Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ インストレーション ノート
標準ラックマウント キットを使用した装置ラックへのシャーシの取り付け
オプションの WS-X4948E-19CNTR= またはオプションの WS-X4948E-23CNTR= センター ラックマウント キットを使用したシャーシの取り付け
オプションの C4948E-BKT-KIT= ラックマウント キットを使用したシャーシの取り付け
イーサネット アップリンク モジュール ポート トランシーバおよびケーブルの取り付け(任意)
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチは、16 または 32 の 10GBASE-X(SFP+)または 1GBASE-X(SFP)ポートを提供する 1RU ユニットです。スイッチ シャーシ前面のベイに取り付けられたリムーバブル イーサネット アップリンク モジュールにより、8 個の 1000BASE-X(SFP)または 10GBASE-X(SFP+)のポートを追加できます。 表 1 に、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチの 6 つのモデルを示します。
(注) AC 入力または DC 入力の電源装置は、表 1 に示される基本的なシャーシの設定製品番号には含まれません。電源装置は別に注文します。詳細については、製品データ シートを参照してください。
製品番号
1
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ |
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ |
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ • 16 個の 1G または 10G イーサネット ポート(SFP または SFP+ トランシーバが必要) |
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ |
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ |
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次の機能を備えた Catalyst 4500-X スイッチ シャーシ • 32 個の 1G または 10G イーサネット ポート(SFP または SFP+ トランシーバが必要) |
図 1 に、シャーシの前面パネルと主な機能を示します。
図 1 Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ シャーシの機能(前面図。図は 32 ポート シャーシ)
表 2 で、シャーシの前面パネルの主な機能について説明します。
図 2 に、スイッチ シャーシの背面と主な機能を示します。
図 2 Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ シャーシの機能(背面図)
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチのシャーシの寸法、重量、梱包の仕様を 表 4 に示します。
シャーシの重量2 |
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19 ポンド(8.62 kg)(電源装置なし) |
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20 ポンド(9.07 kg)(電源装置なし) |
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19 ポンド(8.62 kg)(電源装置なし) |
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20 ポンド(9.07 kg)(電源装置なし) |
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5.75 x 21.13 x 28.63 インチ (14.60 × 53.67 × 72.72 cm) |
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出荷時重量1 |
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WS-C4500X-16SFP+ および WS-C4500X-F-16SFP+ |
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Catalyst 4500-X スイッチの交換可能なアセンブリの梱包の寸法と出荷重量を、 表 5 に示します。
誤って行うと危険が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。次の警告は、一般的な警告で、マニュアル全体に適用されます。
警告 取り付け手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置が想定されています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040
警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072
ここでは、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチの設置を準備するうえで、認識しておく必要がある基本的な設置環境の条件について説明します。
• 「温度」
• 「エアーフロー」
• 「湿度」
• 「高度」
• 「腐食」
• 「電源の切断」
ラックマウント キット(C4948E-ACC-KIT)は、標準の 19 インチ(48.3 cm)装置ラックにスイッチを設置するためのスイッチ シャーシ アクセサリ キットに含まれています。
(注) このキットは、スイッチへのアクセスを損なう可能性のある障害物(電源ストリップなど)がある装置ラックでの使用には適さない場合があります。
スイッチをラックに取り付ける前に、次のことを確認してください。
• ラックの幅(前面の 2 つの取り付け板またはレールの間の幅)は 17.75 インチ(45.09 cm)でなければなりません。
• ラックの奥行は、前面と背面の取り付け板の間で 19.25 インチ(48.9 cm)以上、32.5 インチ(82.5 cm)以下であることが必要です。
• ラックには、上下方向にもシャーシが入るだけの高さが必要です。シャーシの高さは 1 U(1.75 インチ、4.4 cm)です。
• 装置ラックが安定して、丈夫であり、転倒の危険がありません。
– 重心を低くし、ラックの上部が重くなって転倒しないように、重い装置をラックの下の方に設置します。
– 十分な通気または排気ファンがある場合にだけ閉鎖型ラックにシャーシを設置します。可能な限り開放型ラックを使用してください。
– ラック環境の周囲温度が最大温度の 104 °F(40 °C)を超えないようにします。スイッチを閉鎖型ラックまたはマルチユニット ラック アセンブリに設置した場合、ラック内の周囲温度が室温よりも高くなる場合があります。
– 閉鎖型ラックの通気システムによって、シャーシの周囲に負圧がかかり、シャーシの吸気口に空気が向かわないために冷却が阻害されないようにしてください。必要に応じて、ラックを開いた状態でシャーシを稼働させてください。
– ラック下部に搭載された装置から熱が過剰に放出されないようにしてください。熱が上昇し、上部の装置の吸気口に取り込まれることがあります。これにより、ラック上部付近のシャーシが過熱状態になる場合があります。
– ラックにすでに搭載されている装置やケーブル配線を考慮してください。他の装置に接続されたケーブルが、シャーシ内のエアーフローの妨げとなったり、電源装置やスイッチング モジュールを取り扱う場合に邪魔になったりしないことを確認します。現場交換可能なコンポーネントから離れた位置にケーブルを配線することで、装置のメンテナンスやアップグレードを行う場合に、ケーブルを不必要に取り外さなくてすむようにします。
– スイッチ アセンブリのメンテナンスおよび取り外しのために、ラックの背面に 3 ~ 4 フィート(91 ~ 122 cm)のスペースを確保してください。可動式ラックの場合、通常の稼働中は壁面またはキャビネットから 1 フィート(30.45 cm)の位置までラックを押し込むことができます。メンテナンスを行う場合は、必要に応じてラックを引き出してください。
温度がその定格温度の上限または下限に達すると、システムが減退した効率で動作したり、チップの早期老朽化および障害、機械装置の障害などのさまざまな問題が発生する可能性があります。また、極端な温度変化によって、チップがソケットから外れることがあります。次のガイドラインに従ってください。
• システムが 50 °F(10 °C)以上 104 °F(40 °C)以下の環境で動作していることを確認してください。
• 適切な空気循環管理方法を使用します。ラックの上部に搭載されたシャーシでは、下の方にあるシャーシからの放熱によって周囲温度が上昇することがあります。
• 通風を妨げるおそれのある壁はめ込み式ユニットや布の上にはシャーシを置かないでください。
• 特に午後になって直射日光が当たる場所にシャーシを設置しないでください。
• 暖房の吹き出し口などの熱源のそばにシャーシを置かないようにしてください。
• シャーシのスロットや開口部(特にシャーシ背面のファン アセンブリの通気口)がすべて塞がれていないことを確認します。空気が薄い高地では、十分な通気が特に重要となります。
• 設置場所のクリーニングを定期的に実施して、ほこりやごみがたまらないようにしてください。ほこりやごみがたまるとシステムが過熱するおそれがあります。
• シャーシが異常な低温にさらされた場合は、2 時間のウォームアップ時間を設け、シャーシを通常の動作温度まで上げてから電源を入れてください。
これらのガイドラインに従わないと、内部のシャーシ コンポーネントに損傷を与えるおそれがあります。
(注) Catalyst 4500-X シリーズ スイッチには、内蔵温度センサーが設置されており、装置内の温度が 104 °F(40 ℃)に達するとマイナー アラームを生成し、131 °F(55 ℃)に達するとメジャー アラームを生成します。
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチは、シャーシと電源装置を冷却するために十分な量の空気を確保できる環境に設置されることを前提に設計されています。シャーシ内のエアーフローが阻害される、あるいは周囲の気温が上昇すると、スイッチが過熱したり、シャットダウンすることがあります。
スイッチ シャーシ内を通過する適切な空気循環を維持するために、シャーシの排気口を壁から 6 インチ(15 cm)以上離すことを推奨します。シャーシ間に適切な間隔が確保されていない場合、スイッチ シャーシ内に他のスイッチ シャーシからの排気が取り込まれて過熱し、障害が発生します。
シャーシが電源装置を 1 台だけ(AC 入力または DC 入力)搭載している場合は、シャーシ内への適切なエアーフローを維持するために、空いている電源装置ベイにブランク電源装置カバー(部品番号 C4KX-PWR-BLANK=)を取り付ける必要があります。
シャーシにアップリンク モジュールを搭載していない場合は、シャーシ内への適切なエアーフローを維持するために、空いているアップリンク モジュール ベイにブランク アップリンク モジュール カバー(部品番号 C4KX-NM-BLANK=)を取り付ける必要があります。
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチを閉鎖型ラックまたは部分的に密閉されたラックに設置する場合、設置場所が次のガイドラインを満たしているかを確認することを強く推奨します。
• 閉鎖型ラックまたは部分的に密閉されたラック内の温度がシャーシの動作温度範囲内であることを確認してください。シャーシをラックに取り付けたら、シャーシに電源を投入して、シャーシの温度が安定するまで(およそ 2 時間)待機します。シャーシの吸気グリルと排気グリルの周囲温度を測定するために、各グリルから約 1 インチ(2.5 cm)の位置に外部温度プローブを配置してください。
– 吸気口の周辺温度が 104 °F(40℃)未満である場合は、そのラックは吸気温の基準を満たしています。
– 吸気口の周辺温度が 104 °F(40℃)を超える場合、システムに熱状態を示すマイナー アラームが発生している可能性があり、過熱に至る危険性があります。104 °F(40℃)を超える温度で長時間稼働させると、装置の長期的な信頼性に重大な悪影響を与える場合があります。
– 吸気口の周辺温度が 131 °F(55℃)以上である場合、システムに熱状態を示すメジャー アラームが発生しており、システムはシャットダウンします。
• 格納ラックまたは部分的に密閉されたラックでは、次のようにスイッチ シャーシ内に十分なエアーフローが確保されていることを確認してください。
– 測定した吸気温度と排気温度との差が 10℃ を超えない場合は、ラックには十分なエアーフローが確保されています。
– 温度差が 10℃ を超える場合は、シャーシを冷却するためのエアーフローが不足しています。
(注) この吸気と排気の 10℃ の温度差は、デジタル外気温計で測定して決定する必要があります。この温度差を測定するために、シャーシ内部の温度センサーを使用しないでください。
• 将来の拡張に向けた計画を立てます。閉鎖型ラックまたは部分的に密閉されたラックに設置された Catalyst 4500-X シリーズ スイッチは、現在は周辺温度やエアーフローの要件を満たしていても、 ラックにシャーシや他の装置を増設すると、発熱量が増加することにより、ラック内の温度が 104 °F(40℃)を超え、マイナー アラームが発生することがあります。
湿度が高いと、湿気がシステム内まで浸透する可能性があります。この湿気が原因で、内部コンポーネントの腐食と、電気抵抗、熱伝導性、物理的強度、サイズなどの特性の劣化が起こることがあります。システム内に湿気が充満してくると、ショートを起こすおそれがあります。ショートが起きると、システムに重大な損傷を起こしてしまいます。各システムの動作時の定格湿度は、相対湿度 8 ~ 80%、1 時間あたりの湿度変化 10% です。保管時では、システムは 5 ~ 95% の相対湿度に耐えることができます。温暖期の空調と寒冷期の暖房により室温が四季を通して管理されている建物内では、システム装置にとって、通常許容できるレベルの湿度が維持されています。ただし、システムを極端に湿度の高い場所に設置する場合は、除湿装置を使用して、湿度を許容範囲内に維持してください。
標高の高い(気圧の低い)場所でシステムを稼働させると、対流型の強制冷却機能の効率が低下し、アーク放電やコロナ放電などの電気障害の原因になります。また、このような状況では、電解コンデンサなどの、内部圧力がかかっている密閉コンポーネントが動作しなかったり、その効率が低下したりする場合もあります。各システムの稼働時の定格高度は、-50 ~ 6500 フィート(-16 ~ 1981 m)です。また、保管時の定格高度は、-50 ~ 35,000 フィート(-16 ~ 10,668 m)です。
ファンは、室温の空気を吸い込み、その空気を電源装置とシャーシ内で循環させ、熱せられた空気をシャーシのさまざまな開口部から排出することにより、電源装置およびシステム コンポーネントを冷却します。ところが、ファンはほこりなどの微粒子も吸い込むため、ファンのブレードやシステム内に汚れが溜まり、これが毛布のようになってシャーシ内部の温度を上昇させます。
清潔な稼働環境を維持することにより、ほこりなどの微粒子による悪影響を大幅に減らすことができます。次に示す規格では、許容される動作環境および浮遊する粒子状物質の許容レベルについて規定されています。
• Network Equipment Building Systems(NEBS)GR-63-CORE
• National Electrical Manufacturers Association(NEMA)Type 1
• International Electrotechnical Commission(IEC; 国際電気標準会議)IP-20
システム コネクタの腐食は、徐々に進行し、最終的に電力回路の間欠的な障害を引き起こす原因になります。人間の指先に付着した油脂分や、高温多湿の環境に長時間さらされたことが原因で、システム内の各種のコンポーネントに取り付けられている金めっきのエッジ コネクタやピン コネクタが腐食することがあります。腐食を防ぐために、基板やカード上の接点には触れないでください。また、極端な温度、および湿気や塩分の多い環境からシステムを保護してください。
システムからの Electromagnetic Interference(EMI; 電磁波干渉)および Radio Frequency Interference(RFI; 無線周波数干渉)は、システムの周辺で稼働している装置(ラジオおよびテレビ受信機)に悪影響を及ぼす可能性があります。システムが発する無線周波数は、コードレスおよび低出力の電話にも干渉することがあります。逆に、高出力の電話からの RFI によって、システムのモニタに意味不明の文字が表示されることがあります。RFI とは、10 kHz を超える周波数を発生する EMI のことです。このタイプの干渉は、電源コードおよび電源、または送信された電波のように空気中を通じてシステムから他の装置に伝わる場合があります。米国連邦通信委員会(FCC)は、コンピュータ装置が放出する EMI および RFI の量を制限する固有の規制を公表しています。各システムは、FCC の規格を満たしています。EMI および RFI の発生を抑えるために、次の注意事項に従ってください。
• シャーシ カバーを取り付けた状態でシステムを運用します。
• 使用されていない電源装置ベイにブランク カバー プレートが取り付けられていることを確認します。
• オプションのネットワーク アップリンク モジュールを取り付けていない場合は、使用されていないベイにブランク パネルが取り付けられていることを確認します。
電磁界内で長距離にわたって配線を行う場合、磁界と配線上の信号の間で干渉が発生することがあります。このため、プラント配線を行う場合は、次の 2 点に注意する必要があります。
• 配線を適切に行わないと、プラント配線から無線干渉が発生することがあります。
• 特に雷または無線電信機によって起こされる強力な EMI は、シャーシ内の信号ドライバやレシーバを破損したり、電圧サージが回線を介して装置内に伝導するなど、電気的に危険な状況をもたらす原因になります。
(注) 強力な EMI を予測して対策を講じるには、無線周波数干渉(RFI)の専門家に相談することが必要になる場合があります。
アース用導体を確実に施設してプラント配線にツイストペア ケーブルを使用すると、プラント配線から無線干渉が発生することはほとんどありません。
配線が推奨距離を超える場合、または配線が建物間にまたがる場合は、近辺で発生する落雷の影響に十分に注意してください。雷などの高エネルギー現象で発生する電磁波パルスにより、電子装置を破壊するほどのエネルギーが非シールド導体に発生することがあります。以前に同様の問題が発生した場合は、電気サージ抑制やシールドの専門家に相談することをお勧めします。
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチは、動作範囲、取り扱い、および地震基準について、Network Equipment Building System(NEBS)(Zone 4 per GR-63-Core)に従って衝撃および振動テスト済みです。これらのテストは、地震の振動および基準、オフィスの振動および基準、輸送の振動および基準、梱包された機器に加えられる衝撃について実施しています。
システムは、AC 電源によって供給される電圧の変動の影響を特に受けやすくなっています。過電圧、低電圧、および過渡電圧(またはスパイク)によって、データがメモリから消去されたり、コンポーネントの障害が発生するおそれがあります。このような問題から保護するには、電源コードが常に適切にアースされる必要があります。また、システムは、専用電力回路に設置してください(電力を大量に消費する他の機器と回路を共用しないでください)。これらの電気製品に加えて、システムの電源装置にとって最大の脅威となるのは、雷によるサージ電圧、または停電です。雷が発生しているときは、できるだけシステムおよび周辺機器の電源をオフにし、プラグを電源から抜いてください。システムに電源が入っている状態で停電が発生した場合は、一時的なものであっても、ただちにシステムの電源をオフにし、コンセントから外します。システムの電源を入れておくと、電源が復旧した場合に問題が発生するおそれがあります。同じ場所で電源をオフにしていなかった他のすべての電気製品が、大きな電圧スパイクを起こし、システムに損傷を与える可能性があります。
シャーシ設置プロセスにおいて、NEBS 準拠のシステム アースを取り付けることを推奨します。シャーシを設置する際にシステムに適切かつ十分なアース接続を行う場合、3P AC プラグ(アース付き)を使用するだけでは不十分です。シャーシには、アクセサリ キットの一部としてアース ラグと 2 本の M4 ボルトが付属しています。2 本のボルトを使用してシャーシのアース パッドにラグを接続します。アース ラグを建物の NEBS 準拠のアースに接続するには、適切なサイズの銅線(別売)を使用する必要があります。
適切にアースすることで、建物とその中に設置された装置を低インピーダンスで接続し、シャーシ間の電圧差を低くすることができます。NEBS 準拠のシステム アースを使用すると、感電の危険性を低減あるいは防止でき、過渡電圧によって装置が損傷する可能性を大幅に低減できます。またデータが破損する可能性もかなり小さくなります。
適切かつ完全なシステム アースを使用しない場合、ESD によってコンポーネントが損傷する危険性が高くなります。さらに、NEBS 準拠のシステム アースを使用しない場合、大いにデータが破損したり、システムがロックアップする可能性も高くなり、システムが頻繁にリブートするといった状況が増えたりします。
警告 この装置は必ずアースを接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
表 6 に、一般的なアース方法の注意事項を示します。
(注) すべてのケースにおいて、アース接続の方法は、National Electric Code(NEC)の第 250 条に定める要件またはその地域の法令に準拠する必要があります。シャーシからラック アースまたは Common Bonding Network(CBN; 共通ボンディング網)に直接アース接続する場合、6 AWG アース線を使用することを推奨します。装置ラックも 6 AWG アース線を使用して、CBN に接続する必要があります。
• 回路の電源が切断されていると思い込まず、作業前に必ず回路の電源が切断されていることを確認してください。
• 床が濡れていないか、アースされていない電源延長コード、摩耗または損傷した電源コードや保護アースの不備などがないか、作業場所の安全を十分に確認してください。
– 可能であれば、医療を受けるために別の人を呼びます。それができない場合は、負傷者の状況を見極めてから救援を要請してください。
– 負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。
• 製品を使用する場合は、指定された電力定格内で使用し、製品の使用説明書に従ってください。
• 製品は、各地域および国の電気関連法規に従って設置してください。
• 次の状態のいずれかが発生した場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してください。
– 操作指示に従っているにもかかわらず、製品が正常に動作しない。
• 適切な外部電源を使用してください。製品は、電力定格ラベルに記載されている種類の電源だけを使用して稼働させてください。必要な電源の種類が不明な場合は、Cisco TAC または最寄りの電気技師に確認してください。
• 承認されている電源コードだけを使用してください。購入されたシャーシ電源装置には、購入された国で使用されることを意図した電源コードが 1 本または複数付属しています。追加の電源コードを購入する必要がある場合には、電源コードが製品に適したものであり、製品の電力定格ラベルに記載されている定格電圧および定格電流に適合していることを確認してください。電源コードの定格電圧および定格電流は、電力定格ラベルに記載されている定格より大きくなければなりません。
• 感電を防止するために、すべての電源コードを適切にアースされているコンセントに接続してください。
• 電源ストリップの定格を遵守してください。電源ストリップに接続されている全製品の定格電流の合計が電源ストリップの定格の 80% を超えないことを確認してください。
• 電源コードやプラグを自分で改造しないでください。設置場所に変更を加える場合には、相応の資格を持つ電気技術者または電力会社に相談してください。必ず電気配線に関する地方自治体の条例および国の法令に従ってください。
静電放電(ESD)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊はモジュールやその他の Field Replaceable Unit(FRU; 現場交換可能ユニット)の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。モジュールには、金属製フレームに固定されたプリント基板があります。Electromagnetic Interference(EMI; 電磁干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。金属フレームは、ESD からプリント基板を保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用アース ストラップを着用してください。
• 静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。静電気防止アース ストラップにはバナナ プラグ、金属製バネ クリップ、またはワニ口クリップ付きのものがあります。ほとんどの FRU に付属している使い捨ての静電気防止用リスト ストラップまたはワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、静電気防止用リスト ストラップに適切なアース ポイントを確保するためにシステムのアース ラグをシャーシに取り付ける必要があります。
(注) このシステム アースは、NEBS アースとも呼ばれます。
• シャーシにシステムのアースが取り付けられていない場合は、システムのアースを取り付ける必要があります。
システムのアース ラグを取り付けたら、次の手順で、静電気防止用リスト ストラップを適切に取り付けます。
ステップ 1 次のように静電気防止用リスト ストラップをしっかりと肌に密着させて着用してください。
a. FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、リスト ストラップのパッケージを開き、静電気防止用リスト ストラップの包装を開けます。手首に黒の導体ループを巻き、肌にしっかりと密着するように、ストラップを締めます。
b. ワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、パッケージを開いて、静電気防止用リスト ストラップを取り出します。リスト ストラップを巻く位置を決めて、肌にしっかりと密着させてください。
ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップのバネ クリップまたはワニ口クリップをつかんで、ラックの塗装されていない金属部分に一瞬クリップを接触させます。蓄積された静電気をラック全体に安全に散逸させるために、クリップを塗装されていないラック レールに接触させることを推奨します。
ステップ 3 次のように、バネ クリップまたはワニ口クリップをアース ラグのネジに取り付けます。
a. FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、バネ クリップを強くつかんであごを開き、システムのアース ラグのネジ頭の側面に取り付け、バネ クリップのあごがラグのネジ頭の後ろで閉じるように、バネ クリップをラグのネジ頭上でスライドさせます。
(注) バネ クリップのあごは、直接ラグのネジ頭またはラグのバレルをはさみ込めるほど広くは開きません。
b. ワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用している場合は、システムのアース ラグのネジ頭、またはシステムのアース ラグ バレルに直接ワニ口クリップを取り付けます。
スイッチの設置場所の準備を行う場合には、次の一般的な要件に従ってください。
• 2 台の電源装置を使用するシステムの場合、各電源装置をそれぞれ別の入力電源に接続してください。別の電源に接続しないと、外部配線に不具合があったり、回路ブレーカーが落ちたりした場合、システム全体の電力が失われることになります。
• 入力電源が失われないように、各電源回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内であることを確認してください。
• システムによっては、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用して設置場所の電源障害に備えたほうがよい場合もあります。UPS を選択する場合、鉄共振技術を採用している一部の UPS モデルは、力率補正(PFC)を使用する電源装置と併用すると不安定になる可能性があることに留意してください。その結果として、スイッチへの出力電圧波形が歪み、システムの電圧が低下する場合があります。
警告 この製品は設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。
AC システムでは 20 A、DC システムでは 30 A。ステートメント 1005
警告 この装置には、複数の電源が接続されている場合があります。装置の電源を遮断するには、すべての接続を取り外す必要があります。ステートメント 1028
警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045
ここでは、AC 電源装置を設置場所の電源装置に接続する場合の基本的なガイドラインを示します。
• 各シャーシの電源装置に専用の分岐回路を割り当てることを推奨します。
– (北米):AC 入力電源装置を 15 A の回路で稼働させることを推奨します。
– (その他の国):各国および地域の規定に適合したサイズの回路が必要です。
• 北米で 200/240 VAC 電源を使用する場合、回路を 2 極回路ブレーカーで保護する必要があります。
• 電源コードがシャーシの電源装置から AC 電源コンセントに簡単に届くことを確認します。付属の AC 電源コードは、標準の長さの 6 フィート(1.8 m)と 8 フィート 2 インチ(2.5 m)です。AC 電源コンセントは簡単に届く位置にある必要があります。
• シャーシとプラグ接続する AC 電源レセプタクルには、アース付きのタイプを使用してください。レセプタクルに接続するアース用導体は、設置場所の施設の保護アースに接続する必要があります。
ここでは、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチの DC 入力電源装置を設置場所の電源に接続する場合の基本的な注意事項を説明します。
• すべての電源接続の配線は、National Electrical Code(NEC)と各国の規定に準拠する必要があります。
• DC 電源の戻り線は、システム フレームおよびシャーシ(DC-I)から分離する必要があります。
• DC 電源コードは、同一定格の、撚り数の大きい銅線ケーブルの使用を推奨します。DC 入力電源装置への接続には、DC 電源(-)と DC 電源の戻り線(+)が 1 本ずつ必要です。コードの長さはスイッチの配置によります。電源装置に DC 電源コードを接続するために必要なケーブルはシスコから入手できません。これらは、一般のケーブル取扱業者から入手できます。
• DC 電源コードのリード線のコードの色は DC 電源の設置環境によって変わります。DC 配線用のカラー コードの規格が定められていないため、電源コードが適切な(+)および(-)極性の DC 入力電源装置の端子ブロックに確実に接続されていることを確認する必要があります。場合によっては、DC 電源コードのリード線にプラス(+)またはマイナス(-)のラベルが付いていることがあります。ラベルの極性についての記載内容は信頼できることが多いですが、DC コードのリード線間の電圧測定を行い、極性を確認する必要があります。測定を行う場合、プラス(+)のリード線およびマイナス(-)のリード線は、常に DC 入力電源装置の端子ブロック上の(+)ラベルおよび(-)ラベルと合わせてください。
• 回路ブレーカーは切断装置として、容易に手が届く場所に設置します。
• 回路は、専用の 2 極回路ブレーカーで保護する必要があります。電源装置の入力定格および地域または国の規定に適合するサイズの回路ブレーカーを使用してください。
オーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに電源コードとデータ ケーブルを一緒に配線する場合には、次の注意事項に留意してください。
また、カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のイーサネット ケーブルを使用する場合には、次の注意事項にも留意してください。
表 7 に、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ シャーシで使用できるラックマウント キットを示します。
このラックマウント キットは、スイッチを 19 インチ(48.3 cm)幅で 2 支柱のラックに設置する場合に使用します。
(注) このラックマウント キットは、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ アクセサリ キットの一部として提供されます。ブラケットは、スイッチ シャーシのラックへの設置方法により、シャーシの前部と後部のいずれの側面にも取り付けることができます。
ラックマウント ブラケットをシャーシ前部の側面に取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 アクセサリ キットから 2 個のラックマウント ブラケットと 8 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジを取り出します。
ステップ 2 1 つのラックマウント ブラケットをシャーシのいずれかの側面に当て、4 つの皿穴とシャーシの 4 つの M4 ネジ穴の位置を合わせます。(図 3 を参照)。
(注) 図 3 の上の図では、ラックマウント ブラケットをシャーシ前部の両側面に取り付けています。下の図では、ラックマウント ブラケットをシャーシ後部の両側面に取り付けています。
ステップ 3 ラック ウント ブラケットを 4 本の M4 x 6 mm フラットヘッド ネジでシャーシに固定します。4 本すべてのネジを使用してください。トルク レンチを使用して、4 本のネジを 8 ~ 10 インチポンド(0.90 ~ 1.13 N-m)の力で締めます。
ステップ 4 シャーシの反対側の 2 つ目のラックマウント ブラケットについてステップ 2 と 3 を繰り返します。
ステップ 1 もう 1 人の人にシャーシを慎重に持ち上げてラック内に入れてもらい、ラックマウント ブラケットのフランジがラックの支柱に接触し、シャーシが水平になるようにします。
ステップ 2 ラック内でシャーシを上下に動かし、各ラックマウント ブラケット フランジの 2 個のネジ穴と装置ラックの支柱の取り付け穴を揃えます。シャーシの上に水準器を置き、シャーシが装置ラック内で傾いていないことを確認します。
ステップ 3 もう 1 人の人にシャーシを支えてもらいながら、アクセサリ キットに同梱されている 4 本の 10-32 x 3/4 インチまたは 12-24 x 3/4 インチのプラス ネジ(左右 2 本ずつ)でシャーシをラックに固定します。ブラケットごとに 2 本のネジを使用して、シャーシがラック内でずれ落ちないようにネジをしっかりと締めてください。
(注) ラックの支柱にネジ穴がない場合は、ケージ ナット(12-24 または 10-32)を入手して、取り付けネジをラックの支柱に固定する必要があります。ケージ ナットはアクセサリ キットに含まれていません。
(注) 図 4 の上側の図は、シャーシの前部にラックマウント ブラケットを取り付けた場合にシャーシをラックに設置する方法を示しています。図 4 の下側の図は、シャーシの後部にラックマウント ブラケットを取り付けた場合にシャーシをラックに設置する方法を示しています。
アクセサリ キットに 2 つのプラスチック ケーブルが含まれています。ケーブル ガイドは 1 本の M4 ネジを使用してラックマウント ブラケットに取り付けます(ラックマウント ブラケットに M4 ネジ穴が付いています)。このケーブル ガイドは、ラックマウント ブラケットをシャーシの前部に取り付ける場合にのみ使用します。
(注) シャーシを装置ラックの後ろ側の支柱に取り付ける場合は、ケーブル ガイドを取り付けることはできません。
ステップ 1 ラックマウント ブラケットの前にケーブル ガイドを置きます。
ステップ 2 付属の 2 本の M4 ネジの 1 つを使用してブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。(図 5 を参照)。
ステップ 3 必要に応じて、ステップ 1 と 2 を繰り返して 2 つ目のケーブル ガイドを取り付けます。
3 種類のオプションのラックマウント キットのいずれかを使用して Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ シャーシを装置ラックに設置する場合は、次の手順を実行します。
• 「オプションの WS-X4948E-19CNTR= またはオプションの WS-X4948E-23CNTR= センター ラックマウント キットを使用したシャーシの取り付け」
• 「オプションの C4948E-BKT-KIT= ラックマウント キットを使用したシャーシの取り付け」
これらのキットは、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチ シャーシを 19 インチまたは 23 インチのラックの中央に取り付ける場合に使用します。
Catalyst 4500-X シャーシに 19 インチまたは 23 インチのセンター ラックマウント キットを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 静電気防止作業台にスイッチ シャーシを置きます。
ステップ 2 シャーシに標準のラックマウント ブラケットを取り付けている場合は、シャーシの側面に標準のラックマウント ブラケットを固定している 8 本の M4 ネジ(左右 4 本ずつ)を緩めて外すことにより、ブラケットを取り外す必要があります。(図 6 を参照)。ネジとブラケットを脇に置いておきます。
図 6 シャーシからの標準ラックマウント ブラケットの取り外し
ステップ 3 センター ラックマウント キットがシャーシと装置ラックのサイズに適合していることを確認します。
ステップ 4 センター ラックマウント キットを開けて内容を確認します。
ステップ 5 装置ラックにシャーシをどのように配置するかを決定します。センター ラックマウント ブラケットはリバーシブルです。シャーシの前部と後部のどちらの側面にも取り付けることができます。
ステップ 6 図 7 に示すように、1 つのブラケットをシャーシのいずれかの側面に当て、ブラケットの 4 つの取り付け穴とシャーシの取り付け穴の位置を合わせます。
ステップ 7 4 本の M4 取り付けネジでブラケットをシャーシの側面に固定します。4 本すべてのネジを使用してください。トルク レンチを使用して、4 本のネジを 8 ~ 10 インチポンド(0.90 ~ 1.13 N-m)の力で締めます。
ステップ 8 2 つ目のブラケットについてステップ 6 と 7 を繰り返します。
図 7 シャーシへのセンター ラックマウント ブラケットの取り付け(図は 23 インチ ラックマウント ブラケット)
ステップ 9 もう 1 人の人にシャーシを慎重に持ち上げてラック内に入れてもらい、センター ラックマウント ブラケットのフランジがラックの支柱に接触するようにします。
(注) 取り付けネジを取り付ける前に、巻き尺または水準器を使用して、シャーシが装置ラック内で水平になっていることを確認するます。
ステップ 10 ラック内でシャーシを上下に動かし、各センター ラックマウント ブラケット フランジの 2 個の取り付けネジの穴と装置ラックの支柱の 2 個の取り付けネジの穴を揃えます。
ステップ 11 もう 1 人の人にシャーシを支えてもらいながら、4 本の 10-32 x 3/4 インチまたは 12-24 x 3/4 インチのプラス ネジ(左右 2 本ずつ)でシャーシを装置ラックの支柱に固定します。どちらのサイズのネジもアクセサリ キットに同梱されています。(図 8 を参照)。シャーシがラック内でずれ落ちないようにネジをしっかりと締めてください。
(注) 装置ラックの支柱の取り付け穴にネジ山がない場合は、適切なサイズのケージ ナットを入手して、センター ラック取り付けネジをラックに固定する必要があります。ケージ ナットはアクセサリ キットに含まれていません。
(注) 図 8 の上側の図は、シャーシの前部にセンター ラックマウント ブラケットを取り付けた場合にシャーシをラックに設置する方法を示しています。図 8 の下側の図は、シャーシの後部にセンター ラックマウント ブラケットを取り付けた場合にシャーシをラックに設置する方法を示しています。
図 8 センター ラックマウント キットを使用した装置ラックへのシャーシの取り付け(図は 23 インチ ラックマウント キット)
ステップ 12 オプションのケーブル ガイド ブラケットを取り付ける場合は、図 9 に示すように、ブラケットをセンター ラックマウント ブラケットの左側または右側のネジ穴に当て、1 本の M4 ネジでケーブル ガイド ブラケットを固定します。
図 9 センター ラックマウント ブラケットへのオプションのケーブル ガイドの取り付け
C4948E-BKT-KIT= 4 支柱ラックマウント キットは、オプション(別売)のラックマウント キットです。C4948E-BKT-KIT= キットは、4 支柱ラックにシャーシを取り付ける場合に、Catalyst 4500-X スイッチ アクセサリ キットに含まれる標準のラックマウント ブラケットと取り付け金具で使用します。オプションの C4948E-BKT-KIT= ラックマウント キットを使用して 4 支柱ラックに Catalyst 4500-X シリーズ スイッチを設置するには、次の手順を実行します。
a. ラックの近くの床または安定したテーブルの上にシャーシを置きます。作業がしやすいように、シャーシの周りを十分に空けておきます。
b. 巻き尺でラックの奥行を測ります。測るのは、前面の支柱の外側から背面の取り付け板の外側までの長さです。4 支柱ラックの奥行は 19.25 インチ(48.9 cm)以上、32.5 インチ(82.5 cm)以下であることが必要です。
c. 前面の左右にある支柱間の内側の幅を測り、17.75 インチ(45.09 cm)であることを確認します (シャーシの幅は 17.25 インチ(43.8 cm)で、支柱間にぴったりと収まる必要があります)。
ステップ 2 シャーシ アクセサリ キットに付属の標準のラックマウント ブラケットがシャーシ前部の側面に取り付けられていることを確認します。(図 3 の上側の図を参照)。トルク レンチを使用して、8 本のブラケット取り付けネジすべてが 8 ~ 10 インチポンド(0.90 ~ 1.13 N-m)の力で締められていることを確認します。
ステップ 3 オプションの 4 支柱ラックマウント キットを開け、4 個のブラケット(2 つのシャーシ取り付けブラケットと 2 つのスライダ ブラケット)および取り付け金具を取り出します。
ステップ 4 ラックマウント キットに含まれている 8 本の M4 プラス ネジ(左右 4 本ずつ)を使用してスイッチ シャーシの後部に左右のブラケットを取り付けます。(図 10 を参照)。8 本すべてのネジを使用してください。トルク レンチを使用して、8 本のネジを 8 ~ 10 インチポンド(0.90 ~ 1.13 N-m)の力で締めます。
(注) 装置ラック後部の支柱のいずれかに、電源ストリップが付いていることがあります。電源ストリップが付いている場合は、ストリップの位置に合わせて固定する場所を決めてください。
ステップ 5 シャーシ取り付けブラケットに 2 つのスライダ ブラケットを差し込みます。(図 10 を参照)。
図 10 スイッチ シャーシへの 4 支柱ラックマウント ブラケットの取り付け
ステップ 6 次のように、4 支柱ラックにシャーシを取り付けます。
a. ラックにシャーシをセットます(図 11 を参照)。
– シャーシの前面パネルをラックの手前側にする場合は、支柱の間にシャーシの後部を挿入します。
– シャーシの後部をラックの手前側にする場合は、シャーシの前部を支柱の間に入れます。
b. スライダ ブラケットのフランジがラックの支柱と接触するように、2 つのスライダ ブラケットを内側または外側にずらします。
c. 前方および後方のラックマウント ブラケットの取り付け穴を装置ラックの支柱の取り付け穴に揃えます。
d. シャーシがまっすぐ水平に取り付けられていることを確認し、8 本(各フランジにつき 2 本ずつ)の 12-24 x 3/4 インチまたは 10-32 x 3/4 インチのネジを使用して、フランジの横長の穴に通してラック支柱のネジ穴に固定します。
(注) ラック支柱の取り付け穴にネジ山がない場合は、12-24 または 10-32 のケージ ナットを入手し、取り付けネジを固定する必要があります。ケージ ナットは 4 支柱ラックマウント キットに含まれていません。
ステップ 7 オプションのケーブル ガイド ブラケットを取り付ける場合は、図 12 に示すように、ブラケットをセンター ラックマウント ブラケットの左側または右側のネジ穴に当て、1 本の M4 ネジでケーブル ガイド ブラケットを固定します。
システム(NEBS)アースは EMI シールド要件を満たすための追加のアースであり、補助的なボンディングとアース接続に関する Telcordia Technologies NEBS 要件を満たすことを目的としています。
• アース ラグ キット:Catalyst 4500-X シリーズ アクセサリ キットに同梱されています。アース ラグ キットには次のものが含まれます。
– アース ラグ:2 穴の標準 90 度バレル ラグです。このラグは最大 6 つの AWG 線をサポートします。
– アース ラグ ネジ:2 本の M4 x 8 mm なべネジです。
• アース線:システム アース線は、地域および国の設置要件を満たすサイズにする必要があります。一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します。システム アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。アース線は、アクセサリ キットの一部として提供されていません。
システム アース線をアース ラグに接続し、ラグをアース パッドに接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 絶縁した線を使用する場合は、ワイヤストリッパを使用して、アース線の端の被覆を約 0.75 インチ(19 mm)取り除きます。裸線を使用する場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2 アース線の被覆を取り除いた方の端をアース ラグの開放端に挿入します。
ステップ 3 アース線をアース ラグのバレルに圧着します。アース ラグにしっかり接続されていることを確認するために、アース線をゆっくりと引っ張ります。
ステップ 4 シャーシの背面パネルにあるシステム アース パッドにアース ラグを当て(図 2 を参照)、金属部分どうしがしっかりと接触するようにします。
ステップ 5 アクセサリ キットに同梱されている 2 本の M4 ネジでシャーシにアース ラグを固定します。(図 13 を参照)。他のスイッチ ハードウェアまたはラック内の機器の妨げにならないようにシステム アース線を配線します。
ステップ 6 アース線の反対側の端を設置場所の適切な接地点に接続し、スイッチが適切にアースされるようにします。
(注) 構成によっては、以下の項で説明するケーブルをすべて接続しなくてもよい場合があります。
• 「ネットワーク インターフェイス ポート ケーブルの取り付け」
• 「イーサネット アップリンク モジュール ポート トランシーバおよびケーブルの取り付け(任意)」
RJ-45 コンソール ポートは、スイッチの背面パネルにあります。
(注) コンソール ポート ケーブルはアクセサリ キットに含まれていません。ケーブル(部品番号 CAB-CON-C4K-RJ45)はオプションとして注文いただけます。
RJ-45 コンソール ポートを接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを PC の 9 ピン シリアル ポートに接続します。ケーブルのもう一方の端をスイッチのコンソール ポートに接続します。
ステップ 2 PC または端末で、端末エミュレーション プログラムを起動します。プログラム(通常、HyperTerminal または Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。
ステップ 3 PC または端末のボー レートおよびキャラクタ フォーマットを、次に示すコンソール ポートの特性に合わせて設定します。
ステップ 4 PC または端末にブートローダ シーケンスが表示されます。Enter を押してセットアップ プロンプトを表示します。「セットアップ プログラムの設定」の手順を実行します。
イーサネット管理ポートはアウトオブバンド管理を提供するもので、これによって CLI インターフェイスを使用して IP アドレスでスイッチを管理できます。このポートでは、RJ-45 インターフェイスで 10/100/1000 イーサネット接続が使用されます。図 14 にスイッチと PC 間の一般的なイーサネット管理接続を示します。
管理イーサネット ポートへの一般的な接続では、両端に RJ-45 コネクタが付いたイーサネット ケーブルを使用します。イーサネット管理ポートにケーブルを接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ネットワーク ケーブルの一方の RJ-45 プラグを接続先デバイスのポートに接続します。
ステップ 2 ネットワーク ケーブルのもう一方の RJ-45 プラグを Catalyst 4500-X シャーシ上のイーサネット管理ポートに接続します。
イーサネット管理ポートの設定については、次の URL のソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst4500/15.1/XE_330SG/configuration/guide/sw_int.html#wp1110617
Catalyst 4500-X スイッチ前面パネルのネットワーク インターフェイス ポートが動作するためには、SFP または SFP+ トランシーバを取り付ける必要があります。Catalyst 4500-X スイッチは、すべての SFP または SFP+ トランシーバをサポートしているわけではありません。また、Catalyst 4500-X シリーズ スイッチで SFP-10G-ZR SFP+ トランシーバを使用することには制限があります。
(注) Catalyst 4500-X スイッチでの SFP-10G-ZR SFP+ トランシーバのサポートには、次の制限事項があります。
• 背面から前面へのエアーフローで動作する Catalyst 4500-X スイッチ シャーシで、SFP-10G-ZR トランシーバは、ポート 1 ~ 32(32 ポート シャーシ)またはポート 1 ~ 16(16 ポート シャーシ)ではサポートされていません。
• 前面から背面へのエアーフローで動作する Catalyst 4500-X スイッチ シャーシで、SFP-10G-ZR トランシーバは、ポート 1 ~ 32(32 ポート シャーシ)またはポート 1 ~ 16(16 ポート シャーシ)でサポートされます。
• SFP-10G-ZR トランシーバは、シャーシのエアーフローの方向に関係なく、オプションのネットワーク アップリンク モジュール(製品番号 C4KX-NM-8SFP+)のポート 1 ~ 8 でサポートされます。
サポートされる SFP トランシーバの最新のリストについては、次の URL の『 Cisco Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/compatibility/matrix/OL_6981.html
サポートされる SFP+ トランシーバの最新のリストについては、次の URL の『 Cisco 10-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/compatibility/matrix/OL_6974.html
SFP/SFP+ トランシーバの取り付け手順については、次の URL の『 Cisco SFP and SFP+ Transceiver Module Installation Notes 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/installation/note/78_15160.html
Catalyst 4500-X スイッチ シャーシに取り付けたオプションの 8 ポート イーサネット アップリンク モジュール(C4KX-NM-8SFP+)が動作するためには、SFP(1000BASE-X)または SFP+(10GBASE-X)トランシーバ モジュールを取り付ける必要があります。サポートされる SFP トランシーバの最新のリストについては、次の URL の『 Cisco Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/compatibility/matrix/OL_6981.html
サポートされる SFP+ トランシーバの最新のリストについては、次の URL の『 Cisco 10-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/compatibility/matrix/OL_6974.html
SFP および SFP+ トランシーバの取り付け手順については、次の URL の『 Cisco SFP and SFP+ Transceiver Modules Installation Notes 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/transceiver_modules/installation/note/78_15160.html
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチは、電源装置の次の組み合わせをサポートしています。
• 1 台の AC 入力電源装置と 1 台の DC 入力電源装置
(注) AC 入力電源装置は、標準のシャーシ構成の一部としては提供されません。電源装置は別に注文する必要があります。
Catalyst 4500-X スイッチ シャーシでは、シャーシ背面にあるベイに 1 台または 2 台の AC 入力電源装置を取り付けることができます。(図 2 を参照)。シャーシの AC 入力電源装置を AC 電源に接続するには、適切な AC 電源コードを使用してください。Catalyst 4500-X スイッチの AC 入力電源装置でサポートされる AC 電源コードのリストと説明については、『 Catalyst 4500-X AC-Input Power Supply Installation Note 』を参照してください。
冗長電源を搭載したシャーシでは、1 つの AC 電源回路が遮断された場合にシャーシがシャットダウンすることを防ぐため、電源装置を別々の AC 電源回路に接続することを推奨します。
(注) AC 入力電源装置には電源スイッチがありません。AC 入力電源装置と AC 電源を電源コードで接続し、AC 電源をオンにすると、ただちに電源装置が作動します。
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチでは、シャーシ背面のベイに 1 台または 2 台の DC 入力電源装置を取り付けることができます。(図 2 を参照)。DC 入力電源装置を DC 電源に接続する手順については、『 Catalyst 4500-X DC-Input Power Supply Installation Note 』を参照してください。
(注) DC 入力電源装置は、標準のシャーシ構成の一部としては提供されません。電源装置は別に注文する必要があります。
(注) DC 入力電源装置には電源スイッチがありません。電源装置と DC 電源を接続し、DC 電源のブレーカーをオンにすると、ただちに電源装置が作動します。
Catalyst 4500-X シリーズ スイッチには、システムに電源を投入したときにシャーシ コンポーネントのステータスを示す LED があります。シャーシに電源を投入したときに、シャーシの前面パネル、ファン トレイの前面パネル(シャーシの背面)、および電源装置の前面パネル(シャーシの背面)にある LED を確認することによって、起動プロセスの状況をモニタできます。
• ステータス LED は、緑の点滅からオレンジに変わり、再び緑に変わります。
• 電源装置の LED(PS1/PS2)は、オレンジから緑に変わります。
シャーシの電源投入サイクルが完了したら(ステータス LED が緑で点灯)、シャーシの設定を実行できるようになります。システムの設定手順の詳細については、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
スイッチを設定するには、セットアップ プログラムを完了する必要があります。セットアップ プログラムは、スイッチの電源がオンになると自動的に実行されます。スイッチがローカル ルータやインターネットと通信するのに必要な IP アドレスやその他の設定情報を割り当てる必要があります。これらの情報は、スイッチの設定や管理にデバイス マネージャまたは Cisco Network Assistant を使用する場合にも必要です。
セットアップ プログラムを実行し、スイッチの初期設定を行うには、次の手順を実行します。
ステップ 1 次の 2 つのプロンプトで Yes を入力します。
ステップ 2 スイッチのホスト名を入力し、Return を押します。
ホスト名は、コマンド スイッチでは 28 文字以内、メンバ スイッチでは 31 文字以内に制限されています。どのスイッチでも、ホスト名の最終文字として -n (n は数字)を使用しないでください。
ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return を押します。
このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化され、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。
ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return を押します。
ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return を押します。
このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。
ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を設定します。後から、CLI、デバイス マネージャ、または Network Assistant アプリケーションを使用して SNMP を設定することもできます。SNMP を後で設定する場合は、 no を入力します。
ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN(仮想 LAN)の名前)を入力して、Return を押します。このリリースでは、インターフェイス名には必ず vlan1 を使用してください。
ステップ 8 インターフェイスを設定するために、スイッチの IP アドレスとサブネット マスクを入力し、Return を押します。次に示されている IP アドレスとサブネット マスクは単なる例です。
ステップ 9 Y を入力して、スイッチをクラスタ コマンド スイッチとして設定します。N を入力すると、メンバ スイッチまたはスタンドアロン スイッチとして設定されます。
N を入力した場合は、Network Assistant GUI に候補スイッチとして表示されます。後から、CLI、デバイス マネージャ、または Network Assistant アプリケーションを使用して、スイッチをコマンド スイッチとして設定することもできます。後で設定する場合は、 no と入力します。
スイッチの初期設定が完了しました。スイッチにその設定が表示されます。設定出力例を次に示します。
ステップ 10 設定を保存し、それをスイッチの次回のリブート時に使用する場合は、オプション 2 を選択して、設定を不揮発性 RAM(NVRAM)に保存します。
セットアップ プログラムが完了すると、スイッチは作成されたデフォルト設定を実行できます。この設定を変更するか、他の管理タスクを実行するには、Switch> プロンプトでコマンドを入力するか、Cisco Network Assistant を使用します。
表 8 に、http://www.cisco.com で参照できる 4500-X Catalyst シリーズ スイッチに関する資料を示します。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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