Cisco Unified Communications Manager Assistant for Cisco Unified Communications Manager 6.0
使用中の Cisco Unified Communications Manager Assistant モードの識別
共有回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant の使用方法
プロキシ回線モードでの Cisco Unified Communications Manager Assistant の使用方法
Cisco Unified Communications Manager Assistant は、共有回線モードまたはプロキシ回線モードのどちらかで動作するように、システム管理者によって設定されています。共有回線モードでは、アシスタントは、共有電話番号(回線)を使用してコールを管理します。プロキシ回線モードでは、アシスタントは、別の番号(回線)をプロキシとして使用してコールを管理します。
このマニュアルでは、使用中の Cisco Unified
Communications Manager Assistant モードの識別方法、およびモードごとに電話機で使用できる機能の概要を示します。
電話機で使用している Cisco Unified Communications Manager Assistant モードを識別するには、LCD ディスプレイの左下隅にある[マネージャステータス]メニューを確認します。
LCD ディスプレイのステータス ウィンドウにアイコン(ベルまたは線で消されたベル)が 1 つだけ表示されている場合は、共有回線モードで Cisco Unified Communications Manager Assistant を使用しています。
LCD ディスプレイのステータス ウィンドウに複数のアイコンが表示されている場合は、プロキシ回線モードで動作中です。
次の項に、共有回線モードでCisco Unified
Communications Manager Assistant を使用するマネージャが利用できる機能の概要を示します。
[リダイレクト] ソフトキーを押すと、コールを転送先にリダイレクトできます。アシスタントの電話番号など、転送先の設定は、マネージャの設定画面で行います。マネージャの設定画面にアクセスするには、システム管理者より提供された URL、ユーザ名、およびパスワードを使用します。URL をコンピュータの Microsoft Internet Explorer ブラウザ ウィンドウで開きます。次に、ログインします。
(注) 指示があった場合は、「内容を常に信頼する」チェックボックスをオンにして、[はい]をクリックします。
電話機で呼び出し音の消音および消音解除を行うには、[サイレント]ソフトキーを押して、サイレント機能のオン/オフを切り替えます。ベルの形のアイコンはサイレントが「オフ」(呼び出し音がオン)であることを示し、ベルが線で消されているアイコンはサイレントが「オン」(呼び出し音がオフ)であることを示します。
電話機には、コールを処理するための追加のソフトキーが表示されます。共有回線モードで Cisco Unified Communications Manager Assistant を使用しているときは、電話機で次の機能にアクセスできます。
次の項に、プロキシ回線モードで Cisco Unified
Communications Manager Assistant を使用するマネージャが利用できる機能の概要を示します。
マネージャの設定画面にアクセスするには、システム管理者より提供された URL、ユーザ名、およびパスワードを使用します。URL をクリックし、ログインします。
(注) 指示があった場合は、「内容を常に信頼する」チェックボックスをオンにして、[はい]をクリックします。
Cisco Unified Communications Manager Assistant は、可能な場合は常に、アクティブ アシスタントをデフォルトのアシスタントとして割り当てます。デフォルトのアシスタントが有効でない場合、Cisco Unified Communications Manager Assistant は、別のアシスタントを割り当てます。
1. マネージャの設定画面で、[デフォルトのアシスタント]タブを選択します。
フィルタ リストを使用すると、マネージャに送信されるコールとアシスタントに送信されるコールを選択できます。
1. マネージャの設定画面で、[包含フィルタ]タブまたは[排他フィルタ]タブを選択します。
– ホウガン:包含フィルタ リストの数字と一致するコールはマネージャに送信され、その他のコールはアシスタントに送信されます。
– ハイタ:排他フィルタ リストの数字と一致するコールはアシスタントに送信され、その他のコールはマネージャに送信されます。
マネージャのコールを処理するアシスタントは、Cisco Unified Communications Manager Assistant Console アプリケーションにログインし、オンラインの状態である必要があります。アクティブ アシスタントがログアウトしている、またはオフラインになっている場合は、Cisco Unified Communications Manager Assistant は別のアシスタントの割り当てを試みます。
マネージャは常に Cisco Unified Communications Manager Assistant 機能にログインしています。
アクティブ アシスタントとは、現在、マネージャに代わってコールを処理しているユーザです。
複数のアシスタントがいる場合は、どのアシスタントが現在アクティブであるかを識別することができます。識別するには、電話機の [サービス] ボタンを押し、[Assistant Service]を選択します。オプション 3 を使用してアクティブ アシスタントを確認します。
[マネージャステータス]メニューからオプション 3 を選択します。アクティブ アシスタントを変更するには、有効なアシスタントのリストから別のアシスタントを選択します。選択が終了したらメニューを終了します。
すべてのアシスタントが有効でない場合は、電話機の[マネージャステータス]メニューにある[アシスタント]アイコン(最も左側のアイコン)が線で消された状態になります。コール処理のサポートは、アシスタントがログインするとすぐに再開されます。
ステータス ウィンドウの上部ペインに、次のアシスタントモニタ メッセージが表示されます。
• 「アシスタントモニタ - オン」:現在アクティブなリダイレクトされたコールはありません。
• 「発信元」と発信者の ID:アシスタントの電話機で、リダイレクトされたコールが呼び出し中です。 [キャッチ] ソフトキーを押すと、すぐにコールを割り込んで受信できます。
• アラート トーン:リダイレクトされたコールが着信すると、「発信元」情報の表示に加えて、アラート音が再生されます。
アラート音をオンにするには、[サービス]ボタンを押し、[アラートトーン]を[オン]に設定します。
• 発信者の ID とタイマー:アシスタントがリダイレクトされたコールに応答しました。
[マネージャステータス]メニューに、次のアイコンが左から右の順番に表示されます。
• アシスタント:人の形のアイコンは、アシスタントが「アクティブ」であり、コールを処理する準備ができていることを示します。同じアイコンで線で消されているものは、現在有効なアシスタントがいないことを示します。
• コール フィルタリング:円の中が網目のアイコンは、フィルタリングが「オン」であることを示します。白抜きの円のアイコンは、「オフ」であることを示します。この機能のオン/オフ切り替えには、[マネージャステータス]メニュー電話サービスを使用します。
• サイレント:ベルの形のアイコンはサイレントが「オフ」(呼び出し音がオン)であることを示し、ベルが線で消されているアイコンは「オン」(呼び出し音がオフ)であることを示します。電話機で呼び出し音の消音および消音解除を行うには、 [サイレント] ソフトキーを押して、この機能のオン/オフを切り替えます。
• すべて転送:障害物によって下向きに曲がっている矢印のアイコンは、すべて転送が「オン」であることを示します。矢印が直線のアイコンは「オフ」であることを示します。この機能のオン/オフ切り替えには、 [アシスタント] ソフトキーを押します。
電話機には、コールを処理するための追加のソフトキーが表示されます。プロキシ回線モードで Cisco Unified Communications Manager Assistant を使用しているときは、電話機で次の機能にアクセスできます。
アシスタントの電話機で呼び出し中のコールを割り込んで受信するには、 [キャッチ] ソフトキーを押します。
アシスタントモニタ ウィンドウにメッセージ「発信元」が表示されていないか確認します。このメッセージは、リダイレクトされたコールがアシスタントの電話機で呼び出し中であることを示しています。割り込んで受信は、呼び出し中のコールに対しては可能ですが、接続済みのコールに対してはできません。