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このスイッチは過酷な環境に、頑丈で安全なスイッチング インフラストラクチャを実現します。工場オートメーション、高度道路交通システム(ITS)、変電所、石油/ガス設備など、過酷な環境での工業用イーサネット アプリケーションに適しています。
このスイッチは、Cisco IP Phone などのオフィス ネットワーク装置、Cisco Wireless Access Points ワークステーション、その他のネットワーク装置(サーバ、ルータ、その他のスイッチ)に接続できます。産業環境において、プログラマブル ロジック コントローラ(PLC)、ヒューマン マシン インターフェイス(HMI)、ドライブ、センサー、ビデオ デバイス、交通信号コントローラ、およびインテリジェントな電子機器(IED)などのイーサネット対応の工業通信デバイスを接続できます。
このスイッチは、産業用ラックの DIN レールに設置できます。このコンポーネントは、産業環境下における過酷な温度、振動、衝撃に耐えられるように設計されています。
• 「前面パネル」
• 「背面パネル」
表 1-1 に、スイッチ モデルをリストし説明します。
ここでは、前面パネル コンポーネントについて説明します。表 1-1 表 1-1 を参照してください。
• 10/100/1000 アップリンク ポート(一部のモデルで使用可能)。
• SFP モジュール スロット(一部のモデルで使用可能)。
• PoE/PoE+ ポート(一部のモデルで使用可能)。「Power over Ethernet(PoE)ポート」 を参照してください。
次の図は、この製品ファミリのさまざまなモデルで使用できるコンポーネントを示しています。すべてのモデルが示されているわけではありません。
図 1-1 Cisco IE-2000-4TS-L の前面パネル
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図 1-2 Cisco IE-2000-8TC-L の前面パネル
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図 1-3 Cisco IE-2000-16TC-L の前面パネル
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図 1-4 Cisco IE-2000-16PTC-G-E スイッチの前面パネル
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全二重モードまたは半二重モードのいずれかで 10 Mb/s または 100 Mb/s で動作するように、10/100BASE-T ダウンリンク ポートを設定できます。また、これらのポートは IEEE 802.3AB に準拠した速度の自動ネゴシエーション用に設定することもできます (デフォルト設定は自動ネゴシエーションです)。自動ネゴシエーションが設定されると、ポートは接続先装置の速度とデュプレックスの設定値を検知し、こちら側の機能を接続先に通知します。接続先装置も自動ネゴシエーション機能をサポートしていれば、スイッチ ポートは最良の接続(両側の装置がサポートしている最高回線速度、および接続先装置が全二重通信をサポートしている場合は全二重)になるようにネゴシエーションを実行し、その結果が自動的に設定されます。いずれの場合も、接続先装置との距離が 328 フィート(100 m)以内でなければなりません。100BASE-TX トラフィックではカテゴリ 5 のケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。
スイッチをワークステーション、サーバ、ルータ、Cisco IP Phone に接続する場合、ケーブルがストレート スルー ケーブルであることを確認します。
コマンドライン インターフェイス(CLI)で mdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Automatic Medium-Dependent Interface crossover(auto-MDIX)機能をイネーブルにすることができます。auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
IE 2000 スイッチの一部のモデルでは、10/100BASE-T ポートのうちの 4 個が PoE ポートとして使用できます。4 ポートが PoE(IEEE 802.3af)ポートとして動作できます。または、PoE+(IE 802.at)ポートとして動作するように設定できます。各 PoE ポートは消費電力として 15.4 ワットが必要であり、PoE+ は 30 ワットが必要です。54VDC /1.2Amp 電源(65W)は、PoE ポートを 4 個、または PoE+ ポートを 2 個サポートできます。
IEEE 802.3u 10/100BASE-T アップリンク ポートは、カテゴリ 5 のシールドなしツイストペア(UTP)銅ケーブル配線による全二重 10、100 Mb/s 接続を提供します。デフォルト設定は自動ネゴシエーションです。ケーブルの最大長は 100 m(0.1 km)です。
IEEE 802.3u 10/100/1000BASE-T アップリンク ポートは、カテゴリ 5 のシールドなしツイストペア(UTP)銅ケーブル配線による全二重 10、100、1000 Mb/s 接続を提供します。デフォルト設定は自動ネゴシエーションです。ケーブルの最大長は 100 m(0.1 km)です。
IEEE 802.3u 100 Mb/s SFP モジュール アップリンク スロットは、マルチ モード(MM)光ファイバ ケーブルまたはシングル モード(SM)光ファイバ ケーブルによる全二重 100 Mb/s 接続を提供します。これらのポートは、デュアル LC コネクタを受け入れる SFP 光ファイバ トランシーバ モジュールを使用します。SFP の仕様のケーブル タイプと長さを確認してください。
IEEE 802.3u 100 Mb/s SFP モジュール アップリンク スロットは、マルチ モード(MM)光ファイバ ケーブルまたはシングル モード(SM)光ファイバ ケーブルによる全二重 100/1000 Mb/s 接続を提供します。これらのポートは、デュアル LC コネクタを受け入れる SFP 光ファイバ トランシーバ モジュールを使用します。SFP の仕様のケーブル タイプと長さを確認してください。
スイッチのデュアルパーパス ファスト イーサネット アップリンク ポートは、10/100BASE-T ポートまたは 100 Mb/s SFP モジュール ポートのいずれかに設定できます。10/100 ポートは、自動ネゴシエーションに設定することも、10 または 100 Mb/s の固定ポートとして設定することもできます。
デフォルトでは、スイッチはデュアルパーパス ポート(10/100BASE-T または SFP)ごとにメディアを選択します。1 つのメディア タイプでリンクが達成されると、アクティブ リンクが停止するまで、スイッチは他方のメディア タイプをディセーブルにします。リンクが両方のメディアでアクティブになった場合は SFP モジュール ポートが優先されますが、 media-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、ポートを RJ-45 ポートまたは SFP ポートとして手動で指定できます。
選択されたメディア タイプに合った速度とデュプレックスを設定できます。インターフェイスの設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
スイッチのデュアルパーパス ギガビット イーサネット アップリンク ポートは、10/100/1000BASE-T ポートまたは 100/1000 Mb/s SFP モジュール ポートのいずれかに設定できます。10/100/1000BASE-T ポートは自動ネゴシエーションに設定することも、10、100、または 1000 Mb/s の固定(ギガビット)イーサネット ポートとして設定することもできます。
デフォルトでは、スイッチはデュアルパーパス ポート(10/100/1000BASE-T または SFP)ごとにメディアを選択します。1 つのメディア タイプでリンクが達成されると、アクティブ リンクが停止するまで、スイッチは他方のメディア タイプをディセーブルにします。リンクが両方のメディアでアクティブになった場合は SFP モジュール ポートが優先されますが、 media-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、ポートを RJ-45 ポートまたは SFP ポートとして手動で指定できます。
選択されたメディア タイプに合った速度とデュプレックスを設定できます。インターフェイスの設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
SFP モジュールは、スイッチのイーサネット SFP モジュールで、他の装置との接続を提供します。これらの現場交換可能なトランシーバ モジュールは、アップリンク インターフェイスを提供します。このモジュールには、光ファイバ接続用の LC コネクタがあります。
(注) Cisco IE 2000 スイッチは、銅 SFP モジュールをサポートしません。
サポートされている SFP モジュールは、どのような組み合わせでも使用できます。
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Cisco Industrial Ethernet スイッチでサポートされる SFP モデルの最新リストについては、 http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/compatibility/matrix/OL_6981.html#wp138176 を参照してください。
DC 電源は、前面パネルのコネクタを介してスイッチに接続します。このスイッチは、DC 電源のデュアルフィードが可能です。2 個のコネクタにプライマリおよびセカンダリ DC 電源を接続できます(DC-A および DC-B)。DC 電源コネクタは前面パネルの右上にあります。図 1-1 を参照してください。各電源コネクタには LED ステータス インジケータがあります。
スイッチの電源コネクタは、スイッチのシャーシに取り付けられています。各電源コネクタには、DC 電源を終端するためのネジ端子があります(図 1-5 を参照)。すべてのコネクタは付属の非脱落型ネジによってスイッチの前面パネルに固定されます。
パネルには電源コネクタのラベルがあります。プラスの DC 電源接続端子は「 + 」とラベルされ、マイナスの端子は「 - 」とラベルされています。
スイッチは単一の電源またはデュアル電源で動作します。2 つの電源装置が正常に動作している場合、より高い電圧の DC 電源からスイッチに電力が供給されます。電源の一方が故障した場合は、もう一つの電源がスイッチに電力を供給し続けます。
PoE 機能付きの IE 2000 スイッチ モデル(IE-2000-16PTC-G-E、IE-2000-16PTC-G-L、IE-2000-16PTC-G-NX)には、追加 DC 入力端子ブロックが装備されています。この DC 端子ブロックは、PoE を実行するための、2 つ目の電源(「Power over Ethernet(PoE)ポート」を参照)の接続、またはサイトの DC 電源からの 2 つ目の入力を可能にします。PoE 端子ブロックは、2.5 A の 48 VDC または 54 VDC を受け入れます。
アラーム コネクタを介してスイッチにアラーム信号を接続します。このスイッチは、2 個のアラーム入力と 1 個のアラーム出力リレーをサポートしています。アラーム コネクタは、前面パネルの右下にあります。図 1-2 を参照してください。
アラーム コネクタには、6 個のアラーム線接続端子があります。コネクタは付属の非脱落型ネジでスイッチの前面パネルに固定されます。
両方のアラーム入力回路はアラーム入力が開いているか閉じているかを検出できます。アラーム入力は、環境、電源、およびポート ステータスのアラーム状態でアクティブ化します。各アラーム入力は、オープンまたはクローズ接点として CLI から設定できます。
アラーム出力回路は、ノーマル オープン接点とノーマル クローズ接点のリレーです。スイッチは、リレー コイルへの通電に使用する障害を検出するように設定されており、リレー接点の両方のステートを切り替えます(ノーマル オープン接点をクローズ、またはノーマル クローズ接点をオープン)。アラーム出力リレーは、ベルまたはライトなどの外部アラーム装置の制御に使用できます。
アラーム リレーの設定手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
アラーム コネクタの詳細については、 付録 B「ケーブルおよびコネクタ」 を参照してください。
スイッチは、RJ-45 コンソール ポートまたは USB ミニタイプ B コンソール ポート(USB-mini コンソール ポートとも呼ぶ)経由で、Microsoft Windows 搭載の PC またはターミナル サーバに接続できます。これらのポートは次のコネクタを使用します。
• RJ-45 コンソール ポートには、RJ-45/DB-9 メス ケーブルを使用します。
• USB-mini コンソール ポート(5 ピン コネクタ)には、USB タイプ A/5 ピン ミニタイプ B ケーブルを使用します。
USB-mini コンソールのインターフェイス速度は、RJ-45 コンソールのインターフェイス速度と同じです。
USB-mini コンソール ポートを使用するには、USB-mini コンソール ポートに接続する Microsoft Windows 搭載デバイスに Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。
(注) Cisco USB デバイス ドライバのダウンロード方法については、を参照してください。
Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールした状態で、コンソール ポートに USB ケーブルを接続したり切断したりしても、Windows HyperTerminal の動作には影響ありません。Mac OS X と Linux には、特別なドライバは必要ありません。
(注) 5 ピン ミニタイプ B コネクタは 4 ピン ミニタイプ B コネクタと似ていますが、互換性はありません。5 ピン ミニタイプ B 以外は使用しないでください。図 1-7 を参照してください。
無活動タイムアウトを設定している場合、USB-mini コンソール ポートがアクティブ化されているものの、指定された時間内に入力アクティビティがないときに、RJ-45 コンソール ポートが再度アクティブになります。USB-mini コンソール ポートがタイムアウトのために再度アクティブになると、USB ケーブルを切断し、再接続することによって動作を復元できます。CLI を使用して USB-mini コンソール インターフェイスを設定する方法については、スイッチのソフトウェア ガイドを参照してください。
LED を使用して、スイッチのステータス、動作、およびパフォーマンスをモニタできます。図 1-8 および図 1-9 に、前面パネルの LED を示します。
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(注) PoE をサポートする IE 2000 スイッチでは、2 個の SFP ポートと関連 LED が、PoE DC 入力端子ブロックと PoE LED で置き換えられています。PoE LED のカラーとその意味については、表 1-10 を参照してください。
Express Setup LED は、初期設定の Express Setup モードであることを表示します。 表 1-3 に、LED のカラーとその意味を示します。
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管理ステーショとの接続に使用可能なポートがないため、スイッチが初期設定またはリカバリの開始に失敗しました。スイッチ ポートから装置の接続を外し、Express Setup ボタンを押してください。 |
システム LED は、そのシステムに電力が供給され、正常に機能しているかどうかを示します。
表 1-4 に、システム LED のカラーとその意味を示します。
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USB-mini コンソール LED は、コンソール ポートが使用中かどうかを示します。LED の位置については、図 1-8 を参照してください。
ケーブルをコンソール ポートに接続している場合は、自動的に、そのポートがコンソール通信に使用されます。2 本のコンソール ケーブルを接続すると、USB-mini コンソール ポートが優先されます。 表 1-5 に、システム LED のカラーとその意味を示します。
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表 1-6 および 表 1-7 に、アラーム LED のカラーとその意味を示します。
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スイッチは、1 つまたは 2 つの DC 電源で動作します。各 DC 入力端子には、対応する DC 入力のステータスを表示するための LED があります。回路に電力が供給されている場合、LED は緑色に点灯します。電力が供給されていない場合、LED の色はアラーム設定によって異なります。アラームが設定されてれば、電力が供給されていない場合に LED は赤色に点灯しますが、それ以外の場合、LED は消灯します。
スイッチがデュアル電源を使用している場合、より電圧の高い電源からスイッチに電力が供給されます。DC 電源の一方に障害が発生すると、もう一方の DC 電源からスイッチに電力が供給され、対応する電源ステータス LED が緑色に点灯します。障害が発生した DC 電源の電源ステータス LED は、アラーム設定により赤色に点灯するか消灯します。
表 1-8 に、電源ステータス LED のカラーとその意味を示します。
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(注) 電源入力が最小有効レベルを下回った場合、電源 A および電源 B の LED は電力がスイッチに供給されていないことを表示します。電源ステータス LED は、入力電圧が有効レベルを超えた場合にだけスイッチに電力が供給されていることを表示します。
10/100BASE-T ダウンリンク ポート、10/100BASE-T アップリンク ポート、10/100/1000BASE-T アップリンク ポート、Dual-Purpose アップリンク ポート、SFP モジュール アップリンク スロットには、それぞれポート ステータス LED(またはポート LED)があります(図 1-8 および図 1-9 にを参照)。 表 1-9 に、スイッチおよび個別のポートについての LED の詳細を示します。
図 1-9 に、デュアルパーパス ポートの LED を示します。各ポートは、RJ-45 コネクタを使用する 10/100/1000BASE-T ポートとして、または SFP モジュールとして設定できますが、両方を同時には設定できません。LED はポートの使用状態(イーサネットまたは SFP モジュール)を示します。
LED のカラーと意味については、 表 1-9 の説明と同じです。
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PoE ステータス LED は、PoE ポートを備えた IE 2000 スイッチ モデルの前面パネルにあります。この LED は PoE ポートの機能とステータスを表示します。LED カラーとその意味は、 表 1-10 にリストされています。
このスイッチは、フラッシュ メモリ カードをサポートしています。フラッシュ メモリ カードを使えば、再設定を行わずに障害が発生したスイッチを新しいスイッチと交換できます。フラッシュ メモリ カード用スロットは、スイッチの前面にあります。 を参照してください。
フラッシュ カードはホット スワップ対応で、前面パネルでアクセスできます。フラッシュ カードはカバーによって保護および保持されます。カバーはヒンジ付きで、非脱落型ネジによって固定されます。これにより、カードの脱落を防止し、衝撃や振動から保護します。
(注) フラッシュ メモリ カードの取り付けおよび取り外しの方法の詳細については、を参照してください。
(注) 交換 SD カードの製品番号は SD-IE-1GB です。
スイッチの背面パネルには、DIN レールに設置するためのラッチがあります。図 1-11 を参照してください。ラッチにはバネが付いており、スイッチの DIN レールへの装着時に下に下がり、スイッチが DIN レールに固定されると元の位置に戻る仕組みになっています。
図 1-11 Cisco IE 2000 スイッチの背面パネル
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Cisco Network Assistant は、中小企業の LAN に合わせて最適化された、PC ベースのネットワーク管理 GUI アプリケーションです。この GUI を使用すると、スイッチ クラスタやスタンドアロン スイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistant は、次の URL から無料でダウンロードできます。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps5931/tsd_products_support_series_home.html
Cisco Network Assistant アプリケーションの起動については、Cisco.com にある『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。
スイッチのメモリ内にある Device Manager を使用すると、個々のスタンドアロン スイッチを管理できます。この Web インターフェイスによって、設定とモニタリングをすばやく実行できます。Device Manager には、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。詳細については、スタートアップ ガイドおよび Device Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
スイッチの CLI は Cisco IOS ソフトウェアに基づいており、デスクトップ スイッチング機能をサポートするよう拡張されています。これを使用して、スイッチの設定と監視を行うことができます。CLI にアクセスするには、スイッチの管理ポートまたはコンソール ポートに管理ステーションを直接接続するか、リモート管理ステーションから Telnet を使用します。詳細については、Cisco.com にあるスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
• Cisco Prime LAN Management Solution 4.2
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/ciscoworks_lan_management_solution/4.2/device_support/table/lms42sdt.html#Cisco IE 2000 シリーズ スイッチ
HP OpenView または SunNet Manager などのプラットフォームが作動している SNMP 対応管理ステーションから、スイッチを管理できます。スイッチは、管理情報ベース(MIB)拡張機能の包括的なセットと 4 つの Remote Monitoring(RMON)グループをサポートしています。詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよび SNMP アプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
Common Industrial Protocol(CIP)管理オブジェクトがサポートされています。Cisco IE 2000 は、CIP ベースの管理ツールによって管理できます。これにより、1 つのツールで工業オートメーション システム全体を管理できます。
このスイッチは PROFINET TCP/IP および RT をサポートし、STEP 7 などの Siemens の自動化ソフトウェアによって管理できます。
ネットワーク構成の概念と、スイッチを使用して専用ネットワーク セグメントを作成しギガビット イーサネットで相互接続する例については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。