ノースバウンド通知の使用
Cisco DNA Spaces:検出と検索 は、選択した通知エンドポイントに通知を送信するように設定できます。設定された通知は、[NOTIFICATIONS] メニューから確認できます。
現在、次の通知タイプがサポートされています。
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[Association]:デバイスがネットワークに関連付けられたとき、またはネットワークから分離されたときに通知を生成します。
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[Absence]:15 分経過してもデバイスが検出されない場合に通知が生成されます。
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[LocationUpdate]: デバイスが位置(キャンパス、ビル、またはフロア間など)を変更した場合に生成されます。
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[In/Out]:デバイスが位置階層の特定のエリア内に移動するか、そのエリアから外へ移動していると検出された場合に、通知が生成されます。
Location Update(ノースバウンド通知)
このタイプの通知は、デバイスが位置(キャンパス、ビル、またはフロア間など)を変更した場合に生成されます。サポートされるデバイスタイプは、Rogue Client、Client、RFID Tag、Rogue AP、Interferer です。
[Location Update] ページに表示されるフィールドは次のとおりです。
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[Status]:デバイスがネットワークに関連付けられているかどうかに基づいて通知の生成を制限するように設定できます(プロービング)。デバイスのステータスが重要でない場合は、[All] を選択できます。
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[Assigned Site]:マップ階層をドリルダウンして、1 つ以上のエリア(フロア、キャンパス、ゾーン、ビル)にチェックを付けます。デバイスの位置が重要でない場合は、[All] チェックボックスをオンにします。
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[MAC Address list]:特定のデバイスの通知を生成する場合は、特定の MAC アドレスをここに入力します。
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[Receiver]:通知メッセージを送信する送信先を入力します。HTTP および HTTPS のみがサポートされています。ホスト名、ポート番号、および URL を入力します。
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[Headers]:これらのヘッダー内の通知とともに、追加情報(例:会社名などの会社固有の情報)を送信するように設定できます。複数のヘッダーを入力できます。
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[MAC Hashing]:MAC アドレスのハッシュを有効(または無効)にして、通知で送信される MAC アドレスを保護できます。これを行うには、ハッシュキーを入力する必要があります。
通知サブスクリプションのサンプル(JSON)
次に、Location Update 通知サブスクリプションのサンプルを示します。
{
tenantId: '1001',
id: "552a1a14-20cb-4581-855d-f3c9f120248e",
name: "Test LocationUpdate Notification",
type: "LocationUpdate",
userid: "miczhao",
enabled: true,
internal: false,
conditions: {
deviceType: "Client",
status: "Associated",
hierarchy: {
name: "System Campus -> SJC-24“,
level: “CAMPUS”,
campus: [“d12365e0ce514780aa2b5f01c7edaacd”],
building: [“dbaf32ce320f4fe2a8935aebc387c8be”],
}
macAddressList: "11:22:33:44:55:66;11:22:33:44:55:67"
},
receiver: {
url: "https://data.customer.com:443",
messageFormat: "JSON",
qos: "AT_MOST_ONCE",
headers: {"Content-Type": "application/json", Accept: "application/json"}
},
enableMacScrambling: true,
macScramblingSalt: "salt"
}
}
Absence(ノースバウンド通知)
このタイプの通知は、デバイスが 15 分以上検出されない場合に生成されます。サポートされているデバイスタイプは、[Client] と [RFID Tag] です。
[Absence] ページのフィールドについて、次に説明します。
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[MAC Address list]:デバイス固有の通知の場合は、ここに特定の MAC アドレスを入力します。
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[Receiver]:通知メッセージの送信先を入力します。HTTP および HTTPS のみがサポートされています。ホストの IP アドレス、ポート番号、および URL を入力します。
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[Headers]:会社名などの会社固有の情報など、ヘッダーを追加できます。複数のヘッダーを追加できることに注意してください。
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[MAC Hashing]:MAC アドレスのハッシュを有効(または無効)にして、通知で送信される MAC アドレスを保護できます。これには、ハッシュキーを入力する必要があります。
Association(ノースバウンド通知)
このタイプの通知は、1 つ以上のデバイスがネットワークに関連付けられるか、ネットワークから関連付け解除されると生成されます。
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[Association]:デバイスがネットワークに関連付けられている場合に通知を生成するには、このボタンを有効にします。デバイスがネットワークから関連付け解除されたときに通知を生成するには、このボタンを無効にします。
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[Status]:デバイスがネットワークに関連付けられているかどうかに基づいて通知の生成を制限するように設定できます(プロービング)。デバイスのステータスが重要でない場合は、[All] を選択します。
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[MAC Address list]:特定のデバイスの通知を生成する場合は、特定の MAC アドレスをここに入力します。
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[Receiver]:通知メッセージを送信する送信先。HTTP および HTTPS のみがサポートされています。ホスト名、ポート番号、および URL を入力します。
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[Headers]:これらのヘッダー内の通知とともに、追加情報(例:会社名などの会社固有の情報)を送信するように設定できます。複数のヘッダーを追加できます。
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[MAC Hashing]:MAC アドレスのハッシュを有効(または無効)にして、通知で送信される MAC アドレスを保護できます。これには、ハッシュキーを入力する必要があります。
通知サブスクリプションのサンプル(JSON)
次に、Association 通知サブスクリプションの例を示します。
{
tenantId: '2001',
id: "552a1a14-20cb-4581-855d-f3c9f120248e",
name: "Test Association Notification",
type: “Association”,
userid: “testuser”,
enabled: true,
intenal: false,
conditions: {
association: true,
deviceType: “Client”,
hierarchy: {
name: “System Campus -> Building-24 -> 3rd Floor”,
level: “FLOOR”,
campus: [“d12365e0ce514780aa2b5f01c7edaacd”],
building: [“dbaf32ce320f4fe2a8935aebc387c8be”],
floor: [“2747871a29af4ab1989a4fb52b143552”]
}
},
receiver: {
url: "https://data.customer.com:443",
messageFormat: "JSON",
qos: "AT_MOST_ONCE",
headers: {"Content-Type": "application/json", Accept: "application/json"}
},
enableMacScrambling: true,
macScramblingSalt: "hashit"
}
In/Out(ノースバウンド通知)
このタイプの通知は、デバイスが位置階層の特定のエリア内に移動するか、そのエリアから外へ移動していると検出された場合に生成されます。
[In/Out]:移動のタイプを選択します。
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デバイスが設定済みの [Assigned Site] に入ったときに通知を生成する場合は、[In] を設定します。
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デバイスが設定済みの[Assigned Site] を離れたときに通知を生成する場合は、[Out] を設定します。
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デバイスの [Assigned Site] への出入りが必要なく、 [Assigned Site] 内の単純な位置の変更で十分な場合は、[No Change] を設定します。
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[In] と [Out] の両方で通知を生成する場合は、[All] を設定します。
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[Status]:デバイスがネットワークに関連付けられているかどうか(プロービング)に基づいて通知の生成を制限するために設定します。デバイスのステータスが重要でない場合は、[All] を選択できます。
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[Assigned Site]:マップ階層をドリルダウンして、1 つ以上のエリア(フロア、キャンパス、ゾーン、ビル)を選択します。デバイスの位置が重要でない場合は、[All] チェックボックスをオンにします。このフィールドは必須です。
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[MAC Address list]:特定のデバイスの通知を生成する場合は、特定の MAC アドレスをここに入力します。
-
[Receiver]:通知メッセージを送信する送信先。HTTP および HTTPS のみがサポートされています。ホスト名、ポート番号、および URL を入力します。
-
[Headers]:これらのヘッダー内の通知とともに、追加情報(例:会社名などの会社固有の情報)を送信するために設定します。複数のヘッダーを追加できます。
-
[MAC Hashing]:MAC アドレスのハッシュを有効(または無効)にして、通知で送信される MAC アドレスを保護できます。これには、ハッシュキーを入力する必要があります。
通知サブスクリプションのサンプル(JSON)
次に、In/Out 通知サブスクリプションのサンプルを示します。
{
tenantId: '2001',
id: "552a1a14-20cb-4581-855d-f3c9f120248e",
name: "Test InOut Notification",
type: “InOut”,
userid: “testuser”,
enabled: true,
intenal: false,
conditions: {
inout: “All”,
deviceType: “Client”,
status: “Associated”,
hierarchy: {
name: “System Campus -> Building-24 -> 3rd Floor”,
level: “FLOOR”,
campus: [“d12365e0ce514780aa2b5f01c7edaacd”],
building: [“dbaf32ce320f4fe2a8935aebc387c8be”],
floor: [“2747871a29af4ab1989a4fb52b143552”]
}
macAddressList: "11:22:33:44:55:66;11:22:33:44:55:67"
},
receiver: {
url: "https://data.customer.com:443",
messageFormat: "JSON",
qos: "AT_MOST_ONCE",
headers: {"Content-Type": "application/json", Accept: "application/json"}
},
enableMacScrambling: true,
macScramblingSalt: "hashit"
}
}