メディアまたは \icm\bin\ ディレクトリから Cisco Intelligent Contact Management(ICM)のセットアップを実行すると、SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl\CrashDumpEnabled レジストリ値が 0 に設定されます。このドキュメントでは、この問題のトラブルシューティング方法について説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
Cisco ICM のインストールとアップグレードに関する知識。詳細については、インストール ガイドまたはアップグレード ガイドを参照してください。
regedit を使用してレジストリ値を編集する方法に関する知識
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
表記法の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
Cisco ICM/Cisco Unified Contact Center(IPCC)セットアップ プロシージャが SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl\CrashDumpEnabled レジストリ値を 0 に設定します。
問題を解決するには、次の解決策を使用してください。
ICM ノードが実稼働モードになるとき、Cisco ICM セットアップ プロセスによって CrashDumpEnabled レジストリ値が常に自動的に FALSE(値 0)に設定されます。このように設定される理由は、非常に大きな memory.dmp ファイルが作成されてハードドライブが占有されるのを防ぐためです。
ハードドライブ スペースが十分にあり、そのうち 2 GB を失っても問題ないと考えられる場合、またはサーバ上のメモリ量が何 GB であるかにかかわらず、CrashDumpEnabled を手動で再び有効化できます。有効化するには、値を 1 に設定します。ただし、そのノードで ICM セットアップが実行され、実稼動モードに再び切り替わると、必ず値が再び 0 に設定されます。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
25-Sep-2007 |
初版 |