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このドキュメントでは、失われたシステムイメージまたは誤ったブート変数からCatalyst 4500/4000シリーズスイッチを回復する方法について説明します。
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、Supervisor Engine II-Plus、III、IV、またはVを使用するCatalyst 4500/4000シリーズスイッチに基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
表記法の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このドキュメントでは、Catalyst 4500/4000シリーズSupervisor II-Plus(WS-X4013+)、Supervisor III(WS-X4014)、Supervisor IV(WS-X4515)、またはSupervisor V(WS-X4516)を、システムイメージの損失や破損、または誤ったブート変数から回復するするする方法について説明します。スーパバイザ II-Plus、III、IV、V モジュールのイメージは、Trivial File Transfer Protocol(TFTP)でのダウンロードや、ユーザが手動で削除する際に破損することがあります。スイッチには、これらのスーパーバイザエンジンで次のようなイベントが発生した場合の回復方法が複数用意されています。
Catalyst 4500/4000 シリーズの Supervisor Engine II-Plus、III、IV、および V で稼働するのは、Cisco IOS(R) ソフトウェアだけで、Catalyst OS ソフトウェアは稼働しません。
Supervisor Engine II-Plus、III、IV、または V 搭載のスイッチが起動またはリセットする場合、次の 2 つのいずれかが起きる可能性があります。
スイッチがイメージを見つけられない、イメージが破損している、ブートフラッシュ デバイスにイメージがない、またはブート変数が正確に設定されていない、などの理由により、ROM モニタ(ROMmon)モードになります。rommon> プロンプトが表示されます。ROMmon モードの場合、スイッチは、ブートフラッシュ デバイスまたは slot0 コンパクト フラッシュ カードのいずれかから有効なシステム イメージを探す必要があります。また、スーパーバイザ エンジンでは、イーサネット管理ポート(10/100 Base T)も提供されます。このポートは、ROMmon モードからのみ利用可能であり、TFTP プロセスからの TFTP によって新しい有効なイメージをダウンロードするように設定できます。コンソール ポート経由でイメージをコピーする際に使用できる Xmodem または Ymodem 用のオプションはありません。
64 MB の内部フラッシュ Single In-Line Memory Module(SIMM; シングル インライン メモリ モジュール)に加えて、これらのスーパーバイザ エンジンには、最大キャパシティ 128 MB のタイプ 1 の CF カードのスロットが 1 つ装備されています。システムまたはブートイメージに障害が発生すると、これらのデバイスがバックアップを提供します。上記のフラッシュ デバイスは ROMmon モードで認識されるため、これらのデバイスに保存されたイメージを復旧に使用できます。フラッシュ デバイスは、オプションです。シスコまたはサードパーティのサプライヤから入手できます。Supervisor II-Plus、III、IV、またはVでのコンパクトフラッシュの使用に関する詳細は、次のドキュメントを参照してください。
スイッチが正常に動作している場合は、hostname> プロンプトまたはデフォルトの Switch> プロンプトが表示されています。dir bootflash:コマンドかdir slot0:コマンドを発行して、スーパーバイザフラッシュデバイスの内容を表示できます。verify コマンドを発行すると、次の例に示すように、イメージが有効なチェックサムを持つか否かを検証できます。
Switch#dir bootflash: Directory of bootflash:/ 1 -rw- 6516904 Jul 11 2000 02:14:10 cat4000-is-mz.121-11b.EW 61341696 bytes total (54824664 bytes free) Switch#verify bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC Verified bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW
スイッチはROMmonモードですべてのフラッシュデバイスを認識するので、dir < device-name>コマンドを発行してフラッシュの内容を表示できます。
前記の例では、ブートフラッシュには 1 つのブート イメージしかないことに留意してください。bootflash:または slot0:のどちらかに可能な限り多くのシステム イメージを配置できます。ブートフラッシュのサイズは、64 MB に固定されています。一方、slot0: のコンパクト フラッシュは、64 MB または 128 MB のいずれかのオプションを利用できます。ブートフラッシュとフラッシュカードの管理方法を決定できます。障害が発生した場合に冗長性を高めるために、これらのデバイス間でイメージを分散できます。
スイッチが ROMmon モードになるのには、次の理由があります。
イメージの破損または削除後に、スイッチがリロードまたはクラッシュした。詳細は、このドキュメントの「イメージの破損または消失からの復旧」セクションを参照してください。
システム イメージを保持する CF を取りはずした。詳細は、このドキュメントの「連続的に発生するリブートからの復旧」セクションを参照して、bootflash: に有効なシステム イメージがあるか否かを確認します。ファイルが存在しない場合は、このドキュメントの「イメージの破損または消失からの復旧」セクションを参照してください
コンフィギュレーション レジスタが不正確に変更された。コンフィギュレーション レジスタ値が 0x0 であると、スイッチは必ず ROMmon モードになります。通常のコンフィギュレーションレジスタ値は0x2102で、ロードするシステムイメージを指すboot system flashコマンドを使用します。コンフィギュレーションレジスタの詳細については、このドキュメントを参照してください。
ブート変数は不正確だが、有効なイメージが存在する。詳細は、このドキュメントの「連続的に発生するリブートからの復旧」セクションを参照してください。
スイッチが ROMmon モードの場合、主に次のような症状がネットワークで発生します。
ルーティング障害が発生する理由は、ROMmonモードではVLANインターフェイス間でのルーティングができず、スイッチを回復するためだけに設計されているためです。
障害が発生したインターフェイスのいずれかに Telnet での接続を試みたり、スーパーバイザのコンソール ポートに接続したりすると、次のプロンプトが表示されます。
rommon 1 >
ブート変数が正しいシステムイメージファイルと適切な宛先デバイスに設定されていない場合、スイッチは連続的なリブートシーケンスになる可能性があります。たとえば、コンフィギュレーションレジスタ値が0x2102の場合、boot system flashコンフィギュレーションコマンドでブート変数を指定する必要があります。
ブート変数setupで誤ったブートイメージが指定されていると、システムイメージはブートしません。スイッチはまだ機能していないため、この出力はスイッチのコンソールにのみ表示されます。例:
********************************************************** * * * Welcome to ROM Monitor for WS-X4014 System. * * Copyright (c) 2002 by Cisco Systems, Inc. * * All rights reserved. * * * **********************************************************
ROM Monitor Program Version 12.1(11br)EW Board type 1, Board revision 5 Swamp FPGA revision 14, Dagobah FPGA revision 48 MAC Address : 00-01-96-d9-f6-fe Ip Address : Not set. Netmask : Not set. Gateway : Not set. TftpServer : Not set. Main Memory : 256 MBytes ***** The system will autoboot in 5 seconds ***** Type control-C to prevent autobooting. . . . . . ******** The system will autoboot now ******** config-register = 0x2102 Autobooting using BOOT variable specified file.....
Current BOOT file is --- bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.Ew boot: can not load "bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.Ew"
The switch will automatically reboot now...
rommon 1 >
このリブートは連続的に起きています。
次に、スイッチを復旧する手順を示します。
上記の出力を表示して回復を実行するには、スーパーバイザへのコンソール接続がすでに確立されている必要があります。標準のWindowsオペレーティングシステムプラットフォームでは、次の設定を使用して、ターミナルエミュレータのCOM1への直接接続を設定します。
9600 bps
8 データビット
パリティなし
1 ストップ ビット
フロー制御:なし
ロール型の RJ-45 オス型ケーブルを使用して、PC の COM1 とスーパーバイザ モジュールのコンソール ポートを接続します。PC で DB-9 コネクタを使用します。
Ctrl+C キーを押して自動ブートを停止し、ROMmon モードに移行するまで、リブートが繰り返されます。
次に例を示します。
********************************************************** * * * Welcome to ROM Monitor for WS-X4014 System. * * Copyright (c) 2002 by Cisco Systems, Inc. * * All rights reserved. * * * ********************************************************** ROM Monitor Program Version 12.1(11br)EW Board type 1, Board revision 5 Swamp FPGA revision 14, Dagobah FPGA revision 48 MAC Address : 00-01-96-d9-f6-fe Ip Address : Not set. Netmask : Not set. Gateway : Not set. TftpServer : Not set. Main Memory : 256 Mbytes ***** The system will autoboot in 5 seconds ***** Type control-C to prevent autobooting. !--- Press Control-C. Autoboot cancelled......... please wait!!! rommon 1 > [interrupt]
dir bootflash:コマンドを発行してブートフラッシュにあるファイルをリストするか、dir slot0:コマンドを発行して、CFデバイスにあるファイルをリストします。
この例では、ファイルは bootflash: デバイスにあります。
rommon 1 >dir bootflash: File size Checksum File name -------------------------------------------------- 6516904 bytes (0x6370a8) 0x7b7edb21 cat4000-is-mz.121-11b.EW Total space = 61341696 bytes, Available = 54824664 bytes rommon 2 >dir slot0: File size Checksum File name -------------------------------------------------- 6516904 bytes (0x6370a8) 0x7b7edb21 cat4000-is-mz.121-11b.EW Total space = 128057344 bytes, Available = 121540312 bytes
注:スイッチが連続してリブートするのは、指定したシステムイメージファイル名が存在しないが、bootflashおよびslot0:に有効なファイルが存在するためです。また、指定したシステム イメージのファイル名では、大文字と小文字が区別されます。そのため、システム イメージのファイル名を正確に指定していない場合は、連続的にリブートが起こる原因となります。
必要なシステム イメージ ファイルが bootflash: にあるため、boot bootflash:<filename> コマンドを発行してスイッチをブートできます。slot0:にあるファイルからシステムをロードする場合は、boot slot0: <filename>コマンドを発行します。システムは、指定されたイメージでブートされます。指定されたシステムイメージが破損していたり、有効なシステムファイルが存在しないためにスイッチがロードに失敗した場合は、このドキュメントの「イメージの破損または消失からの復旧」セクションを参照してください。
次に例を示します。
rommon 2 >boot bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW Rommon reg: 0x30004180 Running diags... Decompressing the image ######################################################################### ############################################## [OK] k2diags version 1.6 prod: WS-X4014 part: 73-6854-05 serial: JAB054109FE Power-on-self-test for Module 1: WS-X4014 Status: (. = Pass, F = Fail) Traffic using serdes loopback (L2; one port at a time)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Traffic using asic loopback (L2; all ports at once)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Traffic using asic loopback (L3; all ports at once)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Module 1 Passed Exiting to ios... Rommon reg: 0x30000180 Running IOS... Decompressing the image ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ######################################################################### [OK] Restricted Rights Legend Use, duplication, or disclosure by the Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c) of the Commercial Computer Software - Restricted Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph (c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer Software clause at DFARS sec. 252.227-7013. cisco Systems, Inc. 170 West Tasman Drive San Jose, California 95134-1706 Cisco Internetwork Operating System Software IOS (tm) Catalyst 4000 L3 Switch Software (cat4000-IS-M), Version 12.1(11b)EW, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc. Compiled Tue 14-May-02 13:31 by hqluong Image text-base: 0x00000000, data-base: 0x00B1C1F8 cisco WS-C4006 (MPC8245) processor (revision 5) with 262144K bytes of memory. Processor board ID FOX04169082 Last reset from Reload 32 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s) 18 Gigabit Ethernet/IEEE 802.3 interface(s) 467K bytes of non-volatile configuration memory. Uncompressed configuration from 1732 bytes to 4359 bytes Press RETURN to get started! 00:00:21: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from memory by console 00:00:21: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/2, changed state to up 00:00:21: %SYS-5-RESTART: System restarted -- Cisco Internetwork Operating System Software IOS (TM) Catalyst 4000 L3 Switch Software (cat4000-IS-M), Version 12.1(11b)EW, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc. Compiled Tue 14-May-02 13:31 by hqluong 00:00:21: %SNMP-5-COLDSTART: SNMP agent on host Switch is undergoing a cold start 00:00:22: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/2, changed state to up 00:00:24: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/2, changed state to up Switch> Switch> Switch>
3.次の例に示すように、enableコマンドを発行して、EXECモードに入ります。
Switch>enable Password: Switch#
4.システムがバックアップされます。dir bootflash:コマンドを発行してbootflash:にあるファイルをメモするか、slot0:にあるシステムファイルをロードした場合はdir slot0:コマンドを発行します。
Switch#dir bootflash: Directory of bootflash:/ 1 -rw- 6516904 Aug 13 2000 13:37:13 cat4000-is-mz.121-11b.EW 61341696 bytes total (54824664 bytes free)
5. show bootvarコマンドを発行して、現在のブート変数を確認します。
Switch#show bootvar BOOT variable = bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.Ew,1 CONFIG_FILE variable does not exist BOOTLDR variable does not exist Configuration register is 0x2102
6.現在の不適切なブート変数を削除し、正しい変数を追加します。これを行うには、configure terminal コマンドを発行します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#no boot system flash bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.Ew Switch(config)#boot system flash bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW Switch(config)#end 00:01:31: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by consol
7. Save
すべての設定を startup-config
write memoryコマンドを使用します。
Switch#write memory Building configuration... Compressed configuration from 4359 bytes to 1730 bytes[OK] Switch#
8.ブート変数をもう一度チェックして、次のリブート時にスイッチが正しいシステムファイルをブートアップするように正しく設定されていることを確認します。これを行うには、show bootvar コマンドを発行します。
Switch#show bootvar BOOT variable = bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW,1 CONFIG_FILE variable does not exist BOOTLDR variable does not exist Configuration register is 0x2102
指定されたイメージが破損していたり、イメージ ファイルが存在しない場合、スーパーバイザは ROMmon モードでブートします。通常、スイッチを回復するには、bootflash:デバイスまたはslot0:デバイスに複数のイメージが必要です。
有効なイメージがない場合は、次の手順を順番どおりに実行して、ROMmon モードからイメージを復旧します。
スーパーバイザとのコンソール接続を確立します。通常、標準のWindowsオペレーティングシステムプラットフォームでは、次の設定を使用して、ターミナルエミュレータのCOM1への直接接続を設定します。
9600 BPS
8 データビット
パリティなし
1 ストップ ビット
1 ストップ ビット
ロール型の RJ-45 オス型ケーブルを使用して、PC の COM1 とスーパーバイザ モジュールのコンソール ポートを接続します。PCのDB-9コネクタとターミナルエミュレータを使用して、スーパーバイザに接続します。
Enter キーを押します。rommon > プロンプトが表示された場合は、ステップ 3 に進みます。スイッチが連続的にリブートする場合は、Ctrl+C キーを押して自動ブートを停止させ、ROMmon モードに入ります。
********************************************************** * * * Welcome to ROM Monitor for WS-X4014 System. * * Copyright (c) 2002 by Cisco Systems, Inc. * * All rights reserved. * * * ********************************************************** ROM Monitor Program Version 12.1(11br)EW Board type 1, Board revision 5 Swamp FPGA revision 14, Dagobah FPGA revision 48 MAC Address : 00-01-96-d9-f6-fe Ip Address : Not set. Netmask : Not set. Gateway : Not set. TftpServer : Not set. Main Memory : 256 Mbytes ***** The system will autoboot in 5 seconds ***** Type control-C to prevent autobooting. !--- Press Control-C. Autoboot cancelled......... please wait!!! rommon 1 > [interrupt]
次の例に示すように、bootflash:に有効なファイルがあることをdir bootflash:コマンドとdir slot0:コマンドで確認して、slot0:をチェックします。有効なファイルがない場合は、このドキュメントの「連続的に発生するリブートからの復旧」セクションを参照して復旧してください。有効なファイルがあれば、次のステップに進みます。
rommon 1 >dir bootflash: File size Checksum File name -------------------------------------------------- Total space = 61341696 bytes, Available = 61341696 bytes rommon 2 >dir slot0: File size Checksum File name -------------------------------------------------- Total space = 128057344 bytes, Available = 128057344 bytes
set コマンドを発行して、現在の環境変数を表示します。
rommon 3 >set PS1=rommon ! > RommonBuild=5 ConfigReg=0x2102 BOOT=bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW,1 SkipDiags=0 BSI=0 RET_2_RTS=13:36:46 UTC Tue Aug 15 2000 RET_2_RUTC=966346606 BootStatus=Failure BootedFileName=bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW RommonVer=12.1(11br)EW
unset boot コマンドを発行して、現在の無効なブート変数をクリアします。ブート変数には、ロードするファイルが定義されています。
rommon 6 >unset boot
スーパーバイザの管理ポートをネットワークに接続して、TFTP サーバにアクセスします。スーパーバイザ エンジンのファスト イーサネット ポート(10/100 MGT)は、現在のソフトウェア リリースの通常動作では機能しません。10/100 MGT に接続されたイーサネット ケーブルは、ROMmon モードでのみアクティブです。MGT ポートの位置については、次に示す Catalyst 4500/4000 シリーズ Supervisor Engine II-Plus、III、IV、または V の例を参照してください。
次の例に示すように、10/100 MGT ポートを PC やルータと直接接続する場合は、ストレート ケーブルを使用します。別のスイッチに接続する場合は、クロスケーブルを使用します。
rommon 7 > !--- Connect the appropriate cable to connect to the network. Established physical link 100MB Full Duplex Network layer connectivity may take a few seconds
MGT ポートは、速度およびデュプレックスが接続されたデバイスと自動ネゴシエートします。現在、速度とデュプレックスの設定をハードコードすることはできません。このポートは、ROMmon モードおよび TFTP についてのみ利用可能なため、自動ネゴシエーションの問題が起きて速度とデュプレックスが不一致になっても深刻な問題とはなりません。TFTPアプリケーションには、ダウンロードされるシステムイメージの破損を防ぐ内部パケット損失メカニズムがあります。
次の例に示すように、set interface fa1 <ip address> <subnet mask>コマンドを発行して、10/100 MGTポートのIPアドレスを設定します。サブネット マスクが指定されていないと、IP アドレスはデフォルトのクラスフル マスクを使用します。
rommon 7 >set interface fa1 10.18.2.234 255.255.255.0
set ip route default <gateway_ip_address> コマンドを発行して、スイッチが TFTP サーバに到達するために使用するデフォルト ゲートウェイを設定します(次の例を参照)。デフォルトゲートウェイは、手順7で設定したIPアドレスと同じサブネット内のルーティングデバイスである必要があります。
rommon 8 >set ip route default 10.18.2.21
12.1(12r)EWよりも前のROMmonバージョンでは、TFTPサーバが10/100 MGTポートと同じサブネットにある場合でも、set ip route default <gateway_ip_address>コマンドでデフォルトゲートウェイを設定する必要があります。PCに直接接続されていて、TFTPサーバアプリケーションがインストールされている場合は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスとしてPCのIPアドレスを使用します。デフォルトゲートウェイが設定されていない場合、TFTPは実行できません。この制限は、ROMmonバージョン12.1(12r)EW以降では解決されています。TFTPサーバが管理IPアドレスと同じサブネットにある場合は、デフォルトゲートウェイのIPアドレスを指定する必要はありません。
set コマンドを発行して、設定した内容を確認します。
rommon 11 >set PS1=rommon ! > RommonBuild=5 ConfigReg=0x2102 SkipDiags=0 BSI=0 RET_2_RTS=13:36:46 UTC Tue Aug 15 2000 RET_2_RUTC=966346606 BootStatus=Failure BootedFileName=bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW RommonVer=12.1(11br)EW IpAddr=10.18.2.234 Netmask=255.255.255.0 Broadcast=10.18.2.255 Gateway=10.18.2.21
TFTP サーバに ping を送り、スーパーバイザ エンジンの MGT ポートからサーバまでの接続性が確保されていることを確認します。ping <tftp_server_ip_address> コマンドを入力します(次の例を参照)。
rommon 9 >ping 172.18.125.3 Host 172.18.125.3 is alive
ping が成功しない場合は、デフォルト ゲートウェイから TFTP サーバまでの IP 接続に関する問題をトラブルシューティングします。TFTPサーバが同じサブネットの場合は、pingを実行するIPアドレスが設定されていることを確認します。
TFTPサーバへのpingが成功したら、boot tftp ://<tftp_server_ip_address>/<image_path_and_file_name>コマンドを発行して、スーパーバイザIIIをブートするためにTFTPサーバで使用できるシステムイメージを指定できます。
rommon 6 >boot tftp://172.18.125.3/cat4000-is-mz.121-11b.EW Tftp Session details are .... Filename : /cat4000-is-mz.121-11b.EW IP Address : 10.18.2.234 Loading from TftpServer: 172.18.125.3 Received data packet # 12729 Loaded 6516904 bytes successfully. Rommon reg: 0x30004180 Running diags... Decompressing the image ######################################################################## ############################################### [OK] k2diags version 1.6 prod: WS-X4014 part: 73-6854-05 serial: JAB054109FE Power-on-self-test for Module 1: WS-X4014 Status: (. = Pass, F = Fail) Traffic using serdes loopback (L2; one port at a time)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Traffic using asic loopback (L2; all ports at once)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Traffic using asic loopback (L3; all ports at once)... switch port 0: . switch port 1: . switch port 2: . switch port 3: . switch port 4: . switch port 5: . switch port 6: . switch port 7: . switch port 8: . switch port 9: . switch port 10: . switch port 11: . switch port 12: . switch port 13: . switch port 14: . switch port 15: . switch port 16: . switch port 17: . switch port 18: . switch port 19: . switch port 20: . switch port 21: . switch port 22: . switch port 23: . switch port 24: . switch port 25: . switch port 26: . switch port 27: . switch port 28: . switch port 29: . switch port 30: . switch port 31: . Module 1 Passed Exiting to ios... Rommon reg: 0x30000180 Running IOS... Decompressing the image ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ############################################################# ############################################################## ######################################################################### [OK] Restricted Rights Legend Use, duplication, or disclosure by the Government is subject to restrictions as set forth in subparagraph (c) of the Commercial Computer Software - Restricted Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph (c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer Software clause at DFARS sec. 252.227-7013. cisco Systems, Inc. 170 West Tasman Drive San Jose, California 95134-1706 Cisco Internetwork Operating System Software IOS (TM) Catalyst 4000 L3 Switch Software (cat4000-IS-M), Version 12.1(11b)EW, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc. Compiled Tue 14-May-02 13:31 by hqluong Image text-base: 0x00000000, database: 0x00B1C1F8 cisco WS-C4006 (MPC8245) processor (revision 5) with 262144K bytes of memory. Processor board ID FOX04169082 Last reset from Reload 32 FastEthernet/IEEE 802.3 interface(s) 18 Gigabit Ethernet/IEEE 802.3 interface(s) 467K bytes of nonvolatile configuration memory. Uncompressed configuration from 1730 bytes to 4359 bytes Press RETURN to get started! 00:00:21: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from memory by console 00:00:21: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/2, changed state to up 00:00:21: %SYS-5-RESTART: System restarted -- Cisco Internetwork Operating System Software IOS (TM) Catalyst 4000 L3 Switch Software (cat4000-IS-M), Version 12.1(11b)EW, EARLY DEPLOYMENT RELEASE SOFTWARE (fc2) TAC Support: http://www.cisco.com/tac Copyright (c) 1986-2002 by cisco Systems, Inc. Compiled Tue 14-May-02 13:31 by hqluong 00:00:21: %SNMP-5-COLDSTART: SNMP agent on host Switch is undergoing a cold start 00:00:22: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/2, changed state to down Switch> Switch>
スイッチは、DRAMにコピーするときにTFTPサーバから取得したイメージを使用してブートしています。イメージは、まだ bootflash:にはコピーされていないため、bootflash:または slot0:にもう一度コピーする必要があります。enable コマンドを発行し、EXEC モードに入るためにパスワードが必要な場合はそのパスワードを入力します(次の例を参照)。
Switch>enable Password: Switch#
注:システムイメージを誤って削除してしまった場合は、dir /all コマンドを発行して削除したファイルを確認し、undelete <file index number> <device> コマンドを発行してファイルを復元できます。これにより、新しいファイルをTFTPで転送する必要がなくなります。このケースが当てはまる場合は、ステップ 17 に進みます。
ping <tftp_server_ip_address>コマンドを使用してTFTPサーバにpingを送り、TFTPサーバが到達可能であることを確認します(次の例を参照)。
Switch#ping 172.18.125.3 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 172.18.125.3, timeout is 2 seconds: .!!!! Success rate is 80 percent (4/5), round-trip min/avg/max = 8/10/16 ms
ping が成功した場合は、ステップ 15 に進みます。成功しなかった場合は、スイッチから TFTP サーバまでの接続が確立していることを確認します。通常は、通常の10/100ポートまたはギガビットポートの1つを別のスイッチに接続するか、TFTPサーバがインストールされたPCをスイッチインターフェイスの1つに直接接続する必要があります。 詳細は、『ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド』を参照してください。
TFTPサーバのファイルをbootflash:ファイルシステムにコピーします。この例のように save
slot0:コンパクトフラッシュデバイスに保存するファイルです。copy tftp flash コマンドを発行して、プロンプトの指示に従います。
Switch#copy tftp flash Address or name of remote host []? 172.18.125.3 Source filename []? cat4000-is-mz.121-11b.EW Destination filename [flash]? cat4000-is-mz.121-11b.EW Loading cat4000-is-mz.121-11b.EW from 172.18.125.3 (via Vlan1): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [OK - 6516904/13033472 bytes] 6516904 bytes copied in 110.124 secs (59244 bytes/sec)
システムイメージをslot0:にコピーするには、次の例に示すように copy tftp slot0:コマンドを発行します。コピーしない場合は、このステップを省略してください。
Switch#copy tftp slot0: Address or name of remote host [172.18.125.3]? Source filename [cat4000-is-mz.121-11b.EW]? Destination filename [cat4000-is-mz.121-11b.EW]? Loading cat4000-is-mz.121-11b.EW from 172.18.125.3 (via Vlan1): !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [OK - 6516904/13033472 bytes] 6516904 bytes copied in 166.800 secs (39258 bytes/sec)
注: TFTP サーバの IP アドレスおよびファイルに関する情報は、bootflash:へのイメージ転送時に使用されるため、すでに選択されています。その情報を変更する場合は、新しい IP アドレスまたはイメージ名を入力します。変更する必要がない場合は、Enter キーを押すと、選択済みの情報が使用されます。
システム イメージがコピーされました。dir bootflash: コマンドを発行して、次の例に示すように、bootflash:にあるファイルを控えておきます。システムファイルをslot0にロードした場合は、dir slot0:コマンドを発行します。
Switch#dir bootflash: Directory of bootflash:/ 1 -rw- 6516904 Aug 13 2000 13:37:13 cat4000-is-mz.121-11b.EW 61341696 bytes total (54824664 bytes free)
verify コマンドを発行して、ダウンロードされたファイルの完全性を確認します。確認が失敗した場合は、ファイルをダウンロードし直す必要があります。
Switch#verify bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC CCCCCCCCCCCCC Verified bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW
show bootvar コマンドを発行して、現在のブート変数とコンフィギュレーション レジスタ変数を確認します。
Switch#show bootvar BOOT variable = bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.EW1,1 CONFIG_FILE variable does not exist BOOTLDR variable does not exist Configuration register is 0x2102
次の例に示すように、現在の誤ったブート変数を削除し、正しいブート変数を追加できます。この例の場合、コンフィギュレーション レジスタは、必要な 0x2102 の値にすでに設定されています。このように設定されていない場合は、グローバルconfig-register 0x2102コマンドを発行します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#no boot system flash bootflash:cat4000-is-mz.121-8a.Ew1 Switch(config)#boot system flash bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW Switch(config)#config-register 0x2102 Switch(config)#end 00:01:31: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by consol
注:ブート変数が設定されていない場合は、boot system flash bootflash:<filename>コマンドを発行します。または、slot0:からブートする場合は、boot system flash slot0: <filename> コマンドを発行します。
write memoryコマンドを発行して、 save
設定を行います running-config
から startup-config
を参照。
Switch#write memory Building configuration... Compressed configuration from 4359 bytes to 1730 bytes[OK] Switch#
次のリブート時にスイッチが正しいシステム ファイルをブート アップできるように、ブート変数をもう一度チェックして、正しく設定されていることを確認します。これを行うには、show bootvar コマンドを発行します。
Switch#show bootvar BOOT variable = bootflash:cat4000-is-mz.121-11b.EW,1 CONFIG_FILE variable does not exist BOOTLDR variable does not exist Configuration register is 0x2102
改定 | 発行日 | コメント |
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2.0 |
07-Dec-2023 |
更新されたSEO、機械翻訳、およびフォーマット。 |
1.0 |
28-May-2002 |
初版 |