説明します。
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ステップ 1 |
既存の Multi-Site Orchestrator クラスタを接続解除します。 新しいクラスタが展開され、構成が復元されるまで、既存の MSO クラスタを保持することをお勧めします。 |
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ステップ 2 |
新しい Nexus ダッシュボード クラスタが稼働中であり、MSO アプリケーションがインストールされていることを確認します。 MSO アプリケーションは、新規インストールで、サイトまたはポリシーの設定を変更していないものであることが必要です。 |
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ステップ 3 |
Nexus Dashboard の GUI にログインします。 |
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ステップ 4 |
すべてのサイトが Nexus ダッシュボードにオンボードされていることを確認します。 バックアップを復元すると、MSO は、バックアップ内のすべてのサイトが、一致するサイト名とタイプで Nexus ダッシュボードに存在することを検証します。検証が失敗した場合、たとえば、Nexus Dashboardでサイトがオンボードされていない場合、設定の復元は失敗します。再試行の前にサイトをオンボードする必要があります。オンボーディングサイトについては、サイトの追加と削除 を参照してください。 |
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ステップ 5 |
新しい Nexus Dashboardに展開されたオーケストレータ クラスタにバックアップ ファイルをインポートします。 バックアップをローカルに保存した場合は、ファイルをインポートするだけです：  バックアップをリモートの場所に保存した場合は、そのリモートの場所を新しい マルチサイト オーケストレータに追加します。 |
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ステップ 6 |
設定を復元します。 
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