Cisco Aironet 1830 シリーズ アクセスポイント データシート

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Updated: 2021 年 7 月 6 日

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翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco Aironet 1830 Series

図 1.                

Cisco Aironet 1830 シリーズ

製品の概要

小規模および中規模のネットワークに最適な Cisco® Aironet® 1830 シリーズは、最新の Wi-Fi 標準である IEEE の新しい 802.11ac Wave 2 仕様をサポートする業界トップクラスのパフォーマンスを提供し、より優れたユーザエクスペリエンスを実現することでワイヤレスネットワークの増大する要件に対応します。1830 シリーズは、スマートフォン、タブレット、高性能ラップトップなど、802.11ac Wave 1 または Wave 2 サポートを統合した新しい世代の Wi-Fi クライアントにも対応しています。

機能とメリット

802.11ac Wave 2 により、1830 シリーズは 5-GHz 無線で最大 867 Mbps のデータレートを提供します。これは、今日のハイエンド 802.11n アクセスポイントのデータレートを超えます。また、合計集約デュアル無線で最大 1 Gbps のデータレートを提供できるため、ワイヤレスユーザの期待とニーズに応えるのに十分なパフォーマンスと帯域幅の基盤を企業やサービスプロバイダーのネットワークに提供します。

ワイヤレス アクセスは、その便利さにより、企業ユーザのネットワーク接続手段として急速に普及しつつあります。このためワイヤレスに対する期待も拡大しており、ユーザの業務効率を低下させることなく自由に移動できる高性能ワイヤレスネットワークへの需要が高まっています。1830 シリーズは、非常に安全で信頼性の高いワイヤレス接続によって業界トップクラスの性能を実現し、次に示す堅牢なモビリティエクスペリエンスを提供します。

      3x3 多入力、多出力(MIMO)技術を備えた 802.11ac Wave 2。シングルユーザ MIMO モードまたはマルチユーザ MIMO モードでは 2 つの空間ストリームを提供し、867-Mbps レートによって競合他社のアクセスポイントよりも高い容量と信頼性を実現しています。

      マルチユーザ MIMOMU-MIMO)。クライアント エクスペリエンスを向上するために複数の 802.11ac Wave 2 対応クライアントにデータを同時に送信できます。MU-MIMO 以前は、802.11n および 802.11ac Wave 1 アクセスポイントは一度に 1 つのクライアントにしかデータを送信できず、一般にシングルユーザ MIMO と呼ばれていました。

      送信ビームフォーミング テクノロジーにより、空間ストリーム数が 12 802.11ac デバイスを含め、モバイルデバイスへのダウンリンクパフォーマンスが向上し、さらにスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスのバッテリ駆動時間も長くなります。

      Mobility Express ソリューションによる柔軟な導入モードは、必要なアクセスポイントが複数の小規模から中規模の導入に最適です。簡単なセットアップにより、物理コントローラなしで 1830 シリーズをネットワークに導入することができます。

      リモートワーカーまたはマイクロオフィスのセキュリティ。Cisco Aironet または Catalyst アクセスポイントは、OfficeExtend アクセスポイント(OEAP)として機能できます。OEAP を使用すると、自宅または一時的なマイクロオフィスにいる従業員は、VPN を設定したり、高度な技術的知識を必要としたりすることなく、企業の SSID と企業のネットワークにアクセスできます。

      Cisco User Defined Network Cisco DNA Center で使用可能な機能で、これにより IT 部門はエンドユーザに共有ネットワーク上の独自のワイヤレス ネットワーク パーティションの制御を任せることができます。エンドユーザは、このネットワークにデバイスをリモートで安全に導入できます。大学の学生寮や長期の
病院での滞在に最適な Cisco User Defined Network は、デバイスのセキュリティと制御の両方を提供し、
各ユーザはネットワークに接続できるユーザを選択できます。(2020 年の後半に発売されます。)

      Wi-Fi 6 の対応状況を示すダッシュボードは、Cisco DNA Center のアシュアランスメニューにある新しいダッシュボードです。このダッシュボードではネットワーク上にある全デバイスが網羅され、デバイスやソフトウェア、クライアントが新しい Wi-Fi 6 規格との互換性を備えているかが検証されます。アップグレード後、高度なワイヤレス分析により、Wi-Fi 6 の導入によるパフォーマンスとキャパシティの向上が示されます。これはワイヤレスネットワークをアップグレードする場面とその方法をチームが定義するのに役立つ優れたツールであり、プロトコル別(802.11 ac/n/abg)のアクセスポイントの分布やプロトコル別のワイヤレス接続の通信時間の効率に関する情報を把握し、緻密な評価指標を入手できます。

これらすべての機能により、ワイヤレスネットワークで可能なエンドユーザ エクスペリエンスを保証します。

製品仕様

表 1.        製品仕様

機能

仕様

ソフトウェア

AireOS ワイヤレスコントローラに付属している Cisco Unified Wireless Network ソフトウェアリリース:

  Cisco Aironet 1830 シリーズ アクセスポイントでは 8.1.121.0 以降

展開モード

一元化、スタンドアロン、スニファ、** Cisco FlexConnect®、モニタ、** OfficeExtend**メッシュ**

サポート対象の Wireless LAN コントローラ

  Cisco 2500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco 3500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco Wireless Controller Module for ISR G2 Cisco Wireless Services Module 2 (WiSM2) for Cisco Catalyst ® 6500 シリーズ スイッチ、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco Flex ® 7500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco 5760 ワイヤレス LAN コントローラ、* * 統合コントローラを備えた Cisco Catalyst 3650 および 3850 シリーズ スイッチ **
  Cisco Mobility Express

802.11n バージョン 2.0 および関連機能

  3x3 MIMO 2 空間ストリーム対応
  最大比合成(MRC
  20 および 40 MHz チャネル
  最大 300 Mbps PHY データレート(5 GHz 帯で 40 MHz
  パケットアグリゲーション:A-MPDU Tx/Rx )、A-MSDU Tx/Rx
  802.11 Dynamic Frequency Selection DFS
  Cyclic Shift Diversity CSD )サポート

802.11ac Wave 1 および 2 の機能

  2 空間ストリームの 3x3 MIMO 、シングルユーザまたはマルチユーザ MIMO
  MRC
  802.11ac ビームフォーミング(送信ビームフォーミング)
  20 40 80 MHz チャネル
  最大 867 Mbps PHY データレート(5 GHz 80 MHz
  パケットアグリゲーション:A-MPDU Tx/Rx )、A-MSDU Tx/Rx
  802.11 DFS
  CSD サポート

サポートされるデータレート

802.11a691218243648、および 54 Mbps

802.11g125.569111218243648、および 54 Mbps

2.4 GHz20 MHz のみと MCS 0 から MCS 23)および 5 GHz 802.11n データレート:

MCS インデックス[1]

GI[2] = 800 ns

GI = 800 ns

GI = 400 ns

GI = 400 ns

 

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

0

6.5

13.5

7.2

15

1

13

27

14.4

30

2

19.5

40.5

21.7

45

3

26

54

28.9

60

4

39

81

43.3

90

5

52

108

57.8

120

6

58.5

121.5

65

135

サポートされるデータレート

MCS インデックス1

GI2 = 800 ns

GI = 800 ns

GI = 400 ns

GI = 400 ns

 

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

7

65

135

72.2

150

8

13

27

14.4

30

9

26

54

28.9

60

10

39

81

43.3

90

11

52

108

57.8

120

12

78

162

86.7

180

13

104

216

115.6

240

14

117

243

130

270

15

130

270

144.4

300

802.11ac データレート(5 GHz):

MCS インデックス

空間ストリーム

GI = 800 ns

GI = 400 ns

 

 

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

80 MHz レート(Mbps

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

80 MHz レート(Mbps

0

1

6.5

13.5

29.3

7.2

15

32.5

1

1

13

27

58.5

14.4

30

65

2

1

19.5

40.5

87.8

21.7

45

97.5

3

1

26

54

117

28.9

60

130

4

1

39

81

175.5

43.3

90

195

5

1

52

108

234

57.8

120

260

6

1

58.5

121.5

263.3

65

135

292.5

7

1

65

135

292.5

72.2

150

325

8

1

78

162

351

86.7

180

390

 

MCS インデックス

空間ストリーム

GI = 800 ns

GI = 400 ns

 

 

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

80 MHz レート(Mbps

20 MHz レート(Mbps

40 MHz レート(Mbps

80 MHz レート(Mbps

9

1

180

390

200

433.3

0

2

13

27

58.5

14.4

30

65

1

2

26

54

117

28.9

60

130

2

2

39

81

175.5

43.3

90

195

3

2

52

108

234

57.8

120

260

4

2

78

162

351

86.7

180

390

5

2

104

216

468

115.6

240

520

6

2

117

243

526.5

130

270

585

7

2

130

270

585

144.4

300

650

8

2

156

324

702

173.3

360

780

9

2

360

780

400

866.7

非オーバーラップチャネルの最大数

AA 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.700 GHz 8 チャネル
5.600 5.640 GHz を除く)
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

BB 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.720 GHz 12 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

CC 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

DD 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

EE 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.700 GHz 8 チャネル
5.600 5.640 GHz を除く)

FF 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.250 5.350 GHz 4 チャネル
  5.725 5.825 GHz 4 チャネル

HH 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.150 5.350 GHz 8 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

II 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル

KK 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.620 GHz 7 チャネル
  5.745 5.805 GHz 4 チャネル

NN 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

QQ 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.700 GHz 11 チャネル

RR 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5,660 5,805 GHz 7 チャネル

SS 規制ドメイン):

  2.412 2.472 GHz 13 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.700 GHz 11 チャネル
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

TT 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.280 5.320 GHz 3 チャネル
  5.500 5.700 GHz 8 チャネル
5.600 5.640 GHz を除く)
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

ZZ 規制ドメイン):

  2.412 2.462 GHz 11 チャネル
  5.180 5.320 GHz 8 チャネル
  5.500 5.700 GHz 8 チャネル
5.600 5.640 GHz を除く)
  5.745 5.825 GHz 5 チャネル

注:お客様の国における使用認可をご確認ください。特定の国に対応する認定を確認するには、https://www.cisco.com/go/aironet/compliance を参照してください

非オーバーラップチャネルの最大数

2.4 GHz

  802.11b/g

  20 MHz3

  802.11n

  20 MHz3

  40 MHz1(ハードウェアでサポート)

5 GHz

  802.11a の場合:

  20 MHz25

  802.11n

  20 MHz25

  40 MHz12

  802.11ac

  20 MHz21

  40 MHz12

  80 MHz6

注:この値は規制ドメインによって異なります。各規制ドメイン別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。

受信感度

  802.11b CCK

   -101 dBm1 Mbps

   -98 dBm2 Mbps

   -92 dBm5.5 Mbps

  -89 dBm11 Mbps

  802.11g HT20 以外)

  -96 dBm6 Mbps

  -95 dBm9 Mbps

  -94 dBm12 Mbps

  -92 dBm18 Mbps

  -88 dBm24 Mbps

  -85 dBm36 Mbps

  -81 dBm48 Mbps

  -79 dBm54 Mbps

  802.11a HT20 以外)

  -96 dBm6 Mbps

  -95 dBm9 Mbps

  -94 dBm12 Mbps

  -92 dBm18 Mbps

  -88 dBm24 Mbps

  -85 dBm36 Mbps

  -80 dBm48 Mbps

  -79 dBm54 Mbps

 

2.4 GHz

  802.11n HT20

  -96 dBmMCS0

  -93 dBmMCS1

  -90 dBmMCS2

  -87 dBmMCS3

  -84 dBmMCS4

  -79 dBmMCS5

  -78 dBmMCS6

  -76 dBmMCS7

  -93 dBmMCS8

  -90 dBmMCS9

  -87 dBmMCS10

  -84 dBmMCS11

  -81 dBmMCS12

  -76 dBmMCS13

  -75 dBmMCS14

  -73 dBmMCS15

 

5 GHz

  802.11n HT20

  -96 dBmMCS0

  -92 dBmMCS1

  -90 dBmMCS2

  -86 dBmMCS3

  -83 dBmMCS4

  -79 dBmMCS5

  -77 dBmMCS6

  -76 dBmMCS7

  -93 dBmMCS8

  -89 dBmMCS9

  -87 dBmMCS10

  -83 dBmMCS11

  -80 dBmMCS12

  -76 dBmMCS13

  -74 dBmMCS14

  -73 dBmMCS15

5 GHz

  802.11n HT40

  -93 dBmMCS0

  -90 dBmMCS1

  -87 dBmMCS2

  -84 dBmMCS3

  -80 dBmMCS4

  -76 dBmMCS5

  -75 dBmMCS6

  -73 dBmMCS7

  -90 dBmMCS8

  -87 dBmMCS9

  -84 dBmMCS10

  -81 dBmMCS11

  -77 dBmMCS12

  -73 dBmMCS13

  -72 dBmMCS14

  -70 dBmMCS15

802.11ac 受信感度

802.11ac(非 HT80

  -89 dBm 6 Mbps
  -73 dBm 54 Mbps

MCS インデックス

空間ストリーム

 

 

 

VHT20

VHT40

VHT80

0

1

-96 dBm

-93 dBm

-89 dBm

7

1

-76 dBm

-73 dBm

-70 dBm

8

1

-71 dBm

-69 dBm

-66 dBm

9

1

該当なし

-67 dBm

-64 dBm

0

2

-93 dBm

-90 dBm

-86 dBm

7

2

-73 dBm

-70 dBm

-67 dBm

8

2

-68 dBm

-66 dBm

-63 dBm

9

2

該当なし

-64 dBm

-61 dBm

最大送信電力

2.4 GHz

  802.11b

  22 dBm(アンテナ 3 本)

  802.11g

  22 dBm(アンテナ 3 本)

  802.11n HT20

  22 dBm(アンテナ 3 本)

5 GHz

  802.11a

  23 dBm(アンテナ 3 本)

  802.11n HT20

  23 dBm(アンテナ 3 本)

  802.11n HT40

  23 dBm(アンテナ 3 本)

  802.11ac

  HT8023 dBm(アンテナ 3 本)

  VHT2023 dBm(アンテナ 3 本)

  VHT4023 dBm(アンテナ 3 本)

  VHT8023 dBm(アンテナ 3 本)

注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。詳細については製品のドキュメンテーションを参照してください。

利用可能な送信出力設定

2.4 GHz

  22 dBm
  19 dBm
  16 dBm
  13 dBm
  10 dBm
  7 dBm
  4 dBm
  1 dBm

5 GHz

  23 dBm
  20 dBm
  17 dBm
  14 dBm
  11 dBm
  8 dBm
  5 dBm
  2 dBm

注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。詳細については製品のドキュメンテーションを参照してください。

内蔵アンテナ

  2.4 GHz 、ゲイン 3 dBi 、内蔵オムニ型、水平ビーム幅 360
  5 GHz 、ゲイン 5 dBi 、内蔵オムニ型、水平ビーム幅 360

インターフェイス

  10/100/1000BASE-T 自動検知(RJ-45 )、Power over Ethernet PoE X 1
  管理コンソールポート(RJ-45
  USB 2.0 (将来のソフトウェアで有効)

インジケータ

  ステータス LED によるブートローダーステータス、アソシエーションステータス、動作ステータス、ブートローダー警告、ブートローダーエラーの表示

寸法
(幅 X 奥行 X 高さ)

  アクセスポイント(マウントブラケットを除く):210.8 X 210.8 X 50.8 mm 8.3 X 8.3 X 2 インチ)

重量

  930 グラム(2.05 ポンド)

環境

Cisco Aironet 1830i

  非動作(保管)温度:-30 70°C -22 158°F
  非動作(保管)時の高度試験:25 °C 4,572 m 15,000 フィート)
  動作温度:0 40°C 32 104°F
  動作湿度:10 90% (結露しないこと)
  動作高度試験:40°C 3,000 m 9,843 フィート)

システム メモリ

  1 GB DRAM
  256 MB のフラッシュ

入力電力要件

  AP1830 44 57 VDC
  電源およびパワーインジェクタ:100 240 VAC 50 60 Hz

給電規格

  15.4 W

注:PoE を使用する場合、相互接続ケーブルの長さに応じて、給電側機器から引き出される電力が若干多くなります。

電源オプション

  802.3af/802.3at
  拡張 PoE
  Cisco ローカル電源装置、 AIR-PWR-C=
  Cisco パワーインジェクタ、 AIR-PWRINJ5= 注:このインジェクタは 802.3af のみをサポートします)、 AIR-PWRINJ6=

注:802.3af PoE で電力を供給する場合、USB ポートは無効になります。

保証

制限付きライフタイムハードウェア保証

適合規格

  UL 60950-1

  CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1

  UL 2043

  IEC 60950-1

  EN 60950-1

  無線の認可:

  FCC Part 15.24715.407**

  RSS-210(カナダ)

  EN 300.328EN 301.893(欧州)

  ARIB-STD 66(日本)

  ARIB-STD T71日本

  EMI および感受性(クラス B

  FCC Part 15.107 および 15.109**

  ICES-003(カナダ)

  VCCI(日本)

  EN 301.489-1 および -17(欧州)

  IEEE 標準:

  IEEE 802.11a/b/g802.11n802.11h802.11d

  IEEE 802.11ac ドラフト 5

  セキュリティ:

  802.11iWi-Fi Protected Access 3WPA3)、WPA2WPA

  802.1X

  Advanced Encryption StandardAES

  拡張認証プロトコル(EAP )の種類:

  EAP-Transport Layer SecurityTLS

  EAP-Tunneled TLSTTLS)または Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol Version 2MSCHAPv2

  Protected EAPPEAPv0 または EAP-MSCHAPv2

  EAP-Flexible Authentication via Secure TunnelingFAST

  PEAP v1 または EAP-Generic Token CardGTC

  EAP-Subscriber Identity ModuleSIM

  マルチメディア:

  Wi-Fi マルチメディア(WMM

  その他:

  FCC Bulletin OET-65C

  RSS-102

* アクセスポイントで実行するコントローラ機能を備えた Cisco Mobility Express によりサポートされます。Cisco IOS ® ソフトウェアの Autonomous ベースではありません。
** 将来的にサポート。

ライセンス

コントローラにアクセスポイントを接続するには、Cisco DNA ソフトウェア サブスクリプションが必要です。Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラに接続する資格を得るには、アクセスポイントに Cisco DNA サブスクリプション ライセンスが必要です。

Determining license requirements for access points connecting to Cisco Catalyst 9800 Series Wireless Controllers

図 2.                

Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラに接続するアクセスポイントのライセンス要件の決定

Cisco Catalyst 9800 シリーズ コントローラに接続するアクセスポイントには、新しく簡素化されたソフトウェア サブスクリプション パッケージがあります。これらは 3 層の Cisco DNA ソフトウェア(Cisco DNA EssentialsCisco DNA AdvantageCisco DNA Premier)をサポートします。

Cisco DNA ソフトウェア サブスクリプションは、アクセスポイントに関するシスコのイノベーションを提供します。これらには永続的な Network Essentials Network Advantage のライセンスオプションもあり、802.1X 認証、Quality of ServiceQoS)、プラグアンドプレイ(PnP)のようなワイヤレスの基本要素だけでなく、テレメトリや可視性、シングルサインオン(SSO)、セキュリティ制御にも対応します。

Cisco DNA サブスクリプション ソフトウェアは、3 年、5 年、または 7 年のサブスクリプション期間を購入する必要があります。期間満了までに更新しない場合は Cisco DNA の機能も無効になりますが、Network Essentials Network Advantage の機能はそのまま使えます。

永続的な Network Essentials および Network Advantage を含む Cisco DNA ソフトウェアの全機能リストについては、次の機能マトリックスを参照してください。https://www.cisco.com/c/m/en_us/products/software/dna-subscription-wireless/en-sw-sub-matrix-wireless.html?oid=porew018984

2 つのモードのライセンスを使用できます。

      スマートライセンス(SL)によってライセンス付与が簡単になり、柔軟性が向上します。次のようなメリットを実現しました。

    シンプル:ライセンスを簡単に調達、導入、管理できます。デバイスの自動登録により、製品アクティベーションキー(PAK)が不要になります。

    フレキシブル:ライセンスは 1 つのアカウントにプールされ、必要に応じて、ネットワーク経由でライセンスを自由に移動できます。

    スマート:所有するライセンスと使用状況をリアルタイムで確認できるため、ライセンスをスマートに管理できます。

      Specific License ReservationSLR)は、非常にセキュリティの高いネットワークで使用される機能です。この機能により、お客様は使用状況をシスコと同期通信することなく、デバイス(製品インスタンス)にソフトウェアライセンスを導入できます。シスコまたはサテライトとは通信しません。ライセンスは、すべてのコントローラ向けに予約されます。これは、ノードベースのライセンスです。

Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレスコントローラでは、つのレベルのライセンスがサポートされます。コントローラは、つのうちいずれかのレベルで機能するように設定できます。

      Cisco DNA Essentials:このレベルでは、Cisco DNA Essentials 機能セットがサポートされます。

      Cisco DNA Advantage:このレベルでは、Cisco DNA Advantage 機能セットがサポートされます。

      NE:このレベルでは、Network Essentials 機能セットがサポートされます。

      NA:このレベルでは、Network Advantage 機能セットがサポートされます。

Cisco DNA Premier ISE ライセンスおよび Cisco DNA Spaces Extend とのバンドルです。Cisco DNA Advantage が含まれるため、このレベルでは、Cisco DNA Advantage の機能セットがサポートされます。Cisco DNA Essentials をご購入のお客様については、Network Essentials がサポートされ、有効期限終了後も引き続き機能します。また、Cisco DNA Advantage または Cisco DNA Premier をご購入のお客様については、Network Advantage がサポートされ、有効期限終了後も引き続き機能します。

コントローラの初回起動は Cisco DNA Advantage レベルで実行されます。

ご質問がある場合は、ask-catalyst9800licensing Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ ライセンスのメールグループにお問い合わせください。

保証情報

Cisco Aironet 1830 シリーズ アクセスポイントには、制限付きライフタイム保証が付属します。この保証は、製品を最初に購入したエンドユーザが所有または使用し続ける限り、ハードウェアに対する包括的な保証を提供するというものです。この保証には、10 日以内の代替品先行手配が含まれます。また、ソフトウェアメディアについては、90 日間、障害が発生しないことを保証します。詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/warranty を参照してください。

シスコの環境保全への取り組み

シスコの企業の社会的責任CSR)レポートの「環境保全」セクションでは、製品、ソリューション、運用・拡張運用、サプライチェーンに対する、シスコの環境保全ポリシーとイニシアチブを掲載しています。 

2 に、環境の持続可能性に関する主要なトピック(CSR レポートの「環境の持続性」セクションに記載)への参照リンクを示します。

表 2.        持続可能性に関する情報への参照リンク

持続可能性に関するトピック

参照先

製品の材料に関する法律および規制に関する情報

材料

製品、バッテリ、パッケージを含む電子廃棄物法規制に関する情報

WEEE 適合性

持続可能性に関するお問い合わせ

連絡先:csr_inquiries@cisco.com

シスコでは、パッケージデータを情報共有目的でのみ提供しています。これらの情報は最新の法規制を反映していない可能性があります。シスコは、情報が完全、正確、または最新のものであることを表明、保証、または確約しません。これらの情報は予告なしに変更されることがあります。

構成情報

シスコ製品の購入方法については、購入案内ページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Software Center にアクセスしてください。

表 3.        発注情報

製品名

製品番号

Cisco Aironet 1830 シリーズ

Cisco Aironet 1832i アクセスポイント:屋内環境向け(内蔵アンテナ)

  AIR-AP1832I-x-K9 :デュアルバンド中央管理型 802.11a/g/n/ac Wave 2
  AIR-AP1832I-x-K9C :デュアルバンド中央管理型 802.11a/g/n/ac Wave 2 、構成可能、付属のデフォルトソフトウェア Mobility Express

  規制ドメイン:(x = 規制ドメイン)

  Mobility Express については、製品番号 AIR-AP1832I-x-K9C のデフォルトのソフトウェアオプションとして Mobility Express を提供

お客様の国における使用認可をご確認ください。特定の国に該当する認可、または特定の国で使用される規制ドメインを確認するには、https://www.cisco.com/go/aironet/compliance を参照してください。

すべての規制ドメインで認可されているわけではありません。認可され次第、グローバル価格表に製品番号が記載されます。


シスコ サービス>

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Cisco Wireless LAN サービス

      AS-WLAN-CNSLTCisco Wireless LAN Network Planning and Design サービス

      AS-WLAN-CNSLTCisco Wireless LAN 802.11n 移行サービス

      AS-WLAN-CNSLTCisco Wireless LAN Performance and Security Assessment サービス

Cisco Capital

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[1] MCS インデックス:Modulation and Coding Scheme MCS; 変調および符号化方式)インデックスは、空間ストリーム数、変調、符号化レート、およびデータレート値を決定します。
[2] GI :シンボル間のガードインターバル(GI )により、レシーバーはマルチパス遅延スプレッドの影響を抑制することができます。

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