Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) リリース ノート
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) へのアップグレード
7.1(3) へのアップグレードの前に、Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えてはならない
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) へのアップグレード パス
Cisco Unified Communications Manager リリース 5.1(3e) から 7.1(x) リリースへのアップグレード
UCSInstall ファイルを使用した CM 7.1(3) へのアップグレード
Cisco.com にある Unified CM 7.1 用の最新のソフトウェア アップグレード
Unified CM 5.1(3x) から 7.1(3) にアップグレードできない
Unified CM 7.x の IOS デバイスで SCCP バージョン 17 の NAT が完全にサポートされない
CSCtc99413 Unified CM 5.x から Unified CM 7.1(3x) にアップグレードすると、アクティブなパーティションのディスク容量不足アラートが発生する
HP SCSI ハード ドライブのファームウェア アップデート
CSCse71185:特定の HP Ultra320 SCSI HD のパフォーマンスが低下し、タイムアウトすることがある
CSCse71295:特定の SCSI HD でメディア エラーの発生を最小限に抑えるために HP が推奨するファームウェア
CSCso98836:HP Ultra320 SCSI HDD のファームウェア アップグレード
CSCtb95488 モニタリングおよび録音機能をサポートする電話
LogCollectionPort サービス:selectLogFiles 操作
QSIG PRI と SIP トランク間の MWI に関する制限事項
Cisco Unified Communications Manager Assistant ウィザードの制約事項
カスタム ヘルプ デスク権限とカスタム ヘルプ デスク ユーザ グループの作成
CSCsx96370 Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータ
Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名/IP アドレスの設定
SIP ダイヤル ルールを追加または変更すると、Cisco TFTP サービスによってすべての電話機設定ファイルが再構築される
CSCta10219 ユニキャスト Music on Hold が再生されないことがある
CSCsu08609 QSIG PRI トランク経由のブラインド転送または未応答の会議コール
BAT のカスタム ファイルを使用した削除トランザクションに関する重要な情報
Bulk Administration Tool における TAPS の名称変更
OS Administration から Serviceability にアクセスできない場合がある
ボイスメールボックス マスクと Diversion ヘッダーの相互作用
Serviceability 管理者に対する権限割り当てのベスト プラクティス
Serviceability に関しては、インストール時に作成された管理者を削除してはならない
RTMT のインストール時に [ユーザ アカウント制御(User Account Control)] ポップアップ ウィンドウが表示される
Windows Vista プラットフォームでの Cisco TSP の制限事項
アップグレード後の Cisco Extension Mobility の変更
Cisco Unified Communications Manager をアップグレードするときの RTMT の要件
Serviceability セッションのタイムアウトが正常に動作しない
Serviceability で IP アドレスを変更するときの制限事項
アップグレードのパフォーマンスを向上させるライトバック キャッシュの有効化
Cisco Unified Communications Operating System Administration
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) への未サポートのアップグレードに関する非標準のエラー メッセージ
Cisco Unified Communications Manager Administration
追加および更新されたエンタープライズ パラメータとシステム パラメータ
Cisco Unified Communications Manager の機能およびアプリケーション
OpenLDAP 2.3.41 を Cisco Unified Communications Manager データベースと同期できる
Cisco Unified Communications Manager Assistant の再起動
Cisco Unified Mobility のオフィス経由ダイヤル転送
Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール 7915 および 7916 の DN 数の増加
Cisco Unified Communications Manager Administration のエンタープライズ電話の設定
Cisco Unified Communications Manager Administration の機能管理ポリシー
VMWare ESX 3.5 Update 2 での Active Directory 2003 sp2 による LDAP 同期および認証
Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータによる論理パーティションのやり取り
Redirected Dialed Number Identification Service と Diversion ヘッダー
SIP ゲートウェイ プロトコルの Mobile Voice Access のサポート
Microsoft Active Directory Application Mode LDAP サーバのサポート
BAT の短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限のサポート
Cisco Unified Communications Manager へのユーザ デバイス プロファイルと電話機の挿入
Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 シリーズ
Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュール
Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 シリーズの電話機管理
Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズ
Cisco Unified IP Phone の機能キーの容量の増加
Cisco Unified Serviceability および RTMT
RTMT および Cisco Unified Serviceability の機能管理ポリシーのサポート
2009/09/14 現在の Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) の未解決の警告
Cisco Unified Communication Manager CDR 分析およびレポート
Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting の目的
Cisco Unified Communications Manager のセキュリティ
さまざまなブラウザとオペレーティング システムで HTTPS プロトコルを使用できる
Cisco Unified Communications Operating System
フェーズ 1 の DH およびフェーズ 2 の DH の誤った値
「Software Upgrades」の章から、アップグレード前のタスクが抜けている
Cisco Unified Communications Manager Administration
電話機の設定の章で、アクティブロード ID に関する説明がない
SIP プロファイルの設定に、現在コールの統計のチェックボックスは存在しない
NTP の設定値で、使用できる 2 つのモードが省略されている
IP のサブネット例で、スラッシュ(/)の代わりに誤ってピリオド(.)が含まれている
[ユーザは次回ログイン時に変更する必要あり(User Must Change at Next Login)] チェックボックスのデフォルト設定が正しくない
[デバイス名(Device Name)] フィールドで、有効な文字および最大文字数に関する情報が省略されている
トランスコーダのデバイス名フィールドの説明で、有効な文字についての情報が含まれていない
IOS コンファレンス ブリッジ名のフィールドの説明で、有効な文字についての情報が含まれていない
Cisco コンファレンス ブリッジ(WS-SVC-CMM)の説明フィールドで無効な文字についての情報が省略されている
ボイスメール プロファイル名フィールドで、有効な文字に関する情報が省略されている。
ミートミー番号/パターン設定の説明フィールドの説明が正しくない
マニュアル内のワンボタン割り込みフィールドの名前が正しくない
AAR グループ設定で使用できるプレフィックス番号が正しくない
開始電話番号と終了電話番号はゼロ(0)で始まることができない
Cisco Unified Communications Manager でサポートされるロケーションおよびリージョンの数
インターコム ルート パーティションの設定値の説明フィールドが正しくない
[権限の設定(Role Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字
ディレクトリ番号の章に、アラート名フィールドおよび表示名フィールドについての正しくない情報が含まれている
「End User」の章に、マネージャのユーザ ID フィールドに関する正しくない情報が含まれている
「Device Pool Configuration」の章で、接続モニタ間隔フィールドに -1 を入力できることが説明されていない
「Trunk Configuration」の章で、[接続先アドレス(Destination Address)] フィールドにホスト名を入力できることが説明されていない
Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えてはならない
[録音接続先アドレス(Recording Destination Address)] フィールドの説明
音声品質メトリックスの有効化にコールの統計チェックボックスを使用できない
[桁数(Number of Digits)] フィールドの説明の訂正
LDAP 同期のドキュメントに OpenLDAP バージョン 2.3.41 が記載されていない
「Application Dial Rules Configuration Error Checking」に記載された情報の訂正
「Time-of-Day Routing」の章から定義済み時間帯の情報が欠落している
「Licensing」の章に、ライセンスを受け取るには Microsoft Outlook が推奨されるという記述がない
ボイスメールの章に MWI サービス パラメータの記述がない
割り込み発信側が別の通話相手を会議に参加させることはできない
CSCsy92863 インターコム ルート パーティションのオンライン ヘルプの訂正
ヘアピニングを使用したシステム リモート アクセス用の H.323 ゲートウェイの設定
2 段階ダイヤリング機能付き Enterprise Feature Access
[アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字
リモート接続先プロファイル ウィンドウの名前および説明のフィールドで使用できる文字
[位置情報フィルタの設定(Geolocation Filter Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字
[位置情報の設定(Geolocation Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字
[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに IPv6 アドレスが表示される方法の説明の訂正
IPv6 の章に NTP サーバに関する情報が含まれていない
[モバイル ボイス アクセス電話番号(Mobile Voice Access Directory Number)] フィールドの説明
クラスタ サービス アクティベーション ノードに関する推奨事項
(注) Cisco Unified Communications Manager Business Edition のリリース ノートについては、http://www.cisco.com/en/US/products/ps7273/prod_release_notes_list.html を参照してください。
「Unified CM 7.x の IOS デバイスで SCCP バージョン 17 の NAT が完全にサポートされない」を追加 |
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「マニュアルの更新」に 「電話機の設定の章で、アクティブロード ID に関する説明がない」を追加 |
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「マニュアルの更新」に 「Cisco Unified Communications Manager Administration における Cisco 881 または Cisco 888/887/886 の設定方法についての説明」を追加 |
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• 「Cisco Unified Communications Manager Administration のエンタープライズ電話の設定」を更新 • 「Cisco Unified Communications Manager Administration の機能管理ポリシー」を更新 • 「機能管理ポリシーのサポート」の BAT に関する記述を更新 • 「電話機モデルによって有効にされるセキュリティ アイコン」のセキュリティに関する記述を更新 • 「RTMT および Cisco Unified Serviceability の機能管理ポリシーのサポート」のサービサビリティに関する記述を更新 • 「Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 シリーズ」を追加 • 「Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュール」を追加 |
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「特記事項」に「CSCtc99413 Unified CM 5.x から Unified CM 7.1(3x) にアップグレードすると、アクティブなパーティションのディスク容量不足アラートが発生する」を追加 |
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「未解決の注意事項」の表に CSCtc81478 を追加し、「注意」に追加 |
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「特記事項」に「障害回復システムに関する注意事項」を追加 |
このドキュメントでは、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) について説明します。
• 「概要」
• 「システム要件」
• 「Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) へのアップグレード」
• 「関連資料」
• 「特記事項」
• 「警告」
旧バージョンの Cisco Unified Communications Manager のリリース ノートを参照するには、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_release_notes_list.html から Cisco Unified Communications Manager のバージョンを選択してください。
Cisco Unified Communications Manager をインストールする前に、「特記事項」で、システムに影響する可能性がある問題の情報を確認することを推奨します。
(注) Cisco Unified Communications Manager システムの継続的な運用と最適なパフォーマンスを確保するには、Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) にアップグレードする必要があります。
Cisco Unified Communications Manager システムを配置する前に、Cisco.com で Cisco Unified Communications Manager とそのアプリケーションに対する最新のソフトウェア更新をチェックし、最新の更新をダウンロードしてシステムにインストールすることを推奨します。一般的に使用される URL のリストについては、「Cisco.com にある Unified CM 7.1 用の最新のソフトウェア アップグレード」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications システムの呼処理コンポーネントであり、企業のテレフォニー機能を拡張して、IP Phone、メディア処理装置、VoIP(Voice-over-IP)ゲートウェイ、モバイル デバイス、およびマルチメディア アプリケーションを利用可能にします。
次の各項では、このリリースの Cisco Unified CM のシステム要件を示します。
Cisco Unified CM は、必ず Cisco Media Convergence Server(MCS)、Cisco が認定する HP サーバ構成、または Cisco が認定する IBM サーバ構成にインストールして設定してください。
このリリースの Cisco Unified CM と互換性がある MCS については、「Supported Servers for Cisco Unified Communications Manager Releases」( http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6790/ps5748/ps378/prod_brochure0900aecd8062a4f9.html )を参照してください。
(注) このマトリックスで、お客様のサーバ モデルが Cisco Unified CM リリース 7.1(3) をサポートしていることを確認してください。
(注) 『Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix』に記載されている一部のサーバでは、Cisco Unified CM リリース 7.1(3) のために追加のハードウェアサポートが必要な場合があることに注意してください。お客様のサーバが『Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix』の脚注に記載されている最低限のハードウェア要件を満たしていることを確認してください。Cisco Unified CM には、最低 2 GB のメモリ、72 GB のディスク ドライブ、および 2 GHz のプロセッサが必要です。
バックアップ電源を提供してシステムを電源障害から保護するため、個々の Cisco Unified Communications Manager サーバを無停電電源装置(UPS)に接続することを推奨します。
(注) MCS-7816 サーバと MCS-7825 サーバは、停電中のファイル システムの破損を防止するため、UPS に接続する必要があります。
表 2 に示すサーバのいずれかで Cisco Unified Communications Manager を実行する場合は、UPS モデル APC Smart-UPS 1500VA USB および APC 750VA XL USB との基本統合がサポートされます。
統合は、単独のポイントツーポイント USB(Universal Serial Bus)接続によって行われます。UPS へのシリアル接続や SNMP 接続はサポートされません。また、USB 接続はポイントツーポイントである必要があります(つまり、USB ハブは使用できません)。APC Smart-UPS 1500VA USB および APC 750VA XL USB では、シングルおよびデュアル USB UPS モデルがサポートされます。ブートアップ時に接続された UPS が検出されると、この機能が自動的にアクティブになります。
または、CLI コマンド show ups status を実行して、USB 接続の APC Smart-UPS デバイスの現在のステータスを表示し、監視サービスを(まだ開始していない場合に)開始することもできます。この CLI コマンドは、検出されたハードウェア、検出されたバージョン、現在の消費電力、バッテリのランタイム残量などのステータス情報も表示します。
この機能をアクティブにすると、バッテリ電力低下のしきい値に到達した直後に正規の手順によるシャットダウンが開始されます。この機能をアクティブにした後は、電力が回復したり変動したりしてもシャットダウンは中断しません。また、管理者はこのシャットダウンを中止できません。
未サポートの Cisco Unified Communications Manager リリース、MCS モデル、および UPS ベンダー/型式/モデルに関しては、外部スクリプトで UPS を監視できます。バッテリの電力低下が検出されたときは、セキュア シェル(SSH)を使用して Cisco Unified Communications Manager にログインし、CLI にアクセスして utils system shutdown コマンドを実行できます。
次の各項では、このリリースの Cisco Unified CM へのアップグレードについて説明します。
• 「始める前に」
• 「Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) へのアップグレード パス」
• 「Cisco.com にある Unified CM 7.1 用の最新のソフトウェア アップグレード」
• 「Cisco Unified Communications Manager リリース 5.1(3e) から 7.1(x) リリースへのアップグレード」
• 「UCSInstall ファイルを使用した CM 7.1(3) へのアップグレード」
• 「UCSInstall ファイルを使用した CM 7.1(3) へのアップグレード」
1. Cisco Unified Communications Manager のソフトウェア バージョンをアップグレードする前に、現在のソフトウェア バージョンを確認してください。
そのためには、Cisco Unified Communications Manager Administration を開きます。次の情報が表示されます。
– Cisco Unified Communications Manager システムのバージョン
– Cisco Unified Communications Manager Administration のバージョン
2. 「特別なアップグレード情報」を参照してください。
次の各項では、アップグレード プロセスを開始する前に知っておく必要がある情報を示します。
• 「7.1(3) へのアップグレードの前に、Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えてはならない」
Cisco Unified CM 7.1(2) のアップグレード ウィンドウに [I/O スロットリングの無効化(Disable I/O Throttling)] チェックボックスが導入されました。このチェックボックスはオンにしないでください。このリリースにアップグレードするときは不要です。
サーバの書き込みキャッシュが無効になっていると、アップグレード プロセスの速度がさらに遅くなります。書き込みキャッシュが無効になる原因としては、古いサーバのバッテリ切れなど、複数の要因が考えられます。
アップグレードを開始する前に、MCS-7828-H4 および MCS-7835/45 ディスク コントローラの書き込みキャッシュのステータスを確認してください。MCS-7816、MCS-7825、およびその他の MCS-7828 サーバについては、書き込みキャッシュのステータスを確認する必要はありません。書き込みキャッシュのステータスを確認するには、Cisco Unified Operating System Administration にアクセスして、[表示(Show)] > [ハードウェア(Hardware)] を選択します。
バッテリ切れが原因で書き込みキャッシュが無効になったと判断した場合は、ハード ディスク コントローラのキャッシュ バッテリを交換する必要があります。各地域のサポート手順に従って、このバッテリを交換してください。
バッテリとライトバック キャッシュのステータスを判断する方法の詳細については、次の [表示(Show)] > [ハードウェア(Hardware)] メニューの出力例を参照してください。
次の例は、書き込みキャッシュが有効であることを示しています。この例では、キャッシュの 50% が書き込み用に予約され、残りの 50% が読み込み用に予約されています。書き込みキャッシュが無効になると、キャッシュの 100% が読み込み用に予約されるか、または「Cache Status」が「OK」になりません。また、バッテリの個数は「1」になっています。コントローラのバッテリが切れているか存在しない場合は、「0」になります。
例 1 書き込みキャッシュが有効になっている 7835/45-H1、7835/45-H2、7828-H4 サーバ
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) にアップグレードする前に、Cisco Unified Communications Manager Administration で Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えていないことを確認してください。Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えていると、Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) にアップグレードするときにこのデバイスの移行が失敗し、アップグレード ログに次のエラー メッセージが書き込まれます。
既存の Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名として長い名前が指定されている場合は、アップグレードの前にデバイス名を 15 文字以内に短縮してください。
管理者は、アップグレード中に Cisco Unified Communications Manager の設定を変更しないでください。設定変更には、Cisco Unified Communications Manager Administration、Cisco Unified Serviceability、および User Option の各ウィンドウで行うすべての変更が含まれます。
システムをアップグレードする場合は、この項で説明するアップグレード作業を完了してから設定作業を行う必要があります。
アップグレードを正常に完了するには、設定変更を開始する前に、次の順序でアップグレード作業を実行します。
(注) クラスタ内のすべてのサーバでアップグレードを完了し、サーバをアップグレードしたパーティションに切り替えて、データベース複製が機能していることを確認するまでは、設定作業を行わないことを強く推奨します。
ステップ 1 すべての設定作業を中止します。つまり、Cisco Unified Communications Manager に関連する各種の GUI または CLI で設定作業を実行しないようにします(ただし、Cisco Unified Communications Operating System GUI でのアップグレードの実行を除く)。
ヒント アップグレード プロセスの詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の第 7 章「Software Upgrades」を参照してください。
ステップ 2 クラスタ内の最初のノード(パブリッシャ ノード)をアップグレードします。
ステップ 3 クラスタ内の後続のノード(サブスクライバ ノード)をアップグレードします。
ステップ 4 最初のノードをアップグレードしたパーティションに切り替えます。
ステップ 5 後続のノードをアップグレードしたパーティションに切り替えます。
(注) 後続のノードをアップグレードしたパーティションに切り替える作業は、サイトの要件に応じて、一括して、または一度に 1 つずつ実行できます。
ステップ 6 最初のノードと後続のノードの間でデータベース複製が機能していることを確認します。データベース複製のステータスを確認するには、次のいずれかの方法を使用します。
• Cisco ATA で、Unified CM Database Status レポートにアクセスします。次に進む前に、レポートで、データベース複製がエラーのない正常なステータスであることを確認します。Cisco ATA の使用方法の詳細については、『 Cisco Unified Reporting Administration Guide 』を参照してください。
• Cisco Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool で、[CallManager] タブの [Database Summary] サービスにアクセスして、データベース複製のステータスを監視します。次の表に、データベース複製のステータスの進行を示します。
– 1:複製のセットアップ スクリプトがこのノードから実行された
次に進む前に、データベース複製が正常なステータスであることを確認します。Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool の使用方法の詳細については、『 Cisco Unified Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』を参照してください。
ステップ 7 他のすべてのアップグレード作業が完了したら、必要な設定作業を実行できます。
サポートされている Cisco Unified CM アップグレードについては、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html の『Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix』を参照してください。
Cisco Unified CM リリース 7.1(3) にアップグレードするには、 Product Upgrade Tool (PUT)を使用して、メディア キットとライセンスを取得するか、または Cisco の販売代理店からアップグレードを購入します。
PUT を使用するには、Cisco の契約番号(Smartnet、SASU、または ESW)を入力して、DVD(のセット)を要求します。Cisco Unified Communications Manager の契約がない場合は、Cisco の販売代理店からアップグレードを購入する必要があります。
サポートされている Cisco Unified CM アップグレードの詳細については、次の URL にある『Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html
『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の「Software Upgrades」の章を参照してください。
この情報は、次のいずれかのリリースから 7.1.x リリースにアップグレードする場合に適用されます。
• 次の 5.1(3e) Engineering Special リリース
アップグレードする前に、サーバに COP ファイル ciscocm.513e_upgrade.cop.sgn をインストールする必要があります。この COP ファイルは次の URL にあります。
http://tools.cisco.com/support/downloads/go/ImageList.x?relVer=COP-Files&mdfid=280735907&sftType=Unified+Communications+Manager%2FCallManager+Utilities&optPlat=&nodecount=2&edesignator=null&modelName=Cisco+Unified+Communications+Manager+Version+5.1&treeMdfId
この COP ファイルのインストール方法については、COP ファイルに付属するインストール手順に従ってください。
(注) DVD を使用して互換性のある Cisco Unified CM 5.1 バージョン(http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html の「Compatibility Matrix」を参照)から Cisco Unified CM 7.1(3) にアップグレードする場合は、ソフトウェアのインストール/アップグレード ウィンドウのチェックサム手順で表示される「インストール ファイルの整合性を確認するには、シスコシステムズの Web サイトで MD5 ハッシュ値を検証してください。(To ensure the integrity of the installation file, verify the MD5 hash value against the Cisco Systems website.)」というメッセージを無視して、[次へ(Next)] をクリックしてください。
UCSInstall ISO ファイルは、サイズが大きいため、次の 2 つのパートで構成されています。
• UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso_part1of2
• UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso_part2of2
ステップ 1 Cisco.com の [Software Download] ページから、2 つの UCSInstall ファイルをダウンロードします。
ステップ 2 2 つのファイルを結合するため、次のいずれかのコマンドを実行します。
(注) UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11 ビルドはブート不可能な ISO であるため、アップグレード専用です。新規インストールには使用できません。
a. UNIX/Linux システムの場合は、次のコマンドを CLI にコピー アンド ペーストします。
|
b. Windows システムの場合は、次のコマンドをコマンド プロンプト(cmd.exe)にコピー アンド ペーストします。
COPY /B UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso_part1of2+UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso_part2of2 UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso |
ステップ 3 md5sum ユーティリティを使用して、最終的なファイルの MD5 サムが正しいことを確認します。
ebb34e2f516e7a722352ca6b3dd7f922 UCSInstall_UCOS_7.1.3.10000-11.sgn.iso
ステップ 4 「ローカル ソースからのアップグレード」 または 「リモート ソースからのアップグレード」の手順に従って作業を続行します。
ローカルの DVD からソフトウェアをアップグレードするには、次の手順に従います。
ステップ 1 Cisco が提供するアップグレード ディスクがない場合は、ダウンロードしたアップグレード ファイルを ISO イメージとして DVD に書き込み、アップグレード ディスクを作成します。
(注) .iso ファイルを DVD にコピーしただけでは機能しません。市販のほとんどのディスク ライティング アプリケーションは、ISO イメージ ディスクを作成できます。
ステップ 2 アップグレードするローカル サーバのディスク ドライブに新しい DVD を挿入します。
ステップ 3 Cisco Unified Communications Operating System Administration にログインします。
ステップ 4 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] に移動します。
[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [ソース(Source)] リストから、[DVD] を選択します。
ステップ 6 [ディレクトリ(Directory)] フィールドにスラッシュ(/)を入力します。
ステップ 7 スロットルを無効にするため、[I/O スロットリングの無効化(Disable I/O throttling)] チェックボックスをオンにします。
アップグレードの開始後にスロットルを再度有効にする場合は、アップグレードをキャンセルし、スロットルを再度有効にしてから、アップグレードを再開してください。
ステップ 8 アップグレード プロセスを続行するため、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 9 インストールするアップグレード バージョンを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 10 次のウィンドウで、ダウンロードの進行状況を監視します。
ステップ 11 アップグレードをインストールしてから、アップグレードされたパーティションを自動的にリブートするには、[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to upgraded partition)] を選択します。システムが再起動し、アップグレードされたソフトウェアが実行されます。
ステップ 12 アップグレードをインストールしてから、アップグレードされたパーティションを後で手動でリブートするには、次の手順に従います。
a. [アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。
[アップグレード ステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレードのログが表示されます。
c. インストールが完了したら、[終了(Finish)] をクリックします。
d. システムを再起動してアップグレードを有効にするため、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択し、[バージョンの切り替え(Switch Version)] をクリックします。
システムが再起動し、アップグレードされたソフトウェアが実行されます。
ネットワーク上の場所やリモート サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順に従います。
(注) Cisco Unified Operating System Administration にアクセスしている間は、ブラウザの更新や再読み込みなどのコントロールを使用しないでください。代わりに、インターフェイスに表示されるナビゲーション コントロールを使用してください。
ステップ 1 アップグレードするサーバからアクセスできる FTP または SFTP サーバ上にアップグレード ファイルを格納します。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] に移動します。
[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [ソース(Source)] リストから、[リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドで、リモート システム上のパッチファイルが格納されているディレクトリのパスを入力します。
アップグレード ファイルが Linux または UNIX サーバに格納されている場合は、ディレクトリ パスの先頭にスラッシュを付ける必要があります。たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリにある場合は、「 /patches
」と入力します。
アップグレード ファイルが Windows サーバに格納されている場合は、必ず FTP または SFTP サーバに接続して、次のような適切な構文を使用してください。
•先頭にスラッシュ(/)を付け、パス全体でスラッシュを使用します。
•パスは、サーバ上の FTP または SFTP ルート ディレクトリから始めます。したがって、ドライブ文字(C: など)から始まる Windows の絶対パスは入力できません。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドに、サーバの名前または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバ上での自分のユーザ名を入力します。
ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート サーバ上での自分のパスワードを入力します。
ステップ 9 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、転送プロトコルを選択します。
ステップ 10 スロットルを無効にするため、[I/O スロットリングの無効化(Disable I/O throttling)] チェックボックスをオンにします。
アップグレードの開始後にスロットルを再度有効にする場合は、アップグレードをキャンセルし、スロットルを再度有効にしてから、アップグレードを再開してください。
ステップ 11 アップグレード プロセスを続行するため、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 12 インストールするアップグレード バージョンを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。
•Cisco Unified Communications Manager リリース 6.x または 7.x からアップグレードする場合は、アップグレード ファイルの拡張子は sgn.iso です。
ステップ 13 次のウィンドウで、ダウンロードの進行状況を監視します。
(注) サーバとの接続を失った場合や、アップグレード プロセス中にブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューに再度アクセスしようとしたときに、次のメッセージが表示されることがあります。
警告:別のセッションでソフトウェアがインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックすると、インストールを引き継ぐことができます。
セッションを引き継ぐ場合は、[制御の取得(Assume Control)] をクリックします。
[制御の取得(Assume Control)] が表示されない場合は、Real Time Monitoring Tool を使用してアップグレードを監視することもできます。
ステップ 14 アップグレードをインストールしてから、アップグレードされたパーティションを自動的にリブートするには、[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to upgraded partition)] を選択します。システムが再起動し、アップグレードされたソフトウェアが実行されます。
ステップ 15 アップグレードをインストールしてから、アップグレードされたパーティションを後で手動でリブートするには、次の手順に従います。
a. [アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。
[アップグレード ステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレードのログが表示されます。
c. インストールが完了したら、[終了(Finish)] をクリックします。
d. システムを再起動してアップグレードを有効にするため、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択し、[バージョンの切り替え(Switch Version)] をクリックします。
システムが再起動し、アップグレードされたソフトウェアが実行されます。
Unified CM 7.1 の最新のソフトウェア アップグレードには、 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml からアクセスできます。
このリリースの Cisco Unified Communications Manager をインストールするか、またはこのリリースにアップグレードした後は、重要なパッチまたはサービス アップデートがリリースされているかどうかを確認してください。サービス アップデート(SU)には、元のリリースの時点では適用されていなかった修正が含まれています。また、多くの場合、動作を改善につながるセキュリティ修正、ファームウェア アップデート、ソフトウェア修正なども含まれています。
アップデートをチェックするには、 www.cisco.com で 、 [Support] > [Download Software] を選択します。「Voice and Unified Communications」の項に移動し、[IP Telephony] > [Call Control] > [Cisco Unified Communications Manager (CallManager)] > 実際の配置に適合するバージョンの Cisco Communications Manager を選択します。
シスコ製品のアップデートに関する通知を継続的に受けるには、次の URL にある Cisco Notification Service に登録してください。
Cisco Unified CM リリース 7.1(3) に対応するドキュメントを表示するには、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/tsd_products_support_series_home.html にアクセスしてください。
互換性のあるソフトウェア リリースのリストは、Cisco Unified Communications Manager システムのテストによって得られた重要な成果物です。推奨事項は、排他的なものではなく、個々の音声アプリケーションや音声インフラストラクチャ製品の相互運用性に関する推奨事項に対して追加された項目です。
Cisco Unified Communications System リリース 7.1 のテストの中で Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) との相互運用性がテストされた IP テレフォニー コンポーネントとコンタクト センター コンポーネントのソフトウェアおよびファームウェア バージョンのリストについては、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/go/unified-techinfo
(注) Cisco IP テレフォニー製品のリリースは、Cisco Unified Communications Manager のリリースと必ずしも一致するわけではないことに注意してください。製品が Cisco Unified CM との互換性テストの要件を満たさない場合は、その製品の互換性のあるバージョンが利用可能になるまで待ってから、Cisco Unified CM リリース 7.1(3) にアップグレードしてください。最新の互換性の組み合わせと、他の Cisco Unified CM 製品に関連する不具合については、各製品に関連するドキュメントを参照してください。
次の項では、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) の初期リリースのドキュメントに掲載されなかった重要な情報を示します。
• 「Unified CM 5.1(3x) から 7.1(3) にアップグレードできない」
• 「Unified CM 7.x の IOS デバイスで SCCP バージョン 17 の NAT が完全にサポートされない」
• 「CSCtc99413 Unified CM 5.x から Unified CM 7.1(3x) にアップグレードすると、アクティブなパーティションのディスク容量不足アラートが発生する」
• 「HP SCSI ハード ドライブのファームウェア アップデート」
• 「CSCtb95488 モニタリングおよび録音機能をサポートする電話」
• 「LogCollectionPort サービス:selectLogFiles 操作」
• 「QSIG PRI と SIP トランク間の MWI に関する制限事項」
• 「Cisco Unified Communications Manager Assistant ウィザードの制約事項」
• 「カスタム ヘルプ デスク権限とカスタム ヘルプ デスク ユーザ グループの作成」
• 「CSCsx96370 Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータ」
• 「Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名/IP アドレスの設定」
• 「SIP ダイヤル ルールを追加または変更すると、Cisco TFTP サービスによってすべての電話機設定ファイルが再構築される」
• 「CSCta10219 ユニキャスト Music on Hold が再生されないことがある」
• 「CSCsu08609 QSIG PRI トランク経由のブラインド転送または未応答の会議コール」
• 「BAT のカスタム ファイルを使用した削除トランザクションに関する重要な情報」
• 「Bulk Administration Tool における TAPS の名称変更」
• 「OS Administration から Serviceability にアクセスできない場合がある」
• 「ボイスメールボックス マスクと Diversion ヘッダーの相互作用」
• 「Serviceability 管理者に対する権限割り当てのベスト プラクティス」
• 「Serviceability に関しては、インストール時に作成された管理者を削除してはならない」
• 「サードパーティ製のボイスメッセージ システムとの接続」
• 「RTMT のインストール時に [ユーザ アカウント制御(User Account Control)] ポップアップ ウィンドウが表示される」
• 「Windows Vista プラットフォームでの Cisco TSP の制限事項」
• 「アップグレード後の Cisco Extension Mobility の変更」
• 「Cisco Unified Communications Manager をアップグレードするときの RTMT の要件」
• 「Serviceability セッションのタイムアウトが正常に動作しない」
• 「Serviceability で IP アドレスを変更するときの制限事項」
CSCtc81478 のため、5.1(3x) から 7.1(3) にはアップグレードしないでください。
Cisco Unified CM 7.x リリースの時点では、そのリリースに採用された SCCP バージョンの NAT を完全にサポートする IOS デバイスは存在しません。
SCCP バージョン 17 の NAT サポートのステータスは、CSCsy93500 で追跡されています。アップデートについては、Bug Toolkit で CSCsy93500 のアップデートを購読してください。
Cisco Unified Communications Manager リリース 5.x から Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) 以降にアップグレードすると、アクティブなパーティションのディスク容量不足アラートが発生します。
ステップ 4 システムを復元します。これによって、ディスクのパーティションが再設定され、非効率的な 5.x のディスク パーティションによる制限がなくなります。
データを復元するときは、ホスト名、サーバ IP アドレス、および配置タイプを、バックアップしたときと同じにする必要があります。DRS は、異なるホスト名、IP アドレス、および配置タイプに復元しません。
HP SCSI ハード ドライブのファームウェア アップデート発行は、次の不具合に対応しています。
• CSCse71185 :特定の HP Ultra320 SCSI HD のパフォーマンスが低下し、タイムアウトすることがある
• CSCse71295 :特定の SCSI HD でメディア エラーの発生を最小限に抑えるために HP が推奨するファームウェア
• CSCso98836 :HP Ultra320 SCSI HDD のファームウェア アップグレード
HP Customer Advisory #C00677430 ( http://www.hp.com )にリストされているいずれかの HP Ultra320 SCSI ハード ドライブを使用して構成された ProLiant サーバでは、パフォーマンスが低下したり、タイムアウトが頻繁に発生したりすることがあります。ドライブのファームウェアに含まれる動的に調整されたシーク時間のプロファイル テーブルが劣化すると、このパフォーマンス問題が発生します。
この問題が発生すると、ランダムなワークロードの処理中に、コマンドの応答時間にときどき短い遅延が発生してパフォーマンスが低下し、深刻な場合はドライブのコマンドがタイムアウトして、サーバをリブートしないと回復できなくなります。
HP Customer Advisory #C00542020 ( http://www.hp.com )にリストされているいずれかの HP Ultra320 SCSI ハード ドライブを使用して構成された ProLiant サーバでは、メディア エラーが表示されたり、ドライブの障害 LED が点灯したりすることがあります。修正済みのファームウェア バージョン(HPB4 以降)では、ハード ドライブのアイドル時間が短縮されましたが、これはディスク表面やドライブ ヘッドにメディア潤滑剤がたまる原因になることがあり、そのためにメディア エラーが表示されたり、ドライブの障害 LED が点灯したりします。
HP Customer Advisory #C00859596 ( http://www.hp.com )にリストされているいずれかの HP Ultra320 SCSI ハード ドライブを使用して構成された ProLiant サーバでは、タイムアウトや SCSI のダウンシフトが発生することがあります。
これらの問題は、次のサーバ モデルで発生する可能性があります。
この問題の影響を受けるハード ドライブは、関連する HP Customer Advisory にリストされています。しかし、シスコ提供の HP SCSI ハード ドライブ ファームウェア アップデート CD を、リストされているすべてのサーバ タイプに適用できます。適用すると、該当する場合は影響を受けるドライブが更新されます。
ファームウェアをシスコがテストしたレベルに更新するには、Unified Communications 7.0(1) システムのリリースと同時にリリースされたシスコ提供の HP SCSI ハード ドライブ ファームウェア アップデート CD を使用します。ファームウェアのインストールの詳細については、HP SCSI ハード ドライブ ファームウェア アップデート CD の README.txt ファイルを参照してください。
シスコ提供の HP SCSI ハード ドライブ ファームウェア アップデート CD と関連する Readme ファイルの ISO イメージは、Cisco.com の次のナビゲーション パスから入手できます。
http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=278875240
[Download Software] ページで、次のように選択します。
[Communications Infrastructure] ->
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide , Release 7.1(2) 』の「Monitoring and Recording」の章では、「Devices That Support Call Monitoring and Call Recording」の「Agent Devices」に、モニタリングと録音をサポートするデバイスの一部がリストされています。
モニタリングおよび録音機能をサポートするデバイスのリストは、バージョンやデバイス パックごとに異なります。
特定のリリースおよびデバイス パックでモニタリングと録音をサポートするデバイスの完全なリストを作成するには、Cisco Unified Reporting アプリケーションを使用します。そのためには、次の手順に従います。
1. 次のいずれかの方法を使用して Cisco Unified Reporting を起動します。
このシステムは、Web アプリケーションへのアクセスをユーザに許可する前に、Cisco Tomcat サービスを使用してユーザを認証します。アプリケーションにアクセスするには、次のいずれかを実行します。
– Cisco Unified Communications Manager Administration のナビゲーション メニューで [Cisco Unified Reporting] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
– Cisco Unified Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)メニューで [File] > [Cisco Unified Reporting] を選択します。
– 「https://<サーバ名または IP アドレス>:8443/cucreports/」と入力し、自分の承認済みのユーザ名とパスワードを入力します。
2. ナビゲーション バーの [System Reports] をクリックします。
3. 左側の列に表示されたレポートのリストから、[Unified CM Phone Feature List] オプションをクリックします。
4. [Generate a new report] リンクをクリックして新しいレポートを生成するか、レポートがすでに存在する場合は [Unified CM Phone Feature List] リンクをクリックします。
5. モニタリングをサポートするすべてのデバイスのレポートを生成するには、各ドロップダウン リスト ボックスで次の設定を選択し、[Submit] ボタンをクリックします。
[List Features] ペインに、モニタリング機能をサポートするすべてのデバイスのリストが表示されます。カラム ヘッダー([Product] または [Protocol])の横にある上矢印と下矢印をクリックすると、リストが並べ替えられます。
6. 録音をサポートするすべてのデバイスのレポートを生成するには、各ドロップダウン リスト ボックスで次の設定を選択し、[Submit] ボタンをクリックします。
[List Features] ペインに録音機能をサポートするすべてのデバイスのリストが表示されます。カラム ヘッダー([Product] または [Protocol])の横にある上矢印と下矢印をクリックすると、リストが並べ替えられます。
Cisco Unified Reporting アプリケーションの詳細については、『 Cisco Unified Reporting Administration Guide 』を参照してください。このドキュメントは次の URL にあります。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html
selectLogFiles 操作は、選択基準に基づいてログ ファイルを取得します。この API は、入力パラメータとして FileSelectionCriteria オブジェクトを取り、そのオブジェクトのファイル名と場所を返します。
LogCollectionService の URL は次のとおりです。 http://hostname/logcollectionservice/services/LogCollectionPort
selectLogFiles 操作には、次の要素が含まれています。
• ServiceLogs:文字列の配列です。使用可能なサービス オプションは、Cisco Unified CM でアクティブになっているサービスによって異なります。実際の使用可能なオプションは、実行時に listNodeServiceLogs 操作から返されるオプションです。たとえば、次のようなオプションがあります。
– Cisco Unified CM SNMP Service
(注) SystemLogs 要素は、Cisco Unified CM リリース 7.1.3 では使用できないため、空にする必要があります。
• JobType:収集のタイプです。次のオプションが使用可能です。
PushtoSFTPServer を選択した場合は、次の要素も指定する必要があります。
• Frequency:ログ収集の頻度です。次のオプションが使用可能です。
(注) Frequency 要素については、現在のところ OnDemand オプションだけがサポートされています。他のオプション(Daily、Weekly、および Monthly)は、現在サポートされていないスケジュール収集に適用されます。
• ToDate:収集の終了日。形式は、 mm/yy/dd hh:mm AM/PM です。ToDate 要素は、絶対的な時間範囲を使用する場合に指定する必要があります。
ファイル収集の時間範囲は、絶対的または相対的に指定できます。相対的な時間範囲を使用する場合は、次の要素を指定する必要があります。
絶対的な時間範囲を使用する場合は、次の要素を指定する必要があります。
• FromDate:収集の開始日。形式は、 mm/yy/dd hh:mm AM/PM です。FromDate 要素は、絶対的な時間範囲を使用する場合に指定する必要があります。
• RelText:ファイル収集の時間範囲です。次のオプションが使用可能です。
• RelTime:ファイル収集の時間値です。指定した時間から現在までのすべてのファイルが収集されます。指定できる値は 1 から 100 までです。
たとえば、RelText が「Day」で RelTime が 1 の場合は、前日から現在までに変更されたすべてのファイルが収集されます。
• TimeZone:タイム ゾーンの値です。形式は、「 Client: (GMT ±n) タイム ゾーンの名前 」です。
n は指定するタイム ゾーンと GMT のオフセット時間です。たとえば、次のようなオプションがあります。
– Client: (GMT-0:0) Greenwich Mean Time
– Client: (GMT-8:0) Pacific Standard Time
• UserName:ノードのサービス管理者のユーザ名です。
• Password:ノードのサービス管理者のパスワードです。
• ZipInfo:収集中にファイルを圧縮するかどうかを指定します。この要素は、PushtoSFTPServer オプションを使用する場合にだけ適用されます。次のオプションが使用可能です。
• RemoteFolder:ファイルがアップロードされるリモート サーバです。このオプションは、トレース ファイルを SFTP または FTP サーバにアップロードする場合にだけ使用します。
<SystemLogs xsi:type="xsd:string" xsi:nil="true"/>
この応答は、一致するファイル名とそのサーバ内の場所が格納された FileSelectionResult オブジェクトを返します。
Frequency に null が指定した場合は、リモート例外「LogCollection frequency is null」がスローされます。ServiceLogs および SystemLogs の配列が null の場合は、リモート例外「No Service/Syslog are provided for the collection」がスローされます。一致するファイルが見つからない場合は、リモート例外「The File Vector from the server is null」がスローされます。
Cisco Unified Communications Operating System で証明書を再生成した後は、バックアップを実行して、再生成した証明書を最新のバックアップに含める必要があります。再生成した証明書がバックアップに含まれておらず、何らかの理由で復元作業を実行する必要がある場合は、システム内の個々の電話のロックを手動で解除して、Cisco Unified Communications Manager に電話を登録できるようにする必要があります。バックアップの実行方法については、『 Disaster Recovery System Administration Guide 』を参照してください。
[ファイル形式の作成(Create File Format)] ウィンドウには、回線や短縮ダイヤルなどの最大数を設定するオプションが表示されます。BAT を使用して作成されるファイル形式には、データベースから選択したデバイス、回線、インターコム、短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パーク、および IP Phone サービスの各フィールドが格納されます。データベースのカラム長は最大 32K 文字しかないため、BAT 管理者はすべてのフィールドに最大数を設定できません(32K を超えるため)。ファイル形式の長さが 32K を超えると、BAT に次のエラー メッセージが表示されます。
「文字数が 32 K を超えるファイル形式は挿入できません(Cannot Insert a file format with characters more than 32K)」
以前のリリースの Cisco Unified CM では、MWI 要求を QSIG PRI から SIP トランクにルーティングする場合、指定されたルート パターンが SIP トランクを直接指している必要がありました。
ルート パターンが SIP トランクを含むルート リストまたはルート グループを指していると、MWI は失敗しました。最初の失敗の後、クラスタ内の任意の番号に対する後続のすべての MWI 通知も失敗しました。
Cisco Unified CM 7.x では、MWI ルーティングの処理方法が変更されました。
MessageWaiting は、mwi_nailed_up_ssinfores 状態の間に SsDataInd 信号を取得すると、後続の MWI を処理しません。
SDL トレースは次の例のようになります。この例では、直前の MWI 要求によってシステムが制限に達しています。
一部の企業では、自社のヘルプ デスク担当者に Cisco Unified Communications Manager Administration で特定の作業(電話の追加、エンド ユーザの追加、ユーザ グループへのエンド ユーザの追加など)を実行するための特権を付与する必要があります。
次の例の手順を実行すると、ヘルプ デスク担当者に対して電話の追加、エンド ユーザの追加、および「標準 CCM エンド ユーザ」ユーザ グループへのエンド ユーザの追加が許可され、これらの作業によってエンド ユーザが Cisco Unified CM User Options にアクセスしてユーザ オプションを更新できるようになります。
例:ヘルプ デスク担当者に対する電話の追加、エンド ユーザの追加、およびユーザ グループへのエンド ユーザの追加の許可
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で、[ユーザ管理(User Management)] > [権限(Role)] を選択します。
ステップ 2 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [アプリケーション(Application)] ドロップダウン リスト ボックスから [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 4 [名前(Name)] フィールドに、権限の名前(たとえば、「Help Desk」)を入力します。
ステップ 5 [説明(Description)] フィールドに、短い説明(たとえば、「for adding phones and users」)を入力します。
ステップ 6 ヘルプ デスク担当者に作業を実行させる場所に応じて、次のいずれかのオプションを選択します。
a. ヘルプ デスク担当者に [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで電話を追加させ、[エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウでエンド ユーザを追加させる場合は、[ユーザに関する Web ページ(User web page)] リソースと [電話に関する Web ページ(Phone web pages)] リソースの [読み取り(read)] および [更新(update)] 特権のチェックボックスをオンにして、[保存(Save)] をクリックします。
b. ヘルプ デスク担当者に [ユーザおよび電話の追加(User and Phone Add)] ウィンドウで電話とユーザの両方を同時に追加させる場合は、[ユーザおよび電話の追加(User and Phone add)] リソースと [ユーザに関する Web ページ(User web page)] リソースの [読み取り(read)] および [更新(update)] 特権のチェックボックスをオンにして、[保存(Save)] をクリックします。
ステップ 7 次の作業を実行して、ヘルプ デスク用のカスタム ユーザ グループを作成します。
a. Cisco Unified Communications Manager Administration で、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] を選択し、[新規追加(Add New)] をクリックします。
b. カスタム ユーザ グループの名前(たとえば、「Help Desk」)を入力します。
c. [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから、[ユーザグループに権限を割り当て(Assign Roles to User Group)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
d. [グループに権限を割り当て(Assign Role to Group)] ボタンをクリックします。
e. ステップ 1 ~ステップ 6 で作成したカスタム権限(この例では「Help Desk」)のチェックボックスをオンにします。また、「標準 CCM 管理ユーザ」権限のチェックボックスをオンにして、[選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。
f. [ユーザ グループの設定(User Group Configuration)] ウィンドウで、[権限の割り当て(Role Assignment)] ペインに各権限が表示されていることを確認し、[保存(Save)] をクリックします。
ヘルプ デスク担当者は、Cisco Unified Communications Manager Administration で電話を追加し、ユーザを追加し、そのエンド ユーザをユーザ グループに追加できます。
• [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで電話を追加するには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択します。[エンド ユーザ(End User)] ウィンドウでエンド ユーザを追加するには、[ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] を選択します。
• [ユーザおよび電話の追加(User and Phone Add)] ウィンドウで電話とユーザの両方を同時に追加するには、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザおよび電話の追加(User and Phone Add)] を選択します。
• エンド ユーザを「標準 CCM エンドユーザ」ユーザ グループに関連付けるには、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] を選択します。
ヒント Cisco Unified Communications Manager Administration でこれらの作業を実行する方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。
使用中の USB デバイスを Cisco Unified Communications Manager サーバから切断しないでください。切断すると、その USB デバイスにアクセスできなくなり、サーバ コンソールにメッセージが表示されます。
故障したハード ドライブの交換だけがサポートされます。アップグレード時の復帰、復元、またはサーバ回復を高速化する手段としてのドライブの引き抜きやスワップはサポートされません。故障したハード ドライブの交換については、Cisco Unified Communications Managerの『 Troubleshooting Guide 』を参照してください。
Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータは、Cisco CallManager サービスをサポートし、音声メッセージ メールボックス番号にトランスレーション パターンを適用するかどうかを指定します。有効な値は True または False です。True を指定すると、音声メッセージング システムがメッセージ待機インジケータを設定するコマンドを発行したときに、Cisco Unified Communications Manager はトランスレーション パターンを使用して音声メッセージ メールボックス番号をディレクトリ番号に変換します。False を指定すると、Cisco Unified Communications Manager は音声メッセージング システムから受信した音声メッセージ メールボックス番号を変換しません。
このサービス パラメータは Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection または Cisco Unity のインテグレーションをサポートすることに注意してください。ボイスメール拡張に Cisco Unified Communications Manager のトランスレーションが必要な場合は、Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) をインストールするか、またはこのリリースにアップグレードした後で、Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータを True に設定してください。
Cisco Unified Communications Manager Administration の [LDAP ポート(LDAP Port)] フィールドを設定するときは、社内ディレクトリで LDAP 要求を受信するために使用されているポート番号を指定します。社内ディレクトリの構成方法によって、このフィールドに入力するポート番号が決まります。たとえば、[LDAP ポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、LDAP サーバがグローバル カタログ サーバとして機能するかどうかや、構成に Secure LDAP が必要かどうかを特定します。次のいずれかのポート番号を入力することを検討してください。
お客様の構成では、次に示す番号以外のポート番号を入力する必要がある可能性があります。[LDAP ポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、ディレクトリ サーバの管理者に連絡して、入力する正しいポート番号を特定してください。
LDAP サーバがグローバル カタログ サーバでない場合の LDAP ポート
• 389:SSL が不要な場合。このポート番号は、[LDAP ポート(LDAP Port)] フィールドに表示されるデフォルト値です。
• 636:SSL が必要な場合。このポート番号を入力する場合は、[SSL を使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。
LDAP サーバがグローバル カタログ サーバである場合の LDAP ポート
• 3269:SSL が必要な場合。このポート番号を入力する場合は、[SSL を使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。
表 3 に、Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名を設定できる場所、ホスト名として指定できる文字数、および推奨されるホスト名の先頭文字と最終文字を示します。ホスト名を正しく設定しないと、Cisco Unified Communications Manager の一部のコンポーネント(オペレーティング システム、データベース、インストールなど)が予想どおりに機能しない可能性があります。
ヒント このホスト名は、ARPANET ホスト名の規則に従う必要があります。ホスト名の先頭文字と最終文字の間には、英数文字とハイフンを入力できます。
表 3 のいずれかの場所でホスト名を設定する前に、次の情報を確認してください。
• [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウの [ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] フィールドは、デバイスとサーバ間、アプリケーションとサーバ間、および異なるサーバ間の通信をサポートします。このフィールドには、ドット区切り形式の IPv4 アドレスまたはホスト名を入力できます。
パブリッシャ データベース サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールした後は、パブリッシャのホスト名がこのフィールドに自動的に表示されます。サブスクライバ サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールする前に、パブリッシャ データベース サーバのこのフィールドに、サブスクライバ サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力してください。
Cisco Unified Communications Manager が DNS サーバにアクセスしてホスト名を IP アドレスに解決できる場合は、このフィールドにホスト名だけを設定してください。DNS サーバに Cisco Unified Communications Manager の名前とアドレスの情報が設定されていることを確認してください。
ヒント DNS サーバに Cisco Unified Communications Manager の情報を設定するのに加えて、Cisco Unified Communications Manager のインストール時に DNS 情報を入力します。
• パブリッシャ データベース サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールするときは、ネットワーク情報を設定するために(つまり、スタティック ネットワークを使用する場合に)パブリッシャ サーバのホスト名(必須)と IP アドレスを入力します。
サブスクライバ サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールするときは、Cisco Unified Communications Manager がネットワークの接続性とパブリッシャ/サブスクライバの検証を確認できるように、パブリッシャ データベース サーバのホスト名と IP アドレスを入力します。さらに、サブスクライバ サーバのホスト名と IP アドレスも入力する必要があります。Cisco Unified Communications Manager のインストール時にサブスクライバ サーバのホスト名の入力を求められた場合は、Cisco Unified Communications Manager Administration の([ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] フィールドでサブスクライバ サーバのホスト名を設定した場合に)[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウに表示される値を入力します。
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Server Configuration」の章
• 『 Installing Cisco Unified Communications Manager, Release 7.1(2) 』
• 『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』
• 『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions Release 7.1(3) 』
• 『 Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager 7.1(2) 』
Cisco Unified Communications Manager Administration で SIP ダイヤル ルールを追加または更新すると、Cisco TFTP サービスによってすべての電話機設定ファイルが再構築されるため、特に多くの電話が接続された大規模なシステムでは、Cisco TFTP サービスを実行するサーバ上の CPU にスパイクが発生することがあります。CPU にスパイクを発生させないためには、SIP ダイヤル ルールの追加や更新を保守ウィンドウで行うか、設定変更を行う前に Cisco Unified Serviceability で Cisco TFTP サービスを一時的に停止してください。Cisco TFTP サービスを停止した場合は、SIP ダイヤル ルールを追加または更新した後、必ず Cisco Unified Serviceability でサービスを再開してください。
Music on Hold(MOH)を何回か呼び出した後で、ユニキャスト MOH が再生されないことがあります。保留、転送、会議、パークなどを使用すると、MOH が呼び出されます。
同じ MOH リソースでマルチキャスト MOH とユニキャスト MOH を送信するように MOH サーバを設定します。
ステップ 1 各 MOH オーディオ ソース ID をマルチキャスト用に設定します。
ステップ 2 マルチキャストするように各 MOH サーバを設定します。
ステップ 3 メディア リソース グループが定義されている場合は、各グループでマルチキャストが有効になっていないことを確認します。
メディア リソース グループ(MRG)でマルチキャスト MOH が有効になっていない場合は、マルチキャスト MOH パケットを転送するようにネットワーク(ルータ)を変更する必要がないことに注意してください。
(注) MOH サーバは MOH ソースおよび MOH コーデックごとにマルチキャスト ストリームを送信するため、ローカル ネットワークへのネットワーク トラフィックが増加する場合があります。マルチキャスト ストリームはそのまま継続され、常時実行されます。
MOH サーバはマルチキャスト ストリームをローカル ルータに送信しますが、MOH マルチキャスト パケットを転送するようにルータが設定されていない場合は、LAN への影響は最小限に抑えられます。デフォルトでは、ルータはマルチキャスト MOH パケットを転送しません。
SFTP アクセスを必要とするアプリケーションは任意の SFTP サーバと組み合わせて使用できますが、Cisco Technology Developer Partner プログラム(CTDP)で認定された SFTP 製品を推奨します。CTDP パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しています。ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しているベンダーについては、http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl を参照してください。GlobalSCAPE とサポートされている Cisco Unified Communications バージョンを組み合わせて使用する方法については、http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx を参照してください。シスコの内部テストでは、次のサーバを使用しています。いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。
• Open SSH( http://sshwindows.sourceforge.net/ を参照)
• Cygwin( http://www.cygwin.com/ を参照)
• Titan( http://www.titanftp.com/ を参照)
(注) CTDP プロセスで認定されていないサードパーティ製品に関する問題のサポートについては、各サードパーティ ベンダーにお問い合わせください。
QSIG PRI トランク経由でボイスメールに転送されたブラインド転送または未応答の会議コールは、着信側ではなく一般的なグリーティングに到達します。
bat.xlt で作成された挿入トランザクションまたはエクスポート トランザクションのファイルを削除トランザクションに使用しないでください。代わりに、削除する必要があるレコードの詳細情報を含むカスタム ファイルを作成する必要があります。削除トランザクションにはこのファイルだけを使用してください。このカスタム削除ファイルには、ヘッダーは不要で、名前、説明、またはユーザの値を入力できます。
Bulk Administration のオンライン ヘルプでは、Tool for Auto-Registered Phone Support(TAPS)をCisco Unified Communications Manager Auto-Register Phone Tool と呼んでいます。Bulk Administration Tool のオンライン ヘルプで Cisco Unified Communications Manager Auto-Register Phone Tool を参照している部分は、すべて「Tool for Auto-Registered Phone Support(TAPS)」として解釈する必要があります。これによって、用語が Bulk Administration のユーザ インターフェイスと一致するようになります。
Bulk Administration Tool の追加機能の設定については、Cisco Unified CM の BAT のマニュアルを参照してください。
MCS 7825H2 または MCS 7835H2 で Cisco Unified Communications Manager 6.1(4) を実行する場合は、UPS モデル APC Smart-UPS 1500VA USB および APC 750VA XL USB との基本統合がサポートされます。統合は、単独のポイントツーポイント USB(Universal Serial Bus)接続によって行われます。UPS へのシリアル接続や SNMP 接続はサポートされません。また、USB 接続はポイントツーポイントである必要があります(つまり、USB ハブは使用できません)。シングルおよびデュアル USB UPS モデルがサポートされます。ブートアップ時に接続された UPS が検出されると、この機能が自動的にアクティブになります。
また、MCS-7835H2 では、CLI コマンド show ups status を実行して、USB 接続の APC Smart-UPS デバイスの現在のステータスを表示し、監視サービスを(まだ開始していない場合は)開始することもできます。
サポートされているサーバ上でこの CLI コマンドを実行すると、検出されたハードウェア、検出されたバージョン、現在の消費電力、バッテリのランタイム残量などのステータス情報も表示されます。
この機能をアクティブにすると、バッテリ電力低下のしきい値に到達した直後に正規の手順によるシャットダウンが開始されます。電力が回復したり変動したりしても、シャットダウンは中断しません。
未サポートの Cisco Unified Communications Manager リリース、MCS モデル、および UPS ベンダー/型式/モデルに関しては、外部スクリプトで UPS を監視できます。バッテリの電力低下が検出されたときは、セキュア シェル(SSH)を使用して Cisco Unified Communications Manager にログインし、CLI にアクセスして utils system shutdown コマンドを実行できます。
障害回復システムは厳密なバージョン チェックに従っているため、復元元と復元先の Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致しないと復元できません。
(注) 必ずバックアップと同じバージョンの Cisco Unified Communications Manager に対して復元を実行してください。障害回復システムは、Cisco Unified Communications Manager のバージョンが一致する場合にだけ復元をサポートします。
厳密なバージョン チェックについては、次の復元の例を参照してください。
要するに、障害回復システムで Cisco Unified Communications Manager データベースを復元するには、製品バージョンが完全に一致する必要があります。
状況によっては、Cisco Unified OS Administration から Cisco Unified Serviceability にアクセスできない場合があります。ウィンドウに「ロード中... お待ちください(Loading, please wait)」というメッセージが表示され続けます。
このリダイレクトが失敗した場合は、Cisco Unified OS Administration からログアウトし、ナビゲーション メニューから [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] を選択し、Cisco Unified Serviceability にログインしてください。
コールが DN からボイスメッセージ サーバ/サービスにリダイレクトされる場合、そのサーバ/サービスが SIP トランクを使用して Unified CM と統合されているときは、電話機のボイスメール プロファイルに設定されたボイスメールボックス マスクに基づいて SIP Diversion ヘッダーの転送番号が変更されます。この処理が実行されるのは、Unified CM サーバでのメールボックスの選択に Diversion ヘッダーが使用されるためであることに注意してください。
リモート ノードにアクセスしてサービスの開始や停止などのタスクを実行する場合は、エンド ユーザではなくアプリケーション ユーザを設定することを推奨します。サービスを開始および停止するには、Standard Serviceability Administration 権限と Standard RealtimeAndTraceCollection 権限を割り当てる必要があります。
インストール時またはアップグレード時に作成された管理者を削除すると、Serviceability Administration とリモート ノードの通信が失敗することがあります。
管理者は、サードパーティ製のボイスメッセージ システムを Cisco Unified Communications Manager に接続できます。ボイスメッセージ システムに、ヌル モデム EIA/TIA-232 ケーブル(および使用可能なシリアル ポート)を使用してアクセスできる Simplified Message Desk Interface(SMDI)があることを確認してください。EIA/TIA-232 ケーブルを Cisco Unified Communications Manager リリース 5.0 以降に接続するには、Cisco 認定のシリアル/USB アダプタ(部品番号 USB-SERIAL-CA=)を使用します。
クラスタ内のサーバを古い製品リリースに戻す場合は、クラスタ内のデータベース複製を手動でリセットする必要があります。すべてのクラスタ サーバを古い製品リリースに戻した後でデータベース複製をリセットするには、パブリッシャ サーバ上で CLI コマンド utils dbreplication reset all を入力します。
Cisco Unified Communications Operating System Administration または CLI を使用してバージョンを切り替えると、古い製品リリースに戻した場合はデータベース複製をリセットする必要があることを示すメッセージが表示されます。この動作は、注意事項 CSCsl57629 および CSCsl57655 にも記載されています。
utils dbreplication clusterreset 、 utils dbreplication dropadmindb 、および utils dbreplication forcedatasyncsub コマンドについては、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/cli_ref/7_1_3/cli_ref.html にある『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions Release 7.1(3) 』を参照してください。
Microsoft Vista プラットフォームに RTMT をインストールすると、未知のプログラムがコンピュータにアクセスしようとしていることを示す [ユーザ アカウント制御(User Account Control)] ポップアップ ウィンドウが表示されます。この現象は、InstallAnywhere ソフトウェアの制限事項によるものです。このポップアップは、RTMT のインストール時に 1 度だけ表示されます。続行するには、[許可(Allow)] を選択します。
Vista マシンに Cisco TSP および Cisco Unified Communications Manager TSP Wave Driver を初めてインストールするときは、常に新規インストールとして実行してください。
Cisco Unified Communications Manager へのセキュア接続を使用する場合は、Windows ファイアウォールをオフにしてください。
Cisco Unified Communications Manager TSP Wave Driver を着信オーディオ ストリーミングに使用する場合は、Windows ファイアウォールをオフにしてください。
Cisco Unified Communications Manager TSP Wave Driver をオーディオ ストリーミングに使用する場合は、[サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ(Sound, video and game controllers)] グループの他のデバイスをすべて無効にしてください。
160 GB の SATA ディスク ドライブを備えるサーバ モデル 7825 I3 のディスク ミラーリングには、およそ 3 時間かかります。
250 GB の SATA ディスク ドライブを備えるサーバ モデル 7828 I3 のディスク ミラーリングには、およそ 4 時間かかります。
[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [ログアウト プロファイル(Log Out Profile)] ドロップダウン リストからユーザ作成プロファイルを選択し、[エクステンションモビリティの有効化(Enable Extension Mobility)] チェックボックスをオンにした場合は、そのプロファイルの設定が、Cisco Unified CallManager 4.x または Cisco Unified Communications Manager 5.x から Cisco Unified Communications Manager 6.1(1a) にアップグレードした後の電話機の永続的な設定になります。
Cisco Unified Communications Manager のアップグレード中に Cisco Unified Communications Real-Time Monitoring Tool(RTMT)クライアントを実行してパフォーマンス カウンタを監視すると、アップグレード中もアップグレード後もパフォーマンス カウンタが更新されません。アップグレードの完了後もパフォーマンス カウンタを正確に監視し続けるには、RTMT プロファイルをリロードするか、または RTMT クライアントを再起動する必要があります。
Cisco Unified Serviceability のユーザ インターフェイスでは、セッションのアイドル状態が 30 分を超えた場合、セッションがタイムアウトしたことを示すメッセージが表示されてログイン ウィンドウにリダイレクトされる前に、変更を行うことができます。再度ログインした後で、同じ変更作業を繰り返す必要がある場合があります。この現象は、アラーム、トレース、サービスの開始、コントロール センター、および SNMP の各ウィンドウで発生します。
セッションのアイドル状態が 30 分を超えたことがわかっている場合は、ユーザ インターフェイス内で変更を行う前に、[ログアウト(Logout)] ボタンを使用してログアウトしてください。
[IP アドレス(IP Address)] フィールドを変更すると、そのサーバの Trace and Log Collection Tool(TLC)に関する RTMT プロファイル、カスタム カウンタ、カスタム アラート、および汎用クエリーにアクセスできなくなります。
古い IP アドレスで設定された Trace and Log Collection Tool(TLC)の RTMT プロファイル、カスタム カウンタ、カスタム アラート、および汎用クエリーを手動で削除する必要があります。[IP アドレス(IP Address)] フィールドを変更した場合は、次に RTMT でそのサーバにログインしたときに、TLC の RTMT プロファイル、カスタム カウンタ、カスタム アラート、および汎用クエリーを再作成する必要があります。
Cisco AMC Service には、ユーザが設定可能なサービス パラメータとして Primary Collector と Failover Collector の 2 つが含まれています。これらのサービス パラメータでは、[ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] を使用してプライマリ AMC サーバとフェールオーバー AMC サーバを指定します。AMC のプライマリ コレクタまたはフェールオーバー コレクタの IP アドレスを変更した場合は、これらのサービス パラメータをチェックし、必要に応じて IP アドレスを更新する必要があります。
Cisco Serviceability Reporter サービスには、ユーザが設定可能なサービス パラメータとして RTMT Reporter Designated Node が含まれています。このサービス パラメータでは、[ホスト名/IP アドレス(Host Name/IP Address)] を使用して RTMT Reporter が実行されるノードを指定します。RTMT Reporter の IP アドレスを変更した場合は、このサービス パラメータをチェックし、必要に応じて IP アドレスを更新する必要があります。
• 「Cisco Unified Communications Operating System Administration」
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration」
• 「Cisco Unified Communications Manager の機能およびアプリケーション」
• 「セキュリティ」
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) から今後の新しいリリースにアップグレードする場合、アップグレードの開始時にサーバのライトバック キャッシュが無効になっていると、次のような警告が表示されます。この警告の後、そのままアップグレードを続行するには、警告の内容を容認する必要があります。
警告: ハード ディスク コントローラのライトバック キャッシュが無効になっています。(Warning: The hard disk controller write-back cache is disabled.)キャッシュを有効にするには、ディスク コントローラのバッテリを交換してください。(To enable the cache, replace the disk controller battery.)新しいバッテリが十分に充電されると、自動的にライトバック キャッシュが有効になります。(After the new battery charges fully, the write-back cache enables automatically.)ライトバック キャッシュが無効な状態でアップグレードを実行すると、アップグレード プロセスが遅くなり、コールの処理が失敗する原因になります。(If you run an upgrade with a disabled write-back cache, you will slow the upgrade process and cause call processing failures.)
バッテリを交換したら、OS Administration ウィンドウの [ハードウェアの表示(Show Hardware)] メニューを使用して、バッテリの再充電ステータスを表示してください。
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) に最新のタイム ゾーン情報を含めるには、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) をインストールした後で、タイム ゾーン情報を更新する COP ファイルをインストールします。これらのアップデートを取得するために Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) をアップグレードする必要はありません。タイム ゾーンが大幅に変わるイベントが発生した場合、シスコでは、COP ファイル ciscocm.dst-updater.YYYYv-1.el4.7.1.3.cop をダウンロードしてリリース 7.1(3) クラスタ内のサーバにインストールできることをお客様にお知らせします(このファイル名の例では、「YYYY」は COP ファイルのリリース年を表し、「v」はファイルのバージョン番号を表します)。
(注) ファイル名に「7.1.3」を含む COP ファイルは、リリース 7.1(3) とだけ互換性があることに注意してください。
• 「Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) への未サポートのアップグレードに関する非標準のエラー メッセージ」
Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0(1) または 6.1(2) からリリース 7.1(3) には直接アップグレードできませんが、このアップグレードを試行すると、標準のエラー メッセージが表示されません。代わりに、次のエラー メッセージが表示されます。
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) には、次のコマンドが追加されました。
• show tech dberrcode :指定されたエラー コードに関する(データベース ログ ファイルの)情報を表示します。
– 構文: show tech dberrcode [ errorcode ]
• show tech dumpCSVandXML :L2 アップグレード条件の場合のカスタマー サポート用の詳細情報を表示します。
• show tech repltimeout :複製のタイムアウトを表示します。タイムアウトを長くすると、大規模なシステムに含まれるできるだけ多くのサーバが複製セットアップの最初の回に含まれるようになります。サーバとデバイスの数が最大限の場合は、複製のタイムアウトを最大値に設定してください。これによって、(すべてのサーバがセットアップの対象になる可能性があるため)最初の複製セットアップが遅くなることに注意してください。
• utils dbreplication dropadmindbforce : Informix syscdr データベースをその実行元のサーバ上でドロップします。このコマンドは、カスタマー サポートから要求された場合にだけ実行してください。
• utils dbreplication repairreplicate :このコマンドは、クラスタ ノード間で一致しないデータを修復し、パブリッシャのデータに合わせてノードのデータを変更します。複製セットアップは修復しません。
– 構文: utils dbreplication repairreplicate replicatename [nodename]|all
• utils dbreplication repairtable: このコマンドは、クラスタ ノード間で一致しないデータを修復し、パブリッシャのデータに合わせてノードを変更します。複製セットアップは修復しません。
構文:utils dbreplication repairtable tablename [nodename]|all
• utils reset_application_ui_administrator_password :アプリケーション ユーザ インターフェイスの管理者パスワードをリセットします。
– 構文: utils reset_application_ui_administrator_password
• utils reset_application_ui_administrator_name :アプリケーション ユーザ インターフェイスの管理者名をリセットします。
– 構文: utils reset_application_ui_administrator_name
• show tech activesql :データベースに対するアクティブなクエリを、ログに記録された最も古いデータにさかのぼって 1 分間隔で取得して表示します。
• file list license :file list コマンドの新しいパラメータで、ライセンスによって指定されたライセンス ファイルをリストします。
– 構文: file list license filename [page] [detail] [reverse] [date | size]
• file view license :file view コマンドの新しいパラメータで、ライセンスによって指定されたライセンス ファイルを表示します。
– 構文: file view license filename
• file get license :file get コマンドの新しいパラメータで、ライセンスによって指定されたライセンス ファイルを送信します。
– 構文: file get license filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ] [ compress ]
次の各項では、追加および更新されたエンタープライズ パラメータとサービス パラメータについて説明します。
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) には、追加または更新されたエンタープライズ パラメータはありません。
Cisco Unified Communications Manager Administration のサービス パラメータにアクセスするには、[システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。パラメータがサポートするサーバとサービス名を選択します。一部のサービス パラメータを表示するには、[詳細(Advanced)] をクリックする必要があります。サービス パラメータのヘルプを表示するには、ウィンドウ内のサービス パラメータの名前をクリックします。
• Dial-via-Office Forward Service Access Number:「Cisco Unified Mobility のオフィス経由ダイヤル転送」を参照してください。
• SIP Interoperability Enabled サービス パラメータは、Cisco CallManager サービスをサポートしており、Cisco Unified Communications Manager が SIP ステーションや SIP トランクのために Session Initiation Protocol(SIP)をサポートするかどうかを決定します。SIP を実行するデバイス(電話機やトランクなど)がある場合は、このパラメータを True に設定する必要があります。このパラメータを False に設定すると、Cisco Unified Communications Manager は SIP メッセージを無視するため、SIP デバイスが機能しなくなります。つまり、SIP を実行する電話機が Cisco Unified Communications Manager に登録されず、SIP トランクが Cisco Unified Communications Manager と対話できなくなります。デフォルト値は True です。このパラメータの値を変更した場合は、Cisco CallManager サービスを再起動する必要があります。
この項では、Cisco Unified Communications Manager Administration の次のメニューについて説明します。
• 「システム」
• 「デバイス」
• 「ユーザ管理」
• 「一括管理」
[システム(System)] メニューは次のように更新されています。
• [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)]:「追加および更新されたエンタープライズ パラメータとシステム パラメータ」を参照してください。
[コール ルーティング(Call Routing)] メニューは変更されていません。
[メディア リソース(Media Resources)] メニューは変更されていません。
[ボイス メール(Voice Mail)] メニューは変更されていません。
[デバイス(Device)] メニューは次のように更新されています。
• 一部のデバイス設定ウィンドウで、[デバイスが信頼されています(Device Is Trusted)]、または [デバイスが信頼されていません(Device Is Not Trusted)] というメッセージが表示されます。「電話機モデルによって有効にされるセキュリティ アイコン」を参照してください。
• [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)]:「Cisco Unified Communications Manager Administration の機能管理ポリシー」を参照してください。
[一括管理(Bulk Administration)] メニューには、次の追加および更新された設定が表示されます。
• 機能管理ポリシーの設定が表示されます。「機能管理ポリシーのサポート」を参照してください。
この項では、Cisco Unified Communications Manager Administration の次の機能およびアプリケーションについて説明します。
• 「OpenLDAP 2.3.41 を Cisco Unified Communications Manager データベースと同期できる」
• 「Cisco Unified Communications Manager Assistant の再起動」
• 「Cisco Unified Mobility のオフィス経由ダイヤル転送」
• 「Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール 7915 および 7916 の DN 数の増加」
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration のエンタープライズ電話の設定」
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration の機能管理ポリシー」
• 「VMWare ESX 3.5 Update 2 での Active Directory 2003 sp2 による LDAP 同期および認証」
• 「Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータによる論理パーティションのやり取り」
• 「Redirected Dialed Number Identification Service と Diversion ヘッダー」
• 「SIP ゲートウェイ プロトコルの Mobile Voice Access のサポート」
• 「Microsoft Active Directory Application Mode LDAP サーバのサポート」
DirSync を使用して、社内ディレクトリのデータを Cisco Unified Communications Manager と同期できます。Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) では、OpenLDAP 2.3.41 から Cisco Unified Communications Manager データベースへの同期が可能です。さらに、Unified CM 7.1(3) では、以前のリリースで使用可能だった次のタイプのディレクトリからも同期できます。
• Microsoft Active Directory 2000 および Microsoft Active Directory 2003
• Microsoft Active Directory 2008
• iPlanet Directory Server 5.1
• Sun ONE Directory Server 5.2
• Sun Java System Directory Server 6.0、6.1、および 6.2
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Understanding the Directory」を参照してください。
リリース 6.1(4) および 7.1(3) では、システム管理者がユーザのユーザ名、優先使用する場所、またはパスワード(アシスタント)を変更しても、そのユーザはログオフしません。ユーザ ID の変更に関しては、マネージャのユーザ ID が変更されても、マネージャやそのアシスタントはログオフしませんが、アシスタントのユーザ ID が変更されると、そのアシスタントはアシスタントの電話機や Assistant Console からログオフします。
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) では、Cisco Unified Mobility がサポートする機能の一部として、オフィス経由ダイヤル転送(DVO-F)機能がサポートされます。
Cisco Unified Mobile Communicator のアプリケーションである Cisco Mobile が自分のモバイル デバイスにインストールされているユーザは、オフィス経由ダイヤル転送機能を利用できます。Cisco Unified Mobile Communicator は、Cisco Unified Mobile Communicator-Cisco Unified Mobility Advantage および Cisco Unified Mobility Advantage-Cisco Unified Communications Manager 間のデータ チャネルを介した SIP シグナリングを使用して、モバイル デバイスからオフィス経由ダイヤル転送を呼び出し、最終ターゲットへのコールを開始します。この機能によって、コールが企業に固定されるため、Cisco Unified Mobile Communicator のモバイル ユーザに対してコスト削減ソリューションが提供されます。
(注) オフィス経由ダイヤル転送機能を呼び出すことができるのは、Cisco Mobile Client がインストールされた Cisco Unified Mobile Communicator デバイスだけです。
Cisco Unified Communications Manager は、データ チャネル経由でオフィス経由ダイヤル転送(DVO-F)サービス アクセス番号(設定されている場合)またはエンタープライズ機能アクセス(EFA)電話番号(DN)を返します。携帯電話で実行されている Cisco Unified Mobile Communicator クライアントは、Cisco Unified Communications Manager から受信した番号をコールします。DVO-F コールを行ったモバイル デバイスの電話番号は設定済みのモビリティ ID(MI)と照合されるため、許可されたユーザが行ったコールだけが発信されます。番号が一致すると、コール要求が相手側に送信されます。Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータの設定に応じて、完全一致と部分一致の両方がサポートされます。
この項では、オフィス経由ダイヤル転送機能に関する次のトピックについて説明します。
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration でのオフィス経由ダイヤル転送の設定」
• 「Dial-via-Office Forward Service Access Number」
• 「DVO-F Service Access Number のグローバル化サポート」
• 「1 つの Cisco Unified Mobile Communicator デバイスに対する単一の DVO-F コールの強制」
Cisco Unified Communications Manager Administration でのオフィス経由ダイヤル転送の設定
オフィス経由ダイヤル転送機能を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager Administration で次の設定を行う必要があります。
• [コール ルーティング(Call Routing)] > [モビリティの設定(Mobility Configuration)]
[エンタープライズ機能アクセス電話番号(Enterprise Feature Access Directory Number)] の設定値は、着番号と一致し、正しいパーティションに属している必要があります。
• [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)]
Dial-via-Office Service Access Number に、代替番号を指定できます。
Dial-via-Office Forward Service Access Number
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) には、新しいサービス パラメータとして Dial-via-Office Forward Service Access Number が導入されました。このサービス パラメータは、Cisco Unified Communications Managerが(たとえば、フリー ダイヤル サポートを介して)別の番号へのコールを受信している間に Cisco Unified Mobile Communicator ユーザが DVO-F にダイヤルするための専用番号を設定するオプションをお客様に提供します。DVO-F サービス アクセス番号には、フリーダイヤル番号を指定できます。サービス プロバイダーは、この番号をその企業に到達する市内番号または Cisco Mobile Client が DVO-F コールを呼び出すための他の代替番号にマップできます。
Dial-via-Office Forward Service Access Number サービス パラメータの特徴は次のとおりです。
Dial-via-Office Service Access Number サービス パラメータと既存のエンタープライズ機能アクセス(EFA)DN には、次のような関係があります。
• DVO-F 機能を呼び出すには、EFA DN と DVO-F サービス アクセス番号のうち、少なくともいずれか 1 つを設定する必要があります。
• 183 Session In Progress メッセージ応答の場合は、次の規則が適用されます。
– Dial-via-Office Forward Service Access Number サービス パラメータが設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は SDP で Cisco Unified Mobility Advantage に代替番号を送信します。
– EFA DN だけが設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は Cisco Unified Mobility Advantage に EFA DN を送信します。
– 着番号と EFA DN または DVO-F サービス アクセス番号が照合されます。Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータの設定に応じて、部分一致と完全一致のいずれかが行われます。
– 一致が見つかると、その音声コールは直前の SIP コールに対応付けられ、コール待機タイマーが停止します。
– 一致が見つからない場合は、コール待機タイマーの満了後にコールが切断され、503 Service Unavailable メッセージが送信されます。
DVO-F Service Access Number のグローバル化サポート
Dial-via-Office Forward Service Access Number では、次のダイヤル可能番号がサポートされます。
• +(直前にバックスラッシュ(\)を付ける必要があります。バックスラッシュはダイヤル可能番号ではないため、最大長の 24 桁には含まれません)
オフィス経由ダイヤル転送は、次のような使用例のシナリオをサポートします。
DVO-F 機能が正常に動作するのは、Cisco Unified Mobile Communicator ユーザが正しい EFA DN をダイヤルし、Cisco Unified Communications Manager が同じ着番号を受信した場合だけです。
DVO-F Service Access Number サービス パラメータ = 空
Cisco Unified Communications Manager は 183 メッセージで 1239876 を送信し、1239876 への公衆網コールを受信します。
2. 企業が DVO-F コールに会社のフリーダイヤル番号を設定している場合。
企業がフリーダイヤル番号を設定すると、サービス プロバイダーはそのコールを受信したときに、その番号を実際の番号(呼び出し番号)にマップできます。
呼び出し番号を適用する場合、管理者は Dial-via-Office Forward Service Access Number サービス パラメータを使用してフリーダイヤル番号(たとえば、18008889999)を設定し、呼び出し番号(たとえば、4081239876)を EFA DN として設定する必要があります。
EFA DN = 1239876(サービス プロバイダーによっては、ローカル化された形式で)
DVO-F Service Access Number サービス パラメータ = 18008889999
Cisco Unified Communications Manager は、183 Session In Progress メッセージで 18008889999 を送信し、1239876 への公衆網コールを受信します。
前の例を使用して、オフィス経由ダイヤル転送コールの特徴を次に示します。
• Cisco Unified Communications Manager は、INVITE SDP パラメータの「a=setup:active」に基づいて、Cisco Mobile Client が DVO-F コールを要求していると判定します。
• Cisco Unified Communications Manager が Cisco Unified Mobility Advantage に 183 Session In Progress メッセージを送信すると、30 秒に設定されたコール待機タイマーが開始します。
• コール待機タイマーが満了する前に Cisco Unified Communications Manager が Cisco Unified Mobile Communicator から公衆網コールを受信しなかった場合、Cisco Unified Communications Manager は「503 Service Unavailable」メッセージを送信し、DVO-F Invite に関連付けられたリソースをクリアします。
– Cisco Unified Communications Manager は、発番号を既知のモビリティ ID と照合し、コールが固定されるかどうかを判定します。Cisco Unified Communications Manager は、Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータに設定されたオプション(Partial Match または Complete Match)に基づいて、照合を行います。
– Cisco Unified Communications Manager はまた、着番号を EFA DN または DVO-F サービス アクセス番号と照合して、そのコールが DVO-F コールかどうかを判定しようとします。
• コールが確立されると、ユーザは Cisco Unified Mobility の他の機能(保留、保留解除、転送、デスク ピックアップなど)を呼び出すことができます。
Cisco Unified Communications Managerのこの機能でサポートされる使用例のシナリオについては、「オフィス経由ダイヤル転送の使用例のシナリオ」 を参照してください。
次の例は、オフィス経由ダイヤル転送(DVO-F)のインスタンスで発生するイベントの順序を示したものです。
1. ユーザは、Cisco Unified Mobile Communicator アプリケーションを起動し、ターゲット番号として 2000 を入力します。
2. Cisco Unified Mobile Communicator は、2000 をターゲット番号とする SIP Invite メッセージを送信します。
3. Cisco Unified Communications Manager は、データ チャネル経由で 183 Session In Progress を返信します。SDP パラメータには、オフィス経由ダイヤル転送サービス アクセス番号または EFA DN が指定されます。
4. Cisco Unified Mobile Communicator は、SDP で指定された番号に自動ダイヤルします。
5. Cisco Unified Communications Manager は、発番号をモビリティ ID と比較し、着番号を EFA DN または DVO-F サービス アクセス番号と比較することにより、この音声コールを SIP データ チャネルに対応付けます。
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) では、DVO-F コールが成功しなかった場合に特定の SIP エラー コードが提供されます。次の表に、成功しなかった DVO-F コールに対する SIP エラー コードを示します。
オフィス経由ダイヤル転送機能の設定については、次のようなヒントがあります。
• Cisco Unified Mobile Communicator デバイスは、有効なモビリティ ID(MI)を使用してプロビジョニングする必要があります。
• Cisco Unified Mobile Communicator デバイスは、Cisco Unified Communications Manager に登録する必要があります。
• Cisco Unified Communications Manager が受信した Cisco Unified Mobile Communicator の発信者 ID が、プロビジョニングされた MI と完全に一致しない場合は、次のように設定してください。
– Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータを Partial Match に設定します。
– Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータで、照合する桁数を指定します。
• 着番号が EFA DN と DVO-F Service Access Number サービス パラメータのいずれかに一致するように、着信ゲートウェイが適切に設定されていることを確認してください。
• 着番号が EFA DN と一致することが期待される場合は、Inbound Calling Search Space for Remote Destination サービス パラメータが次のように適切に設定されていることを確認してください。
– Trunk or Gateway Inbound Calling Search Space オプションが選択されている場合は、EFA DN のパーティションがトランクまたはゲートウェイのコーリング サーチ スペースに属している必要があります。
– Remote Destination Profile + Line Calling Search Space オプションが選択されている場合は、EFA DN のパーティションが Cisco Unified Mobile Communicator デバイスとその企業 DN のコーリング サーチ スペースに属している必要があります。
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) では、オフィス経由ダイヤル転送(DVO-F)機能に次のような制限事項があります。
• DVO-F では、1 つの Cisco Unified Mobile Communicator デバイスから同時に発信される複数の DVO-F コールはサポートされません。
• DVO-F は、次のように発信者 ID を利用して公衆網コールを SIP コールに対応付けます。
– 着番号が GSM ネットワークを通過できない場合、DVO-F コールは失敗します。サービス プロバイダーの標準のアナウンスが再生されます。Cisco Unified Communications Manager は、コール待機タイマーの満了後に 503 Service Unavailable メッセージを送信します。
– Cisco Unified Communications Manager が発番号を受信しなかった(つまり、Cisco Unified Mobile Communicator ユーザが自分の発信者 ID をブロックした)場合、DVO-F コールは失敗します。リオーダー トーンが再生されます。Cisco Unified Communications Manager は、コール待機タイマーの満了後に 503 Service Unavailable メッセージを送信します。
1 つの Cisco Unified Mobile Communicator デバイスに対する単一の DVO-F コールの強制
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) では、1 つの Cisco Unified Mobile Communicator デバイスから同時に発信される複数の DVO-F コールはサポートされません。
確立された音声パスで 1 つ目の DVO-F コールが進行している間に、同じ Cisco Mobile Client から 2 つ目の DVO-F コールを受信すると、Cisco Unified Communications Manager は SIP 491「Request Pending」の応答によって 2 つ目の DVO-F コールを拒否します。
1 つ目の DVO-F コールが進行中で、音声パスがまだ確立されていないときに、同じ Cisco Mobile Client から 2 つ目の DVO-F コールを受信すると、Cisco Unified Communications Manager は SIP 487「Request Terminated」の応答によって 1 つ目の DVO-F コールをキャンセルし、2 つ目の DVO-F コールの Invite を処理します。
Cisco Unified Mobile Communicator を Cisco Unified Communications Manager と連携して動作するように設定する方法の詳細については、次のドキュメントを参照してください。
• 『Installing and Configuring Cisco Unified Mobility Advantage』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps7270/prod_installation_guides_list.html )の「Configuring Cisco Unified Communications Manager for Use With Cisco Unified Mobility Advantage」の章
• 『Configuring Features in Cisco Unified Mobility Advantage: Dial Via Office Forward』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps7270/products_installation_and_configuration_guides_list.html )
Cisco Unified IP Phone 7962G、7965G、または 7975G に Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール 7915 および 7916 を取り付けると、最大 48 個のライン アピアランスまたはプログラム可能ボタンが電話機に追加されます。回線数の増加には、DN、回線情報メニュー、回線呼び出しメニュー、および回線ヘルプ ID が含まれます。
Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール 7915 および 7916 に追加された 48 個のキーすべてを設定できます。ボタンを設定するには、[電話ボタン テンプレートの設定(Phone Button Template Configuration)] ウィンドウにアクセスします。
Cisco Unified Communications Manager には、複数のデフォルト電話ボタン テンプレートが含まれています。電話機を追加したときは、これらのテンプレートのいずれかを電話機に割り当てることも、新しいテンプレートを作成することもできます。
追加された 48 個のボタンを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [電話ボタン テンプレート(Phone Button Template)] を選択します。
ステップ 2 [新規作成(Add New)] ボタンをクリックします。
ステップ 3 ドロップダウン リストから、テンプレートを選択し、[コピー(Copy)] をクリックします。
ステップ 5 テンプレートを Cisco Unified IP Phone 7975G の場合は 56 のディレクトリ番号に、Cisco Unified IP Phones 7965G および 7962G の場合は 54 のディレクトリ番号に更新します。
テンプレートの作成と変更の詳細については Cisco Unified Communications Manager Administration Guide を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager Administration の [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウには、機能パラメータが一覧表示され、クラスタ内のパラメータをサポートするすべての電話機に適用できます。電話機が機能パラメータをサポートしているかどうか判断するには、このバージョンの Cisco Unified Communications Manager をサポートする Cisco Unified IP Phone アドミニストレーションガイド(『Cisco Unified IP Phone 6921, 6941, and 6961 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1 (SCCP)』または『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』など)を参照してください。
機能管理ポリシーの詳細については、『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager 6.1(4) および 7.1(3) の Cisco DirSync サービスは、Microsoft 推奨の VMware ESX 3.5 Update 2 の配置ガイドラインに準拠する VMWare ESX 3.5 Update 2(以降)のセッションで、Windows Server Active Directory 2003 sp2(以降)に接続できます。配置ガイドラインの詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
VMWare ESX 3.5 Update 2(以降)サーバに Active Directory 2003 sp2(以降)をインストールしたら、LDAP 同期および認証を設定できます。同期を設定する前に、Cisco Unified Serviceability で Cisco DirSync をアクティブにしていることを確認します。同期と認証の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』および『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。
• VMWare イメージに 15 GB 以上のハード ドライブ領域が割り当てられている
• インストールされている OS が 2003.1.2a 以上であることを示している。Windows 2000 はサポートされていません
• インストールを行うディスクが HP または IBM インストール ディスクであることを示している
• VMware ESX Server: 3.5.0 をインストールし、その上に Windows 2003 および AD をインストールする
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(2) では、オフネット間のコール転送をブロックするかどうかを指定する Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータによる論理パーティションのやり取りが省略されていました。このやり取りが、Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(2) および以降のリリースで表示されるようになりました。
既存の Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータにより、転送元と転送先の両方でオフネット コールを指定している場合に、転送機能は転送処理をブロックします。
このサービス パラメータの詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「External Call Transfer Restrictions」章の「Setting the Block OffNet to OffNet Transfer Service Parameter」の項を参照してください。
論理パーティションが無効にされている Cisco Unified Communications Manager クラスタでは、このサービス パラメータで指定されている想定どおりの動作が維持されます。
論理パーティション対応 Cisco Unified Communications Manager クラスタでは、次のようなポリシーを設定して、付加機能で、GeolocationPolicy、GLPolicyX を使用する複数の音声ゲートウェイ(PSTN)参加者を許可するようにシステムを設定できます。
GLPolicyX Border GLPolicyX Border Allow
Cisco Unified Communications Manager でそのようなポリシーが設定されたら、GeolocationPolicy、GLPolicyX Border を使用する参加者間で、すべての機能(転送、Ad Hoc 会議など)を使用できることに注意してください。たとえば、GLPolicyX Border を使用する発信側から GLPolicyX Border を使用する相手側へのコールの転送が可能です。
Cisco Unified Communications Manager の配置では、そのような参加者に対し、転送機能を除くそのすべての付加機能が必要であることを前提とします。その場合、論理パーティション ポリシーが許可されている場合でも、Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータで、オフネット デバイス間の転送をブロックできます。
このサービス パラメータは、オフネット間転送のブロックだけを制御し、他の付加機能には影響しません。そのため、次の詳細では、音声ゲートウェイと音声ゲートウェイ間の転送に関するシナリオに焦点を合わせています。
1. Border-to-Border Logical Partitioning Policy Specifies Deny
この位置情報ポリシーを使用した当事者間転送処理の場合、Cisco Unified Communications Manager は転送を拒否します。転送元に「外部転送は制限されています(External Transfer Restricted)」というメッセージが表示されます。
Cisco Unified Communications Manager の Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータの設定(True または False)は転送処理に影響しません。
論理パーティション拒否ポリシーが優先され、Cisco Unified Communications Manager は厳密にポリシーに従います。
2. Border-to-Border Logical Partitioning Policy Specifies Allow
この位置情報ポリシーを使用した当事者間転送処理の場合、Cisco Unified Communications Manager は許可ポリシーを確認し、Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータの設定も確認します。そのため、このサービス パラメータは、オフネット参加者間の転送に影響します。
a. Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータに True が指定されている:Cisco Unified Communications Manager は両方の当事者(転送元と転送先)がオフネットであるかどうかを確認します。その場合、そのようなコールの転送は拒否され、転送元に「外部転送は制限されています(External Transfer Restricted)」メッセージが表示されます。
サービス パラメータによって転送が拒否されるため、Logical Partitioning Transfer Failures のサービスアビリティ Perfmon カウンタが増加しません。
b. Block OffNet to OffNet Transfer サービス パラメータに False が指定されている:転送が成功します。
発信コールの場合、[ルート パターンの設定(Route Pattern Configuration)] ウィンドウのコール分類設定で、オフネット値またはオンネット値が決定します。[ルート パターンの設定(Route Pattern Configuration)] ウィンドウのコール分類値は、デバイスレベルの設定や Call Classification サービス パラメータの対応する値より優先されます。
着信コールでは、デバイスレベルの設定や Call Classification サービス パラメータの対応する値によって、オフネット値またはオンネット値が決定します。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide Release 7.1(2) 』の「Logical Partitioning」の章では、次の本文で説明する論理パーティション ポリシー ツリー構築の説明が省略されています。省略された説明は、ドキュメントの将来のエディションで「Example Policy Tree for Logical Partitioning Policies for India Cluster」の図の直後に続きます。
ポリシー ツリーの構築は修正されたアルゴリズムに従います。ポリシーツリーにはソース部分とターゲット部分が含まれます。
1. [GLP_X Border GLP_Y Interior] ポリシーが追加されています。構築は GLP_X Border からソース部分を取得し、GLP_Y Interior からターゲット部分を取得します。
2. [GLP_Y Interior GLP_X Border] ポリシーが追加されています。構築は GLP_X Border からソース部分を取得し、GLP_Y Interior からターゲット部分を取得します。
そのため Border-to-Interior ポリシーでは、Border 部分が常にツリーのソース部分で発信されることを指定します。リーフ ノードにポリシーが追加されています。
3. [GLP_X Border GLP_Y Border] ポリシーが追加されています。
まず、GLP_X をソース部分に追加するか、または GLP_Y をソース部分に追加するかどうかを決定します。
GLP_X または GLP_Y のトークンに一致する既存のポリシーがない場合(その他の GLP ポリシーのため)、ツリー構築は GLP_X Border からソース部分を取得し、GLP_Y Border からターゲット部分を取得します。
既存のポリシーがソース部分のいくつかのトークンと一致する場合、その GLP からソース部分が取得されます。
例 1: GLP_Y Border GLP_X Interior がすでに設定されています。
GLP_Y はすでにソース部分で使用されているため、[GLP_X Border GLP_Y Border] ポリシーを追加するため、GLP_Y がソース部分に追加されます。
例 2: 2 つのポリシー [GLP_X Border GLP_Y Interior] および [GLP_Y Border GLP_X Interior] が存在する場合、共に Border から始まる 2 つのソース ブランチが存在します。
GLP_B が GLP_X と多くのトークンで重複しており(GLP_Y と比較して)、GLP_A がどの Border ブランチとも一致していないことを前提とします。
[GLP_A Border GLP_B Border] ポリシーを追加するため、GLP_A または GLP_B が既存のソース ブランチに適合するかどうかに関して、ポリシーが検索されます。
GLP_B は GLP_X の一部のトークンと一致するため、ツリーの一部が GLP_X と共有されます。
Border:IN:KA:BLR:BLD1 から Border:IN:MH:MUM:BLD1 が存在することを前提とします。
Border:IN:MH:Pune:BLD1 の Border:IN:KA:BLR:BLD2 ポリシーへの追加では、Border:IN:KA:BLR のソース部分が使用され、ソース ツリーのリーフに BLD2 が追加され、Border:IN:MH:Pune:BLD1 のターゲット部分が追加されます。
そのため、Border-to-Border ポリシーでは、既存のソース ブランチとターゲット ブランチに最も適合するように、ポリシー ツリーが構築されます。可能な限り多くのノードを共有することを考慮してください。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』のリリース 7.1(2) では、「Logical Partitioning」の章で、ポリシー検索時に行われる手順の一覧を示しています。この手順は、「Logical Partitioning Policy Search Algorithm」の項にあります。次の内容は、手順の一覧の拡張と修正を含め、ドキュメントのリリース 7.1(2) の「Basic Operation」サブセクションに置き換わります。
位置情報および位置情報フィルタ情報から、名前と値のペアのリスト(つまり、pairList1 と pairList2)を構築します。
例: pairList ="Country=IN:A1=KA:A3=Bangalore:LOC=BLD1"
検索の入力で {pairList1, devType1}、{pairList2, devType2} を指定します。
ステップ 1 devType1=Border および devType2=Interior の場合、{devTypeA=devType1, pairListA= pairList1} および {devTypeB=devType2, pairListB= pairList2} を設定します。
ステップ 2 devType1=Interior および devType2=Border の場合、{devTypeA=devType2, pairListA= pairList2} および {devTypeB=devType1, pairListB= pairList1} を設定します。
ステップ 3 ポリシー ツリーのノードを検索して、正確なペアを照合します。{devTypeA, pairListA} の値を使用して、ツリーのソース ブランチを検索します。
ステップ 4 {devTypeB, pairListB} の値を使用して、ツリーのターゲット(相手側)ブランチを検索します。
ステップ 5 ツリーに正確な一致が見つかり、ポリシーが設定されている場合、リーフ ノードに設定されているポリシー データを使用し、ポリシー値を返します。
ステップ 6 正確な一致が見つからない場合、pairListB 入力から 1 つの列を削除します(つまりポリシー ツリーのターゲット(相手側)ブランチの 1 つ上のレベルに移動して、対応するノードでポリシー データが設定されているかどうか確認します)。
ステップ 7 一致が見つかった場合、ポリシー値を返し、一致が見つからない場合、ポリシー ツリーの相手側ブランチを上に移動し続け、ポリシー データが設定されているかどうか確認します。
ステップ 8 ポリシーが見つからない場合、pairListA に対応するソース ブランチの 1 つ上のレベル(ノード)に移動します。
ステップ 9 ポリシーが見つかるか、ルート ノードに到達するまで、ステップ 4 からステップ 8 まで繰り返します。
ステップ 10 devType1=Border および devType2=Border の場合、スキャンして正確な一致を検索します。{devTypeA=devType1, pairListA= pairList1} および {devTypeB=devType2, pairListB= pairList2} を使用します。見つからない場合、スキャンして、{devTypeA=devType2, pairListA= pairList2} および {devTypeB=devType1, pairListB= pairList1} を使用します。
(注) 管理者のポリシーの追加方法に基づいて、ツリーのレイアウトは任意の順番で指定できるため、両方の組み合わせを使用して、ツリーを検索する必要があります。
リリース 6.1(4) および 7.1(3) では、Cisco Unified Mobility モバイル コネクト機能を使用する特定のコール用に Redirected Dialed Number Identification Service(RDNIS)と Diversion ヘッダー機能を追加しています。
モバイル コネクト用の RDNIS および Diversion ヘッダーは Cisco Unified Mobility の機能を拡張し、モバイル デバイスへの分岐されたコールに RDNIS または Diversion ヘッダー情報を含めます。サービス プロバイダーとお客様は Cisco Unified Mobility モバイル コネクト コールを行うエンド ユーザの正しい課金のために、RDNIS を使用します。
モバイル コネクト コールでは、サービス プロバイダーは RDNIS または Diversion ヘッダーを使用して、発信者 ID が企業のダイヤルイン(DID)範囲に含まれない場合でも、企業からのコールの発信を承認し、許可します。
リモート宛先番号は 4088810001 を指定しています。
ユーザが卓上電話番号(89012345)のコールを受けると、リモート宛先(4088810001)も鳴ります。
ユーザが企業の電話番号(4089012345)で、企業以外の電話番号(5101234567)を受けると、ユーザの卓上電話機(89012345)が鳴り、コールがリモート宛先(4088810001)にも拡張されます。
RDNIS および Diversion ヘッダー機能の実装の前に、フィールドは次のように入力されています。
発番号(SIP の場合 From ヘッダー):5101234567
着番号(SIP の場合 To ヘッダー):4088810001
RDNIS および Diversion ヘッダー機能の実装後、発番号フィールドと着番号フィールドは前と同じように入力されていますが、次の追加のフィールドが指定したとおりに入力されます。
リダイレクト番号(SIP の場合 Diversion ヘッダー):4089012345
そのため、RDNIS および Diversion ヘッダーは、リモート宛先に関連付けられている企業の番号を指定します。
Cisco Unified Communications Manager Administration の設定
モバイル コネクト コールの RDNIS および Diversion ヘッダー機能を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager Administration で次の設定を行います。
すべてのゲートウェイとトランクで、[番号 IE 配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery -- Outbound)] チェック ボックスをオンに指定する必要があります。
Cisco Unified Communications Manager Administration では、次のメニュー パスに従って、このチェック ボックスを見つけることができます。
H.323 および MGCP ゲートウェイの場合、[デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)] を実行し、設定する必要があるゲートウェイを見つけます。[コール ルーティング情報 - アウトバウンドコール(Call Routing Information - Outbound calls)] パネルで、[番号 IE 配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery -- Outbound)] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。T1/E1 ゲートウェイの場合、[PRI プロトコルタイプ情報(PRI Protocol Type Information)] パネルの [番号 IE 配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery -- Outbound)] チェック ボックスをオンにします。
• SIP トランクの場合、[デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)] を実行し、設定する必要がある SIP トランクを見つけます。[発信コール(Outbound Calls)] パネルで、[Diversion ヘッダー配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Diversion Header Delivery - Outbound)] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) では、既存の H.323 ゲートウェイ プロトコルに、Cisco Unified Mobility の機能の一部として Mobile Voice Access 機能をサポートする SIP ゲートウェイ プロトコルを追加しています。
次の更新は、次の URL の Cisco.com で表示されるドキュメントに適用されます。
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/admin/7_1_2/ccmfeat/fsmobmgr.html
Mobile Voice Access では H.323 ゲートウェイと SIP ゲートウェイだけがサポートされています。
H.323 または SIP ゲートウェイのシステム リモート アクセスの設定
Cisco Unified Communications Manager にすでに H.323 または SIP ゲートウェイを設定している場合、それを使用して、システム リモート アクセスをサポートできます。H.323 または SIP ゲートウェイがない場合、追加して設定する必要があります。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Adding a Cisco IOS H.323 Gateway」の項を参照してください。
(注) 内線電話からモバイル コネクト コールが発信されると、システムは発信者 ID として内線番号だけを表示します。H.323 または SIP ゲートウェイを使用している場合、トランスレーション パターンを使用して、この問題に対処できます。
この項の手順のステップ 5 に SIP ゲートウェイ VoIP ダイヤル ピアの次の設定例が追加されます。
• destination-pattern <Mobile Voice Access DN>
Cisco Unified Communications Manager は、以前にサポートされている LDAP サーバに加えて、Microsoft Active Directory Application Mode LDAP サーバと同期できます。このリリースでは、次の LDAP サーバをサポートしています。
• Microsoft Active Directory 2000
• Microsoft Active Directory 2003
• Microsoft Active Directory 2008
• Microsoft Active Directory Application Mode 2003
• Microsoft Active Directory Application Mode 2008(AD LDS)
• iPlanet Directory Server 5.1
• Sun ONE Directory Server 5.2
• Sun ONE Directory Server 6.x
Microsoft Active Directory Application Mode のサポートは、ネイティブ Active Directory 接続ですでにサポートされているディレクトリ トポロジに限定されることに注意してください。マルチフォレスト、マルチツリー シングル フォレスト、グローバル カタログなどの追加のトポロジはサポートされません。
次の手順に従って、Microsoft Active Directory Application Mode LDAP サーバと同期させます。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration にログインします。
ステップ 2 [システム(System)] > [LDAP] > [LDAP システム(LDAP System)] を選択します。
ステップ 3 [LDAP サーバからの同期を有効にする(Enable Synchronizing from LDAP Server)] チェック ボックスをオンにします。
ステップ 4 [LDAP サーバ タイプ(LDAP Server Type)] リストから、[Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(Microsoft Active Directory Application Mode)] を選択します。
ステップ 5 [ユーザ ID 用 LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] リストから、ユーザ ID の LDAP 属性を選択します。
ステップ 6 [保存(Save)] ボタンをクリックします。
ステップ 7 [システム(System)] > [LDAP] > [LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] を選択します。
ステップ 8 [新規作成(Add New)] ボタンをクリックします。
ステップ 9 表 5 に示すように、適切な設定を入力します。
ステップ 10 [保存(Save)] ボタンをクリックします。
Cisco Unified Communications Manager Administration で表示されるユーザ フィールドに加えて、 表 6 に示すユーザ フィールドも同期されます。
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) から、Cisco Unified Communications Manager では、Cisco Unified IP Phone の電話機モデルによってセキュリティ アイコンが有効にされます。セキュリティ アイコンは、コールがセキュアであるかどうか、接続されたデバイスが信頼できるかどうかを示します。
信頼できるデバイスとは、シスコ製デバイスか、シスコの信頼される接続のセキュリティ基準に合格したサードパーティ製デバイスを表します。これには、シグナリングおよびメディア暗号化、プラットフォーム ハードニング、保証などがあります。デバイスが信頼できる場合、セキュリティ アイコンが表示され、サポートされるデバイスでセキュア トーンが再生されます。さらに、デバイスはセキュア コールに関係する他の機能やインジケータも備えていることがあります。
デバイスをシステムに追加すると、Cisco Unified Communications Manager はデバイスが信頼できるかどうかを判断します。セキュリティ アイコンは情報目的でだけ表示され、管理者は直接設定できません。
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) より、Cisco Unified Communications Manager は Cisco Unified Communications Manager Administration にアイコンとメッセージを表示して、ゲートウェイが信頼できるかどうかも示します。
この項では、Cisco Unified IP Phone および Cisco Unified Communications Manager Administration での信頼できるデバイスのセキュリティ アイコンの動作について説明します。
Cisco Unified Communications Manager Administration の次のウィンドウは、デバイスが信頼できるかどうかを示します。
ゲートウェイタイプごとに、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)])に、対応するアイコンと共に、[デバイスが信頼されています(Device Is Trusted)] または [デバイスが信頼されていません(Device Is Not Trusted)] が表示されます。
システムはデバイス タイプに基づいて、デバイスが信頼できるかどうかを判断します。ユーザはデバイスが信頼できるかどうかを設定できません。
電話デバイス タイプごとに、[電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])に、対応するアイコンと共に、[デバイスが信頼されています(Device is trusted)] または [デバイスが信頼されています(Device is not trusted)] が表示されます。
システムはデバイス タイプに基づいて、デバイスが信頼できるかどうかを判断します。ユーザはデバイスが信頼できるかどうかを設定できません。信頼される Cisco Unified IP Phone のリストについては、「信頼できるデバイス」を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) より、ユーザがコールするデバイスのタイプは、電話機に表示されるセキュリティ アイコンに影響します。これまで、システムは、シグナリングおよびメディアがセキュアであるかどうかを判断して、セキュリティ アイコンを設定していました。リリース 7.1(3) では、システムは次の 3 つの基準を考慮して、コールがセキュアであるかどうかを判断します。
• シグナリングはセキュア(認証されていて暗号化されている)か。
サポートされる Cisco Unified IP Phone に、ロック セキュリティ アイコンが表示される前に、3 つすべての基準が満たされている必要があることに注意してください。信頼できないデバイスを含むコールでは、シグナリングおよびメディアのセキュリティに関係なく、コール全体のステータスはセキュアでないままで、電話機にロック アイコンが表示されません。たとえば、会議で信頼できないデバイスを含めた場合、システムは、そのコール レッグと会議自体をセキュアでないものと見なします。
• Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G
• Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G
• Cisco Unified IP Phone 7931G
• Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7942G
• Cisco Unified IP Phone 7962G
• Cisco Unified IP Phone 7945G
• Cisco Unified IP Phone 7965G
• Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7975G
• Cisco Unified Wireless IP Phone 7921
• Cisco Unified Wireless IP Phone 7925
• Cisco IP Communicator、CSF モデル
– Cisco TelePresence System 500
– Cisco TelePresence System 1000
• 「BAT の短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限のサポート」
• 「Cisco Unified Communications Manager へのユーザ デバイス プロファイルと電話機の挿入」
一括管理 GUI には、機能管理ポリシーをサポートするために、次の更新が含まれます。
• [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] ドロップダウン リスト ボックス:この電話機グループの機能管理ポリシーを選択します。
(注) [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] ドロップダウン リスト ボックスは、電話テンプレート、ユーザ デバイス プロファイル(UDP)テンプレート、電話の更新ウィンドウに表示されます。
• 挿入、エクスポート、詳細の確認の機能管理ポリシーのサポート:次の挿入、エクスポート、詳細の確認機能では、機能管理ポリシーをサポートしています。
• ファイル形式:次のファイル形式で、機能管理ポリシー機能をサポートしています。
– 電話ファイル形式:[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドは、[デバイス フィールド(Device Fields)] セクションに含まれています。
– UDP ファイル形式:[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドは、[デバイス フィールド(Device Fields)] セクションに含まれています。
• インポート/エクスポート:インポート/エクスポート ツールには、機能管理ポリシーをサポートするための次の変更が含まれます。
– [デバイス データ(Device Data)] セクションで、[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] と呼ばれる新しいエンティティをサポートします。
– 共通の電話プロファイルで [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドをサポートします。
– 電話機で [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドをサポートします。
– デバイス プロファイルで [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドをサポートします。
• BAT xlt の機能管理ポリシーのサポート:BAT.xlt は、電話、UDP、電話機とユーザ シートで [機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドをサポートします。BAT.xlt を使用して、[機能管理ポリシー(Feature Control Policy)] フィールドを追加または更新できます。
BAT は最大 199 の短縮ダイヤル、199 の BLF 短縮ダイヤル、199 の BLF ダイレクト コール パーク インスタンスをサポートするようになりました。一括管理 GUI では、この変更をサポートするために次の更新が含まれます。
• [電話テンプレート(Phone Template)]、[UDP テンプレート(UDP Template)]、[電話(Phone)] - [ファイル形式の作成(Create File Format)]、および [UDP(UDP)] - [ファイル形式の作成(Create File Format)] ページでは、短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限をサポートします。
• 挿入、エクスポート、詳細の確認:次の挿入、エクスポート、詳細の確認機能では、短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限をサポートします。
• BAT xlt の短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限のサポート:BAT xlt は、電話機、UDP、電話機とユーザ シートで、短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの新しい制限をサポートします。BAT.xlt を使用して、短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、BLF ダイレクト コール パークの詳細を追加または更新できます。
(注) bat.xlt を使用して設定できる最大列数は、Microsoft Excel の 256 列の制限のために制限されることに注意してください。
ユーザ デバイスのユーザ デバイス プロファイルを挿入し、電話機を Cisco Unified Communications Manager に挿入する場合、[既存の設定の上書き(Override the existing configuration)] チェック ボックスをオンにすると、次のチェック ボックスが有効になり、選択できます。
• 新しい短縮ダイヤルを追加する前に既存のすべての短縮ダイヤルを削除
• 新しい BLF 短縮ダイヤルを追加する前に既存のすべての BLF 短縮ダイヤルを削除
• 新しいサービスを追加する前に既存の登録済みサービスをすべて削除
(注) チェック ボックスをオンにして、既存のすべての短縮ダイヤル、BLF 短縮ダイヤル、または登録済みサービス レコードを削除し、新しいレコードを追加します。これらを既存のレコードに追加する場合は、チェック ボックスをオフにしたままにします。
• 「Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 シリーズ」
• 「Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュール」
• 「Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 シリーズの電話機管理」
• 「Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズ」
Cisco Unified IP Phone と Cisco Unified Communications Manager を使用する前に、クラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Manager サーバに最新のファームウェアをインストールする必要があります。
(注) Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) または 7.1(3a) をインストールできます。これらのいずれかのリリースをインストールしたら、Cisco Unified Communications Manager 7.1(3a)su1 をインストールする必要があります。
Cisco Unified IP Phone8900 および 9900 シリーズは、世界中のお客様にビジネスレベルの音声通信サービスを提供する新しい革新的なエンドポイントのポートフォリオです。3 つのモデルを使用できます。
• 「Cisco Unified IP Phone 8961」
• 「Cisco Unified IP Phone 9951」
• 「Cisco Unified IP Phone 9971」
Cisco Unified IP Phone 8961 は、使いやすく環境に優しい人間工学設計によって、ユーザ エクスペリエンスを向上させる高度な専門的メディア エンドポイントです。ポートフォリオの特長として、高解像度(VGA)カラー ディスプレイ、USB ポート、ギガビット イーサネット接続、高品位(HD)音声サポートなどが導入され、マルチメディア アプリケーション契約の生産性の高いユーザ エクスペリエンスを可能にします。アプリケーションのサポートには、XML および MIDlet 対応アプリケーションが含まれます。Cisco Unified IP Phone 8961 は、ナレッジ プロフェッショナル、管理者、エグゼクティブに理想的なソリューションです。
Cisco Unified IP Phone 8961 は次の機能をサポートします。
• 人間工学設計:電話機は回線、機能、コールを使いやすく直観的に配置しています。転送、会議、保留がハード キーに表示され、提供されるソフト キーの数をコール状態あたり最大 4 つに削減します。
• ディスプレイ:電話機は、コーリングおよびアプリケーション用の VGA 表示、5 インチ(10 cm)グラフィカル TFT カラー ディスプレイ、24 ビット色深度、640 x 480 の有効ピクセル解像度、バックライトを備えています。ディスプレイは、フォントにダブルバイト Unicode エンコーディングを必要とするローカリゼーションもサポートしています。
• イーサネット:内部 2 ポート Cisco イーサネット スイッチにより、電話機と同じ場所にある PC の両方を単一の LAN 接続で、RJ-45 インターフェイスを経由して、10/100/1000BASE-T イーサネット ネットワークに接続できます。システム管理者は、PC と電話機に個別の VLAN(802.1Q)を指定して、音声およびデータ トラフィックのセキュリティと信頼性を向上できます。
• USB:USB ポートにより、Cisco Unified IP Phone カラー キー拡張モジュールやヘッドセットなどのアクセサリを使用することによって、コール処理とアプリケーションの操作性を向上します。
• 5 つのプログラム可能な回線キーおよび機能キーと 5 つのコール セッション キー:IP Phone では、5 つのプログラム可能な回線キーおよび機能キーを備え、回線ごとに複数のアピアランスの利便性を持つ 5 つのコール セッション キーも備えています。これにより、管理スタッフは多数のセッションのすべてのアクティビティを同時に処理できます。Cisco Unified IP Phone 8961 によって、最大 200 の同時コールを処理できます。
– 状態表示 LED 付きの 5 つのプログラム可能な機能ボタン
– 状態表示 LED 付きの 5 つのコールセッション ボタン
• ユーザ エクスペリエンス:電話機では、コール アピアランスと別に、回線、短縮ダイヤル、プログラム可能な機能を詳細に編成できます。1 日に数回しかコールしないユーザに最適で、1 時間に数千のコールを処理するユーザにも適しています。
• セッション開始プロトコル(SIP)シグナリング:SIP と呼制御アプリケーションおよびパートナー アプリケーションとの相互運用によって、機能豊富な Unified Communications ソリューションが可能になります。
• アプリケーションのサポート:シスコのアプリケーション開発パートナーまたはお客様独自の開発スタッフによって、XML および MIDlet 対応アプリケーションが提供されます。
Cisco Unified IP Phone 8961 では、次のアクセサリをサポートしています。
• IP カラー キー拡張モジュール:個別に提供されている IP カラー キー拡張モジュールにより、回線、短縮ダイヤル、機能を高度に使用できるようになり、モジュールあたり 36 の追加回線キーと機能キーが得られます。Cisco Unified IP Phone 8961 では、1 つの IP カラー キー拡張モジュールがサポートされます。
• ヘッドセットのサポート:RJ-9 および USB ヘッドセット。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6788/phones/ps10451/ps10511/data_sheet_c78-565397.html
Cisco Unified IP Phone 9951 は高度なコラボレーティブ メディア エンドポイントで、音声、アプリケーション、アクセサリを提供します。特長は、高品位(HD)音声、高解像度カラー ディスプレイ、ギガビット イーサネット、新しい人間工学設計、簡単で操作性の高いユーザ インターフェイスなどです。別売のアクセサリには、Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュールがあります。
Cisco Unified IP Phone 9951 では、次の機能をサポートしています。
• 工業デザイン:電話機は操作性が高く、回線、機能、コールが直観的に配置されています。転送、会議、保留がハード キーに表示され、提供されるソフト キーの数をコール状態あたり最大 4 つに削減します。
• ディスプレイ:電話機は、5 インチ(10 cm)グラフィカル TFT カラー ディスプレイ、24 ビット色深度、640 x 480 有効ピクセル解像度、バックライトに加えて、コーリングとアプリケーション用に VGA 表示を提供します。ディスプレイは、フォントにダブルバイト Unicode エンコーディングを必要とするローカリゼーションもサポートしています。
• イーサネット:内部 2 ポート Cisco イーサネット スイッチにより、電話機と同じ場所にある PC の両方を単一の LAN 接続で、RJ-45 インターフェイスを経由して、10/100/1000BASE-T イーサネット ネットワークに接続できます。システム管理者は、PC と電話機に個別の VLAN(802.1Q)を指定して、音声およびデータ トラフィックのセキュリティと信頼性を向上できます。
• Bluetooth:デスクトップから 10 m 以内のヘッドセット ユーザのモビリティが可能であるため、コール中にプリンタ、同僚のデスク、または近くのプライベートな場所に移動できます。
• USB:2 つの USB ポートにより、ヘッドセットなどのアクセサリを使用することによって、コール処理とアプリケーションの操作性を向上します。
• 外部音声ポート:汎用音声入力ポートおよび音声出力ポートにより、外部スピーカーとマイクよりも、快適にスピーカーフォンを使用できます。
• 2 つのキー拡張モジュールによる 5 回線から 77 回線への拡張:電話機は多数の短縮ダイヤルとプログラム可能機能を備えているため、多数の回線のアクティビティを追跡できます。デバイスあたり最大 200 コールをサポートします。
– 状態表示 LED 付きの 5 つのプログラム可能な機能ボタン
– 状態表示 LED 付きの 5 つのコールセッション ボタン
• ユーザ エクスペリエンス:電話機では、コール アピアランスと別に、回線、短縮ダイヤル、プログラム可能な機能を詳細に編成できます。1 日に数回しかコールしないユーザに最適で、1 時間に数千のコールを処理するユーザにも適しています。
• セッション開始プロトコル(SIP)シグナリング:SIP と呼制御アプリケーションおよびパートナー アプリケーションとの相互運用によって、機能豊富な Unified Communications ソリューションが可能になります。
• アプリケーションのサポート:シスコのアプリケーション開発パートナーまたはお客様独自の開発スタッフによって、XML および MIDlet 対応アプリケーションが提供されます。
Cisco Unified IP Phone 9951 では、次のアクセサリをサポートしています。
• IP カラー キー拡張モジュール:個別に提供されている IP カラー キー拡張モジュールにより、回線、短縮ダイヤル、機能を簡単に拡張し、高度に使用できるようになります。
• ヘッドセットのサポート:既製の Bluetooth および USB ヘッドセットをサポートします。携帯電話やスマートフォンで使用している手持ちの Bluetooth ヘッドセットを使用できます。電話機背面の専用 RJ-9 ヘッドセット ポートを介して、高品位音声アナログ ヘッドセットもサポートします。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6788/phones/ps10453/ps10513/data_sheet_c78-565680.html
Cisco Unified IP Phone 9971 は高度なコラボレーティブ メディア エンドポイントで、音声、アプリケーション、アクセサリを提供します。特長は、高解像度カラー タッチスクリーン ディスプレイ、高品位音声(HD 音声)、デスクトップ Wi-Fi 接続、ギガビット イーサネット、新しい人間工学設計、簡単な操作性の高いユーザ インターフェイスなどです。別売のアクセサリには、Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュールがあります。
Cisco Unified IP Phone 9971 では、次の機能をサポートしています。
• 工業デザイン:電話機は操作性が高く、回線、機能、コールが直観的に配置されています。転送、会議、保留がハード キーに表示され、提供されるソフト キーの数をコール状態あたり最大 4 つに削減します。
• ディスプレイ:電話機は、5.6 インチ(14 cm)グラフィカル TFT カラー タッチスクリーン ディスプレイ、24 ビット色深度、640 x 480 有効ピクセル解像度、バックライトに加えて、コーリングとアプリケーション用に VGA 表示を提供します。ディスプレイは、フォントにダブルバイト Unicode エンコーディングを必要とするローカリゼーションもサポートしています。
• イーサネット:内部 2 ポート Cisco イーサネット スイッチにより、電話機と同じ場所にある PC の両方を単一の LAN 接続で、RJ-45 インターフェイスを経由して、10/100/1000BASE-T イーサネット ネットワークに接続できます。システム管理者は、PC と電話機に個別の VLAN(802.1Q)を指定して、音声およびデータ トラフィックのセキュリティと信頼性を向上できます。
• デスクトップ Wi-Fi イーサネット:有線イーサネットの代替として、電話機は、Wi-Fi アクセスへの接続を可能にするオンボード Wi-Fi 無線およびアンテナをサポートし、音声対応 Cisco Unified Wireless Network によって投資回収率(ROI)を高めます。
• Bluetooth:デスクトップから 10 m 以内のヘッドセット ユーザのモビリティが可能であるため、コール中にプリンタ、同僚のデスク、または近くのプライベートな場所に移動できます。
• USB:2 つの USB ポートにより、ヘッドセットなどのアクセサリを使用することによって、コール処理とアプリケーションの操作性を向上します。
• 外部音声ポート:汎用音声入力ポートおよび音声出力ポートにより、外部スピーカーとマイクよりも、快適にスピーカーフォンを使用できます。
• 3 つのキー拡張モジュールによる 6 回線から 114 回線への拡張:電話機は多数の短縮ダイヤルとプログラム可能機能を備えているため、多数の回線のアクティビティを追跡できます。デバイスあたり最大 200 コールをサポートします。
– 状態表示 LED 付きの 6 つのコールセッション ボタン
• ユーザ エクスペリエンス:電話機では、コール アピアランスと別に、回線、短縮ダイヤル、プログラム可能な機能を詳細に編成できます。1 日に数回しかコールしないユーザに最適で、1 時間に数千のコールを処理するユーザにも適しています。
• セッション開始プロトコル(SIP)シグナリング:SIP と呼制御アプリケーションおよびパートナー アプリケーションとの相互運用によって、機能豊富な Unified Communications ソリューションが可能になります。
• アプリケーションのサポート:シスコのアプリケーション開発パートナーまたはお客様独自の開発スタッフによって、XML および MIDlet 対応アプリケーションが提供されます。
Cisco Unified IP Phone 9971 では、次のアクセサリをサポートしています。
• IP カラー キー拡張モジュール:個別に提供されている IP カラー キー拡張モジュールにより、回線、短縮ダイヤル、機能を簡単に拡張し、高度に使用できるようになります。
• ヘッドセットのサポート:既製の Bluetooth および USB ヘッドセットをサポートします。携帯電話やスマートフォンで使用している手持ちの Bluetooth ヘッドセットを使用できます。電話機背面の専用 RJ-9 ヘッドセット ポートを介して、高品位音声アナログヘッドセットもサポートします。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6788/phones/ps10453/ps10512/data_sheet_c78-565717.html
Cisco Unified IP Phone 8900 および 9900 では、次のリリースが必要です。
• セッション開始プロトコル(SIP)を使用する Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Business Edition Versions 7.1(3) 以降
• Cisco IP Phone ファームウェア リリース 9.0(1) 以降
• 『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』
• 『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』
• 『 Cisco Unified IP Phone 9971 Quick Start for Administrative Assistants 』
• 『 Cisco Unified IP Phone 9971 Quick Start for Executives 』
• 『 Cisco Unified IP Phone 9951 and 8961 Quick Start for Administrative Assistants 』
Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュールは、Cisco Unified IP Phone 9900 シリーズおよび Cisco Unified IP Phone 8900 シリーズのエンドポイントの手ごろな価格で拡張可能な回線キーおよび機能キーのアピアランスを提供します。
Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュールは次の機能をサポートします。
• マネージャ、エグゼクティブ、管理スタッフが使用することを意図しています。
• モジュールあたり 18 個の物理的なプログラム可能な 3 色点灯 LED/機能キーにより、追加の電話の設置と比べて、コストを削減します。
• セカンド ページ キーにより、18 個の追加のプログラム可能キー(モジュールあたり合計 36 キー)を提供し、優れた拡張性を実現します。
• 3 色 LED 点灯回線/機能キーでは、一目でコールのステータスがわかります。
• 1、2、3 モジュール構成によって、拡張性を高め、投資保護を実現します。
• グラフィカル、バックライト、高解像度カラー ディスプレイによって見やすくなっています。
• 洗練された無駄のない人間工学設計により、Cisco Unified IP Phone 9971、9951、8961 にシームレスに統合されます。
– Deep-Sleep オプションにより、日中のアクティブ状態でのモジュールの休止時間での電力消費を削減します。
Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュールには次のリリースが必要です。
• セッション開始プロトコル(SIP)を使用する Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Business Edition Versions 7.1(3) 以降
• Cisco IP Phone ファームウェア リリース 9.0(1) 以降
• 『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』
• 『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP)』
Cisco Unified Communications Manager のこのリリースでは、次の Cisco Unified IP Phone をサポートしています。
Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 は次の機能をサポートしています。
• パーク モニタリング:コールのパーク後、コールのステータスを監視します。
• ダイレクト コール パークの支援:エンド ユーザは 1 つのボタンを押すだけでコールをダイレクトパークできます。
• 機能管理ポリシー:管理者は、Cisco Unified Communications Manager の管理で無効にすることによって、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 の機能のアピアランスを制限できます。
• Cisco Unified IP カラー キー拡張モジュール:Cisco Unified IP Phone 8961、Cisco Unified IP Phone 9951、および Cisco Unified IP Phone 9971 に取り付けて、電話機に追加のライン アピアランスやプログラム可能なボタンを追加します。
Cisco Unified IP Phone 8961 に 1 つのキー拡張モジュール(KEM)を追加して、最大 36 の回線またはボタンを追加でき、Cisco Unified Phone 9951 に 2 つの拡張モジュールを追加して、最大 72 の回線またはボタンを追加でき、Cisco Unified IP Phone 9971 に 3 つの拡張モジュールを追加して、最大 108 の回線またはボタンを追加できます。 表 7 に電話別の KEM のサポートを図で示しています。
• ソフトキー テンプレートを使用しない:Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 ではソフト キー テンプレートを使用しません。機能は、ソフトキー、専用機能ボタン、またはシステム管理者が設定したプログラム可能な機能ボタンで、使用できます。
• 製品固有の設定:Cisco Unified Communications Manager の管理によって、次のいずれかのウィンドウで、Cisco Unified IP Phone のいくつかの製品固有の設定パラメータを設定できます。
– [電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])、ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] 部分
– [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)])
– [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ([システム(System)] > [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)])
• アクセサリのサポート: 表 7 では、Cisco Unified IP Phones 8961、9951、および 9971 でサポートするアクセサリを示しており、「X」は特定の電話モデルのサポートを示し、ダッシュ(--)はサポートしていないことを示しています。
これらの機能の設定についてと Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 の管理のその他の情報については、次のサイトにある『 Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 for Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) (SIP) 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/phones/ps10453/prod_maintenance_guides_list.html
Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズは、世界中のお客様に、手ごろな価格でビジネスレベルの音声通信サービスを提供する新しい革新的なエンドポイントのポートフォリオです。3 つのモデルを使用できます。
• Cisco Unified IP Phone 6921(2 回線)
• Cisco Unified IP Phone 6941(2 回線)
• Cisco Unified IP Phone 6961(12 回線)
• Cisco Discovery Protocol と IEEE 802.1 p/q タギングおよびスイッチングを含むネットワーク機能
• LAN 接続用に 1 つと PC などのダウンストリーム イーサネット デバイス接続用に 1 つの 2 つの RJ-45 ポート経由の 10/100 BASE-T イーサネット接続
• G.711a、G.711、G.729a、G.729b、および G.729ab 音声圧縮コーデック
• 次の American Disabilities Act(ADA)機能
– Hearing Aid-Compatible(HAC:補聴器対応)ハンドセットは ADA で設定された要件を満たします。
– HAC は承認済みの補聴器への磁気結合の ADA HAC 要件を満たします。
– 電話機のダイヤル パッドは ADA 標準に準拠しています。
http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6788/phones/ps10326/data_sheet_c78-541199.html
Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズでは次のリリースが必要です。
• Skinny Client Control Protocol(SCCP)を使用する Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Communications Manager Business Edition Versions 7.1.2 以降
• 『Cisco Unified IP Phone 6921, 6941, and 6961 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1 (SCCP)』
• 『Cisco Unified IP Phone 6921, 6941, and 6961 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager 7.1 (SCCP)』
• 『 Cisco Unified IP Phone 6961 for Administrative Assistants Quick Start 』
ファームウェア リリース 8.5(3) では、SIP を実行する Cisco Unified IP Phone でのセキュア コールをサポートし、Cisco Unified Communications Manager から SRST へのコールのフェールオーバー後も、セキュアな状態を維持します。さらに、この機能では、ユーザは電話機のディスプレイに維持されるロック アイコンによってコールがまだセキュアであることを確認できます。
SRST は、IP 電話のセキュリティ設定に従って、RTP および SRTP メディア接続をサポートします。
システム管理者は Cisco ルータで SRST を設定し、SIP/UDP、SIP/TCP、および SIP/TLS/TCP を使用して、SIP を使用するエンドポイントを SRST に登録できます。
(注) CLI コマンド security-policy のデフォルト値は device-default に指定されます。この値がデフォルト値に設定されている場合、既存のトランスポート メカニズムが受け入れられ、フェールオーバー時に SRST に登録されます。この値が secure に設定されていると、SRST は、該当する場合に、コールのセキュア状態を維持するために、SIP/TLS/TCP のトランスポート メカニズムだけを受け入れます。
次の例に、SRST の完全な device-default 設定を示します。
crypto signaling default trustpoint 3745-SRST
ファームウェア リリース 8.5(3) より、SIP を使用する IP 電話エンドポイントが、Unified CM から SRST にフェールオーバーするセキュア コール状態にある場合、電話のディスプレイにロック アイコンが表示され続け、コールがセキュアな状態を維持していることが示されます。以前のリリースでは、SRST にフェールオーバーする SIP/TLS/TCP コールでは、セキュアでないコールを示す再生矢印アイコンが表示されます。
IP 電話が SRST に登録されると、コールのすべてのセグメントが SIP エンドポイントである場合、会議、転送、ブラインド転送、自動転送などのすべての付加機能がサポートされます。コールのセグメントが SIP エンドポイントと SCCP エンドポイントの両方である場合、基本コールだけがサポートされます。
• Cisco Unified IP Phone 7975G
• Cisco Unified IP Phone 7971G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7970G
• Cisco Unified IP Phone 7965G
• Cisco Unified IP Phone 7962G
• Cisco Unified IP Phone 7961G
• Cisco Unified IP Phone 7961G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7945G
• Cisco Unified IP Phone 7942G
• Cisco Unified IP Phone 7941G
• Cisco Unified IP Phone 7941G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7931G
• Cisco Unified IP Phone 7911G
• Cisco Unified IP Phone 7906G
Cisco Unified IP Phone の機能キーの容量の増加により、管理者は Cisco Unified IP Phone Expansion Modules 7915 および 7916 で 48 個のすべての追加キーを使用できます。
Cisco Unified IP Phone 7975G では最大 56 キーを設定でき、Cisco Unified IP Phones 7965G および 7962G では最大 54 キーを設定できます。
回線容量の増加には、ディレクトリ番号(DN)、回線情報メニュー、回線リング メニュー、回線ヘルプ ID が含まれます。
(注) Cisco Unified IP Phone 7975G には 8 つのプログラム可能なボタンがあるため、56 DN をサポートします。Cisco Unified IP Phones 7965G および 7962G には 6 つのプログラム可能なボタンがあるため、これらの電話機で使用可能な DN の最大数は 54 になります。
この機能は次の IP 電話(SCCP および SIP)でサポートされます。
• Cisco Unified IP Phone 7975G
• Cisco Unified IP Phone 7965G
Cisco Unified IP Phone(SIP)の SIP ダイジェスト認証名の長さが 128 文字に増加しました。
認証名は、[電話セキュリティプロファイルの設定(Phone Security Profile Configuration)] ウィンドウで [ダイジェスト認証を有効化(Enable Digest Authentication)] チェック ボックスがオンにされている場合にだけ使用されます。認証名は、電話に割り当てられているエンド ユーザのユーザ ID から派生します。
• Cisco Unified IP Phone 7975G
• Cisco Unified IP Phone 7971G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7970G
• Cisco Unified IP Phone 7965G
• Cisco Unified IP Phone 7962G
• Cisco Unified IP Phone 7961G
• Cisco Unified IP Phone 7961G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7945G
• Cisco Unified IP Phone 7942G
• Cisco Unified IP Phone 7941G
• Cisco Unified IP Phone 7941G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7931G
• Cisco Unified IP Phone 7911G
• Cisco Unified IP Phone 7906G
• 『 Cisco Unified IP Phone Administration Guide 』
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』
SIP: |
||
機能管理ポリシーのパフォーマンス モニタ カウンタが RTMT に表示されます。次の Cisco TFTP カウンタが機能管理ポリシーをサポートしています。
• BuildFeaturePolicyCount:機能管理ポリシー用に構築されたファイル数を示します。
• FeaturePolicyChangeNotifications:機能管理ポリシー用の変更通知数を示します。
機能管理ポリシーをサポートするために、Cisco Unified Serviceability に更新された TFTP アラームが存在します。TFTP アラーム カタログ([System] > [TFTP Alarm Catalog])には、BuildStat アラームについて、次のアラーム値があります。
次の項では、最新の解決済みの警告情報と重大度 1、2、および 3 の未解決の警告の説明の取得方法について説明します。
警告は、Cisco Unified Communications サーバでの予期しない動作を説明しています。重大度 1 の警告は、最も重大な警告を示し、重大度 2 の警告はやや重大な警告を示し、重大度 3 の警告は中程度の警告を示します。
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1 の最新の解決済みの警告を参照するには、Bug Toolkit を使用します。Bug Toolkit は、お客様が必要に応じて、不具合を照会できるオンライン ツールです。
ヒント Bug Toolkit を使用して、任意のリリースの任意の重大度の未解決および解決済みの警告を検索するには、Cisco.com(Cisco Connection Online)のアカウントが必要です。
Bug Toolkit にアクセスするには、http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit にログオンします。
システムは、重大度に従って既知の問題(バグ)を格付けします。これらのリリース ノートには、次のバグ レベルの説明があります。
Cisco Software Bug Toolkit を使用して、問題を検索できます。
Bug Toolkit にアクセスするには、次の項目が必要です。
Software Bug Toolkit を使用するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Bug Toolkit( http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit )にアクセスします。
ステップ 2 Cisco.com のユーザ ID およびパスワードでログインします。
ステップ 3 特定の問題に関する情報を検索する場合は、[Search for Bug ID] フィールドにバグ ID 番号を入力し、[Go] をクリックします。
ヒント バグの検索、保存された検索の作成、バグ グループの作成などの方法については、[Bug Toolkit] ページの [Help] をクリックしてください。
2009/09/14 現在の Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) の未解決の警告 に、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1 の可能性のある予期しない動作について説明します。コンポーネント別に並べられています。
ヒント 個々の不具合の詳細については、「2009/09/14 現在の Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) の未解決の警告」の関連付けられた ID をクリックして、回避策を含むその不具合のオンライン レコードにアクセスします。
オンライン不具合レコードの [Fixed-in Version] フィールドについて
不具合のオンライン レコードを開くと、[First Fixed-in Version] フィールドにデータが表示されます。このフィールドに表示される情報は、不具合が修正された Cisco Unified Communications Manager の暫定バージョンのリストを示します。これらの暫定バージョンは Cisco Unified Communications Manager リリースに統合されます。
明確に規定されたバージョンには、Engineering Special(ES)または Service Release(SR)の ID が含まれます。たとえば、03.3(04)ES29 や 04.0(02a)SR1 などです。ただし、Cisco Unified Communications Manager メンテナンス リリースについて表示されるバージョン情報は明確に特定されていないことがあります。
次の例に、メンテナンス リリース暫定バージョン情報をデコードする方法を示します。これらの例は、暫定バージョンの形式と、対応する、暫定バージョンを含む Cisco Unified Communications Manager リリースを示します。これらの例をガイドラインとして使用すると、これらのフィールドの情報の表現が理解しやすくなります。
• 7.0(2.20000-x) = Cisco Unified Communications Manager リリース 7.0(2a)
• 7.0(2.10000-x) = Cisco Unified Communications Manager リリース 7.0(2)
• 6.1(3.3000-1) = Cisco Unified Communications Manager 6.1(3b)
• 6.1(3.2000-1) = Cisco Unified Communications Manager 6.1(3a)
• 6.1(3.1000-x) = Cisco Unified Communications Manager 6.1(3)
• 5.1(3.7000-x) = Cisco Unified Communications Manager 5.1(3f)
(注) 不具合の状態は絶えず変化するため、「2009/09/14 現在の Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) の未解決の警告」でこのレポートがコンパイルされた時点で未解決だった不具合のスナップショットを反映していることに注意してください。未解決の不具合の最新の表示については、Bug Toolkit にアクセスし、「Bug Toolkit の使用」に説明する指示に従います。
ヒント Bug Toolkit では Cisco.com(Cisco Connection Online)のアカウントが必要です。Bug Toolkit を使用して、任意のリリースの任意の重大度の警告を見つけることができます。Bug Toolkit では、本書よりも最新のリストを提供していることもあります。Bug Toolkit にアクセスするには、http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/launch_bugtool.pl にログオンします。
次の情報は、Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.1(3) で発生する可能性のある予期しない動作(2009/09/14 現在)から構成されます。
この項では、次のリリース 7.1(3) ドキュメントの抜け、誤り、更新について説明します。
• 「サーバの交換」
• 「Cisco Unified Communication Manager CDR 分析およびレポート」
• 「Cisco Unified Communications Manager のセキュリティ」
• 「Cisco Unified Communications Operating System」
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration」
この項は、ドキュメント『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』の「Replacing the Publisher Node」の項に置き換わるものです。このプロセスに従って、パブリッシャ サーバを新しいサーバに交換します。
Disaster Recovery System によってサーバに復元されるライセンス ファイルは、古いサーバの MAC アドレスにバインドされているため無効です。サーバからすべての無効なライセンス ファイルを削除するには、次の手順に従います。
ステップ 1 show status CLI コマンドを実行して、新しいサーバの MAC アドレスを取得します。
License MAC フィールドに MAC アドレスが表示されます。
ステップ 2 サーバ上の各ライセンス ファイルを表示して、無効なライセンス ファイルを特定します。
a. Cisco Unified Communications Manager Administration で、[システム(System)] > [ライセンス(Licensing)] > [ライセンス ファイルのアップロード(License File Upload)] を選択します。
b. [既存ライセンス ファイル(Existing License Files)] ドロップダウン リストからライセンス ファイルを選択します。
c. [ファイルの表示(View File)] ボタンをクリックします。
d. HOSTID フィールドにライセンス ファイルの MAC アドレスが表示されます。
ライセンス ファイルの MAC アドレスがサーバの MAC アドレスと一致しない場合、ライセンスは無効です。
f. サーバ上の各ライセンス ファイルについて、このプロセスを繰り返します。
ステップ 3 CLI コマンド file delete license filename を実行して、サーバから無効な各ライセンス ファイルを削除します。 filename はライセンス ファイルの名前です。
このコマンドの詳細については、ドキュメント『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
以前に古い製品リリースからアップグレードされたサーバを交換する場合、Cisco Unified Communications Manager インストール プログラムによってパスワードが拒否されることがあります。これは、新しい製品リリースの方がパスワードの確認規則が厳しいために発生する可能性がありますが、パスワードはアップグレード時に再確認されません。ただし、交換するサーバに新規インストールを実行する場合、新しい強力なパスワードの確認が行われます。
この問題が発生したら、インストール プログラムで受け付けられる新しいパスワードを選択します。パスワードの詳細については、ドキュメント『 Installing Cisco Unified Communications Manager 』を参照してください。
この項では、ドキュメント『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager Release 7.1(2) 』への更新について説明します。この更新は、クラスタ内のパブリッシャ サーバの交換の手順に適用されます。
新しいパブリッシャ サーバにデータを復元したら、すべてのクラスタ ノードをリブートします。ドキュメントでは、パブリッシャ サーバだけをリブートするように述べていますが、データベースの複製を有効にするためにはすべてのクラスタ ノードをリブートする必要があります。
この項では、『 Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager 』の抜け、誤り、更新について説明します。
『 Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager 』では、2 つの dbreplication コマンドが抜けています。
utils dbreplication runtimestate
• utils dbreplicaiton status | utils dbreplication quickaudit と一緒に使用して、複製の一般的な状態を判断します。
この項では、『 Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Guide 』ドキュメントの抜け、誤り、更新について説明します。
次の情報は、 Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Guide のオンライン ヘルプから漏れています。
次の手順を使用して、電話レコードを見つける照会を作成し、未定義のディレクトリ番号を削除します。
ステップ 1 [一括管理(Bulk Administration)] > [電話(Phone)] > [電話の削除(Delete Phones)] > [未定義の DN の削除(Delete Unassigned DN)] を選択します。
[未定義の電話番号の削除(Delete Unassigned Directory Numbers)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [一括処理で削除する未定義の電話番号(Delete Bulk Unassigned Directory Number)] を検索するための最初のドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの基準を選択します。
一括処理で削除する未定義の電話番号を検索するための 2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの基準を選択します。
ステップ 3 該当する場合、適切な検索テキストを指定します。
ヒント データベースに登録されているすべての未定義のディレクトリ番号を見つけるには、検索テキストを入力せずに、[検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 [ジョブ情報(Job Information)] 領域に、ジョブの説明を入力します。
デフォルトの説明は [未定義の DN の削除 - クエリ(Delete Unassigned DN - Query)] です。
ステップ 6 未定義のディレクトリ番号をただちに削除するには、[今すぐ実行(Run Immediately)] オプション ボタンをクリックします。後で電話レコードを削除するには、[後で実行(Run Later)] をクリックします。
ステップ 7 電話レコードの削除のジョブを作成するには、[送信(Submit)] をクリックします。
(注) ジョブを送信する前に、表示された結果のリスト全体を参照してください。
ステップ 8 このジョブをスケジュールするか、アクティブにするには、[ジョブの設定(Job Configuration)] ウィンドウを使用します。
この項では、『 CDR Analysis and Reporting Administration Guide 』ドキュメントの抜け、誤り、更新について説明します。
• 「Mobility Cell Pickup の値の変更」
• 「Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting の目的」
『 Cisco Unified Communications Manager - Call Detail Records Administration Guide 』の「CDR Examples」の章の「Mobility」の項のいくつかのフィールド名の値が誤っています。正しい値は次のようになります。
『 CDR Analysis and Reporting Administration Guide 』では、Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting(CAR)ソフトウェアの主な目的に関する次の文章が抜けています。
CAR は、サードパーティ企業が提供するコール アカウンティングおよび課金ソリューションに置き換わることを目的としているわけではありません。これらのソリューションを提供する企業や、Cisco Technology Developer Program のメンバーである企業を見つけるには、URL http://developer.cisco.com/web/cdc/home の Cisco Developer Community のホーム ページを検索してください。
次のオンライン ドキュメントは、抜けていた章を含めて改訂されました。
• マニュアル:『 CDR Analysis and Reporting Administration Guide , Release 7.1(2)』
章:「CDR Analysis and Reporting Overview」
『 Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide 』の「Mailing a Report」章に、この情報が抜けています。
この項では、『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』のドキュメントの抜け、誤り、更新の情報を掲載しています。
『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』では、HTTPS が Microsoft Windows 製品とだけ互換性があると誤って述べられています。次の文章に、修正された情報を示します。
Secure Sockets Layer(SSL)での HTTPS または Hypertext Transfer Protocol は、互換性のあるブラウザと Web サーバ間の通信をセキュアにします。HTTPS は証明書を使用して、サーバの ID を保証し、ブラウザ接続をセキュアにします。
『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』のローカル側で有効な証明書(LSC)の定義は、次のように変更する必要があります。サードパーティ認証局(CA)は LSC を発行できません。LSC は CAPF が発行するデジタル X.509v3 証明書を表します。それは、電話機または JTAPI/TAPI/CTI アプリケーションにインストールされます。
この項では、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』のドキュメントの抜け、誤り、更新について説明します。
『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の「Security」の章では、フェーズ 1 の DH およびフェーズ 2 の DH の値を誤って指定しています。[IPSEC ポリシーの設定(IPSEC Policy Configuration)] ウィンドウで、[フェーズ 1 の DH(Phase One DH)] および [フェーズ 2 の DH(Phase Two DH)] プルダウン メニューには、値 2、1、および 5 が格納されています。
この情報は、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』にあるサードパーティ 認証局(CA)によって発行された証明書の使用についてのドキュメントを補足します。
• CAPF を除くすべての証明書タイプの場合、各ノードで、CA ルート証明書およびアプリケーション証明書を取得して、アップロードします。
• CAPF の場合は、最初のノードでだけ、CA ルート証明書およびアプリケーション証明書を取得してアップロードします。
• CAPF および Cisco Unified Communications Manager CSR には、CA からのアプリケーション証明書の要求に含める必要がある拡張が含まれます。CA で拡張要求メカニズムをサポートしていない場合、次のように、X.509 拡張を有効にする必要があります。
– Cisco Unified Communications Manager の CSR、Tomcat、および IPSec は次の拡張を使用します。
• アプリケーション証明書に署名した CA の CA ルート証明書をアップロードします。下位 CA がアプリケーション証明書に署名した場合、ルート CA ではなく、下位 CA の CA ルート証明書をアップロードする必要があります。
• 同じ [証明書のアップロード(Upload Certificate)] ダイアログ ボックスを使用して、CA ルート証明書とアプリケーション証明書をアップロードします。CA ルート証明書をアップロードする場合、 certificate type -trust の形式の証明書名を選択します。アプリケーション証明書をアップロードする場合、証明書タイプだけを含む証明書名を選択します。Tomcat CA ルート証明書をアップロードする場合は [tomcat-trust] を選択し、Tomcat アプリケーション証明書をアップロードする場合は [tomcat] を選択します。
• CAPF CA ルート証明書をアップロードすると、それが CallManager 信頼ストアにコピーされるため、CallManager の CA ルート証明書を個別にアップロードする必要はありません。
『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の「System Restart」の章で、「Shut Down the System」の項に次の改訂が必要です。
サーバをシャットダウンしたり、サーバをリブートしたりする場合に、サーバの電源ボタンを押さないでください。電源ボタンを押すと、誤ってファイル システムを破損させる可能性があり、サーバがリブートできなくなることがあります。
• 最初の「Caution」の後のテキストを次のテキストで置き換えます。
システムをシャットダウンするには、手順 1 または手順 2 に従います。
CLI コマンド utils system shutdown またはコマンド utils system restart を実行します。CLI コマンドの実行方法については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
サポートされるアプライアンス リリースから Cisco Unified Communications Manager にアップグレードする前に、アップグレードを実行する共通パーティションのディスク容量が十分であることを確認してください。十分なディスク容量があることを確認するには、DVD または Cisco.com 上の ISO ファイルのサイズを判断します。ローカル ソース(DVD)からアップグレードする場合、ISO ファイルのサイズと同じディスク容量が必要です。ネットワーク ソースからアップグレードする場合は、組み合わせた ISO ファイルのサイズの 2 倍のディスク容量が必要です。
共通パーティションのディスク容量を確認するには、次のいずれかのタスクを実行します。
• show status CLI コマンドを使用して、「ディスク/ロギング(Disk/logging)」 見出しに表示される情報に注意します。
• Cisco Unified Communications Operating System から、[表示(Show)] > [システム(System)] を選択します。
• Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool から、[System] > [Server] > [Disk Usage] を選択します。[Disk Usage at Host] ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択し、共通パーティションの [Used Space (MB)] を表示します。
十分なディスク容量がない場合は、Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool を使用して、コア ファイルおよびトレース ファイルを収集し、それらをサーバから削除します。ファイルの収集の詳細については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』を参照してください。
ログ パーティション モニタリング サービスやコマンド ライン インターフェイス(CLI)を使用して、サーバ上のファイルを削除することもできますが、これらのツールを使用して、通常の営業時間中にファイルを削除すると、システムのパフォーマンスに影響する可能性があるため、推奨しません。ログ パーティション モニタリングの設定の詳細については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』を参照してください。CLI の詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions Release 7.1(3)』を参照してください。
(注) 将来の大量のトレース ファイルによるディスク使用量の問題を避けるため、Cisco Unified Serviceability のトレース設定([Trace] > [Configuration])を確認する必要があります。サービスの最大トレース ファイル数を減らしたり、トレース設定をデフォルト値に設定したりすることができます。
『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の「Software Upgrades」の章から、次のアップグレード前のタスクが抜けています。
Cisco Unified Communications Manager 7.1(3) のアップグレードを実行する前に、Cisco Unified Mobile Communicator デバイスのデバイス名が 15 文字以内であることを確認します。Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超える場合、デバイスはアップグレード中に移行されません。
この項では、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』、および『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』のドキュメントの抜け、誤り、更新について説明します。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』
• 「電話機の設定の章で、アクティブロード ID に関する説明がない」
• 「Cisco Unified Communications Manager Administration における Cisco 881 または Cisco 888/887/886 の設定方法についての説明」
• 「システムの起動時間に影響するクライアント証明書コードの数」
• 「SIP プロファイルの設定に、現在コールの統計のチェックボックスは存在しない」
• 「NTP の設定値で、使用できる 2 つのモードが省略されている」
• 「IP のサブネット例で、スラッシュ(/)の代わりに誤ってピリオド(.)が含まれている」
• 「[ユーザは次回ログイン時に変更する必要あり(User Must Change at Next Login)] チェックボックスのデフォルト設定が正しくない」
• 「[デバイス名(Device Name)] フィールドで、有効な文字および最大文字数に関する情報が省略されている」
• 「トランスコーダのデバイス名フィールドの説明で、有効な文字についての情報が含まれていない」
• 「IOS コンファレンス ブリッジ名のフィールドの説明で、有効な文字についての情報が含まれていない」
• 「Cisco コンファレンス ブリッジ(WS-SVC-CMM)の説明フィールドで無効な文字についての情報が省略されている」
• 「アプリケーション ダイヤル ルールの設定値が正しくない」
• 「ボイスメール プロファイル名フィールドで、有効な文字に関する情報が省略されている。」
• 「ミートミー番号/パターン設定の説明フィールドの説明が正しくない」
• 「マニュアル内のワンボタン割り込みフィールドの名前が正しくない」
• 「AAR グループ設定で使用できるプレフィックス番号が正しくない」
• 「開始電話番号と終了電話番号はゼロ(0)で始まることができない」
• 「Cisco Unified Communications Manager でサポートされるロケーションおよびリージョンの数」
• 「インターコム ルート パーティションの設定値の説明フィールドが正しくない」
• 「ディレクトリ番号の章に、アラート名フィールドおよび表示名フィールドについての正しくない情報が含まれている」
• 「[権限の設定(Role Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字」
• 「「End User」の章に、マネージャのユーザ ID フィールドに関する正しくない情報が含まれている」
• 「「Device Pool Configuration」の章で、接続モニタ間隔フィールドに -1 を入力できることが説明されていない」
• 「「Trunk Configuration」の章で、[接続先アドレス(Destination Address)] フィールドにホスト名を入力できることが説明されていない」
• 「Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超えてはならない」
• 「[録音接続先アドレス(Recording Destination Address)] フィールドの説明」
『Cisco Unified Communications Manager System Guide』
• 「音声品質メトリックスの有効化にコールの統計チェックボックスを使用できない」
• 「[桁数(Number of Digits)] フィールドの説明の訂正」
• 「LDAP 同期のドキュメントに OpenLDAP バージョン 2.3.41 が記載されていない」
• 「「Application Dial Rules Configuration Error Checking」に記載された情報の訂正」
• 「「Time-of-Day Routing」の章から定義済み時間帯の情報が欠落している」
• 「「Licensing」の章に、ライセンスを受け取るには Microsoft Outlook が推奨されるという記述がない」
• 「ボイスメールの章に MWI サービス パラメータの記述がない」
• 「拡張 IP Phone サービスに関する記述が不完全」
『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』
• 「割り込み発信側が別の通話相手を会議に参加させることはできない」
• 「IPMASecureSysUser のパスワード変更手順」
• 「CSCsy92863 インターコム ルート パーティションのオンライン ヘルプの訂正」
• 「ヘアピニングを使用したシステム リモート アクセス用の H.323 ゲートウェイの設定」
• 「2 段階ダイヤリング機能付き Enterprise Feature Access」
• 「[アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字」
• 「リモート接続先プロファイル ウィンドウの名前および説明のフィールドで使用できる文字」
• 「[位置情報フィルタの設定(Geolocation Filter Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字」
• 「[位置情報の設定(Geolocation Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドで使用できる文字」
• 「[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに IPv6 アドレスが表示される方法の説明の訂正」
• 「IPv6 の章に NTP サーバに関する情報が含まれていない」
• 「[モバイル ボイス アクセス電話番号(Mobile Voice Access Directory Number)] フィールドの説明」
Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(2) 以降では、電話機の設定([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])に [アクティブロード ID(Active Load ID)] という新しいフィールドが含まれています。[アクティブロード ID(Active Load ID)] は、アクティブなファームウェア ロードの名前を表示します。
ただし、場合によっては、[アクティブロード ID(Active Load ID)] フィールドに「不明(Unknown)」と表示されます。たとえば、Cisco Unified Communications Manager Administration では、次のいずれかの状況で [アクティブロード ID(Active Load ID)] フィールドに「不明(Unknown)」と表示される場合があります。
• SCCP 電話機で StationRegisterMessage の firmwareLoadName フィールドが使用されていない場合。このフィールドは、SCCP バージョン 17 以降に存在します。
• SCCP 電話機で、SCCP 電話機ファームウェアが firmwareLoadName フィールドをサポートしていない場合(SCCP 電話機ファームウェア 8.3(2) 以前)。
• SCCP 電話機で、電話機が Cisco Unified IP Phone 7940(SCCP)、7960(SCCP)または 7985(SCCP)の場合。これらの電話機モデルは必要な SCCP バージョンをサポートしていないためです。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Gateway Configuration」の章には、次の情報が含まれていません。Cisco Unified Communications Manager Administration の [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで MGCP 用の Cisco 881 または Cisco 888/887/886 を設定する場合、サブユニットの設定で次のオプションを選択します。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「クライアント証明書コード」の章では、次の情報が省略されています。
CMC の数は、Cisco Unified Communications Manager の起動に要する時間の長さに直接影響するので、CMC の数を 60,000 までに制限してください。この数を超える CMC を設定する場合は、遅延が非常に大きくなることに注意してください。たとえば、システムの CMC の数が 400,000 の場合は、起動に要する時間は約 1 時間、1,000,000 の場合は約 4 時間となります。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「SIP Profile Configuration」の章の SIP プロファイルの設定値の項には、[コールの統計(Call Stats)] チェックボックスに関する情報が含まれています。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「システムの設定」の章の電話用 NTP の設定の項では、使用できる 2 つのモードに関する情報が省略されています。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「SIP Route Patterns Configuration Settings」の章には、次の例が含まれています。
IPv4 アドレスの例: 172.18.201.119 または 172.18.201.119/32(明示的な IP ホスト アドレス); 172.18.0.0/16(IP サブネット); 172.18.201.18.21(IP サブネット)。
IPv4 アドレスの例: 172.18.201.119 または 172.18.201.119/32(明示的な IP ホスト アドレス)、172.18.0.0/16(IP サブネット); 172.18.201.18/21(IP サブネット)。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「ユーザ管理の設定」の章には、[ユーザは次回ログイン時に変更する必要あり(User Must Change at Next Login)] チェックボックスのデフォルト設定に関して誤った情報が含まれています。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」の章の電話機の設定値の項には、[デバイス名(Device Name)] フィールドで有効な文字に関する情報が含まれていません。次に情報を示します。
ソフトウェアベースの電話、H.323 クライアント、および CTI ポートを識別する名前を入力します。
MAC アドレスに基づいていないデバイス名には、一般に、1 から 15 文字の英数字(a ~ z、A ~ D、0 ~ 9)を入力できます。ほとんどの場合、ドット(.)、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)も使用できます。
(注) デバイス名フィールドのルールはデバイス タイプによって異なるため、製品マニュアルを参照してデバイスで有効な文字セットおよび使用できる最大文字数を決定することを推奨します。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Transcoder Configuration Settings」の章のトランスコーダの設定値の項には、[デバイス名(Device Name)] フィールドで使用できる文字についての情報が含まれていません。
[デバイス名(Device Name)] フィールドには、最大 15 文字入力できます。使用できる文字は、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)、ドット(.)、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Conference Bridge Configuration」の章の IOS コンファレンス ブリッジの設定値の項には、[デバイス名(Device Name)] フィールドで使用できる文字についての情報が含まれていません。
[デバイス名(Device Name)] フィールドには、最大 15 文字入力できます。使用できる文字は、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)、ドット(.)、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Conference Bridge Configuration」の章の Cisco コンファレンス ブリッジ(WS-SVC-CMM)の設定値の項の [説明(Description)] フィールドには、無効な文字についての情報が含まれていません。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Application Dial Rules Configuration」の章にある、アプリケーション ダイヤル ルールの設定値の表に、不完全で誤りのある情報が含まれています。次に正しい情報を示します。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Voice Mail Configuration」の章のボイスメール プロファイルの設定値の項には、[ボイスメール プロファイル名(Voice Mail Profile Name)] フィールドで有効な文字に関する情報が含まれていません。
使用できる文字は、英数字(a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9)、ピリオド(.)、ダッシュ(-)、およびアンダースコア(_)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Call Routing Configuration」の章のミートミー番号/パターンの設定値の項では、説明フィールドに 30 文字以内の英数字が入力できると誤って記述してあります。実際には、50 文字以内の英数字を入力できます。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Device Configuration」の章のデバイス プロファイルの設定値の項では、[ワンボタン割り込み(Single Button Barge)] を、誤って [ワンボタン割り込み/C 割り込み(Single Button Barge/cBarge)] と記述してあります。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Call Routing Configuration」の章の AAR グループの設定値の項では、[プレフィックス番号(Prefix Digits)] フィールドで使用できる文字が誤って列挙されています。
使用できる文字は、数字(0 ~ 9)、英字(A ~ D)、アスタリスク(*)、ポンド記号(#)、プラス記号(+)、およびダッシュ(-)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Service Parameters」の章では、次の情報が省略されています。
サービス パラメータを設定するには、シングル サーバを選択し、そのサーバ上の単一のサービスを選択する必要があります。選択すると、そのシングル サーバおよびクラスタ内のすべてのサーバ上のサービスに適用されるその他のサーバのサービス パラメータを設定できます。それらはクラスタ全体のサービス パラメータとしてマークされます。
すべてのサービスに適用されるエンタープライズ パラメータとは異なり、各サービスは個別のサービス パラメータのセットで設定されます。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Cisco Unified Communications Manager Configuration」の章の表 3 の、[自動登録情報(Auto-registration Information)] の [開始電話番号(Starting Directory Number)] と [終了電話番号(Ending Directory Number)] の説明において、番号はいずれもゼロ(0)以外の数字で始まる必要があるという情報が省略されています。
Cisco Unified Communications Manager Administration のマニュアルでは、Cisco Unified Communications Manager でサポートされるロケーションおよびリージョンの数が誤って記述されています。正しい数は、次のとおりです。
• Cisco Unified Communications Manager では、最大 2000 のロケーションがサポートされます。
• Cisco Unified Communications Manager では、最大 2000 のリージョンがサポートされます。
次のオンライン ドキュメントは、正しい数で改訂されています。
• マニュアル:『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide Release 7.1(2) 』
章:「Location Configuration」
• マニュアル:『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide Release 7.1(2) 』
章:「Region Configuration」
• マニュアル:『 Cisco Unified Communications Manager System Guide Release 7.1(2) 』
章:「System-Level Configuration Settings」
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Configuring Intercom」の章にあるインターコム ルート パーティションの設定の説明フィールドの記述には、説明に使用できない非英数字文字の一覧が含まれていません。使用できない文字は、二重引用符(")、山カッコ(<>)、角カッコ([ ])、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Role Configuration」章にある、[権限の設定(Role Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドに関する説明が不完全です。完全な説明は次のとおりです。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Directory Number Configuration」の章で、[アラート名(Alerting Name)] フィールドが誤って説明されています。さらに、この章では [アラート名(Alerting Name)] フィールドと [表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドの関係についての説明がありません。
[アラート名(Alerting Name)] フィールドには、発信側電話機に表示する名前を入力します。
この設定は、QSIG プロトコルの ID サービスをサポートし、共有または非共有のディレクトリ番号に適用されます。シェアドライン アピアランスでディレクトリ番号のアラート名を設定する場合、着信側の PINX で電話機の呼出音が鳴ると、システムは次のタスクを実行します。
• ディレクトリ番号に割り当てられている発信者の名前を転送します。
• トランスレーション パターンに設定された接続者名 ID 表示禁止(CONR)を適用します(制限されている場合)。発信側の PINX は、ルート パターンの設定に応じて CONR を修正する場合があります。
アラート名を設定しないと、発信側電話機に「名前を利用できません」という意味のメッセージが表示される場合があります。[表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドに名前を入力しない場合、[アラート名(Alerting Name)] フィールドの情報が [表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドに表示されます。
Always Display Original Dialed Number サービス パラメータを True に設定すると、アラート名の機能に影響します。サービス パラメータを True に設定した場合、アラート名は発信側電話機には表示されず、オリジナルのダイヤル番号だけが表示されます。
[アラート名(Alerting Name)] フィールドには、着信側電話機が鳴った際に発信側電話機に表示する名前を入力します。
この設定は、QSIG プロトコルの ID サービスをサポートし、共有または非共有のディレクトリ番号に適用されます。着信側の PINX で電話機の呼出音が鳴った際にシェアドライン アピアランスでディレクトリ番号のアラート名を設定していた場合、システムは次のタスクを実行します。
• 着信側のアラート名が設定されている場合、そのアラート名を発信側に転送します。
• トランスレーション パターンに設定された接続者名 ID 表示禁止(CONR)を適用します(制限されている場合)。
コールの状態や設定内容に応じて、アラート名、ディレクトリ番号、または表示(内線発信者ID)設定が次のように電話機に表示される場合があります。
• アラート状態:[ディレクトリ番号(Directory Number)] ウィンドウで設定されているようにアラート名が表示されます。
• 接続状態:[表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] および [アラート名(Alerting Name)] フィールドを設定した場合、[表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] の名前が表示されます。
• 接続状態:[アラート名(Alerting Name)] フィールドを設定して [表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドを設定していない場合、ディレクトリ番号が表示されます。
Always Display Original Dialed Number サービス パラメータを True に設定すると、アラート名の機能に影響します。サービス パラメータを True に設定した場合、オリジナルのダイヤル番号およびアラート名がコール中に表示されます。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「End User Configuration」の章では、[マネージャのユーザ ID(Manager User ID)] フィールドに関する説明に誤りがあります。
[マネージャのユーザ ID(Manager User ID)] フィールドには、エンド ユーザ マネージャ ID のユーザ ID を入力します。入力するマネージャのユーザ ID は、ディレクトリ内にエンド ユーザとしてすでに存在していなければなりません。
[マネージャのユーザ ID(Manager User ID)] フィールドには、エンド ユーザ マネージャ ID のユーザ ID を入力します。入力するマネージャのユーザ ID は、同じクラスタ内にエンド ユーザとして存在する必要はありません。したがって、Cisco Unified Communications Manager では、データベース内にすでに存在するユーザ ID を入力する必要はありません。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Device Pool Configuration」の章では、[接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)] フィールドに入力できる値が記述されていません。エンタープライズ パラメータの設定を使用するには、[接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)] フィールドに -1 を入力するか、または空白のままにしておくことができます。[デバイス プール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)] フィールドを設定する際は、次の情報を使用します。
この設定では、Cisco Unified IP Phone が SRST から登録を解除して Cisco Unified Communications Manager に再登録する前に、Cisco Unified Communications Manager への接続をモニタする時間を定義します。
エンタープライズ パラメータの設定を使用するには、-1 を入力するか、またはフィールドを空白のままにしておくことができます。エンタープライズ パラメータのデフォルト値は 120 秒です。
接続モニタをディセーブルにする必要がある場合、または接続モニタ時間を延長する場合に、この設定値を変更します。フィールドに入力できる最大秒数は、2592000 秒です。
ヒント 接続モニタ間隔の値を変更する場合、値は更新されるデバイス プールだけに適用されます。その他すべてのデバイス プールは、独自の接続モニタ間隔の値を使用するか、エンタープライズ パラメータで設定された値を使用します。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Trunk Configuration」の章には、SIP トランクをサポートする [接続先アドレス(Destination Address)] フィールドについての説明がありません。[接続先アドレス(Destination Address)] フィールドを設定する際に使用する情報は、次のとおりです。
[接続先アドレス(Destination Address)] は、このトランクが通信するリモート SIP ピアを表します。このフィールドに使用できる値は、有効なドット区切りの IPv4 アドレス、ホスト名、完全修飾ドメイン名(FQDN)、または DNS SRV レコード([接続先アドレスはSRV(Destination Address is an SRV)] フィールドがオンになっている場合だけ)です。
IPv6、または IPv6 と IPv4(ドュアルスタック モード)をサポートする SIP トランクには、[接続先アドレス(Destination Address)] フィールドだけでなく、[接続先アドレスIPv6(Destination Address IPv6)] フィールドも設定します。
SIP トランクが受け入れるのは、設定された接続先アドレスおよび指定した着信ポートからの着信要求だけです。着信ポートは、トランクに関連付けられた SIP トランク セキュリティ プロファイルで指定されます。
クラスタ内に複数のデバイス プールがある場合に SIP トランクを設定するには、DNS SRV の着信先ポートである宛先アドレスを設定する必要があります。[接続先アドレス(Destination Address)] の DNS SRV ポートの名前を入力し、[接続先アドレスはSRV(Destination Address is an SRV)] という宛先ポートのチェックボックスをオンにします。
リモート エンドが Cisco Unified Communications Manager クラスタの場合、このフィールドで DNS SRV を選択することを推奨します。DNS SRV レコードには、クラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Managers が含まれる必要があります。
「hone Configuration」の章の [デバイス名(Device Name)] フィールドの説明では、次の注意が省略されています。
(注) Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名は、15 文字以内になるようにしてください。Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字を超える場合、Cisco Unified Communications Manager の別のリリースへアップグレードする際にこのデバイスの移行が失敗します。既存の Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名として長い名前が指定されている場合は、デバイス名を 15 文字以内に短縮してください。『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Recording Profile Configuration」の章において、[録音プロファイルの設定(Recording Profile Configuration)] ウィンドウの [録音接続先アドレス(Recording Destination Address)] フィールドの説明では、次の情報が省略されています。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Phone Features」の章の「Call Diagnostics and Voice-Quality Metrics」の項では、[SIP プロファイルの設定(SIP Profile Configuration)] ウィンドウの [コールの統計(Call Stats)] チェックボックスをオンにすると SIP を使用する Cisco Unified IP Phone の音声品質メトリックスを有効化できると記述してあります。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Dial Rules Overview」の章の「Application Dial Rules Configuration Error Checking」の項に記載されている [桁数(Number of Digits)] フィールドに関する情報に誤りがあります。
[桁数(Number of Digits)] フィールドでサポートされるのは、1 から 100 までの数字と、プラス記号(+)、アスタリスク(*)、およびシャープ記号(#)です。このアプリケーション ダイヤル ルールを適用するダイヤル番号の桁数を入力してください。ダイヤル ルールのこのフィールドをブランクにすることはできません。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Understanding the Directory」の章には、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(3) での LDAP 同期でサポートされる OpenLDAP のバージョンの記述がありません。サポートされるバージョンについては、「OpenLDAP 2.3.41 を Cisco Unified Communications Manager データベースと同期できる」を参照してください。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Dial Rules Overview」の章にある「Application Dial Rules Configuration Error Checking」の項に記載された情報に誤りがあります。正しい情報は次のとおりです。
[ダイヤル ルールの設定(Dial Rules Configuration)] ウィンドウにある [ダイヤル ルールの作成(Dial Rule Creation)] セクションでは、次のエラー チェックが実行されます。
• [名前(Name)] フィールドには 少なくとも 1 個の文字が含まれている必要があります。 最大 50 文字の英数字がサポートされますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(\)、山カッコ(<>)は使用できません。 各アプリケーション ダイヤル ルールには、固有の名前を割り当ててください。
• [説明(Description)] フィールドには、任意の言語で 50 文字まで入力できます。ただし、引用符(")、パーセント(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(\)、および山カッコ(<>)は使用できません。
• [次で始まる番号(Number Begins With)] フィールドでサポートされるのは、数字(0 ~ 9)とプラス記号(+)、アスタリスク(*)、およびシャープ記号(#)です。長さが 50 文字を超えてはなりません。
• [桁数(Number of Digits)] フィールドでサポートされるのは、数字(0 ~ 9)だけです。桁数が 0 以上 100 未満であることを確認してください。ダイヤル ルールのこのフィールドをブランクにすることはできません。
• [削除する合計桁数(Remove Digits)] フィールドでサポートされるのは、数字(0 ~ 9)だけです。桁数が 0 以上 100 未満であることと、このフィールドの値が [桁数(Number of Digits)] フィールドの値を超えていないことを確認してください。
• [プレフィックス パターン(Prefix With Pattern)] フィールドでサポートされるのは、数字(0 ~ 9)とプラス記号(+)、アスタリスク(*)、およびシャープ記号(#)です。長さが 50 文字を超えてはなりません。
• 1 つのダイヤル ルールの [削除する合計桁数(Remove Digits)] フィールドと [プレフィックス パターン(Prefix With Pattern)] フィールドの両方をブランクにすることはできません。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Time-of-Day Routing」の章において、下記の情報が欠落しています。
特定の日付を指定して時間帯を定義すると、その指定された日付において、指定された時間帯は、週単位で定義された他の時間帯よりも優先されます。
• afterofficehours という時間帯が存在しており、月曜日~金曜日の 00:00 ~ 08:00 と定義されています。
• newyearseve という時間帯が存在しており、12 月 31 日の 14:00 ~ 17:00 と定義されています。
この場合、12 月 31 日には、afterofficehours という時間帯は考慮されません。これよりも限定的な newyearseve という時間帯のほうが優先されるからです。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「Licensing」の章において、Cisco Unified Communications Manager のライセンスを受け取るときは Microsoft Outlook の使用が推奨されるという記述が欠落しています。
『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』のボイスメールに関する章には、Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータに関する記述がありません。このサービス パラメータの詳細については、「CSCsx96370 Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータ」を参照してください。
7.0(1).拡張 IP Phone サービス プロビジョニングは、Cisco Unified Communications Manager で導入されました。IP Phone サービスの設定を行うときは、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』および『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の情報ではなく、次に示す情報を使用してください。
拡張 IP Phone サービス プロビジョニングを使用すると、次のタスクを実行することができます。
• 電話機がサービスをどのようにプロビジョニングするかを設定します。
サービスを電話機設定ファイルから取得するか、カスタムのサービス URL から取得するかを指定できます。電話機がこの両方のオプションをサポートするように設定することもできます。
• IP Phone サービスを電話機に表示するかどうかを設定します。
特定のサービスを有効にするか無効にするかを、Cisco Unified Communications Manager Administrationで指定できます。サービスを電話機に表示しない場合も、そのサービスをデータベースから削除する必要はありません。
たとえば、コール履歴の情報を一切電話機に表示しないようにするには、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [IP Phone サービス(Phone Services)] を選択し、不在履歴、着信履歴、発信履歴、およびインターコム コールの各設定ウィンドウにある [イネーブル(Enable)] チェックボックスをオフにします。
• IP Phone サービスを電話機のどの部分に表示するかを設定します。
デフォルトでは、電話機にディレクトリ、メッセージ、またはサービスのボタン/オプションがある場合は、そのボタン/オプションのいずれかが選択されたときにサービスが表示されます。この割り当てを Cisco Unified Communications Manager Administrationで変更することもできます。
以前のリリースでは、ディレクトリ、メッセージ、またはサービスのボタン/オプションがある電話機では、IP Phone サービスは常にサービス ボタン/サービス メニューに表示されていました。
• 特定のサービスを、クラスタ内の電話機のうちそのサービスをサポートするものすべてに表示するか、電話機ユーザがそのサービスをCisco Unified CM User Optionsで登録できるようにするかを設定します。
ヒント 拡張 IP Phone サービス プロビジョニングを利用すると、シスコ署名付き Java MIDlet を電話機にインストールすることができます。さらに、Cisco Unified Communications Manager 7.0 のインストールまたはアップグレード後にシスコ提供のデフォルト サービスを利用できるようになります。
Cisco Unified Communications Manager 7.x にアップグレードするときに、以前のリリースでプロビジョニング済みのサービスがある場合は、アップグレード後に追加の設定タスクの実行が必要になる可能性があります。たとえば、カスタム ディレクトリを使用しており、そのディレクトリが特定のサービス URL を指している場合は、[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスを [両方(Both)] に更新します( 表 15 を参照)。
Cisco Unified Communications Manager 7.x のインストールまたはアップグレードを行うと、 表 13 に示すシスコ提供のデフォルト サービスが Cisco Unified Communications Manager によって自動的にプロビジョニングされます。これらのサービスは、[IP Phone サービスの検索と一覧表示(Find and List IP Phone Services)] ウィンドウに表示されます([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [IP Phone サービス(Phone Services)])。これらのサービスを更新するには、ウィンドウにあるリンクをクリックします。サービスの名前、デフォルト サービスを電話機上で表示する場所、およびサービス URL を変更できます。デフォルト サービスのサービス URL を変更する場合は、[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスで [両方(Both)] を選択してください( 表 15 を参照)。
この XML サービスを利用すると、電話機に社内ディレクトリを表示できます。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押したときに社内ディレクトリ オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/CorporateDirectory です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的に社内ディレクトリ オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 カスタム ディレクトリのサポートが目的で管理者が社内ディレクトリ オプションを更新する場合(たとえば、会社独自のディレクトリを指すようにサービス URL を更新する場合)は、必ず [サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスで [両方(Both)] を選択してください( 表 15 を参照)。 |
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この XML サービスを利用すると、電話機にインターコム コールの履歴を表示できます。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押すとインターコム履歴オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/IntercomCalls です。デフォルトでは、このサービスはクラスタ内のこのサービスをサポートする電話機すべてに自動的に表示されるわけではありません。したがって、電話機ユーザがこのサービスの登録を Cisco Unified CM User Optionsで行う必要があります(または、管理者がこのサービスの登録を行います)。 |
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この XML サービスを利用すると、不在履歴を電話機に表示できます。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押すと不在履歴オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/MissedCalls です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的に不在履歴オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 |
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この XML サービスを利用すると、電話機ユーザがパーソナル ディレクトリを使用できるようになります。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押したときにパーソナル ディレクトリ オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/PersonalDirectory です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的にパーソナル ディレクトリ オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 |
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この XML サービスを利用すると、電話機に、ユーザがその電話機から発信したコールを表示することができます。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押すと発信履歴オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/PlacedCalls です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的に発信履歴オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 |
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この XML サービスを利用すると、電話機に着信履歴を表示できます。デフォルトでは、ディレクトリ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがディレクトリ ボタン/オプションを押すと着信履歴オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/ReceivedCalls です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的に着信履歴オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 |
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この XML サービスを利用すると、ユーザが電話機でボイス メッセージを聞くことができるようになります。デフォルトでは、メッセージ ボタン/オプションのある電話機ではユーザがメッセージ ボタン/オプションを押したときにボイスメール オプションが表示されます。デフォルトでは、サービス URL は Application:Cisco/Voicemail です。デフォルトでは、クラスタ内のこのサービスをサポートするすべての電話機に自動的にボイスメール オプションが表示されます。管理者やエンド ユーザがこのサービスを登録できません。 |
Cisco Unified Communications Manager Administrationでの設定のヒント
Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンスとコール処理への影響を最小限にするには、IP Phone サービスを配置する場所として、サイトのCisco Unified Communications Manager サーバや、Cisco Unified Communications Managerに関連付けられているサーバ(たとえば TFTP サーバやパブリッシャ データベース サーバ)は避けてください。
サービスが電話機に表示されないようにするには、[IP Phone サービスの設定(IP Phone Services Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [IP Phone サービス(Phone Services)])で [イネーブル(Enable)] チェックボックスをオフにします。
IP Phone サービスを表示するためのボタンを、デフォルトとして指定されたボタン以外のものに変更する場合は、サービス タイプ設定を更新してください。
シスコ提供デフォルト サービスのデフォルトのサービス URL を変更する場合(たとえば、社内ディレクトリのサービス URL を Application:Cisco/CorporateDirectory からカスタム URL に変更する場合)は、必ず [サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスで [両方(Both)] を選択してください( 表 15 を参照)。
無効化されているサービスを管理者またはエンド ユーザが登録しても、そのサービスが電話機に表示されることはありません。
エンタープライズ登録であることが指定されていないサービスは、サービス URL ボタンとして(つまり、電話機の短縮ダイヤルとして)割り当てることができます。
クラスタのアップグレード後に、サービスが機能しない、または電話機に表示されない場合は、[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスで [両方(Both)] を選択してください。
表 14 に、Cisco Unified IP Phone サービスを設定するためのチェックリストを示します。
Cisco Unified IP Phone サービスのプロビジョニングを行います(サービスをパーソナライズするためのパラメータのリストを含む)([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [IP Phone サービス(Phone Service)])。 シスコ提供のデフォルト サービスは、Cisco Unified Communications Manager のインストールまたはアップグレード後に [IP Phone サービスの検索と一覧表示(Find and List IP Phone Services)] ウィンドウに表示されます。このデフォルト サービスを管理者が更新することもできます。このサービスを更新する場合は、[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスの更新が必要になることもあります。 |
「Cisco Unified Communications Manager Administrationでの設定のヒント」 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「IP Phone サービス パラメータの設定」 |
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[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] ドロップダウン リスト ボックスを設定します。 このドロップダウン リスト ボックスは、[エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウ([システム(System)] > [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameter)])、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)])、および [電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])にあります。 この設定を指定する方法は、ネットワーク内の電話機モデルによって異なります。ネットワーク内のすべての電話機モデルが電話機設定ファイル内のサービス設定情報を解析可能である場合は、[内部(Internal)] を選択できます。ネットワーク内の電話機モデルの中に、電話機設定ファイル内のサービス設定情報を解析できないものがある場合は、[両方(Both)] を選択します。 [両方(Both)] を選択すると、電話機設定ファイル内のサービス情報を解析できる電話機と、サービス URL からのサービス情報取得だけが可能な電話機をサポートすることができます。電話機のモデルの中には、Cisco Unified IP Phone 7960 のように、サービス URL からのサービス情報取得だけが可能なものがあります。ネットワーク内のすべての電話機モデルをサポートするには、[両方(Both)] を選択します。 |
「Cisco Unified Communications Manager Administrationでの設定のヒント」 |
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電話機にメッセージ、ディレクトリ、またはサービスのボタン/オプションがある場合は、電話機のどのボタン/オプションが選択されたときにサービスを表示するかを管理者が指定できます。この指定は、[IP Phone サービスの設定(IP Phone Services Configuration)] ウィンドウで行います。 電話機の短縮ダイヤル ボタンが押されたときにサービスが表示されるようにするには、電話機ボタン テンプレートを作成してカスタマイズし、該当するサービス URL ボタンをその中で指定します。次に、そのサービス URL ボタンに IP Phone サービスを割り当てます。サービスを短縮ダイヤルとして追加できるのは、そのサービスがエンタープライズ登録として指定されていない場合だけです。 |
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Configuring Phone Button Templates」 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Adding an IP Phone Service to a Phone Button」 |
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Cisco Unified IP Phone サービスにユーザがアクセスする方法については、電話機のマニュアルを参照してください。 |
表 15 は、拡張 IP Phone サービス プロビジョニングのための新しい設定の説明です。 表 15 で特に記述のない限り、設定は Cisco Unified Communications Manager Administrationの [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [IP Phone サービス(Phone Services)] に表示されます。
IP Phone サービス アプリケーションが存在するサーバの URL を入力します。このサーバが Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のサーバから独立していることを確認してください。Cisco Unified Communications Manager サーバや、Cisco Unified Communications Manager に関連付けられたサーバ(たとえば、TFTP サーバやパブリッシャ データベース サーバ)は指定しないでください。 ヒント サービスを使用できるようにするには、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の電話機からこのサーバへのネットワーク接続が必要です。シスコの署名付き Java MIDlet の場合は、JAD ファイルをダウンロード可能な場所を入力します。たとえば、Java MIDlet の通信先である Web サーバやバックエンド アプリケーション サーバです。 シスコ提供のデフォルト サービスの場合は、サービス URL はデフォルトでは「Application:Cisco/<サービス名>」と表示されます。たとえば、Application:Cisco/CorporateDirectory です。シスコ提供のデフォルト サービスのサービス URL を変更する場合は、[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] を [両方(Both)] に設定してください。たとえば、カスタムの社内ディレクトリを使用するには、Application:Cisco/CorporateDirectory をカスタム ディレクトリのサービス URL に変更するので、この場合は [サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] を [両方(Both)] に設定します。 |
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サービスが XML と Java MIDlet のどちらをベースとするかを選択します。 Java MIDlet を選択した場合は、更新された設定ファイルを電話機が受信すると、電話機はシスコの署名付き MIDlet アプリケーション(JAD および JAR)を指定のサービス URL から取得してそのアプリケーションをインストールします。 |
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このフィールドでは、サービスのベンダー/製造元を指定できます。XML アプリケーションの場合は省略可能ですが、シスコの署名付き Java MIDlet の場合は入力必須です。 シスコの署名付き Java MIDlet の場合は、このフィールドに入力された値と MIDlet JAD ファイル内で定義されているベンダーとが正確に一致している必要があります。 |
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XML アプリケーションの場合は、このフィールドは省略可能であり、参考としてだけ使用されます。シスコの署名付き Java MIDlet の場合は、次の点に注意してください。 • バージョンを入力する場合は、入力したサービス バージョンと JAD ファイル内で定義されているバージョンとが正確に一致する必要があります。ここで入力したバージョンと電話機にインストールされているバージョンが異なる場合は、電話機は MIDlet のアップグレードまたはダウングレードを試行します。 • このフィールドがブランクの場合は、バージョンはサービス URL から取得されます。このフィールドをブランクのままにしておくと、電話機が Cisco Unified Communications Manager に再登録するたびに、およびシスコの署名付き Java MIDlet が起動するたびに JAD ファイルがダウンロードされるようになります。したがって、管理者が [サービス バージョン(Service Version)] フィールドを手動で更新しなくても、常に最新バージョンのシスコ署名付き Java MIDlet が電話機で実行されます。 |
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このチェックボックスを使用すると、Cisco Unified Communications Manager Administrationで設定の削除を行わずにサービスを有効化または無効化することができます。 |
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このチェックボックスでは、クラスタ内のこのサービスをサポート可能なすべてのデバイスに対して自動的にサービスをプロビジョニングするかどうかを指定できます。このチェックボックスをオンにすると、管理者やユーザがこのサービスを登録することはできなくなります。 このチェックボックスがオフの場合は、このサービスが電話機に表示されるには管理者が手動でサービスを登録する必要があります。この登録は、[電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウ、BAT、または Cisco Unified CM User Optionsで行います。 ヒント この設定が表示されるのは、サービスの設定を初めて行うときだけです。サービスが保存された後は、このチェックボックスはウィンドウに表示されません。クラスタ内のこのサービスをサポート可能なすべてのデバイスに対してサービスがプロビジョニングされるかどうかを調べるには、[IP Phone サービスの検索と一覧表示(Find and List IP Phone Services)] ウィンドウを開いてサービスを表示してください。[エンタープライズ登録(Enterprise Subscription)] カラムに true と表示されている場合は、管理者またはエンド ユーザがそのサービスを登録することができます。false と表示されている場合は、管理者またはエンド ユーザがそのサービスを登録できません。 |
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このドロップダウン リスト ボックスは、[エンタープライズ パラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)] ウィンドウ([システム(System)] > [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameter)])、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)])、および [電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])にあります。 を選択します。このサービスを電話機がどのようにサポートするかをドロップダウン リスト ボックスで選択します。 • 内部(Internal):電話機は電話機設定ファイルを使用してこのサービスをサポートします。 シスコ提供デフォルト サービスのサービス URL が更新されていない場合、つまりサービス URL が Application:Cisco/<サービス名>(たとえば Application:Cisco/CorporateDirectory)の場合は、このオプションまたは [両方(Both)] を選択します( 表 13 を参照)。 シスコの署名付き Java MIDlet の場合は、[内部(Internal)] または [両方(Both)] を選択します。シスコの署名付き Java MIDlet は、設定ファイル内でプロビジョニングされるからです。 • 外部 URL(External URL):[外部 URL(External URL)] が選択されている場合は、電話機設定ファイル内のサービスは無視され、電話機はサービスをサービス URL から取得します。 特定のサービス( 表 13 に示すシスコ提供のデフォルト サービスを含む)に対してカスタムのサービス URL が設定されている場合は、[外部 URL(External URL)] または [両方(Both)] を選択する必要があります。この場合に [内部(Internal)] を選択すると、カスタム URL に関連付けられたサービスは電話機上で機能しなくなります。 • 両方(Both):[両方(Both)] が選択されている場合は、設定ファイル内で定義されているサービスと、カスタムのサービス URL から取得される外部アプリケーションの両方が電話機でサポートされます。 サービス情報を電話機設定ファイルから取得可能な電話機と、カスタム サービス URL を使用した取得だけが可能な電話機の両方がネットワーク内にある場合は、[両方(Both)] を選択してください。 を選択することを推奨します。 |
[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] というエンタープライズ パラメータを設定することができます。このパラメータは、クラスタ内の電話機のうち、IP Phone サービスをサポートするものすべてに適用されます(Cisco Unified Communications Manager Administrationで [システム(System)] > [エンタープライズ パラメータ(Enterprise Parameter)] を選択します)。
[サービスのプロビジョニング(Services Provisioning)] は、Bulk Administration Tool の [電話テンプレートの設定(Phone Template Configuration)] ウィンドウでも設定できます。また、[サービスのプロビジョニング(Service Provisioning)] 設定を [電話ファイル形式の作成の設定(Create Phone File Format Configuration)] ウィンドウで選択することもできます。
この機能拡張に対するサービサビリティの考慮事項はありません。
この機能拡張に対する CAR/CDR の考慮事項はありません。
『 Cisco Unified IP Phone Services Application Development Notes, Release 7.0(1) 』を参照してください。
次に示すプロセスを考慮してください。これは、電話機がどのように XML サービスとシスコの署名付き Java MIDlet をサポートするかを示しています。
1. 電話機は、リセット、再起動、またはブートアップの後に設定ファイルを受信し、変更が存在する場合は自身のローカル サービス設定を更新します。
2. 設定ファイル内のサービスがシスコの署名付き Java MIDlet の場合は、電話機はプロビジョニングされた Java MIDlet サービスとインストール済みの Java MIDlet サービスのリストとを比較して、サービスのインストール、アンインストール、アップグレード、またはダウングレードが必要かどうかを判断します。電話機は必要なアクションを自動的に試行します。電話機への Java MIDlet のインストールに失敗した場合は、2 分間隔でアプリケーションのインストールが再試行されます(インストールが再試行されるのは最大 128 分間)。
3. XML サービスの場合は、電話機設定ファイル内の情報が指している Web スクリプト/ファイルから XML オブジェクトが返されます。このサービスは電話機にインストールされるものではないので、電話機がサービス URL を起動するのは、電話機のユーザによってそのオプションが選択されたときだけです。
電話機のフラッシュ メモリのうち 2 MB がシスコ署名付き Java MIDlet すべてのために予約されることに注意してください。個々の JAR ファイルのサイズの上限は 512 KB です。ファイル サイズがこの値を超えている場合は、電話機へのシスコ署名付き Java MIDlet のインストールに失敗します。さらに、次に示す状況では、シスコの署名付き Java MIDlet が自動的にアンインストールされます。
• シスコ エクステンション モビリティを使用して電話機の現在のアクティブ ユーザが変更されたとき。これは、ログインとログアウトのときに発生します。
• 電話機ユーザが シスコ エクステンション モビリティ経由で電話機にログインしてはいないものの、[オーナーのユーザ ID(Owner User ID)] フィールドが Cisco Unified Communications Manager Administrationで更新された(これによって電話機の現在のアクティブ ユーザが変更されます)。
• 電話機が別の Cisco Unified Communications Manager クラスタに登録したが、そのクラスタがシスコの署名付き Java MIDlet をサポートしていない場合(または、その別クラスタに、そのデバイスのための別のサービス設定がある場合)。
• 電話機上の設定が何らかの手段、たとえば、電話機の [設定(Settings)] メニューやファクトリ リセットによってクリアされた場合。
ファームウェア ロード 8.4(1) 以降では、「拡張 IP Phone サービスに関する記述が不完全」に記載されている機能がサポートされます。次に示す電話機モデル(SCCP または SIP の実行が可能)では、「拡張 IP Phone サービスに関する記述が不完全」に記載されている機能がすべてサポートされます。
• Cisco Unified IP Phone 7941G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7961G
• Cisco Unified IP Phone 7961G-GE
• Cisco Unified IP Phone 7942G
• Cisco Unified IP Phone 7962G
• Cisco Unified IP Phone 7945G
• Cisco Unified IP Phone 7965G
• Cisco Unified IP Phone 7970G
• Cisco Unified IP Phone 7971G
• Cisco Unified IP Phone 7975G
ヒント Cisco Unified IP Phone 7906G、7911G、および 7931G では、シスコの署名付き Java Midlet はサポートされませんが、電話機設定ファイル内のサービス情報の解析は可能です。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Client Matter Codes and Forced Authorization Codes」の章の「Interactions and Restrictions」において、次に示す情報が欠落しています。
CMC の数は、Cisco Unified Communications Manager の起動に要する時間の長さに直接影響するので、CMC の数を 60,000 までに制限してください。この数を超える CMC を設定する場合は、遅延が非常に大きくなることに注意してください。たとえば、システムの CMC の数が 400,000 の場合は、起動に要する時間は約 1 時間、1,000,000 の場合は約 4 時間となります。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Barge and Privacy」の章の「Restrictions」の項において、次に示す情報が欠落しています。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』において、次の情報が欠落しています。
IPMASecureSysUser のパスワードを変更した場合は、IPMA サービス パラメータ ウィンドウで選択されたプロファイルを IPMASecureSysUser の CAPF プロファイル設定ウィンドウで選択して、[証明書の操作(Certificate Operation)] を [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] に変更し、認証文字列を入力してから、IPMA サービスを再起動する必要があります。
『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「Configuring Intercom」の章にあるインターコム ルート パーティションの設定の説明フィールドの記述には、説明に使用できない非英数字文字の一覧が含まれていません。使用できない文字は、二重引用符(")、山カッコ(<>)、角カッコ([ ])、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)です。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章において、次の制限事項が欠落しています。
モバイル コネクト機能がサポートされるのは、Primary Rate Interface(PRI; 一次群速度インターフェイス)Public Switched Telephone Network(PSTN; 公衆電話交換網)接続だけです。
SIP トランクに対しては、モバイル コネクトは IOS ゲートウェイまたはクラスタ間トランクを介してサポートされます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章において、次に示す「ヘアピニングを使用したシステム リモート アクセス用の H.323 ゲートウェイの設定」の手順の最後の手順が欠落しています。
ステップ 5 Cisco Unified Communications Manager で、vxml スクリプトがロード済みである H.323 ゲートウェイに着信 MVA 番号をリダイレクトするための新しいルート パターンを作成します。新しいルート パターンを作成したパーティションにゲートウェイの着信 CSS がアクセスできることを確認してください。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章において、次に示す「2 段階ダイヤリング機能付き Enterprise Feature Access」の手順の最後の手順が欠落しています。
ステップ 8 リモート宛先(携帯電話)への最初のコール レッグのためにゲートウェイで使用される発信 VOIP ダイヤルピアに DTMF リレー設定が含まれていることを確認します。これは、DTMF コードがCisco Unified Communications Managerに渡されるようにするためです。
ステップ 9 Enterprise Feature Access DID への第 2 段階着信コールを受信するゲートウェイ上でダイヤルピアを設定します。これによって、コールが Cisco Unified Communications Manager に転送されるようになります。VOIP ダイヤルピアに DTMF リレーの設定が含まれていることを確認してください。
(注) コールを Cisco Unified Communications Manager に転送するための汎用ダイヤルピアがすでに設定されており、EFA DN との整合性がとれている場合は、この手順を実行する必要はありません。このコール レッグのための VOIP ダイヤルピアにも DTMF リレー コマンドが設定されていることを確認してください。
Enterprise Feature Access の設定に必要な手順の一覧については、『 Cisco Unified Communications Solution Reference Network Design (SRND) Based on Cisco Unified Communications Manager 』を参照してください。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章にある [アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドの説明が不完全です。完全な説明は次のとおりです。
名前は最大 50 文字です。二重引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、パーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章にある [リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドおよび [説明(Description)] フィールドの説明が不完全です。完全な説明は次のとおりです。
名前は最大 50 文字です。使用できる文字は、英字、数字、ダッシュ(-)、ピリオド、スペース、およびアンダースコアです。
このフィールドには、128 文字まで入力できます。二重引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、パーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Geolocations and Location Conveyance」の章にある、[位置情報フィルタの設定(Geolocation Filter Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドに関する説明が不完全です。完全な説明は次のとおりです。
この位置情報フィルタには一意の名前を入力します。デフォルト名をブランクにすることはできません。
このフィールドには、最大 50 文字の ASCII 文字を入力できます。二重引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、パーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Geolocations and Location Conveyance」の章にある、[位置情報の設定(Geolocation Configuration)] ウィンドウの [名前(Name)] フィールドに関する説明が不完全です。完全な説明は次のとおりです。
名前には、最大 50 文字の ASCII 文字を入力できます。二重引用符(")、山カッコ(<>)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、パーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Internet Protocol Version 6(IPv6)」の章に、IPv6 だけの電話機の IP アドレスがどのように Cisco Unified Communications Manager Administrationの [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに表示されるかについての説明がありますが、この説明に誤りがあります。
Cisco Unified Communications Manager Administrationで電話機を設定すると、その電話機の IP アドレスが [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに表示されるようになります。IPv4 アドレスだけを持つ電話機および IPv4 と IPv6 の両方のアドレスを持つ電話機の場合は、IPv4 アドレスがこのウィンドウに表示され、IPv6 アドレスだけを持つ電話機の場合は、IPv6 アドレスがこのウィンドウに表示されます。
Cisco Unified Communications Manager Administrationで電話機を設定すると、その電話機の IP アドレスが [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに表示されるようになります。IPv4 アドレスだけを持つ電話機および IPv4 と IPv6 の両方のアドレスを持つ電話機の場合は、IPv4 アドレスがこのウィンドウに表示されます。IPv6 アドレスだけを持つ電話機の場合は、[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウの [IP アドレス(IP Address)] カラムに表示される IP アドレスは 0.0.0.0 となります。この電話機の IPv6 アドレスを特定するには、[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウの [デバイス名(Device Name)] リンクをクリックして [電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウを開きます。IPv6 だけの電話機の場合は、[電話機設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [IP アドレス(IP Address)] に IPv4 アドレスは 0.0.0.0 と表示され、その下に IPv6 アドレスが表示されます。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Intercom」の章の「estrictions」の項に、インターコム コールを保留にできるという記述がありますが、これは誤りです。実際には、インターコム コールを保留にすることは許可されません。
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Internet Protocol Version 6(IPv6)」の章において、次に示す NTP サーバおよび IPv6 に関する情報が欠落しています。
互換性、正確性、およびネットワーク ジッタの問題を回避するには、プライマリ ノードの外部 NTP サーバには NTP v4(バージョン 4)のサーバを指定してください。IPv6 アドレッシングを使用する場合は、外部 NTP サーバが NTP v4 であることを確認してください。
Cisco Unified Communications Manager では、Cisco Unified MeetingPlace または Cisco Unified MeetingPlace Express が関与するコールに対する論理パーティショニング機能はサポートされません。
• マニュアル:『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide Release 7.1(2) 』
章:「Logical Partitioning」
トピック:「Limitations」
『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「Cisco Unified Mobility」の章にある [モバイル ボイス アクセス(Mobile Voice Access)] ウィンドウの [モバイル ボイス アクセス電話番号(Mobile Voice Access Directory Number)] フィールドの説明において、次に示す情報が欠落しています。
『Cisco Unified Communications Manager Serviceability Guide』の「Configuring CDR Repository Manager」の章の「Application Billing Server Parameter Settings」の表において、次に示す情報が欠落しています。
『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』の「Configuring Services」の章において、次に示す情報が欠落しています。これは、クラスタ内の特定ノードに対するサービス アクティベーションに関する推奨事項です。表 16 は、パブリッシャ、サブスクライバ、TFTP、および MOH の各ノードでの機能サービスに対するクラスタ アクティベーションに関する推奨事項の要約です。特定の機能サービスのアクティベーションに関する具体的な推奨事項については、「Configuring Services」の章の「Cluster Service Activation Recommendations」の項を参照してください。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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