この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IP Phone 7970 シリーズは、コンピュータで使用するデータ ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。この電話機を使用してコールの発信および受信、保留、短縮ダイヤル番号、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。
基本的なコール処理機能に加え、電話機でサポートされている特殊(詳細)なテレフォニー機能を使用して、コール処理機能を拡張およびカスタマイズできます。
Cisco IP Phone には、次の機能が備わっています。
• ネットワーク データおよびネットワーク サービスへのアクセス:電話機から特殊な Web ベースのサービスにアクセスできます。
• [ユーザ オプション]Web ページからのオンライン制御:コンピュータで Web ブラウザを使用して、電話機の機能をカスタマイズできます。
• 8 つのバックライト回線ボタン。ダイナミックなコール状態の情報を示します。
• スピーカフォン モードまたはヘッドセット モードのサポート。
• メッセージ、ディレクトリ、サービス、および設定にアクセスする 4 つの機能ボタン。
• 組み込みのオンライン ヘルプにワンタッチでアクセスするボタン。
• タッチスクリーンを一時的に無効にするボタン、およびタッチスクリーンを省電力モードから戻すボタン。
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設定に応じて、プログラマブルボタンから次に示す項目にアクセスできます。 |
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タッチスクリーンを省電力モードから戻したり、クリーニングのために無効にします。 緑の点滅:タッチスクリーンが無効になっています。 「タッチスクリーン ディスプレイの使用とクリーニング」を参照してください。 |
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サービスによって異なりますが、通常はボイス メッセージ サービスに自動ダイヤルします。「ボイス メッセージへのアクセス」を参照してください。 |
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[ディレクトリ]メニューを開閉します。履歴および社内ディレクトリへのアクセスに使用します。「履歴およびディレクトリの使用」を参照してください。 |
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[ヘルプ]メニューをアクティブにします。「電話機に関するヘルプの表示」を参照してください。 |
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[設定]メニューを開閉します。タッチスクリーンの表示および呼出音を制御するために使用します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。 |
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[サービス]メニューを開閉します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。 |
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音量およびその他の設定を制御します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。 |
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メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。ソフトキーと組み合わせて、強調表示された項目をアクティブにすることができます。また、電話機がオンフックになっているときにナビゲーションボタンを押すと、発信履歴ログの電話番号にアクセスできます。 |
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電話機の機能を表示します。「タッチスクリーンの機能」を参照してください。 |
次の図は、メインのタッチスクリーンの外観を示しています。アクティブなコールが存在し、いくつかの機能メニューが開いた状態になっています。タッチスクリーンの項目をアクティブにするには、該当する項目を指で押すか軽くたたきます。
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電話回線アイコン:電話回線に対応し、コールまたは回線の状態を表示します。電話機には複数の電話回線が割り当てられている場合があります。 短縮ダイヤル アイコン:有効な場合、短縮ダイヤルボタンに対応しています。「短縮ダイヤル機能の設定」を参照してください。 |
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ソフトキーの機能をそれぞれ表示します。ソフトキーをアクティブにするには、ソフトキーボタン またはタッチスクリーン上のソフトキーのラベルを押します。 |
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現在のコールを回線、発信者 ID、通話時間、およびコールの状態ごとに表示します。「コールの表示と切り替え」を参照してください。 |
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開いている機能メニューをそれぞれ示します。タブを押すと、開いているメニューが切り替わります。「機能メニューの使用」を参照してください。 |
このガイドラインは、Cisco IP Phone でのコールの処理、およびメニューのナビゲートに役立ちます。
電話機の 回線 と コール を混同してしまうことがあります。混同しないためのヒントを次に示します。
Cisco IP Phone 7970 シリーズの電話機のモデルは、最高 8 本までの回線をサポートします。回線は、他人が自分へのコールに使用できる電話番号(または内線番号)にそれぞれ対応しています。電話機に割り当てられる回線の数は、システム管理者が電話機のプログラマブルボタンに設定した内容によって異なります。回線の本数を確認するには、タッチスクリーン上のプログラマブルボタンのアイコンとラベルを確認してください。回線の数は、電話番号および電話回線アイコン の数と同じです。
各回線では、複数のコールをサポートできます。したがって、1 本の電話回線で複数のコールを自分で処理することができます。デフォルトでは、1 本の回線につき 4 つのコールが設定されていますが、システム管理者は必要に応じてこの数を調整できます。回線の数にかかわらず、1 台の電話機で最大 200 コールまでサポートされます。
電話機には、コールおよび回線の状態(オンフック、保留中、呼び出し中、接続中など)の判断に役立つアイコンが表示されます。
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回線の状態 |
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この回線のコール アクティビティはありません。オンフック(プレダイヤル)でダイヤルしている場合は、オフフックにするまでは進行中のコールになりません。 |
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電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態です。ダイヤルのオプションについては、「コールの発信」を参照してください。 |
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いずれかの回線でコールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールへの応答」を参照してください。 |
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このコールが保留されています。詳細については、「コールの保留と復帰」を参照してください。 |
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共有回線の別の電話機に、接続コールがあります。詳細については、「共有回線の使用」を参照してください。 |
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「安全なコールの送受信」を参照してください。 |
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「安全なコールの送受信」を参照してください。 |
電話機がオンフックかオフフックかによって、電話機の作業や操作手順が異なることがあります。
• オンフック:電話機のハンドセットが受け台に置かれている状態。アクティブになっているコールはなく、アクティブなダイヤル トーンも聞こえません。電話機には、オンフック ダイヤル( プレダイヤル )、つまり電話番号を入力または選択してからコールをアクティブにできる機能が備わっています。電話機がオンフックの場合、各電話番号の横にこのアイコン が表示されます。
• オフフック:電話機のハンドセットが受け台から取り上げられているか、スピーカフォンがアクティブ、またはその他の方法によってダイヤル トーンが聞こえ、着信コールに応答できる状態です。電話機がオフフックの場合、コールまたは回線の状態に応じて、 、 、または のいずれかのアイコンが表示されます。関連情報については、「コールおよび回線のアイコンについて」を参照してください。
電話機の機能の多くは、その機能の対象となるコールが選択されていることを前提にしています。たとえば、保留中のコールが 4 あるうち、2 コールだけを会議コールに参加させるとします。このような場合は、会議に追加するコールを選択してから、機能を有効にします。
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ナビゲーションボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。選択されたコールは で示され、コールのリストでまとめて表示されます。 |
次に示すヒントは、1 本または複数の回線でコールを切り替えるときに役立ちます。切り替え先のコールが自動的に強調表示されない場合は、タッチスクリーンで該当するコールを押すか、そのコールまでスクロールします。
• アクティブとなり得るコールは 1 つに限定されるので、他のコールは自動的に保留状態になります。
• 同じ回線に複数のコールがある場合は、優先順位が最も高く、通話時間の最も長いコールがコールのリストの先頭に表示されます。「重要なコールの優先順位付け」を参照してください。
• 同じタイプのコールは、コールのリストでまとめて表示されます。たとえば、相互に通話したコールは先頭付近に、選択されたコールは次に、まだ応答していないコールは末尾にまとめて表示されます。
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タッチスクリーンの項目を指で押すか軽くたたきます。タッチスクリーンで電話番号を押すと、電話機でその番号がダイヤルされます。 |
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ナビゲーションボタンを押して、リストをスクロールし、項目を強調表示します。対応するソフトキー( [選択] 、 [ダイヤル] など)を押して操作を終了するか、タッチスクリーン上の項目を指で軽くたたきます。 |
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タッチスクリーンで機能タブを押します。機能メニューごとに、対応するタブがあります。タブは機能メニューが開いているときに表示されます。 |
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キーパッドで該当する番号を何度か押して、ポップアップ メニューから文字(大文字/小文字の区別を含む)を選択します。休止すると、カーソルが自動的に先へ移動し、次の文字を入力できる状態になります。 |
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Cisco IP Phone には、包括的なオンライン ヘルプ システムが備わっています。ヘルプの項目はタッチスクリーンに表示されます。次の表に詳細を示します。
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電話機の を押し、メニューが表示されるまで数秒待ちます。ヘルプがすでに表示されている場合は、 [メイン] を押します。 |
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Cisco IP Phone の操作方法および利用可能な機能は、社内で使用されるコール処理エージェント、および社内の電話機サポート チームによる電話機システムの設定内容によって異なります。このため、この電話ガイドに記載されている機能の一部がお使いの電話機システムで利用できない、または動作が異なる場合があります。機能の操作方法またはアベイラビリティについて確認する場合は、社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合せください。