NX-API REST について
NX-API REST
リリース 7.0(3)I2(1) では、NX-API REST SDK が追加されました。
Cisco Nexus スイッチでは、構成はコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して実施します。CLI は、当該スイッチ上でしか実行できません。NX-API REST は、HTTP/HTTPS API を提供することにより、Cisco Nexus 構成のアクセシビリティを向上させます。
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特定の CLI コマンドをスイッチの外部から実行可能です。
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多数の CLI コマンドを発行する必要がある構成を、比較的少数の HTTP/HTTPS 操作の構成アクションを組み合わせることで実現します。
NX-API REST は、show コマンド、基本および詳細スイッチ構成と Linux Bash をサポートします。
NX-API REST は HTTP/HTTPS をトランスポートとして使用します。CLI は、HTTP / HTTPS POST 本文にエンコードされます。NX-API REST バックエンドは Nginx HTTP サーバーを使用します。Nginx プロセスとそのすべての子プロセスは、CPU とメモリの使用量の上限が定められている Linux cgroup の保護下に置かれます。NX-API プロセスは、cgroup ext_ser_nginx の一部であり、2,147,483,648 バイトのメモリに制限されています。Nginx のメモリ使用量が cgroup の制限を超えると、Nginx プロセスは再起動されて、NX-API 構成(VRF、ポート、証明書構成)が復元されます。
Cisco Nexus 3000 および 9000 シリーズ NX-API REST SDK の詳細については、https://developer.cisco.com/docs/nx-os-n3k-n9k-api-ref/ を参照してください。