概要
このドキュメントでは、0 をダイヤルしてオペレータにつながるように Cisco CallManager を設定する手順について説明します。 この機能は、Private-Line Automatic Ringdown(PLAR)とも呼ばれます。 同様の設定で、受付や代表番号へのスピード ダイヤルを設定することも可能ですが、オペレータにつなぐには 0 をダイヤルするのが一般的です。このドキュメントでは、この状態を可能にするための設定方法を説明します。
前提条件
要件
Cisco CallManager 設定に関する一般的な知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco CallManager バージョン 10.5.2 および 11.x に基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
設定
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[Call Routing] > [Route Plan Report] の順にクリックし、0 で始まるパターンが他にないことを確認します。
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[Call Routing] > [Translation Pattern] > [Add New] を選択します
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Translation Pattern 0 を作成し、Called Party Transform Mask にオペレータの電話番号を指定します。[Translation Pattern Configuration] ウィンドウの例では、4001 がオペレータの番号です。
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[Translation Pattern Configuration] ウィンドウの例では、Calling Search Space 或いは Partition も利用していないことを想定しています。ただし、多くの場合、これらが利用されています。
一般に、Translation Pattern の Calling Search Space にはコールした電話のディレクトリ番号のパーティションを含めるようにします。この場合、[Calling Search Space] ドロップダウン メニューから選択したコーリング サーチ スペースのテストが存在します。
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電話番号4001はPartition2という名前のパーティションに属しています。したがって、コーリングサーチスペースのテストにはPartition2を含める必要があります。
確認
設定をテストするには、番号0をダイヤルします。この場合、コールはPLAR 4001用に設定された内線番号に到達します。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。