スイッチで実行されたすべての設定は、揮発性の実行コンフィギュレーションファイルに保存され、リブート間は保持されません。リブート後も設定を保持するには、すべての変更を完了した後、実行コンフィギュレーションファイルをスタートアップコンフィギュレーションファイルにコピーする必要があります。
次の内部ファイルタイプのコピーと複製の組み合わせが可能です。
この記事では、スイッチでコンフィギュレーションファイルをコピーまたは複製する方法について説明します。
注:スイッチのコンフィギュレーションファイルをダウンロードまたはバックアップする方法については、ここをクリックしてください。コンフィギュレーションファイルの更新方法については、ここをクリックしてください。
ステップ 1:スイッチのWebベースのユーティリティにログインします。デフォルトのユーザー名とパスワードは、cisco/cisco です。
注:すでにパスワードを変更したか、新しいアカウントを作成している場合は、代わりに新しいクレデンシャルを入力します。
ステップ 2:Administration > File Management > File Operationsの順にクリックします。
注:使用可能なメニューオプションは、デバイスのモデルによって異なります。この例では、SG350X-48MPスイッチが使用されています。
ステップ 3:Duplicateオプションボタンをクリックして、コンフィギュレーションファイルを別のコンフィギュレーションファイルにコピーします。
ステップ 4:[ソースファイル名]領域で、複製するファイルの種類のオプションボタンをクリックします。スイッチには、次のコンフィギュレーションファイルがあります。
注:この例では、実行コンフィギュレーションが選択されています。
ステップ 5:Destination File Name領域で、ソース設定ファイルによって上書きされる設定ファイルに対応するオプションボタンをクリックします。実行コンフィギュレーションファイルとスタートアップコンフィギュレーションファイルのみを選択でき、コンフィギュレーションファイルはそれ自体を上書きできません。
注:この例では、スタートアップコンフィギュレーションが選択されています。スイッチ内のすべての設定は、スタートアップコンフィギュレーションファイルに保存されます。
手順 6:Applyをクリックして操作を開始します。ソースファイルはターゲットファイルを上書きします。
操作が完了すると、[ファイル操作]ページに成功メッセージが表示されます。
これで、スイッチ上のコンフィギュレーションファイルが正常に複製されました。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
12-Dec-2018 |
初版 |