この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、ルータの ROM モニタ モード(ROMMON)でルータを回復する方法について説明します。
• 「概要」
Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータの RSP カードに新しいソフトウェアをインストールする標準的な方法は、管理 EXEC モードで install コマンドを使用することです。ただし、RSP カードが Cisco IOS XR ソフトウェアをブートできない場合や、既存のソフトウェアを完全に置き換える場合は、RSP カードが ROM モニタ モードになっている間に、ソフトウェアを再インストールできます。ROM モニタ モードで Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合は、vm ファイル拡張子を持つ特殊なソフトウェア インストール ファイルを使用する必要があります。これらのファイルは、 vm ファイル と呼ばれます。ROM モニタ モードではパッケージ インストール エンベロープ(PIE)ファイルにソフトウェアをインストールできません。
(注) ROM モニタ モードで vm ファイルを使用したインストールは、システムの RSP カードだけから実行する必要があります。
Cisco IOS XR のソフトウェアとバージョン情報を取得するには、次の URL で使用可能な Cisco Software Delivery System(SDS)を使用します。
http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Tree.x?mdfid=279017029&mdfLevel=null&treeName=Routers&modelName=Cisco%20IOS%20XR%20Software&treeMdfId=268437899
Cisco IOS XR ソフトウェア イメージを検索するには、次のようにします。
• [Cisco IOS XR software] を選択するか、[Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Routers] の下にある任意のエントリを選択します。
• Cisco IOS XR ソフトウェアを選択して、イメージの tar ファイルを表示するか、他のカテゴリ選択して、他のファイルを表示します。
表 2-1 に、ROMMON からインストールできるソフトウェア パッケージを示します。
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このパッケージには、Cisco IOS XR ユニキャストルーティング コア バンドルの 2 つのコピーが含まれています。1 つのコピーは PIE1 ファイル形式になっており、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Configuration Guide 』の「Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software」で説明されているように、Cisco IOS XR の実行中にインストールされます。もう 1 つのコピーは、ROM モニタからインストールできる vm ファイルにあります。このパッケージには、(PIE ファイル形式の)Cisco IOS XR MPLS、Manageability、およびマルチキャスト パッケージも含まれます。 |
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このパッケージには、(PIE ファイル形式の)Cisco IOS XR セキュリティ パッケージに加えて Cisco IOS XR IP/MPLS コア ソフトウェア パッケージのすべてが含まれます。 |
表 2-1 に、tar ファイル名拡張子を持つファイルで配布されるパッケージを示します(tar ファイルは、UNIX の tar ユーティリティでアセンブルされます)。tar ファイルをダウンロードしたら、パッケージのファイルをインストールする前に、ソフトウェア プログラムで tar ファイルを解凍する必要があります。
ROM モニタからインストールできるファイルには、vm 拡張子が付いています。これらのファイルには、Cisco IOS XR ユニキャスト ルーティング コア バンドルに組み込まれたソフトウェアが含まれています。パッケージの他のファイルは PIE ファイルです。
(注) tar ファイルには、PIE ファイルと vm ファイルの両方が含まれています。ルータが正しく動作している場合、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Configuration Guide』の「Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software」で説明されているように、ルータのトラフィックをほとんど、またはまったく中断せずに、適切な PIE ファイルを使用してソフトウェアをインストールできます。ルータが Cisco IOS XR ソフトウェアをブートできない場合は、最初に vm ファイルを使用してコア ソフトウェアをインストールしてから、ルータで EXEC モードを開始した後で PIE ファイルを使用して追加のパッケージをインストールします。
platform - bundle_name - major.minor.maintenance.tar
表 2-2 で、tar ファイル名の構成要素について説明します。
Cisco ASR 9000 シリーズ アグリゲーション サービス ルータの vm ファイル名の形式は、次のとおりです。
platform-package_name.vm-major.minor.maintenance
表 2-3 で、他のファイル名の構成要素について説明します。
TURBOBOOT 環境変数は、ROM モニタ モードでソフトウェアのインストール プロセスを自動化し、ソフトウェア インストール用のブート デバイス(宛先ディスク)などのインストールの設定を確認します。次に、TURBOBOOT 環境変数の構文を示します。
TURBOBOOT=on, { boot-device } , [ format | clean ],[ nodisablebreak ]
上記の例では、TURBOBOOT 変数は on に設定されていて、ブート デバイス(宛先ディスク)は disk0: 内のフラッシュ ディスクです。インストール プロセスによってディスクがフォーマットされ、インストール プロセスを早期に終了できます。
TURBOBOOT 変数の 4 つの主要な引数とキーワードは、次のとおりです。
• on : vm イメージを使用した RSP のブート時に、Cisco IOS XR ソフトウェア パッケージをインストールしてアクティブにします。
• boot-device :ソフトウェアをインストールするための宛先ディスクを選択します。詳細については、「ブート デバイス(宛先)について」を参照してください。
(注) デフォルトのブート デバイス ディスクは disk0: です。
• [ format | clean ]: clean オプションを選択すると、Cisco IOS XR ソフトウェアは完全に置き換えられますが、コンフィギュレーション ファイルも含め、ディスクの他のファイルはすべて維持されます。 format オプションを選択すると、Cisco IOS XR ソフトウェアは完全に置き換えられ、管理コンフィギュレーションだけが維持されます。すべてのコンフィギュレーション ファイルとすべてのユーザ ファイルを含め、ディスク上の他のファイルはすべて削除されます。管理コンフィギュレーションには、デフォルトの SDR 名およびインベントリを判別するコンフィギュレーションが含まれています。
• [ nodisablebreak ]: nodisablebreak フラグが追加されると、TURBOBOOT 変数を使用したインストール プロセスは。端末から中断を送信することで、早期に終了できます。デフォルトでは、端末から中断は無視されます。
詳細については、「環境変数の設定」を参照してください。
ブート デバイスは、Cisco IOS XR ソフトウェアがすべての RSP にインストールされている場所を決定します。システムは、ブート デバイスを使用して、システム内の他の RSP カードにソフトウェアをインストールします。追加のソフトウェアまたはソフトウェア アップグレードは、同じブート デバイスに自動的に保存されます。
ROM モニタ モードで Turboboot メソッドを使用して Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合は、ルータの ブート デバイス を指定する必要があります。ブート デバイスは、Cisco IOS XR ソフトウェアがインストールされている RSP カードのローカル ディスクです。
Cisco IOS XR パッケージはブート デバイス(disk0: または disk1:)にインストールされ、最小ブート イメージ(MBI)は bootflash: デバイスにインストールされます。MBI には低レベルの Cisco IOS XR ドライバが含まれます。その後、ルータで完全な Cisco IOS XR ソフトウェア環境を使用できるようになります。ROM モニタ ソフトウェアは bootflash: デバイスから MBI をロードします。
• MBI は常に bootflash: デバイスにインストールされます。
• Cisco ASR 9000 シリーズ ルータでサポートされるブート デバイスは disk0: と disk1: です。
• TURBOBOOT 変数の使用と構文の詳細については、「TURBOBOOT 変数について」を参照してください。
TURBOBOOT メソッドを使用して Cisco IOS XR ソフトウェアをブート デバイスにインストールすると、すべての追加のソフトウェアとソフトウェア アップグレードは、同じブート デバイスに自動的にインストールおよび同期され、変更できません。次に例を示します。
• disk0 を指定して TURBOBOOT 変数を使用して(TURBOBOOT=on,disk0)Cisco IOS XR ソフトウェアを RSP カードにインストールすると、すべてのパッケージが disk0: にインストールされ、ブート デバイスは disk0: になります。
• disk1 を指定して TURBOBOOT 変数を使用して(TURBOBOOT=on,disk1)Cisco IOS XR ソフトウェアを RSP カードにインストールすると、すべてのパッケージが disk1: にインストールされ、ブート デバイスは disk1: になります。
• Cisco IOS XR ソフトウェアをブートした後で、ブート デバイス以外の場所にパッケージを追加することは できません 。たとえば、disk1: では DSC をブートできず、disk0: にパッケージを追加できません(またはその逆)。
(注) disk0: をブート デバイスとして使用することを推奨します。disk0: は、ほとんどの RSP にプレインストールされています。これによって、システム全体にソフトウェア パッケージを保管するために正しいディスクが使用されます。
• 「Cisco ASR 9000 シリーズ ルータのインストールの概要」
• 「TFTP サーバ イメージから Cisco ASR 9000 シリーズ ルータへの再インストール」
• 「次の作業」
ROM モニタ モードでソフトウェアを再インストールする場合、次のいずれかの手順を実行できます。
• TFTP サーバ上の vm ファイルから RSP に Cisco IOS XR ソフトウェアをロードします。
• vm ファイルをローカル ストレージ デバイスに転送し、そのストレージ デバイスから RSP に Cisco IOS XR ソフトウェアをロードします。
TFTP サーバから RSP に Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする場合は、次のタスクを実行する必要があります。
1. EXEC モードにしたままルータ コンフィギュレーションをバック アップします。
2. cfs check コマンドを使用してコンフィギュレーション ファイル システムの健全性を確認します。
3. ROM モニタ モードですべての RSP を配置します。
4. ROM モニタ モードで、すべての RSP カードの BOOT および TFTP_FILE ROM モニタ環境変数をクリアします。ディスク ミラーリングがイネーブルの場合、BOOT_DEV_SEQ_OPER と MIRROR_ENABLE ROM モニタ環境変数をクリアして、ディスク ミラーリングをディセーブルにします。
(注) TURBOBOOT 変数を使用して Cisco IOS XR のインストールが完了した後で、ディスク ミラーリングを復元します。ディスク ミラーリングを復元するには、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用します。mirror コマンドの詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
5. すべての RSP カードを MBI 確認ブート モードまたは EXEC モードに設定するには、ROM モニタ モードで confreg コマンドを使用します。
6. アクティブ RSP で、管理イーサネット インターフェイス用の IP パラメータ( IP_ADDRESS 、 DEFAULT_GATEWAY 、 IP_SUBNET_MASK )を設定します。これらの変数は ROM モニタで設定され、TFTP サーバにアクセスする必要があります。
7. アクティブ RSP で、インストール時にブート ディスクをクリーニングするかフォーマットするには、TURBOBOOT 環境変数を設定します。推奨されるブート デバイスは disk0:です。
8. アクティブ RSP で、TFTP サーバの vm ファイルから Cisco IOS XR ソフトウェアをブートします。
9. Cisco IOS XR ソフトウェアをブートするには、他の RSP をすべてリセットします。RSP カードのリセットについては、「EXEC モードまたは MBI 確認モードへのリセット」を参照してください。
(注) Cisco IOS XR ソフトウェアのブート後に、TURBOBOOT プロセスは、TURBOBOOT 環境変数の設定に基づいてブート デバイスをクリーニングまたはフォーマットします。
10. ディスク ミラーリングをステップ 4. でディセーブルにした場合は、復元します。ディスク ミラーリングを復元するには、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用します。 mirror コマンドの詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference 』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
TFTP サーバから Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールするには、「TFTP サーバ イメージから Cisco ASR 9000 シリーズ ルータへの再インストール」を参照してください。
Cisco IOS XR ソフトウェアは、TFTP サーバにある vm ファイルから直接再インストールできます。説明に正確に従って、この項の手順を実行します。
TFTP サーバ イメージから Cisco IOS XR ソフトウェアを再インストールする前に、次の前提条件を満たしていることを確認してください。
• Cisco ASR 9000 シリーズ ルータの ROM モニタ ファームウェアに、インストールする Cisco IOS XR ソフトウェア イメージとの互換性があること。詳細については、「FPD PIE を使用した ROM モニタのアップグレードまたはダウングレード」を参照してください。
– RSP にある管理イーサネット インターフェイスの IP アドレス
– RSP にある管理イーサネット インターフェイスのサブネット マスク
– ソフトウェアのダウンロード元となる TFTP サーバの IP アドレス
– ルータにインストールされる vm インストール ファイルのファイル名およびディレクトリ
– システムのブート デバイス。詳細については、「ブート デバイス(宛先)について」を参照してください。
1. EXEC モードにしたままルータ コンフィギュレーションをバック アップします。
2. コンフィギュレーション ファイルシステムの健全性を確認します。
3. ROM モニタ モードですべての RSP を配置します。
b. config-register boot-mode rom-monitor location all
4. すべての RSP の ROM モニタ環境変数をクリアします。
5. ディスク ミラーリングがイネーブルの場合、ディスク ミラーリングをディセーブルにするには、 BOOT_DEV_SEQ_OPER と MIRROR_ENABLE ROM モニタ環境変数をクリアします。
(注) TURBOBOOT 変数を使用してインストールが完了した後で、ディスク ミラーリングを復元します。ディスク ミラーリングを復元するには、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用します。mirror コマンドの詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
6. RSP で、ROM モニタ モードでの使用のために管理イーサネット インターフェイスを設定する環境変数を設定します。
c. DEFAULT_GATEWAY= ip_address
a. TFTP_VERBOSE =print_setting
b. TFTP_RETRY_COUNT =retry_count
e. TFTP_SERVER = server_ip_addr
a. TURBOBOOT=on, disk0, options
9. RSP で TFTP サーバにある vm イメージをブートします。
boot tftp:// server / directory / filename
10. Cisco IOS XR ソフトウェアをブートするには、他の RSP をすべてリセットします。
b. 指示に従って、 confreg コマンド プロンプトに応答します。EXEC モードにリセットするには、ブート タイプとして 2 を選択します。
11. ディスク ミラーリングをステップ 6. でディセーブルにした場合は、復元します。ディスク ミラーリングを復元するには、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用します。 mirror コマンドの詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference 』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
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(任意)現在のルータ コンフィギュレーションを保存するには、EXEC モードで別のディスクにコピーします。 詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide 』の「Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software」を参照してください。 |
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です。 | ||
ROM モニタ モードですべての RSP カードを配置します。 config-register boot-mode rom-monitor location all RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# config-register boot-mode rom-monitor location all |
詳細については、「コンフィギュレーション レジスタのリセットおよび ROM モニタ モードへの RSP カードのリロード」を参照してください。 |
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システムのすべての RSP カードで、TURBOBOOT 変数を使用したインストールの準備ができていることを確認します。システム(LCC)の RSP カードごとに繰り返します。 コマンドでエラー メッセージが表示される場合は、変更しようとしている変数が設定されていない可能性があります。この場合は、メッセージを無視して続行します。 |
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ディスク ミラーリングがイネーブルの場合、ROM モニタ環境変数 BOOT_DEV_SEQ_OPER と MIRROR_ENABLE をクリアします。 rommon B1> unset BOOT_DEV_SEQ_OPER |
ディスク ミラーリングがイネーブルの場合、ディスク ミラーリングをディセーブルにするには、 BOOT_DEV_SEQ_OPER と MIRROR_ENABLE ROM モニタ環境変数をクリアします。 』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。 |
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RSP カードで、ROM モニタ モードでの使用のために管理イーサネット インターフェイスを設定する環境変数を設定します。 |
表示されるように、これらの設定を正確に入力します。すべての変数名で大文字と小文字が区別されます。 • RSP カードの管理イーサネット インターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
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(任意)表示されるように、これらの設定を正確に入力します。すべての変数名で大文字と小文字が区別されます。 • TFTP_VERBOSE は、プリンタを設定します。 0 は quiet、 1 は progress(デフォルト)、 2 は verbose です。 • TFTP_RETRY_COUNT は、ARP および TFTP のリトライ回数を設定します(デフォルトは 18)。 • TFTP_TIMEOUT は、操作の全体的なタイムアウトを秒単位で設定します(デフォルトは 7200)。 • TFTP_CHECKSUM は、イメージでチェックサム テストを実行するかどうかを指定します。 0 は no、 1 は yes です。 • TFTP_SERVER は、ブート可能なソフトウェア イメージがある TFTP サーバの IP アドレスを設定します。 • TFTP_MGMT_INTF は、TFTP に使用する RSP カード管理 LAN ポートを決定します。デフォルト値は、ポート 0 です。 |
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TURBOBOOT=on, boot-device , options |
TURBOBOOT パラメータを設定して、コンフィギュレーションを保存します。各パラメータはカンマ(,)で区切ります。これらのパラメータは、次のとおりです。 • TURBOBOOT 変数を使用してインストール プロセスをイネーブルにするには、 on を指定します。 • すべてのソフトウェアが RSP カードにインストールされているブート デバイスを指定します。disk0 を推奨します。 • ブート デバイスをフォーマットせずに既存のソフトウェアを置き換えるには、options を clean に置き換えます。 • 既存のソフトウェアを置き換えて、ブート デバイスをフォーマットするには、options を format に置き換えます。 |
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RSP カードで、TFTP サーバにある vm イメージをブートします。 boot tftp:// server / directory / filename rommon B11> boot tftp://223.255.254.254/softdir/comp-asr9k-mini.vm |
ファイルを TFTP サーバから取り出してブート ディスクにインストールします。 • RSP カードでこのコマンドを実行し、TFTP サーバから vm インストール ファイルを指定します。 • このプロセスによって、既存のソフトウェア パッケージが削除され、コンフィギュレーション レジスタは EXEC モードにリセットされ、RSP カードがブートされます。 • システムを完全にブートできます。TURBOBOOT 変数を使用したインストール プロセスには時間がかかります。ユーザ名の入力を要求されるか、CLI プロンプトが表示されるまで、コマンドを入力しないでください。 • 「Press RETURN to get started」が 2 回表示されます。最初は、ソフトウェアがメモリにロードされると表示されます。2 回目は、ソフトウェアがディスクにインストールされた後に表示されます。 • RSP カードは、次のメッセージが表示されたときに完全にブートされます。 |
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• confreg コマンドは、コンフィギュレーション レジスタを変更するための一連のプロンプトを表示します。EXEC モードにリセットするには、プロンプトが表示されたらブート タイプとして 2 を選択します。 • ROM モニタ モードのままにするのではなくブート プロセスを自動的に開始するようコンフィギュレーション レジスタを設定します。 |
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「」でディスク ミラーリングをディセーブルにした場合は、復元します。 |
「」でディスク ミラーリングをディセーブルにした場合は、復元します。ディスク ミラーリングを復元するには、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用します。 mirror コマンドの詳細については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference 』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。 |
次に、TFTP サーバから Cisco IOS XR ソフトウェアをインストールする例を示します。
RP/0/RSP0
/CPU0:router# cfs check
RSP0
/CPU0:router# admin
RSP0
/CPU0:router(admin)# config-register boot-mode rom-monitor location all
RSP0
/CPU0:router(admin)# reload location all
すべての RSP の ROM モニタ環境変数をクリアします。
ディスク ミラーリングの ROM モニタ環境変数をクリアします。
(注) TURBOBOOT 変数を使用してインストールが完了した後で、ディスク ミラーリング設定を復元します。ディスク ミラーリングは、グローバル コンフィギュレーション モードで mirror コマンドを使用して復元されます。mirror コマンドの詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Command Reference』の「Boot Commands on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
RSP の ROM モニタ管理イーサネット インターフェイスを設定するよう IP 環境変数を設定します。
RSP で TURBOBOOT 変数を使用してインストール プロセスをイネーブルにします。次に、指定された TFTP サーバで指定された vm ファイルを使用してルータをブートする例を示します。
Cisco IOS XR ソフトウェアをブートするには、他の RSP をすべてリセットします。
指示されたとおりにプロンプトに応答します。EXEC モードで RSP カードをブートするには、ブート タイプとして 2 を設定します。
システムが起動し、EXEC モードになったら、RSP カードですべての CLI コマンドを実行できます。
(注) 前のルータ コンフィギュレーションがない場合は、ブート プロセスの完了時にルート システムのユーザ名およびパスワードを入力する必要があります。
ソフトウェアを再インストールしたら、インターフェイスを確認して、パッケージをインストールするか他の設定作業を実行できます。
• インターフェイスが起動し、正しく設定されていることを確認する方法については、『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide』の「 Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software 」の「 Verifying the System Interfaces」を参照してください。
• 必要に応じて PIE ファイルから追加のソフトウェアをインストールします。詳細については、『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Management Configuration Guide』の「Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software」を参照してください。
• ルータを完全に設定するために必要な追加のマニュアルの一覧については、 関連資料を参照してください。
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次の場所にある『 What's New in Cisco Product Documentation』の「Obtaining Additional Publications and Information」 |
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『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide 』の「 Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software 」 |
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『 Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Getting Started Guide 』の「 Managing the Router Hardware 」 |