このドキュメントは、さまざまな Catalyst 2900 と Catalyst 4000 のスイッチでの命名規則を説明する目的で書かれたものです。表で説明する内容は、製品名、製品の元となったプラットフォーム、その製品に関連のある詳細情報、製品で使用する Command Line Interface(CLI; コマンド ライン インターフェイス)、イメージ名、そして特定のスイッチ プラットフォームに適用可能なソフトウェア構成およびトラブルシューティング ドキュメントについてです。
次の表の各製品に関する技術的な詳細を参照するには、個々の製品のリンクを参照してください。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
2900 プラットフォーム | |||||
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プラットフォーム名 | 元となるプラットフォーム | 詳細 | 使用する CLI | 使用するイメージ | サポートされる設定とトラブルシューティングに関する文書 |
Catalyst 2900
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Catalyst 5000 |
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Catalyst OS(CatOS) | cat5000-sup イメージ使用 | Catalyst 5000 シリーズすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2926
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Catalyst 5000 |
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CatOS | cat5000-sup イメージ使用 | Catalyst 5000 シリーズすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2926G
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Catalyst 5000 |
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CatOS | cat5000-sup3 イメージ使用 | Catalyst 5000 シリーズすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2948G
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Catalyst 4000 |
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CatOS | cat4000 イメージ使用 | Catalyst 4000 シリーズに関する構成およびトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 2980G
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Catalyst 4000 |
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CatOS | cat4000 イメージ使用 | Catalyst 4000 シリーズに関する構成およびトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 2980G-A
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Catalyst 4000 |
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CatOS | cat4000 イメージ使用 | Catalyst 4000 シリーズに関する構成およびトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 2948G-L3
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Catalyst 8540 |
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Cisco IOS(R) ソフトウェア | cat2948g-in-mz イメージ使用 | Catalyst 2948G-L3 と 4908G-L3 シリーズに関する構成とトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 2900 XL
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N/A | 利用可能なさまざまなメディア タイプを搭載した固定構成スイッチ(一部のスイッチでは、追加ポート用の拡張モジュールをサポート)。 | Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | c2900XL イメージ使用 | Catalyst 2900 XL/3500 XL シリーズすべてに関する構成およびトラブルシューティングの文書が使用可能。 |
Catalyst 2900 Long-Reach Ethernet(LRE)XL
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Catalyst 2900XL |
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Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | 特殊な c2900XL イメージ使用 | Catalyst 2900 XL/3500 XL シリーズすべてに関する構成およびトラブルシューティングの文書が使用可能。 |
Catalyst 2940
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N/A |
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Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | c2940 イメージ使用 | Catalyst 2940 のドキュメント、Catalyst 2950 のドキュメントのほとんど、および Catalyst 2900 XL/3500 XL シリーズのほとんどに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2950
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N/A | 利用可能なさまざまなメディア ポートを搭載した 10/100 ポート固定構成スイッチ(x 12、x 24 または x 48)(モデルによって異なる) | Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | それぞれ、c2950 または c2955 イメージを使用Catalyst 2950 スイッチでは、モデルによって Enhanced Image(EI)または Standard Image(SI)のどちらかが認識されます。Catalyst 2955 スイッチでは、EI のみが実行されます。 | Catalyst 2950 のドキュメントおよびほとんどの Catalyst 2900 XL/3500 XL シリーズに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2950
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Catalyst 2950 |
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Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | c2950lre イメージ使用 | Catalyst 2950 に関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 2970
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N/A |
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Cisco IOS ソフトウェア(レイヤ 2 のみ) | c2970 イメージ使用 | Catalyst 2970 のドキュメント、Catalyst 2940/2950 ドキュメントのほとんど、および Catalyst 2900 XL/3500 XL シリーズに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
4000 プラットフォーム | |||||
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プラットフォーム名 | 元となるプラットフォーム | 詳細 | 使用する CLI | 使用するイメージ | サポートされる設定とトラブルシューティングに関する文書 |
Catalyst 4000
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N/A | Supervisor Engine I(WS-X4012)のみサポート | CatOS | cat4000 イメージ、cat4000.x-y-z イメージ、または cat4000-k8.x.y.z イメージを使用(CiscoView イメージに cat4000-cv を使用) | ほとんどのCatOS(Catalyst 4k/5k/6k)の設定/トラブルシューティング文書を使用できます。 |
Catalyst 4000
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N/A | Supervisor Engine II(WS-X4013)をサポート |
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CatOS イメージ使用:cat4000.x-y-z または cat4000-k8.x.y.z(CiscoView イメージに cat4000-cv を使用) | ほとんどのCatOS(Catalyst 4k/5k/6k)の設定/トラブルシューティング文書を使用できます。 |
Supervisor Engine II-Plus(WS-4013+)、Supervisor Engine III(WS-X4014)、Supervisor Engine IV(WS-X4515)、および Supervisor Engine V(WS-X4516)をサポート |
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Cisco IOS イメージ使用:cat4000-is-mz または cat4000-i9s-mz(基本 L3 フィーチャ セット)、または cat4000-i5s(拡張 L3 フィーチャ セット)、cat4500(ソフトウェア リリースとスーパーバイザ エンジンによる) | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 | ||
Catalyst 4500
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N/A | Supervisor Engine II(WS-X4013)をサポート |
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CatOS イメージ使用:cat4000.x-y-z または cat4000-k8.x.y.z(CiscoView イメージに cat4000-cv を使用) | ほとんどのCatOS(Catalyst 4k/5k/6k)の設定/トラブルシューティング文書を使用できます。 |
Supervisor Engine II-Plus(WS-4013+)、Supervisor Engine II-Plus-10GE(WS-X4013+10GE)、Supervisor Engine II-Plus-TS(WS-X4013+TS)、Supervisor Engine III(WS-X4014)、Supervisor Engine IV(WS-X4515)、Supervisor Engine V(WS-X4516)、および Supervisor Engine V-10GE(WS-X4516-10GE)をサポート |
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Cisco IOS イメージ使用:cat4000-is-mz または cat4000-i9s-mz(基本 L3 フィーチャ セット)、または cat4000-i5s(拡張 L3 フィーチャ セット)、cat4500(ソフトウェア リリースとスーパーバイザ エンジンによる) | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 | ||
Catalyst 4500
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N/A | Supervisor Engine II(WS-X4013)をサポート |
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CatOS イメージ使用:cat4000.x-y-z または cat4000-k8.x.y.z(CiscoView イメージに cat4000-cv を使用) | ほとんどのCatOS(Catalyst 4k/5k/6k)の設定/トラブルシューティング文書を使用できます。 |
Supervisor Engine II-Plus(WS-4013+)、Supervisor Engine II-Plus-10GE(WS-X4013+10GE)、Supervisor Engine III(WS-X4014)、Supervisor Engine IV(WS-X4515)、Supervisor Engine V(WS-X4516)、および Supervisor Engine V-10GE(WS-X4516-10GE)をサポート |
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Cisco IOS イメージ使用:cat4000-is-mz または cat4000-i9s-mz(基本 L3 フィーチャ セット)、または cat4000-i5s(拡張 L3 フィーチャ セット)、cat4500(ソフトウェア リリースとスーパーバイザ エンジンによる) | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 | ||
Catalyst 4500
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N/A | 冗長構成での次のスーパーバイザ エンジンをサポート:Supervisor Engine II-Plus(WS-4013+)、Supervisor Engine II-Plus-10GE(WS-X4013+10GE)、Supervisor Engine IV(WS-X4515)、Supervisor Engine V(WS-X4516)、および Supervisor Engine V-10GE(WS-X4516-10GE) |
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Cisco IOS イメージ使用:cat4000-is-mz、cat4000-i9s-mz(基本 L3 フィーチャ セット)または cat4000-i5s(拡張 L3 フィーチャ セット)、cat4500(ソフトウェア リリースとスーパーバイザ エンジンによる) | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 4500
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N/A | 冗長構成での次のスーパーバイザ エンジンをサポート:Supervisor Engine V(WS-X4516)および Supervisor Engine V-10GE(WS-X4516-10GE) |
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Cisco IOS イメージ使用:cat4000-is-mz、cat4000-i9s-mz(基本 L3 フィーチャ セット)または cat4000-i5s(拡張 L3 フィーチャ セット)、cat4500(ソフトウェア リリースとスーパーバイザ エンジンによる) | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 4912G
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Catalyst 4000 | Supervisor Engine I + 1000BaseX GBIC スイッチ ポート(x 12) | CatOS | cat4000 イメージ使用 | ほとんどのCatOS(Catalyst 4k/5k/6k)の設定/トラブルシューティング文書を使用できます。 |
Catalyst 4908G-L3
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Catalyst 8540 |
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Cisco IOS ソフトウェア | cat2948g-in-mz イメージ使用 | Catalyst 2948G-L3 と 4908G-L3 シリーズに関する構成とトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 4840G
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Catalyst 2948G-L3 + 6k Multilayer Switch Feature Card(MSFC; マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード) |
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Cisco IOS ソフトウェア | cat4840g-i-mz イメージ使用 | Catalyst 2948G-L3 と 4908G-L3 シリーズに関する構成とトラブルシューティングのすべての文書が使用可能。 |
Catalyst 4900
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Catalyst 4500 |
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Cisco IOS ソフトウェア | cat4500 イメージ使用 | Cisco IOS(Catalyst 4k/6k)のほぼすべてに関する設定とトラブルシューティングのドキュメントが使用可能。 |
Catalyst 4000 レイヤ 3 サービス モジュール
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Catalyst 8540 |
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構成は他のすべてのレイヤ 3 モジュールと同じで、トラブルシューティングは Catalyst 2948G-L3 スイッチと同じです。 |
注意:Catalyst 4500シリーズSupervisor Engine IおよびIIは、Catalyst OSソフトウェアのみを実行でき、Cisco IOSソフトウェアとともに実行するように変換することはできません。
注意:Catalyst 4500シリーズSupervisor Engine II+、II+10GE、II+TS、III、IV、V、およびV-10GEは、Cisco IOSソフトウェアでのみ実行でき、Catalyst OSソフトウェアでは実行できません。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
25-Feb-2019 |
初版 |