Cisco IOS XE Fuji 16.9.x(Catalyst 9400 シリーズ スイッチ)リリースノート
はじめに
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ は、シスコの最先端のモジュラ エンタープライズ スイッチング アクセス プラットフォームであり、セキュリティ、IoT、モビリティ、クラウドの新たなトレンドに対応する目的で構築されたものです。
これらのスイッチは、ASIC アーキテクチャの観点において、Unified Access Data Plane(UADP)2.0 を通じて他の Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチとの完全なコンバージェンスを実現します。モデル駆動型プログラマビリティをサポートするオープンな Cisco IOS XE 上で稼働するこのプラットフォームは、コンテナをホストする性能を備え、サードパーティ製アプリケーションやスクリプトをスイッチ内でネイティブに実行します(x86 CPU アーキテクチャ、ローカルストレージ、高いメモリフットプリントを利用)。シスコの主要なエンタープライズ アーキテクチャである SD-Access の基本的な構成要素としても機能します。
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ は、空気が横方向に流れるデュアルサービス対応ファントレイ設計によってエンタープライズ向けに最適化されており、クローゼットに収納しやすい約 16 インチの奥行きとなっています。
(注) |
強化された製品ドキュメントのエクスペリエンスを提供する、まったく新しいポータルであるコンテンツ ハブをご確認ください。
パーソナライズされたドキュメント エクスペリエンスを実現するには、content.cisco.com のコンテンツ ハブから開始してください。 コンテンツ ハブでの体験のフィードバックをお送りください。 |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.7 の新機能
このリリースでは、ハードウェアまたはソフトウェアの新しい機能はありません。このリリースの未解決および解決済みの不具合については、「注意事項」を参照してください。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.6 の新機能
このリリースでは、ハードウェアまたはソフトウェアの新しい機能はありません。このリリースの未解決および解決済みの不具合については、「注意事項」を参照してください。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 の新機能
このリリースでは、ハードウェアまたはソフトウェアの新しい機能はありません。このリリースの未解決および解決済みの不具合については、「注意事項」を参照してください。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 の新機能
このリリースでは、ハードウェアまたはソフトウェアの新しい機能はありません。このリリースの未解決および解決済みの不具合については、「注意事項」を参照してください。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 の新機能
このリリースでは、ハードウェアまたはソフトウェアの新しい機能はありません。このリリースの未解決および解決済みの不具合については、「注意事項」を参照してください。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 の新機能
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 のソフトウェア機能
機能名 |
説明およびライセンスレベル情報 |
---|---|
Cisco StackWise Virtual での In-Service Software Upgrade(ISSU) |
このリリースから、スイッチに設定された Cisco StackWise Virtual の ISSU は、単一のスーパーバイザモジュール設定でのみサポートされます。 Cisco StackWise Virtual での ISSU をサポートするのは、C9404R および C9407R スイッチのみです。
「High Availability」の「Configuring ISSU」を参照してください。
(Network Advantage) |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 の新機能
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 のハードウェア機能
機能名 |
説明とドキュメントのリンク |
||
---|---|---|---|
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ—Catalyst 9404R スイッチ(C9404R) |
Catalyst 9404R スイッチは 4 スロットモジュラ型シャーシです。2 つの冗長スーパーバイザ モジュール スロット、2 つのスイッチング モジュール スロットを備えています。 104 の前面パネルポート、1 つの非冗長ファントレイアセンブリをサポートし、最大 4 つの電源モジュールに対応するプロビジョニングを備えています。
ハードウェアの詳細については、『Cisco Catalyst 9400 Series Switches Hardware Installation Guide』を参照してください。 |
||
25 G アップリンク サポート付きの Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ XL25 モジュール (C9400-SUP-1XL-Y) |
このスーパーバイザモジュールは、Cisco Catalyst C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 SFP28 トランシーバを使用する 2 つの 25G アップリンクポートと QSFP トランシーバを使用する 2 つの 40G ポートを含む、10 個のアップリンクポートをサポートします。
ハードウェアの詳細については、『Cisco Catalyst 9400 Series Supervisor Module Installation Note』を参照してください。 |
||
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200W DC 電源(9400-PWR-3200DC) |
この電源モジュールは、-40 ~ -72 VDC の入力電圧をサポートし(拡張範囲は -75 VDC)、3200 W の出力電力を提供します。 個別の電源から給電可能な DC 入力を 2 系統備えており、適切な単一電源から並列化して動作させることもできます。冗長コンフィギュレーション モードと複合コンフィギュレーション モードをサポートします。
機能、設置、トラブルシューティングおよび仕様の詳細については、『Cisco Catalyst 9400 Series Switches Hardware Installation Guide』を参照してください。 コンフィギュレーションの例については、「System Management」→「Environmental Monitoring and Power Management」を参照してください。 |
||
Cisco 10GBASE SFP+ トランシーバモジュール |
サポートされるトランシーバモジュール製品番号:SFP-H10GB-CU1-5M、SFP-H10GB-CU2M、SFP-H10GB-CU2-5M
モジュールについては、『Cisco 10GBASE SFP+ Modules Data Sheet』を参照してください。デバイスの互換性については、『Cisco 10-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix』を参照してください。 |
||
シスコの 25 ギガビット イーサネット トランシーバ モジュール(Cisco 25GBASE SFP28) |
サポートされるトランシーバモジュール製品番号:
モジュールについては、『Cisco 25GBASE SFP28 Modules Data Sheet』を参照してください。デバイスの互換性については、『Cisco 25-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix』を参照してください。 |
||
シスコの 40 ギガビットイーサネット、QSFP + トランシーバモジュール:QSFP-H40G-AOC |
サポートされるトランシーバモジュール製品番号:QSFP-H40G-AOC20M、QSFP-H40G-AOC25M、QSFP-H40G-AOC30M、QSFP-H40G-CU0.5M、QSFP-H40G-CU2M、QSFP-H40G-CU4M モジュールについては、『Cisco 40GBASE QSFP Modules Data Sheet』を参照してください。互換性については、『Cisco 40-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix』を参照してください。 |
||
Cisco 40GBASE-CSR4 QSFP トランシーバモジュール |
サポートされるトランシーバモジュール製品番号:QSFP-40G-CSR4 モジュールについては、『Cisco 40GBASE QSFP Modules Data Sheet』を参照してください。互換性については、『Cisco 40-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix』を参照してください。 |
||
M.2 Serial Advanced Technology Attachment(SATA)ストレージ |
アプリケーションをホストし、パケットトレースログをキャプチャするための追加のストレージを提供します。M.2 SATA は、セルフモニタリング、分析およびレポーティング テクノロジー システム(S.M.A.R.T.)属性もサポートしています。 Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 イメージに統合されている S.M.A.R.T. ツールを使用して SATA デバイスの健全性をモニタできます。 |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 のソフトウェア機能
機能名 |
説明およびライセンスレベル情報 |
||||
---|---|---|---|---|---|
Cisco StackWise Virtual |
Cisco StackWise Virtual は、2 台のスイッチを 1 つの仮想スイッチにペアリングするネットワークシステム仮想化技術です。コントロールプレーンと管理プレーンを 1 つにすることで業務を簡素化して効率性を高めることができます。
「High Availability」→「Configuring Cisco StackWise Virtual」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
Generic Online Diagnostics(GOLD) |
TestUnusedPortLoopback および TestPortTxMonitoring 診断テストコマンドが導入されました。ハードウェアの機能をテストして確認するには、このコマンドを使用します。
「System Management」→「Configuring Online Diagnostics」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
||||
グレースフル挿入と削除(GIR)の機能拡張 |
次の機能拡張で GIR 機能が追加されました。
「High Availability」の「Configuring Graceful Insertion and Removal」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
GIR Hot Standby Router Protocol(HSRP)向けの GIR レイヤ 2 プロトコルのサポート |
GIR は HSRP プロトコルでサポートされるようになりました。
「High Availability」の「Configuring Graceful Insertion and Removal」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
GIR Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)向けの GIR レイヤ 2 プロトコルのサポート |
GIR は VRRP プロトコルでサポートされるようになりました。
「High Availability」の「Configuring Graceful Insertion and Removal」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
ホットパッチのサポート |
これにより、システムをリロードすることなく、ソフトウェア メンテナンス アップグレード(SMU) をアクティブ化の直後に実行できます。
「システム管理」→「ソフトウェアメンテナンスアップグレード」を参照してください。
(Network Advantage for CLI および DNA Advantage for DNAC) |
||||
In Service Software Upgrade(ISSU) |
パケット転送の実行中に Cisco IOS ソフトウェアの更新や変更を可能にするプロセス。ほとんどのネットワークでは、計画的なソフトウェア アップグレードがダウンタイムの大きな原因になっています。ISSU を使用すると、パケット転送中に Cisco IOS ソフトウェアを変更できるため、ネットワークのアベイラビリティが向上し、計画的なソフトウェア アップグレードによるダウンタイムを短縮できます。
「High Availability」の「Configuring ISSU」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
Media Access Control Security (MACsec):接続をスイッチするホストのサポート |
ラインカードポートでの MACsec Key Agreement(MKA)による 128 ビットの AES MACsec(IEEE 802.1AE)ホストリンク暗号化のサポートが有効になりました。
「Security」→「MACsec Encryption」を参照してください。
128 ビット:(Network Essentials および Network Advantage) |
||||
マルチキャストスケールの増加 |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 より、アクセス、コア、SD-Access(SDA)、およびネットワークアドレス変換(NAT)スイッチデータベース管理(SDM)テンプレートを使用できるようになりました。コアおよび NAT テンプレートでは、マルチキャストスケール番号が 32,000 まで増えました。 『Cisco Catalyst 9400 Series Switch Data Sheet』を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
Multiprotocol Label Switching:マルチプロトコル ラベル スイッチング
|
このリリースでは次の MPLS 機能が導入されました。
「Multiprotocol Label Switching (MPLS)」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
ネットワークベース アプリケーション認識(NBAR)と NBAR2 |
有線 AVC のサポートが有効になりました。 AVC は、アプリケーションレベルの分類、モニタリング、およびトラフィック制御による、ビジネスクリティカルなアプリケーション パフォーマンスの改善、容量の管理とプランニングの促進、およびネットワーク運用コストの削減を実現するシスコネットワークデバイスのソリューションです。
「System Management」→「Configuring Application Visibility and Control in a Wired Network 」を参照してください。
(DNA Advantage) |
||||
Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)認証トレーラ |
既存の OSPFv3 IPsec 認証の代替として OSPFv3 プロトコルパケットを認証するための機能が提供されます。
「Routing」→「Configuring OSPFv3 Authentication Trailer」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
プログラマビリティ |
このリリースでは次のプログラマビリティ機能が導入されました。
「Programmability Configuration Guide」を参照してください。 |
||||
Resilient Ethernet Protocol(REP) |
ネットワークループを制御し、リンク障害を処理し、コンバージェンス時間を短縮します。アップリンクポートとダウンリンクポートでこの機能を設定できます。
「Layer2」→「Configuring Resilient Ethernet Protocol」を参照してください。
(Network Essentials および Network Advantage) |
||||
SDM テンプレート |
SDM テンプレートを使用してシステムリソースを設定すると、特定の機能に対するサポートをネットワーク内でのデバイスの使用方法に応じて最適化することができます。一部の機能に最大システム使用率を提供するようにテンプレートを選択できます。
「System Management」→「Configuring SDM Templates」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
セキュリティグループタグ(SGT)キャッシング |
セキュリティグループタグ(SGT)の移動性を柔軟にする Cisco TrustSec の機能を強化します。この機能は、IP-SGT バインドを特定し、対応する SGT をキャッシュすることで、通常のディープ パケット インスペクションを処理するすべてのネットワーク サービスを通じて、またパケットが該当する SGT で再度タグ付けされるサービス出力ポイントにおいて、ネットワーク パケットを転送します。
「Cisco TrustSec」→「Cisco TrustSec SGT Caching」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
スマートライセンシング |
クラウドベースのソフトウェアライセンス管理ソリューションであり、ライセンス、ハードウェア、およびソフトウェアの使用状況の傾向を管理および追跡できます。
このリリースノートドキュメントの スマートライセンス セクションと、コンフィギュレーション ガイドの「System Management」→「」「」「」「Configuring Smart Licensing」「」を参照してください。
ライセンスレベルは適用されません。 |
||||
Virtual Extensible LAN(VXLAN)ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)イーサネット VPN(EVPN) |
VXLAN は、レイヤ 2 セグメントを IP コア全体にストレッチできるネットワークオーバーレイです。そのため、レイヤ 3 トポロジのすべての利点を VXLAN で利用できます。オーバーレイプロトコルは VXLAN で、BGP はエンドホストの MAC および IP アドレスを伝えるためのアドレスファミリとして EVPN を使用します。
「レイヤ 2」→「VXLAN BGP EVPN の設定」を参照してください。
(Network Advantage) |
||||
Web UI の新機能 |
|||||
このリリースでは Web UI に関する次の機能が導入されました。 |
|
特記事項
Cisco StackWise Virtual:サポートされる機能とサポートされない機能
デバイスで Cisco StackWise Virtual を有効にした場合
-
レイヤ 2、レイヤ 3、セキュリティ、Quality of Service、マルチキャスト、アプリケーション、監視と管理、マルチプロトコル ラベル スイッチング、ハイアベイラビリティがサポートされます。
これらのテクノロジーのそれぞれでサポートされている機能のリストについては、シスコ テクニカル サポート センターにお問い合わせください。
-
Resilient Ethernet Protocol、Remote Switched Port Analyzer、および Sofware-Defined Access はサポートされません。
サポートされない機能
-
オーディオ ビデオ ブリッジング(IEEE802.1AS、IEEE 802.1Qat、および IEEE 802.1Qav を含む)
-
Bluetooth
-
Cisco TrustSec ネットワーク デバイス アドミッション コントロール(NDAC)(アップリンク)
-
ブランチ展開のための統合アクセス
-
ゲートウェイ ロード バランシング プロトコル(GLBP)
-
MACSec 暗号化(128 ビットおよび 256 ビットのスイッチ間接続および 256 ビットのホストとスイッチ間の接続)
-
パフォーマンスモニタリング(PerfMon)
-
仮想ルーティングおよび転送(VRF)対応 Web 認証
サポートされる機能の全リスト
プラットフォームでサポートされている機能の完全なリストについては、https://www.cisco.com/go/cfn で Cisco Feature Navigator を参照してください。
サポート対象ハードウェア
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ:モデル番号
次の表に、サポートされているスイッチモデルを示します。使用可能なライセンス レベルの詳細については、「ライセンス レベル」のセクションを参照してください。
スイッチ モデル (スペア用には「=」を付加) |
説明 |
---|---|
C9404R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(4 スロットシャーシ)
|
C9407R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(7 スロットシャーシ)
|
C9410R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(10 スロット シャーシ)
|
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチでサポートされるハードウェア
製品 ID (スペア用には「=」を付加) |
説明 |
---|---|
スーパーバイザ モジュール |
|
C9400-SUP-1 |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ 1 モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
C9400-SUP-1XL |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパバイザ 1XL モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
C9400-S-BLANK-SUP-1XL-Y |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ 25XL モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
ギガビット イーサネット スイッチング モジュール |
|
C9400-LC-24S |
Cu-SFP を搭載した 100/1000 BASET-T をサポートする Cisco Catalyst 9400 シリーズ 24 ポート、1 ギガビットイーサネット SFP モジュール |
C9400-LC-48P |
各ポートで最大 30 W をサポートする Cisco Catalyst 9400 シリーズ 48 ポート 1 ギガビットイーサネット POE/POE+ モジュール。 |
C9400-LC-48S |
Cu-SFP を搭載した 100/1000 BASET-T をサポートする Cisco Catalyst 9400 シリーズ 48 ポート、1 ギガビットイーサネット SFP モジュール |
C9400-LC-48T |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 48 ポート 10/100/1000(RJ-45) |
C9400-LC-48U |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 48 ポート UPOE 10/100/1000(RJ-45) |
10 ギガビット イーサネット スイッチング モジュール |
|
C9400-LC-24XS |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 24 ポート SFP/SFP+ モジュール |
マルチギガビット イーサネット スイッチング モジュール |
|
C9400-LC-48UX |
次が搭載された Cisco Catalyst 9400 シリーズ 48 ポート UPOE マルチギガビット イーサネット モジュール
|
M.2 SATA SSD モジュール1(スーパーバイザ用) |
|
C9400-SSD-240GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 240GB M2 SATA メモリ |
C9400-SSD-480GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 480GB M2 SATA メモリ |
C9400-SSD-960GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 960GB M2 SATA メモリ |
AC 電源モジュール |
|
C9400-PWR-2100AC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 2100 W AC 電源 |
C9400-PWR-3200AC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200 W AC 電源 |
DC 電源モジュール |
|
C9400-PWR-3200DC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200 W DC 電源 |
光モジュール
Cisco Catalyst シリーズ スイッチではさまざまな光モジュールがサポートされており、サポートされる光モジュールのリストは定期的に更新されています。最新のトランシーバモジュールの互換性情報については、Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix ツールを使用するか、次の URL にある表を参照してください。https://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
互換性マトリクス
次の表に、ソフトウェア互換性情報を示します。
Catalyst 9400 |
Cisco Identity Services Engine |
Cisco Access Control Server |
Cisco Psrime Infrastructure |
---|---|---|---|
Fuji 16.9.7 |
2.5 2.1 |
5.4 5.5 |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「ダウンロード」を参照してください。 |
Fuji 16.9.6 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.5 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.4 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.3 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.2 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.1 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.8.1a |
2.3 パッチ 1 2.4 |
5.4 5.5 |
PI 3.3 + PI 3.3 最新のメンテナンスリリース + PI 3.3 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.3」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4a |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.3 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.2 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.1 |
2.2 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Web UI のシステム要件
次のサブセクションには、Web UI へのアクセスに必要なハードウェアとソフトウェアがリストされています。
最小ハードウェア要件
プロセッサ速度 |
DRAM |
色数 |
解像度 |
フォント サイズ |
---|---|---|---|---|
233 MHz 以上2 |
512 MB3 |
256 |
1280 x 800 以上 |
小 |
ソフトウェア要件
オペレーティング システム
-
Windows 10 以降
-
Mac OS X 10.9.5 以降
ブラウザ
-
Google Chrome:バージョン 59 以降(Windows および Mac)
-
Microsoft Edge
-
Mozilla Firefox:バージョン 54 以降(Windows および Mac)
-
Safari:バージョン 10 以降(Mac)
スイッチ ソフトウェアのアップグレード
このセクションでは、デバイスソフトウェアのアップグレードとダウングレードに関するさまざまな側面について説明します。
(注) |
Web UI を使用してデバイスソフトウェアをインストール、アップグレード、ダウングレードすることはできません。 |
ソフトウェア バージョンの確認
Cisco IOS XE ソフトウェアのパッケージファイルは、システムボードのフラッシュデバイス(flash:)に保存されます。
show version 特権 EXEC コマンドを使用すると、スイッチで稼働しているソフトウェアバージョンを参照できます。
(注) |
show version の出力にはスイッチで稼働しているソフトウェアイメージが常に表示されますが、最後に表示されるモデル名は工場出荷時の設定であり、ソフトウェアライセンスをアップグレードしても変更されません。 |
また、dir filesystem: 特権 EXEC コマンドを使用して、フラッシュ メモリに保存している可能性のある他のソフトウェア イメージのディレクトリ名を表示できます。
ソフトウェア イメージ
リリース |
イメージ タイプ |
ファイル名 |
---|---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.7 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.07.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.07.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.6 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.06.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.06.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.05.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.05.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.04.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.04.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.03.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.03.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.02.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.02.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.16.09.01.SPA.bin |
ライセンスデータペイロード暗号化(LDPE) |
cat9k_iosxeldpe.16.09.01.SPA.bin |
ブートローダの自動アップグレード
(注) |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ 1 モジュールの電源が切断され、5 秒以内に再接続されると、ブート SPI が破損する可能性があります。 |
注意 |
|
(注) |
ブートローダのバージョンのアップグレードは、次ではありません。 Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 |
シナリオ |
ブートローダの自動応答 |
---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.6 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.7 の初回起動時 |
ブートローダがバージョン 16.6.2r [FC1] にアップグレードされる可能性があります。次に例を示します。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 の起動時に、コンソールに次のように表示されます。
|
複雑な Programmable Logic Device(CPLD)のアップグレード
これは、ハードウェアプログラマブル ファームウェアを指します。CPLD のアップグレードプロセスは、ブートローダの自動アップグレードの一部です。イベントのシーケンスは次のとおりです。
(注) |
FPGA または CPLD のアップグレードは、次ではありません。 Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 |
-
システムでは、
mcnewfpgaclose.hdr
とmcnewfpgaclose.img
がブートフラッシュにコピーされます。 -
次に、スーパーバイザモジュールが自動的にリロードされ、新しいブートローダが有効になります。
-
新しいブートローダが起動すると、CPLD のアップグレードプロセスが自動的に開始されます。CPLD のアップグレードプロセスには約 7 ~ 10 分かかります。スーパーバイザでは、CPLD のアップグレード中に電源が再投入されます。
Initializing Hardware...
Initializing Hardware...
Initializing Hardware...
System Bootstrap, Version 16.6.2r, RELEASE SOFTWARE (P)
Compiled Thu 10/26/2017 8:30:34.63 by rel
Current image running:
Primary Rommon Image
Last reset cause: SoftwareResetTrig
C9400-SUP-1 platform with 16777216 Kbytes of main memory
Starting System FPGA Upgrade .....
Programming SPI Primary image is completed.
Authenticating SPI Primary image .....
IO FPGA image is authenticated successfully.
Programming Header .....
FPGA HDR file size: 12
Image page count: 1
Verifying programmed header .....
Verifying programmed header .....
Programmed header is verified successfully.
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Power Cycle is needed to complete System firmware upgrade.
It takes ~7 mins to upgrade firmware after power cycle starts.
DO NOT DISRUPT AFTER POWER CYCLE UNTIL ROMMON PROMPT APPEARS.
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Power Cycling the Supervisor card now !
Initializing Hardware...
Initializing Hardware...
System Bootstrap, Version 16.6.2r, RELEASE SOFTWARE (P)
Compiled Thu 10/26/2017 8:30:34.63 by rel
Current image running:
Primary Rommon Image
Last reset cause: PowerOn
C9400-SUP-1 platform with 16777216 Kbytes of main memory
rommon 1 >version -v
System Bootstrap, Version 16.6.2r, RELEASE SOFTWARE (P)
Compiled Thu 10/26/2017 8:30:34.63 by rel
Current image running:
Primary Rommon Image
Last reset cause: PowerOn
C9400-SUP-1 platform with 16777216 Kbytes of main memory
Fpga Version: 0x17101705
System Integrity Status: C334ABCE 6A40 6A48
ソフトウェア インストール コマンド
ソフトウェア インストール コマンドの概要 |
|
---|---|
指定したファイルをインストールしてアクティブ化し、リロード後も維持されるように変更をコミットするには、次のコマンドを実行します。
インストールファイルを個別にインストール、アクティブ化、コミット、中止、または削除するには、次のコマンドを実行します。 |
|
add file tftp: filename |
インストール ファイル パッケージをリモートロケーションからデバイスにコピーし、プラットフォームとイメージのバージョンの互換性チェックを実行します。 |
activate [ auto-abort-timer] |
ファイルをアクティブ化し、デバイスをリロードします。 auto-abort-timer キーワードがイメージのアクティブ化を自動的にロールバックします。 |
commit |
リロード後も変更が持続されるようにします。 |
rollback to committed |
最後にコミットしたバージョンに更新をロールバックします。 |
abort |
ファイルのアクティブ化を中止し、現在のインストール手順の開始前に実行していたバージョンにロールバックします。 |
remove |
未使用および非アクティブ状態のソフトウェア インストール ファイルを削除します。 |
デュアル スーパーバイザ モジュール構成での In Service Software Upgrade(ISSU)によるアップグレード
ここでは、Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 からインストールモードでアップグレード する手順を示します。このセクションの出力例では、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 にアップグレードしています。
始める前に
16.9.x リリーストレインで Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 までのリリースへの ISSU には、ソフトウェア メンテナンス アップグレード(SMU)パッケージが必要です。Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 以降のリリースからの ISSU では、SMU パッケージをインストールする必要はありません。
ISSU を実行する前に、次の SMU パッケージをインストールします。
シナリオ |
ファイル名(ホットパッチ) |
---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 から ISSU でサポートされるリリース |
cat9k_iosxe.16.09.01.CSCvs66914.SPA.smu.bin |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 から ISSU でサポートされるリリース |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvs66914.SPA.smu.bin |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 から ISSU でサポートされるリリース |
cat9k_iosxe.16.09.03.CSCvs66914.SPA.smu.bin |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 から ISSU でサポートされるリリース |
cat9k_iosxe.16.09.04.CSCvs66914.SPA.smu.bin |
(注) |
ISSU リリースのサポートおよび推奨されるリリースの詳細については、「テクニカル リファレンス」→ 「インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)」を参照してください。
手順
ステップ 1 |
enable 特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。
|
ステップ 2 |
show redundancy このコマンドを使用して、冗長ファシリティ情報を表示します。
|
ステップ 3 |
show issu state [detail] 他の ISSU プロセスが進行中でないことを確認するには、このコマンドを使用します。
|
ステップ 4 |
install add file activate commit 次のコマンドを使用して、SMU パッケージをインストールします。 install add file tftp:cat9k_iosxe.16.09.01.CSCvs66914.SPA.smu.bin activate commit 次の出力例は、CSCvs66914 SMU パッケージのインストールを示しています。
|
ステップ 5 |
show install summary このコマンドを使用して、SMU パッケージが正しくインストールされているかどうかを確認します。 次の出力例は、CSCvs66914 SMU パッケージがスイッチにインストールされていることを示しています。
|
ステップ 6 |
install add file activate issu commit このコマンドを使用して、両方のスイッチへのイメージのダウンロード、パッケージへのイメージの拡張、手順に従った各スイッチのアップグレードなど、すべてのアップグレード手順のシーケンスを自動化します。 次の出力例は、ISSU 手順による Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 ソフトウェアイメージのインストールを示しています。
|
ステップ 7 |
show version このコマンドを使用して、新しいイメージのバージョンを確認します。 次の show version コマンドの出力例では、デバイスの Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 イメージの情報が表示されています。
|
ステップ 8 |
show issu state [detail] このコマンドを使用して、ISSU プロセスが保留状態になっていないことを確認します。 次の出力例は、ISSU によるソフトウェアイメージのインストール後の show issu state detail を示しています。
|
ステップ 9 |
exit 特権 EXEC モードを終了し、ユーザ EXEC モードに戻ります。 |
Cisco StackWise Virtual(下側スロットのスーパーバイザモジュール)での In Service Software Upgrade(ISSU)を使用したアップグレード
この手順は、シャーシの下側のスロットに、スーパーバイザモジュールが取り付けられている場合にのみ適用されることに注意してください。インストール モードで Cisco StackWise Virtual での Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.x への ISSU アップグレードを実行するには、次の手順に従います。
始める前に
Cisco StackWise Virtual での Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 への ISSU には、ソフトウェア メンテナンス アップグレード(SMU)パッケージのインストールが必要です。ISSU を実行する前に、次のホットパッチ SMU パッケージをインストールします。
リリース |
ファイル名(ホットパッチ) |
---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo12166.SPA.smu.bin |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo71912.SPA.smu.bin |
-
スーパーバイザモジュールがシャーシの下側のスロットに取り付けられている場合(Catalyst 9404R スイッチの場合はスロット 2、Catalyst 9407R スイッチの場合はスロット 3)、次のホットパッチおよびコールドパッチ SMU パッケージをインストールします。
-
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo12166.SPA.smu.bin
-
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo71912.SPA.smu.bin
-
(注) |
ISSU リリースのサポートおよび推奨されるリリースの詳細については、「テクニカル リファレンス」→ 「インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)」を参照してください。
手順
ステップ 1 |
enable 特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。
|
ステップ 2 |
show issu state [detail] 他の ISSU プロセスが進行中でないことを確認するには、このコマンドを使用します。
|
ステップ 3 |
install add file activate commit 次のコマンドを使用して、スーパーバイザモジュールがシャーシの下側のスロットに取り付けられている場合に SMU パッケージをインストールします。
次の出力例は、install add file tftp:cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo12166.SPA.smu.bin activate commit および install add file tftp:cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo71912.SPA.smu.bin activate commit コマンドを使用した CSCvo12166 SMU および CSCvo71912 SMU のインストールを示しています。 CSCvo12166 SMU のインストール
CSCvo71912 SMU のインストール
|
ステップ 4 |
show install summary このコマンドを使用して、SMU パッケージが正しくインストールされているかどうかを確認します。 次の出力例は、CSCvo12166 SMU および CSCvo71912 SMU がスイッチにインストールされていることを示しています。
|
ステップ 5 |
install add file activate issu commit このコマンドを使用して、両方のスイッチへのイメージのダウンロード、パッケージへのイメージの拡張、手順に従った各スイッチのアップグレードなど、すべてのアップグレード手順のシーケンスを自動化します。
次の出力例は、ISSU 手順による Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 ソフトウェアイメージのインストールを示しています。
|
ステップ 6 |
show version このコマンドを使用して、新しいイメージのバージョンを確認します。 次の show version コマンドの出力例は、デバイスの Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 イメージを示しています。
|
ステップ 7 |
show issu state [detail] このコマンドを使用して、ISSU プロセスが保留状態になっていないことを確認します。 次の出力例は、ISSU によるソフトウェアイメージのインストール後の show issu state detail を示しています。
|
ステップ 8 |
exit 特権 EXEC モードを終了し、ユーザ EXEC モードに戻ります。 |
Cisco StackWise Virtual(上側スロットのスーパーバイザモジュール)での In Service Software Upgrade(ISSU)によるアップグレード
この手順は、シャーシの上側のスロットに、スーパーバイザモジュールが取り付けられている場合にのみ適用されることに注意してください。インストール モードで Cisco StackWise Virtual での Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.x への ISSU アップグレードを実行するには、次の手順に従います。
始める前に
Cisco StackWise Virtual での Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 への ISSU には、ソフトウェア メンテナンス アップグレード(SMU)パッケージのインストールが必要です。ISSU を実行する前に、次のホットパッチおよびコールドパッチ SMU パッケージをインストールします。
リリース |
ファイル名(ホットパッチ) |
ファイル名(コールドパッチ) |
---|---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo12166.SPA.smu.bin |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo00460.SPA.smu.bin |
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo71912.SPA.smu.bin |
-
スーパーバイザモジュールがシャーシの上側のスロットに取り付けられている場合(Catalyst 9404R スイッチの場合はスロット 3、Catalyst 9404R スイッチの場合はスロット 4)、次のホットパッチおよびコールドパッチ SMU パッケージをインストールします。
-
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo12166.SPA.smu.bin
-
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo71912.SPA.smu.bin
-
cat9k_iosxe.16.09.02.CSCvo00460.SPA.smu.bin
-
(注) |
ISSU リリースのサポートおよび推奨されるリリースの詳細については、「テクニカル リファレンス」→ 「インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)」を参照してください。
手順の概要
- enable
- show issu state [detail]
- install add file activate commit
- show issu state [detail]
- show install summary
- install add file activate issu commit
- show version
- show issu state [detail]
- exit
手順の詳細
ステップ 1 |
enable 特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。
|
||
ステップ 2 |
show issu state [detail] 他の ISSU プロセスが進行中でないことを確認するには、このコマンドを使用します。
|
||
ステップ 3 |
install add file activate commit 次のコマンドを使用して、スーパーバイザモジュールがシャーシの上側のスロットに取り付けられている場合に SMU パッケージをインストールします。
次の出力例は、CSCvo12166、CSCvo71912、および CSCvo00460 の各 SMU のインストールを示しています。 CSCvo12166 SMU のインストール
CSCvo71912 SMU のインストール
ISSU を使用した CSCvo00460 SMU のインストール
|
||
ステップ 4 |
show issu state [detail] このコマンドを使用して、ISSU プロセスが保留状態になっていないことを確認します。 次は、CSCvo12166、CSCvo71912 および CSCvo00460 の各 SMU をインストールした後の show issu state detail コマンドの出力例です。
|
||
ステップ 5 |
show install summary このコマンドを使用して、SMU パッケージが正しくインストールされているかどうかを確認します。 次の出力例は、CSCvo12166、CSCvo71912、および CSCvo00460 の各 SMU がスイッチにインストールされていることを示しています。
|
||
ステップ 6 |
install add file activate issu commit このコマンドを使用して、両方のスイッチへのイメージのダウンロード、パッケージへのイメージの拡張、手順に従った各スイッチのアップグレードなど、すべてのアップグレード手順のシーケンスを自動化します。 次の出力例は、ISSU 手順による Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 ソフトウェアイメージのインストールを示しています。
|
||
ステップ 7 |
show version このコマンドを使用して、新しいイメージのバージョンを確認します。 次の show version コマンドの出力例では、デバイスの Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 イメージの情報が表示されています。
|
||
ステップ 8 |
show issu state [detail] このコマンドを使用して、ISSU プロセスが保留状態になっていないことを確認します。 次の出力例は、ISSU によるソフトウェアイメージのインストール後の show issu state detail を示しています。
|
||
ステップ 9 |
exit 特権 EXEC モードを終了し、ユーザ EXEC モードに戻ります。 |
インストール モードでのアップグレード
次の手順に従い、インストール モードで、あるリリースから別のリリースにアップグレードします。
始める前に
この手順は、次のアップグレードのシナリオで使用できます。
アップグレード前のリリース |
許可されるスーパーバイザ設定 (アップグレード元のリリースに適用されます) |
最初のアップグレード先 |
アップグレード先 |
||
---|---|---|---|---|---|
Cisco IOS XE Everest 16.6.14 からサポートされています。
|
単一のスーパーバイザをアップグレードし、ブートローダと CPLD のアップグレードを完了します。最初のスーパーバイザのアップグレードが完了したら、2 番目のスーパーバイザで取り外しと交換を行います。両方のスーパーバイザがアップグレードされたら、ハイアベイラビリティ設定でそれらを挿入して起動できます。
|
Cisco IOS XE Everest 16.6.3 Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチのリリースノートの「Cisco IOS XE Everest 16.6.x」→「スイッチ ソフトウェアのアップグレード」→「インストールモードでのアップグレード 」のアップグレード手順に従います。 |
Cisco IOS XE Fuji 16.x.x |
||
Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降のリリース |
この手順では、アクティブおよびスタンバイ両方のスーパーバイザモジュールにイメージを自動的にコピーします。両方のスーパーバイザモジュールが同時にアップグレードされます。 |
N/A |
Cisco IOS XE Everest 16.6.1 からそれ以降のリリースにアップグレードする場合、アップグレードには長い時間がかかる場合があり、ROMMON および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)のアップグレードによってシステムが 3 回リセットされます。ステートフル スイッチオーバーは、Cisco IOS XE Everest 16.6.2
注意 |
|
このセクションの出力例は、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Everest 16.6.3 から Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 にアップグレードする場合のものです。
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ |
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
ステップ 3 |
ブート変数を設定 |
ステップ 4 |
ソフトウェアイメージをフラッシュにインストール |
ステップ 5 |
リロード |
インストールモードでのダウングレード
ここでは、あるリリースから別のリリースにインストールモードでダウングレードする手順を示します。ソフトウェアイメージのダウングレードを実行するには、boot flash:packages.conf を使用して IOS を起動する必要があります。
始める前に
この手順は、次のダウングレードのシナリオで使用できます。
ダウングレード前のリリース |
許可されるスーパーバイザ設定 (ダウングレード元のリリースに適用されます) |
目的 |
||
---|---|---|---|---|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 または Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 |
この手順では、アクティブおよびスタンバイ両方のスーパーバイザモジュールにイメージを自動的にコピーします。両方のスーパーバイザモジュールが同時にダウングレードされます。
|
Cisco IOS XE Fuji 16.9.x または Cisco IOS XE Fuji 16.8.x または Cisco IOS XE Everest 16.x.x |
このセクションの出力例は、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 から Cisco IOS XE Everest 16.6.2 にダウングレードする場合のものです。
重要 |
あるリリースを搭載して新しく導入されたハードウェアモジュール(スーパーバイザまたはラインカードモジュール)をダウングレードすることはできません。たとえば、新しいモデルが最初に Cisco IOS XE Fuji 16.8.1a を搭載して導入された場合、これがモデルの最小ソフトウェアバージョンになります。すべての既存のハードウェアを最新のハードウェアと同じリリースにアップグレードすることをお勧めします。 |
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ |
||
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
||
ステップ 3 |
ソフトウェアイメージをダウングレード
次の例では、install add file activate commit コマンドを使用して
cat9k_iosxe.16.06.02.SPA.bin ソフトウェアイメージをフラッシュにインストールしています。TFTP サーバ上のソースイメージか、フラッシュにコピーしておいたソースイメージを指定できます。
次の出力例では、install rollback to committed コマンドを使用してスイッチをダウングレードしています。
|
||
ステップ 4 |
リロード |
ライセンス
このセクションでは、Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチで使用可能な機能のライセンスパッケージについて説明します。
ライセンスレベル
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ で使用可能なソフトウェア機能は、次のように、基本またはアドオンのライセンスレベルに分類されます。
基本ライセンス
-
Network Essentials
-
Network Advantage:Network Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
アドオン ライセンス
アドオンライセンスには、前提条件として Network Essentials または Network Advantage が必要です。アドオンライセンスレベルでは、スイッチだけでなく Cisco Digital Network Architecture Center(Cisco DNA Center)でもシスコのイノベーションとなる機能を得られます。
-
DNA Essentials
-
DNA Advantage:DNA Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
プラットフォームサポートに関する情報を検出し、機能を使用できるライセンスレベルを確認するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、https://cfnng.cisco.com に進みます。cisco.com のアカウントは必要ありません。
ライセンスタイプ
使用可能なライセンスタイプは次のとおりです。
-
永久:ライセンスレベル、有効期限なし。
-
有効期間付き:ライセンスレベル、3 年、5 年、または 7 年の期間。
-
評価:登録なしのライセンス。
ライセンスレベル:使用上のガイドライン
-
基本ライセンス(Network Essentials および Network-Advantage)の注文および履行は、永久ライセンスタイプのみとなります。
-
アドオンライセンス(DNA Essentials および DNA Advantage)の注文および履行は、有効期間付きライセンスタイプのみとなります。
-
ネットワーク ライセンス レベルを選択した場合はアドオンライセンスレベルが含まれています。DNA の機能を使用する場合は、有効期限が切れる前にライセンスを更新して引き続き使用するか、アドオンライセンスを非アクティブ化してからスイッチをリロードして基本ライセンス機能での運用を継続します。
-
基本ライセンスとともにアドオンライセンスを購入する場合、許可されている組み合わせと、許可されていない組み合わせに注意してください。
表 1. 許可されている組み合わせ DNA Essentials
DNA Advantage
Network Essentials
対応
なし
Network Advantage
可5
可
5 この組み合わせは DNA ライセンスの更新時にのみ購入できます。DNA-Essentials の初回購入時には購入できません。 -
評価ライセンスを注文することはできません。これらのライセンスは Cisco Smart Software Manager で追跡されず、90 日で期限切れになります。評価ライセンスはスイッチで一度だけ使用でき、再生成することはできません。評価ライセンスが期限切れになると、その後 275 日間は毎日警告システムメッセージが生成され、それ以降は毎週生成されます。リロード後に、有効期限の切れた評価ライセンスを再度アクティベートすることはできません。これはスマートライセンスにのみ適用されます。評価ライセンスの概念は、ポリシーを使用したスマートライセンスには適用されません。
スマートライセンス
Cisco スマートライセンスは統合ライセンス管理システムであり、Cisco 製品のソフトウェアライセンスすべてを管理します。
このライセンスを使用して、シスコのソフトウェアを購入、導入、管理、追跡、更新できます。単一のユーザインターフェイスを通じて、ライセンスの所有権や使用状況に関する情報が提供されます。
このソリューションは、スマートアカウントと Cisco Smart Software Manager で構成されます。スマートアカウントはシスコソフトウェア資産のオンラインアカウントであり、Cisco Smart Software Manager を使用するために必要です。Cisco Smart Software Manager では、ライセンスの登録、登録解除、移行、転送といった、ライセンス管理に関連するすべてのタスクを実行できます。ユーザを追加して、スマートアカウントや特定のバーチャルアカウントに対するアクセスと権限を付与できます。
重要 |
Cisco スマートライセンスはデフォルトであり、ライセンスを管理するために使用できる唯一の方法です。 |
スマートライセンスの展開
次に、第 0 日から第 N 日の展開を Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降のリリースを実行しているデバイスから直接開始するプロセスの概要を示します。各タスクの実行方法については、コンフィギュレーション ガイドへのリンクから詳しい情報を参照できます。
手順
ステップ 1 |
cisco.com の Cisco Smart Software Manager へのネットワーク接続を確立します。 必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Connecting to CSSM」を参照してください。 |
ステップ 2 |
スマートアカウントを作成してアクティブ化するか、既存のスマートアカウントでログインします。 スマートアカウントを作成してアクティブ化するには、Cisco Software Central の「Create Smart Accounts」にアクセスします。スマートアカウントをアクティブ化できるのは権限を持つユーザだけです。 |
ステップ 3 |
Cisco Smart Software Manager のセットアップを完了します。 |
完了すると次のようになります。
-
デバイスが承認されて使用できる状態になります。
-
購入済みのライセンスがスマートアカウントに表示されます。
ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードによるスマートライセンスへの影響
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、スマートライセンスがデフォルトであり、唯一のライセンス管理ソリューションです。すべてのライセンスがスマートライセンスとして管理されます。
重要 |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、使用権(RTU)ライセンスモードが廃止され、関連する CLI の license right-to-use コマンドも使用できなくなりました。 |
スマートライセンスをサポートしているリリースへのアップグレードやスマートライセンスをサポートしていないリリースへの移行によって、デバイスのライセンスに影響が及ぶことに注意してください。
-
以前のリリースからスマートライセンスをサポートするリリースにアップグレードした場合:既存のすべてのライセンスは Cisco Smart Software Manager に登録するまで評価モードの状態になります。登録が完了すると、スマートアカウントで使用できるようになります。
必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Registering the Device in CSSM」を参照してください。
-
スマートライセンスがサポートされていないリリースにダウングレードした場合:デバイスのすべてのスマートライセンスが従来のライセンスに変換され、デバイスのすべてのスマートライセンス情報が削除されます。
設定済みデバイスでのスマートライセンスの使用
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 以降では、工場出荷時にソフトウェアバージョンがプロビジョニングされた設定済みデバイスの場合、そのデバイスのすべてのライセンスは Cisco Smart Software Manager に登録するまで評価モードの状態になります。
必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」→「Registering the Device in CSSM」を参照してください。
スケーリングのガイドライン
機能スケーリングのガイドラインについては、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチのデータシートを参照してください。
制限事項
-
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200W DC 電源:DC 入力電圧が完全な入力範囲(-40 ~ -75 VDC)内にある限り、電源モジュールは正常に動作します。ただし、入力電圧範囲が -51 ~ -57 VDC の範囲を超えている場合、Cisco IOS ソフトウェアでは
Capacity
フィールドにn.a
が表示されます(show power コマンド)。この問題は、リリース Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 および Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 に存在します。Cisco IOS XE Fuji 16.9.x トレインのそれ以降のすべてのリリースでは修正されています。 -
Cisco TrustSec の制約事項:Cisco TrustSec は物理インターフェイスでのみ設定でき、論理インターフェイスでは設定できません。
-
コントロール プレーン ポリシング(CoPP):show run コマンドは、システム cpp ポリシーで設定されているクラスに関する情報を表示しません(デフォルト値のままになっている場合)。代わりに、show policy-map system-cpp-policy または show policy-map control-plane コマンドを特権 EXEC モードで使用してください。
-
Flexible NetFlow の制限事項:
-
イーサネット管理ポート(GigabitEthernet0/0)を使用して NetFlow エクスポートを設定することはできません。
-
スイッチ仮想インターフェイス(SVI)、ポートチャネル、ループバック、トンネルなどの論理インターフェイスにフローモニタを設定することはできません。
-
同じインターフェイスの同じ方向について、同じタイプ(IPv4、IPv6、またはデータリンク)のフローモニタを複数設定することはできません。
-
-
ハードウェアの制限事項:
-
Cisco QSFP-4SFP10G-CUxM 直接接続銅ケーブルを使用する場合、自動ネゴシエーションがデフォルトで有効になります。もう一方の接続先で自動ネゴシエーションがサポートされていない場合、リンクは起動しません。
-
-
相互運用性の制限事項:
-
Cisco QSFP-4SFP10G-CUxM 直接接続銅ケーブルを使用する場合、40G リンクの一方の端が catalyst 9400 シリーズスイッチであり、もう一方の端が Catalyst 9500 シリーズスイッチである場合、リンクは起動しないか、一方の側でアップ状態になり、もう一方の側でダウンしたままになります。このデバイス間の相互運用性の問題を回避するには、Catalyst 9500 シリーズ スイッチのインターフェイスで speed nonegotiate コマンドを適用します。このコマンドは、自動ネゴシエーションを無効にしてリンクをアップ状態にします。自動ネゴシエーションを復元するには、no speed nonegotiation コマンドを使用します。
-
-
In-Service Software Upgrade(ISSU)
-
Cisco IOS XE Fuji 16.9.x から Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.x への ISSU を実行しているときに、interface-id snmp-if-index コマンドを OSPFv3 で設定していない場合、パケット損失が発生する可能性があります。ISSU を実行する際は、メンテナンス期間中かデバイスをネットワークから分離(メンテナンスモード機能を使用)した後、事前に interface-id snmp-if-index コマンドを設定しておいてください。
-
-
メモリリーク:ロギング識別子を設定してデバイスに適用している場合、大量の syslog またはデバッグ出力によってメモリリークが発生します。リークのレートは生成されるログの量に依存します。極端なケースでは、デバイス障害が発生することもあります。これを回避するには、デバイスでロギング識別子を無効にします。
-
No service password recovery:ROMMON バージョン R16.6.1r および R16.6.2r では、「no service password-recovery」機能は使用できません。
-
QoS の制限事項:
-
QoS キューイングポリシーを設定する際は、キューイングバッファの合計が 100% を超えないようにしてください。
-
論理インターフェイスで QoS ポリシーがサポートされるのは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)のみです。
-
ポートチャネル インターフェイス、トンネルインターフェイス、およびその他の論理インターフェイスでは QoS ポリシーはサポートされません。
-
-
冗長性:スーパーバイザモジュール(ハードウェア)では冗長性がサポートされます。ソフトウェアの冗長性は Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降でサポートされています。ただし、関連する Route Processor Redundancy(RPR)機能はサポートされません。
スイッチオーバーを実行する前に、show redundancy 、show platform 、show platform software iomd redundancy コマンドを使用して、両方の SSO が形成されていること、および IOMD プロセスが完了していることを確認してください。
次の show redundancy の出力例では、両方の SSO が形成されていることを確認できます。Switch# show redundancy Redundant System Information : ------------------------------ Available system uptime = 3 hours, 30 minutes Switchovers system experienced = 2 Standby failures = 0 Last switchover reason = active unit removed Hardware Mode = Duplex Configured Redundancy Mode = sso Operating Redundancy Mode = sso Maintenance Mode = Disabled Communications = Up Current Processor Information : ------------------------------- Active Location = slot 3 Current Software state = ACTIVE Uptime in current state = 2 hours, 57 minutes Image Version = Cisco IOS Software [Fuji], Catalyst L3 Switch Software (CAT9K_IOSXE), Version 16.8.1, RELEASE SOFTWARE (fc3) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2018 by Cisco Systems, Inc. Compiled Tue 27-Mar-18 13:43 by mcpre BOOT = bootflash:packages.conf; CONFIG_FILE = Configuration register = 0x1822 Peer Processor Information : ---------------------------- Standby Location = slot 4 Current Software state = STANDBY HOT Uptime in current state = 2 hours, 47 minutes Image Version = Cisco IOS Software [Fuji], Catalyst L3 Switch Software (CAT9K_IOSXE), Version 16.8.1, RELEASE SOFTWARE (fc3) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2018 by Cisco Systems, Inc. Compiled Tue 27-Mar-18 13:43 by mcpre BOOT = bootflash:packages.conf; CONFIG_FILE = Configuration register = 0x1822
次の show platform コマンドの出力例では、両方の SSO が形成されていること、およびHA_STATE
フィールドがready
になっていることを確認できます。Switch# show platform Configured Redundancy Mode = sso Operating Redundancy Mode = sso Local RF state = ACTIVE Peer RF state = STANDBY HOT slot PSM STATE SPA INTF HA_STATE HA_ACTIVE 1 ready started ready 00:01:16 2 ready started ready 00:01:22 3 ready started ready 00:01:27 ***active RP 4 ready started ready 00:01:27 <output truncated>
次の show platform software iomd redundancy コマンドの出力例では、すべてのラインカードモジュールとスーパーバイザモジュールのState
がok
になっていることを確認できます。これは、IOMD プロセスが完了したことを示します。Switch# show platform software iomd redundancy Chassis type: C9407R Slot Type State Insert time (ago) --------- ------------------- --------------------- ----------------- 1 C9400-LC-24XS ok 3d09h 2 C9400-LC-48U ok 3d09h R0 C9400-SUP-1 ok, active 3d09h R1 C9400-SUP-1 ok, standby 3d09h P1 C9400-PWR-3200AC ok 3d08h P2 C9400-PWR-3200AC ok 3d08h P17 C9407-FAN ok 3d08h <output truncated>
-
ブートローダーバージョン 16.6.2r では、M.2 SATA SSD ドライブに ROMMON プロンプト(
rommon> dir disk0
)でアクセスすることはできません。対応するファイルシステムプロトコルがデバイスで見つからないことを示すエラーメッセージが表示されます。このドライブにブートローダーバージョン 16.6.2r でアクセスする場合は、起動後に Cisco IOS プロンプトからアクセスしてください。 -
セキュア シェル(SSH)
-
SSH バージョン 2 を使用してください。SSH バージョン 1 はサポートされていません。
-
SCP および SSH の暗号化操作の実行中は、SCP の読み取りプロセスが完了するまで、デバイスの CPU が高くなることが想定されます。SCP は、ネットワーク上のホスト間でのファイル転送をサポートしており、転送に SSH を使用します。
SCP および SSH の操作は現在はハードウェア暗号化エンジンでサポートされていないため、暗号化と復号化のプロセスがソフトウェアで実行されることで CPU が高くなります。SCP および SSH のプロセスによる CPU 使用率が 40 ~ 50% になる場合がありますが、デバイスがシャットダウンされることはありません。
-
-
アップリンクの対称性:冗長なスーパーバイザモジュールを取り付ける場合は、スイッチオーバー時のパケット損失を最小限に抑えるために、アップリンクを対称な状態にすることを推奨します。
アップリンクの対称な状態とは、両方のスーパーバイザモジュールの同じインターフェイスに同じタイプのトランシーバモジュールがある状態のことです。たとえば、トランシーバが取り付けられていない TenGigabitEthernet インターフェイスがデフォルトの 10G モードで動作しているとします。この場合、もう一方のスーパーバイザの対応するインターフェイスに 10G トランシーバがあれば、それらは対称な状態となります。対称な状態にすることで、SWO パケット損失とユーザエクスペリエンスが最適化されます。
アップリンクが非対称になるのは、一方のスーパーバイザにトランシーバ速度がもう一方のスーパーバイザと一致しないインターフェイスのペアが 1 つ以上ある場合です。
-
VLAN の制限: スイッチの設定時にデータと音声ドメインを定義し、スイッチスタック全体で音声 VLAN とは異なるデータ VLAN を維持するには、明確に定義された分離を行うことをお勧めします。1 つのインターフェイス上のデータと音声ドメインに対して同じ VLAN が設定されている場合、CPU 使用率が高くなり、デバイスが影響を受ける可能性があります。
-
YANG データモデリングの制限事項:サポートされる NETCONF の最大同時セッション数は 20 セッションです。
注意事項
警告では、Cisco IOS-XE リリースでの予期しない動作について説明します。以前のリリースでオープンになっている警告は、オープンまたは解決済みとして次のリリースに引き継がれます。
Cisco Bug Search Tool
Cisco Bug Search Tool(BST)を使用すると、パートナーとお客様は製品、リリース、キーワードに基づいてソフトウェア バグを検索し、バグ詳細、製品、バージョンなどの主要データを集約することができます。BST は、ネットワーク リスク管理およびデバイスのトラブルシューティングにおいて効率性を向上させるように設計されています。このツールでは、クレデンシャルに基づいてバグをフィルタし、検索入力に関する外部および内部のバグ ビューを提供することもできます。
問題の詳細を表示するには、ID をクリックします。
Cisco IOS XE Fuji 16.9.x の未解決の不具合
ID |
説明 |
---|---|
Show version cli で、CAT9k スイッチに無効な USB-SSD ディスクサイズが表示される |
|
cat9k // evpn/vxlan // DHCP リレーが L3VNI 経由で動作しない |
|
SUP-1 と SUP-1XL とでは HA を形成すべきでない |
|
新しくサポートされたモジュールを挿入した後でも、show inventory に不明なモジュールが表示される |
|
「show tech nbar」を実行すると FED がクラッシュする |
|
Cat9K SVL:qos queue-softmax-multiplier の変更でバッファ値が変更されない |
|
MACSEC リンクがリンクフラップで回復しない |
|
DHCP サーバが DHCP 更新プロセス中に NAK パケットを送信する |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.6 の解決済みの不具合
問題 ID 番号 |
説明 |
---|---|
AVL ツリーの破損による Cat3k クラッシュ |
|
pvlan でマルチキャスト データ パケットを送信した後の FED クラッシュによるスイッチのリロード |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.6 の解決済みの不具合
問題 ID 番号 |
説明 |
---|---|
StackWise インターフェイスが設定された後の設定におけるインターフェイス用の余分な空白 |
|
C9400/C9500:システムレポートへのトレースログおよび Chasfs の追加 |
|
16.6 リリースを実行している Catalyst スイッチで FED_QOS_ERRMSG-3-POLICER_HW_ERROR が発生する |
|
show tech から「request platform software trace rotate all」を削除する |
|
Cat3k/9k:「mac address-static xxxx.xxxx.xxxx vlan x drop」コマンドの適用後にデバイスが再起動する |
|
packet-len オプションを指定した EPC で大きいフレームの CPU インバンドパスが切断される |
|
SVL リンクの 1 つが不良になると SVL ノードが削除されることがある |
|
SG 要素の早期解放時に FED がクラッシュする |
|
Cat9k:インターフェイスに ET 分析を適用できない |
|
DHCP スヌーピングによりスイッチがリロードされる |
|
アクティブなトラフィックが実行されている状態でセッション アイドル タイムアウトが 10 秒に設定されると、トラフィック転送が停止する |
|
リンクのダウン/アップ後に、アップリンク ポート チャネル トランク メンバー リンクのポート LED がオレンジに点滅する |
|
C9400: Rommon での最後のリロード理由が「Unrecoverable Error」の場合のシステムリロード |
|
Nvram が初期化に失敗する(スタートアップが見つからない) |
|
UDP の範囲が使用されている場合の QoS ACL マッチングが正しくない |
|
C9400:%PMAN-0-PROCFAILCRIT:R0/0:pvp:重要なプロセスの cmand が失敗した |
|
100FX SFP スタックがアップ状態のインターフェイス |
|
両方のメンバがリロードされると、portfast bpduguard グローバル コンフィギュレーションにより DAD リンクが err-disable になる |
|
「sh controllers ethernet-controller g1/0/1 ph d」に PHY レジスタダンプが表示されない |
|
OID cswDistrStackPhyPortInfo がメモリリークをトリガーする |
|
他の mGig デバイスとの Cat9400 mGig 相互運用性の問題が原因でリンクフラップが発生する |
|
16.9.4:SFP QSFP-40G-SR-BD の再装着後に SVL に使用される Cat9400 リンクが有効にならない |
|
「power budget mode single-sup」が有効になっている場合、PSU 動作状態が複合に変更される |
|
スタンバイ SUP が完全に起動した後、C9407R 稼働中の冗長モードが SSO として表示される |
|
無効な入力によってロールベース アクセスリスト ポリシーのインストールが中断されるとクラッシュする |
|
5 番目のセッションの後に FSPAN を設定すると、SPAN フィルタが正常に機能できない |
|
ciscoEntitySensorMIB 1.3.6.1.4.1.9.9.91.1.1.1.1 の snmp 監視ツールのタイムアウト |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.5 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
---|---|
C9400:起動時にコンソールログにカーネルエラーメッセージが出力される |
|
"class system-cpp-police-control-low-priority" での 16.6.4 CPP ポリサーレートが正しくない |
|
ngmodslot_get_chassis_id(linux_iosd-imag プロセス)でメモリリークが発生する |
|
C9400:TestUnusedPortLoopback の有効化。 |
|
ゲストアンカーで FMAN-RP のクラッシュが発生する |
|
C9400 ではアクティブな SUP の削除後にアップリンクポートチャネルで 3 秒以下のトラフィック損失が発生する |
|
ERSPAN 宛先が機能していないか、トラフィックを転送しない |
|
Cat3k/9k で、mVPN のセットアップで EGR_INVALID_REWRITE カウンタが増加する |
|
FIN-RST のタイムアウト後に NAT 変換エントリがクリアされない |
|
IPDT が ARP から収集するときに、IOS XE が ARP 応答をドロップする |
|
CAT9400:非アクティブなポートがアクティブになる際に MTU 設定が適用されない |
|
CDP のイネーブル化:shut/ no shut dot1Q-tunnel インターフェイスで削除される |
|
アグレッシブタイマー「hello-interval 1」および「dead-interval 4」を使用したスイッチオーバー時に Cat3k/9k Ospf がダウンする |
|
C9410:SUP アップリンクやスロット 7 またはスロット 8 が、SUP のフェールオーバー時にトラフィックの送受信を停止するか、POST に失敗する |
|
ip verify source mac-check を使用すると、デバイストラッキングで ARP プローブ応答を取得できない |
|
%BIT-4-OUTOFRANGE:ビット 4095 が予想される範囲 1 ~ 4093 にない |
|
送信元 IP 0.0.0.0 の IGMP クエリが無視されない |
|
アクティブルートがダウンしたときに Cat3k/9k がパケットを転送しない |
|
スイッチのリロード後に SVI の private-vlan mapping XXX の設定が実行コンフィギュレーションから失われる |
|
Cat3k/Cat9k では、EIGRP 不等コストロードバランシングのルールに従ってラフィックを転送できない |
|
PIM ドメインの SVI との中間ホップでマルチキャストトラフィックが転送されない |
|
16.12.1 にアップグレードすると ccmc のクラッシュが原因でアクティブとスタンバイの両方のスーパーバイザがクラッシュする |
|
SVL スイッチオーバー:ブートアップ中にスタンバイがリロードする |
|
デバイスのリブート後に COPP 設定がデフォルトに戻る |
|
IPv6 ソースガードが原因で FED でメモリリークが発生する |
|
IGMP join/leave でマルチキャストストリームが安定しない |
|
show module の出力が faulty から POST 障害を表す post-fail に変更される |
|
[C9400]:データプレーントラフィックが失われ、フェールオーバー後にシステムでスーパバイザエンジンが両方とも欠落する |
|
Cat3k/9k で DHCP スヌーピングが有効になっている場合に BOOTREPLY がドロップされる |
|
スイッチでプロキシにデバイス SGT を追加すると、エンドホストの送信元 IP を維持したまま、IGMP 脱退メッセージが生成される |
|
1GigE SFP(GLC-SX-MMD または SFP GE-T)を SUP ポートに挿入すると、別のポートがリンクフラップする |
|
ラインカードの OIR 後に診断エラーが発生する(C9400) |
|
9400-SVL:スイッチが Stackwise-Virtual モードの場合にコマンド "switch 1 role active" がブロックされる |
|
ポートセキュリティが有効になっている場合に C9400 の 16.9.4 または 16.12.1c への ISSU を実行すると、トラフィックが失われる |
|
Cat9k || 拡張 mVPN || FED トレースでトレースバックとエラーが発生する |
|
ポートが down/down object-manager のままになる(fed-ots-mo スレッドがスタック) |
|
fman_fp_image 下でメモリ使用率が高くなる |
|
非アクティブなインターフェイスが誤ってバッファを保持しているため、9400 の SUP アクティブポートで出力ドロップが発生する |
|
Cat3k/9k のフローベース SPAN(FSPAN)が複数のセッションが設定されている場合に一方向でしか機能しない |
|
LC の OIR とスイッチオーバーの後に同期完了メッセージが表示されずに HMS がタイムアウトする |
|
cefcModuleOperStatus オブジェクトの OID リストに HW-faulty が表示されない(MIB:CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB) |
|
Catalyst 9400:/tmp 下の bcm54185-debug-slotX ファイルが原因でメモリリークが発生する |
|
entSensorValueEntry のクエリで SNMP がタイムアウトする |
|
c9400 では SVL で電源冗長モードを設定できない |
|
Cat3k/9k が show platform software fed switch 1 fss abstraction の実行時にクラッシュする |
|
有効な IP の競合が発生した後に管理ダウン状態の SVI が GARP に応答する |
|
CAT9K が断続的に SNMP に応答しない |
|
16.9.2 ES スタンバイがクラッシュする |
|
polaris_dev イメージを使用した svl SUP スロットで POST 障害が発生する |
|
0x1A PSE ファームウェアを 16.9.5 スロットルにコミットする |
|
ファントレイの取り外し後に cmand がクラッシュする |
|
RJ-45 コンソールを介してデバイスに接続すると、シャーシマネージャのクラッシュが発生する |
|
16.9.X で NetFlow に関連する FED メモリリークが発生する |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.4 の解決済みの不具合
問題 ID 番号 |
説明 |
---|---|
sh vtp counters コマンドで Linux IOSD がクラッシュする |
|
Called-Station-Id 属性が Radius Access-Request に含まれていない |
|
"show env" と SNMP 出力に、リモートシャーシの正しいセンサー情報が表示されない |
|
誤ったタイムスタンプが pcap に保存される |
|
C9407R:C9400-PWR-3200AC 電源がランダムに障害状態("n.a.")になる |
|
xqos_malloc_wrapper 内の DSMIB サーバ内の IOSd でメモリリークが発生する |
|
スタンバイがリロードしてクラッシュ @fnf_ios_config_dist_validate_sel_process_add |
|
MACsec SAP 128 ビットが Network-Essentials ライセンスで動作しない |
|
Catalyst 3k/9k:linux_iosd-imag で低速なメモリリークが発生する |
|
Wireless Manager IOSD プロセスが原因でメモリ使用率が高くなる |
|
リモート vtep SISF テーブルで ND パケットが受信される - EVPN 部分 |
|
3 つを超える無効な ARP が検出されると、インターフェイスで IPv6 トラフィックが停止する |
|
"system disable password recovery switch all" は使用できない |
|
アクセス要求での VLAN 属性の送信の変更 |
|
hman プロセスでのメモリリーク |
|
9400:ハードウェアで入力 QoS ポリシーがインストールされないことがある |
|
C9400-LC-48U で特定の MAC ACL がインターフェイスに適用されている場合に障害ステータスになる |
|
SDA:Cat9K:マルチキャストにより、外部ボーダーで不適切な CEF/マップキャッシュエントリが作成される |
|
DHCP ACK が別の VLAN(リレー経由)から着信した場合に、SISF で 1 つの IPv4-to-MAC ルールが保持されない |
|
Cat9500:管理シャットダウン状態のインターフェイスに着信トラフィックがあり、インターフェイスのステータス LED がグリーンに点灯する |
|
3850 スイッチで TCP フラグが送信されない NetFlow の問題がある |
|
errdisable detect cause bpduguard shutdown vlan で BPDU が転送をし続ける |
|
spanning-tree uplinkfast max-update-rate の値が異常 |
|
Cat3850 の特定のトポロジで QinQ トンネルによって L2 ループが発生する |
|
VLAN 1 の SPAN 送信元を有効にすると LACP の動作に影響する |
|
Cat3k / Cat9k のゲートウェイで DHCP スヌーピング後に DHCP オファーが正しくルーティングされない |
|
ID ポリシーが、設定変更後に更新されない |
|
[SDA] [PI の変更] 2 つのファブリックエッジ間の音声コールで最初の数秒間音声がない |
|
Cat9300 | (S,G) の作成が必要な場合に最初のパケットが転送されない |
|
「show interface」コマンドのカウンタが増えない |
|
直接接続された IPv4/IPv6 ホストが HW でプログラムされない:%FMFP-3-OBJ_DWNLD_TO_DP_FAILED |
|
[SDA] [PD の変更] 2 つのファブリックエッジ間の音声コールで最初の数秒間音声がない |
|
DNAC を使用したアクセスポイントの登録時に ENH 16 進ダンプが常にロギングする |
|
VRF でループバックから Radius を発信すると、起動時の認証が失敗する場合がある |
|
スイッチ統合セキュリティ機能によるメモリリークが原因でスタンバイスイッチがクラッシュする |
|
Cat9400 では、PVLAN アクセスポートから着信したパケットが etherchannel インターフェイスで転送されない |
|
1Gbps を超えるマルチキャストが通過し、IGMP スヌーピングにエントリがない場合に、Cat9k のコントロールプレーンが影響を受ける |
|
Cat9300:リロード時に外部デュアルボーダーで LISP サイトエントリ数が一致しない |
|
Cat9k || Asic 0 Core 0 バッファスタック、rwePbcStall が表示される |
|
9500-40X Stackwise Virtual では何日も経過してから分割される |
|
'test platform soft fed active xcvr lpn <> <> dump <> <>' コマンドを実行した後に Cat9400 がクラッシュする |
|
空のスロットのポートが誤ってバッファを保持しているため、同じ ASIC とコアを持つアクティブポートでドロップが発生する |
|
リロード後に DHCP スヌーピングデータベースが更新されない |
|
C9400-LC-48UX/C9400-LC-24XS でのホットスワップ後に C9400-LC-48U で POST が失敗する |
|
[SDA] 1 番目の ARP 応答がリモートファブリックエッジでドロップされる |
|
C9400 ではアクティブな SUP の削除後にアップリンクポートチャネルでリンクフラップが生じる |
|
SDA:L2 および L3 ハンドオフが設定された BN で DHCP オファーがドロップされる |
|
show device-tracking counters コマンドの入力後に sisf_show_counters でクラッシュする |
|
モジュールで特定の MAC ACL がインターフェイスに適用されている場合に障害ステータスが表示される |
|
テーブルマップを使用してポリシーマップを設定した後に %FED_QOS_ERRMSG-3-TABLEMAP_INGRESS_HW_ERROR が発生する |
|
3850 スタックでのスイッチオーバー時に EtherChannel ポートで STP TCN が生成される |
|
FMAN FP からのトンネルの削除が原因で、AC トンネル経由の接続が切断されるが、FMAN FP は維持される |
|
Cat9k で L3 VPN トラフィックについて VPN ラベルが誤って明示的ヌルとして取得される |
|
送信元 UDP ポートが 547 でない場合に、Catalyst スイッチは ADV および REP DHCPv6 パケットを SISF に送信する |
|
Cat9400 では、ラインカードがシャットダウンされると、CMCC メモリリークが発生する |
|
Catalyst 9400 で、パケットがスーパーバイザとラインカードの間でループする可能性がある |
|
[SDA] CSCvp00026 の最初の ARP フィックスが長時間かかった後に最終的に失敗する |
|
SYS-2-BADSHARE: Bad refcount in datagram_done(システムのチャーン中に表示されるメッセージ) |
|
「auth port-control auto」コマンドが存在する場合に MAC アドレスラーニングが実行されない |
|
C9400 では、Netflow が設定された SUP アップリンクがスイッチオーバー後にトラフィックの転送を停止する |
|
IP IGMP スヌーピングの設定中に CLI に 5 ギガビットインターフェイスが表示されない |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.3 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
---|---|
拡張 ACL を使用した SNMP |
|
SUP-1 と SUP-1XL とでは HA を形成すべきでない |
|
"qos queue-softmax-multiplier 1200" が適用された後の出力ドロップカウンタが一致しない |
|
不明な理由により、エンドポイントの一部で sgt-map がクリアされる |
|
Rp_0_0 での SMD 障害によるクラッシュ |
|
16.6.3:IP radius source コマンドが再起動後に有効にならない |
|
TACACS の設定後に SSH セッションが閉じられるとルータがクラッシュする可能性がある |
|
C9400:4 ポートのグループがトラフィックの転送を停止する |
|
16.9.1/2:スタンバイの SUP OIR 後の autoLC の場合に LC が電源断とならない |
|
IOSd:大量のバースト IPC トラフィックが発生すると fastpath の CPU 使用率が高くなることがある |
|
Cat9400 | MAC アドレステーブルに MAC アドレスを追加するか、MAC アドレステーブルから MAC アドレスを削除すると EEM で MAT イベントが生成されない |
|
Cat9400:ラインカードの挿入時に失敗した識別テストメッセージが連続して出力される |
|
C9400/16.6.4:POST の失敗によりポートが err-disable になっているにもかかわらず、スタンバイ sup ポートに緑の LED が表示される |
|
Cat9K stackwise-virtual:2 ~ 3 回の複数のリロード/SSO の後にスマートライセンスの登録ステータスが失われる |
|
#client <IP> vrf Mgmt-vrf server-key 062B0C09586D590B5656390E15 を適用するとデバイスがリロードする |
|
ACL のデフォルトのパススルーが設定されている場合、ホールは作成されない |
|
アクティブ SUP v2 の削除が原因で IOMD が再起動する |
|
IGMP スヌーピングの FED エントリに欠落や誤りがある(Cat9300/Cat3850/Cat3650) |
|
特定のシナリオでプロキシサーバへの WCCP リダイレクションが中断する |
|
ACE の欠落または不完全エラーにより、CTS ポリシーのダウンロードが失敗する |
|
隣接関係の変更により「FED Main Event」プロセスで高速なメモリリークが発生する |
|
FMAN FP で "pending-issue-update" 状態の Ac トンネル |
|
リンクネゴシエーションの問題によって mGig ポートでパケットがドロップされる |
|
"transport-map type console test" が設定されている場合、TACACS グループサーバが見つからなくなる |
|
「cts role-based enforcement」でデバイスがクラッシュする |
|
SVL で IOSD メモリリークが発生する |
|
IOS の 6.9.2 の crimson_tam_boot_integrity_init でメモリリークが発生する可能性がある |
|
リロード後に「speed nonegotiate」設定が表示されなくなる(C9400-LC-24S) |
|
Radius 属性 32 NAS-IDENTIFIIER が FQDN を送信していない |
|
C9400:特定の IP フォンでハーフペア イーサネット ケーブルが自動ネゴシエーションで 100 フルにならない |
|
Cat9k で DSCP の変更後にチェックサムが更新されない |
|
パケットのループやユニキャスト DHCP ACK のドロップによって CPU が高くなる |
|
IGMP/MLD スヌーピングにおいて FED エントリの欠落が原因で Mcast トラフィックが失われる |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.2 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
---|---|
レイヤ 2 ポートチャネルを L3 に変換すると、一部のプロトコルが中断される |
|
LED、RPS、VMARGIN、USB、THERMAL の IPC エラー処理ケースでのメモリリークに対応 |
|
DHCP スヌーピングが有効になっている場合、SVI から受信した DHCP オファーが同じ SVI に返送される |
|
システムが誤ったポートチャネル MIB 値(IEEE8023-LAG-MIB)を返す |
|
C9400 の mGig ポート:強制速度 100/全二重で半二重デバイスに接続するとリンクがダウンする |
|
CONN_ERR_CONN_TIMEOUT_ERR で SWO 中にスタンバイもダウンする |
|
DHCP スヌーピングおよびポートチャネルまたはクロススタックアップリンクで DHCP クライアントトラフィックがドロップされる |
|
9410:スロット 9 とスロット 10 を介してクライアントに割り当てられたクライアント LE インデックスが重複する(CSCvi09442) |
|
Catalyst 9400 cmand メモリリーク |
|
複数の SWO で、スタンバイでスタックマージすると、Active で CONN_ERR_CONN_TIMEOUT_ERR となる |
|
フラグメントオフセットをもつパケットが DHCP スヌーピングが有効になっていると転送されない |
|
9400 の 2 番目の SSO により、他のスイッチで MAC のフラッピングが生じる |
|
OOB TX パスの過剰な輻輳により、ソフトウェアがスイッチを強制的にクラッシュさせる |
|
C9400:4 ポートのグループがトラフィックの転送を停止する |
|
期限切れの "FED MAC エージングタイマー" または "不明" タイマーで FED がスタックトレースなしでクラッシュする |
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
---|---|
[Cat9400] スイッチオーバー後、管理インターフェイスに対して ping が動作しない |
|
[cat9400] QSFP の問題が原因で 40gb ポートにデータプレーントラフィックがない |
|
show module の出力で、両方のスーパーバイザに対して同じシリアル番号が表示される |
|
MPLS トラフィックがコアに向かう ECMP loadbalance でドロップされるすべての cat9ks |
|
cat9k プラットフォームでの EXP ベースのキューイング |
|
「ld_license_ext.dat」の蓄積による lman プロセスでのメモリリーク |
|
既知のマッピングでエンフォースメントが有効になっている場合にクライアントからの Ping が失敗する |
|
SUP-1 と SUP-1XL とでは HA を形成すべきでない |
トラブルシューティング
トラブルシューティングの最新の詳細情報については、次の URL にある Cisco TAC Web サイトを参照してください。
https://www.cisco.com/en/US/support/index.html
[Product Support] に移動し、リストから製品を選択するか、製品の名前を入力します。発生している問題に関する情報を見つけるには、[Troubleshoot and Alerts] を参照してください。
関連資料
Cisco IOS XE 16 に関する情報は、次の URL から入手できます。 https://www.cisco.com/c/en/us/products/ios-nx-os-software/ios-xe/index.html
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ のすべてのサポートドキュメントは、次の URL から入手できます。https://www.cisco.com/c/en/us/support/switches/catalyst-9400-series-switches/tsd-products-support-series-home.html
Cisco Validated Designs ドキュメントは、次の URL から入手できます。 https://www.cisco.com/go/designzone
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 http://www.cisco.com/go/mibs
通信、サービス、およびその他の情報
-
シスコからタイムリーな関連情報を受け取るには、Cisco Profile Manager でサインアップしてください。
-
重要な技術によりビジネスに必要な影響を与えるには、シスコ サービスにアクセスしてください。
-
サービス リクエストを送信するには、シスコ サポートにアクセスしてください。
-
安全で検証済みのエンタープライズクラスのアプリケーション、製品、ソリューション、およびサービスを探して参照するには、Cisco Marketplace にアクセスしてください。
-
一般的なネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を入手するには、Cisco Press にアクセスしてください。
-
特定の製品または製品ファミリの保証情報を探すには、Cisco Warranty Finder にアクセスしてください。