概要
このドキュメントでは、2022年6月16日に特定された、UCEPROTECTによってリストされたIPアドレスを含むCisco Secure Email Cloud Gateway(CEM)のお客様に対する送信メールの問題について説明します。
問題
2022年6月16日に、Cisco Secure Email Cloud Gatewayのお客様から、拒否またはバウンスされたメッセージに関連する配信キューでの送信メール量の増加が報告されました。情報の収集とトラブルシューティングを行った後、シスコはUCEPROTECTが記載した、シスコに割り当てられた自律システム番号(ASN)でIPアドレスを特定しました。 UCEPROTECTは、リモートブロックリスト(RBL)サービスを提供します。
解決方法
パートナー、Eメール管理者、およびお客様は、UCEPROTECT情報をブロックリストのソースとして利用することがあります。 ただし、UCEPROTECTリストを使用して設定されたブロックリストは、ビジネスへの影響や電子メールフローの問題を引き起こすことは確認されていません。
RBLから除外するには、UCEPROTECTは他の評判の良いRBLサービスとは異なり、組織に支払いを行う必要があります。 シスコは、デリストへの支払いを推奨しません。また、このようなリストが今後発生する場合は、支払いを行いません。
シスコがこのようなスタンスを取るのは、UCEPROTECTが非常に厳格なポリシーを使用してリストを作成しているためです。
シスコでは、UCEPROTECTブロックリストを使用しないことをお客様に推奨し、電子メール受信者とパートナーにも同様の措置を講じるように勧めています。
注:シスコは、UCEPROTECTに対するリスト外の支払い要件をサポートしておらず、UCEPROTECTのリスト外のプラクティスおよびポリシーもサポートしていません。
サポート関連の問題については、Cisco TACに問い合わせるか、サポートケースをオンラインでオープンしてください。
注:Cisco TACは、UCEPROTECT RBLに関連する未解決のサポートケースを自動的に終了します。 ただし、TACは他のRBLリストをサポートしています。 サポートが必要な場合は、Cisco CXチームにご相談ください。
追加情報
Cisco Secure Email Gatewayに関するドキュメント
セキュアなEメールクラウドゲートウェイに関する文書
Cisco Secure Email and Web Managerに関するドキュメント
Cisco Secure製品ドキュメント