Guest Shell について
基盤となる Linux 環境での NX-OS CLI および Bash アクセスに加えて、スイッチは、「ゲスト シェル」と呼ばれる Linux コンテナ(LXC)内で実行される分離された実行スペースへのアクセスをサポートします。
ゲスト シェル内から、network-admin には次の機能があります。
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Linux ネットワーク インターフェイスを介したネットワークへのアクセス。
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スイッチのブートフラッシュへのアクセス。
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スイッチの揮発性 tmpfs へのアクセス。
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スイッチの CLI へのアクセス。
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スイッチのホスト ファイル システムへのアクセス。
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Cisco NX-API REST へのアクセス。
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Python スクリプトをインストールして実行する機能。
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32 ビットおよび 64 ビットの Linux アプリケーションをインストールして実行する機能。
コンテナ技術によって実行空間を切り離すことで、他の Linux コンテナで実行されているホスト システムやアプリケーションに影響を与えずに、アプリケーションのニーズに合わせて Linux 環境をカスタマイズすることができます。
NX-OS デバイスでは、Linux Containers は virtual-service コマンドでインストールと管理されます。Guest Shell は、virtual-service show コマンドの出力に表示されます。
(注) |
デフォルトでは、ゲスト シェルは、有効にすると約 5 MB の RAM と 200 MB のブートフラッシュを占有します。Cisco NX-OS リリース 7.0(3)I2(1)以降、Guest Shell は約 35 MB の RAM を占有します。Guest Shell が使用されていない場合は、guestshell destroy コマンドを使用してリソースを再利用します。 |
(注) |
デフォルトでは、Guest Shell は、有効にすると約 35 MB の RAM と 350 MB のブートフラッシュを占有します。Guest Shell が使用されていない場合は、 guestshell destroy コマンドを使用して技術情報を再利用します。 |
(注) |
Cisco NX-OS 7.0(3)F3(1)NX-OS 7.0(3)I7(1)以降、Guest Shell は Cisco Nexus 95083500 スイッチでサポートされます。 |