プラットフォームの構成

プラットフォームアクセス - SSH

セルラーゲートウェイのプラットフォームには、初期設定用のルータからのセキュアシェルセッションでアクセスできます。初期接続用のパラメータは次のとおりです。

初期接続用のパラメータは次のとおりです。

  • IP アドレス:192.168.1.1

  • ユーザ名:admin

  • パスワード:デバイスのシリアル番号

これはユニットの底面に記載されています。また、ブートアップシーケンスを監視していれば、ブートアップシーケンスの一部として表示される次のメッセージで確認できます。

Device is using default day0 password: xxxxxxxxxxx

セルラーゲートウェイのプラットフォームは、デバイスを DHCP クライアントとして CG418-E の 2.5Gb/秒イーサネットポートおよび CG522-E の 10Gb/秒イーサネットポートに接続するだけで使用できます。必要に応じて、ポートは 1 Gb/秒の速度に戻ります。パブリック APN に接続していると仮定すると、AutoSIM 機能で適切なファームウェアとデフォルトの APN 値がロードされます。

(注)  


AutoSIM 機能は、すべてのキャリアでサポートされているわけではありません。


カスタムの APN 値が必要な場合は、このドキュメントで説明している手順に従って、その値をセルラーゲートウェイの CLI インターフェイスから指定します。

セルラーゲートウェイは、セルラー サービス プロバイダーから IPv4/IPv6 アドレスを取得します。その後、IP アドレスは DHCP を介して 接続されたクライアントデバイスに送信されます。

プラットフォームアクセス - コンソールポート

セルラー ゲートウェイ プラットフォームには、初期構成用のコンソールセッションからアクセスできます。初期接続用のパラメータは次のとおりです。

  • ボーレート:115200 ビット/秒、8 データビット、パリティなし、1 ストップビット(8N1)。フロー制御は必要ありません。

  • ユーザ名:admin

  • パスワード:デバイスのシリアル番号

これはユニットの底面に記載されています。また、ブートアップシーケンスを監視していれば、ブートアップシーケンスの一部として表示される次のメッセージで確認できます。

Device is using default day0 password: xxxxxxxxxxx

セルラーゲートウェイのプラットフォームは、デバイス操作を DHCP クライアントとして CG418-E の 2.5Gb/秒イーサネットポートおよび CG522-E の 10Gb/秒イーサネットポートに接続するだけで使用できます。必要に応じて、ポートは 1 Gb/秒の速度に戻ります。パブリック APN に接続していると仮定すると、AutoSIM 機能で適切なファームウェアとデフォルトの APN 値がロードされます。

カスタムの APN 値が必要な場合は、このドキュメントで説明している手順に従って、その値をセルラーゲートウェイの CLI インターフェイスから指定します。

DHCP クライアントは、セルラーゲートウェイから IP アドレスを受け取ります。この DHCP のアクションにより、セルラープロバイダーを指すデフォルトルートをクライアントにインストールするための情報が提供されます。さらに、DHCP サーバーから、管理接続用のセルラーゲートウェイを指す 192.168.1.1 へのルートをインストールするための情報が送信されます。

シングルステップによるプラットフォームイメージのダウンロードとアップグレード

ソフトウェアの変更方法として、マルチステージのプロセスに従う方法とシングルステップのプロセスを使用する方法があります。以下はシングルステージの方法です。

セルラーゲートウェイでは、ブートスペースにプライマリとセカンダリの 2 つのイメージを保持します。通常、過去の正常なイメージはバックアップとして示され、新しくインストールされたイメージはプライマリとして示されます。アップグレードプロセスで、古いセカンダリイメージは破棄され、古いプライマリイメージがセカンダリになり、新しくアップロードされたイメージがプライマリとして指定されます。システムでは、最初にプライマリイメージのブートが試行されます。それに失敗すると、正常であると認識されているセカンダリイメージのブートが試行されます。

ソフトウェアイメージを TFTP サーバーにコピーし、匿名の TFTP ユーザーがファイルにアクセスできるようにファイルの権限が設定されていることを確認します。TFTP サーバーが 192.168.1.0/24 のサブネットにあれば確実に接続できます。セルラーゲートウェイの現在の IP アドレスとルーティングの構成によっては、他のアドレス空間でも機能する場合があります。

TFTP サーバーからゲートウェイにイメージをダウンロードしてアップグレードします。

CellularGateway# gw-action:request software upgrade tftp://192.168.1.2/cg-ipservices.2020-06-03_04.31_satikum3.SSA.bin 
System is about to download and install the selected software, Continue? [no,yes] yes
Software successfully upgraded

システムをリブートして、バックアップイメージをプライマリにします。

CellularGateway# gw-action:request system reboot

System is about to reload, Continue? [yes,no]

システムパーティションを表示して、image2 がプライマリになっていることを確認します。

CellularGateway# show gw-system:system partition
System is about to reload, Continue? [yes,no]
show system partition
Primary Image
Partition    = image2
File name    = cg-ipservices.2020-06-03_04.31_satikum3.SSA.bin
Version      = 17.3.01.0.107173.1587052958..Amsterdam
Build Date   = Thu Apr 16 16:02:38 2020
Install Date = Sun Mar  5 08:04:14 2000
Boot Status  = Boot Successful.

Backup Image
Partition    = image1
File name    = cg-ipservices.2020-05-25_04.18_satikum3.SSA.bin
Version      = 17.3.01.0.1198.1590405489..Amsterdam
Build date   = Mon May 25 11:18:09 2020
Install Date = Wed Jun 17 23:52:27 2020
Boot Status  = Boot Successful.

マルチステップによるプラットフォームイメージのダウンロードとアップグレード

ソフトウェアの変更方法として、マルチステージのプロセスに従う方法とシングルステップのプロセスを使用する方法があります。以下はマルチステージの方法です。

セルラーゲートウェイでは、ブートスペースにプライマリとセカンダリの 2 つのイメージを保持します。通常、過去の正常なイメージはバックアップとして示され、新しくインストールされたイメージはプライマリとして示されます。アップグレードプロセスで、古いセカンダリイメージは破棄され、古いプライマリイメージがセカンダリになり、新しくアップロードされたイメージがプライマリとして指定されます。システムでは、最初にプライマリイメージのブートが試行されます。それに失敗すると、正常であると認識されているセカンダリイメージのブートが試行されます。

ソフトウェアイメージをルータにダウンロードし、新しいソフトウェアイメージの操作を使用するには、次の手順に従います。

ソフトウェアイメージを TFTP サーバーにコピーし、匿名の TFTP ユーザーがファイルにアクセスできるようにファイルの権限が設定されていることを確認します。TFTP サーバーが 192.168.1.0/24 のサブネットにあれば確実に接続できます。セルラーゲートウェイの現在の IP アドレスとルーティングの構成によっては、他のアドレス空間でも機能する場合があります。

セルラーゲートウェイにイメージをダウンロードします。

CellularGateway# gw-action:request software download tftp://192.168.1.x/image_file_name

イメージをインストールします。

CellularGateway# gw-action:request software install <image_file>

イメージをアクティブにします。

CellularGateway# gw-action:request software activate <image_file>

セルラーゲートウェイをリブートします。

CellularGateway# gw-action:request software system reboot

PID、稼働時間、メモリ、フラッシュサイズのチェック

CellularGateway# show gw-system:system status
SYSTEM INFO
Platform PID                   = CG418-E
Product Serial Number          = FHH2409P00X

System Up Time                 = up 5 days, 19 hours, 45 minutes
Current Time                   = Mon Mar 13 03:16:14 UTC 2000
Current CPU Usage              = 1%

RAM
Total Memory in KBytes         = 993540
Memory Used in KBytes          = 489524
Memory Free in KBytes          = 504016

STORAGE
Disk type                      = Bootflash
Disk Size in KBytes            = 999320
Disk Used in KBytes            = 3188
Disk Available in KBytes       = 927320
Disk Used Percentage           = 1%

TEMPERATURE
Ambient temperature            = 43 deg C
Power source                   = AC

ブートパーティションの手動切り替え

特定のブートパーティションからシステムを強制的にブートするには、次の EXEC モードコマンドを使用します。

CellularGateway# gw-action:request software activate image1 | image2 
Software Succesfully activated imageX

システムをリブートして、プライマリへのバックアップリクエストを開始します。

CellularGateway# gw-action:request system reboot  
System is about to reload, Continue? [yes,no] 

システムパーティションを表示して、イメージ 1 | イメージ 2 がプライマリになっていることを確認します。

CellularGateway# show gw-system:system partition 
System is about to reload, Continue? [yes,no]  
show system partition 
Primary Image Partition= image2 
File name= cg1000-ipservices.2020-04-16_09.02_satikum3.SSA.bin 
Version= 17.3.01.0.107173.1587052958..Amsterdam 
Build Date= Thu Apr 16 16:02:38 2020
Install Date = Sun Mar 5 08:04:14 2000 
Boot Status = Boot Successful. 

Backup Image Partition= image1 
File name= cg-ipservices.2020-05-25_04.18_satikum3.SSA.bin 
Version= 17.3.01.0.1198.1590405489..Amsterdam 
Build date= Mon May 25 11:18:09 2020 
Install Date = Wed Jun 17 23:52:27 2020 Boot Status = Boot Successful