スマート ライセンシングからポリシーを使用したスマート ライセンシングへ
次に、スマート ライセンシングから SLP に移行する Cisco Nexus 3550-T、リリース 10.2(3t) スイッチの例を示します。これはアクティブとスタンバイを含む高可用性セットアップの例です。
show コマンドは、移行の前後に確認すべき以下の重要なフィールドを抽出して出力します。
アップグレード前 |
アップグレード後 |
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Cisco NX-OS リリース 10.1(2t) ではサポートされていません。 |
show license summary (SLP)
[Status ] フィールドに、ライセンスについて、登録済みおよび承認済みではなく [IN USE ] と表示されます。 |
Cisco NX-OS リリース 10.1(2t) ではサポートされていません。 |
show license usage (SLP)
ライセンス数は変わりません。 [Enforcement Type ] フィールドに NOT ENFORCED と表示されます。(Cisco Nexus スイッチには、輸出規制ライセンスや適用ライセンスはありません)。 |
Cisco NX-OS リリース 10.1(2t) ではサポートされていません。 |
Show license status(スマート ライセンシング)
[転送:(Transport:)]field: 特定の転送タイプが設定されたため、アップグレード後もその設定が保持されます。
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Cisco NX-OS リリース 10.1(2t) ではサポートされていません。 |
show license udi(スマート ライセンシング)
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移行後の CSSM Web UI
https://software.cisco.com で CSSM Web UI にログインし、[Smart Software Licensing] をクリックします。 の順に選択します。
スマートライセンシング環境で登録されたライセンスは、製品インスタンスのホスト名と共に [Name] 列に表示されていました。SLP にアップグレードすると、製品インスタンスの UDI と共に表示されるようになります。移行したすべての UDI が表示されます。次の例を参考にしてください。
PID:N35-T-48X、UDI_SN:EXATRI-A-01828。
アクティブな製品インスタンスの使用状況のみがレポートされるため、PID:N35-T-48X,SN:EXATRI-A-01828 の [ライセンス使用状況(License Usage)] にはライセンス使用情報が表示されます。
移行後のレポート
製品インスタンスは、ポリシーに基づいて次の RUM レポートを CSSM に送信します。
より頻繁にレポートを作成するようにレポート間隔を変更する場合は、製品インスタンスで license smart usage interval コマンドを設定します。シンタックスの詳細については、対応するリリースのコマンド リファレンスで license smart (global config) コマンドを参照してください。