目次
- スイッチ スタートアップ ガイド
- 梱包内容
- Express Setup の実行
- スイッチの管理
- Device Manager の使用
- Cisco Network Assistant の使用
- コマンドライン インターフェイスの使用
- RJ-45 コンソール ポート
- スイッチのイーサネット管理ポート
- スイッチの USB mini-B タイプ コンソール ポート
- その他の管理オプションの使用
- スイッチ スタックの計画およびインストール(任意)
- スタックに関する注意事項
- FlexStack-Plus モジュールの取り付け
- スタックのケーブル接続
- スイッチの設置
- 工具および機器
- 取り付けに関するガイドライン
- 設置に関する警告事項
- Catalyst 2960-X スイッチのラックマウント ブラケットの取り付け
- ラックへの取り付け
- FlexStack ケーブルの接続(任意)
- スイッチ ポートへの接続
- 10/100/100 または 10/100/1000 PoE+ ポートへの接続
- SFP および SFP+ モジュール スロットへの接続
- ポート接続の検証
- トラブルシューティング
- スイッチのリセット
- ヘルプへのオンライン アクセス
- Express Setup のトラブルシューティング
- 関連資料
スイッチ スタートアップ ガイド
梱包内容
1
Catalyst 2960-X スイッチ1
9
No.10 なべネジ X 4(48-0627-01)
2
AC 電源コード
10
Catalyst 2960-X スイッチ用 No.8 フラットヘッド ネジ(48-2927-01)X 4
3
ゴム製の脚× 4
11
No.4 なべネジ X 2(48-0482-01)3
4
マニュアル
12
黒の小ネジ X 1(48-0654-01)
5
19 インチ用マウント ブラケット× 2
13
(任意)2 コンソール ケーブルまたは USB ケーブル
6
コネクタ3 冗長電源システム用カバー
14
(任意)2 Cisco FlexStack-Plus モジュール
47
ケーブル ガイド
15
(任意)2 4 Cisco FlexStack ケーブル
8
No.12 なべネジ X 4(48-0523-01)
16
(任意) 2 電源コード保持具(PWR-CLP)
1 Catalyst 2960X-48FPD-L スイッチを例として取り上げています。 スイッチのモデルによっては外観が異なる場合があります。2 発注可能です。3 アイテムは RPS ポートがあるモデルでのみ使用可能です。4 アイテムは FlexStack ポート付きのスイッチにのみ使用可能です。Express Setup の実行
はじめる前に手順スイッチの初回設定時は、Express Setup を使用して初期 IP 情報を入力します。 これによって、スイッチをローカル ルータおよびネットワークに接続できるようになります。 その後、その IP アドレスでスイッチにアクセスし、その他の設定を実行できるようになります。
(注)
CLI ベースの初期セットアップ プログラムを使用するには、Cisco.com のスイッチ ハードウェア ガイドを参照してください。
スイッチの設定には次の装置が必要です。
- Windows Vista、XP、または 2000 がインストールされた PC。 使用可能なラップトップ コンピュータやブラウザは他にもあります。
- JavaScript が有効な Web ブラウザ(Internet Explorer 5.5、 6.0、7.0、Firefox 1.5、2.0、3.0)
(注)
Express Setup の実行前に、ブラウザ ソフトウェアのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC で実行しているワイヤレス クライアントをディセーブルにします。
ステップ 1 スイッチに何も接続されていないことを確認します。 ステップ 2 Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバとして動作します。 PC に静的 IP アドレスが設定されている場合は、DHCP を使用するように PC の設定を一時的に設定してから次の手順に進みます。
(注) 静的 IP アドレスを書き留めます。 この IP アドレスはステップ 12 で必要となります。
ステップ 3 スイッチの電源モジュールおよびアースした AC 電源コンセントに AC 電源コードを接続し、スイッチに電源を入れます。 ステップ 4 POST の実行結果を観察します。 スイッチに電源を入れてから約 30 秒すると、電源投入時自己診断テスト(POST)が開始されます。POST の完了までには最大 5 分かかります。
POST の実行中は、SYST(システム)LED が緑で点滅します。 POST が完了すると、SYST LED が緑の点灯状態になります。 スイッチがスタック マスターとして動作している場合は MAST(マスター)LED が緑で点灯します。
POST が完了するまで待機してから、次の手順に進みます。
(注) SYST LED が緑で点灯しない場合、またはオレンジで点灯する場合は、POST が正常に実行されていません。 この場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。
ステップ 5 SYST、MAST、および STAT LED が緑に点灯したら、MODE ボタンの横のすべての LED が緑に点灯するまで MODE ボタンを長押しします。 3 秒以上押し続けることが必要な場合があります。
これにより、スイッチは Express Setup モードになります。
(注) MODE ボタンを押すとボタンの横の LED が点滅する場合は、MODE ボタンを放します。 LED の点滅は、スイッチがすでに設定されていて、Express Setup モードを開始できないことを意味します。 スイッチのリセットを参照してください。
ステップ 6 カテゴリ 5 または 6 イーサネット ケーブルを次のポートに接続します。 ケーブルのもう一端を PC のイーサネット ポートに接続します。
スイッチと PC またはラップトップ コンピュータのポート LED がグリーンで点灯または点滅するまで待機します。 これらの LED が緑で点灯すれば、正常に接続されています。
(注) ステップ 7 PC でブラウザ セッションを開始し、IP アドレス https://10.0.0.1 を入力します。 要求された場合は、デフォルト パスワード cisco を入力します。
(注) ユーザ名フィールドのテキストは無視されます。
[Express Setup] ウィンドウが表示されます。 [Express Setup] ウィンドウが表示されない場合は、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、および PC やラップトップ コンピュータでワイヤレス クライアントがディセーブルされていることを確認します。
ステップ 8 [Network Settings] フィールドに次の情報を入力します。
(注) 情報はすべて英字で入力する必要があります。
- [Management Interface (VLAN ID)] フィールドにデフォルト値の 1 を入力します。 デフォルトの VLAN 値を使用することを推奨します。 Express Setup 中は、VLAN 1 がスイッチで唯一の VLAN です。 スイッチを管理する管理インターフェイスを変更する場合に限り、新しい VLAN ID を入力します。 VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。
- [IP Address] フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。
- [Subnet Mask] フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、サブネット マスクを選択します。
- [Default Gateway] フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。
- [Switch Password] フィールドに自分のパスワードを入力します。 パスワードは、2 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。ここでは大文字と小文字が区別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には使用できません。 [Confirm Switch Password] フィールドに、もう一度パスワードを入力します。
(注) デフォルト パスワード cisco から、パスワードを変更する必要があります。
(任意)[Ethernet Management Port Settings] フィールドに次の情報を入力します。
ステップ 9 オプションのフィールドに情報を入力します。 [Express Setup] ウィンドウで、その他の管理設定を入力できます。 たとえば、オプションの管理設定によって、スイッチを特定および同期し、管理を拡張します。 スイッチ クロックは、NTP を使用してネットワークと自動的に同期されます。 システムに別の時間を設定する場合は、システム クロック設定を手動で設定できます。
ステップ 10 変更内容を保存し、初期設定を完了するには [Submit] をクリックします。 [Submit] をクリックすると、次のようになります。
ステップ 11 スイッチを PC から切り離して、スイッチをネットワークに設置します。 ステップ 12 ステップ 2 で PC の固定 IP アドレスを変更した場合は、元の設定に戻します。 ステップ 13 Cisco Network Assistant と Device Manager のいずれかまたは両方を使用してスイッチを管理できるようになっています。 スイッチの設定と管理については、「スイッチの管理」を参照してください。 Cisco.com から Cisco Network Assistant をダウンロードし、Cisco Network Assistant を使用してスイッチを管理することを強く推奨します。 Device Manager を表示するには、次の手順に従います。
- PC またはラップトップ コンピュータで Web ブラウザを起動します。
- Web ブラウザでスイッチの IP アドレス、ユーザ名、およびパスワードを入力し、Enter キーを押します。 [Device Manager] ページが表示されます。 Device Manager が表示されない場合は、次の点を確認します。
- ネットワークに接続されているスイッチ ポートのポート LED がグリーンになっていることを確認します。
- ネットワーク内の既知の Web サーバに接続し、スイッチへのアクセスに使用している PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されていることを確認します。 ネットワーク接続が設定されていない場合は、PC やラップトップ コンピュータでネットワーク設定のトラブルシューティングを実行してください。
- ブラウザで入力したスイッチの IP アドレスが正しいことを確認します。
ブラウザに入力したスイッチの IP アドレスが正しく、スイッチ インターフェイスの LED がグリーンになっており、PC やラップトップ コンピュータにネットワーク接続が設定されている場合は、PC やラップトップ コンピュータをスイッチに再接続し、トラブルシューティングを続行します。 スイッチの IP アドレスと同じサブネット内の PC やラップトップ コンピュータで、静的 IP アドレスを設定します。 次に例を示します。- デスクトップ PC やノート PC に接続されているスイッチ ポートの LED がグリーンの場合は、Web ブラウザにスイッチの IP アドレスを再入力し、Device Manager を表示します。 Device Manager が表示されたら、設定を続行できます。
スイッチの管理
Express Setup が完了してスイッチをネットワークに設置したら、次のいずれかの方法を使用してその他の設定を実行できます。
Device Manager の使用
手順スイッチを最も簡単に管理するには、スイッチ メモリの Device Manager を使用します。 この Web インターフェイスによって、設定とモニタリングをすばやく実行できます。 Device Manager には、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。
Cisco Network Assistant の使用
手順Cisco Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードして PC 上で実行するソフトウェア プログラムです。 スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなど、複数のデバイスの設定とモニタリングを行う詳細オプションが提供されます。 Cisco Network Assistant は無償です。ダウンロード、インストール、使用しても料金は発生しません。
次の URL にアクセスします。http://www.cisco.com/en/US/products/ps5931/index.html
コマンドライン インターフェイスの使用
Cisco IOS コマンドおよびパラメータは CLI によって入力できます。 CLI には、次のいずれかの方法でアクセスします。
スイッチの USB mini-B タイプ コンソール ポート
手順
スイッチ スタックの計画およびインストール(任意)
スタックに関する注意事項
- 混合スイッチ スタックの Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチのみを接続します。
(注)
Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチでのみ混合スタックを作成できます(4 つのスイッチまで)。 他のスイッチとは混合スタックは作成できません。
- FlexStack-Plus モジュールおよび FlexStack ケーブルを取り付けます。
(注)
FlexStack-Plus モジュールはホットスワップ可能であり、スイッチの電源が入っているときに挿入できます。
- 適切なケーブルを、シスコの営業担当者に発注してください。 FlexStack ケーブルの長さは、コンフィギュレーションによって異なります。 以下に、使用可能な各サイズを示します。
- スイッチの背面パネルとラックの背面にアクセスできることを確認してください。
FlexStack-Plus モジュールの取り付け
手順
(注)
FlexStack-Plus モジュールが使用されない場合、スイッチには常にブランクのモジュールが取り付けられている必要があります。
Catalyst 2960X-48P-L スイッチを例として示します。 示されるように、他のスイッチにモジュールをインストールできます。
ステップ 1 No.2 プラス ドライバを使用して、スイッチ背面パネルにある FlexStack-Plus モジュールのブランク カバーを取り外します。 ステップ 2 FlexStack-Plus モジュールの両端を持って、モジュール スロットに差し込みます。 正しい位置にはめ込まれるまで、モジュールを完全に押し込みます。 ステップ 3 モジュールの両側のネジを固定します。
スイッチの設置
ここでは、基本的な 19 インチ ラックへの設置について説明します。 オプションで用意されている他のブラケットの詳細については、ハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。 24 インチ ラックや壁面への設置など、その他のスイッチ設置手順やケーブル接続情報については、Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
取り付けに関するガイドライン
スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項が守られていることを確認してください。
- スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること。
- ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。 また、ケーブルを損傷する可能性のある他の装置から離して安全に配線してください。
- スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。
- 装置周辺の温度が 45 °C(113 °F)を超えないこと。 閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。
- スイッチの周辺湿度が 95% を超えないこと。
- 設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。
- 10/100/1000 固定ポートの場合、スイッチから接続先装置までの最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。
- ファンやブロワーなどの冷却機構は、埃やその他の粒子が吸い込まれ、シャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。 この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(建設作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。
設置に関する警告事項
このマニュアルでは、設置に関する基本的な警告を説明します。 警告の各国語版は、Cisco.com にあるスイッチの規格および安全性に関するガイドに表示されます。
警告
ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。 安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。 - ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。 - ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。 - ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。 ステートメント 1006
警告
クラス 1 レーザー製品です。 ステートメント 1008
警告
この装置は、アースさせる必要があります。 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。 アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。 ステートメント 1024
警告
システムの過熱を防止するために、周囲温度が次の推奨最高値を超える場所では使用しないでください。推奨最高温度: 45 °C(113 °F)。 ステートメント 1047
警告
通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。 ステートメント 1076
FlexStack ケーブルの接続(任意)
手順スイッチの相互接続には、必ずシスコ認定の FlexStack ケーブルを使用してください。
(注)
注意
必ず承認されているケーブルを使用して、別の Catalyst 2960-X または 2960-S スイッチにのみ接続してください。い。 承認されていないシスコ製ケーブルまたは機器に接続すると、機器が損傷するおそれがあります。
ステップ 1 FlexStack ケーブルからダスト カバーを取り外し、後で使用できるように保管しておきます。 ステップ 2 FlexStack ケーブルの一端を最初のスイッチのスタック ポートに差し込みます。 ケーブルのもう一端を別のスイッチのスタック ポートに差し込みます。 正しい位置にはめ込まれるまで、ケーブルを完全に差し込んでください。
(注) FlexStack ケーブルを STACK 1 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの上に向けます。 FlexStack ケーブルを STACK 2 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの下に向けます。
ステップ 3 FlexStack ケーブルをコネクタから取り外したら、ダスト カバーを再び取り付けます。
注意 FlexStack ケーブルの取り外しや取り付けを行うと、ケーブルの耐用期間が短くなる可能性があります。 必要な場合以外には、ケーブルの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。
スイッチ ポートへの接続
ここでは、固定スイッチ ポートと SFP モジュール ポートにデバイスを接続する方法について説明します。
10/100/100 または 10/100/1000 PoE+ ポートへの接続
手順Catalyst 2960-X Power over Ethernet Plus(PoE+)スイッチ上の固定ポートは以下を提供します。
- IEEE 802.3at 準拠の受電デバイスに対する PoE+ サポート
- IEEE 802.3af 準拠の受電デバイスに対する PoE サポート
- Cisco Enhanced PoE(ePoE)サポート
また、Cisco IP Phone と Cisco Aironet アクセス ポイントのシスコ先行標準 PoE もサポートします。 PoE 給電の詳細については、スイッチ ハードウェア ガイドを参照してください。 デフォルトの場合、スイッチの PoE ポートでは、ePoE、PoE、PoE+ など、準拠デバイスを接続すると電力が自動的に供給されます。
(注)
Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能はデフォルトでイネーブルになっています。 スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、それに応じてインターフェイスを設定します。 したがって、接続先の装置のタイプにかかわらず、スイッチの銅線 10/100/1000 モジュール ポートには、クロス ケーブルまたはストレート ケーブルのどちらでも使用できます。
ステップ 1 サーバ、ワーク ステーション、IP フォン、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、ストレートの 4 ツイスト ペア、カテゴリ 5 ケーブルをスイッチの 10/100/1000 ポートに差し込みます。 また、別のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、カテゴリ 5 の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。 ステップ 2 別のデバイスの RJ-45 ポートにケーブルのもう一端を差し込みます。
SFP および SFP+ モジュール スロットへの接続
手順スイッチ モデルには、SFP モジュール スロットを持つものと、SFP+ モジュール スロットを持つものがあります。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。 SFP+ スロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。 サポートされるモジュールのリストについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。 SFP モジュールの取り付け、取り外し、接続の詳細な手順については、SFP モジュールに付属のマニュアルを参照してください。
注意
SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。 必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。
ステップ 1 モジュールの両端を持ってスイッチのスロットに差し込み、コネクタを適切にはめ込みます。 ステップ 2 適切なケーブルをモジュールのポートに差し込みます。 ケーブルのもう一端を別のデバイスに差し込みます。
トラブルシューティング
何らかの問題が発生した場合は、本セクションおよび Cisco.com をまず参照してください。 このセクションには、Express Setup のトラブルシューティング、スイッチのリセット方法、詳細情報の入手先が含まれます。
スイッチのリセット
スイッチをリセットするには、次の手順に従います。 次のような理由から、スイッチをリセットする場合があります。
- スイッチをネットワークに設置したが、誤った IP アドレスを割り当てたため、スイッチに接続できない。
- スイッチのパスワードをリセットする必要がある。
(注)
スイッチをリセットするとスイッチが再起動します。
スイッチをリセットする方法
- MODE ボタンを押し続けます。 約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。
- そのまま MODE ボタンを押し続けます。 7 秒経過すると LED の点滅が停止し、スイッチが再起動されます。
これで、このスイッチは未設定のスイッチと同様に動作するようになります。 Express Setup を使用してスイッチの IP 情報を入力できます。
ヘルプへのオンライン アクセス
最初に、Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドのトラブルシューティング セクションで、問題の解決方法を探します。 シスコの Technical Support and Documentation Web サイトには、ハードウェアの既知の問題や、トラブルシューティングに関するさまざまなドキュメンテーションのリストがあります。
Express Setup のトラブルシューティング
Express Setup を実行できない場合、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合は、次の指示に従ってください。
Express Setup の起動前に POST が正常に実行されたことを確認しましたか。
確認していない場合は、SYST LED と STAT LED だけがグリーンに点灯していることを確認してから、MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始してください。
POST エラーは通常、修復不可能です。 スイッチが POST にパスしなかった場合は、シスコのテクニカル サポート担当者までお問い合わせください。
スイッチが POST を実行している間に MODE ボタンを押しましたか。
その場合は、POST が完了するまで待機します。 スイッチの電源を再投入します。 POST が完了するまで待機します。 SYST LED と STAT LED がグリーンに点灯していることを確認してから、 MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始します。
スイッチが Express Setup モードになったことを確認せずに作業を続けようとしましたか。
MODE ボタンの上にあるすべての LED がグリーンに点灯していることを確認します (RPS LED は消灯)。必要に応じて MODE ボタンを押し、Express Setup モードを開始します。
PC に固定 IP アドレスがありますか。
PC に固定 IP アドレスがある場合は、スイッチに接続する前に、DHCP を一時的に使用するように PC の設定を変更します。
スイッチのポートと PC のイーサネット ポートの間で、ストレート イーサネット ケーブルの代わりにクロス ケーブルを接続しましたか。
クロス ケーブルを接続した場合は、スイッチと PC のイーサネット ポートにストレート ケーブルを接続します。 30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。
スイッチの 10/100/1000 イーサネット ポートの代わりに、コンソール ポートにイーサネット ケーブルを接続しましたか。
その場合は、コンソール ポートからケーブルを取り外します。 次に、スイッチと PC のイーサネット ポートにケーブルを接続します。 30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。
(注) コンソール ポートの周囲は青、イーサネット ポートの周囲は黄色です。
スイッチと PC を接続した後、30 秒待機してからブラウザに IP アドレスを入力しましたか。
そのように操作していない場合は 30 秒待機し、ブラウザに 10.0.0.1 と再度入力して Enter キーを押します。
誤ったアドレスをブラウザに入力したか、エラー メッセージが表示されますか。
該当する場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再度入力して Enter キーを押します。
関連資料
スイッチのその他の設置方法や設定情報については、Cisco.com で提供されている Catalyst 2960-X のマニュアルを参照してください。 また、システム要件、重要な注意事項、制限事項、未修正および修正済みのバグ、最終更新に含まれていない更新などについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。 このマニュアルに記載されている警告の各国版については、Cisco.com のスイッチ RCSI ガイドを参照してください。
オンライン マニュアルの使用時には、スイッチで実行している Cisco IOS ソフトウェアのバージョンと一致するドキュメントを参照してください。 ソフトウェアのバージョンは、スイッチ背面パネルの Cisco IOS ラベルに記載されています。
- http://www.cisco.com/go/cat2960x_docs にある Catalyst 2960-X スイッチ
- 次の URL にある Cisco SFP および SFP+ モジュールのマニュアル(互換性マトリクスを含む):http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/tsd_products_support_series_home.html
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