この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unified Presence Server Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を設定する手順について説明します。この章は、次の項で構成されています。
(注) 現在のバージョンの Cisco Real-Time Monitoring Tool で使用可能なオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server Release 1.0(3)に適用されません。
• 「Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のインストール」
• 「参考情報」
ヒント アラート、パフォーマンス モニタリング、トレース収集、Syslog Viewer の設定については、「参考情報」を参照してください。
RTMT は、800*600 以上の解像度で動作し、Windows 98、Windows XP、Windows 2000、または Red Hat Linux with KDE や Gnome クライアントにインストールできます。
(注) Microsoft Windows で稼働する Cisco Unified CallManager サーバと連携するように RTMT がすでにインストールされている場合、Cisco Unified Presence Server 1.0 対応の RTMT をローカル コンピュータの別のフォルダにインストールする必要があります。
ステップ 1 Cisco Unified Presence Server の管理ページで、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択します。
ステップ 3 Cisco Unified Presence Server Real-Time Monitoring Tool の [ダウンロード] リンクをクリックします。
ステップ 4 実行ファイルを適切な場所にダウンロードします。
ステップ 5 デスクトップに表示された RTMT アイコンをダブルクリックするか、ファイルのダウンロード先のディレクトリから RTMT インストール ファイルを実行します。
ステップ 6 RTMT welcome ウィンドウで Next をクリックします。
ステップ 7 ライセンス契約書に同意するには、 Yes をクリックします。
ステップ 8 RTMT のインストール先を選択します。デフォルト以外の場所にインストールする場合は、Browse をクリックし、別の場所に移動します。 Next をクリックします。
ステップ 9 インストールを開始するには、 Next をクリックします。
設定状況に関するウィンドウが表示されます。Cancel をクリックしないでください。
ステップ 10 インストールを完了するには、 Finish をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
ツール(RTMT)を使用すると、ユーザ プリファレンスやダウンロードされたモジュールの jar ファイルは、クライアント マシンにローカルに保存されます。システムはプロファイルを Cisco Unified Presence Server データベースに保存するので、RTMT のアップグレード後もこれらの項目に RTMT でアクセスできます。
ヒント 互換性を確保するため、クラスタ内のすべてのサーバ上で Cisco Unified Presence Server をアップグレードした後に RTMT をアップグレードすることをお勧めします。
ステップ 1 Cisco Unified Presence Server の管理ページで、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択します。
ステップ 3 Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool-Windows の [ダウンロード] リンクをクリックします。Linux オペレーティング システムを実行しているコンピュータに RTMT ツールをインストールする場合は、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool-Linux の [ダウンロード] リンクをクリックします。
ステップ 4 実行ファイルを適切な場所にダウンロードします。
ステップ 5 デスクトップに表示された RTMT アイコンをダブルクリックするか、ファイルのダウンロード先のディレクトリから RTMT インストール ファイルを実行します。
ステップ 6 [Real Time Monitoring Tool の InstallShield ウィザードへようこそ]ウィンドウで Next をクリックします。
ステップ 7 アップグレードの場合はインストール先を変更できないので、 Next をクリックします。
設定状況に関するウィンドウが表示されます。Cancel をクリックしないでください。
ステップ 8 インストール完了ウィンドウで Finish をクリックします。
「関連項目」を参照してください。
Windows クライアントで RTMT をアンインストールするには、[コントロール パネル]の [アプリケーションの追加と削除] を使用します([スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除])。
KDE や Gnome クライアントを使用した Red Hat Linux で RTMT をアンインストールするには、タスクバーから Start > Accessories > Uninstall Real-time Monitoring tool の順に選択します。
「関連項目」を参照してください。
RTMT を使用する前に、クラスタ内の各ノードで Cisco AMC Service をアクティブにする必要があります。Cisco Unified Presence Server Serviceability から Tools > Service Activation の順に選択し、 Cisco AMC Service チェックボックスをオンにします。 Update をクリックします。
ステップ 1 プラグインをインストールした後、次のいずれかの操作を実行します。
• Windows デスクトップで、 Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool アイコンをダブルクリックします。
• [スタート]>[プログラム]> Cisco CallManager Serviceability > Real-Time Monitoring Tool > Real-Time Monitoring Tool の順に選択します。
Real-Time Monitoring Tool Login ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Host IP Address フィールドに、ファースト ノードの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 3 User Name フィールドに、CCMAdministrator アプリケーションのユーザ名を入力します。たとえば、このユーザのデフォルトのユーザ名は、 CCMAdministrator です。
ステップ 4 Password フィールドに、CCMAdministrator アプリケーションのユーザ名に対応するユーザ パスワードを入力します。
(注) 認証に失敗した場合、またはサーバに到達できない場合は、サーバと認証の詳細を再入力するように求められます。また、Cancel ボタンをクリックして、アプリケーションを終了することもできます。認証に成功した場合は、RTMT により、ローカル キャッシュまたはリモート ノードからモニタリング モジュールが起動されます。リモート ノードは、バックエンドの Cisco Unified Presence Server バージョンと一致するモニタリング モジュールがローカル キャッシュに含まれていない場合に使用されます。
ステップ 5 アプリケーションがサーバのリッスンに使用するポートを入力します。デフォルト設定は 8443 です。
ステップ 6 Secure Connection チェックボックスをオンにします。
ステップ 8 Yes をクリックして、証明書ストアを追加します。
ステップ 9 RTMT で実行できる操作については、次のリストを参照してください。
• 電子メール アラートのためのメール サーバを設定する場合は、「電子メール通知の設定」を参照してください。
• 構成プロファイルを作成する場合は、「構成プロファイルの追加」を参照してください。
• 事前定義オブジェクトをモニタする場合は、「事前定義オブジェクトの操作」を参照してください。
• デバイスを操作する場合は、「デバイスの操作」を参照してください。
• アラートを操作する場合は、「RTMT でのアラート設定」を参照してください。
• パフォーマンス モニタリング オブジェクトを操作する場合は、「パフォーマンス モニタリングの設定と使用」を参照してください。
• トレースを収集して表示する場合は、「RTMT の トレース収集とログ集中管理」を参照してください。
• SysLog Viewer を使用する場合は、「RTMT SysLog Viewer の使用」を参照してください。
• RTMT のトレース設定値を設定する場合は、 Edit > Trace Setting の順に選択します。適切なオプション ボタンをクリックします。
• ウィンドウの左側に表示される Quick Launch Channel ペインを非表示にするには、 Edit > Hide Quick Launch Channel の順に選択します。
一度非表示にした Quick Launch Channel を表示するには、 Edit > Hide Quick Launch Channel の順に選択します。
• 1 つのモニタリング ウィンドウを閉じるには、 Window > Close の順に選択します。表示されているすべてのモニタリング ウィンドウを閉じるには、 Window > Close All Windows の順に選択します。
• RTMT ウィンドウから Cisco Unified Presence Server の管理ページまたは Cisco Unified Presence Server Serviceability にアクセスするには、 Application > CCMAdmin webpage (または CCM Serviceability webpage )の順に選択します。
• RTMT から Serviceability Report Archive オプションにアクセスするには、 System > Report Archive の順に選択します。[セキュリティの警告]ウィンドウが表示されたら、 [はい] をクリックします。サーバの管理ユーザ名とパスワードを入力し、 OK をクリックします。
• インストールされている RTMT のバージョンを確認するには、 Help > About の順に選択します。バージョン情報がウィンドウに表示されます。情報を確認したら、 OK をクリックします。
• RTMT のマニュアルにアクセスするには、 Help > Help Topics (または For this Window )の順に選択します。RTMT または Cisco Unified Presence Server Serviceability の詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability システムガイド 』および『 Cisco Unified Presence Server サービスアビリティ アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
• JVM 情報をモニタするには、 System > JVM Information の順にクリックします。JAVA ヒープ メモリの使用状況がウィンドウに表示されます。 OK をクリックします。
• RTMT からログアウトするには、 System > Log Off の順に選択します。この操作を実行すると、現在のユーザがログオフされ、Real-Time Monitoring Tool Login ウィンドウが表示されます。
• アプリケーションを終了するには、 System > Exit の順に選択します。この操作を実行すると、アプリケーションが終了します。
「関連項目」を参照してください。
ステップ 1 Mail Server フィールドに、電子メールの受信者の情報を入力します。
ステップ 2 Port フィールドに、メール サーバのポート番号を入力します。
「関連項目」を参照してください。
RTMT を初めてロードすると、CM-Default という名前のデフォルト設定が適用されます。RTMT を初めて使用すると、CM-Default プロファイルが使用され、モニタ ペインに要約ページが表示されます。
独自の構成プロファイルを作成する方法については、「構成プロファイルの追加」を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
RTMT で複数のモニタリング ウィンドウ(CPU & Memory やパフォーマンス カウンタなど)を開いた後、独自の構成プロファイルを作成すると、これらのウィンドウを個別に開かなくても 1 つの操作でこれらのモニタリング ウィンドウを復元できます。同じ RTMT セッションで複数の異なるプロファイルを切り替えたり、後続の RTMT セッションで同じプロファイルを使用したりすることもできます。
ステップ 1 System > Profile の順に選択します。
Save Current Configuration ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 Configuration name フィールドに、この構成プロファイルの名前を入力します。
ステップ 4 Configuration description フィールドに、この構成プロファイルの説明を入力します。
「関連項目」を参照してください。
構成済みのプロファイルを復元するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > Profile の順に選択します。
復元された構成に対する、あらかじめ用意されている設定やパフォーマンス モニタリング カウンタのすべてのウィンドウが開きます。
「関連項目」を参照してください。
構成済みのプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > Profile の順に選択します。
「関連項目」を参照してください。
ツール(RTMT)には、システムの状況をモニタするデフォルトのモニタリング オブジェクトのセットが用意されています。デフォルト オブジェクトには、パフォーマンス カウンタや Cisco Unified Presence Server でサポートされているサービスについての重要なイベント ステータスが含まれています。
カテゴリ(つまり、事前定義オブジェクト)のモニタリング ペインには、事前定義モニタリング オブジェクトのアクティビティが表示されます。カテゴリの情報を表示する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 カテゴリを表示またはモニタするには、次のいずれかの操作を実行します。
• Quick Launch Channel で View タブをクリックします。次に、Summary、Server、Call Process などのカテゴリをクリックします。カテゴリのアイコンが表示されている場合は、アイコンをクリックして、モニタする情報を表示します。
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
• 表示するカテゴリに応じて、次の 表7-1 から、いずれかのオプションを選択します。
|
|
|
---|---|---|
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server に適用されません。 |
||
Monitor > Server > CPU and Memory(または Process、Disk Usage、Critical Services) |
• CPU and Memory:メモリと CPU の使用状況を表示します。 • Process:プロセス名、プロセス ID(PID)に加え、プロセス、常駐メモリ、共有メモリ、および Nice(レベル)によって使用されている CPU とメモリの割合を表示します。 |
|
Monitor > Service > Cisco TFTP(または Heartbeat、Database Summary) |
• Cisco TFTP:クラスタ内の各 Cisco Unified Presence Server サーバの Cisco TFTP ステータスを表示します。TFTP 要求合計、検出された TFTP 要求合計、中止された TFTP 要求合計などの項目が含まれます。 • Heartbeat:Cisco Unified Presence Server、Cisco TFTP、Cisco Presence Server Attendant Console サービスのハートビート情報を表示します。 • Database Summary:Cisco Unified Presence Server 上のデータベースに関する要約情報を表示します。データベースのキューに登録された接続要求、メモリのキューに登録された接続要求、接続されたクライアントの合計数、およびキュー登録中にリセットされたデバイスの数などの項目が含まれます。 |
|
perfmon カウンタの使用方法の詳細については、「パフォーマンス モニタリングの設定と使用」を参照してください。 |
ステップ 2 一部のカテゴリでは、特定のサーバやデバイス タイプを選択してモニタできます。特定のサーバやデバイス タイプを選択してモニタするには、表示されたペインで次のいずれかの操作を実行します。
• CPU and Memory Usage ペイン:特定のサーバの CPU やメモリの使用状況をモニタするには、Host ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。
• Disk Usage ペイン:特定のサーバのディスク使用状況をモニタするには、Host ドロップダウン リスト ボックスの Disk Usage からサーバを選択します。
• Critical Services ペイン:特定のサーバの重要なサービスをモニタするには、Host ドロップダウン リスト ボックスの Critical Services からサーバを選択します。
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
「関連項目」を参照してください。
(注) 現在のバージョンの RTMT にある Device のオプションは、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
(注) 現在のバージョンの RTMT にある Phone Information のオプションは、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
(注) 現在のバージョンの RTMT にある Device Properties のオプションは、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
Cisco Unified Presence Server は、カウンタをポーリングしてステータス情報を収集します。RTMT monitoring ペインでは、パフォーマンス モニタリング カウンタのポーリング間隔を設定します。
(注) ポーリング レートの頻度を高くすると、Cisco Unified Presence Server のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。図形式でパフォーマンス カウンタをモニタする場合、最小ポーリング レートは 5 秒です。表形式で パフォーマンス カウンタをモニタする場合、最小レートは 1 秒です。デフォルト値はいずれも 10 秒です。
デバイスのデフォルト値は 10 分です。
ステップ 1 RTMT monitoring ペインに、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
ステップ 2 デバイスをクリックし、 Edit > Polling Rate の順に選択します。
ステップ 3 Polling Interval ペインで、使用する時間間隔を指定します。
「関連項目」を参照してください。
(注) 現在のバージョンの RTMT にあるオプションの一部は、Cisco Unified Presence Server に適用されません。
カテゴリを使用すると、パフォーマンス モニタリング カウンタをモニタできます。たとえば、Cisco UPS SIP Proxy カテゴリでは、SIP プロキシのパフォーマンス モニタリング カウンタをグラフ形式でモニタできます。それ以上のカウンタを使用する場合は、新しいカテゴリを設定して、データを表形式で表示できます。
ステップ 1 Performance Monitoring または Devices ツリー階層を表示します。
ステップ 2 Edit > Add New Category の順に選択します。
ステップ 3 カテゴリ名を入力し、 OK をクリックします。
• 「関連項目」を参照してください。
• 名前を変更するカテゴリのタブを右クリックし、 Rename Category を選択します。
• 名前を変更するカテゴリのタブをクリックし、 Edit > Rename Category の順に選択します。
ステップ 2 新しい名前を入力し、 OK をクリックします。
• 「関連項目」を参照してください。
• 削除するカテゴリのタブを右クリックし、 Remove Category を選択します。
• 削除するカテゴリのタブをクリックし、 Edit > Remove Category の順に選択します。
「関連項目」を参照してください。
「関連項目」を参照してください。
• 「ポーリング レート パフォーマンス モニタリング カウンタの設定」