Cisco Catalyst 9130AX シリーズアクセスポイント
初版: 2019 年 10 月 25 日
最終更新日: 2020 年 12 月 15 日
Cisco Catalyst 9130AX シリーズ ワイヤレスアクセスポイントについて
このガイドでは、Cisco Catalyst 9130AX シリーズアクセス ポイントの設置手順と、その設定に役立つリソースへのリンクを提供します。また、取り付け手順およびトラブルシューティング情報も含まれています。
Cisco Catalyst 9130AX シリーズ ワイヤレスアクセス ポイントは、デュアルバンド、デュアル同時接続の、企業向け 802.11ax(Wi-Fi 6)AP です。この AP シリーズには 2 つのモデルがあり、1 つは内蔵アンテナ付き、他の 1 つは外部アンテナ付きで、2.4 GHzと 5 GHz の両方の帯域を使用するように設計されています。この AP シリーズは、4K や 8K ビデオ、高密度かつ高解像度のコラボレーション アプリケーション、完全なワイヤレスオフィス、Internet-of-Things(IoT)などの高度なアプリケーションに確実なパフォーマンスをもたらす、全体的な High Density Experience(HDX)をサポートしています。この AP は、主要な 802.11ax および 802.11ac クライアントとの完全な相互運用性とともに、他の AP とコントローラが混在する導入をサポートします。これらの AP は、統合型のセキュリティ、復元力、運用の柔軟性を提供し、さらにネットワーク インテリジェンスを向上させます。
AP の機能および仕様をすべて網羅したリストは、次の URL にある「Cisco Catalyst 9130 シリーズ アクセスポイント データシート」に記載されています。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/nb-06-cat-9130-ser-ap-ds-cte-en.html
C9130AX シリーズアクセスポイントはワイヤレス コントローラベースの製品で、次をサポートします。
■4 つの無線、2.4 GHz および 4x4 5 GHz によるデュアルバンド 5 GHz(8x8)フレキシブル無線、シングルバンド 5 GHz 無線、および BLE、ZigBee、Thread などのマルチプロトコル 802.15.4 デバイスで使用可能な全方向性 IoT 無線。
■C9130AXI AP モデル(C9130AXI-x および C9130AXI-EWC-x)では 4 つのデュアルバンドおよび 4 つのシングルバンド 5 GHz 統合アンテナ。
(注) モデル番号の「x」は、規制ドメインを表します。サポートされている規制ドメインの詳細については、AP のモデル番号と規制ドメインを参照してください。
■2.4 GHz 帯域と 5 GHz 帯域の両方に対応する、全方向性の統合内蔵アンテナ。
■C9130AXE AP モデル(C9130AXE-x および C9130AXE-EWC-x)の外部アンテナ。
■アップリンクおよびダウンリンク対応マルチユーザ MIMO(MU-MIMO)テクノロジー。
■アップリンクとダウンリンクの両方に対する直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのスケジューリング。
–1 x 100/1000/2500/5000 マルチギガビット イーサネット(RJ-45)
–RJ-45 を使用した RS-232 コンソール インターフェイス
–リカバリプッシュボタン(部分的または完全なシステム設定のリカバリが可能)
–1 つのマルチカラー LED ステータスインジケータ。LED ステータスインジケータの色については、Self-Identifying Antennasを参照してください。
■Bluetooth Low Energy(BLE)無線技術を取り入れたことで、ロケーション追跡や経路案内など IoT 向けの用途にも利用できます。
■Cisco RF ASIC は、高度な RF スペクトル解析を実行し、CleanAir、ワイヤレス侵入防御システム(WIPS)、DFS 検出などの機能を提供する完全に統合されたソフトウェア定義型無線(SDR)です。
■インテリジェントキャプチャはネットワークを調査して、Cisco DNA Center に詳細な分析を提供します。
■空間の再利用(Basic Service Set(BSS)カラーリング)により、AP とそのクライアントは BSS を区別し、同時伝送数を増やすことができます。
■ターゲット起動時間(TWT)という新しい省電力モードにより、クライアントはスリープ状態を維持し、あらかじめスケジュールされた(ターゲット)時間にのみ起動して AP とデータを交換します。これにより、バッテリ駆動のデバイスのエネルギーを大幅に節約できます。
■Cisco Digital Network Architecture(DNA)のサポートにより、Cisco DNA Spaces、Apple FastLane、および Cisco Identity Services Engine が実現します。
■カバレッジエリア内でデータレートが最速の AP にクライアントデバイスがアソシエートすることを保証する、最適化された AP ローミング。
■160 MHz チャネルをサポートするように強化された Cisco CleanAir テクノロジー。CleanAir は 20、40、80、160 MHz 幅のチャネルに予防的な高速スペクトルインテリジェンスを提供します。これにより、無線干渉に起因するパフォーマンス問題に対処できます。
AP は Cisco 組み込みワイヤレスコントローラ(EWC) と Lightweight deployment の両方の展開をサポートします(Cisco ワイヤレスコントローラを使用)。AP では、次の動作モードもサポートされます。
■Local:これは Cisco AP のデフォルトモードです。このモードでは、AP はクライアントにサービスを提供します。
ローカルモードでは、AP は、Cisco WLC 接続用に 2 個の CAPWAP トンネルを作成します。1 つは管理用で、他方はデータトラフィック用です。これは中央スイッチングと呼ばれます。データトラフィックが AP からコントローラにスイッチング(ブリッジ)され、そこからルーティングされるためです。
■FlexConnect:FlexConnect モード(以前の HREAP)では、データトラフィックはローカルにスイッチングされ、コントローラには送信されません。このモードでは、シスコの AP は自律 AP のように動作しますが、Cisco WLC によって管理されます。ここでは、コントローラへの接続が失われても、AP は機能し続けます。
■モニタ:モニタモードでは、指定されたシスコ AP がクライアントとインフラストラクチャ間のデータトラフィックの処理から除外されます。AP はロケーションベースサービス(LBS)、不正 AP 検出、および侵入検知(IDS)の専用センサーとして機能します。
AP がモニタモードの場合、AP は電波をアクティブにモニタし、通常はクライアントにサービスを提供しません。
■Sniffer:ワイヤレススニファモードで、AP は指定されたチャネルで無線キャプチャを開始します。アクセスポイントは、そのチャネル上のクライアントからのすべてのパケットを取得し、AiroPeek または Wireshark(IEEE 802.11 無線 LAN のパケットアナライザ)を実行するリモートマシンに転送します。これには、タイムスタンプ、信号強度、パケットサイズなどの情報が含まれます。
(注) スニファモードでは、データの送信先サーバが、ワイヤレスコントローラ管理 VLAN と同じ VLAN 上にあることが必要です。そうでないと、エラーが表示されます。
使用している AP モデルがお客様の国で認可されているかどうかを確認する必要があります。認可状況および特定の国に対応する規制ドメインを確認するには、 http://www.cisco.com/go/aironet/compliance を参照してください。すべての規制ドメインで認可されているわけではありません。認可され次第、このコンプライアンスのリストが更新されます。
C9130AX シリーズアクセス ポイントの構成は次のとおりです。
C9130AXI モデル(C9130AXI-x および C9130AXI-EWC-x)には、専用の 2.4 GHz 無線および 5 GHz 無線を備えた 4 つの内部デュアルバンドアンテナ、専用の 5 GHz 無線を備えた 4 つの内部シングルバンドアンテナ、専用の 2.4 GHz IOT 無線を備えた 1 つの内部シングルバンドアンテナと、専用の 2.4 GHz 無線と 5 GHz AUX 無線を備えたデュアルバンドアンテナが 1 つあります。
C9130AXE モデル(C9130AXE-x および C9130AXE-EWC-x)は、最大 8 本の外部アンテナをサポートします。これには、4 本のデュアルバンドと 4 本のシングルバンドの 5 GHz アンテナが含まれます。
C9130AXE モデルには、側面に 8 ポートスマートアンテナ(DART)コネクタがあります。Ext 8 * 8 アンテナは、8 ポートスマートアンテナ(DART)コネクタを使用して C9130AXE AP に直接接続できます。RP-TNC および N-type コネクタ付きアンテナをこの 8 ポート DART ケーブルコネクタに接続できます。RP-TNC コネクタには AIR-CAB002-D8-R= を、N-type コネクタには AIR-CAB003-D8-N= を使用します。
Self Identifying Antenna の詳細については、次を参照してください。Self Identifying Antenna とは?
(注) AP に電源を投入する前に、必ずアンテナを AP に接続してください。アンテナを接続せずに AP 無線を有効にすると、AP が損傷する可能性があります。
無線およびアンテナは、共通デュアルバンド RF インターフェイスを介して周波数帯域 2400 ~ 2500 MHz および 5150 ~ 5850 MHz をサポートします。C-ANT9101=、C-ANT9102=、および C-ANT9103= は、2400 ~ 2500 MHz および 5150 ~ 7125 MHz の周波数帯域をサポートします。
(注) ブレイクアウトケーブルを使用してレガシー デュアルバンド アンテナに接続すると、BLE 無線はそのアンテナのゲインを 2.4 GHz で感知します。
■スマートアンテナコネクタと RP-TNC の間の 2 フィートのブレークアウトケーブル(AIR-CAB002-D8-R=):最大ゲインが 6 dBi の従来型(非 DART)アンテナ用
■スマートアンテナコネクタと N コネクタの間の 3 フィートケーブル(AIR-CAB003-D8-N=):最大ゲインが 13 dBi の従来型(非 DART)アンテナ用
■アンテナブラケット(AIR-AP-BRACKET-9=):C-ANT9103= アンテナの背面への C9130AXE 直接取り付け用
次の安全についての警告の翻訳は、ご使用のアクセス ポイントに付属の、安全についての警告の翻訳済みマニュアルに含まれています。この翻訳された警告は、Cisco.com から入手できる『Translated Safety Warnings for Cisco Catalyst Access Points』にも含まれています。
8 ポートスマートアンテナ(DART)コネクタポート(黄色のキャップの下 )2 |
Mode ボタン |
||
C9130AXI アクセスポイントには、4 つの統合型全方向性デュアルバンドアンテナ(2.4 GHz および 5 GHz)、4 つの統合型全方向性シングルバンドアンテナ(5 GHz のみ)、1 つの 2.4 GHz IOT 無線専用統合型全方向性シングルバンドアンテナ(2.4 GHz) 、1 つの 2.4 GHz および 5 GHz AUX 無線専用統合型全方向性デュアルバンドアンテナ(2.4 GHzおよび 5 GHz)が装備されています。
C9130AXE AP モデル(C9130AXE-x および C9130AXE-EWC-x)は、使用するアンテナアクセサリに応じて、最大 6 dBi または 13 dBi(2.4 GHz および 5 GHz)のゲインの外部アンテナでの使用が認定されています。
■スマートアンテナコネクタと RP-TNC の間の 2 フィートのブレークアウトケーブル(AIR-CAB002-D8-R=):最大ゲインが 6 dBi の従来型(非 DART)アンテナ用
■スマートアンテナコネクタと N コネクタの間の 3 フィートケーブル(AIR-CAB003-D8-N=):最大ゲインが 13 dBi の従来型(非 DART)アンテナ用
C9130AXE AP は、8-DART コネクタで Self Identifying Antennas(SIA)もサポートします。
(注) AP に電源を投入する前に、必ずアンテナを AP に接続してください。アンテナを接続せずに AP 無線を有効にすると、AP が損傷する可能性があります。
アクセス ポイント の取り付けおよび展開の前に、サイト調査を実施(またはサイト計画ツールを使用)することにより、アクセス ポイント の最適な設置場所を判断することが推奨されます。
ご使用のワイヤレスネットワークについて次の情報を知っておく必要があります。
■アクセスポイントの取り付けオプション:吊り天井の下面、水平面、またはデスクトップ。
(注) 吊り天井の上面にアクセス ポイントを取り付けることもできますが、取り付け用部品を追加購入する必要があります。詳細については、アクセスポイントの取り付けを参照してください。
■アクセスポイントの電源オプション:802.3at(PoE+)(Cisco Power Injector AIR-PWRINJ6=)、802.3af(Cisco Power Injector AIR-PWRINJ5=)、Cisco Universal PoE(Cisco UPOE)。
(注) 802.3af を使用すると、2.4 GHz と 5 GHz の両方の無線が 1x1 に削減され、イーサネットは 1 GbE にダウングレードされます。USB ポートもオフになります。
–C9130AXI:0 ~ 50°C(32 ~ 122°F)
(注) 周囲温度が 40 ~ 50°C(104 ~ 122°F)を超える環境に C9130AXI を設置すると、5 GHz 無線でアクセスポイントの設定が 8x8 から 4x4 に変更され、アップリンクイーサネットは 1 GbE にダウングレードされます。ただし、USB ポートは有効なままです。
–C9130AXE:-20 ~ 50°C(-4 ~ 122°F)
アクセス ポイントの場所を示すサイトマップを作成し、各場所からデバイスの MAC アドレスを記録して、それらをワイヤレスネットワークを計画または管理している担当者に渡すことができるようにすることを推奨します。
次に、アクセス ポイントの設置と初期操作が正常に行われるように設計した手順を説明します。この手順は任意です。
(注) 設置前の設定は、オプションの手順です。ネットワークコントローラが適切に設定されている場合は、アクセス ポイントを最終位置に取り付けて、そこからネットワークに接続することができます。詳細については、ワイヤレス ネットワークへのアクセス ポイントの配置を参照してください。
設置前の設定 に、設置前の設定を示します。
Cisco Catalyst 9130AX シリーズアクセス ポイントは、吊り天井、硬い天井または壁面、配電盤またはネットワーク ボックス、吊り天井の上など、さまざまな構成で設置できます。
アクセス ポイントの取り付け方法については、次の URL にアクセスして参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/access_point/mounting/guide/apmount.html
AP を取り付けるためのブラケットとクリップ に、AP でサポートされている標準取り付け用部品を記載します。
5.サードパーティ製の「タイル内」取り付けオプションを使用することもできます。詳細については、Cisco.com(https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/nb-06-cat-9130-ser-ap-ds-cte-en.html)で入手可能なアクセス ポイント データ シートを参照してください。 |
取り付けブラケットからはずれる可能性がある場所に AP を取り付けるときは、AP の背面のロックの掛け金(AP のブラケットへのロック 参照)を使用して、ブラケットにロックします。
屋内設置では、接地は必要ではありません。ただし、C9130AXE AP モデルの使用中は、外部アンテナが屋外に配置されている場合は、屋外アンテナケーブルを避雷器に接続し、避雷器をアースに接続する必要があります。
サポートされる外部アンテナについてはC9130AXE でサポートされる外部アンテナのリストを参照してください。
屋外アンテナの接続は、ANSI/NFPA 70、National Electrical Code(NEC)、800 項「同軸ケーブルの外部導電性シールドの接地」に従って接地する必要があります。
(注) AP の電源を入れる前に、必ずアンテナを C9130AXE に接続してください。アンテナを接続せずに AP 無線を有効にすると、AP が損傷する可能性があります。
AP は次のものを使用して、Power-over-Ethernet(PoE)によってのみ電源供給できます。
■802.3at(PoE+):802.3at(30.0 W)準拠のスイッチポートまたは Cisco Power Injector AIR-PWRINJ6=
■802.3af:802.3af(15.4 W)準拠のスイッチポートまたは Cisco Power Injector AIR-PWRINJ5=
(注) 802.3af を使用すると、2.4 GHz と 5 GHzの両方の無線が 1x1 に削減され、イーサネットは 1 GbE にダウングレードされます。USB ポートもオフになります。
この項では、アクセス ポイントをコントローラに接続する方法を説明します。設定プロセスはコントローラで実行するので、詳細については、『Cisco Wireless Controller Configuration Guide』を参照してください。
アクセスポイントをネットワークでアクティブにするには、コントローラがそのアクセスポイントを検出する必要があります。アクセス ポイントでは、次のコントローラ ディスカバリ プロセスをサポートしています。
■ローカルに保存されたコントローラ IP アドレスディスカバリ:以前に アクセス ポイント がコントローラに接続されていた場合、第 1、第 2、第 3 のコントローラの IP アドレスがアクセス ポイントの不揮発性メモリに保存されます。今後の展開用にアクセス ポイントにコントローラの IP アドレスを保存するこのプロセスは、「プライミングアクセス ポイント」と呼ばれます。プライミングの詳細については、設置前の設定を参照してください。
■DHCP サーバディスカバリ:この機能では、DHCP オプション 43 を使用してアクセス ポイントにコントローラの IP アドレスを提供します。Cisco スイッチは、この機能に通常使用される DHCP サーバオプションをサポートします。DHCP オプション 43 の詳細については、DHCP オプション 43 の設定を参照してください。
■DNS ディスカバリ:アクセス ポイント はお客様のドメインネームサーバ(DNS)を介してコントローラを検出できます。アクセス ポイントでこれを実行するには、CISCO-CAPWAP-CONTROLLER.localdomain への応答としてコントローラの IP アドレスを返すよう、DNS を設定する必要があります。ここで、localdomain は アクセス ポイント ドメイン名です。CISCO-CAPWAP-CONTROLLER を設定することにより、お客様の既存の環境で下位互換性が実現します。アクセス ポイントは、DHCP サーバから IP アドレスと DNS の情報を受信すると、DNS に接続して CISCO-CAPWAP-CONTROLLER.localdomain を解決します。DNS からコントローラの IP アドレスのリストを受信すると、アクセス ポイントはコントローラに検出要求を送信します。
アクセス ポイントを取り付けたあとは、次の手順に従ってアクセスポイントをワイヤレスネットワークに配置します。
C9130AXE AP は、8 ポート DART コネクタで Self-Identifying Antenna をサポートします。8 ポート DART Self-Identifying Antenna が接続された状態で C9130AXE AP の電源が投入されると、AP の回路が Self-Identifying Antenna の EEPROM を読み取ります。これにより、AP はアンテナゲインとビーム幅を自動的に設定できます。
RP-TNC コネクタおよび N-type コネクタ付きのアンテナ(C9130AXE でサポートされる外部アンテナのリストを参照)は、AIR-CAB002-D8-R=(RP-TNC)または AIR-CAB003-D8-N=(N-type)を使用して、C9130AXE AP に接続できます。RP-TNC アダプタを使用する場合、C9130AXE AP はアンテナゲインを 6 dBi に設定します。N-type アダプタを使用する場合、C9130AXE AP はアンテナゲインを 13 dBi に設定します。いずれかのアダプタを使用する場合、コネクタ A、B、C、および D はデュアルバンド機能を提供します。コネクタ E、F、G、および H は 5 GHz の機能を提供します。さらに、コネクタ H は BLE 無線に接続します。ブレイクアウトケーブルを使用してレガシー デュアルバンド アンテナに接続すると、BLE 無線はそのアンテナのゲインを 2.4 GHz で感知します。
(注) AP に電源を投入する前に、必ず外部アンテナを C9130AXE モデルに接続してください。アンテナを接続せずに AP 無線を有効にすると、AP が損傷する可能性があります。
アクセス ポイントのステータス LED の位置を、 9130AXI モデルの前面 に示します。
(注) LED ステータスの色は、装置ごとに色の強さおよび色彩が若干異なります。これは、LED メーカーの仕様の正常な範囲内であり、障害ではありません。ただし、LED の強さはコントローラから変更できます。
アクセス ポイントのステータス LED はさまざまな状態を示します。 LED が示すステータス に詳細を示します。LED ステータスは、C-ANT91xx アンテナでも示されます。
Mode ボタン(C9130AXI モデル の上面のポートおよびコネクタ を参照)を使用して、以下の操作を行うことができます。
■すべてのコンフィギュレーション ファイルを含む、AP の内部ストレージをクリアします。
Mode ボタンを使用するには、AP の起動サイクル中に、アクセス ポイント上の Mode ボタンを押したままにします。AP コンソールに秒カウンタが表示されるまで待ちます。Mode ボタンが押された秒数がカウンタに表示されると、AP のステータス LED が赤色の点滅に変わります。実行されるアクション
■AP を工場出荷時の初期状態にリセットするには、Mode ボタンを押し、20 秒が経過する前にボタンを放します。AP のコンフィギュレーション ファイルがクリアされます。
これにより、パスワード、WEP キー、IP アドレス、SSID を含め、構成時のすべての設定が工場出荷時の初期状態にリセットされます。
■すべてのコンフィギュレーション ファイルを含め、AP の内部ストレージをクリアするには、Mode ボタンを 20 秒以上(60 秒未満)押したままにします。
(注) Mode ボタンを 30 秒以上(60 秒未満)押すと、AP が工場出荷時設定にリセットされる際に FIPS モードフラグもクリアされます。FIPS フラグを設定すると、コンソールアクセスが無効になります。
(注) 『Cisco Wireless Solutions Software Compatibility Matrix』で指定されているように、コントローラが、C9130AXI をサポートする場合はコントローラ ソフトウェア リリース 8.9.111.0 または IOS-XE 16.12.1 以降を、C9130AXE をサポートする場合は 8.10.105.0 または IOS-XE 16.12.2 以降を実行していることを確認します。
アクセスポイントがコントローラへの接続を失敗する理由として、RADIUS の認可が保留の場合、コントローラで自己署名証明書が有効になっていない場合、アクセス ポイントとコントローラ間の規制ドメインが一致しない場合など、多くの原因が考えられます。
コントローラソフトウェアの利用により、CAPWAP 関連のすべてのエラーを syslog サーバに送信するようにアクセス ポイントを設定できます。すべての CAPWAP エラー メッセージは syslog サーバ自体から表示できるので、コントローラでデバッグ コマンドを有効にする必要はありません。
アクセス ポイントからの CAPWAP 接続要求を受信するまで、コントローラではアクセス ポイントの状態は維持されません。したがって、特定のアクセス ポイントからの CAPWAP 検出要求が拒否された理由を判断することは難しい場合があります。コントローラで CAPWAP デバッグコマンドを有効にせずにこのような接続問題のトラブルシューティングを行えるよう、コントローラでは検出メッセージを送信してきたすべてのアクセス ポイントの情報を収集し、正常に接続したアクセス ポイントの情報を維持します。
コントローラは、CAPWAP discovery request を送信してきた各アクセス ポイントについて、join 関連のすべての情報を収集します。収集は、アクセス ポイントから最初に受信した discovery メッセージから始まり、コントローラからアクセス ポイントに送信された最後の設定ペイロードで終わります。
コントローラが最大数のアクセス ポイントの join 関連情報を維持している場合、それ以上のアクセス ポイントの情報は収集されません。
デフォルトでは、1 つのアクセス ポイントからすべての syslog メッセージが IP アドレス 255.255.255.255 に送信されます。
DHCP サーバで syslog サーバの IP アドレスをアクセス ポイントに返すよう設定することもできます。サーバ上でオプション 7 を使用します。それにより、アクセス ポイントではすべての syslog メッセージがこの IP アドレスへ送信されるようになります。
アクセス ポイントが最初にコントローラに接続される際に、コントローラはグローバルな syslog サーバの IP アドレス(デフォルトは 255.255.255.255)をアクセス ポイントに送信します。その後、IP アドレスが次のいずれかのシナリオで上書きされるまで、アクセス ポイントはすべての syslog メッセージをこの IP アドレスに送信します。
■アクセス ポイントは同じコントローラに接続されたままで、コントローラ上のグローバル syslog サーバの IP アドレスの設定が config ap syslog host global syslog_server_IP_address コマンドを使用して変更された。この場合、コントローラは新しいグローバル syslog サーバの IP アドレスをアクセス ポイントに送信します。
■アクセス ポイントは同じコントローラに接続されたままで、特定の syslog サーバの IP アドレスが config ap syslog host specific Cisco_AP syslog_server_IP_address コマンドを使用してコントローラ上のアクセス ポイントに対して設定された。この場合、コントローラは新しい特定の syslog サーバの IP アドレスをアクセス ポイントへ送信します。
■アクセス ポイントはコントローラから接続を切断されており、別のコントローラに接続されている。この場合、新しいコントローラはそのグローバル syslog サーバの IP アドレスをアクセス ポイントに送信します。
■新しい syslog サーバの IP アドレスが既存の syslog サーバの IP アドレスを上書きするたびに、古いアドレスは固定記憶域から消去され、新しいアドレスがそこに保存される。アクセス ポイントがその syslog サーバの IP アドレスに到達できれば、アクセス ポイントはすべての syslog メッセージを新しい IP アドレスに送信するようになります。
アクセス ポイントの syslog サーバを設定して、アクセス ポイントの接続情報をコントローラの CLI 以外では表示しないようにできます。
C9130AX シリーズアクセス ポイントを使用する場合は、次のガイドラインに留意してください。
■アクセス ポイントは Cisco Wireless Controller とのみ通信できます。
■アクセス ポイントは、無線ドメインサービス(WDS)をサポートしていないので、WDS デバイスとは通信できません。ただし、アクセス ポイントがコントローラに接続すると、コントローラが WDS に相当する機能を果たします。
■CAPWAP はレイヤ 2 をサポートしていません。アクセス ポイントでは、レイヤ 3、DHCP、DNS、または IP サブネットのブロードキャストを使用して IP アドレスを取得し、コントローラを検出する必要があります。
■アクセス ポイントのコンソール ポートは、モニタリングおよびデバッグ用に有効になっています。アクセス ポイントがコントローラに接続すると、すべてのコンフィギュレーション コマンドが無効になります。
DHCP オプション 43 を使用すると、コントローラの IP アドレスのリストがアクセス ポイントに提供されるため、アクセスポイントがコントローラを検出し、コントローラに接続できるようになります。
次に、Cisco Catalyst Lightweight アクセス ポイントで使用する Windows 2003 Enterprise DHCP サーバでの DHCP オプション 43 の設定例を示します。他の DHCP サーバの実装については、DHCP オプション 43 の設定に関する製品マニュアルを参照してください。オプション 43 では、コントローラ管理インターフェイスの IP アドレスを使用する必要があります。
(注) DHCP オプション 43 では、1 つの DHCP プールを 1 種類のアクセス ポイントだけに割り当てることができます。アクセス ポイントの種類別に、異なる DHCP プールを設定する必要があります。
C9130AX シリーズアクセス ポイントでは、DHCP オプション 43 に Type-Length-Value(TLV)形式を使用します。DHCP サーバは、アクセス ポイントの DHCP ベンダー クラス ID(VCI)文字列(DHCP オプション 43)に基づいてオプションを返すようにプログラミングされている必要があります。C9130AX シリーズアクセス ポイントの VCI 文字列は、次のとおりです。
■値:16 進数で順番にリストされている WLC 管理インターフェイスの IP アドレス
組み込みの Cisco IOS DHCP サーバに DHCP オプション 43 を設定する手順は、次のとおりです。
network <IP Network> <Netmask>
default-router <Default router>
<pool name> is the name of the DHCP pool, such as AP9120AX
<IP Network> is the network IP address where the controller resides, such as 10.0.15.1
<Netmask> is the subnet mask, such as 255.255.255.0
<Default router> is the IP address of the default router, such as 10.0.0.1
<DNS Server> is the IP address of the DNS server, such as 10.0.10.2
hex string には、次の TLV 値を組み合わせて指定します。
たとえば、管理インターフェイスの IP アドレス 10.126.126.2 および 10.127.127.2 を持ったコントローラが 2 つあるとします。型は、f1(16 進数)です。長さは、2 * 4 = 8 = 08(16 進数)です。IP アドレスは、0a7e7e02 および 0a7f7f02 に変換されます。文字列を組み合わせて、f1080a7e7e020a7f7f02 と指定します。DHCP スコープに追加される Cisco IOS のコマンドは、option 43 hex f1080a7e7e020a7f7f02 となります。
EEE 802.11ax 規格(別名 High-Efficiency Wireless(HEW))または Wi-Fi 6 は、802.11ac を再構成した規格であり、通常の環境ではより優れたエクスペリエンスを実現し、4K または 8K ビデオ、高密度高精度のコラボレーション アプリケーション、オールワイヤレスオフィス、IoT などの高度なアプリケーションでも、安定した性能を発揮できます。802.11ax では 2.4 GHz と 5 GHz 両方の帯域を使用するように設計されている点が、これまでの規格とは異なります。
8 ポート DART コネクタ付きの Self Identifying Antenna は、9130AXE モデルなどの特定の 802.11ax AP でサポートされる新しいデュアルバンド外部アンテナのセットです。これらの新しいアンテナは、既存の Cisco アンテナに基づいています。
Self Identifying Antenna の導入以前は、ワイヤレスコントローラとネットワーク管理システムは、AP に接続されているアンテナのタイプやアンテナのゲイン値などのアンテナの詳細を手動でプロビジョニングする必要がありました。これらの新しいアンテナと従来のアンテナをサポートするアダプタ(AIR-CAB002-D8-R= および AIR-CAB003-D8-N=)を使用すると、AP は外部アンテナを自動的に検出して識別し、ユーザの介入なしでこれらの値を設定できます。
フレキシブル ラジオ アサインメント(FRA)機能は、多数のデバイスがネットワークに接続しているときを自動的に検出し、アクセス ポイントのデュアル無線を 2.4 GHz/5 GHz から 5 GHz/5 GHz に変更し、より多くのクライアントにサービスを提供します。アクセス ポイントは、パフォーマンスに影響を与える RF 干渉およびセキュリティ脅威に対しネットワークを監視しながら、この機能を実行します。フレキシブル ラジオ アサインメントにより、高密度ネットワークのモバイル ユーザ エクスペリエンスが向上します。
• デフォルトの動作モード:2.4 GHz と 5 GHz の両方をクライアントに提供します。
• デュアル 5 GHz モード:両方 5 GHz の無線をクライアントに提供します。
• ワイヤレス セキュリティ モニタリング:5 GHz でクライアントにサービスを提供しつつ、セキュリティ上の脅威に対し 2.4 GHz と 5 GHz の両方をスキャンします。
C9130AXE モデルには、フレキシブルラジオに直接接続するスマートアンテナコネクタがあります(スマートアンテナコネクタ C9130AXE モデル を参照)。サポートされる外部アンテナがスマート アンテナ コネクタに接続されていない場合、フレキシブル ラジオは 2.4 GHz モードのみを維持できます。
サポートされる RP-TNC コネクタタイプの外部アンテナをスマートアンテナコネクタに接続するには、シスコから別途調達する DART ケーブルコネクタ AIR-CAB002-D8-R=(AIR-CAB002-D8-R= DART コネクタ を参照)を使用します。
サポートされる N コネクタタイプの外部アンテナをスマートアンテナコネクタに接続するには、シスコから別途調達する DART ケーブルコネクタ AIR-CAB003-D8-N=(AIR-CAB003-D8-N= DART コネクタ を参照)を使用します。
Cisco Multigigabit Ethernet(mGig)は、Cisco Catalyst 9130AX シリーズ アクセス ポイントでも使用できるシスコ独自の革新テクノロジーです。802.11ax および新しいワイヤレス アプリケーションの人気が高まるにつれて、ワイヤレスデバイスではますます多くのネットワーク帯域幅が必要とされています。そのため、すべてのケーブル インフラストラクチャで 1 Gbps を超える速度をサポートするテクノロジーが必要になっています。Cisco Multigigabit テクノロジーは、従来のカテゴリ 5e ケーブルまたはそれ以上で 1 ~ 10 Gbps の帯域幅速度を達成するためのものです。C9130AX AP は、mGig を使用して最大 5 Gbps をサポートします。
詳細については、次の Cisco Multigigabit FAQ マニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/c/dam/en/us/solutions/collateral/enterprise-networks/catalyst-multigigabit-switching/multigigabit-ethernet-technology.pdf
Cisco Catalyst 9130AX シリーズアクセス ポイントのすべてのユーザ マニュアルは、次の URL から入手できます。
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/wireless/catalyst-9130ax-series-access-points/series.html
アクセス ポイントを設定してワイヤレスネットワークに導入する際のガイドラインについては、次の資料を参照してください。
■次の URL にある『Cisco Catalyst 9130 シリーズ アクセスポイント導入ガイド』
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/deployment-guide-c07-743490.html
■次の URL にある『Cisco Wireless Controller Configuration Guide, Release 8.9』
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/controller/8-9/config-guide/b_cg89.html
■次の URL にある『Cisco Wireless Controller Configuration Guide, Release 8.10』
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/controller/8-10/config-guide/b_cg810.html
この項では、Cisco Catalyst 9130AX シリーズアクセスポイントに関する適合宣言および規制情報を示します。次の URL で詳細情報を参照できます。
www.cisco.com/go/aironet/compliance
Cisco Systems, Inc.
170 West Tasman Drive
San Jose, CA 95134-1706
USA
このデバイスは、Part 15 の規定に適合しており、動作は次の 2 つの条件を前提としています。
1. このデバイスによって、有害な干渉が発生することはない。
2. このデバイスは、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉も含め、すべての干渉を受け入れなければならない。
この機器は、FCC 規定の Part 15 に基づくクラス B デジタル デバイスの制限に準拠していることがテストによって確認済みです。制限は、住宅地で機器を使用した場合に有害な干渉が起きないようにするための、一定の保護を目的としたものです。この機器は無線周波エネルギーを生成、使用、および放射するため、指示に従わずに取り付けたり使用したりした場合は、有害な干渉を発生させるおそれがあります。ただし、説明書に従った場合にも、干渉が起きないことを保証するものではありません。この機器によってラジオやテレビの受信に干渉が発生する場合は(機器の電源をオン/オフすることで確認できます)、次のいずれかの方法で干渉をなくすようにしてください。
この項では、日本で Cisco Catalyst アクセス ポイントを使用する際に干渉を防ぐためのガイドラインを示します。このガイドラインは、日本語と英語で提供されています。
This equipment operates in the same frequency bandwidth as industrial, scientific, and medical devices such as microwave ovens and mobile object identification (RF-ID) systems (licensed premises radio stations and unlicensed specified low-power radio stations) used in factory production lines.
1. Before using this equipment, make sure that no premises radio stations or specified low-power radio stations of RF-ID are used in the vicinity.
2. If this equipment causes RF interference to a premises radio station of RF-ID, promptly change the frequency or stop using the device; contact the number below and ask for recommendations on avoiding radio interference, such as setting partitions.
3. If this equipment causes RF interference to a specified low-power radio station of RF-ID, contact the number below.
When installing the product, please use the provided or designated connection cables/power cables/AC adaptors. Using any other cables/adaptors could cause a malfunction or a fire. Electrical Appliance and Material Safety Law prohibits the use of UL-certified cables (that have the “UL” shown on the code) for any other electrical devices than products designated by CISCO. The use of cables that are certified by Electrical Appliance and Material Safety Law (that have “PSE” shown on the code) is not limited to CISCO-designated products.
This device complies with Industry Canada licence-exempt RSS standard(s). Operation is subject to the following two conditions: (1) this device may not cause interference, and (2) this device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.
Le présent appareil est conforme aux CNR d'Industrie Canada applicables aux appareils radio exempts de licence. L'exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes : (1) l'appareil ne doit pas produire de brouillage, et (2) l'utilisateur de l'appareil doit accepter tout brouillage radioélectrique subi, même si le brouillage est susceptible d'en compromettre le fonctionnement.
Under Industry Canada regulations, this radio transmitter may only operate using an antenna of a type and maximum (or lesser) gain approved for the transmitter by Industry Canada. To reduce potential radio interference to other users, the antenna type and its gain should be so chosen that the equivalent isotropically radiated power (e.i.r.p.) is not more than that necessary for successful communication.
Conformément à la réglementation d'Industrie Canada, le présent émetteur radio peut fonctionner avec une antenne d'un type et d'un gain maximal (ou inférieur) approuvé pour l'émetteur par Industrie Canada. Dans le but de réduire les risques de brouillage radioélectrique à l'intention des autres utilisateurs, il faut choisir le type d'antenne et son gain de sorte que la puissance isotrope rayonnée équivalente (p.i.r.e.) ne dépasse pas l'intensité nécessaire à l'établissement d'une communication satisfaisante.
This radio transmitter has been approved by Industry Canada to operate with the antenna types listed below with the maximum permissible gain and required antenna impedance for each antenna type indicated. Antenna types not included in this list, having a gain greater than the maximum gain indicated for that type, are strictly prohibited for use with this device.
Le présent émetteur radio a été approuvé par Industrie Canada pour fonctionner avec les types d'antenne énumérés ci-dessous et ayant un gain admissible maximal et l'impédance requise pour chaque type d'antenne. Les types d'antenne non inclus dans cette liste, ou dont le gain est supérieur au gain maximal indiqué, sont strictement interdits pour l'exploitation de l'émetteur.
Operation in the band 5150-5250 MHz is only for indoor use to reduce the potential for harmful interference to co-channel mobile satellite systems.
La bande 5 150-5 250 MHz est réservés uniquement pour une utilisation à l'intérieur afin de réduire les risques de brouillage préjudiciable aux systèmes de satellites mobiles utilisant les mêmes canaux.
Users are advised that high-power radars are allocated as primary users (i.e. priority users) of the bands 5250-5350 MHz and 5650-5850 MHz and that these radars could cause interference and/or damage to LE-LAN devices.
Les utilisateurs êtes avisés que les utilisateurs de radars de haute puissance sont désignés utilisateurs principaux (c.-à-d., qu'ils ont la priorité) pour les bandes 5 250-5 350 MHz et 5 650-5 850 MHz et que ces radars pourraient causer du brouillage et/ou des dommages aux dispositifs LAN-EL.
Note When using the breakout cables and connecting to legacy dual band antennas, the BLE radio will experience the gain of that antenna at 2.4 GHz.
Note This equipment is intended to be used in all EU and EFTA countries. Outdoor use may be restricted to certain frequencies and/or may require a license for operation. For more details, contact Cisco Corporate Compliance.
The product carries the CE Mark:
ここでは、RF 被曝のガイドラインへのコンプライアンスに関する情報が含まれます。
シスコ製品は、無線周波数の人体暴露に関する次の国内および国際規格に準拠するように設計されています。
■米国規格協会(ANSI)/ Institute of Electrical and Electronic Engineers / IEEE C 95.1(99)
■保健省(カナダ)安全規定 6。3 kHz から 300 GHz の範囲での無線周波数フィールドへの人体暴露の制限
国内および国際的なさまざまな電磁場(EMF)規格に準拠するには、シスコが承認したアンテナとアクセサリのみを使用してシステムを操作する必要があります。
C9130AX シリーズのデバイスには、無線トランスミッタとレシーバが含まれます。このデバイスは、国際的なガイドラインで推奨されている電波(無線周波数電磁場)への暴露制限を超えないように設計されています。ガイドラインは独立した科学的組織(ICNIRP)によって開発されており、年齢や健康状態に関係なくすべての人の安全性を確保するために、十分な安全マージンが含まれています。
このため、システムは、エンド ユーザが直接アンテナに触れずに操作できるように設計されています。ユーザまたはオペレータの全体的な暴露を減らすための規制のガイドラインに従って、ユーザからの最低距離を保ちながらアンテナを設置できるような場所に、システムを配置することを推奨します。
世界保健機関は、現在の科学情報が無線デバイスの使用に特別な注意を要求していないことを示しています。世界保健機関の推奨によると、暴露をさらに低減することに関心がある場合は、アンテナをユーザから離れた方向に向けるか、推奨された距離よりも遠い場所にアンテナを配置することによって、簡単に低減できます。
このデバイスの、電波への暴露の FCC ガイドラインへの準拠
C9130AX シリーズのデバイスには、無線トランスミッタとレシーバが含まれます。このデバイスは、FCC Part 1.1310 の電波(無線周波数電磁場)への暴露の制限を超えないように設計されています。ガイドラインは、IEEE ANSI C 95.1(92)に基づいており、年齢や健康状態に関係なくすべての人の安全性を確保するために、十分な安全マージンが含まれています。
このため、システムは、エンド ユーザが直接アンテナに触れずに操作できるように設計されています。ユーザまたはオペレータの全体的な暴露を減らすための規制のガイドラインに従って、ユーザからの最低距離を保ちながらアンテナを設置できるような場所に、システムを配置することを推奨します。
デバイスには、無線認証プロセスの一部としてテストが実施され、該当する規制への準拠が確認されています。
米国の食品医薬品局は、現在の科学情報が無線デバイスの使用に特別な注意を要求していないことを示しています。FCC の推奨によると、暴露をさらに低減することに関心がある場合は、アンテナをユーザから離れた方向に向けるか、推奨された距離よりも遠い場所にアンテナを配置するか、トランスミッタの出力を低下させることによって、簡単に低減できます。
このデバイスの、電波への暴露に対する Industry Canada のガイドラインへの準拠
C9130AX シリーズのデバイスには、無線トランスミッタとレシーバが含まれます。このデバイスは、カナダの保健安全規定コード 6 の電波(無線周波数電磁場)への暴露の制限を超えないように設計されています。ガイドラインには、年齢や健康状態に関係なくすべての人の安全性を確保するために、制限に十分な安全マージンが含まれています。
このため、システムは、エンド ユーザが直接アンテナに触れずに操作できるように設計されています。ユーザまたはオペレータの全体的な暴露を減らすための規制のガイドラインに従って、ユーザからの最低距離を保ちながらアンテナを設置できるような場所に、システムを配置することを推奨します。
カナダの保健省は、現在の科学情報が無線デバイスの使用に特別な注意を要求していないことを示しています。推奨によると、暴露をさらに低減することに関心がある場合は、アンテナをユーザから離れた方向に向けるか、推奨された距離よりも遠い場所にアンテナを配置するか、トランスミッタの出力を低下させることによって、簡単に低減できます。
Cet appareil est conforme aux directives internationales en matière d'exposition aux fréquences radioélectriques
Cet appareil de la gamme C9130AX comprend un émetteur-récepteur radio. Il a été conçu de manière à respecter les limites en matière d'exposition aux fréquences radioélectriques (champs électromagnétiques de fréquence radio), recommandées dans le code de sécurité 6 de Santé Canada. Ces directives intègrent une marge de sécurité importante destinée à assurer la sécurité de tous, indépendamment de l'âge et de la santé.
Par conséquent, les systèmes sont conçus pour être exploités en évitant que l'utilisateur n'entre en contact avec les antennes. Il est recommandé de poser le système là où les antennes sont à une distance minimale telle que précisée par l'utilisateur conformément aux directives réglementaires qui sont conçues pour réduire l'exposition générale de l'utilisateur ou de l'opérateur.
Santé Canada affirme que la littérature scientifique actuelle n'indique pas qu'il faille prendre des précautions particulières lors de l'utilisation d'un appareil sans fil. Si vous voulez réduire votre exposition encore davantage, selon l'agence, vous pouvez facilement le faire en réorientant les antennes afin qu'elles soient dirigées à l'écart de l'utilisateur, en les plaçant à une distance d'éloignement supérieure à celle recommandée ou en réduisant la puissance de sortie de l'émetteur.
■シスコのスペクトラム拡散方式および RF の安全性に関するホワイト ペーパーを次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/warp/public/cc/pd/witc/ao340ap/prodlit/rfhr_wi.htm
■FCC 情報 56:無線周波数電磁場の生物学的影響および潜在的な危険に関する質問と回答
■FCC 情報 65:無線周波数電磁場に対する人体暴露の FCC ガイドラインとのコンプライアンスの評価
■非イオン化の放射線防護に関する世界保健機関の内部委員会の URL: www.who.int/emf
■英国 National Radiological Protection Board の URL: www.nrpb.org.uk
■Cellular Telecommunications Association の URL: www.wow-com.com
■Mobile Manufacturers Forum の URL: www.mmfai.org
This section provides administrative rules for operating Cisco Catalyst access points in Taiwan. The rules for all access points are provided in both Chinese and English.
Administrative Rules for Low-power Radio-Frequency Devices
For those low-power radio-frequency devices that have already received a type-approval, companies, business units or users should not change its frequencies, increase its power or change its original features and functions.
The operation of the low-power radio-frequency devices is subject to the conditions that no harmful interference is caused to aviation safety and authorized radio station; and if interference is caused, the user must stop operating the device immediately and can't re-operate it until the harmful interference is clear.
The authorized radio station means a radio-communication service operating in accordance with the Communication Act.
The operation of the low-power radio-frequency devices is subject to the interference caused by the operation of an authorized radio station, by another intentional or unintentional radiator, by industrial, scientific and medical (ISM) equipment, or by an incidental radiator.
Low-power Radio-frequency Devices Technical Specifications
This section contains special information for operation of Cisco Catalyst access points in Brazil.
本製品に関するすべての適合宣言は、次の場所で確認できます。 http://www.ciscofax.com
■シスコからタイムリーな関連情報を受け取るには、 Cisco Profile Manager でサインアップしてください。
■重要な技術によりビジネスに必要な影響を与えるには、 シスコ サービス にアクセスしてください。
■サービス リクエストを送信するには、 シスコ サポート にアクセスしてください。
■安全で検証済みのエンタープライズクラスのアプリケーション、製品、ソリューション、およびサービスを探して参照するには、 Cisco Marketplace にアクセスしてください。
■一般的なネットワーキング、トレーニング、認定関連の出版物を入手するには、 Cisco Press にアクセスしてください。
■特定の製品または製品ファミリの保証情報を探すには、 Cisco Warranty Finder にアクセスしてください。
Cisco Bug Search Tool (BST)は、シスコ製品とソフトウェアの障害と脆弱性の包括的なリストを管理する Cisco バグ追跡システムへのゲートウェイとして機能する、Web ベースのツールです。BST は、製品とソフトウェアに関する詳細な障害情報を提供します。
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