Cisco Industrial Network Director リリース 1.0.x インストール ガイド
このインストレーション ガイドには、Cisco Industrial Network Director(IND)アプリケーションの Microsoft Windows オペレーティング システム(OS)へのインストールに関する最新情報や、インストール後のアプリケーションへのアクセスに関する詳細情報が含まれます。
■表記法
1. 以下の IND ソフトウェアへのパスに従って、Cisco Download Software ページ( https://software.cisco.com/download/navigator.html )から Cisco Industrial Network Director(IND)のソフトウェア パッケージをお使いのシステムにダウンロードします。
[製品(Products)] > [クラウドおよびシステム管理(Cloud and Systems Management)] > [IoT の管理とオートメーション(IoT Management and Automation)] > [Cisco Industrial Network Director]
重要:IND ソフトウェア パッケージをインストールする前に、以下を確認してください。
■ポート 21 で他の FTP サーバが稼働およびリッスンしていない
■ファイアウォール上で次のポートがインバウンド トラフィックでもアウトバウンド トラフィックでも開いていることを確認します。
–TCP ポート 8443、443、80、21、50000 ~ 50050
2. インストーラ ファイル(たとえば、ind-1.0.0.-254.installer)、または [ダウンロード(Download)] ボタンをダブルクリックして、システムへの IND アプリケーションのインストールを開始します。
3. 表示されるセットアップ ウィザード画面で、[次へ(Next)] をクリックします。
4. [ライセンス契約(License Agreement)] ページで、[契約に同意する(I accept the agreement)] オプション ボタンをクリックし、その後 [次へ(Next)] をクリックします。
5. [インストール ディレクトリ(Installation Directory)] ページで、[次へ(Next)] をクリックして宛先のディレクトリを確認します(デフォルトまたはユーザによる選択)。
6. インストールの準備画面で、[次へ(Next)] をクリックして、システムへの IND アプリケーションのインストールを開始します。
注:初回インストール、アップグレードまたは再起動を行った後、ユーザ インターフェイスにログインする前に、システムが起動するまで約 8 分間お待ちください。
IND とはサーバ アプリケーションであり、IND がインストールされたシステムに接続しているすべてのクライアント コンピュータからアクセスできます。
サポートされるブラウザは Chrome および Firefox です。システム要件を参照してください。
1. クライアント マシンでブラウザ ウィンドウを開きます。
2. IND のインストールの終了時に提示される URL <https://a.b.c.d:8443> を入力します。<a.b.c.d> は、IND がインストールされたシステムの IP アドレスです。
3. 表示されるログイン ウィンドウで、アプリケーションのインストール完了時に入力した最初のログイン情報およびパスワードを入力します。
4. 矢印をクリックします。新しいパスワードを定義するように要求するウィンドウが表示されます。
5. 新しいパスワードを定義すると、アプリケーションから自動的にログアウトされます。アプリケーションに再びログインするには、ログイン情報とパスワードを再入力する必要があります。
6. システムに正常にログインすると、Cisco Active Advisor のポップアップが表示されます。
–Cisco Active Advisor の詳細については、[詳細を見る(Learn More)] をクリックします。[設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [Cisco Active Advisor] ページを開きます。IND アプリケーションに戻るには、ページ左上の Industrial Network Director をクリックします。
–IND での作業を直接続行するには、[後で(Not Now)] をクリックします。
7. IND を開くと、[運用(Operate)] > [インベントリ(Inventory)] ページが表示されます。
a. 画面の右上にあるオンライン ヘルプの疑問符(?)記号をクリックしてメニュー オプションを表示します。
b. [ガイド ツアー(Guided Tours)] をクリックします。ガイド ツアーのポップアップに記載されている手順に従って、システムをセットアップします。
注: IND デバイス パックは、バージョン番号が一致する IND アプリケーションに対してのみ併せてインストールすることができ、そのリリース番号は IND のリリース番号以上でなければなりません。
たとえば、リリース 1.0.1-3 では、1.0.1 がバージョン番号であり、3 がリリース番号です。
新しいデバイス パックのバージョン番号は 1.0.1、リリース番号は 3 以上でなければなりません。
注:デバイスのバージョン番号と PID は、[設定(Settings)] > [デバイス パック(Device Pack)] ページで確認できます。
IND デバイス パックは、IND アプリケーションの Web ユーザ インターフェイスを通じて、または IND アプリケーションがインストールされた Windows システムに存在する実行可能ファイルから直接インストールできます。Web ユーザ インターフェイスを使用してデバイス パックをインストールすることの利点は、IND アプリケーションを再起動せずにデバイスのサポートがすぐに利用可能になることです。
オプション 1:IND アプリケーション ユーザ インターフェイスを使用してデバイス パックをインストールするには:
1. [設定(Settings)] > [デバイス パック(Device Pack)] ページを選択します。
このページには、インストールされたデバイス パックのインストール時点での最新のバージョン番号とリリース番号、および PID のリストが表示されます。
2. 新しいデバイス パックをインストールするには、[新しいデバイス パックをインストール(Install New Device Pack)] をクリックします。IND デバイス パックの実行可能ファイルのリストを参照し、必要なデバイス パックを選択して、[アップロードしてインストール(Upload and Install)] をクリックします。
インストールが完了すると、IND アプリケーションで新規デバイスのサポートがすぐに利用可能になります。アプリケーションの再起動は不要です。
オプション 2:デバイス パックの実行可能ファイルを Windows システムから直接インストールするには:
1. 実行可能ファイルをクリックして、デバイス パックのインストールを開始します。
2. インストールが正常に完了したら、Cisco IND アプリケーションを再起動して新しいデバイス パックを有効にします。