Cisco CallManager Release 4.2(1) インストレーション ガイド
Cisco CallManager のインストールに関する FAQ 情報
Cisco CallManager のインストールには、どのくらいの時間を要しますか
Cisco CallManager のインストールはどのように実行されるのですか
シスコがインストールをサポートしているのは、どのようなサーバですか
Cisco CallManager のほかに別のソフトウェアをサーバにインストールできますか
Cisco CallManager サーバを Windows ドメインのメンバに追加できますか
クラスタ内のあるサーバを Domain Controller として構成してもよいですか
Terminal Services、Virtual Network Computing、および Integrated Lights Out を使用してリモートでアプリケーションをインストールできますか
インストール時に問題が発生した場合は、どのようにすればよいのですか
Cisco CallManager Release 4.2 のインストールの実行
サードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、およびセキュリティ エージェントの無効化
パブリッシャ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール
サブスクライバ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール
継続的なシステム管理のためのサービス リリースおよびホットフィックスのダウンロード
Cisco CallManager サービス リリースのインストール(cisco.com で入手できる場合)
サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示
Cisco CallManager セキュリティ エージェントのインストール
Cisco CallManager Music On Hold Disk の使用方法およびダウンロード
サードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、およびセキュリティ エージェントの再有効化
インストール後のクラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加
インストール後のパブリッシャ データベース サーバの置き換え
Java Virtual Machine のインストール要件
Restrict CD-ROM Access to Locally Logged-On User Only セキュリティ ポリシーの無効化
Product Documentation DVD(英語版)
Cisco Technical Support & Documentation Web サイト
Cisco CallManager プロダクト キー:BTOO VQES CCJU IEBI
(注) Cisco CallManager プロダクト キーを、オペレーティング システムのインストール時に入力することにより、Cisco CallManager を専用サーバにインストールできます。Cisco CallManager と Cisco IP Contact Center Express Edition、または Cisco CallManager と Cisco IP Interactive Voice Response を同一サーバ上にインストールする場合は、Cisco Customer Response Solutions(CRS)のインストール マニュアルを参照して、プロダクト キーを調べてください。
本書には、Cisco CallManager を初めてインストールする場合だけでなく、必要に応じて Cisco CallManager を再インストールする場合に有用な情報が記載されています。
• 「Cisco CallManager のインストールに関する FAQ 情報」
–「Cisco CallManager のインストールには、どのくらいの時間を要しますか」
–「Cisco CallManager のインストールはどのように実行されるのですか」
–「シスコがインストールをサポートしているのは、どのようなサーバですか」
–「Cisco CallManager のほかに別のソフトウェアをサーバにインストールできますか」
–「Cisco CallManager サーバを Windows ドメインのメンバに追加できますか」
–「クラスタ内のあるサーバを Domain Controller として構成してもよいですか」
–「Terminal Services、Virtual Network Computing、および Integrated Lights Out を使用してリモートでアプリケーションをインストールできますか」
• 「パブリッシャ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」
• 「サブスクライバ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」
• 「Cisco CallManager サービス リリースのインストール(cisco.com で入手できる場合)」
• 「Cisco CallManager サービスのアクティブ化」
• 「継続的なシステム管理のためのサービス リリースおよびホットフィックスのダウンロード」
• 「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」
• 「Cisco CallManager Music On Hold Disk の使用方法およびダウンロード」
このマニュアルは、「Cisco CallManager 関連資料の入手」にリストされている資料と併せてご使用ください。
青色のテキスト :特定の項や URL にすばやく移動するには、青色で表示されているテキストをクリックします。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
ワンポイント・アドバイス このヒントに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮できます。
この作業が必須であることを示します。作業を行わなかった場合、システム全体にわたる障害や、データおよび設定内容の消失につながる場合があります。
特に指定のない限り、本書では、ベースとなるサーバの型番を使用しています。たとえば、MCS-7835 と呼ぶ場合は、MCS-7835、MCS-7835-1000、MCS-7835-1266、MCS 7835H-2.4、MCS-7835I-2.4、
MCS-7835H-3.0、MCS-7835I-3.0、お客様が用意する DL380、お客様が用意する IBM xSeries 342 および 345 などのサーバを意味します。
Cisco CallManager をインストールするときは、事前に次の資料を参照しておくことを強く推奨します。
• Release Notes for Cisco CallManager Release 4.2
この資料では、Cisco CallManager に関するシステム要件、新機能、変更情報、文書の更新情報、および公開済みの注意事項などを説明しています。シスコが提供するこのリリース ノートは、インストールするバージョンに付属の資料に対応しています。
• Installing the Operating System on Cisco IP Telephony Applications Servers
この資料は、このインストレーション ガイドの関連資料で、Cisco IP Telephony Applications Servers にオペレーティング システムをインストールする手順について説明しています。Cisco IP テレフォニー アプリケーションのインストール手順は記載されていません。
Cisco CallManager、Cisco Personal Assistant、Cisco Conference Connection、または Cisco Customer Response Solutions(CRS)プラットフォームのいずれかの製品をインストールする場合は、事前にこの資料を参照してください。
• 『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager システム ガイド 』
『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』では、Cisco CallManager による Voice over IP ネットワークの設定、保守、管理を行う際の作業をステップごとに説明しています。
『 Cisco CallManager システム ガイド 』では、Cisco CallManager システムの概要およびそのコンポーネント、設定用チェックリスト、および『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の手順に関連するリンクについて記述しています。
• Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド
この資料では、Cisco Music On Hold や Cisco CallManager エクステンション モビリティなど、Cisco CallManager の機能およびサービスを設定する方法について説明しています。
• 『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』
この資料では、 Cisco CallManager の Serviceability プログラム、およびリモート Serviceability ツールについて説明しています。また、アラーム、トレース、およびその他のレポート機能の設定については、ステップごとに説明しています。
• Cisco CallManager Bulk Administration Guide
この資料では、Bulk Administration Tool(BAT)を使用して、電話、ユーザ、ゲートウェイ、およびポートなどを一括して追加、更新、削除する際の情報を記述しています。
• Cisco IP Telephony Backup and Restore System (BARS) Administration Guide
この資料では、Cisco IP Telephony Applications Backup Utility のインストール、バックアップ設定の構成、Cisco CallManager データのバックアップ、およびデータの復元方法について説明しています。
• Cisco CallManager セキュリティ ガイド
この資料では、Cisco CallManager、Cisco IP Phone、SRST リファレンス、および Cisco MGCP ゲートウェイの設定方法および認証と暗号化に関するトラブルシューティングの方法をステップごとに説明しています。
• Cisco CallManager Compatibility Matrix
Cisco CallManager のインストール後に、Cisco IP テレフォニー アプリケーションとのインターフェイス機能が維持されているかどうかを確認するには、『Cisco CallManager Compatibility Matrix』を参照してください。この資料では、 Cisco CallManager に統合されるアプリケーションに対する代替方法について説明しています。
アップグレードで影響を受けるアプリケーションには、Cisco Conference Connection、Cisco SoftPhone、Cisco 186 Analog Telephony Adapter、Cisco Personal Assistant、Cisco Response Solutions(CRS)、Telephony Application Programming Interface、Java Telephony Application Programming Interface(TAPI/JTAPI)アプリケーションなどがあります。また、シスコでサポートしているサードパーティ製アプリケーションおよび Cisco Telephony Service Provider(TSP)にも影響があります。
コール センター環境で Cisco CallManager およびそれに関連する Cisco IP テレフォニー アプリケーションを使用する場合は、インストール手順を開始する前に、この資料を参照してください。
• Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates
この資料では、最新のオペレーティング システム、SQL Server、およびセキュリティ サポート アップデートに関する情報を記述しています。この資料に記述されている情報は、Cisco IP テレフォニー アプリケーション(Cisco CallManager、Conference Connection、Personal Assistant、Cisco Customer Response Applications/Solutions、および Cisco Emergency Responder)を実行しているサーバに適用されます。
• Cisco IP テレフォニー アプリケーション関連資料
Cisco CallManager に統合する予定のアプリケーションに付属のリリース ノート、インストレーション ガイド、アップグレード ガイド、およびコンフィギュレーション ガイドを参照してください。
表1 には、ソフトウェア、プロダクト キー、および関連資料の入手先の URL が記載されています。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/index.html |
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http://www.cisco.com/en/US/products/hw/voiceapp/ps378/prod_brochure_list.html |
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Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates |
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm |
オペレーティング システムのインストール、Virtual Network Computing(VNC)、および Cisco Media Convergence Server(MCS)Network Teaming Driver の資料 |
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/index.htm |
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/ccmcomp.htm |
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http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm |
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http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/sec_vir/ae/index.htm |
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http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backup/index.htm |
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http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/index.htm |
Cisco CallManager のインストールおよびアップグレードは、次の要件および推奨事項を考慮してから実行してください。
• Cisco CallManager は、Cisco CallManager サーバ上に 1 GB 以上のメモリを必要とします。コールのドロップなどシステムの問題を避けるために、サーバに 1 GB 以上のメモリが装備されていることを確認してください。パブリッシャ サーバのメモリが 1 GB 未満であることをインストール プロセスが検出すると、インストールは打ち切られます。Cisco CallManager サブスクライバ サーバでは、インストール プロセスが同様のチェックを実行し、最小要件未満であることを検出してもインストールは続行できます。
• Cisco CallManager ソフトウェアは、最初にパブリッシャ サーバにインストールし、その次にサブスクライバ サーバにインストールします。
• クラスタへのサブスクライバ サーバの追加は、以前のバージョンの Cisco CallManager をサブスクライバ サーバにインストールし、その後でパブリッシャ サーバと同じバージョンにアップグレードする方法によって行うことはできません。クラスタ上で新規のサブスクライバ サーバを追加する、またはサブスクライバ サーバを置き換える場合は、パブリッシャ サーバで実行されている Cisco CallManager と同じバージョンのインストール CD を使用する必要があります。
• Cisco CallManager のインストールを開始する前に、管理者としてサーバにログインしていることを確認します。
• Cisco CallManager ソフトウェアは、一度にサーバ 1 台ずつインストールします。これは、サブスクライバ サーバがパブリッシャ データベース サーバからデータベースの複製コピーを確実に取得できるようにするためです。
• インストール先のサブスクライバ サーバがインストール中にパブリッシング データベース サーバに接続できることを確認します。
• いったんインストールを開始したら、Cancel を選択しないでください。Cancel を選択した場合、オペレーティング システムを再インストールしてマシンの再イメージを行う必要があります。
• Cisco CallManager サーバのセキュリティ設定値は、インストール スクリプトおよびアップグレード スクリプトによってセットアップされます。定義済みのこれらの設定値を変更しないでください。変更すると、ご使用のサーバの機能に重大な影響が及ぶ場合があります。
• ローカル Administrator と SA(SQL Server システム管理者)アカウントのパスワードを入力するときは、英数字だけを使用してください。
• クラスタ内のすべてのサーバに対して、同一の管理者パスワードを入力します。
• コール処理の中断による影響を回避するため、Cisco CallManager ソフトウェアは、オフピーク時またはメンテナンス ウィンドウが表示されているときにインストールします。
• 単一の Cisco CallManager サーバからミラーリングまたは複製されているドライブを使用して、1 つの Cisco CallManager クラスタに複数のサーバを実装しないでください。このような実装を行うと、これらのサーバ内に重複するセキュリティ ID(SID)が作成され、Cisco CallManager の動作が悪影響を受けます。Cisco IP テレフォニー オペレーティング システムと Cisco CallManager ソフトウェアは、シスコが提供するインストール CD を使用して、それぞれ別のサーバにインストールしてください。
• クラスタ内のサーバは、いずれも Domain Controller として構成しないでください。
• このソフトウェアをインストールする前に、サーバをワークグループ内に配置します。
• 静的 IP アドレッシングを使用してサーバを構成して、サーバが確実に固定 IP アドレスを取得し、Cisco IP Phone のネットワーク接続時にそれらの IP Phone がアプリケーションに登録されるようにします。
• インストール中は、どのような設定作業も実行しないでください。
• Cisco CallManager ソフトウェアのインストールにターミナル サービスを使用しないでください。
• クラスタ内のすべてのサーバで Cisco CallManager のインストールが完了するまで、シスコで検証されたどのようなアプリケーションもインストールしないでください。
• Cisco CallManager がインストールされているサーバでは、サポートされるアプリケーションは限定されています。サポートされているかどうかが不明なサードパーティ製アプリケーションは、サーバにインストールしないでください。
• Cisco CallManager をインストールする前に、サーバ上のサードパーティ製アプリケーション(シスコで検証済み)を無効にする必要があります。
• 不正な侵入からサーバを保護するために、セキュリティ エージェントをインストールします。
• Cisco Unity は、Cisco CallManager がインストールされているサーバにはインストールしないでください。
• Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバで Netscape Navigator をインストールまたは使用すると、パフォーマンス上の重大な問題が発生します。
• インストールを開始する前に、次の説明を十分注意して読んでください。「インストール前の作業の実行」、「Cisco CallManager Release 4.2 のインストールの実行」、および 「インストール後の作業の実行」を参照してください。
この項では、頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答を紹介します。Cisco CallManager のインストールを実行する前に、この項の内容を十分に確認してください。
インストール全体のプロセスには、サーバのタイプに応じてサーバ 1 台当たり 45 ~ 90 分を要します(インストール前およびインストール後の作業は除く)。Cisco CallManager をインストールする前に、クラスタのサイズを検討してください。
Cisco CallManager をインストールする前に、次の情報を確認してください。
シスコでは、Cisco IP テレフォニー製品のお買い上げ時に、Cisco プロダクト キーを提供しています。このプロダクト キーはファイル暗号化システムに基づくものであり、このキーを使用すると、お買い求めになったコンポーネントだけをインストールできます。それ以外の付属ソフトウェアをインストールすることはできません。このプロダクト キーは、英文字だけで構成されています。
ユーザは、オペレーティング システムのインストール時に、Cisco CallManager プロダクト キーを入力します。プロダクト キーを使用することで、Cisco CallManager を Cisco CallManager 専用に指定されているサーバにインストールできます。
ユーザは、オペレーティング システムのインストール時に、ユーザ名と会社名を入力して、ソフトウェア製品を登録しています。
Cisco CallManager のインストール時に、正しいユーザ名、会社名、およびプロダクト キーが表示されることを確認してください。詳細については、オペレーティング システムの最新版のマニュアルを参照してください。
Cisco CallManager のインストール時に、次のアカウントに対する有効なパスワードを入力する必要があります。
• Windows NT Administrator アカウント
Cisco CallManager を Cisco Media Convergence Server(MCS)にインストールすることを計画している場合、ユーザはオペレーティング システムのインストール時にこのパスワードを設定しています。オペレーティング システムのインストール時にパスワードをブランクにしておいた場合や、Cisco CallManager のインストール時に間違ったパスワードを入力した場合は、Cisco CallManager をサーバにインストールすることはできません。
ヒント クラスタ内のすべてのサーバに対して、同一のパスワードを入力したことを確認してください。任意の時点でパスワードを変更した場合は、サーバからログオフして再度ログインするか、サーバを再起動してログインする必要があります。
• ディレクトリ マネージャ(DC Directory)アカウント
パブリッシャ データベースまたはサブスクライバ サーバのインストール
Cisco CallManager のインストール時に、サーバをパブリッシング データベース サーバとして設定するか、サブスクライバ データベース サーバとして設定するかを決定する必要があります。Cisco CallManager 分散システムでは、サーバの 1 つが、マスタ(つまり、パブリッシャ)データベースを保持し、そのクラスタ内のその他のサーバは、サブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベースは、マスタ データベースのコピーを備えています。通常の動作時には、クラスタ内のすべての Cisco CallManager は、パブリッシャ データベースとの間でデータの読み書きを行います。Cisco CallManager は、定期的に、必要に応じてサブスクライバ データベースを自動的に更新します。
パブリッシャ データベース サーバは、必ず最初にインストールする必要があります。この操作により、データベースへの認証が行われます。データベース サーバ タイプの決定は、永続的な選択です。後でデータベース サーバのタイプを割り当て直す場合は、Cisco CallManager をサーバに再インストールして、データベース サーバの別のタイプを選択する必要があります。
Cisco CallManager インストール時に、次のソフトウェア パッケージがインストールされます。
• Sun Microsystems Java Runtime Environment(JRE)
• Microsoft SQL Server 2000 Service Pack 4(またはそれ以降)
Cisco CallManager のコンポーネントとサービスのインストール
Cisco CallManager をインストールすると、Cisco CallManager Serviceability の Service Activation ウィンドウに表示されるサービスがすべて自動的にインストールされます。これらのサービスは、クラスタ内のすべてのサーバにインストールされます。インストール済みのサービス、サービス定義、およびサービスに関する注意事項のリストを確認するには、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
Cisco CallManager のインストールが完了するまでの間、サービスは非アクティブ状態になっています。インストールが完了したら、サービスを実行する各サーバ上で、サービスを手動でアクティブにする必要があります。サービスをアクティブにする方法については、『 Cisco CallManager
Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
Cisco CallManager 4.2(1) がサポートしているサーバのリストについては、『 Cisco CallManager Compatibility Matrix 』を参照してください。この資料の最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/ccmcomp.htm にアクセスします。
シスコでは、Cisco Media Convergence Server(MCS)またはお客様が用意するシスコ認定のサーバに関する限定的なアプリケーション リストを提供しています。Cisco CallManager をインストールする前に、次の情報を考慮してください。
• シスコ認定のアプリケーション(Cisco Partner Applications)をインストールすることはできますが、Cisco CallManager をインストールするときは、事前にこれらのアプリケーションを無効にして停止し、次にサーバを再起動する必要があります。インストール、復元、およびアップグレード手順の実行中も、これらのアプリケーションは無効にしておきます。
サポートされているソフトウェアの詳細については、 http://www.cisco.com/pcgi-bin/ecoa/Search をクリックしてください。Solution ペインの IP Telephony をクリックします。Solution Category ドロップダウン リスト ボックスから、 Operations, Administration, and Maintenance (OAM) を選択します。 Search をクリックします。
• Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバで Netscape Navigator をインストールまたは使用すると、パフォーマンス上の重大な問題が発生します。Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバ上には Netscape Navigator または他のアプリケーション ソフトウェアをインストールしないことを強く推奨します。
• 不正な侵入からサーバを保護するために、セキュリティ エージェントをインストールすることを強く推奨します。シスコでは、セキュリティ エージェントの 2 つのオプションを提供しています。Cisco Security Agent (CSA) for Cisco CallManager と Management Center for Cisco Security Agent (CSA MC) です。詳細については、「インストール後の作業の実行」を参照してください。
• Cisco CallManager と Cisco Customer Response Solutions(CRS)は、同じサーバにインストールできます。共存インストールに使用するプロダクト キーの入手方法については、CRS のインストール マニュアルを参照してください。
• Cisco Unity は、Cisco CallManager がインストールされているサーバにはインストールしないでください。
Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバ上で Web ブラウザを実行しないことを強く推奨します。サーバ上で Web ブラウザを実行すると、CPU の使用率が急上昇します。
Cisco CallManager Administration(Cisco CallManager の設定作業を行う Web ベースの GUI)にアクセスするには、別の PC を使用して、Cisco CallManager Administration を実行している Cisco CallManager サーバにアクセスし、管理者特権でログインします。
ヒント サーバにアクセスするには、Web ブラウザのアドレスバーに、
https://<CM-server-name>/CCMAdmin/main.asp と入力します。<CM-server-name> には、実際のサーバの名前を入力します。
Cisco CallManager サーバを Microsoft Windows ドメインのメンバに追加することは推奨しません。ただし、システム アーキテクチャが Windows ドメインに参加しているサーバに依存している場合は、サーバをドメインのメンバに追加するときに、Cisco CallManager がインストールした Network Time Protocol(NTP)ソフトウェアを無効にして、Microsoft Time サービスを使用する必要があります。クラスタのすべてのサーバの NTP サービスを無効にする必要があります。
(注) Cisco CallManager をインストールするときに、サーバをワークグループのメンバとしてインストールする必要があります。
(注) インストール済みの NTP コンフィギュレーション ファイル(NTP.CONF)を変更しないでください。NTP.CONF ファイルを変更すると、CDR、トレース、イベント ロギングなどとの同期の問題が発生する場合があります。このような変更は、サポート対象外です。
サーバにインストールされている NTP ソフトウェアを無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Start > Programs > Administrative Tools > Services の順に選択します。
ステップ 2 Network Time Protocol サービスをダブルクリックします。
ステップ 3 Startup type フィールドで Disabled を選択します。
アップグレードを完了し、サーバを Windows ドメインに追加した後、シスコがインストールした NTP サービスを再度無効にする必要があります。
サーバを Microsoft Windows 4.0 ドメインに参加させる場合は、時間を同期させる追加手順も実行する必要があります。http://www.microsoft.com の「 How to Synchronize the Time on a Windows 2000-Based Computer in a Windows NT 4.0 Domain 」を参照してください。
クラスタ内のどのサーバも Domain Controller として構成しないことを強く推奨します。クラスタ内のサーバを Domain Controller として構成すると、そのサーバで Cisco CallManager をアップグレードできなくなります。
Cisco CallManager Release 4.2(1) のインストールに、Terminal Services または Integrated Lights Out(ILO)を使用しないでください。シスコは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)がリモート管理およびトラブルシューティングを行うことができるように Terminal Services をインストールしています。したがって、Terminal Services を介したアップグレードはサポートされていません。シスコが ILO でサポートするのは、リモート管理作業およびリモート設定作業だけです。
Virtual Network Computing(VNC)を使用して Cisco CallManager をリモートでインストールする場合は、 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/index.htm にアクセスして、最新バージョンの VNC のマニュアルを入手します。
インストール時に問題が発生した場合は、次の処置を行うことを推奨します。
1. インストール時にダイアログボックスにエラー メッセージが表示された場合は、「エラー メッセージの分析」を参照して、推奨されている対応策を実行します。
2. 問題が発生したサーバの C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs から ccminst <data/time stamp>.log というログ ファイルを取得し、その内容を確認します。
ログ ファイルには重大ではないエラー メッセージも表示されることに注意してください。MSI がログ ファイル内にエラー メッセージを生成する理由はさまざまです。たとえば、Cisco CallManager で使用されていないサービスへのアクセス試行などが挙げられます。
この項では、Cisco CallManager のインストールを実行するための手順を説明します。この項では、次のトピックについて取り上げます。
• 「パブリッシャ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」
• 「サブスクライバ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」
インストール前に実行する必要がある作業については、 表2 を参照してください。
クラスタに含める Cisco CallManager サーバの数、パブリッシャ データベースを格納するサーバ、およびバックアップ作業を実行する場所を決定しておいてください。 |
「システムの計画」を参照してください。 |
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ホットスワップ可能なドライブを使用している場合は、適切なドライブがサーバに挿入されていることと、ドライブが正しく動作していることを確認します。サーバ内に増設されているハード ドライブはすべて取り外します。 |
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すべての専用サーバおよび共存サーバにオペレーティング システムのバージョン 2000.4.2sr2(またはそれ以降)がインストールされていることを確認します。 ソフトウェア キットに付属の Cisco IP |
詳細については、『 Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。この資料の最新版を入手するには、 アップグレードを実行する前に、必ずオペレーティング システムの readme 情報を読んでください。この情報は、オペレーティング システム暗号化ソフトウェア ページに掲載されています。このサイトには、 |
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最新の Cisco IP Telephony Server Operating System サービス リリース(2000.4.2sr2 またはそれ以降)をダウンロードして、インストールします。 |
このオペレーティング システムのサービス リリースは、音声製品オペレーティング システム暗号化ソフトウェア ページにあります。このサイトには、Cisco CallManager ソフトウェア ページから移動できます。 インストール手順については、各ファイルに関する readme ドキュメント、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および 『 Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらの資料の最新版を入手するには、 |
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Cisco CallManager をインストールする前に、すべてのサーバが、NT ドメインまたは Active Directory ドメインから削除されていることを確認します。 |
「ドメインからのサーバの削除およびワークグループへの参加」を参照してください。 |
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サーバが Cisco Media Convergence Server Network Teaming Driver をサポートしている場合は、必要に応じて、このドライバをインストールおよび設定できます。 |
ドライバのマニュアルを参照するには、次の URL をクリックします。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/index.htm |
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このステップは、Cisco CallManager の再インストールが必要になった場合に適用されます。 サーバにインストールされている共存アプリケーション(サードパーティ製のもの、シスコで検証されたもの、およびシスコが提供するもの)はすべて無効にして停止する必要があります。 シスコで検証されたアプリケーション(Cisco Partner Applications)またはプラットフォーム エージェントがサーバにインストールされている場合は、サービスを無効にして停止する必要があります。 |
クラスタ内のすべてのサーバでインストールが完了するまで、シスコで検証されたどのようなアプリケーションもインストールしないことを強く推奨します。 「パブリッシャ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」を参照してください。 |
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開いているウィンドウがある場合、Sun Microsystems JRE パッケージのインストール後、Cisco CallManager によってサーバが再起動されます。 |
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「設定情報の収集」を参照してください。 |
複数の Cisco CallManager を単一のクラスタとして扱い、そこにシステムのコール処理の負荷を分散させることができます。クラスタは、同一のデータベースを共用する複数の Cisco CallManager で構成されています。
少なくとも、クラスタに含める Cisco CallManager サーバの数、パブリッシャ データベースを格納するサーバ、およびバックアップ作業を実行する場所を決定しておいてください。その他の計画内容には、ユーザが必要とする分散型を実現するために、クラスタ内の Cisco CallManager 間にデバイス(たとえば、電話機やゲートウェイ)を分散させるための方針が含まれます。
各サーバを専用サーバとして機能させるか、共存サーバとして機能させるかを決定します。
Cisco CallManager 分散システムでは、サーバの 1 つが、マスタ(つまり、パブリッシャ)データベースを保持し、そのクラスタ内のその他のサーバは、サブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベースは、マスタ データベースのコピーを備えています。通常の動作時には、クラスタ内のすべての Cisco CallManager は、パブリッシャ データベースとの間でデータの読み書きを行います。Cisco CallManager は、定期的にパブリッシャ データベースからのサブスクライバ データベースのコピーを自動的に更新します。
Cisco CallManager の分散システムの計画に関する詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。
専用サーバにインストールする場合は、本書で Cisco CallManager プロダクト キーを確認します。共存サーバに Cisco CallManager をインストールする場合は、ご使用になっている Cisco IP テレフォニー アプリケーションのインストール マニュアルを参照して、共存プロダクト キーを調べてください。
次の手順を実行して、NT ドメインまたは Microsoft Active Directory ドメインに存在するサーバを変更します。
ステップ 1 Start > Settings > Control Panel > System の順に選択します。
ステップ 2 Network Identification タブをクリックします。
ステップ 3 Properties ボタンをクリックします。
ステップ 4 Workgroup オプション ボタンをクリックし、対応するフィールドに名前(たとえば、WRKGRP)を入力します。
ステップ 6 プロンプトが表示されたら、サーバを再起動します。
ステップ 7 Administrator のパスワードを使用してログインします。
ステップ 8 NT ドメインに存在するクラスタ内のすべてのサーバに対して、この手順を実行します。
ステップ 9 ドメイン コントローラに移動し、クラスタ内の Cisco CallManager サーバのコンピュータ アカウントを削除します。
インストールを開始する前に、サーバがネットワークに接続されていることを確認してください。
表3 に記載されているサーバには、2 つの Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)が含まれていますが、Cisco IP テレフォニー アプリケーションがサポートする NIC は 1 つだけです。サーバをネットワークに接続するときは、この表に記載されている NIC コネクタを使用します。他の NIC は、インストールの間は自動的に無効になっています。
(注) Network Teaming Driver をサポートするサーバに NIC Teaming を実装することができます。詳細については、http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/driver/hp_team.htm の
「Installing the Cisco Media Convergence Server Network Teaming Driver」を参照してください。
次のアプリケーションやプラットフォーム エージェントは、Cisco CallManager のインストールに悪影響を与える場合があります。
Cisco CallManager のインストール手順を実行する前に、シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスをすべて無効にして停止する必要があります。インストール手順を完了した後に、アンチウィルス サービスをすべて有効にして開始できます。
Cisco CallManager のインストール手順を実行する前に、Cisco Security Agent for Cisco CallManager などのセキュリティ エージェントをすべて無効にして、停止する必要があります。サービスはインストール後に有効にして開始できます。
シスコで検証されたアプリケーションのうち、インストール前に無効にして停止する必要があるもののリストを確認するには、URL( http://www.cisco.com/pcgi-bin/ecoa/Search )をクリックします。Solution ペインの IP Telephony をクリックします。Solution Category ドロップダウン リスト ボックスから、 Operations, Administration, and Maintenance (OAM) を選択します。 Search をクリックします。
サードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、またはセキュリティ エージェントを無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Start > Programs > Administrative Tools > Services の順に選択します。
ステップ 2 停止するサードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、またはセキュリティ エージェントを特定し、そのサービスを右クリックして Properties を選択します。
ステップ 3 Properties ウィンドウの General タブをクリックします。
ステップ 4 Service Status 領域で Stop をクリックします。
ステップ 5 Startup type ドロップダウン リスト ボックスから、 Disabled を選択します。
表4 は、サーバに Cisco CallManager をインストールする際に必要な情報です。注釈などを付ける場合を除き、すべての項目に情報を記入する必要があります。クラスタにインストールしようとする Cisco CallManager サーバごとに、これらの情報を用意します。そして、この表をコピーし、各サーバの情報をサーバ別の表に記録します。
(注) セキュリティ ポリシーまたはアカウント ポリシーのデフォルト設定を変更すると、インストールに失敗する場合があります。セキュリティ ポリシーおよびアカウント ポリシーの詳細については、Microsoft の資料を参照してください。
必要なアイテム:Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk 1 および 2
パブリッシャ データベース サーバへのインストールには、サーバのタイプに応じて 45 ~ 90 分を要します。次の手順に従って、インストールを実行します。
(注) Cisco CallManager に必須であり、かつこれによってインストールされる重要なサードパーティ製コンポーネントには、インストール中に複数回の再起動を必要とするものがあります。また、手動によるインストール プログラムの再実行および設定データの入力を必要とするものもあります。
ステップ 1 オペレーティング システムをインストールし、Administrator アカウントおよびパスワードを使用してサーバにログインした後、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を用意し、ドライブに挿入します。
(注) ダイアログボックスの指示に従います。ほとんどのウィンドウでは、Next を選択してインストールを続行します。パスワードを入力するように要求されたときは、入力を記録します。
ステップ 2 シスコで検証されたアプリケーションをすべて無効にしたこと、またはアンインストールしたことを確認するため、 Yes をクリックします。
ステップ 3 重要なサードパーティ製コンポーネントを Cisco CallManager がインストールするために、サーバの再起動および設定データの入力が複数回必要になる場合があることを確認し、 OK をクリックします。
ステップ 4 Welcome ウィンドウで、 Next をクリックします。
ステップ 5 I accept the terms in the license agreement オプション ボタンをクリックして Cisco CallManager 使用許諾契約に同意します。次に、 Next をクリックします。
ステップ 6 Customer Information ウィンドウに、オペレーティング システムのインストール時に入力したユーザ名と会社名が自動的に表示されます。
オペレーティング システムのインストール時に入力したプロダクト キーが、プロダクト(CD)キー フィールドに自動的に読み込まれます。 Next をクリックします。
ステップ 7 Server Type ウィンドウの Publisher オプション ボタンが選択されています。 Next をクリックします。
最初にパブリッシャ データベース サーバに Cisco CallManager をインストールする必要があります。この操作により、パブリッシャ データベースとサブスクライバ サーバの間の認証が可能になります。
(注) パブリッシャ データベース サーバは、クラスタ内のすべてのサーバに対するマスター データベースとして機能します。パブリッシング データベース サーバ以外のすべてのサーバは、パブリッシャ データベース サーバのコピーであるサブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベース サーバを設定する場合、インストールするサーバがパブリッシング データベース サーバに接続し、インストールが続行できることを確認してください。インストール プロセスでは、パブリッシング データベース サーバへの接続が必要になります。この接続により、パブリッシャ データベースは、パブリッシャ データベース サーバからサブスクライバ サーバ上のローカル ドライブにコピーされます。サーバ間の接続が良好な状態にあるかどうかを確認するには、認証を試行する前にサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバに ping コマンドを発行します。ping コマンドが成功しない場合は、インストール プログラムを終了し、問題を解決してから再度インストール手順を開始してください。
ステップ 8 Administrator Password / Private パスワード フレーズ ウィンドウで、次の操作を行います。
a. ローカル Windows 管理者パスワードを入力します。
b. クラスタのプライベート パスワード フレーズを入力し、確認のため再度入力します。
プライベート パスワード フレーズは、1 ~ 15 文字の範囲で入力します。また、このフレーズに使用できる文字の種類は、英小文字、英大文字、算用数字、および英数字以外の特殊文字
({ } . < > : ? / | \ ` ~ ! @ $ ^ & * ( ) _ - +)です。
ステップ 9 Database パスワード ウィンドウで、次の操作を行います。
a. SQL システム管理者(SA)パスワードを入力し、確認のため再度入力します。
b. ディレクトリ マネージャ パスワードを入力し、確認のため再度入力します。
ステップ 10 これで、Cisco CallManager とその他の付属ソフトウェアをインストールする準備が整ったので、 Install をクリックします。
ステップ 11 Yes をクリックして、サーバを再起動します。
ステップ 12 サーバを再起動してから、Windows Administrator アカウントでログインします。
インストールが開始されます。Cisco CallManager のインストールには、サーバのタイプに応じて約 30 ~ 45 分を要します。
(注) ステータス バーに表示されるインストールの進行状況は、各ソフトウェア パッケージがインストールされているとき、およびインストール プログラムがユーザのマシンを構成しているときにリセットされる場合があります。インストール プログラムによっては、ステータス バーは複数回リセットされる場合があります。プロンプトによる指示がない限り、サーバを再起動しないでください。
ステップ 13 プロンプトが表示されたら、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 2 枚目を挿入し、 OK をクリックします。
インストール プログラムにより、サーバへのファイルのインストールが続行されます。インストールが完了するまで待ちます。
(注) このサーバでのインストール プロセスが完了するまで、2 枚ある Cisco CallManager
Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を別のサーバで使用しないでください。インストールが完了する前に、インストール プログラムにより、Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を再度挿入するように求めるプロンプトが表示されます。
ステップ 14 プロンプトが表示されたら、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を再度挿入し、 OK をクリックします。
ステップ 15 Cisco CallManager のインストールが完了したら、 Finish をクリックしてウィザードを終了します。
ステップ 16 Yes をクリックして、サーバを再起動します。
(注) パブリッシャ サーバを再起動しなければ、Cisco CallManager をサブスクライバ サーバにインストールすることはできません。
ステップ 17 サーバが再起動したら、ディスクをドライブから取り出します。
ステップ 18 Administrator のパスワードを使用して、サーバにログインします。
ステップ 19 サブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールする場合は、「サブスクライバ データベース サーバへの Cisco CallManager のインストール」に進みます。サブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールしない場合は、「インストール後の作業の実行」に進みます。
(注) クラスタへのサブスクライバ サーバの追加は、以前のバージョンの Cisco CallManager をサブスクライバ サーバにインストールし、その後でパブリッシャ サーバと同じバージョンにアップグレードする方法によって行うことはできません。クラスタ上で新規のサブスクライバ サーバを追加する、またはサブスクライバ サーバを置き換える場合は、パブリッシャ サーバで実行されている Cisco CallManager と同じバージョンのインストール CD を使用する必要があります。
(注) Cisco CallManager に必須であり、かつこれによってインストールされる重要なサードパーティ製コンポーネントには、インストール中に複数回の再起動を必要とするものがあります。また、手動によるインストール プログラムの再実行および設定データの入力を必要とするものもあります。
必要なアイテム:Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk 1 および 2
パブリッシャ データベース サーバに Cisco CallManager をインストールしたら、サブスクライバ データベース サーバにアプリケーションをインストールします。各サブスクライバ データベース サーバへのインストールには、サーバのタイプに応じて 45 ~ 90 分を要します。
ステップ 1 オペレーティング システムをインストールし、Administrator アカウントおよびパスワードを使用してサーバにログインした後、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を用意し、ドライブに挿入します。
ステップ 2 シスコで検証されたアプリケーションをすべて無効にしたこと、またはアンインストールしたことを確認するため、 Yes をクリックします。
ステップ 3 重要なサードパーティ製コンポーネントを Cisco CallManager がインストールするために、サーバの再起動および設定データの入力が複数回必要になる場合があることを確認し、 OK をクリックします。
ステップ 4 Welcome ウィンドウの Next をクリックします。
ステップ 5 I accept the terms in the license agreement オプション ボタンをクリックして Cisco CallManager 使用許諾契約に同意します。次に、 Next をクリックします。
ステップ 6 Customer Information ウィンドウに、オペレーティング システムのインストール時に入力したユーザ名と会社名が自動的に表示されます。
オペレーティング システムのインストール時に入力したプロダクト キーが、Product Key フィールドに自動的に読み込まれます。 Next をクリックします。
(注) パブリッシャ データベース サーバは、クラスタ内のすべてのサーバに対するマスター データベースとして機能します。パブリッシング データベース サーバ以外のすべてのサーバは、パブリッシャ データベース サーバのコピーであるサブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベース サーバを設定する場合、インストールするサーバがパブリッシング データベース サーバに接続し、インストールが続行できることを確認してください。インストール プロセスでは、パブリッシング データベース サーバへの接続が必要になります。この接続により、パブリッシャ データベースは、パブリッシャ データベース サーバからサブスクライバ サーバ上のローカル ドライブにコピーされます。サーバ間の接続が良好な状態にあるかどうかを確認するには、認証を試行する前にサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバに ping コマンドを発行します。ping コマンドのステータスに表示されている IP アドレスが、パブリッシャ データベース サーバの IP アドレスであることを確認します。ping コマンドが成功しない場合は、すべてのサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバへのアクセスを試行することもできます。これを行うには、Start > Run の順に選択し、\\<Publisher Server Name>\C$ と入力します。次に、OK をクリックします。ユーザ名とパスワードを入力する必要はありません。ユーザ名とパスワードを入力せずにドライブへのマッピングを行うことで、パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバのパスワードが一致することを確認します。サブスクライバ データベース サーバからパブリッシャ サーバにアクセスできない場合は、インストール プログラムを終了し、障害を修復してから再度サブスクライバ サーバでインストール手順を開始してください。
ステップ 7 Server Type ウィンドウで、次の手順を実行します。
a. Subscriber オプション ボタンをクリックします。
b. パブリッシャ データベース サーバのコンピュータ名を入力します。
ステップ 8 Administrator Password / Private パスワード フレーズ ウィンドウで、次の操作を行います。
a. ローカル Windows 管理者パスワードを入力します。
b. クラスタのプライベート パスワード フレーズを入力し、確認のため再度入力します。
ステップ 9 Database パスワード ウィンドウで、次の操作を行います。
a. クラスタの SQL システム管理者(SA)パスワードを入力し、確認のため再度入力します。
ステップ 10 これで、Cisco CallManager とその他の付属ソフトウェアをインストールする準備が整ったので、 Install をクリックします。
ステップ 11 Yes をクリックして、サーバを再起動します。
ステップ 12 サーバを再起動してから、Windows Administrator アカウントでログインします。
インストールが開始されます。Cisco CallManager のインストールには、サーバのタイプに応じて約 30 ~ 45 分を要します。
(注) ステータス バーに表示されるインストールの進行状況は、各ソフトウェア パッケージがインストールされているとき、およびインストール プログラムがユーザのマシンを構成しているときにリセットされる場合があります。インストール プログラムによっては、ステータス バーは複数回リセットされる場合があります。プロンプトによる指示がない限り、サーバを再起動しないでください。
ステップ 13 プロンプトが表示されたら、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 2 枚目を挿入し、 OK をクリックします。
インストール プログラムにより、サーバへのファイルのインストールが続行されます。インストールが完了するまで待ちます。
(注) このサーバでのインストール プロセスが完了するまで、2 枚ある Cisco CallManager
Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を別のサーバで使用しないでください。インストールが完了する前に、インストール プログラムにより、Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を再度挿入するように求めるプロンプトが表示されます。
ステップ 14 プロンプトが表示されたら、2 枚ある Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk の 1 枚目を再度挿入し、 OK をクリックします。
ステップ 15 Cisco CallManager のインストールが完了したら、 Finish をクリックしてウィザードを終了します。
ステップ 16 Yes をクリックして、サーバを再起動します。
ステップ 17 サーバが再起動したら、ディスクをドライブから取り出します。
ステップ 18 Administrator アカウントおよびパスワードを使用してログインします。
ステップ 19 すべてのサブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールした後、「インストール後の作業の実行」に進みます。
Cisco CallManager をサーバにインストールしたら、使用を開始する前に、Cisco CallManager 用のパラメータの設定など、インストール後の作業を実行しておく必要があります。これらの作業は、インストール対象の各サーバに対して実行してください。なお、これらの作業は、クラスタ内のその他のサーバにインストールする前、またはインストールした後のどちらでも実行できます。
インストール後に実行する必要がある作業については、 表5 を参照してください。
クラスタ内の各サーバ上で実行する Cisco CallManager サービスをアクティブにします。 |
• Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド • Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 「Cisco CallManager サービスのアクティブ化」を参照してください。 |
「DNS の設定」を参照してください。 |
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「データベースの設定」を参照してください。 |
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システムを管理するために、Cisco IP Telephony Backup and Restore(BARS)Version 4.0(9) をインストールし、バックアップ設定値を構成します。 |
『 Cisco IP Telephony Backup and Restore System (BARS) Administration Guide 』を参照してください。この資料の最新版を入手するには、 |
トレース ファイルを収集する必要がある場合には、4 つのハード ドライブを備えた、よりハイエンドなサーバ(MCS-7845 など)の F: ドライブを、トレース ファイルを収集するように設定できます。 |
『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」を参照してください。 |
|
必要に応じて、サーバ上に Cisco Customer Response Solutions(CRS)をインストールし、設定します。 |
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English_United_States というロケールが自動的にサーバにインストールされます。必要に応じて、英語以外のロケールをインストールします。既存のロケールをアップグレードするか、新しいロケールをサーバに追加するには、Cisco IP Telephony Locale Installer をインストールします。 |
ロケールと Installer の資料を入手するには、次の URL をクリックします。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-locale-40 |
不正な侵入からサーバを保護するために、次のセキュリティ エージェントのいずれかをインストールすることを強く推奨します。 |
セキュリティ エージェントの資料を入手するには、次の URL をクリックします。 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/sec_vir/index.htm |
Norton AntiVirus を使用する場合は、そのアプリケーションをインストールしてから、インストール後の作業を実行します。 |
『 Using Symantec/Norton AntiVirus with Cisco CallManager 』を参照してください。 |
Cisco CallManager をインストールする前にサードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、またはセキュリティ エージェントを無効にした場合は、再度有効にする必要があります。 |
「サードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、およびセキュリティ エージェントの再有効化」を参照してください。 |
「インストール後のクラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加」を参照してください。 クラスタへのサブスクライバ サーバの追加は、以前のバージョンの Cisco CallManager をサブスクライバ サーバにインストールし、その後でパブリッシャ サーバと同じバージョンにアップグレードする方法によって行うことはできません。クラスタ上で新規のサブスクライバ サーバを追加する、またはサブスクライバ サーバを置き換える場合は、パブリッシャ サーバで実行されている Cisco CallManager と同じバージョンのインストール CD を使用する必要があります。 セキュア クラスタに新しいサーバを追加する場合は、『Cisco CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。 |
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「インストール後のパブリッシャ データベース サーバの置き換え」を参照してください。 |
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Microsoft Java Machine がインストールされていない PC から Cisco CallManager サーバを管理している場合、Sun Microsystems Java Virtual Machine(JVM)を PC にインストールして設定し、Cisco CallManager Administration が正しく表示されるようにする必要があります。 MSJVM は、現在使用されている Windows オペレーティング システムのクライアント ワークステーションの全バージョンに、デフォルトでインストールされます。ただし、次のバージョンは例外です。 |
「Java Virtual Machine のインストール要件」を参照してください。 |
すべての Cisco CallManager サービスはクラスタ内のすべてのサーバにインストールされますが、クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスは、手動でアクティブにする必要があります。この作業を実行するには、次の手順に従って Cisco CallManager Serviceability にアクセスします。
ステップ 1 Start > Programs > Cisco CallManager 4.2 > Cisco CallManager 4.2 Administration の順に選択します。
ステップ 2 メニューバーで Application > Cisco CallManager Serviceability をクリックします。
ステップ 3 メニューバーで、 Tools > Service Activation をクリックします。
ステップ 5 アクティブにするサービスの Service Names チェックボックスをオンにします。
Cisco CallManager サービスは、Cisco CallManager Serviceability でアクティブにする必要があります。サービスに関する推奨事項や詳細については、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバに対して DNS を設定することを強く推奨します。シスコでは、DNS を使用してサーバ名を IP アドレスに解決することで、サーバがクラスタ内で相互対話できるようにします。
Cisco CallManager のインストール後に DNS を設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Start > Settings > Network and Dial-up Connections の順に選択します。
ステップ 2 Local Area Connection を右クリックし、 Properties を選択します。
ステップ 3 Internet Protocol (TCP/IP) を選択します。
ステップ 7 DNS server addresses in order of use ペインの下にある Add ボタンをクリックします。
ステップ 8 ダイアログボックスに DNS サーバの IP アドレスを入力し、 Add をクリックします。
ステップ 9 Register the connection's address with DNS チェックボックスがオンになっていない場合はオンにします。
ステップ 11 Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバで、この手順を実行します。
Cisco CallManager のインストール後に、Cisco CallManager Administration を使用して、データベースの設定を開始できます。Cisco CallManager データベースには、システム全体、接続されているデバイス、および個々のユーザに関連した情報とパラメータが格納されています。次のリストは、Cisco CallManager Administration または Cisco CallManager Serviceability で実行する必要がある作業を示しています。
1. Cisco CallManager Serviceability で、クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスをアクティブにします。
2. Cisco CallManager グループなど、システムレベルの設定値を構成します。
4. Music On Hold などの、会議のメディア リソースを設定します。
5. 選択したボイス メッセージ システムをインストールし、設定します。
6. システム全体の機能、Cisco IP Phone サービス、Cisco CallManager エクステンション モビリティ、Cisco CallManager Attendant Console、および Cisco IP Manager Assistant を設定します。
8. Computer Telephony Integration(CTI; コンピュータ テレフォニー インテグレーション)アプリケーションのサポートを有効にして、必要な CTI アプリケーションをインストールし、設定します。
10. 電話を設定およびインストールしてから、ユーザを電話に関連付けます。
Cisco CallManager データベースの設定の詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』、『 Cisco CallManager システム ガイド 』、または Cisco CallManager アプリケーションのオンライン ヘルプを参照してください。
• 最新の Microsoft パッチおよびホットフィックスがインストールされていることを確認します(「Microsoft パッチおよびホットフィックスについて」)。
• 最新の Cisco CallManager サービス リリースがインストールされていることを確認します(「Cisco CallManager サービス リリースのインストール(cisco.com で入手できる場合)」)。
詳細については、『 Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。この資料を入手するには、 表1 を参照してください。
このバージョンの Cisco CallManager をクラスタ内のすべてのサーバにインストールしたら、最新の Cisco CallManager サービス リリースをクラスタ内のすべてのサーバにインストールすることを強く推奨します。このサービス リリースでは、システムの追加のバグ フィックスが提供されます。
Cisco CallManager サービス リリースは累積されることに注意してください。シスコでは、バグ フィックスを次の Cisco CallManager リリースに統合します。
ヒント クラスタ内のすべてのサーバに対して、同一バージョンのサービス リリースをインストールしたことを確認してください。
最新の Cisco CallManager サービス リリースを入手するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml をクリックします。
ステップ 2 Cisco CallManager Version 4.2 をクリックします。
Cisco CallManager 4.2 ソフトウェア ページが表示されます。
ステップ 3 サービス リリースの readme ドキュメントを見つけてダウンロードします。
readme ファイルには、ファイルをインストールするための手順、注意、および説明が記載されています。
ステップ 4 readme ファイルを参照して、Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバに Cisco CallManager サービス リリースをインストールします。
mcsver.exe プログラムを使用すると、オペレーティング システムを含むすべてのインストール済みコンポーネントの現在のバージョンを確認することができます。シスコでは、このプログラムから、Cisco CallManager の実際のバージョンを報告していないことに注意してください。初期インストール時に、インストール ディスクを使用して実行したコンポーネントの多くは、すでにシステムには存在しないためです。
OS Image のバージョンは、ご使用のオペレーティング システムのディスク バージョン番号と同じです。OS Image のバージョンは、Cisco IP Telephony Server Operating System Hardware Detection Disk を使用して新規にインストールする場合にだけ変更されます。
サーバにインストールしたオペレーティング システム イメージのバージョンを確認するには、 Start > Cisco OS Version を選択します。
シスコでは、セキュリティ エージェントの 2 つのオプションを提供しています。エージェントはいずれも、システム リソースへのアクセスが行われる前に、ポリシーを使用して特定のシステム アクションを許可または拒否することにより、システム オペレーションを制御します。
Cisco Security Agent (CSA) for Cisco CallManager
CSA for Cisco CallManager は、音声クラスタ内のすべてのサーバで使用できるスタンドアロン ポリシー(エージェントおよびセキュリティ用)を提供します。このエージェントに付属しているポリシーは、特に Cisco CallManager と Customer Response Applications(CRA)のために設定されており、更新または参照できません。このエージェントは、 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/cmva-3des の CCO からダウンロードできます。
Management Center for Cisco Security Agent (CSA MC)
CSA for Cisco CallManager のルールおよびポリシーの追加、変更、削除、表示を行う場合、または、シスコが認定してないサードパーティ製アプリケーションのサポートを追加する場合は、CSA MC を購入してインストールする必要があります。CSA MC を導入するには、管理センターとして使用する独立した専用サーバが必要です。この管理センターを使用すると、他のネットワーク システムおよびサーバにインストールされているエージェントに配布するためのエージェント キットを作成できます。
Cisco CallManager がサーバにインストールされるときに、デフォルトの Music On Hold(MOH; 保留音)のサンプルがユーザ用に自動的にインストールされます。MOH の種類を増やすために、Cisco IP Telephony Applications Server に付属している Cisco CallManager Music On Hold Disk から MOH をインストールすることもできます。また、Web サイトから次の 2 つのファイルのうちのどちらかをダウンロードすることができます。
• ciscocm-MusicOnHold は、ディスクで入手可能な音楽がすべて含まれた wav ファイルのセットです。
• ciscocm-MusicOnHoldSampler は、 ディスクで入手可能な音楽のサンプルが含まれた小さいファイルのセットです。
MOH 機能については、『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の最新版を参照してください。
Cisco CallManager ユーザは、すべてのディスクまたはファイルの内容を MOH で使用できます。ライセンスの制限により、Cisco CallManager Music On Hold のディスクやファイルを配布したり、他の目的で使用したりすることはできません。
サードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、またはセキュリティ エージェントを再度有効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Start > Programs > Administrative Tools > Services の順に選択します。
ステップ 2 開始するサードパーティ製アプリケーション、アンチウィルス サービス、またはセキュリティ エージェントを特定し、そのサービスを右クリックして Properties を選択します。
ステップ 3 Properties ウィンドウの General タブをクリックします。
ステップ 4 Startup type ドロップダウン リスト ボックスから、 Automatic を選択します。
ステップ 6 Services ウィンドウで、アプリケーションまたはサービスを右クリックし、 Start をクリックします。
クラスタにサーバを追加する必要がある場合は、次の作業を実行します。
1. シスコが提供するオペレーティング システムのディスクと、オペレーティング システムのマニュアルを使用して、サブスクライバ サーバにオペレーティング システムをインストールします。
2. Cisco CallManager をインストールする前に、名前解決(たとえば、DNS)が設定されていることを確認します。
3. Cisco CallManager Installation, Upgrade, and Recovery Disk 1 および 2 を使用して、サブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールします。
パブリッシャ データベース サーバ名が正しく入力されていることを確認します。正しく入力されていると、パブリッシャ データベース サーバに対する認証が可能になります。
4. クラスタ内で現在実行されている Cisco CallManager のバージョンにアップグレードします。
5. 既存のクラスタに適用したものと同一の Cisco CallManager サービス リリースおよびオペレーティング システムのホットフィックス/サービス パッチをインストールします。
既存のサーバや故障したサーバを置き換えるには、次の手順を実行します。
1. シスコが提供するオペレーティング システムのディスクと、オペレーティング システムのマニュアルを使用して、新規インストールと同様に、オペレーティング システムと Cisco CallManager ソフトウェアをインストールします。
2. 復元する Cisco CallManager のバージョンにアップグレードします。
3. Cisco IP テレフォニー アプリケーション、プラグイン、およびサービス リリースについては、Cisco CallManager の復元したバージョンと互換性のあるバージョンを、必要に応じて再インストールします。
4. 復元する前に使用されていたロケールを取得するには、Cisco IP Telephony Locale Installer を再インストールします。
5. バックアップ データを新しいサーバに復元し、サーバを再起動します。
データを復元するには、既存のサーバや故障したサーバのローカル ディレクトリではなく、テープやネットワーク ディレクトリにバックアップ データを保存しておく必要があります。
7. 4 つのドライブを持つサーバを置き換える場合は、サーバのバックアップを実行する前に、トレース ディレクトリ パスをデフォルトの C: ドライブに設定しておくことを推奨します。
Microsoft Java Virtual Machine(MSJVM)は、Microsoft Windows ベースのコンピュータ上で Java アプリケーションの実行を可能にするテクノロジーです。Microsoft Internet Explorer(Windows オペレーティング システムのコンポーネント)の一部のバージョンには MSJVM が含まれていました。しかし Microsoft は、自社のソフトウェアでの MSJVM の配布を打ち切り、サポートの終了を発表しました。
MSJVM は、現在使用されている Windows オペレーティング システムのクライアント ワークステーションの全バージョンに、デフォルトでインストールされています。ただし、次のバージョンは例外です。
• スリップストリームでインストールされた Windows XP Professional SP1
• スリップストリームでインストールされた Windows 2000 Server/Professional SP4
(注) Cisco CallManager Administration ウィンドウはリモート スクリプトに依存し、このリモート スクリプトは Web インタラクションに関して JVM に依存しています。したがって、Cisco CallManager Administration が正しく表示されるようにするために、Cisco CallManager では JVM をクライアント マシン上で使用する必要があります。
クライアント マシンで MSJVM を実行している場合、既存の設定を引き続き使用して、Cisco CallManager Administration ウィンドウにアクセスし、管理タスクを実行することができます。
クライアント マシンに MSJVM がインストールされていない状態(つまり、Cisco CallManager がクライアント マシン上で JVM を検出できない、というメッセージが表示される状態)で、Cisco
CallManager Administration タスクを実行する必要がある場合は、Sun Microsystems の Java Virtual Machine(JVM)をクライアント マシン上にインストールして、設定する必要があります。(Sun JVM は、Java 2 Runtime Environment(JRE)の一部です)。さらに、ブラウザのセキュリティを Java 対応に設定する必要があります。JRE をクライアント マシンにインストールする方法の詳細については、「JRE のインストール」を参照してください。
MSJVM がクライアント マシンにインストールされているかどうかが不明な場合は、念のために Sun J2RE をインストールしてください。その結果、マシン上に 2 つの Java Runtime Environment がインストールされ、実行される場合があります。
ヒント 2 つの異なる JVM 製品(MSJVM と Sun J2RE)をクライアント マシン上で実行している場合は、必ず当該ソフトウェアのベンダー(Microsoft および Sun)から、各 JVM 用のパッチおよびセキュリティ アップデートをダウンロードし、インストールしてください。
Cisco CallManager のインストールの一部として、システムにより、Cisco CallManager サーバにインストールされる Sun JRE クライアント ソフトウェアが zip ファイルで提供されます。
(注) Windows XP Home/XP Professional には、zip ファイルを処理するための組み込みツールが備えられています。Windows 2000 をオペレーティング システムとして使用している場合に zip ファイルを格納および zip ファイルにアクセスするには、WinZip などの圧縮解凍ツールを別途用意してください。
クライアント PC に JRE ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco CallManager サーバで C:\utils\JRE ディレクトリに移動し、J2RE_Client_<jre version>.zip ファイルを検索します。
(注) Cisco CallManager サーバ上の JRE ソフトウェアにアクセスできるのは、Cisco CallManager Administrator だけです。他のユーザのアクセスを有効にするには、J2RE_Client_<jre version>.zip ファイルをすべてのユーザが共有できるサーバにコピーします。
ステップ 2 J2RE_Client_<jre version>.zip ファイルを右クリックし、 Copy をクリックして、このファイルをクライアント PC にコピーします。
ステップ 3 J2RE_Client_<jre version>.zip ファイルをダブルクリックして、Sun J2RE インストール実行プログラムを解凍します。
ステップ 4 インストール実行プログラム ファイルをクライアント PC 上でダブルクリックします。
次の例は、インストール実行プログラム ファイルの名前を示しています。
(注) インストール実行プログラム ファイルの正確な名前はバージョンごとに変わります。新しいバージョン番号が名前に取り入れられるためです。
JRE ソフトウェアは、C:\Program Files\Cisco\Java\JRE\j2re1.4.2_08 ディレクトリにインストールされます。
クラスタ内のパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバ間の接続が、何らかの理由により切断されると、このデータベースのコピーはサブスクライバ サーバに作成されません。
クラスタ内のパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバ間の接続が切断されているかどうかを判断するには、クラスタ内の最後のサブスクライバ サーバをインストールした後、35 分間待ちます。その後、SQL Server Enterprise Manager を起動します。サブスクリプションの横に赤色の X アイコンが表示されている場合は、サブスクリプションが切断されていることを示しています。
サブスクリプションの再初期化と複製スナップショット エージェントの起動
サブスクリプションの横に赤色の X アイコンが表示されていることで、1 つまたは複数のサブスクリプション接続が切断されていると判断した場合は、パブリッシャ データベース サーバでサブスクリプションを再初期化し、複製スナップショット エージェントを起動します。
ステップ 1 Start > Programs > Microsoft SQL Server 2000 > Enterprise Manager の順に選択し、SQL Server Enterprise Manager を開きます。
ステップ 2 次のパスで、設定するパブリッシャ データベース名を選択します。Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<このサーバのホスト名>/Databases/<パブリッシャ データベース名>Publications
ステップ 3 メイン ウィンドウで、サブスクリプション名を右クリックし、 Reinitialize all Subscriptions を選択します。確認するために Yes をクリックします。
ステップ 4 次のパスで、 Snapshot Agents フォルダを選択します。Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<this server's hostname>/Replication Monitor/Agents
ステップ 5 設定するデータベース名と一致するパブリケーション名を右クリックし、 Start をクリックします。
まれに、サブスクリプションの再初期化が動作しない場合があります。上記の手順を実行しても、これらの動作が確認できない場合は、この製品の技術サポートを提供するチーム(たとえば、Cisco パートナーや Cisco Technical Assistance Center(TAC))にお問い合せください。
この項では、エラー メッセージおよびその他の問題の解決についての情報を紹介します。この項では、次のトピックについて取り上げます。
インストール時に、ダイアログボックス(ログ ファイルではない)に次のメッセージが表示される場合があります。その場合は、C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs から ccminst <data/time stamp>.log というログ ファイルを取得し、その内容を確認できます。
During the installation process, you may be prompted, possibly multiple times, to reboot the server to install a critical component. |
||
You must provide the Computer Name of the publisher server.IP addresses or fully qualified DNS names are not allowed. |
||
You must provide the publisher server name when installing a subscriber. |
このメッセージは、サブスクライバ サーバに Cisco |
|
You have entered an invalid product key.Please re-enter the key. |
Cisco CRS のインストール マニュアルを参照して、Cisco CRS プロダクト キーを確認します。Cisco CallManager プロダクト キーについては、本書を参照してください。 |
|
このメッセージは、パスワードを 2 回以上入力したときに、入力したパスワードがサーバ上のパスワードと一致しない場合に表示されます。 |
||
You must enter a phrase from 1 to 15 characters in length.This phrase may contain English lower-case letters, English upper-case letters, Westernized Arabic numerals, and the following Non-alphanumeric “special characters” { } . < > : ? / | \ ` ~ ! @ $ ^ & * ( ) _ - + |
||
The installation has detected pending file operations.You must reboot the server before continuing.The installation will now abort. |
||
You are not logged on as ‘Administrator’.You must log in by using local Administrator user name and password to install Cisco CallManager. |
||
You do not have administrator privileges.You must have administrator privileges to install Cisco CallManager. |
||
Windows 2000 Server is not installed.Install Windows 2000 Server before you install Cisco CallManager. |
すべての専用サーバおよび共存サーバにオペレーティング システムのバージョン 2000.4.2sr2(またはそれ以降)がインストールされていることを確認します。Cisco CallManager をインストールする前に、2000.4.2sr2(またはそれ以降)にアップグレードし、最新のサービス リリース(2000.4.2sr2 またはそれ以降)をインストールします。 |
|
Windows 2000 Service Pack 4 or later is not installed.You must have Windows 2000 Service Pack 4 or later installed before you install Cisco CallManager. |
すべての専用サーバおよび共存サーバにオペレーティング システムのバージョン 2000.4.2sr2(またはそれ以降)がインストールされていることを確認します。Cisco CallManager をインストールする前に、2000.4.2sr2(またはそれ以降)にアップグレードし、最新のサービス リリース(2000.4.2sr2 またはそれ以降)をインストールします。 |
|
You must install CallManager by double clicking CCMSetup.exe. |
Cisco CallManager パッケージに含まれる msi ファイルをダブルクリックして、Cisco CallManager をインストールしようとしました。 |
|
Cisco CallManager could not install the SUN Microsystems JRE component.Review the Cisco CallManager installation logs to determine cause of failure, take appropriate action.For more information refer, to the Cisco CallManager installation documents. |
||
Cisco CallManager installation has detected JRE version <JREVERSION> installed at <JRELOCATION>.Uninstall this version of JRE from the server and rerun the installation.To continue the installation, you must disable or stop any anti-virus protection, intrusion detection software, and other third-party applications, and then rerun the installation program. |
インストール中に、互換性のない JRE のバージョン、または必要なすべてのコンポーネントがインストールされていない可能性があるバージョンが検出されました。 |
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Cisco CallManager successfully installed Sun JRE and requires the server to be rebooted.To continue the installation, you must disable or stop any anti-virus protection, intrusion detection software, and other third-party applications, and then rerun the installation program. |
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If you have installed intrusion detection or anti-virus protection software, you must stop and disable these applications from the Services Control console before you continue with the Cisco CallManager installation.All other installed third-party applications must be uninstalled before proceeding with the Cisco CallManager installation.Failure to follow these directives could result in un-recoverable errors.Would you like to proceed? |
シスコで検証されたアプリケーション(Cisco Partner Applications)またはプラットフォーム エージェントがサーバにインストールされている場合は、サービスを無効にするか、またはアンインストールして、サービスを停止する必要があります。 |
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Because the <BUILDVERSION> of this Cisco CallManager MSI package is not compatible with the Cisco CallManager setup file (ccmsetup.exe), make sure that you are using the ccmsetup.exe that was distributed with this version of Cisco CallManager.The installation will now abort. |
このバージョンの Cisco |
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The installation detected that the server exists in a domain.When a server exists in a domain, authentication between servers may fail, or the non-default domain security policies may be so restrictive that the Cisco CallManager installation cannot build critical NT Accounts during an upgrade.If server is not removed from the domain and added to a workgroup, upgrade errors, upgrade failures, or a total system failure, which includes a loss of data and a complete reinstallation of Cisco CallManager, could result.Would you like to proceed? |
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This release of Cisco CallManager is not supported on this server model.The installation will now abort. |
このバージョンの Cisco |
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The installation program does not have enough disk space on the C drive to complete the installation.The installation program requires that you have 3.0 gigabytes of disk space available on your server.Make at least 3.0 gigabytes of disk space available and restart the installation. |
Cisco CallManager をインストールするのに十分なディスク スペースがサーバの C ドライブにありません。 |
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The local security policy “Restrict CD-ROM access to locally logged-on user only” is enabled.This setting interferes with the Cisco CallManager installation.Please disable this setting using the Local Security Policy utility, reboot, and rerun the Cisco CallManager installation. |
ローカル セキュリティ ポリシー「Restrict CD-ROM access to locally logged-on user only」が、サーバで有効になっています。 |
Local Security Policy ユーティリティを使用してこの設定を無効にし、再起動した後に、Cisco 詳細については、「Restrict CD-ROM Access to Locally Logged-On User Only セキュリティ ポリシーの無効化」を参照してください。 |
This package is for upgrades of existing Cisco CallManager installations only. |
Cisco CallManager の Web ダウンロード ファイルを使用して、Cisco CallManager をインストールしようとしました。 |
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このメッセージは、インストールが成功した後で、そのバージョンよりも前のバージョンの Cisco CallManager をインストールしようとした場合に表示されます。 |
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Cisco CallManager install did not complete successfully.Review the log file for more information. |
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Unable to locate MSI package associated with this bootstrapper. |
Cisco CallManager のインストール パッケージに付属するすべてのファイルが、サーバにコピーされていません。 |
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このメッセージは、インストールが成功した後で、同じバージョンの Cisco |
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An unexpected error occurred while creating the log directory. |
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Failure occurred trying to get DBNAME value from registry.Aborting Cisco CallManager installation. |
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Failure occurred trying to validate the format of DBNAME value.Aborting Cisco CallManager installation. |
無効な形式の DBNAME 値がレジストリに格納されています。このエラーが発生するのは、手作業でこの値を変更した場合だけです。 |
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Current OS version does not meet minimum requirements.This version of CallManager requires the minimum OS version to be <MinOSVersion>.The minimum baseline OS image version is <MinOSBaseVersion>. For more information, refer to the “Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server and Upgrading Cisco CallManager” documents.The installation will now abort. |
このバージョンの Cisco |
インストールに関して互換性のあるバージョンを確認するには、『 Cisco Compatibility Matrix 』を参照してください。この資料を入手するには、 |
Installing Cisco CallManager using Terminal Services is not allowed.Install will now abort. |
Cisco CallManager のインストール、アップグレード、および設定作業では、Terminal Service はサポートされません。 |
Virtual Network Computing(VNC)を使用する場合は、 |
Failure occurred during the Cisco Directory installation.Refer to the log file C:\Program Files\Common Files\Cisco\Directory\IntegratedSetup.trc for details.Aborting CiscoCallManager install. |
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Failure occurred during the Cisco CallManager installation.Please look at the Cisco CallManager installation log file for details.Aborting Cisco CallManager installation. |
Cisco CallManager のインストールで、ファイルのコピー中にエラーが発生しました。すべてのプラットフォーム エージェントおよびシスコで検証済みのアプリケーションを停止し、インストールを再実行します。詳細については、『Cisco CallManager アップグレード手順』を参照してください。 |
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The Cisco CallManager installation detected an error while copying files. Stop all platform agents and Cisco-verified applications, and restart the installation. For more information, refer to the Upgrading Cisco CallManager document. |
すべてのプラットフォーム エージェントおよびシスコで検証済みのアプリケーションを停止し、インストールを再実行します。詳細については、「インストール前の作業の実行」を参照してください。 |
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Either passwords do not match or a network connectivity error occurred. |
サブスクライバ サーバのインストール時に、次のいずれかのエラーが発生しました。 |
• サブスクライバとパブリッシャ データベース サーバ間の接続を確認する。 |
The password of [X] does not match the password on the publisher [servername].For details, review the log file [Z]. |
Cisco CallManager をサブスクライバ サーバ上にインストールしているユーザのユーザ名またはパスワード、あるいはその両方が、パブリッシャ データベース サーバのユーザ名およびパスワードと一致しません。 |
正しいパブリッシャ サーバ名を入力したこと、およびユーザ名とパスワードがパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバとで一致していることを確認します。 |
Because no network connectivity exists or you entered the incorrect publisher server name, the installation could not verify the password of [username] against the publisher [servername].For details, review the log file [X]. |
このメッセージが表示されるのは、サブスクライバのインストール時に、サブスクライバとパブリッシャ データベース サーバ間がネットワーク接続されていない場合、または、入力したパブリッシャ データベース サーバの名前が正しくない場合です。 |
パブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバ間の接続を確認し、パブリッシャ データベース サーバの正しい名前を入力したことを確認します。 |
Either the password of [X] does not match the password on the publisher [Y], or a network connectivity error occurred.For details, review the log file [Z]. |
• パブリッシャ データ • Cisco CallManager をサブスクライバ サーバ上にインストールしているユーザのユーザ名またはパスワード、あるいはその両方が、パブリッシャ データベース サーバのユーザ名およびパスワードと一致しない。 |
• パブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバとの間の接続を確認する。 • Administrator のユーザ名とパスワードを使用してパブリッシャ データベース サーバおよびサブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールしたことを確認する。 |
The private password phrase does not match the private password phrase on the publisher [servername].For details, review the log file [Y]. |
サブスクライバ サーバのインストール時に、次のいずれかの問題が発生しました。 • 入力したパブリッシャ データベース サーバの名前が正しくない。 • パブリッシュ データ |
• サブスクライバ サーバとパブリッシャ データベース サーバとの間に信頼できる接続が確立されていることを確認する。 |
The installation failed to verify the Cisco CallManager version that runs on the publisher database server.Cancel the installation, and review the log file at C:\Program Files\ Common Files\Cisco\Logs\ CCMUIInst.log. |
このエラーが発生するのは、サブスクライバのインストール時に、サブスクライバとパブリッシャ データベース サーバ間がネットワーク接続されていない場合、または、入力したパブリッシャ データベース サーバの名前が正しくない場合です。 |
パブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ データベース サーバ間の接続を確認し、パブリッシャ データベース サーバの正しい名前を入力します。 |
The Cisco CallManager version that you are installing on this subscriber does not match the version running on the publisher database server.Cancel the installation and ensure the publisher is upgraded to this Cisco CallManager version before you continue. |
サブスクライバ データベース サーバにインストールしようとした Cisco CallManager のバージョンが、パブリッシャ データベース サーバにインストールしたバージョンと異なります。 |
パブリッシャ データベース サーバにインストールしたのと同じバージョンの Cisco CallManager をサブスクライバ データベース サーバにインストールします。 |
Configuration changes to the Cisco CallManager server do not take effect until you restart your system.Click Yes to restart the computer now or No if you plan to restart the computer later. |
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Cisco CallManager installation detected a service control file from a previous failed installation.This may have resulted in incorrect service Startup Type settings.Click: “Yes” to continue installing with the current settings, “No” to reset service startup types to the original settings and exit the installation program, or “Cancel” to exit the installation program with no further action. |
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To proceed, the installation program must update the configuration and restart the server.To continue the installation with these changes and restart the server now, click OK .To abort the installation, click Cancel . |
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UMX.dll failed to register.After you complete the installation, review the log file. |
プロセスの生成に失敗したか、プロセスが異常終了したか、または regsvr32 の実行中にエラーが発生したために、UMX.dll が登録処理に失敗しました。 |
インストール後にサーバを再起動したことを確認します。コマンド プロンプトを実行し、regsvr32 C:\dcdsrvr\lib\UMX.dll と入力して Enter キーを押します。 問題が解決したことを確認するには、このサーバの Cisco CallManager Administration で新規ユーザを追加してみます。 |
Indexing directory data did not finish.After you complete the installation, review the log file.C:\dcdsrvr\log\DirInstallValidation.log. |
インストールを続行します。インストールの終了時に、サーバの再起動を求めるプロンプトが表示されたら、サーバを再起動します。サーバの再起動後、サービス制御を起動し、DC Directory Server のステータスが「 started 」になるのを待ちます。 これがパブリッシャ データベース サーバであれば、 これがサブスクライバ データベース サーバであれば、コマンド ウィンドウで dcdrepcl trigger all と入力します。システムに設定されているユーザの数にもよりますが、サービスが「started」の状態に変わるまで、「starting」の状態が長く続く場合があります。 |
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The Cisco CallManager installation failed to stop <list of services> service(s).Please reboot the server, manually stop the service(s), and rerun the Cisco CallManager installation program. |
サーバを再起動し、手動でサービスを停止した後に、 |
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The installation encountered an unknown error while trying to resolve the Publisher server name [X].For more information, review the log file CCMInstUI.log. |
正しいパブリッシャ サーバ名を入力したことを確認します。hosts ファイルを確認するには、「名前解決に関する問題の解決」を参照してください。 |
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The installation could not resolve the Publisher server name [X] to a valid IP address.Verify that you entered the correct publisher server name, and review the log file CCMInstUI.log for more information. |
正しいパブリッシャ サーバ名を入力したことを確認します。hosts ファイルを確認するには、「名前解決に関する問題の解決」を参照してください。 |
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The installation successfully resolved the Publisher server name [X] to IP address [Y] but could not resolve the IP address back to a host name. |
正しいパブリッシャ サーバ名を入力したことを確認します。hosts ファイルを確認するには、「名前解決に関する問題の解決」を参照してください。 |
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The installation successfully resolved the Publisher server name [X] to IP address [Y] and resolved the IP address back to the host name [Z].The resolved host name does not match the server name that you entered. |
入力したパブリッシャ サーバ名が、正引き名前解決および逆引き名前解決の実行後にインストール プログラムが取得したサーバ名と一致していません。 |
正しいパブリッシャ サーバ名を入力したことを確認します。hosts ファイルを確認するには、「名前解決に関する問題の解決」を参照してください。 |
Because mapped network drives exist on the server, the installation could not verify the password of [username] against the publisher [servername]. Disconnect all the mapped drives, reboot the system, and rerun the installation. For details, review the log file [x]. |
インストール時に、サブスクライバ サーバとパブリッシャ データベース サーバとでパスワードが一致していることを確認できませんでした。 |
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Because mapped network drives exist on the server, the installation could not verify the private password phrase against the publisher [servername]. Disconnect all the mapped drives, reboot the system, and rerun the installation. For details, review the log file [z]. |
インストール時に、サブスクライバ サーバとパブリッシャ データベース サーバとでプライベート パスワード フレーズが一致していることを確認できませんでした。 |
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The installation could not verify the private password phrase on the publisher <server name>, because the user does not have permission to access the publisher server over the network. For details, review the log file <log file name>. |
ネットワーク上でパブリッシャ サーバにアクセスする権限をユーザが持っていないため、インストール時に、パブリッシャ <server name> のプライベート パスワード フレーズを確認できませんでした。詳細については、ログ ファイル <log file name> を確認してください。 |
パブリッシャ サーバまたはサブスクライバ サーバのいずれかのセキュリティ設定により、サブスクライバ サーバのインストール時に、インストール プログラムがパブリッシャ サーバのプライベート パスワード フレーズを確認できませんでした。 • パブリッシャ サーバまたはサブスクライバ サーバが、インストール時にドメイン内にあった。 • マシン上のローカル セキュリティ ポリシー設定の中に、インストール プログラムによるこの操作の実行を妨害するものがあった。 |
Cisco CallManager installation failed while installing Microsoft SQL 2000. Review the Cisco CallManager installation logs to determine the cause of failure.Take appropriate action and reinstall both the Cisco IP Telephony Operating System and Cisco CallManager program.For more information refer, to the Cisco CallManager installation documents. |
• Cisco Security Agent、アンチウイルス ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製アプリケーションがインストールされ、実行されていた。 |
Cisco CallManager のインストールを再確認して、問題の原因を特定します。ウィルスを除去するか、または問題のソフトウェアを無効化するための適切な処置を行ってから、Cisco IP Telephony Operating System および Cisco CallManager プログラムの両方を再インストールします。 |
Cisco CallManager successfully installed Microsoft SQL 2000 and requires the server to be rebooted.To continue the installation, you must disable or stop any anti-virus protection, intrusion detection software, and other third-party software, and then rerun the installation program.When the server reboots, you must rerun the installation program to continue your installation. |
アンチウイルス ソフトウェア、侵入検知ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製アプリケーションがインストールされ、実行されていました。 |
a. すべてのアンチウィルス ソフトウェア、侵入検知ソフトウェア、その他のサードパーティ製アプリケーションを無効化または停止する。 |
Cisco CallManager installation failed while installing Microsoft SQL 2000 SP4.Review the Cisco CallManager installation logs to determine cause of failure, take appropriate action.Download Microsoft SQL 2000 service pack 4 (or later) from Cisco.com, install it on the server, and rerun the Cisco CallManager installation program.For more information refer, to the Cisco CallManager installation documents. |
• Cisco Security Agent、アンチウイルス ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製アプリケーションがインストールされ、実行されていた。 |
Microsoft SQL 2000 サービス パック 4(またはそれ以降)を Cisco.com からダウンロードして、サーバにインストールし、次に |
Cisco CallManager successfully installed Microsoft SQL 2000 SP3A and requires the server to be rebooted.To continue the installation, you must disable or stop any antivirus protection, intrusion detection software, and other third-party applications, and then rerun the installation program.When the server reboots, you must rerun the installation program to continue your installation.The installation program automatically reboots the server and the installation will continue. |
アンチウイルス ソフトウェア、侵入検知ソフトウェア、またはその他のサードパーティ製アプリケーションがインストールされ、実行されていました。 |
a. すべてのアンチウィルス ソフトウェア、侵入検知ソフトウェア、その他のサードパーティ製アプリケーションを無効化または停止する。 |
Cisco CallManager could not install the Microsoft MDAC Hotfix MS04-003 at this time. When the installation has finished, please reapply the latest Cisco OS Upgrade Service Release. For more information refer to the Cisco CallManager installation documents |
Cisco CallManager のインストールに影響はありませんが、インストールの終了後に、最新の Cisco OS Upgrade Service Release を再度適用してください。 |
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Cisco CallManager could not install the Microsoft SQL 2000 Hotfix MS03-031. When the installation has finished, download the SQL 2000 Hotfix MS03-031 from cisco.com, and manually install it. For more information refer to the Cisco CallManager installation documents |
Microsoft SQL Hotfix MS03-031 のインストールに失敗しました。Cisco CSA またはアンチウィルス ソフトウェアがインストールされ、実行されていた可能性があります。 |
Cisco CallManager のインストールに影響はありません。インストールの終了後、Cisco CSA またはアンチウィルス ソフトウェアを無効にし、cisco.com から SQL 2000 Hotfix MS03-031 をダウンロードし、手動でインストールします。ホットフィックスのインストール後、Cisco CSA およびアンチウィルス ソフトウェアを再度有効にできます。 SQL2K-MS03-031.exe は、 |
The installation program detected an insufficient amount of memory for this version of Cisco CallManager to function properly on this server.You may continue installing this version on a subscriber server, but you must increase the amount of memory on this server to a minimum of 1 GB after the installation to avoid any system problems. |
インストールは続行できますが、システムの問題を避けるために、インストール後にこのサーバのメモリを 1 GB 以上に増やすことを推奨します。 |
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The installation program detected an insufficient amount of memory for this version of Cisco CallManager to function properly on this server.Please increase the amount of memory you have on this server to a minimum of 1 GB before you install this version of the program. |
Cisco CallManager では、NetBIOS および IP の名前解決が必要です。WINS(NetBIOS)または DNS(IP)の設定を誤ると、サービス停止につながる可能性があります。
名前解決の問題を解決するには、ネットワーク管理者に問い合せ、ネットワーク全体における NetBIOS および IP の名前解決を確認します。確認する内容は、ローカル デバイスの IP 設定、ローカル デバイスの名前解決(LMHOSTS および HOSTS)、ネットワーク ベースの名前解決システム(WINS および DNS)、および DHCP システムです。
(注) ローカル ベースまたはネットワーク ベースのいずれか一方の名前解決を使用することを推奨します。両方を同時に使用しないでください。
(注) ローカルの名前解決を使用し、いずれかのサーバの IP アドレスを変更する場合、ネットワーク内で影響を受けるすべてのサーバの LMHOSTS ファイルおよび HOSTS ファイルを適宜更新する必要があります。変更内容を有効にするには、影響を受けるサーバをすべて再起動するか、ステップ 4 の作業を実行します。
(注) ネットワーク ベースの名前解決を使用し、いずれかのサーバの IP アドレスを変更する場合は、WINS および DNS(RARP を含む)システムを更新する必要があります。変更内容を有効にするには、影響を受けるサーバをすべて再起動するか、ステップ 4 の作業を実行します。
ステップ 1 ipconfig /all コマンドおよび hostname コマンドをクラスタ内の各サーバで実行して、各サーバの IP アドレス、ホスト名、および DNS サフィックスを取得します。
ステップ 2 クラスタ内のすべてのサーバの名前と IP アドレスを、各サーバの hosts ファイルに入力します。hosts ファイルは、c:\winnt\system32\drivers\etc にあります。
次の例は、hosts ファイルを示しています。cm1 はホスト名を表し、mydomain.com は デフォルトの DNS サフィックスまたは接続固有の DNS サフィックスを表します。これらは、ipconfig /all コマンド出力から取得されます。
127.0.0.1 localhost
1.3.5.9 cm1 cm1.mydomain.com
1.2.4.8 cm2 cm2.mydomain.com
ステップ 3 クラスタ内のすべてのサーバの名前と IP アドレスを、各サーバの lmhosts ファイルに入力します。lmhosts ファイルは、c:\winnt\system32\drivers\etc にあります。
次の例は、lmhosts ファイルを示しています。cm1 はホスト名を表します。
1.3.5.9 cm1 #PRE
1.2.4.8 cm2 #PRE
ステップ 4 変更内容を有効にするには、次のコマンドを各サーバで実行します。
(注) このコマンドで、「R」は大文字と小文字が区別されるので注意してください。
ステップ 5 次の手順に従って、変更内容が正常にロードされたことを確認します。
クラスタにある他のすべてのサーバ名が、life(キャッシュの寿命)-1 と共に表示されています。これらの名前は複数回表示されます。
次の例は、nbtstat -c コマンドの出力を示しています。
b. ipconfig /displaydns の出力を確認します。クラスタ内のすべてのサーバで、正引きエントリおよび逆引きエントリが少なくとも 1 つずつ必要です。次の例では、サーバごとに正引きエントリと逆引きエントリが 2 つずつあります。
ローカル セキュリティ ポリシーの「Restrict CD-ROM access to locally logged-on user only」が有効です、という意味のメッセージが表示された場合は、その設定を無効にしてサーバを再起動した後に、Cisco CallManager のインストールを再実行する必要があります。このセキュリティ ポリシーを無効にするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Start > Programs > Administrative Tools > Local Security Policy の順に選択して、Local Security Policy ユーティリティを起動します。
ステップ 2 左側のペインで、Local Policies フォルダを展開し、Security Options フォルダを選択します。
ステップ 3 右側のペインで、 Restrict CD-ROM access to locally logged-on user only ポリシーを選択し、 Enter キーを押します。
Local Security Policy ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 4 Disabled オプション ボタンを選択し、OK をクリックします。
ステップ 5 Local Security Policy ユーティリティを終了します。
ステップ 7 Cisco CallManager のインストールを再実行します。
シスコの製品マニュアルやその他の資料は、Cisco.com でご利用いただけます。また、テクニカル サポートおよびその他のリソースを、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。
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各国のシスコ Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
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Product Documentation DVD は、技術情報を包含する製品マニュアルをポータブルなメディアに格納した、包括的なライブラリです。この DVD を使用することにより、シスコ製の各ハードウェアやソフトウェアのインストール、コンフィギュレーション、およびコマンドに関する複数のバージョンのマニュアルにアクセスできます。また、この DVD を使用すると、シスコの Web サイトで参照できるのと同じ HTML マニュアルに、インターネットに接続せずにアクセスできます。一部の製品については、PDF 版のマニュアルもご利用いただけます。
Product Documentation DVD は、1 回単位で入手することも、または定期購読することもできます。Cisco.com 登録ユーザ(Cisco Direct Customers)の場合、次の URL の Cisco Marketplace から Product Documentation DVD(Product Number DOC-DOCDVD= または DOC-DOCDVD=SUB)を発注できます。
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シスコシステムズマニュアルセンターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版を PDF 形式で公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアル CD-ROM もオンラインで発注可能です。ご希望の方は、次の URL にアクセスしてください。
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なお、技術内容に関するお問い合せは、この Web サイトではお受けできませんので、製品を購入された各代理店へお問い合せください。
シスコでは、オンラインの Security Vulnerability Policy ポータル(英文のみ)を無料で提供しています。次の URL にアクセスしてください。
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シスコ製品に関するセキュリティの勧告、注意事項、および回答の最新のリストには、次の URL からアクセスできます。
セキュリティの勧告、注意事項、および回答がアップデートされた時点でリアルタイムに確認するには、Product Security Incident Response Team Really Simple Syndication(PSIRT RSS)フィードに登録してください。PSIRT RSS フィードに登録する方法については、次の URL を参照してください。
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• 緊急の場合のみ : security-alert@cisco.com (英語のみ)
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ヒント シスコに機密情報をお送りいただく際には、PGP(Pretty Good Privacy)または互換製品(たとえば、GnuPG)を使用して、暗号化することをお勧めします。PSIRT は、PGP バージョン 2.x から 9.x によって暗号化された情報に対応しています。
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Cisco Technical Support では、24 時間テクニカル サポートを提供しています。Cisco.com の Cisco Technical Support & Documentation Web サイトでは、多数のサポート リソースをオンラインで提供しています。また、シスコと正式なサービス契約を交わしているお客様には、Cisco Technical Assistance Center(TAC)のエンジニアが電話でのサポートにも対応します。シスコと正式なサービス契約を交わしていない場合は、代理店にお問い合せください。
Cisco Technical Support & Documentation Web サイトでは、シスコ製品やシスコの技術に関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、オンラインでマニュアルやツールを提供しています。この Web サイトは、24 時間、いつでも利用可能です。URL は次のとおりです。
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(注) Web または電話でサービス リクエストを発行する前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して製品のシリアル番号を確認してください。CPI ツールには、Cisco Technical Support & Documentation Web サイトから、Documentation & Tools の下の Tools & Resources リンクをクリックするとアクセスできます。アルファベット順の索引ドロップダウン リストから Cisco Product Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs の下の Cisco Product Identification Tool リンクをクリックします。CPI ツールには、3 つの検索オプションがあります。製品 ID またはモデル名による検索、ツリー表示による検索、show コマンド出力のコピー アンド ペーストによる特定製品の検索です。検索結果では、製品が図示され、シリアル番号ラベルの位置が強調表示されます。ご使用の製品でシリアル番号ラベルを確認し、その情報を記録してからサービス コールをかけてください。
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
オンラインの TAC Service Request Tool を使用すると、S3 と S4 のサービス リクエストを短時間でオープンできます(S3:ネットワークに軽微な障害が発生した、S4:製品情報が必要である)。状況を入力すると、その状況を解決するための推奨手段が検索されます。これらの推奨手段で問題を解決できない場合は、シスコのエンジニアが対応します。TAC Service Request Tool には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
S1 または S2 のサービス リクエストの場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、Cisco TAC に電話でお問い合せください(S1:ネットワークがダウンした、S2:ネットワークの機能が著しく低下した)。S1 および S2 のサービス リクエストには、シスコのエンジニアがすぐに割り当てられ、業務を円滑に継続できるようにサポートします。
シスコでは、報告されるサービス リクエストを標準化するために、シビラティを定義しています。
シビラティ 1(S1):既存のネットワークがダウンした状態か、業務に致命的な損害が発生した場合。お客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 2(S2):既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しないため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やして、この問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 3(S3):ネットワークの動作パフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる必要があると判断した場合。
シビラティ 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。
• 『 Cisco Product Quick Reference Guide 』は手軽でコンパクトな参照ツールです。チャネル パートナー経由で販売される多くのシスコ製品に関する簡単な製品概要、主要な機能、サンプル部品番号、および簡単な技術仕様を記載しています。年 2 回の更新の際には、シスコの最新情報が収録されます。『Cisco Product Quick Reference Guide』の注文方法および詳細については、次の URL にアクセスしてください。
• Cisco Marketplace では、シスコの書籍やリファレンス ガイド、マニュアル、ロゴ製品を数多く提供しています。購入を希望される場合は、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
• Cisco Press では、ネットワーキング全般、トレーニング、および認定資格に関する書籍を広範囲にわたって出版しています。これらの出版物は、初級者にも上級者にも役立ちます。Cisco Press の最新の出版物やその他の情報を調べるには、次の URL から Cisco Press にアクセスしてください。
• 『 Packet 』はシスコシステムズが発行する技術者向けの雑誌で、インターネットやネットワーキングへの投資を効果的に活用するために役立ちます。本誌は季刊誌として発行され、業界の最先端トレンド、最新テクノロジー、シスコ製品やソリューション情報が記載されています。また、ネットワーク構成およびトラブルシューティングに関するヒント、コンフィギュレーション例、カスタマー ケース スタディ、認定情報とトレーニング情報、および充実したオンライン サービスへのリンクの内容が含まれます。『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
日本語版『Packet』は、米国版『Packet』と日本版のオリジナル記事で構成されています。日本語版『Packet』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/packet/
• 『 iQ Magazine 』はシスコシステムズの季刊誌で、成長企業が収益を上げ、業務を効率化し、サービスを拡大するためには技術をどのように利用したらよいかを学べるように構成されています。本誌では、実例とビジネス戦略を挙げて、成長企業が直面する問題とそれを解決するための技術を紹介し、読者が技術への投資に関して適切な決定を下せるよう配慮しています。『iQ Magazine』には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
http://ciscoiq.texterity.com/ciscoiq/sample/
• 『 Internet Protocol Journal 』はシスコシステムズの季刊誌で、パブリック/プライベートなインターネットとイントラネットを設計、開発、および運用するエンジニアリングのプロフェッショナルを対象としています。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスしてください。
• シスコシステムズが提供するネットワーキング製品、および各種のカスタマー サポート サービスは、次の URL から入手できます。
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• Networking Professionals Connection は対話形式の Web サイトです。このサイトでは、ネットワーキング製品やテクノロジーに関する質問、提案、および情報をネットワーキング担当者がシスコの専門家や他のネットワーキング担当者と共有できます。次の URL にアクセスしてディスカッションに参加してください。
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