Cisco Intelligent Contact Management(ICM)Enterprise と Cisco IP Contact Center(IPCC; IP コンタクト センター)Enterprise では従来、Automatic Call Distributor(ACD; 自動着信呼分配)、Interactive Voice Response システム(IVR; 対話式音声自動応答)、在宅エージェント、およびネットワーク終端などの様々な終端ポイントに企業が着信サービスを配置できるようにしてきました。Cisco Outbound Option(旧 Cisco Blended Agent)は、発信ダイヤリング モードとの組合せで、ICM Enterprise および IPCC Enterprise のパワフルな着信コール ハンドリング機能に、堅牢な発信コール管理ソリューションを提供します。
エージェントが着信および発信コンタクトの両方を処理する機能により、コンタクト センター リソースを最適化する方法が提供されます。Cisco Outbound Option を使用すると、多機能コンタクト センターに、Cisco ICM Enterprise および Cisco IPCC Enterprise がエージェント リソース上で維持するエンタープライズ ビューを活用した発信キャンペーン ソリューションを取り込むことができます。
発信ダイヤリングとコールの統合は、発信機能およびコンタクト センター リソースを最大限に使用することを必要としている企業にとっては、不可欠です。Cisco ICM Enterprise Edition、Cisco IPCC Enterprise Edition および CTI、Cisco Outbound Option の機能を組み合せることにより、複雑な発信キャンペーンを企画し、熟練したエージェントを最大限に活用し、個々のダイヤリング モードを利用し、クラス最高の CTI デスクトップに豊富なコール コンタクト情報を配信する機能が提供されます。この組合せにより、企業では、生産性および顧客満足度の水準が向上し、本当のカスタマ インタラクション ネットワークに向けての継続的な発展が可能となります。