概要
このドキュメントでは、Cisco Unified Contact Center Express(UCCX)Finesseワークフローを設定してWorkforce Optimization Quality Manager(WFO-QM)記録にメタデータをタグ付けする方法について十分な情報がない場合に発生する問題について説明します。このドキュメントでは、メタデータタグ付けの設定方法について詳細に説明します。
問題
お客様やパートナーが WFO-QM レコードにメタデータのタグを付けるよう UCCX Finesse ワークフローを設定する方法が詳説されている『CAD および Finesse バージョン 10.5 用の Quality Management 統合ガイド』のガイダンスに従っている際に、十分な情報がないため、問題に直面することがあります。
注:この詳細情報は、『Start Recording Action Noted Guide』およびこのドキュメントの 10.0 リリースを設定している際にも役立ちます。
解決方法
正しいアクションの設定例
Name: <Workflow Name>
Type: HTTP Request
Handled by: Finesse Desktop
Method: Post
Location: Other <not Finesse>
Content Type: text/json
通常、UCCX 環境でのペリフェラル ID は 1 です。これは、[Quality Management Administrator:Personel] > [User Administration] に示されるユーザ ID の前に付けられた番号で確認できます。
JavaScript Object Notation(JSON)フォーマットの POST リクエストで変数を宣言するための正しい構文は以下のとおりです。"<variable1>":"<value1>", "<variable2>":"<value2>",...
正しいリクエスト本文の例
{"peripheral_id" : "1", "sender_id" : "${loginId}",
"metadata": {"account" : "${callVariable1}" , "contact" : "${callVariable9}",
"sessionid" : "${callVariable8}", "calltype" : "${callVariable2}", "call_segment"
: "1" }}
Finesse Admin でのワークフローおよびアクションの設定例
ワークフローはダイアログ(コール)の終了時に実行される必要があることにも注意してください。それ以外の場合、メタデータは現在のコールではなく、エージェントの以前のコールの録音にタグ付けされます。