この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Presence インストール全体のプロセスには、サーバのタイプに応じて、サーバ 1 台あたり 45 分から 120 分を要します(インストール前後の作業を除く)。
Cisco Unified Presence は、サーバにプレインストールされている場合もあります。インストール中に、基本インストールまたは最新のサービス リリースへのアップグレードを実行できます。ソフトウェアのインストール開始後、次の表に示すオプションのいずれかを選択する必要があります。
(注) インストール中に表示されるウィンドウの情報については、Space バーを押して [ヘルプ(Help)] を選択してください(可能な場合)。
• 「Cisco Unified Presence のインストールおよび設定方法」
• 「Cisco Unified Presence パブリッシャ サーバでのシステム時刻の設定」
• 「インストール準備チェックリスト」に記載されている、Cisco Unified Presence インストールの前提条件および必要な作業を完了してください。
• 新しいサーバに Cisco Unified Presence がプレインストールされている場合は、その後の製品リリースでサーバを再イメージ化する場合を除いて、DVD からインストールする必要はありません。既存のインストール データの入力に進んでください。
ステップ 1 インストール DVD をトレイに挿入し、サーバを再起動して DVD から起動します。
ステップ 2 サーバのブート シーケンスの完了後、[Yes] を選択すると、メディア チェックが実行されます。
ステップ 3 メディア チェックの完了後、[Media Check Result] ウィンドウで次のいずれかの操作を実行します。
ステップ 4 [OK] を選択してCisco Unified Presence をインストールします。
次に、インストール プロセスは RAID 設定および BIOS 設定を確認します。インストール プロセス中にハードウェア設定を変更した場合、システムを再起動するようにプロンプトが表示されます。Vmware サーバに Cisco Unified Presence をインストールする場合、このチェックは行われません。
ステップ 5 [Proceed with Install] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
a. インストールを続行するには、[Yes] を選択します。
b. インストールをキャンセルするには、[No] を選択します。
ステップ 6 [Platform Installation] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
|
|
---|---|
b. ステップ 7 に進みます。 |
|
ステップ 7 [Apply Patch] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
|
|
---|---|
b. 最新のソフトウェア リリースへのアップグレードに進みます。 (注) このアップグレード オプションの使用は推奨しません。この方式での Cisco Unified Presence の最新リリースへのアップグレードが必要になることはほとんどありません。 |
ステップ 8 [Basic Install] ウィンドウで [Continue] を選択します。
• 付録 B 「Cisco Unified Presence ソフトウェアの最新リリースへのアップグレード」
• 「基本インストールの設定」 または
• 前の項で説明したとおり、Cisco Unified Presence DVD をロードして基本インストールを開始します。
• Cisco Unified Presence の設定はインストール要件に固有で、一部のフィールドはオプションです。たとえば、固定 IP アドレス値と DNS を DHCP で設定できます。
ステップ 1 [Timezone Configuration] ウィンドウで、↑キーまたは↓キーを使用して次の手順に従います。
ステップ 2 [Auto Negotiation Configuration] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
|
|
---|---|
自動ネゴシエーションを使用して、ネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度およびデュプレックスを自動的に設定する |
(注) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチが自動ネゴシエーションをサポートしている必要があります。 |
b. [Duplex Configuration] ウィンドウで、次の操作を実行します。 |
ステップ 3 最大転送単位(MTU)の値を次のように設定します。
|
|
---|---|
(注) Cisco Unified Presence のこの値を変更する場合は、Cisco Unified Communications Manager の値と同一にする必要があります。これらの値が同一でない場合は、インストールに失敗します。 |
ステップ 4 [DHCP Configuration] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
|
|
---|---|
b. ステップ 7 に進みます。 |
|
b. ステップ 5 に進みます。 |
ステップ 5 固定 IP アドレス値の設定が必要な場合は、[Static Network Configuration] ウィンドウで、次の操作を実行します。
ステップ 6 DNS の設定が必要な場合は、[DNS Client Configuration] ウィンドウで、次の操作を実行します。
a. [Yes] を選択し、DNS クライアント情報を入力します。
ステップ 7 管理者のログイン情報およびパスワード情報を入力します。
ステップ 8 [Certificate Information] ウィンドウで、次の操作を実行します。
a. 証明書署名要求情報を入力します。この情報には、社名、部署名、場所、都道府県、国が含まれます。
ステップ 9 インストールするサーバに応じて、次のいずれかの手順を実行します。
|
|
---|---|
b. 「Cisco Unified Presence パブリッシャ サーバでのシステム時刻の設定」 に記載されている Cisco Unified Presence パブリッシャ サーバのシステム時刻の設定に進みます。 |
|
b. Cisco Unified Presence パブリッシャ サーバでの後続の Cisco Unified Presence サーバの設定に進みます。 |
• 前の項で示したとおり、基本インストールを開始して設定します。Cisco Unified Presence パブリッシャ サーバのインストール時には、ハードウェア クロックを使用して手動でシステム時刻を設定するか、または最大 5 つの外部 NTP アドレスを割り当てることができます。
• パブリッシャ サーバのシステム時刻を正確に設定するには、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャだけを NTP サーバとして設定することを推奨します。Cisco Unified Communications Manager パブリッシャがクラスタ内の唯一の NTP サーバとして設定されていると、クラスタ内の後続サーバは Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ サーバから時刻を取得します。
• Cisco Unified Communications Manager パブリッシャは NTP サーバのままにすることを強く推奨します。それ以外の NTP サーバを使用する場合は、そのサーバが Stratum 9 以上の Stratum 範囲 9(最下層) ~ 1(最上層) にあることを確認してください。
ステップ 1 [Network Time Protocol Client Configuration] ウィンドウで、次のように正しいシステム時刻を設定します。
|
|
---|---|
b. 1 台以上の NTP サーバの IP アドレス、NTP サーバ名、または NTP サーバ プール名を入力します。 (注) ネットワークに DNS が存在しない場合は、ホスト名を IP アドレスに自動的に解決することができないため、IP アドレスを入力する必要があります。 をクリックして NTP サーバにアクセスできるかどうかを確認できます。 |
|
ステップ 2 [Security Password] ウィンドウにセキュリティ パスワードを入力します。
ステップ 3 SMTP ホストを設定する場合は、次の操作を実行します。
ステップ 4 [Application User Configuration] ウィンドウで、次の操作を実行します。
a. アプリケーション ユーザのユーザ名とパスワードを入力します。
ステップ 5 [Platform Configuration Confirmation] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
a. [OK] を選択して、ソフトウェアのインストールを続行します。[OK] を選択すると、プラットフォームの設定を変更できなくなります。
ステップ 6 インストール処理が完了すると、管理者のユーザ ID とパスワードを使用してログインするようにプロンプトが表示されます。
• セキュリティ パスワードは、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャのパスワードと同一にする必要があります。Cisco Unified Presence の管理に初めてログインしたときに、セキュリティ パスワードを変更できます。
• 一部のオペレーティング システム機能を使用するには SMTP サーバの設定が必要です。SMTP サーバは、Cisco Unified Operating System のインターフェイスまたは CLI を使用して、後で設定することもできます。
Cisco Unified Presence は、インストール プロセス中に定義済みの設定値を読み取る XML 応答ファイルを使用して、無人インストールを実行できます。
Cisco Unified Communications Answer File Generator は、Cisco Unified Presence の無人インストール用の応答ファイルを生成する Web アプリケーションです。個々の応答ファイルは、インストール プロセス中に、Cisco Unified Presence の DVD に付属の USB キーまたはフロッピー ディスクにコピーされます。
応答ファイルは Cisco Unified Presence のフレッシュ インストールだけに使用可能で、アップグレードには使用できません。Cisco Unified Communications Answer File Generator には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html
この Web アプリケーションでは、次の機能がサポートされています。
• パブリッシャ サーバとすべての後続サーバにおける無人インストール用応答ファイルの同時生成と保存
• Internet Explorer バージョン 6.0 以降および Mozilla バージョン 1.5 以降のサポート
USB キーを Cisco Unified Presence の無人インストールの実行に使用する場合は、必要に応じて、Windows XP のディスクの管理ユーティリティを使用して USB キーを FAT32 ファイル システムに再フォーマットします。USB キーの記憶容量が大きく(たとえば 1 GB)、FAT ファイル システムでフォーマットされている場合は、再フォーマットが必要です。
• この手順を実行するには、管理者または管理者グループのメンバーになることが必要になる場合があります。
• DHCP クライアントがパブリッシャ サーバで使用されていて、後続サーバの応答ファイルも生成されている場合、パブリッシャ サーバの IP アドレスを指定する必要があります。
ステップ 1 Windows XP コンピュータの USB スロットに USB キーを挿入します。
a. [スタート(Start)] > [コントロール パネル(Control Panel)] > [管理ツール(Administrative Tools)] の順に選択します。
b. [コンピュータの管理(Computer Management)] をダブルクリックします。
b. [ディスクの管理(Disk Management)] を選択します。
ステップ 4 [リムーバブル ディスク(Removable Disk)] アイコンを右クリックします。
ステップ 5 [フォーマット(Format)] を選択します。
ステップ 6 このパーティションをフォーマットするかどうかの確認を求められたら、[はい(Yes)] をクリックします。
a. [ファイル システム(File System)] を選択します。
ステップ 9 ボリュームのフォーマットを確認するプロンプトが表示されたら、もう一度 [OK] を選択します。
次の条件に該当する場合は、Cisco Unified Presence 基本インストールの設定をここから開始します。
• 既存のインストール データを応答ファイルにアップロード済みである。
• サーバに Cisco Unified Presence がプレインストールされている。
• Cisco Unified Presence ソフトウェアのインストールを選択したが、設定は後で行うため、プラットフォームのインストール ウィザードのウィンドウで [Skip] を選択した。
ステップ 1 システムの再起動後、[Pre-existing Installation Configuration] ウィンドウが表示されます。
• Answer File Generator で生成された既存の設定情報がフロッピー ディスクか USB キーに格納されている場合は、ここでディスクまたは USB キーを挿入して、[Continue] を選択します。インストール プロセス中に、設定情報がインストール ウィザードに読み取られます。
ステップ 2 プラットフォームのインストール ウィザードで [Proceed] を選択します。
ステップ 3 [Apply Additional Release] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
|
|
---|---|
(注) このアップグレード オプションの使用は推奨しません。このパッチ方式での Cisco Unified Presence の最新リリースへのアップグレードが必要になることはほとんどありません。アップグレードする場合は、このオプションを選択する前に、ソフトウェア イメージが DVD またはリモート サーバで利用できるかどうか確認してください。 |
ステップ 4 [Basic Install] ウィンドウで [Continue] を選択します。